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  • マックス・フェルスタッペン 「ライバルはルクレールだけじゃない」

    マックス・フェルスタッペン 「ライバルはルクレールだけじゃない」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、カート時代からのライバルであるシャルル・ルクレールとF1で再び戦えることは“素晴らしい”ことだとしながらも、今後ライバルとなっていくのはルクレールだけではないと考えている。

    マックス・フェルスタッペンは、F1オーストリアGPでシャルル・ルクレールを接触しながらオーバーテイクして勝利を勝ち取り、7年前の二人のカート時代からのバトルがフィーチャーされた。

    続くF1イギリスGPでは今後はシャルル・ルクレールがマックス・フェルスタッペンに激しいバトルを仕掛けており、多くの人々が二人をF1の将来だと期待している。

    マックス・フェルスタッペンは、シャルル・ルクレールと“本当にうまくやっている”が、今後のシーズンでライバルとなるのは彼だけではないと考えている。

    「僕たちはお互いに本当に激しく競い合っている。もちろん、カートにもそのような瞬間はありました」とマックス・フェルスタッペンは Autosport にコメント。

    「でも、全員がそれを超えて成長していると思う。僕たちは現在F1にいる。二人とも夢を生きている」

    「僕たち二人ともが自分たちが望んでいた場所でレースをしている。カートを戦っているとき、それが僕たちの夢だった」

    「一緒にそこにいられるのは、もちろん素晴らしいことだ。僕はシャルルのことを心からリスペクトしている。彼は素晴らしいドライバーだ。でも、彼と戦うことだけを期待しているわけではない」

    「ランド(ノリス)のような若い才能もいる。潜在的にジョージ(ラッセル)、アレックス・アルボンもそうかもしれない」

    「今、多くの若い才能の台頭してきているし、彼らも適切なクルマを持っていれば素晴らしい仕事をすることができるはずだ」

    次世代のF1スターの多くは、カートや様々ジュニアシングルシーターのカテゴリーで競い合ってきた。

    ジョージ・ラッセル、ランド・ノリス、アレクサンダー・アルボンは昨年F2のタイトルを争いましたが、ラッセルとアルボンはカートでルクレールとチームメイトだった。

    ジョージ・ラッセルは「僕たち全員、ヤングスターとして一括りにされてきた」とコメント。

    「僕自身、アレックス、そしてシャルルは2011年にチームメイトだった。かつては多くのいたずらを仕掛けていた」

    「2012年のいくつかのレースではマックスとチームメートだったけど、僕は長年にわたってアレックスとレースをしてきた」

    「僕たちが今も一緒に戦っているのは本当に奇妙な気持ちだし、僕たち全員がお互いをより良いドライバーにしてきたと思う」

    「私たちは常にお互いをより高いレベルに押し上げている。それが僕たち全員がここにいて、正しい表現を持っている理由の大きな要因だったと思う」

    ランド・ノリスは、F1の若いドライバー同士の緊密な関係が“はるかに良くなっている”と語る。

    「より楽しくなっている。自分だけの世界にいるのは好きではない。よりオープンでみんなと話すことができているし、より楽しくなっている」

  • マックス・フェルスタッペンのタイトル獲得はフェラーリ次第?

    マックス・フェルスタッペンのタイトル獲得はフェラーリ次第?

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、後半戦にルイス・ハミルトンとタイトルを争えるかどうかは、フェラーリが上位争いに参加できるかどうかにかかっている。

    元ブリヂストンのタイヤ専門家であるヴァン・デ・グリントは、フェラーリがメルセデスやマックス・フェルスタッペンを相手にレースに勝つことが、マックス・フェルスタッペンがタイトルを獲得できる唯一の方法だと語る。

    「戦略的に2人のメルセデスのファイターと1人のレッドブルとと戦いだ」とヴァン・デ・グリントはコメント。

    「フェルスタッペンが9レースすべてに勝ち、3回のファステストラップを記録できる可能性はは20%だ。だが、ハミルトンがいくつかのレースに勝たず、トップ10以外で数回フィニッシュする可能性は最小限だ」

