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  • ブレンドン・ハートレー、ポルシェから来期のフォーミュラEに参戦?

    ブレンドン・ハートレー、ポルシェから来期のフォーミュラEに参戦?

    トロロッソ・ホンダのF1シートを喪失したブレンドン・ハートレーは、シーズン6からワークス参戦するポルシェとともにフォーミュラEに転向することになるかもしれない。

    トロロッソ・ホンダは、2019年のダニール・クビアトのチームメイトとしてルーキーのアレクサンダー・アルボンを起用することを発表。ブレンドン・ハートレーはF1シートを喪失することになった。

    2019年にF1グリッドに並ぶ可能性がなくなったブレンドン・ハートレーは、2019年のための様々な異なるレースを評価しており、 RACER は来シーズン末のシーズン6からポルシェがワークス参戦するフォーミュラEが選択肢になるだろうと報じている。

    ポルシェは、メルセデスとともにシーズン6からフォーミュラEに参戦。ブレンドン・ハートレーは、2017年にポルシェがFIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスから撤退した後もポルシェとの関係を維持している。

    ブレンドン・ハートレーは、ポルシェとともに2度のWECチャンピオンを獲得。2017年にはル・マン24時間レースも制している。

    だが、ブレンドン・ハートレーは、F1には“やり残した仕事”があると感じていると語ってる。

    「日曜日に誇りを持ってサーキットを離れた。これまでの自分のストーリーと旅路にはとても誇りも持っている。でも、F1にはやり残した仕事があると感じている」とブレンドン・ハートレーは自身のTwitterでコメント。

    「当面はその気持ちは心に留めておく。以前にもスピードバンプにヒットしたことはあったし、厳しい状況が自分をもっとスよくしてくれると強く信じている。それに、それを助けてくれる素晴らしいニュージランドのサポートクルー、家族、友人、そして、妻もいる」

    「トレイナーのリッチ、そして、今シーズン、僕を支えて、一緒に仕事を楽しんできたトロロッソの500名強のスタッフにも感謝している。エンジニアリングチーム、マーケティン、PR、ロジスティック、ホスピタリティクルー、ファクトリースタッフ、そして、もちろん、ホンダ・レーシングの全員にね」

    「今年、世界中のファンから受けたサポートには本当に感謝している。まだ僕のストーリーには書かなければならない多くのペースがあるし、次の章でその機会を最大限に生かしたいと思っている」

    フォーミュラEには年々F1経験者の参戦が増えている。2018/2019シーズンにはストフェル・バンドーン、フェリペ・マッサ、パスカル・ウェーレインが参戦。セバスチャン・ブエミ、ジャン・エリック・ベルニュ、ネルソン・ピケJr.、ルーカス・ディ・グラッシ、ジェローム・ダンブロシオといったF1経験者とレースを戦う。

  • ポルシェ、第8世代へと進化した新型911を世界初公開

    ポルシェ、第8世代へと進化した新型911を世界初公開

    ポルシェは、第8世代へと進化したポルシェ911のワールドプレミアをロサンゼルスモーターショーの前夜に実施した。

    エクスクルーシブなスポーツカーのベンチマークを再び確立する新型911は、ポルシェのデザインDNAに対する紛れもない忠実性、力感あふれるエクステリア、10.9インチタッチスクリーンモニターを装備したインテリアによって、911としての不変性と現代性を併せ持つ。

    インテリジェントな車両コントロールとシャシーエレメント、そして革新的なアシスタンスシステムは、リアエンジンスポーツカーである911ならではの妥協なきダイナミクスと、今日に求められるデジタル性を備えている。

    さらなる成長を遂げたこれまで以上にパワフルな新世代の水平対向6気筒ターボエンジンは、331kW(450PS)の最高出力(Sモデル)を発生。インジェクションプロセスの改善、ターボチャージャーの新しいレイアウト、給気冷却システムによって駆動効率が向上しており、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッションがそのパワーを路面に伝える。新たなハイライトとして、濡れた路面の走行を安全にするポルシェ ウェットモード、熱探知カメラを備えたナイトビジョンアシスト、群知能を使用する広範なコネクティビティ含む新しいアシスタンスシステムが含まれる。

