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  • フェルナンド・アロンソ 「“本職”に戻る準備はできている」 / F1カナダGP

    フェルナンド・アロンソ 「“本職”に戻る準備はできている」 / F1カナダGP

    フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)が、F1カナダGPへの意気込みを語った。

    F1モナコGPを欠場して参戦したインディ500で素晴らしいパフォーマンスをみせたフェルナンド・アロンソは、“本職”であるF1に戻ることを楽しみにしていると語る。

    「ここ最近は、北米で過ごす時間が長かったので、カナダでのレースも楽しみにしているよ!」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「インディ500は、他と比べようのないくらい素晴らしい体験だった。F1とは全く異なるドライビングスタイルとサーキットレイアウト、そしてマシンを経験できたことにも感動しました。ただ、僕は再び“本職”であるF1へ戻る準備も万全だ」

    「例年、カナダGPを楽しんでいる。マシン、ドライバーともに負担が大きい独特なサーキットで、本物のレーサーであるかが試されるコースだ。インディ参戦中も日々モナコGPのニュースをチェックして、ストフェルとジェンソンの好結果を把握していた。新たなアップグレードの感触が良く、信頼性も向上しているということだと思うので、カナダでさらに一歩前進できることを願っている」

    「ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのレイアウトは、いわゆるパワーサーキットで、マシンパワーと直線スピードに成績が左右される。モナコのような低速でコーナーの多いコースほどは、僕たちのマシンとの相性が良くないと思うが、MCL32へまた乗れることにワクワクしている。チームメンバーと再会し、今度は左回りだけでないコースに戻れるからね!」

    関連:2017 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ストフェル・バンドーン 「シャシーは前進している」 / F1カナダGP

    ストフェル・バンドーン 「シャシーは前進している」 / F1カナダGP

    ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)が、F1カナダGPへの意気込みを語った。

    前戦F1モナコGPでは、初のQ3進出を果たし、レースでもリタイアするまでポイント圏内を走行していたストフェル・バンドーンは、マクラーレンのシャシーは前進を果たしていると語る。

    「モナコでは、チーム全員にいろいろなことが起きた」とストフェル・バンドーンは振り返る。

    「マシンの感触は本当に良く、限界までプッシュできるパッケージだと感じたし、チームへポイントを持ち帰れるかもしれないと思っていただけに、リタイアは残念だった。チームが毎戦ハードワークをして作り上げてくれたアップグレードによって、シャシーは明らかに進歩している。だから、コース特性の異なるカナダでそれがどうなるか楽しみだ」

    「ここでレースをした経験がなく、僕にとっては未知のサーキットだけど、シミュレーターでかなりの量を走り込んだ。厳しいコースで、多くの人が“ドライバーズ・サーキット”という理由が分かったような気がする。やらなければいけないことが多く、忙しいサーキットなので高い集中力が要求される。“ウォール・オブ・チャンピオンズ”はそれを象徴するようなコーナーだ。レースに向けた準備やセットアップなどは、モナコと対極だが、こういった特性のサーキットを実際にドライブできることに興奮している」

    「レースはブレーキ、エンジン、そしてドライバーに厳しいものになると思うし、セーフティカーの出動もあり得るので、戦略とセットアップについてもよく考える必要がある。フェルナンドはここでの経験が豊富なドライバーなので、チームに帰ってきてくれるのは、僕にとってもいいことだと思っている。簡単なグランプリではないけど、モナコと違ってオーバーテイクのチャンスが多いので、混乱が起きればチャンスが増えると思う」

    関連:2017 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン 「現在進めている開発作業がいい傾向を示している」

    マクラーレン 「現在進めている開発作業がいい傾向を示している」

    マクラーレン・ホンダのエリック・ブーリエ(レーシングディレクター)が、今週末ジル・ビルヌーブ・サーキットで開催されるF1カナダGPへの意気込みを語った。

    「モナコとインディアナポリスでのレース両方に力を注ぎ、マクラーレン史上最も忙しかったと言える週末を終えたが、カナダGPへ気持ちを切り替えなければならない」とエリック・ブーリエはコメント。

    「モナコでは人気者のジェンソンが復帰し、特に予選で力強いパフォーマンスを発揮した。彼の腕は少しも衰えていないことを証明してくれたと思う。ストフェルも週末を通じて素晴らしい走りで、モナコのような手ごわいサーキットでも十分に戦える力があることを示してくれた。ポイント獲得を期待したものの、残念ながら叶わなかった。しかし、現在進めている開発作業がいい傾向を示しているので、いい形でカナダへ向かうことができる思っている」