    元DTMチームのボスであるアーネスト・ヌーアーズもその見解に同意する。

    「彼の言っていることは真実だ。フェルスタッペンとハミルトンのレースを見ると、このデータでマックスが前でフィニッシュするのは非常に難しい話だ。2台のフェラーリのうちの1台が絶えずトップ争いに絡めれば素晴らしいだろう。2台のフェラーリが前でフィニッシュし、2台のメルセデスがP5とP6でフィニッシュする可能性はまだある」

  • マックス・フェルスタッペン、レッドブルのピットクルーを称賛

    マックス・フェルスタッペン、レッドブルのピットクルーを称賛

    マックス・フェルスタッペンは、F1最速=世界最速のピットストップ記録したレッドブル・ホンダのピットクルーを称賛。最近の成功にとって非常に重要だったと述べた。

    レッドブル・ホンダは、2019年 F1ドイツGPの決勝レースでマックス・フェルスタッペンのピットイン時にF1最速=世界最速のピットストップ記録を更新する“1.88秒”で作業を完了させた。これはF1イギリスGPで記録していた1.90秒をさらに0.02秒更新するものだった。

    この驚速ピットストップもあり、マックス・フェルスタッペンは雨で大波乱となったホッケンハイムでのレースで今季2勝目を記録している。

    「クレイジーだよね」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「彼らは非常に重要だった。あのような厳しいコンディションでも、彼らが世界記録を破ることができたことを見るのは印象的だった」

    マックス・フェルスタッペンは夏休み前のF1ハンガリーGPで初ポールポジションを獲得。昨年までルノーのF1エンジンのパワー不足によって苦戦を強いられてきたが、最近ではよりトップ争いに絡めるようになった。

    「初めてのポールポジションだし、ずっと記憶に残ると思う。燃料が少ない状態で走る予選ラップは本当に楽しい。レッドブルの全員、そしてホンダにとっても非常に良い一日になった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「大きなショーを見せつけようとしているわけではない。ただ最高の結果を得ようとしているだけだ」と語る。

    「予選で4番手か5番手に終われば、決勝でオーバーテイクしなければならない。そうなると自然にアクションが生まれる。コース上で戦い、勝利のために一生懸命に戦うのが好きなんだ。僕は他のドライバーと戦っている。ファンもそれが好きなんだと思う」

  • ルイス・ハミルトン 「レッドブルはホンダのPUで飛躍的に前進した」

    ルイス・ハミルトン 「レッドブルはホンダのPUで飛躍的に前進した」

    ルイス・ハミルトンは、レッドブルがホンダのF1エンジンによって飛躍的な前進を果たしたと考えている。

    今シーズン、ルイス・ハミルトンはコース上で二人とバトルを展開してきたが、シーズン序盤はレッドブル・ホンダトフェラーリのどちらもチャンピオンシップでハミルトンに一貫して挑戦できる十分に強いマシンを持っていなかった。

    しかし、夏休み前の4戦ではマックス・フェルスタッペンが2勝を挙げ、F1ハンガリーGPでは終始ルイス・ハミルトンとバトルを繰り広げており、最近ではその傾向も変わってきている。

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとフェラーリのシャルル・ルクレールという二人のヤングスターに感銘を受けたとし、今後彼らと接戦を繰り広げていくことを楽しみにしていると語る。

    「レッドブルは大きなステップを果たした。彼らは今年ホンダのパワーユニットによって飛躍的に前進した」とルイス・ハミルトンはF1公式サイトでコメント。

    「彼らは強さを増していくだろうし、マックスも当然ながらそうだね…彼はもはやスポーツのヤングスターではない。彼は若いけど、すでにここで数年戦っているからね」

    シャルル・ルクレールは、マックス・フェルスタッペンほどの成功は収めていないが、バーレーンとオーストリアでは勝利まであと一歩だった。

    「シャルルはまだ2シーズン目だし、彼は成長している。彼は強くなっていくだけだと思うし、僕たちは今シーズンすでに彼の素晴らしいパフォーマンスを目にしている。それは間違いなく注目に値するものだった」

    「フェラーリがペースを上げるかどうかはわからない。彼らは現時点で少しアップダウンがある。去年は僕たち3チームはかなり僅差だったし、フェラーリの方がわずかに速かったと思う」