    ポルシェ 新型911 450 PSを発生するカレラSモデル
    450 PSを発生するカレラSモデル
    911 カレラSと911 カレラ4Sの水平対向6気筒ターボエンジンは、先代を22kW(30PS)上回る、最高出力331kW(450PS)を発生し、0-100km/h加速タイムは4秒の壁を打ち破り、後輪駆動クーペの911 カレラSは3.7秒、4WDモデルの911 カレラ4Sはわずか3.6秒でそれぞれ先代モデルを0.4秒上回る。オプションのスポーツクロノ パッケージ仕様車では、さらに0.2秒速くなる。最高速度は308km/h(911 カレラS)と306km/h(911 カレラ4S )に達する。911 カレラSの燃料消費量(NEDC)は8.9リッター/100km、911 カレラ4Sは9.0リッター/100km。

    ポルシェ 新型911明確なデザインランゲージ、紛れもないアイデンティティー
    明確なデザインランゲージ、紛れもないアイデンティティー
    完全に新しいエクステリアのデザインは、タイプ992へと生まれ変わった911の優れた性能を強調している。よりワイドなホイールアーチ、そして20インチ(前)と21インチ(後)のホイール。全モデルを通して同じ幅のリアエンドは、スリムなセンターセクションを引き立てる。フロントボディは45mmワイドになり、ドアと面一の電動ポップアウトハンドルは、テーパーの付いた滑らかなサイドラインを際立たせる。新しいLEDヘッドライトを繋ぐフロントリッドのラインは、初代911を彷彿させる。全モデルのリアでは、ワイドな可変式リアスポイラーとエレガントなシームレスのライトバーが印象的。フロントセクションとリアセクションを除くボディはアルミニウム製となる。

    完全に新しいインテリアは、埋め込まれたメータを備えたダッシュボードのクリアで直線的なラインを特徴とした1970年代の911モデルを想起させる。ポルシェ特有の中央のレブカウンターの横に位置する2つのフレームレスの薄型自由形状ディスプレイがドライバーに必要な情報を提供する。PCMの10.9インチセンタースクリーンは、新しい構造によって迅速に操作することが可能。スクリーンの下の5個のスイッチを備えたコンパクトなユニットによって、重要な車両機能に直接アクセスすることができる。オールタイムのコネクティビティ、新しい機能とサービスによって未来に向かって911のデジタル化は次の段階に進む。標準装備のPCMには、大量のデータに基づくオンラインナビゲーションとポルシェ コネクトプラスが含まれる。

    ポルシェ 新型911 安全性と快適性を高める新しいアシスタンスシステム
    安全性と快適性を高める新しいアシスタンスシステム
    ポルシェは、世界で初めて新開発のウェットモードを標準装備する。この機能は路面の水を検知し、それに基づいてコントロールシステムを調整してドライバーに知らせる。ドライバーは、スイッチを押すか、またはステアリングホイールのモードスイッチ(スポーツクロノ パッケージ仕様)を使用して、安全性を重視する設定に切り替えることができる。同様に標準装備されるウォーニングおよびブレーキアシストシステムは、動く物体との衝突の危険を検知し、必要に応じてエマージェンシーブレーキを作動する。熱探知カメラを備えたナイトビジョンアシストが、911に初めてオプションで用意されます。オプションのアダプティブクルーズコントロールは、オートマチックディスタンスコントロール、スタート/ストップ機能、リバーシブルオキュパントプロテクション、および革新的な自動エマージェンシーアシスト機能を含む。

  • F1チーム、元ポルシェLMP1のチーム代表の獲得を狙う

    F1チーム、元ポルシェLMP1のチーム代表の獲得を狙う

    F1チームが、元ポルシェでLMP1チームを率いたアンドレアス・ザイドルの獲得を目指していると報じられている。

    ポルシェは2017年限りでFIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスから撤退。チーム代表を務めてきたアンドレアス・ザイドル(42歳)は、ポルシェのフォーミュラEプログラムを統括する役割を与えられている。

    アンドレアス・ザイドルは、2009年までBMWザウバーF1チームに在籍し、その後2012年にBMWのDTM(ドイツツーリングカー選手権)の責任者を就任し、ブルーノ・スペングラーのタイトル獲得に貢献した。

    その後、2014年にポルシェのLMP1プログラムを率いて、2015年から2017年にWECのダブルタイトルを3連覇。その3シーズンではル・マン24時間レースもすべて制するという素晴らしい経歴を積んできた。

    ポルシェは、2021年のエンジンルール策定の会議に出席していたが、F1参入をコミットしていない。それにより、アンドレアス・ザイドルはF1への転向を決断したとされている。