    「そしてもちろん、マクラーレン・ホンダ・アンドレッティでインディ500に挑戦していたフェルナンドが、チームに戻ってくることも、とても楽しみだ。この数週間で彼が成し遂げたことは驚くべきもので、チームの誰もがフェルナンドと再会し、その印象的なパフォーマンスを称えるのを待ちわびている」

    「毎年、マクラーレン・ホンダのチーム全員が、モントリオールでの日々を楽しんでおり、カレンダーのなかでもお気に入りのレースであることは間違いない。グランプリ中はダウンタウンエリアに滞在するが、街の雰囲気は素晴らしく、いつも温かい歓迎を受ける。カナダの人々は、我々と同じくレースが大好きだし、レースも展開が読めずエキサイティングなことで評判だ」

    「マクラーレンはここで数々の勝利を手にしてきたが、なかでも有名なのは6年前のジェンソンの勝利だろう。4時間以上に及ぶレースで、まさに予想不能なカナダのレースを象徴するものだったと思う。また、悪名高き“ウォール・オブ・チャンピオンズ”は、多くのマシンと、ドライバーのプライドを打ち砕いてきた。こうした過酷なサーキットが、ドライバー、エンジニア、メカニックに対して、ほかでは見られない挑戦を強いる」

    「ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは高速コースで、タイトなシケイン、限られたランオフエリアとハードブレーキングが存在する。この特性は、我々のパッケージが持つ強みと合わないかもしれないが、さらなるパフォーマンスを引き出すために開発したパーツを持ち込み、毎戦限界までプッシュして戦うのみだ。まだまだ道のりは長いし、このサーキットは自分たちのパッケージが苦手とする環境ではあるが、持つ武器を最大限に活用し、コース上で訪れるすべてのチャンスをものにしていく」

    関連:2017 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 「フェルナンド・アロンソはマクラーレン・ホンダで時間を無駄にしている」

    「フェルナンド・アロンソはマクラーレン・ホンダで時間を無駄にしている」

    フェルナンド・アロンソはマクラーレン・ホンダで彼の時間を無駄にしている。そう語るのはモーターレース界のレジェンドであるマリオ・アンドレッティだ。

    先週末、フェルナンド・アロンソは、アンドレッティの息子マイケル・アンドレッティが率いるアンドレッティ・オートスポーツの一員としてインディ500に挑戦した。

    1978年のF1ワールドチャンピオンであるマリオ・アンドレッティは、フェルナンド・アロンソにフルタイムでのインディカー参戦を勧めているが、アロンソは今週末のF1カナダGPでマクラーレン・ホンダに戻る。

    「ドライバーを幸せにさせておく唯一のことはコンペティティブであることだ」とマリオ・アンドレッティは Marca にコメント。

    「それ以外のことは完全にフラストレーションになる。彼はキャリアの絶頂期にいながら、時間を無駄にしている。マクラーレンも同じ痛みを感じている。どうすれば一番になれるかを知っているチームだけにね」

    マリオ・アンドレッティは、マクラーレンとフェルナンド・アロンソは、この先上向いていくだけだと感じている。

    「彼にはとっては良くなるだけだ。彼らには優れたシャシーがあるようだし、エンジンの状況は良くなっていくだろう。彼はシーズンが終了するまでにポイントを獲得できると確信している」

    フェルナンド・アロンソは、インディ500でもホンダのエンジン故障によって失望を味わったが、マリオ・アンドレッティはインディ500に参戦するためにF1モナコGPを欠場したのは正しいことだと考えている。

    「彼の価値が上がったと保証する彼は尊敬を得るに相応しい。ここに敗者はいなかった。エンジンを除けばね」

  • フェルナンド・アロンソ、マクラーレン・ホンダの現状に「うんざり」

    フェルナンド・アロンソ、マクラーレン・ホンダの現状に「うんざり」

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダの現状に“うんざり”していると述べた。

    F1モナコGPを欠場して、インディ500に参戦したフェルナンド・アロンソは、来週末のF1カナダGPでF1の仕事に復帰する。

    「僕はハッピーだ。唯一足りないのは競争力だけどね」とフェルナンド・アロンソは EFE通信 にコメント。

    「今のホンダのエンジンではすべてのポテンシャルを可能にすることができるわけではない。それにはフラストレーションを感じることもある」

    「週末には全力を尽くそうとしているのに、何かが壊れてしまとちょっとうんざりしてしまうよね」

    マクラーレン・ホンダは、2018年以降もフェルナンド・アロンソとの契約更新を望んでおり、これ以上精彩を欠いたシーズンを送るわけにはいかないところだ。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザック・ブラウンは「我々は抱えている問題を解決しなくてはならない」と Marca にコメント。

