タグ: ホンダF1

  • ホンダF1 山本雅史 「フランスGPが前半戦のターニングポイント」

    ホンダF1 山本雅史 「フランスGPが前半戦のターニングポイント」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が、2019年の前半戦を振り返り、ターニングポイントのひとつとしてF1フランスGPを挙げた。

    今年からトロロッソに加えて、レッドブルにもパワーユニット供給を拡大したホンダ。開幕戦オーストリアGPではマックス・フェルスタッペンが3位でフィニッシュし、ホンダに11年ぶりとなる表彰台をもたらした。

    「まず、復帰して初の表彰台だったので正直もう本当に嬉しくて、開幕前のスぺインのテストから非常にある意味で概ね順調にきてたものですから、前の日の土曜日にクリスチャン・ホーナー(レッドブル F1チーム代表)から『明日は3位は狙えるぞ』と大きく言ってくれたのが力強くて、予定通り、本当にそういう風に運べてのが嬉しかったし、最終的に表彰台をしたから眺めるのが本当に感極まるものでしたね。最高でした」と山本雅史は F1GPニュース でコメント。

    そこから3戦はマックス・フェルスタッペンが4位でフィニッシュしていたが、第5戦スペインGPでは、再び3位表彰台を獲得する。

    「開幕戦のテストをスペインでやったということも含めて、スペインが第2のスタートみたいなF1でいうとそういう感覚があると思うんですけど、そんな中で3位に入ったということで、改めて前半戦の途中から私もなんとか『モナコで勝利を』と思っていたんですけど、そういった意味ではスペインの3位は良かったと思います」

    「スペインGPのカタロニアのセクター3は去年はレッドブルが速くて、『セクター3を制して者がモナコを制する』みたいな流れがあるじゃないですか。そこで言うと、今年のスペインのセクター3はメルセデスが速かった。あの辺からちょっと『モナコに行って大丈夫なのかな』と正直思っちゃったところがありますね。ただ、チームは全力でいい動きをしてくれていたので、モナコもいいレースをしたと思います」

    モナコGPでは、結果的にピットストップ時の接触にタイム加算ペナルティを科せられて2位でフィニッシュしながらもリザルトは4位となったが、マックス・フェルスタッペンが抜けないサーキットで終始ルイス・ハミルトンを追い詰めた。

    「ハミルトンもマックス・フェルスタッペンがお互いが強くて、このレースを見てもわかるように田辺(豊治/テクニカルディレクター)ともよく話をしているなかで、パワーユニットもまだメルセデス、フェラーリにはホンダはまだ負けているという事実も明快にあそこでわかったと思うですよね。だから、私たちは常に前に進んでいくことが最も重要だったということも改めてモナコで良く見えたレースだったと思います」

    第4戦アゼルバイジャンGPで“スペック2”エンジンを投入していたホンダは、第8戦フランスGPで早くも“スペック3”エンジンを投入する。

    「ホンダにとってはフランスでスペック3を導入して、もちろん、メルセデス、フェラーリの方も常にアップデートしてきているので、そういった意味で私たちのスペック3に期待値もあったし、そんな中で迎えたフランスが天候も良かったこともあって、ちょっとオーバーヒートの対策がうまくやり切れなかったというのが前半の一番のターニングポイントかなと思います」

    「全体的にそうだったんですけど、特にフェルスタッペンにその事象が起きた。パワーが数10馬力が失速しているのを後で田辺と話したときにわかったことで、これの対策をフランスの後でしっかりやり切ったことが次に繋がった」

    「やはりキャリブレーションしながら、どうコースに合わせてマッピングしていくかというところが、コースが毎回同じではないので、そういった意味では一戦一戦の積み上げで。今年から2チーム4台体制になってますので、そういった意味ではデータが倍になって、エンジニアが解析する時間も多大になりますけど、データ量が多いことで精度が上がっていく。そういった意味でも今シーズンはエンジニアも大変な思いをしていますけど、一歩二歩前に進んでいると思います。もちろん、パワーユニットを含めて壊さないことがゴールに近づき、いろんなデータが収集できるというのが重要なことだと思います」