    「今年は接戦になることを願っている。僕はいつもそれを望んでいるし、いつでも準備はできている」

  • レッドブル F1特集 | ドライバー交代が2020年に与える影響

    レッドブル F1特集 | ドライバー交代が2020年に与える影響

    レッドブルのシーズン途中のドライバー交代は、2020年のF1ドライバー使用に影響を与える可能性は低いが、混乱を生むかもしれない。

    レッドブルは8月12日(月)、F1ベルギーGPからピエール・ガスリーをトロロッソに降格させ、アレクサンダー・アルボンを起用することを発表。次の9レースを使用して、アレックスのパフォーマンスを評価し、 2020年に誰がマックスと一緒にドライブするかについて十分な情報に基づいて決定を下す」としている。

    マックス・フェルスタッペンは、2020年末までレッドブルと契約を結んでおり、レッドブルとホンダが夏休み前のパフォーマンスを継続すれば、それ以降も契約を延長する可能性もある。しかし、問題は誰がチームメイトを務めるかにある。

    選択肢1)アレクサンダー・アルボン
    おそらくレッドブルが望んでいる最初の選択肢は、アレクサンダー・アルボンを2020年以降も継続することだ。残りの9レースでアルボンがレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコの要求に応え、両方のドライバーがコンストラクターズ選手権でフェラーリと2位を争う一貫性をみせることができれば、アルボン続投の可能性は高い。

    彼にアレクサンダー・アルボンがマックス・フェルスタッペンに匹敵することができなければ、チームは他のドライバーを探さなければならなくなる。だが、2017年にダニール・クビアトを降格させた後にピエール・ガスリーと交代させている過去もあり、ガスリーが2019年の残りのレースで活躍したとしても呼び戻す可能性は低い。

    選択肢2)元ドライバーをチームに呼び戻す
    ドライバー側は決して戻らないと言っているが、レッドブルはそうしなければならない。マクラーレン移籍後のカルロス・サインツの印象的なパフォーマンスを考え、呼び戻そうとするだろうか? そうするかもしれないが、そうすることでレッドブルは間違いを犯したことを認めなければないため、サインツを呼び戻す可能性は低い。また、サインツはマクラーレンに非常に満足しており、チームも2020年のラインアップのひとりとしてすでに発表しているので、サインツがチームを離れるとは疑わしい。

    では、ダニエル・リカルドをどうだろうか? ルノーでの1年目に大きな成功を収めていないダニエル・リカルドは、かなりチャレンジングなシーズンになることは予想していたかもしれないが、これほど酷いものになるとは予想していなかったはずだ。ダニエル・リカルドは2020年もルノーとの契約があるが、もしかすると移籍を望んでいるかもしれない。だが、ルノーとの契約を解除するためにはレッドブルが大金を支払わなけばならないだろう。

    噂されるフェラーリのセバスチャン・ベッテルの復帰はどうだろう? ベッテルは過去にレッドブルで4度のタイトルを獲得しており、元同僚たちとも良い関係にある。しかし、リカルドと同じように、ベッテルを復帰させるためには、来年の契約があるフェラーリに解除を納得させなければならない。ベッテルはこれまでのところフェラーリでタイトルを獲得できていないが、まだ辛抱しているという印象を受ける。

    現実的に、レッドブルの元ドライバーの在庫はなくなっている。では、ホンダとの繋がりはどうだろうか? 現状では、スーパーライセンスの資格があるのは、山本尚貴(31歳)だけである。山本尚貴の年齢、F1経験、さらにはヨーロッパでのレース経験がないことから、レッドブルは山本尚貴に賭けることはしないだろう。F2の松下信治を始めとするホンダの他のドライバーは十分なスーパーライセンスポイントがないため、自動的に候補者から外れている。

    選択肢3)レッドブル・ファミリー以外から探す
    レッドブルは、2007年にマーク・ウェバーを起用して以来していなかいこと、つまりレッドブル・ファミリー以外からドライバー探すことになるかもしれない。今シーズン初め、ピエール・ガスリーの交代候補としてニコ・ヒュルケンベルグの名前が挙がったことがある。今年は、ヒュルケンベルグはあまり活躍できておらず、エステバン・オコンのルノー移籍も噂されており、今シーズン以降ヒュルケンベルグがルノーに残留するかどうかさえ不明な状況となっている。