    アンドレアス・ザイドルが、どのF1チームに加入するかはまだ明らかになっていないが、様々なチームが獲得を狙っていると報じられている。

    そのひとつに挙げられているのがフェラーリだ。アンドレアス・ザイドルは、BMW時代にセバスチャン・ベッテルのF1デビューを見守っており、ベッテルのことをは良く知っている。だが、フェラーリの広報担当はチームのマネジメント変更の予定はないとこの噂を否定している。

    ウィリアムズとマクラーレンもチーム再建を進めているが、どちらもトップレベルの役職に空きはない。

    また、Speedweek は、メルセデスがアンドレアス・ザイドルのために“新たなポスト”を設けてオファーしていると報じている。

  • ポルシェとランボルギーニ、2021年のF1参入を除外

    ポルシェとランボルギーニ、2021年のF1参入を除外

    フォルクスワーゲンのインサイダーは、ポルシェにとってタイミングが“不適切”であるとして近い将来のF1参入を否定した。

    ポルシェは、新たなエンジンレギュレーションの策定に関与しており、2021年のF1参入を検討していた。しかし、MGU-Hの廃止を含む問題が片付くことはなく、ポルシェの関心は低下している。

    ポルシェはフォルクスワーゲン・グループ傘下のブランドだが、フォルクスワーゲンのインサイダーは「F1参入にとってタイミングがとにかく不適切」だと Auto Motor und Sport にコメント。

    一方、元フェラーリのF1チーム代表で、現在はランボルギーニのCEOを務めるステファノ・ドメニカリもランボルギーニのF1参入を除外している。

    「勝つことのない参戦するだけの投資としてはあまりに高すぎる」とステファノ・ドメニカリは Auto Bild にコメント。

    「F1に二階級社会がある限り、それは我々にとっての競技場ではない。参入するのであれば、強くなければならないし、勝てなければならない」

    「ランボルギーニのプライオリティは異なっている。フェラーリはレースで生まれた。ランボルギーニはそうではない」

    先月、FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、2021年に新しいメーカーが参入する可能性は低いと認めている。

    「私のプライオリティは(既存の)4メーカーを確実に維持することだ」とジャン・トッドはコメント。

    「私はずっと『OK、我々は新しいメーカーを引きつけたいので、全てを変えよう』というのは4メーカーに対して非常にアンフェアだと言ってきた。彼らはどう思う? 彼らは数年間いろいろと投資してきたのに、1~2社が入ってくるかもしれないからといってレギュレーションを完全に変えるか?」

    「エンジンレギュレーションが革命ではなかったのはそれも理由のひとつだ。今後、我々が4メーカーを確保することができれば、それは素晴らしい業績だ」

  • ポルシェ、ミッションEクロスツーリスモの市販化にゴーサイン

    ポルシェ、ミッションEクロスツーリスモの市販化にゴーサイン

    ポルシェAGの取締役会は、10月18日の会議において、ツッフェンハウゼンによる2台目のフル電動スポーツカーとなるミッションEクロスツーリスモの市販化にゴーサインを出した。

    ポルシェは、2018年のジュネーブモーターショーで発表されたこの車両の生産のために、ツッフェンハウゼンの本社工場に新たに300人の雇用を創出する。

    今年のジュネーブモーターショーで発表されたコンセプトモデル、ミッションEクロスツーリスモはショーの目玉としてモーターショーの来場者やメディアから好評を博した。4ドアのクロスツーリスモは800Vのシステムを搭載し、急速充電ネットワークへの接続が用意されている。システム出力は600PSを誇り、航続距離は500 km(NEDC)に達する。

    この車両はタイカンの派生モデル。初のフル電動スポーツカーであるタイカンは、2019年にヨーロッパで発売される。タイカンの導入はツッフェンハウゼンで1200人の新たな雇用を創出する。持続可能な生産を重要視し、カーボンニュートラルを実現している。ポルシェは、2022年までにエレクトロモビリティのために60億ユーロ以上を投資する予定としている。

    Porsche Mission E Cross Turismo

  • メルセデス、2021年のポルシェのF1参入を望む

    メルセデス、2021年のポルシェのF1参入を望む

    メルセデスは、ポルシェが2021年にライバルとしてF1に復帰するならば大歓迎だと語る。

    フットワークのF1エンジンサプライヤーだった1991年を最後にF1から遠ざかっているポルシェだが、昨年10月に2021年のF1エンジンに関する基本パッケージが発表されて以来、既存の4社のエンジンメーカーとともに今後のF1パワーユニットに関する議論に参加している。