    そして、レッドブルのホームレースとなった第9戦オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンが待望の初勝利をもたらす。

    「勝つとは言っていなかったんですけど、レッドブルのホームコースなので、ホンダにとってもいつもよりさらに力を入れて、レッドブルのためにもいいレースをしようという気持ちでサーキットに行ったのは事実です。そういった中でいうと、FP1から非常に流れが良くて、特にレッドブルでいうと、フェルスタッペンもガスリーも非常にいい走りをしてくれていました。そんな中で金曜日の時点でいうと、ネガティブな話がひとつもなかったのが初めてのレースだったんですね。FP2ではご存じのようにフェルスタッペンがクラッシュをして、そんな中でも本当にネガな話がなくて。あと、レッドブルのアップデートも良かったし、すべてにおいて追い風で、結局予選もハミルトンのペナルティでフロントローに行ったりとか、金曜日の時点で夕方に私たちの広報メンバーに『今週勝つからリリース準備しとけ』といったのは事実です」

    レースではフロントローからスタートしたマックス・フェルスタッペンがスタートに失敗し、8番手まで順位を落とす。

    「アンチストールの介入が入って、そんな中でクラッチが切れてしまったですけど、僕らも見たとき正直『あれ?』ってなりましたね。ただ本当にスタートして8番手まで下がって、あの追い上げていくレースが逆にフェルスタッペンに今まで以上の力を出せたかもしれないし、彼はもちろん自身たちのホームコースだし、そういった意味ではF1ファンにとって非常に面白いレースだったと思います。もしかしてスタートうまくいってたら、本当にああいうレースになったかというのはわからないし、そういった意味ではドラマチックなましてや21歳同士の本当にいいバトルだったし、いちファンとしても楽しいレースだったなと思います」

    「正直、今だから言えると思うんですけど、田辺と金・土とミーティングをして、ここはギリギリ攻めていこうと。で、極論言うと『勝つか壊すか』というところまで攻めないと私たちまだまだパワーユニットが足りていないので、そういった意味では『エンジンモード11 ポジション5』というのがあのレースのモードで予選のモードと決勝のレースモードをミックスしたいろんな要素が入っているものなんですね。最後は実はこれ無線であれが流れたんでちょっと話題になりましたけど、最終的に『エンジンモード11 ポジション7』まで使ってるんですね。MAXが7ですね」

    レース中にはセンサー不良でパワーが低下するというトラブルが発生していた。

    「そういうコメントも田辺に聞くとマックス・フェルスタッペンは明快なんですよね。フィードバックの精度が高いのでホンダのメンバーも対応がしやすい。それが他の3台にも行きわたっていくという非常にいい関係だし、いい環境を作れていると思います」と山本雅史は語る。

    『勝つか壊すか』という方向にシフトできた理由として、ホンダジェットの技術を取り入れて、信頼性についての考え方が変わったことを山本雅史は挙げた。

    「毎レースいろんな葛藤があるんですけど、昨年まではMGU-Hが非常にリスキーなパーツだと見ていて、そこは開発のLPLをやっている浅木っていうのがいまして、浅木が研究所のいろんな分野から優秀な人材を一回集めて、ホンダでは“ワイガヤ”っていうのをよくやっているんですよ。“ワイガヤ文化”がホンダにあって、そういったところからホンダはホンダジェットもやってますし、そういったところで信頼性の精度を挙げることができました」

    「レースの場合は7レース1基のレギュレーションですけど、だいたいマイルでいうと6000㎞くらいを7レースで使うという感じなんですけど、飛行機でいうと何かトラブったらアウトじゃないですか。それくらいの信頼性の違いの考え方の違いも含めて、新たなエンジニアの技術を入れた。それが本当に去年の中盤くらいからMGH-Hがまったく壊れなくなったとか、そういった意味で本当に信頼性が上がってきた。そんな中で初めてフランスがターニングポイントといったところで、熱対策をしてオーストリアで攻めて、マックスがその力をフルに生かしてくれて優勝してくれたというのがホンダにとっても大きな財産になったし、エンジニアにとっても自信になったと思うんですね。それが、そのあとのイギリスとハンガリーまで続いていったんだと思います」