    「2018年は遠い話ではない。我々はいかにしてトップにたどり着くかについて評価しなければならない」

    「まだはっきりとした答えは出ていないが、取り組んでいるところだ。現在の我々の位置を考えれば、来年にワールドチャンピオンシップを争うことなど非常に想像しがたいことのように思えるだろう。だが、大きな前進は可能だ。

    「今はどのようにそのポジションを手に入れるか見つけ出そうとしているところだ。夏休みまでにはまだ少し時間がある」

  • フェルナンド・アロンソ 「マクラーレン・ホンダは後半戦に競争的になる」

    フェルナンド・アロンソ 「マクラーレン・ホンダは後半戦に競争的になる」

    フェルナンド・アロンソは、2017年シーズン後半がマクラーレン・ホンダにとってより良いものになることを期待している。

    フェルナンド・アロンソは、F1モナコGPを欠場して、勝利を目指してインディ500に参戦したが、皮肉なことに、ホンダのエンジンが故障したことでその挑戦は終わった。

    F1モナコGPを欠場したことに後悔はないと語るフェルナド・アロンソは、来週末、カナダでマクラーレン・ホンダのF1カーに戻る。

    「今後に関して、カナダで僕たちは再び改善し続けるために頑張っていく」とフェルナド・アロンソは Marca にコメント。

    「クルマのパフォーマンスは毎回良くなっていると思う。バルセロナでは7番グリッドを獲得し、モナコでは2台揃ってQ3に進出した」

    「シーズン後半、僕たちはもっと競争的になるだろう」

    だが、それ以降についてのフェルナンド・アロンソの将来は不透明となっている。マクラーレン・ホンダとの契約は期限を迎え、アロンソはライバルチームへの移籍も除外していない。

    「将来についてはっきりしていることは何もない。でも、これまでよりも多くの可能性があると思っている。まだ時期尚早だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「夏が終わったら、冷静にすべてを検討して、最も魅力的な道を選ぶつもりだ。何も除外するつもりはないし、あらゆることにオープンだ」

    「僕の野心は常に勝つことだ」

  • マクラーレン・ホンダ:F1モナコGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1モナコGP 決勝レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1モナコGPの決勝で ジェンソン・バトン、ストフェル・バンドーンともにリタイアという結果に終わった。

    ストフェル・バンドーンは、レース中盤にほかのドライバーが次々とピットストップを行った際に7番手を走行。レース終盤には10番手を走行し、ポイントを獲得するためにいいポジションにつけていた。

    ただ残念ながら、バンドーンはレース終盤に導入されたセーフティカーが解除されたあと、アクシデントに見舞われた。タイヤとブレーキが冷えていたためにアンダーステアになり、サン・デボーテでタイヤウオールにクラッシュ。66周目でリタイアする結果となった。

    一方、今週末にバンドーンのチームメートとして出場したジェンソン・バトンにとって、午後のレースが厳しい内容になることは最初から分かっていた。パワーユニットのコンポーネント交換によってグリッド後方からのスタートを余儀なくされたため、戦略担当者はバトンを1周目でピットストップさせて、渋滞のない中で別の戦略に出ることを決断した。

    ただ、同じラップでザウバーもパスカル・ウェーレインをピットストップさせることにしたために、バトンのピットストップはすぐにその効果を失ってしまった。ピットストップ後にマシンを安全にリリースしなかったことで、ウェーレインに5秒間のペナルティーが科せられたものの、1周目の戦略的なピットストップがバトンの午後の残りのレースを決定づけるかたちとなった。