    現状では、FIA(国際自動車連盟)とリバティメディアからの正式なコミットメントはないが、ポルシェは既存チームのパートナーとしてではなく、独自にマニュファクチャラーとしてF1に復帰すると考えられている。

    すでにポルシェは、レッドブル・レーシングとウィリアムズへのF1エンジン供給が噂されている。ウィリアムズは過去にポルシェとの技術パートナーシップを経験しており、さらに大胆な推測として、ポルシェがレッドブル・レーシングを買収して、コンストラクターズとしてワークス参戦するとの噂もある。

    メルセデスのモーータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ポルシェが、フェラーリ、ルノー、そしてホンダとのバトルに加わることになれば嬉しいと語る。

    「我々の小さなプレイグラウンドに戦いが増えれば増えるほど、より楽しいものになるだろう」とトト・ヴォルフは Sky F1 にコメント。

    「ポルシェは関心を持って状況を見ているようだが、どうなるかはまだはっきりしていない。彼らは話し合いの場を持ち、彼らの意見を伝えている」

    また、トト・ヴォルフは、まだ2021年のF1パワーユニット規約の詳細は議論が進行中であると述べた。既存エンジンサプライヤーは、テクノロジーと差別化を維持し、標準パーツの数を制限することを熱望している。

    「まだ確定ではないが、来週のストラテジーグループでもう少し詳しく聞くことになるだろう」とトト・ヴォルフはコメント。

    「これまでの話し合いのなかで議題に挙げられていることは、すべてのエンジンマニュファクチャラーの間で合意には至っていない。今後の議論はかなりタフなものになると思う」

    「我々にとっては効率化という点で技術的なメッセージがまだそこにあることが重要だ。なぜなら、世界全体が環境に優しく、電化に移行している今、『効率化はパフォーマンスと等しい』というメッセージが重要だ。我々が歴史的なノスタルジアのために20年前に戻れば、それは過ちとなるだろう」

    「それは我々が望んでいることではない。非常に高いパフォーマンスと効率化のレベルにとどまる必要がある」

    「標準パーツではなく、千差万別でなければならない。それが我々すべてのエンジンマニュファクチャラーにとって重要なことだ」

    4月初めにリバティメディアが発表した2021年以降のF1の将来についての計画では、エンジンは5つの核となる要素に含まれていたものの、フェラーリやメルセデスが難色を示していたMGU-Hの廃止は省かれていた。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治も、MGU-Hは市販車の関連性のあるテクノロジーであり、今後も存続することを願っているとのホンダのスタンスを語っている。

    「MGU-Hはあってほしいです。我々はまだ2021年の全てを決定したわけではないと思っています。我々はFIAの方向性を尊重していますし、他のマニュファクチャラーの方向性も尊重しますが、MGU-Hはあってほしいと考えています。将来のテクノロジーの最高峰であり、市販車にも関連性がありますからね。我々としては存続してほしいです」と田辺豊治はお面と。

    「詳細に関しては明らかにしていかなければならないことがたくさんあると思います。我々は全体的な要約は把握していますが、詳細は持っていません。そこはクリアにしていかなければならない部分ですし、議論中です。多くのアイデアを考えています」

    「エネルギーマネジメントもシステムをコントロールしています。改善することはできますし、我々の市販車部門にも役立ちます。我々は市販車部門に協力できると思っています。そのエリアに取り組み続けることは我々にとって技術的なチャレンジです。我々にとっても重要なことだと言えます」

  • ポルシェ919ハイブリッド Evo、ニュルでラップタイム新記録を樹立

    ポルシェ919ハイブリッド Evo、ニュルでラップタイム新記録を樹立

    ポルシェのワークスドライバー、ティモ・ベルンハルトは6月29日(金)、ル・マン ウィナーマシン、919ハイブリッド Evoを駆りニュルブルクリンク 北コースで5分19秒55のラップタイム新記録を樹立した。

    これまでル・マン24時間で2度の総合優勝を果たし、昨年のFIA世界耐久選手権(WEC)ドライバータイトルを獲得したティモ・ベルンハルトは、1983年5月28日にシュテファン・ベロフが956Cで樹立した伝説的な6分11秒13のラップタイムを35年間振りに更新した。

    919ハイブリッド Evoは、ル・マン プロトタイプレーシングカーとしてポルシェが開発し、2015年から3年連続でル・マン24時間レースの総合優勝とWECのマニュファクチュアラーズタイトルおよびドライバーズタイトルを獲得した919ハイブリッドをベースとしている。