    次ぐF1イギリスGPは、パワーサーキットのシルバーストンが舞台ということもあり、大きな期待はしていなかったと山本雅史は語る。

    「正直、僕もシルバーストンに行くまでは、パワーサーキットなので、フェラーリとメルセデスとのバトルで、レッドブル・ホンダがそこについていくというカタチになるかなと思っていたんですけど、やはり、オーストリアの優勝たちが田辺たちが一段も2段もエンジニアが強くなってくれて、そういった意味では思った以上のパフォーマンスだった」

    「最終的にはベッテルにぶつけられて、いいレースだったと思うんですけど、ちょっと表彰台を逃すという結果にはなりましたけど、でも、パワーサーキットでまたああいうレースができたことがまた次のステップに繋がっていく、もう毎レース毎レース、ホンダのエンジニア、メカニックの人たちが学んでいく、成長していくというのが、今年だと思いますね」

    そして、雨で大波乱となったF1ドイツGPでは、マックス・フェルスタッペンが今季2勝目を挙げるとともに、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが3位でフィニッシュしてチームにとって11年ぶりとなる表彰台を獲得した。

    「僕は昨年からトロロロッソと新たに組んで、1年間ある意味今年を見据えた動きをフランツ・トストもしてくれたんで、私はこのドイツはもちろんマックス・フェルスタッペンの優勝も嬉しいですけど、3位、2回目の表彰台なのでこれが本当に嬉しかったですね」と山本雅史は振り返る。

    夏休み前最後のレースとなったF1ハンガリーGPでは、マックス・フェルスタッペンが初ポールポジションを獲得する。

    「これはもうホンダにとっても、マックスにとっても初めてのポールだったんですけど、前半戦最後のハンガリーで予選の速さっていうのはやっぱりエンジニアとか開発している人にとってはもう『エンジニア冥利に尽きる』っていうんですかね。予選が一番速いっていう証明なので、レースはやっぱり戦略もあるし、天候もそうですけど、いろんな条件が異なってくるので、やっぱりポールポジション獲ったということで、前半戦が終われた。これがやっぱり、ホンダにとっても、エンジニア、メカニックにとっても、開発者にとっても本当に次に繋がる、本当にいいプレゼントをマックスがくれた。そんな感じですね」

    「インターネットでボッタスとの比較が出ていたじゃないですか。あれが本当に見事にメルセデスの強いところとフェルスタッペンがうまく走らせているところが出ていて。あと、『うちのパワーユニットが意外といい音するな』とちょっと思いましたね」

  • アレクサンダー・アルボン、レッドブル・ホンダ RB15でシート合わせ

    アレクサンダー・アルボン、レッドブル・ホンダ RB15でシート合わせ

    レッドブル・ホンダのドライバーに抜擢されたアレクサンダー・アルボンは、8月26日(月)にレッドブルの本社を訪れ、今週末のF1ベルギーGPから新たな愛車となるRB15でシート合わせを行った。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、序盤の12戦でチームメイトのダニール・クビアトに引けを取らないパフォーマンスを発揮。成績不振のピエール・ガスリーに代わって、残りのレースでレッドブル・ホンダのドライバーを務めることになった。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、アレクサンダー・アルボンがトップチームのプレッシャーのなかでパフォーマンスを発揮できると楽観視していると語る。

    「アルボンが第2のガスリーになるとは思っていない。アルボンを起用したとき、我々は彼が実際にレース毎に示しているスピードを持っているとは思っていなかった。来年、誰がフェルスタッペンのチームメイトになるかはわからないし、アルボンには、この9戦でプレッシャーなく、パフォーマンスを発揮して成長する機会が与えられる」とヘルムート・マルコはコメント。