    前方を走るザウバーのマシンをなかなかオーバーテイクできなかったため、チームは戦略を練り直し、バトンはレース中盤でオプションタイヤに履き替えるためにピットインした。その後、ウェーレインに追いついたバトンは、ポルティエでイン側からのオーバーテイクを試みたものの、両マシンが激突。ウェーレインのマシンはタイヤウオールに横向きにクラッシュし、バトンはマシンの左側フロントコーナーを破損した状態でハーバーフロントの避難用道路の端にマシンを止めた。

    ジェンソン・バトン

    「今日は、レースでポジションを上げることができず、残念な一日だった。1周目から非常に難しいレースとなり、その後、ウェーレインとのアクシデントが発生した。彼のマシンのタイヤは、1周目から完全に摩耗した状態だった。僕はスタート直後にピットインし、レース開始時点から彼と同じ種類のタイヤを装着していたので、彼のタイヤの状態は分かっていた。タイヤが路面に付着したラバーの上を走るときにはグリップが全くないので、前のコーナーからの立ち上がりの際に、かなりのトラクションを抱えていた。十分に距離を置いた上でイン側を刺したつもりだったが、横を見ると、ウェーレインが僕に気づいていないことが分かった。そこで、後ろに下がろうとしたが、すでに手遅れだった。このマシンに乗っていると、周囲を見渡しにくいのは確かだ。ただ、イン側に入ったときに相手が自分のことを見えないかもしれないとは、その瞬間には思わない。オーバーテイクを仕掛けて、ちゃんと判断したと思ったが、うまくいかなかった。マシンが横転すると、ドライバーの頭がなにかにぶつかるかどうかが分からないので、そのような光景を目にしたくはない。ただ一番大事なことは、ウェーレインが無事だったことだ。彼と話をしたところ、当然のことながら少し動揺していたが、彼にケガがなかったことがなによりだ。今日は少しフラストレーションが溜まった。レーシングドライバーとしては、後方でドライブしているだけで、オーバーテイクのチャンスがないというのは難しいものだ。実際にオーバーテイクを仕掛けて、ちゃんと判断したつもりだったが、失敗に終わった。今週末に、マシンにダメージを与える結果になった点については、チームに対して申し訳なく思う。今日も数周は走行を楽しむことができた。ただ、マシンに損傷を与えるつもりは当然なかったし、そういった結果につながったことはそう多くはない。昨日はすばらしい気分だったし、予選を心から楽しむことができた。今週末は、たくさんのいい思い出を胸にサーキットを去る。フェルナンドが午後に安全で、いいレースをしてくれることを願っている。みんなで楽しみにしている」

    ストフェル・バンドーン

    「今週末に、1ポイントも獲得できなかったことは残念だ。今回は僕たち全員がもう少しいい結果を期待していたと思う。レース終盤の再スタートの際に、困難な状況になることは分かっていた。スーパーソフトタイヤを温めるのは常に難しく、セーフティカー導入時にオプションタイヤに履き替えたセルジオ・ペレス(フォース・インディア)とフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)を後方にとどめることはできないだろうと考えていた。ただ、セーフティカー導入時にタイヤ交換のためピットインすることは、僕たちの選択肢にはなかった。トップ10圏内を走行している際は、そのポジションを維持しなければならない。タイヤとブレーキをなかなか温めることができず、残念ながら1コーナーではどこにも行きようがなかった。今回の結果は、今週末に僕たちが期待していたものではないが、モナコ戦ではポジティブな点もあった。全体的なパフォーマンスはまだ十分ではないものの、今週末は有効な進化を遂げることができた。まだやるべきことは多くあるが、僕は前向きな気持ちでいる」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「モンテカルロのカジノを訪れて、大儲けをすることもあれば、手ぶらで帰ることもある。今日は我々にとって、運に恵まれなかった不運な一日であっただけに過ぎない。ジェンソンがレースを後方からスタートすることは、分かっていた。ただ、ザウバーが我々と全く同じ戦略に出たことで、渋滞のない中でジェンソンを走らせようという目論見が台無しになってしまったことは残念だ。ウェーレインのマシンが安全にリリースされなかったにもかかわらず、それによって彼が受けたペナルティーがジェンソンにとってはなんの得にもならなかったことは、残酷なことだったと言えるだろう。2台のクラッシュはレースでは起こり得るものだが、両ドライバーにケガがなくてよかった。その後は、残ったストフェルに焦点を当ててレースを展開し、今日はまずまずの結果が得られるのではないかと思っていた。ストフェルはレース全体にわたって、トップ10周辺を常に走行し、オプションタイヤでのペースは非常に期待できるものだった。プライムタイヤに履き替えたあとも、入賞することは確実だと思っていた。しかしながら、セーフティカー導入後のレース再開の際に、タイヤとブレーキが温まっていなかったためにアンダーステアとなり、1コーナーのタイヤウオールにクラッシュしてしまった。それでも、ポジティブな点はある。今週末はストフェルが、ドライビングとマシンに対する自信の持ち具合という面で、確実に一歩前進したと思う。また、ジェンソンは彼が今も偉大なチャンピオンであり、F1というスポーツにとってすばらしい大使の役割を担っていることを示してくれた。最後に、インディ500でレースに臨むフェルナンドと我々の仲間に『幸運を』というメッセージを送りたい」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「今日は残念なレースになってしまいました。ストフェルはペナルティーにより12番手からのスタートでしたが、プラクティスからペースがいいのは分かっていたので、オーバーテイクが難しいここモナコでも、ポイント獲得のチャンスはあると思っていました。実際に賢明なピット戦略と彼の見事な走りにより、ポイント圏内に届いたことはすばらしかっただけに、あのような接触でポイントを逃してしまったことは本当に悔しく残念です。ジェンソンにも速さはあったと思いますが、前を走るライバルに引っかかり、なかなかペースを上げられない状況でした。終盤の接触によりリタイアするかたちになりましたが、昨日の予選でのパフォーマンスなど、スポット参戦とは思えない活躍を披露し、伝統ある華やかな舞台でチームに明るい雰囲気をもたらしてくれた週末でした。テクニカルサーキットのモナコから一転、次戦はパワーサーキットであるカナダで、インディから戻ってくるフェルナンドを迎えて戦うことになります。次はカナダになりますが、まずはその前に、フェルナンドのインディ500での活躍をテレビで見守ることにします」