  • 【ル・マン24時間】 ポルシェ、GTEカテゴリーを完全制覇

    【ル・マン24時間】 ポルシェ、GTEカテゴリーを完全制覇

    ポルシェは、世界で最も過酷な長距離レースのGTEプロとGTEアマの両クラスで優勝を飾り、再び歴史的な偉業を成し遂げた。GTE-Proクラスのポルシェ911 RSR #92は、第86回ル・マン24時間レースにおいて344周を走破して優勝を獲得した。ドライバーのケヴィン・エストル(フランス)/ローレンス・ヴァンスール(ベルギー)/ミカエル・クリステンセン(デンマーク)組は、長い伝統を持つ13.626kmのサーキットで非のうちどころのないパフォーマンスを発揮してレースのほぼ全般に渡ってリードを保ち、ポルシェに106回目のクラス優勝をもたらした。

    リヒャルト・リーツ(オーストリア)/フレデリック・マコヴィエッキ(フランス)/ジャンマリア・ブルーニ(イタリア)組が駆る#91は、GTE-Proクラスにおけるポルシェのワン・ツーフィニッシュに貢献した。フレデリック・マコヴィエッキは、1時間半にわたって追い上げてくるライバルと熾烈な戦いを繰り広げて見せ場を作り、全ての攻撃をかわして2位を飾った。ル・マンにおけるこの勝利と2位フィニッシュによって、ポルシェは、FIA WECのドライバーズとマニュファクチャラーズの両選手権でリードを広げている。

    #93のパトリック・ピレ(フランス)/アール・バンバー(ニュージーランド)/ニック・タンディ(英国)組は、夜間に発生したテクニカルトラブルの修復にピットで25分を費やし、11位に終った。ロマン・デュマ(フランス)/ティモ・ベルンハルト(ドイツ)/スヴェン・ミューラー(ドイツ)組がステアリングを握る#94は、夜間にサスペンションが損傷し、レース開始から7時間後にリタイアした。

    デンプシー・プロトン・レーシングの#77は、GTE-Amクラスで見事な優勝を飾った。華麗な走行を見せたポルシェ ヤングプロフェッショナルのマット・キャンベル(オーストラリア)/クリスティアン・リード(ドイツ)/ポルシェ ジュニアのジュリアン・アンロエア(フランス)組は、ポルシェに107回目のクラス優勝をもたらした。弱冠18歳のジュリアン・アンルエアはル・マンにおける最年少のクラス優勝者となった。

    デンプシー・プロトン・レーシングの911 RSR #88は、サスペンションの損傷によってリタイア。#99は僅差で表彰台を逃して4位を獲得した。911 RSR #80(エビモータース)と#56(チーム・プロジェクト1)は6位と7位だった。ガルフレーシングの#86は、ライバルの事故に巻き込まれ、レース序盤で後退を余技なくされた。その後、チームは全力を尽くし10位まで挽回してゴールしている。

    Dr.ヴォルフガング・ポルシェ (ポルシェAG監査役会会長)
    「ポルシェにとっては、完璧な週末になりました。70周年にこれ以上を望むことはできません。計画通りにいくことではありませんが、実現した時は言葉では表現できない素晴しい感動があります。このような成功を可能にしたドライバー、チーム、そして全従業員の皆さんを非常に誇りに感じています。おめでとうございます。」

    オリバー・ブルーメ (ポルシェAG社長)
    「このレースのために綿密な準備をして何ヶ月間も努力し、チーム全体が完璧な仕事をしました。GTE-ProクラスとGTE- Amクラスのダブル優勝を本当にうれしく思います。これは当社の従業員の皆さんによる素晴しい功績です。ポルシェはル・マンの一部であり、ル・マンはポルシェの一部といえます。」

    ミヒャエル・シュタイナー (ポルシェAG研究開発)
    「ポルシェ911は世界最高のスポーツカーかつ真のレーシングカーであり続けています。70周年に際してGTE-ProクラスとGTE-Amクラスで優勝を飾ること以上に素晴しいことはありません。ポルシェはトップランナーに返り咲きました。ここが我々の居るべき場所です。」

    フランク=シュテッフェン・バリサー博士 (モータースポーツ/GTカー担当副社長)
    「感動しました。素晴しい戦いで、チームの仕事は完璧でした。最終的に優勝を飾り、信じ難い偉業を達成しました。GTEカテゴリーの完全制覇は、ポルシェの70周年にとって最高のギフトです。世界選手権でも大きなポイントを稼ぐことができ、不安は喜びに変わりました。」