    また、ダニール・クビアトではなく、アレクサンダー・アルボンを起用した理由について「アルボンの方が最適だと考えたからだ」とコメント。

    「クビアトがどれくらい速いかはわかっているし、彼はより完成されたドライバーになったと言うことができる。だが、すべての要素を考慮した上で、我々はアレックスを選んだ」

    レッドブル・ホンダは、コンストラクターズ選手権2位のフェラーリに44ポイント差まで迫っており、新たなドライバー体制で逆転を目指す。

    F1 アレクサンダー・アルボン レッドブル・ホンダアレクサンダー・アルボン レッドブル・ホンダ

  • ダニール・クビアト 「アルボンを選んだレッドブルの決定を尊重」

    ダニール・クビアト 「アルボンを選んだレッドブルの決定を尊重」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、ピエール・ガスリーに代えてルーキーのチームメイトのアレクサンダー・アルボンを起用するというレッドブルの決定をリスペクトしていると語る。

    ダニール・クビアトは、2017年末にトロロッソのシートを喪失。レッドブルのプログラムからも外され、1年間フェラーリのシミュレータードライバーを務めた後、今年、トロロッソ・ホンダのドライバーとしてF1復帰を果たしている。

    ダニール・クビアトは、F1ドイツGPで3位表彰台を獲得してトロロッソに11年ぶりの表彰台をもたらした。しかし、レッドブルは成績不振のピエール・ガスリーに代えて、クビアトではなく、アレクサンダー・アルボンを昇格させることを決定した。

    「すべてを同じ日に知った」とダニール・クビアトは Championat にコメント。「マルコ博士から電話があった。そのような決定を尊重して受け入れることが重要だ」

    「彼らは、フェルスタッペンのようなチームメイトとともに勝てるマシイでアルボンがどのようにパフォーマンスを発揮するのかを見たいだけだと思う​​。僕はすでにレッドブルにいたことがあるし、それが決定に一役買ったと思う。ここまでは短い会話しかしていない」

    ヘルムート・マルコとレッドブルのビジネスを知っているダニール・クビアトは、状況を読み直しているわけではないと語る。2019年以降に何が起こるかはまだ不明だ。

    2020年についてダニール・クビアトは「さらに2~3週間待つ必要があると思う。そうすれば、それはより明確になるだろう」と付け加えた。

    ダニール・クビアトは、アレクサンダー・アルボンは印象的なドライバーであり、実際、ダニエル・リカルドよりもタフなチームメイトであることは間違いないと語る。

    「僕は誰かが他の誰かよりも優れているとは言うつもりはない。あなたはそれらの結論を引き出そうとしているけどね。でも、アレックスはすぐに速かった」

    「他の多くのドライバーは適応するのに時間が必要だが、彼には必要あなかあった。まだ成長の余地が多く、彼がそのポテンシャルをどのように生かしていくかはドライバー自身にかかっている」

    また、自分がピエール・ガスリーの後任としてレッドブルに昇格できると思いあがっていなかったとし、自分の仕事に集中していたと語る。

    「何も期待していはいなかった。自分の仕事に集中している。レッドブルと私は両方ともシーズンに満足している。僕たちは、自分の意思ではない決定に焦点を当てずに、同じ精神で続けていく」

  • ホンダF1、イタリアGPでの“スペック4”エンジン投入を示唆

    ホンダF1、イタリアGPでの“スペック4”エンジン投入を示唆

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が、“スペック4”エンジンの投入時期について言及。“モンツァは面白いことになる”だろうと語り、F1イタリアGPまでにスペック4が投入されることを示唆した。

    今年、ホンダは2回のエンジンアップグレードを実施。フランスGPで投入した“スペック3”はハイパワーモードをより長く作動させる耐久性を身に着けており、F1オーストリアGPでの復帰後初勝利、F1ドイツGPでの2勝目、そして、F1ハンガリーGPでのポールポジションへとつながった。