    レッドブル・ファミリーはかつてランド・ノリスに興味を示し、トロロッソで起用しようとしたが、マクラーレンはノリスを囲い込んでいる。これまでフェラーリやマクラーレンが関心を示したセルジオ・ペレスのようなドライバーが突然現れるだろうか? セルジオ・ペレスはレーシングポイントに残留したいと述べているが、レッドブルと優勝争いができるマシンという誘惑は拒絶するのが難しいだろう。同様にレッドブルも一貫性があり、チャンスを掴む以上のことができるドライバーを獲得することができるだろう。

    メルセデスがもう1年バルテリ・ボッタスを残留させた場合、エステバン・オコンはメルセデスとの繋がりを断つことができるが、マックス・フェルスタッペンとの歴史(昨年のブラジルGPなど)を考えれば、レッドブルがオコンを起用する可能性は低い。しかし、非常に高く評価されていることを考え、レッドブルはリスクを冒すことに反対しているわけではない…

    ロマン・グロージャンは非常に変わった選択肢になるが、オーストラリア仕様のマシンに戻すことをチームに説得したことが判明して以来、株は上がっている。実際、旧仕様の方がアップグレード仕様よりも速いことがわかった。好調なときのグロージャンは非常に速い。彼に必要なのは、かつてのロータスのように定期的に表彰台に立てるようなマシンを提供してくれるチームでのチャンスである。

    レッドブルがグローナンのハースでのチームメイトであるケビン・マグヌッセンを試す可能性はあるだろうか? マグヌッセンは、ハースに移籍して再生しており、チーム内では高く評価されている。マグヌッセンはまだ26歳であり、改善する時間はたくさんある。過去数年間、今年は特に予選で印象的なパフォーマンスを示している。

    最後にフェルナンド・アロンソという選択肢もないわけではない。過去にレッドブルはアロンソと数回にわたって交渉していたことを認めている。また、最新の噂ではピエール・ガスリーの後任のファーストチョイスとしてアロンソにオファーしたが断られたと報じられている。アロンソは以前よりチャンピオンを狙えるチームでならF1に復帰すると公言しており、今のレッドブル・ホンダの競争力があれば、それも不可能ではないかもしれない。

    レッドブルのリザーブドライバーが不足しており、元ドライバーの起用という選択肢は可能性が非常に低いが、独創的に考えればいくつかの選択肢がある。後者を選ばざるを得ない場合、受けはよくないだろうが、実際のところ希望の兆しがあるかもしれない。だが、レッドブルが選択肢1、つまりアルボンがうまく行くことを願っていることは間違いない。

  • ホンダF1 田辺豊治 「メルセデスとフェラーリとの差は縮まっている」

    ホンダF1 田辺豊治 「メルセデスとフェラーリとの差は縮まっている」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、レッドブルとホンダの最近の結果は、F1パワーユニットの性能に関してメルセデスとフェラーリとの差が縮まっていることを示していると語る。

    マックス・フェルスタッペンは、夏休み前の4レースのうち2レースで優勝。高温となったオーストリアGPではフェラーリのシャルル・ルクレールを倒し、ウエットレースとなったドイツGPでも優勝を果たした。

    また、マックス・フェルスタッペンはF1ハンガリーGPでF1で初のポールポジションを獲得。ホンダにとってもF1に復帰して以来初めての勝利とポールポジションとなった。

    田辺豊治は、それらの結果は他のパワーユニットとの差が縮まっている表れだと語る。

    「通常、レースの状況では、コンディション、接触、タイヤ管理、ピットストップ戦略、そして、レース中の全体的な競争力など多くの変化があります」と田辺豊治は RACER に語った。

    「今年はこれまで2つの勝利を収めており、それは素晴らしいことです。そして、ポールポジションはわずかに異なる成果です。それはスピードを表していますからね」

    「もちろん、予選中にも何らかの状況はありますが、レースとは少し違うので、ある程度のスピードを見せることができます。今年を振り返ってみると、メルセデスとフェラーリとは大きなギャップがありました。近づいていましたが、ハンガリーでポールポジションを獲得できるとは思っていませんでした」