  • ストフェル・バンドーン、クラッシュリタイア / F1モナコGP

    ストフェル・バンドーン、クラッシュリタイア / F1モナコGP

    ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)は、F1モナコGPの決勝レースをリタイアで終えた。

    ポイント圏内10番手を走行していたストフェル・バンドーンだが、パスカル・ウェーレインとジェンソン・バトンのクラッシュによって導入されたセーフティカー明けのリスタート直後でのバトルで1コーナーを曲がり切れずにウォールにまっすぐ衝突。レースをリタイアした。

    マクラーレン・ホンダは、F1モナコGPをダブルリタイアで終えることになった。

  • ジェンソン・バトン、F1モナコGPはピットレーンスタート

    ジェンソン・バトン、F1モナコGPはピットレーンスタート

    マクラーレン・ホンダは、ジェンソン・バトンのマシンのセットアップを変更。ジェンソン・バトンは、F1モナコGPの決勝をピットレーンからスタートすることになった。

    今週、インディ500に参戦するフェルナンド・アロンソの代役としてF1モナコGPで1戦限りの復帰を果たしたジェンソン・バトンは、予選を9番手で終えた。

    しかし、ホンダは金曜日にMGU-Hとターボチャージャーを変更。15グリッド降格ペナルティを科せられ、最後尾からのスタートが決まっていた。

    マクラーレン・ホンダは、予選後にF1のパルクフェルメ規約を破り、バトンのマシンのセットアップを変更することを決定。結果として、ジェンソン・バトンは日曜日のレースをピットレーンからスタートすることを求められることになった。

    ジェンソン・バトンは予選後にグリッドペナルティは“痛手”だと認めていた。

  • マクラーレン・ホンダ:F1モナコGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダ:F1モナコGP 予選レポート

    マクラーレン・ホンダは、F1モナコGPの予選で、ジェンソン・バトンが9番手、ストフェル・バンドーンが10番手だった。

    F1モナコGPの予選では、両ドライバーが今年初めてそろってQ3進出を果たし、マクラーレン・ホンダは今シーズンの予選で最も競争力のあるパフォーマンスを披露した。

    ただ残念ながら、ストフェル・バンドーンとジェンソン・バトンはともにグリッド降格ペナルティーを受けるため(バンドーンは前戦のスペインGPでウィリアムズのフェリペ・マッサとクラッシュしたことから3グリッド降格。バトンは新しいMGU-Hとターボチャージャーを搭載したために15グリッド降格)、決勝では2人ともトップ10圏外からのスタートとなる。