    パスカル・ズールランデン (GTファクトリーモータースポーツ ディレクター)
    「予選、そして今日の決勝も完璧でした。GTE-ProクラスとGTE-Amクラスの勝利は、ワークスとカスタマーの両カテゴリーにおいてポルシェが完璧であることを明確に示しました。我々はマニュファクチャラーズとドライバーズの両選手権でもリードを広げています。全てが完璧なレースでした。」

    ケヴィン・エストル(ポルシェ911 RSR #92)
    「まだ信じられません。何と表現してよいのかわかりません。今日は人生で最高の日です。世界で最もタフで、そして素晴しいレースで優勝を飾ることができました。本当に言葉で表わすことができません。」

    ミカエル・クリステンセン(ポルシェ911 RSR #92)
    「言うべき言葉が見つからないほど素晴しいレースでした。クルマはスタートから速く、セーフティカーの発動時も幸運を得て後続との差を開けることができました。この時点からリードを保つことに焦点を合わせました。終盤の3分の1はリスクを避けることを心がけました。これが功を奏しました。」

    ローレンス・ヴァンスール(ポルシェ911 RSR #92)
    「最も素晴しい日を超えて僕のキャリアで最高の日です。そうです、ル・マンで優勝を飾りました。何と言えばよいのか。本当にまだ信じられません。ケヴィン、ミカエルと私は完璧に補い合いました。今日はチーム全員が素晴しい仕事をしました。」

    フレデリック・マコヴィエッキ(ポルシェ911 RSR #91)
    「我々のクルマは非常に速かったのですが、見事な安定を見せた#92に追い付くことはできませんでした。1時間以上にわたってライバルと2番手のポジションを激しく競い合いました。これはレーシングドライバーにとっては本当に楽しいことです。しかし、この段階でも先頭との差を縮めることはできませんでした。ル・マンの2位をチームとともに喜びたいと思います。来年は優勝を狙います。」

    ジャンマリア・ブルーニ(ポルシェ911 RSR #91)
    「このワン・ツーフィニッシュは、ポルシェにとって、そして私達のチームにとってすばらしいものです。良いレースでしたし、#92の911 RSRともすばらしい戦いができました。私達はできることはすべてしましたが、チームメイトの#92はまったくミスを犯しませんでした。彼らの走りは勝利に値します。」

    リヒャルト・リーツ(ポルシェ911 RSR #91)
    「今日は、ポルシェにとって記念すべき日となりました。このワン・ツーフィニッシュは、70周年のすばらしい贈り物です。良いレースができました。1位と2位以上を望むことはできません。これは、未来のGTレースを予見させる結果であり、私達はそれに投資する必要があります。」

    ニック・タンディ(ポルシェ911 RSR #93)
    「優勝できなかったのはもちろん残念です。しかし、そんな残念さはあっても、良いレースであったことは認めなければなりません。私達の車両が良いペースで走行し、トップを走るグループに引けを取らなかったのは、見ていて気分が良かったです。残念ながら、テクニカルトラブルで大幅に遅れました。今年は運がなかったということです。」

    アール・バンバー(ポルシェ911 RSR #93)
    「残念なことに、オルタネーターの交換で失った貴重な時間を取り戻すことができませんでした。しかし、私はIMSAウェザーテックで911RSRをシェアしているローレンス・ヴァンスールの活躍を嬉しく思います。2週間後、2名のル・マン勝者がワトキンスグレンでコックピットに乗り込みます。」

    パトリック・ピレ(ポルシェ911 RSR #93)
    「難しいレースでした。何度かは、先頭グループと競るなどクルマも速かったのですが、テクニカルトラブルで大きく後退してしまいました。私達はレースを走り切ることを優先し、辛くも11位でフィニッシュしました。しかし、それがル・マンというものです。私達は来年また挑戦します。」

    イェルク・ベルクマイスター(ポルシェ911 RSR #56)
    「幸運と不運が入り交じったレースでした。一時は、2位にも手が届くポジションで走行し期待を持ちましたが、終盤にブレーキのトラブルに見舞われ、後退しました。しかし、チームは必ず将来に役立つ多くの貴重な経験を蓄積することができました。」

    ジュリアン・アンロエア(ポルシェ911 RSR #77)
    「私は18歳にして初めてル・マンに参戦する機会を与えてもらい、優勝しました。私は、チーム全員を非常に誇りに思っています。優勝はまだ信じられない気持ちです。私は史上最年少ル・マン勝者になりました。素晴らしことです。」