    「近づいていることはわかっていましたが、まだギャップはあります。マックスとチームが素晴らしい仕事をして、ポールポジションを獲得することができました。これは、パフォーマンス改善の開発にとってまた新たな強い影響を与えてくれます」

    マックス・フェルスタッペンはブダペストの終盤にシーズン3勝目を逃したが、それでも田辺豊治は全体的なパフォーマンスはホンダにとってポジティブなものだったと語る。

    「実際、ホンダだけでなく、レッドブルとマックスにとっても素晴らしい一日であり、素晴らしいレースできた。ポールポジションを勝利に変えることは簡単ではないことはわかっていましたが、チャンスはありました。勝つことは非常に難しいものですし、ドライバーとチームの戦略という点でメルセデスのチームワークは驚くべきものでした。しかし、我々は残りのシーズンのためにプッシュし続けていきます。結果は我々スタッフ全員にとって励みになるものでした」

  • ホンダF1 「スペック4と新品エンジン投入のタイミングは非常に複雑」

    ホンダF1 「スペック4と新品エンジン投入のタイミングは非常に複雑」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、“スペック4”F1エンジンの投入はレッドブルのドライバーにグリッド降格ペナルティを引き起こすことになるため、タイミングの決定は“非常に複雑”だと語る。

    今年、ホンダF1はすでに2回のエンジンアップグレードを行っており、積極的な開発プログラムによって次回レッドブルとトロロッソに新しいエンジンを提供する際には3回目のアップデートとなる“スペック4”を導入する機会となる。

    現在の“スペック3”エンジンはF1フランスGPでデビューし、5レースを完了している。

    夏休みが明けると、F1ベルギーGP、F1イタリアGPとパワーセンシティブなサーキットでレースが開催され、その次にはレッドブルの最強のレースのひとつとなるシンガポールGPが控えている。

    スパとモンツァはポジションを挽回するのが比較的容易なサーキットであり、シンガポールでグリッドペナルティによってレースを損なうことなく新しいエンジンを導入する論理的なタイミングとなる。

    しかし、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、夏休み前に決定は下されていないと語る。

    「我々は常にチームと話し合っており、新しいエンジンもしくはアップデート版をいつ適用するかを決定していきます」と田辺豊治は Autosport はコメント。

    「現時点ではまだ決定は行われていません。状況とタイミング、およびチームとの話し合いの結果によって異なってきます。非常に複雑です」

    F1シンガポールGPは、レッドブルが新たな勝利を収める重要な機会となることを考えると、ほぼ確実に優先順位が付けられることになるが、ホンダのホームレースとなる鈴鹿サーキットでのF1日本GPも夏休み後の5戦目に控えている。

    今年のF1日本GPは、ホンダが2015年にF1に復帰して以来、最も強い結果を獲得するため絶好の機会とも考えられる。

    レッドブルのトップドライバーであるマックス・フェルスタッペンがスパまたはモンツァでグリッド降格ペナルティを受け、鈴鹿までに新品エンジンを使用しない場合、フェルスタッペンはホンダのホームグランプリを数レース使い古したユニットで戦わなければなくなる。

    ホンダは、現在のエンジンには6つのレース週末をトラブルやパフォーマンスの大幅な低下なしで完了できる信頼性があると考えている。

    しかし、鈴鹿でのチャンスに向けた潜在的な解決策として、シンガポールGPと日本GPの間に行われるロシアGPでのエンジン交換を実施する可能性もある。

    F1ロシアGPは犠牲になるかもしれないが、ホンダは鈴鹿でフレッシュなエンジンを用意することができ、さらに変更やペナルティーなしでシーズンを完了するために十分なエンジンをプールすることができる。

    田辺豊治は「長期計画と短期計画の2種類の計画があります。レース後、PUのコンディションなど状況を確認しますが、短期的なものは2~3レース、長期的なものはシーズンの終わりまでを意味します」とコメント。

    「非常に複雑です」

  • マックス・フェルスタッペン 「後半戦はもっと多くのレースに勝ちたい」

    マックス・フェルスタッペン 「後半戦はもっと多くのレースに勝ちたい」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、夏休み前の4レースで2勝を挙げて夏休みに入った。