    ストフェルバンドーンはQ2でクラッシュを喫し、最後のセッションに参加できなかったため、タイム計測を行うことなく10番手で予選を終了。モナコGPを12番グリッドからスタートする。一方、ジェンソン・バトンは予選9番手に入ったものの、グリッド降格ペナルティーによって最後尾からのスタートとなる。

    明日の目標は、モナコではポイントを獲得し、(今週末にアロンソが参戦している)インディ500で優勝することだ。

    ジェンソン・バトン (9番手)

    「今日の予選は大いに楽しむことができた。フリー走行はよかったものの、予選ではマシンのパフォーマンスをさらに調整する必要があり、まだ改善を続けているところだ。今年のタイヤは、動き・摩耗・寿命という点で、昨年のタイヤとは全く異なる。(ベストな状態に持っていくまでの)最後の数パーセントを理解するのは容易ではない。それでも、僕は満足している。今年唯一のレースとなる週末に、予選で9番手に入り、決勝を20番手からスタートすることになった! こんな機会に恵まれるとは思っていなかったので、僕にとっては素晴らしい思い出になる。この大きな、すばらしいマシンに乗って、モナコを駆け巡れることをとても幸運に思う。今週末の終わりには、予選9番手という結果を手にサーキットを去る。今日の結果には大いに満足すべきだと思っている」

    ストフェル・バンドーン (10番手)

    「今日はポジティブな一日だった。僕にとっては初のQ3進出だったが、その最後のセッションで走行できなかったことが残念だ。ここでは、競争力がさらに増すことを期待して現地入ったが、今週末に一歩前進できたことは確実だ。これまでの各セッションにおいて、僕たちはトップ10圏内のポジションにつけており、マシンの中では非常に落ち着いていて、自信が持てると感じた。自分の予選が小さなクラッシュによって終了してしまったことは残念だ。ただ、ここで限界まで懸命にプッシュしていると、こういうことはときに起こるものだ。チームと協力しながら、ようやくすべてが一つにまとまり始めていると感じている。明日の決勝では、コース上で楽しみたいという一心だ」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「本日の予選では、ポジティブな点があった。非常にいいパフォーマンスをみせ、期待に応える結果を出した。今季初めて2台揃ってQ3に進出した。仮に明日も今日の予選順位からスタートできるのであれば、両マシンで強力なポイントを獲得するチャンスを見据えていただろう。それでも、まだポイント獲得の可能性がゼロだとは思っていない。グリッド降格ペナルティーによって12番手(ストフェル)および20番手(ジェンソン)からのスタートとなるが、このストリートサーキットではどんなことも起こり得る。さらに、我々のマシンには速さがあるだけでなく、高いドライバビリティも備わっている。そのドライバビリティは、明日このタイトで曲がりくねったサーキットを78周走行する中で、ドライバーにとって大きな手助けとなるだろう。まだ全てを失ったわけではない。レースではプッシュし、多少のリスクを背負ってでも懸命に戦う。明日、モンテカルロのカジノが、私たちに幸運をもたらしてくれるかどうかみてみよう」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「今日はポジティブとネガティブの両面があった日だと思います。予選自体は今シーズン初の2台そろってのQ3進出を果たすことができた一方で、ジェンソン、ストフェルともにペナルティーにより決勝を後方からスタートしなければならないことは残念に思っています。ストフェルについては初のQ3進出ということで、今日はその実力を存分に見せてくれたと思います。Q2での最後のクラッシュは残念でしたが、全力でプッシュしている状況下では時として起こりうることだと思います。チームは今晩、全力でマシンの修復にとりかかります。明日の決勝は13番手からのスタートですが、木曜からのペースをみていると十分にポイント獲得のチャンスがあると考えていますので、明日走りをみることを楽しみにしています。ジェンソンは、木曜日のFP2後にPUを一部交換したために決勝での15グリッド交換のペナルティーが決まっていた状況でしたが、その中でもモチベーションを高く保ち、すばらしい走りをみせてくれました。このような状況でモナコの予選を走るのは難しいものだと思いますが、ベテランらしく、スポット参戦でもきちんと結果を残してくれました。明日までに残された時間は限られていますが、今日得られたデータの分析を進め、決勝ではさらに速さをみせられるよう、ベストなセッティングを目指して作業を続けていきます」

    関連:F1モナコGP 予選:ライコネンがポール、フェラーリがフロントロー独占