    すでにホンダは次のアップグレードである“スペック4”エンジンの導入を準備しており、新スペックのF1エンジンは25馬力アップを果たし、予選モードでメルセデスやフェラーリと匹敵するとも噂されている。

    フジテレビのF1GPニュースにゲスト出演した山本雅史は、スペック4の投入時期について、レッドブル、そして、トロロッソをまだ議論していると語った。

    「スペック4はすでにネットで話題になっていますが、田辺が中心となってホンダとレッドブル、ホンダとトロロッソで協議中です」と山本雅史はコメント。

    ライバルメーカーであるルノーはF1ベルギーGPで“スペックC”を投入すると報じられている。

    「敵は周りにもいますが、自分たちと戦うのもモータースポーツの楽しさです」と山本雅史はコメント。

    「自分達がいかにシーズン最終戦のアブダビまでパワーユニットを使い切るかということです。来週から始まる後半戦、モータースポーツファンやホンダファンのためにも、色んな意味で喜びを共有できるよう、トロロッソ、レッドブル、チームホンダが力を合わせて、総合力で頑張っていきたいと思います。後半戦も皆さんの応援をよろしくお願いします」

  • マックス・フェルスタッペン 「1位でなければ満足できない」

    マックス・フェルスタッペン 「1位でなければ満足できない」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、今年のドライバーズ選手権でバルテリ・ボッタスを上回り、ルイス・ハミルトンの後ろの2位で終えたとしても、ほとんど満足することはないだろうと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、夏休み前の4レースで好調を維持した。2度の勝利と1回の表彰台を獲得し、シルバーストンでもセバスチャンベッテルに追突されなければ、2位で終えられていた可能性があった。

    マックス・フェルスタッペンは昨シーズンを4位でフィニッシュしており、ベストシーズンをさらに改善したいと考えているが、それが自分に与えるものはほとんどないと語る。

    「僕にとっては1位であることが重要だ」とマックス・フェルスタッペンは De Telegraaf に語った。

    「20年後に自分のキャリアを振り返ったとき、自分がワールドチャンピオンの次点になったことを誇りに思うことはないだろう」

    「気にしていないし、トップスポットだけが重要だ。他の人は違った考え方をしているかもしれないけど、私にとっては勝利だけが重要だ」

    今季の2回の勝利により、マックス・フェルスタッペンは来シーズンに向けて自信をつけている。2020年のレッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコが願うF1最年少ワールドチャンピオンになる最後のチャンスとなる。

    「メルセデスが冷却の問題に苦しんでいたので、オーストリアで優勝できたということも忘れてはならない。もちろんそれは助けになった。

    「でも、いずれにしろ、僕は2回勝った。それはシーズンのある時点で予想していたよりも良い。僕たちはまだ良い進歩を遂げているけど、それはもう少し良くしていかなければならない」

    「それは間違いなく来年に向けてポジティブに見えるけど、他の人たちも黙っているわけではないよね?」

    「僕たちはギャップを埋めるために本当に一生懸命に努力しなければならない。これまでのところ、僕たちの進歩には満足している」

    「ホンダについても、ゲインを得るためにまだまだ多くのことがあると思う。1年目の相互関係を見ればそれは確かだ。うまく連携できれば、明らかにポテンシャルはある。今最も重要なことは、常にパフォーマンスを発揮し、連携していくことだ」

  • レッドブル 「今年は2020年に向けたホンダF1との関係構築の一年」

    レッドブル 「今年は2020年に向けたホンダF1との関係構築の一年」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、夏休み前のレースでの勢いにも関わらず、今季はあくまで2020年に向けたホンダF1との関係構築の一年だと主張する。

    マックス・フェルスタッペンは、過去4戦で他のどのドライバーよりも多くのポイントを獲得しており、メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、今やフェルスタッペンがタイトル争いの脅威になったとハンガリーで語っていた。

    しかし、クリスチャン・ホーナーは、ランキング首位のルイス・ハミルトンは3位のマックス・フェルスタッペンに対して69ポイントという快適な優位性を築いており、タイトル獲得の望みは現実的なではないだろうと語る。