    夏休み前最後のレースとなったF1ハンガリーGPで、マックス・フェルスタッペンは初ポールポジションを獲得。決勝ではメルセデスの戦略が奏功して残り4周でルイス・ハミルトンに勝利を明け渡すことになったが、マックス・フェルスタッペンはシーズン後半により多くの勝利を挙げることを望んでいる。

    マックス・フェルスタッペンは「かなり良い感じだけど、常にもっと良くなる可能性はある。もちろん、僕たちはもっと多くのレースに勝ちたい」とレッドブル・レーシングの公式サイトでコメント。

    F1デビュー以来、ファンを興奮させてきたアグレッシブなドライビングスタイルについてマックス・フェルスタッペンは「大きなショーを見せつけようとしているわけではない。ただ最高の結果を得ようとしているだけだ」と語る。

    「コース上で戦い、勝利のために一生懸命に戦うのが好きなんだ。僕は他のドライバーと戦っている。ファンはそれが好きなんだと思う」

    今年は、レッドブルがルノーとのパートナーシップを解消し、ホンダを新しいエンジンパートナーに迎えての初年度となる。ホンダF1との提携には多くの人々が疑念を抱き、成功への長い道のりを予測していたが、勝利ははるかに早くに現実のものとなった。

    「ホンダF1との新しいコラボレーションが開始した当初、僕はとても慎重だった」とマックス・フェルスタッペンは認める。

    「でも、彼らは素晴らしい人々であり、彼らが良い仕事をすることはわかっていた。でも、僕たちの方も序盤はマイナーな問題に苦労していた。いくつかの理由でクルマは僕たちが望んでいた走りができていなかった」

    「ホンダはエンジンを壊したくないと思っているよに感じた。僕たちは、クルマの面で望んでいたよりも少し難しいスタートになったけど、それから2つの勝利を挙げられたのは良いことだ」

    「ほとんどのレースで結果を最大化できたと思うし、クルマに満足していた。僕たちはクルマを改良し、ホンダはエンジンを改良した。

    F1オーストリアGPでのマックス・フェルスタッペンのセンセーションな勝利は、ホンダにとって、マクラーレンとの困難な復帰に続いて、2006年以来となる優勝となった。

    「ホンダがあのレースで優勝できたことは特に嬉しかった。どんな勝利も素晴らしいけど、彼らにとって感動的だったし、オーストリアのホームトラックであったこともうれしかった」

    勝利がまぐれではなかったことを示すために、マックス・フェルスタッペンは2レース後のドイツGPで2勝目を挙げた。

    「トリッキーなレースだった。コンディションがかなり変化していたし、ミスを犯しやすかったので注意を払わなければならなかった」

    「でも、チームとして僕たちはそれを本当にうまく管理した。優れたコミュニケーション、優れたピットストップ、集中力の維持、それが最も重要でした。

    「適切な戦略、適切なコミュニケーション、適切なタイヤが必要だった。スリックタイヤでリーダーになった後、僕を追い越すのは困難だったと思う」

    その後、マックス・フェルスタッペンはハンガロリンクでの初のF1ポールポジションを獲得した。

    「初めてのポールポジションは常に特別なものになるだろうと思っていた。軽い燃料で走る予選ラップはとても楽しい。フルダウンフォースのクルマの本当にグリップを感じることができる」

    「この日はチーム内の全員にとって素晴らしい日だった。そのチームにはホンダも含まれている」

    マックス・フェルスタッペンは、9月1日のF1ベルギーGPを皮切りに、シーズンの残りの9レースで表彰台の頂点にさらに上がれることを期待していると語る。

    スパ・フランコルシャンについてマックス・フェルスタッペンは「お気に入りのトラックだ。高速コーナーを備えた素晴らしいトラックであり、トラック全体の流れは運転していて本当に楽しい」と語った。

  • トロロッソ 「ホンダF1は優れたエンジンを設計する方法を知っている」

    トロロッソ 「ホンダF1は優れたエンジンを設計する方法を知っている」

    トロロッソのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、ホンダF1はレッドブルとトロロッソとのパートナーシップを継続するために正しい方向に進んでいると考えている。