    クリスティーナ・ニールセン(ポルシェ911 RSR #80)
    「ル・マン初参戦の我々にとって、6位は非常に良い結果です。私達は懸命に努力し、ミスも非常に少なかったです。チーム全員を非常に誇りに思います。私達は向上するための努力を続け、来年も参戦できるよう願っています。」

    ベン・バーカー(ポルシェ911 RSR #86)
    「24時間が終わった後、残念ながら私達は目指した結果を出すことができませんでした。アクシデントの後も含め、私達のクルマは非常に速かったです。チームはめざましい仕事をしてくれましたし、まったくミスもありませんでした。最初のアクシデントは、運が悪かっただけです。」

    マッテオ・カイローリ(ポルシェ911 RSR #88)
    「リタイアという結果は非常に残念です。サスペンションが破損し、私はクルマを救うことができませんでした。しかしアクシデントがハイスピード区間で起きなかったのは、不幸中の幸いでした。そうだったら、最悪の結果になっていたかも知れません。」

    パトリック・ロング(ポルシェ911 RSR #99)
    「ル・マンで走ることができ、すごく愉しかったです。特に、夜間のスティントが面白かったです。ニュー911 RSRのライトは優れた進化を遂げています。私達は、GTE-Proクラスでの911 RSRの優勝をとても嬉しく思っています。」

    パトリック・デンプシー (デンプシー・プロトン・レーシング共同オーナー)
    「言葉が見つかりません。全員がすばらしい仕事をしました。この勝利はチーム全員のものです。レースは信じられないほどすばらしく、私達はひとつもミスをせず、私達の仕事は、この偉大な成功という形で報われました。私がどれほどポルシェを誇らしく思っているか、ポルシェのために喜んでいるかを言葉で伝え切ることはできません。」

    レース結果
    GTE-Proクラス
    1. クリステンセン/エストル/ヴァンスール(デンマーク/フランス/ベルギー)組、ポルシェ911 RSR、344周
    2. リーツ/ブルーニ/マコヴィエッキ組(オーストリア/イタリア/フランス)組、ポルシェ911 RSR、343周
    3. ハンド/ミューラー/ボーデ(米国/ドイツ/フランス)組、フォードGT、343周
    11. ピレ/タンディ/バンバー(フランス/英国/ニュージーランド)組、ポルシェ911 RSR、338周

    GTE-Amクラス
    1. リード/アンロエア/キャンベル(ドイツ/フ?ëンス/オーストラリア)組、ポルシェ911 RSR、335周
    2. フロー/カステラッチ/フィジケラ(スイス/イタリア/イタリア)組、フェラーリ488 GTE、335周
    3. キーティング/ブリークモラン/ストルツ(米国/オランダ/ドイツ)組、フェラーリ488 GTE、334周
    4. ロング/パパス/パンペリー(米国/米国/米国)組、ポルシェ911 RSR、334周
    6. バビーニ/ニールセン/マリス(イタリア/デンマーク/フランス)組、ポルシェ911 RSR、332周
    7. ベルクマイスター/リンゼイ/ペルフェッティ(ドイツ/米国/ノルウェー)組、ポルシェ911 RSR、332周
    10. ウェインライト/バーカー/デビンソン(英国/英国/オーストラリア)組、ポルシェ911 RSR、324周

  • ポルシェ、電気自動車“ミッションE”の正式名称を『タイカン』に決定

    ポルシェ、電気自動車“ミッションE”の正式名称を『タイカン』に決定

    ポルシェは、純粋な電気自動車を表現するため現在“ミッションE”と呼ばれているコンセプトスタディモデルの正式名称をタイカン(Taycan)に決定した。

    ポルシェ初の純粋な電気自動車の生産が来年開始され、モビリティの未来がさらに一歩近づく。タイカンという名称は、1952年以来、ポルシェ クレストの中心にある跳ね馬のイメージに基づいており、「生気あふれる若馬」を意味する。

    「ポルシェの新しい電動スポーツカーはパワフルで高い信頼性を備えます。長距離を確実に走行することが可能で、まさに自由を象徴する車です」と、ポルシェAG取締役会会長のオリバー・ブルーメは説明した。東洋的な名称は、ポルシェ初のフル電動スポーツカーが、ブランドのスピリットを供えていることを表している。この名称は、「ポルシェ スポーツカー70周年」のセレモニーの一環として発表された。