    レッドブル・ホンダのタイトル獲得の可能性について質問されたクリスチャン・ホーナーは「ルイスには残り9戦で(ポイント数で)ほぼ3レース分のアドバンテージがある。彼が3レースに出場しないなどということはないだろう」とにコメント。

    「そんなことはほぼあり得ない。大きなヘマでもやらかさない限り、メルセデスが今年のチャンピオンシップに勝たないことはないだろう。我々のシーズン後半の目標は、ハンガリーのよにメルセデスとのギャップを縮めていくことであり、ドイツのようなレースが他にもあることを願っている」

    「ホンダが進歩を続け、我々がクルマのパフォーマンスが向上させていけば、2020年に移行する今年は非常に重要な年になる」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、今年ホンダのF1エンジンの進歩を過小評価してマシンを設計していたと語り、後半戦にレッドブル・ホンダはどのサーキットでも競争力を発揮できると自信をみせる。

    「我々はホンダの進歩を過小評価していた。そのため、今年、我々はダウンフォースの少ないマシンを作った。これほどまでパワフルなエンジンだとは期待していなかった」とヘルムート・マルコはコメント。

    「だが、今ではすべてを修正している。現在、我々はメルセデスに近づいており、フェラーリよりも間違いなく速い。シーズン後半はどこでも競争力があると思っている」

    今シーズン、レッドブル・ホンダはこれまでマックス・フェルスタッペンが2勝を挙げており、エンジンによるリタイアもなく高い信頼性を達成しているが、マックス・フェルスタッペンはホンダF1の進歩がレッドブルにさらなる利益をもたらしていると語る。

    「昨年はパワーユニットではなく、マシンのメカニカルな故障もああった。でも、それらは僕たちが限界までテストする信頼性がなかったために発生していた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ホンダはダイナモで非常に多くの時間を費やしているので、僕たちもこれまでにないくらいにマシンのパーツから限界を見つけられている。そこが去年との違いだ。僕たちは自分たちのパーツの強度が十分かどうか検討もつかなかった。リタイアして初めて気づいていた。シーズン前の全体的な準備もはるかに良くなった。僕たちのクルマとパワーユニットがかなり信頼性があるのはそれが理由だと思う」

    マックス・フェルスタッペンは、今シーズンのすべてのレースを5位以上で完走している。それは今年の他のドライバーは誰も達成できていない成績だ。

    「ホンダとのパートナーシップは完全にオープンだし、僕たちはお互いを良くするために助け合っている。お互いを完全に信頼している。僕たちはウィナーであり、彼らもウィナーだ。僕たちは一緒に勝ちたいと思っている。僕たちは達成可能な最高の結果を目指している」

    レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンがドライバーズ選手権で3位だったにも関わらず、コンストラクターズ選手権では2位のフェラーリを44ポイント差をつけられている。マックス・フェルスタッペンは、過去数戦での印象的なパフォーマンスを発揮しているにも関わらず、レッドブル・ホンダが2番目に優れたチームとしてフェラーリを追い抜いたかどうかはわからないと語る。

    「僕たちは週末を彼らよりもうまく実行しているし、結果を取り戻したように思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「でも、フェラーリは依然として非常に速いし、他のトラックよりも少し速いトラックもある。もちろん、長いストレートがある場所では非常に支配的だ」

    「僕たちがどこにいるかはまだ明確ではない。2番目または3番目だ。1つ確かなのは、メルセデスがまだ前ということだし、それが僕たちがターゲットにしなければならないことだ」

    レッドブル・ホンダは、F1ベルギーGPからピエール・ガスリーに代えて、アレクサンダー・アルボンを起用。コンストラクターズ選手権で現在44ポイント差のフェラーリを逆転することを目指す。