    トロロッソは、今シーズンにレッドブルがホンダに変更することに先立ち、2018年にホンダのF1エンジンをテストした。レッドブルへの期待はまちまちだったが、ここまでマックス・フェルスタッペンがオーストリアとドイツで勝利を挙げている。

    また、雨でクレイジーなコンディションでのレースとなったドイツGPではダニール・クビアトが3位表彰台を獲得して、ホンダのF1エンジンはダブル表彰台を獲得。パートナーシップは成果を挙げ始めている。

    F1チームが夏休みに入った今、フランツ・トストはホンダF1との進歩を振り返り、順調に進んでいると語った。

    「レッドブルとホンダのように2つのチームに供給していることが、ホンダがこのような結果を非常に短い時間で達成することを可能にしたポジティブな側面のひとつだ」とフランツ・トストは F1Technical.net にコメント。

    「もちろん、改善すべき点はまだたくさんあるが、ホンダにはF1で成功した将来があると確信している。彼らは優れたエンジンを設計する方法を知っていることを示している」

  • ホンダF1 「2020年以降もF1を継続するか本社が議論しているのは事実」

    ホンダF1 「2020年以降もF1を継続するか本社が議論しているのは事実」

    ホンダF1は、2020年以降もF1を継続するかどうかについて本社が決定を下すのを待っているが、F1の将来を確保するためにこれ以上のことはできないと考えている。

    ホンダは、F1オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンが優勝を果たし、今季からスタートとしてレッドブルとホンダのパートナーシップに初勝利をもたらした。

    マックス・フェルスタッペンは、F1ドイツGPでも再び勝利し、F1ハンガリーGPでは初ポールポジションを獲得。レッドブル・ホンダは、夏休み前にメルセデスの最も一貫した挑戦者としての地位を固めた。

    ホンダは、来シーズン終了後もF1を継続するかどうかを検討しており、オーストリアGPでの勝利は取締役会に先立った絶好のタイミングでもたらされた。

    ホンダF1のマネージングディレクターである山本雅史は、2015年にF1に復帰して以来のホンダの初勝利の場所とタイミングという観点で‟おそらく鈴鹿に匹敵する唯一の場所”だったと Autosport に語った。

    また、山本雅史は、ホンダが今シーズンのこの段階で達成したことは“計画と自分が望んでいたものにかなり沿ったものだ”と付け加えた。

    「これ以上できることはあまりないです」と山本雅史はコメント。

    「私たちが言い続けてきたことは、昨年のレッドブルの結果を超えたいということでした。5レースに勝ちたいとは言いませんでしたが、昨年レッドブルが獲得したポイントを超えたいと思っていますし、おそらく5勝は可能だと思っています」

    ホンダは、レッドブルがルノーと2018年に達成した記録を破るためにはさらに3勝と9つの表彰台を必要としているが、2019年のドライバー間のパフォーマンスの違いにもかかわらず、そのポイントを記録するために順調に結果を出している。

    ピエール・ガスリーはレッドブルでの初年度に苦労し、F1ベルギーGPからはアレクサンダー・アルボンと交代するが、マックス・フェルスタッペンの印象的なパフォーマンスによって、夏休み前に昨年レッドブルがルノーと獲得したポイントよりも21ポイント多く獲得している。

    マックス・フェルスタッペンは、2018年の同じ時期に105ポイントを獲得していたが、今年ホンダのF1エンジンで181ポイントを獲得している。ダニエル・リカルドでさえ、昨年は118ポイントしか獲得できていなかった。

    以前は、ホンダのモータースポーツ全体を統括いていた山本雅史は、今年からホンダのレッドブルとの大きなチャンスに備えてF1プロジェクトに専念している。

    ホンダが2勝を挙げたことで、F1継続が承認される可能性は高まったと山本雅史は語る。

    「継続を奨励する結果だと思います」と山本雅史は語る。

    「ホンダが勝ったことで、ホンダと日本の社会全体で非常に良いムードになっています。私たちにとって非常に良い結果につながると思っています」

    「現時点でタイミングを明確にすることは非常に困難です。社内で議論しているのは事実です。ですが、現時点ではいつ発表できるかを言うことはできません」