    600PS(440kW)を超えるシステム最高出力を発生する2基の永久磁石シンクロナス・モーター(PSM)の0ー100km/h加速タイムは3.5秒以下で、0ー200km/h加速タイムは12秒を下回る。こうしたパフォーマンスに、電気自動車では前例のない連続的な出力レベルも付加される。つまり、性能を損なうことなく幾度ものジャンプスタートを連続して行うことが可能で、航続距離は500km以上(NEDC : 新欧州サイクル)におよぶ。

    ポルシェのモデル名に隠された真の意味
    ポルシェのモデル名は、たいていの場合その特徴との具体的なつながりがある。ボクスターは、ボクサーエンジンとロードスターデザインを組み合わせたもの。カイエンは刺激を意味し、ケイマンは鋭敏と俊敏性、そしてパナメーラは標準的なグランツーリスモを超えて、かつてのカレラ・パナメリカーナのような長距離レースで優勝する性能を持つことを表している。マカンは、柔軟性、パワー、魅力、およびダイナミクスの意味を含むインドネシア語の「虎」に由来する。

    将来の投資を倍増
    ポルシェは、2022年までに、当初計画の2倍に相当する60億ユーロを超えるE-モビリティへの投資を計画している。追加された30億ユーロのうち、約5億ユーロがタイカンの派生モデルの開発に利用され、既存のモデルレンジの電化とハイブリッド化に約10億ユーロ、生産拠点の拡張に数億ユーロ、さらに、新しいテクノロジー、充電インフラおよびスマートモビリティに約7億ユーロが投資される予定となっている。

    ツッフェンハウゼン本社の大幅な改修と拡張
    ツッフェンハウゼンのポルシェ本社では、新しい塗装工場、タイカン専用の組み立てエリア、塗装済みボディとドライブユニットを最終組み立てエリアに輸送するコンベアブリッジが現在建設中。エレクトリックドライブを製造するために既存のエンジン工場が拡張され、ボディ工場も増設される。ヴァイザッハ開発センターへの投資も予定されている。タイカンの生産は、ツッフェンハウゼンだけで約1,200の新たな雇用を創出している。

  • ポルシェ、初の電気自動車「ミッションE」を2020年に日本で発売決定

    ポルシェ、初の電気自動車「ミッションE」を2020年に日本で発売決定

    ポルシェは、全世界で2025年までにモデルラインナップの50%を電動化することを目標に掲げるなか、ポルシェ初の電気自動車「ミッションE」を2020年より日本国内において発売することを決定した。

    ミッションEは、2015年のフランクフルト・モーターショーで初めて発表された、ポルシェ初の純電気駆動システムを搭載する電気自動車。

    2015年からル・マンを3年連続で制した919ハイブリッドや918スパイダーのテクノロジーを受け継いだ電気自動車のコンセプトモデルとして公開され、2018年のジュネーブ・モーターショーでは、CUVタイプの派生版であるミッションEクロスツーリスモが公開された。

    ミッションEは、4ドア、4セパレートシート、440kW(600PS)のシステム出力により、静止状態から100km/hまで3.5秒未満での加速を実現。最大航続距離を、500km以上(NEDC準拠)を実現し、実用性を兼ね備えた電気自動車。このミッションEが、2020年より日本国内のポルシェジャパン正規販売店において販売が開始される。

    1900年のパリ万博で発表された世界初の走行可能なフルハイブリッドカー、ローナーポルシェをはじめとして918スパイダー、カイエンS Eハイブリッド、パナメーラS Eハイブリッド、そしてル・マン3連覇を果たした919ハイブリッドなど、ポルシェはこれまでも積極的に電動化に取り組んできた。現在ポルシェでは、パナメーラ 4モデルと、欧州ではすでに発売が開始されているカイエンの1モデルを含めると、すでに5モデルのEV車を市場に導入している。これを2025年までに、全モデルラインナップのうち、50%をプラグイン ハイブリッドモデルとミッションEなどの電気自動車とすることを目標として掲げている。

    本年は、初めてポルシェの名を冠した356 No.1ロードスターが1948年にグミュント(オーストリア)で誕生してから70周年という記念すべき年となる。これまでも様々な革新的技術により時代を代表するスポーツカーを生み出し、マーケットをリードし続けてきたポルシェは、ミッションEの導入により純電気駆動システムを搭載する電気スポーツカーの分野においてもその地位を不動のものとする。

    ポルシェ ジャパンは「ポルシェ誕生から71年目以降を見据え、お客様の期待を越えた歓びを提供するために、ポルシェブランドの情熱と革新性をもって勇敢に挑戦し続けます」と述べた。