  • ホンダF1、スペック3に施した“対策”によってエンジンが真価を発揮

    ホンダF1、スペック3に施した“対策”によってエンジンが真価を発揮

    ホンダF1の“スペック3”エンジン導入以降のパフォーマンス向上は、フランスGP後に行われた“対策”によって支援された。

    レッドブル・ホンダのドライバーを務めるマックス・フェルスタッペンは、2回目のエンジンアップグレードとなる“スペック3”を導入したF1フランスGPのレース後、ホンダが以前のように保守的ではなくなったと語っていた。

    レッドブル・ホンダは、F1フランスGPではそれほど競争力は示さなかったが、マックス・フェルスタッペンは暑いコンディションで行われた次戦オーストリアGPで初勝利。続くF1イギリスGPでは3位表彰台、F1ドイツGPで2勝目、F1ハンガリーGPでポールポジションを獲得して2位表彰台を獲得している。

    ホンダF1も“スペック3”エンジンからより多くのパフォーマンスを引き出そうとしていたことを認めているが、マネージングディレクターを務める山本雅史は、パワーユニトについてより多くのことを学んだで対策を講じたことが奏功したと説明する。

    「マックスがフランスとオーストリアを比較する理由は理解できます」と山本雅史は Autosport にコメント。

    「特に暑さによってカナダとフランスから多くのことを学ぶことができました。その後、オーストリアに行く前に対策を講じましたが、それが本当にうまくいきました」

    「マックスが特定の条件でエンジンをプッシュする方法を学んだと言っている理由はそれだと思います」

    オーストリアでのマックス・フェルスタッペンの勝利は、メルセデスの冷却問題に見舞われ、パフォーマンスを制限しなければならなかったレースで獲得された。ホンダの対策は、マックス・フェルスタッペンがフェラーリのシャルル・ルクレールに勝利するために必要なものをすべて持っていることを意味した。

    F1ドイツGPでは、マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダがフェラーリを上回って2番目に速いチームであり、不完全な予選でなければ、実力でメルセデスを上回ることができたと考えていた。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、オーストリアGPでもエンジンを調整していたと語る。

    「フランスで学んだ後、我々はオーストリアでのエンジンの使い方を改善しました」と田辺豊治はコメント。

    「その後、オーストリアでも学び、ドイツにむけて改善しました。すべてを最適化しようと務めました」

    「初めてエンジンが導入されたときは完璧ではありません。異なるコンディションであり、アップデートのたびにそのような経験の後によってキャリブレーションや使用法も異なってくるからです」

    ホンダのスペック3エンジンは、昨年導入したMGU-Hと同じくジェットエンジンの専門知識から恩恵を受ける有望な新しいターボチャージャーを備えている。その技術はより高いパフォーマンスレベルで動作しながら、強い信頼性を求めるホンダの探求において重要となっている。

    「低いパフォーマンスでは実行できますが、信頼性の問題は大きなペナルティを与えるため、実行できません。そのため、常にパフォーマンスと信頼性のバランスを取る必要があります」

    「私の観点では、まず一定レベルの信頼性を保証する必要があります。そのあとでパフォーマンスを開始する必要があります。そうでなければ、走らせることはできません。それはトラックサイドに非常に深刻な問題をもたらします」

  • アレクサンダー・アルボン、レッドブル・ホンダのスーツ姿が解禁

    アレクサンダー・アルボン、レッドブル・ホンダのスーツ姿が解禁

    アレクサンダー・アルボンのレッドブル・ホンダのレーシングスーツを着用した画像が解禁された。

    レッドブル・ホンダは8月12日(月)、夏休み明けのF1ベルギーGPからピエール・ガスリーに代えてアレクサンダー・アルボンを起用することを発表。F1マシンで初走行を行ってからわずか6か月での大抜擢となった。

    9月1日(日)のF1ベルギーGPに先駆けて、F1公式サイトはドライバー画像を更新。レッドブル・ホンダのドライバーとして同チームのレーシングスーツを着用したアレクサンダー・アルボンの画像が解禁された。

    レッドブル・ホンダへの昇格についてアレクサンダー・アルボンは「僕を信じてくれたこと、そして、これを可能にしてくれたことには感謝してもし切れない。深いところへの大ジャンプになるけど、僕は水泳パンツを履いているよ!」とコメント。

    「トロロッソのすべてのメンバー、特にフランス・トスト(チーム代表)には心から感謝している。F1で素晴らしいチャンスを与えてくれたこと、そして、終わりのないサポートに感謝している」

    アレクサンダー・アルボンの画像と同様に、トロロッソ・ホンダへ降格することになったピエール・ガスリーも今季のレーシングスーツを着用した画像に変更されている。

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)

  • ホンダF1 田辺豊治、MotoGPイギリスGPを表敬訪問

    ホンダF1 田辺豊治、MotoGPイギリスGPを表敬訪問

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、MotoGPイギリスGPが開催されているシルバーストンを表敬訪問した。

    ホンダの英国拠点であるミルトンキーンズは、シルバーストンまでクルマで約20分の距離にあり、田辺豊治はレッドブルのスポーティング・ディレクターを務めるジェナサン・ウィートリーとともにレプロス・ホンダのガレージを訪問。MotoGPマシンを興味深そうに観察している画像が公開された。

    F1の夏休みも終了し、今週からは後半戦の初戦となるF1ベルギーGPへ向けての準備が本格化する。

    「もちろん、我々は休みの間も仕事をしていました」と田辺豊治は RACER に語った。

    「全部ではないですけどね。数日休みはとりますが、我々は続けていますし、そこからは他のチームと同じ状況になります。彼らも改善していますし、分析し、残りのシーズンも改善します。我々も同じことをしていきますし、それはいつもと同じ状況です」

    ホンダは、後半戦に3回目のエンジンアップグレードとなる“スペック4”エンジンの導入を予定している。一部報道ではスペック4は25馬力アップを果たし、予選モードでメルセデスやフェラーリと匹敵するものになると伝えられている。

    だが、すでにレッドブル・ホンダのドライバーはパワーユニットコンポーネントの年間使用数が上限に達しており、次のアップグレード投入のタイミングでグリッド降格ペナルティを受けることになる。

    「ご存知のように、我々は既に3つ目のユニット(フランスGPで)を適用しています。つまり、次のステップではペナルティを受ける必要があります」と田辺豊治はコメント。

    「そのため、我々は常にチームとタイミングについて話し合っています。我々は段階的にゲインを見出しています。そのステップが大きいか小さいかを判断することは困難ですが、我々は常に前進を果たしたいと考えており、それが我々が計画していることです」

    F1 ホンダF1 田辺豊治ホンダF1 田辺豊治 MotoGP

  • レッドブル F1代表 「フロントウイングの重要性を見誤っていた」

    レッドブル F1代表 「フロントウイングの重要性を見誤っていた」

    レッドブルは、グリッドで最高のシャシーを作るチームであると広く知られており、それが過去にタイトル4連覇の大きな助けとなった。しかし、F1チームを務めるクリスチャン・ホーナーは、今季のレギュレーション変更によってフロントウイングがいかに重要であるかをレッドブルは認識できていなかったと考えている。

    今年からホンダのF1エンジンを搭載するレッドブルは、エイドリアン・ニューウェイ率いるデザインチームが優れたシャシーを提供することを期待していた。

    だが、レッドブルはプレシーズンテストからパフォーマンスを発揮できず、特にフロントウイングを重要度を見誤っていた。

    「ルール変更は大きな痛手だったと思う。フロントウイングの使用が不可欠であり、最初に我々はそれを認識できていなかった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「今ではルールをコントロールできるようになっており、空力を復元する方法を把握している。だが、新しいタイヤと相まって、我々のシャシーは苦戦を強いられていた」

    F1オーストリアGPで改良版のフロントウイングを投入したレッドブルは初勝利を挙げ、夏休み前の4戦で2勝を挙げることに成功した。

    「最近、我々はシャシーに関して順調に進歩しており、そのラインを維持できることを期待している。それはまだ最も改善の余地がある部分だ」