タグ: ホンダF1

  • アレクサンダー・アルボン 「レッドブル・ホンダ加入は大きな一歩」

    アレクサンダー・アルボン 「レッドブル・ホンダ加入は大きな一歩」

    アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダでの初レースとなるF1ベルギーGPにむけての意気込みを語った。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、今週末の第13戦ベルギーGPからピエール・ガスリーに代わってトップチームのレッドブル・ホンダのドライバーを務めることになった。

    アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダで走ることは大きなステップであり、移籍について大きな注目を集めることはわかっているが、とにかく自分の仕事に集中していくことが重要だと語った。

    「F1キャリアの早い段階でレースに勝てるマシンを運転する機会を得らえるドライバーは多くないし、レッドブルで走るのは素晴らしい機会だ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「大きな一歩であり、大きな違いだ。それにファクトリーは僕の家からかなり近いので便利だ! マシンの実力はわかっているし、今年マックスが成し遂下てきたことを目にしてきた。以前と比べてどのような感じか確かめたいと思っている。でも、同時に今週末はそのクルマでの初走行だということはわかっているし、僕はまだドライバーとして学び、改善しているところだ。自分には間違いなくもっとポテンシャルがあると思っている」

    「主な違いのひとつは移籍に伴うノイズと注目だということはわかっているけど、堅実で現実的だ。スパでやらなければならない仕事に集中するだけだし、多くのことに耳を傾けて、観察していくつもりだ」

    「トラックはクールだし、全員が大好きなトラックだと思う。ドライバーズトラックであるのは間違いないし、速くて、あまりランオフエリアは多くない。ある意味で自分が限界に使づいていることを感じられる古き良きドライビング感覚に戻るような感じだ。ミスをすればウオールにクラッシュしていまう。それがドライバーが切望していることだ」

    「スパは僕にとってそれほど成功していないトラックだけど、去年のF2では表彰台を獲得しているので、それでも悪くはない。それに、天候がどうなるかは決してわからない」

    「シミュレーターでできるだけの準備はしてきたし、あとはチームとの手順的なことを経験して、全員のことを知ることが重要だ。そこはうまくいくはずだ!」

    「これは大きな一歩だけど、以前にもこのような大ジャンプは経験して、チャンスを掴んできたと感じている。そこについては心配していない。集中しているし、シーズン後半戦にできる限り強くなる準備はできている」

  • ホンダF1、後半戦に意気込み 「モンツァは面白いレースになりそう」

    ホンダF1、後半戦に意気込み 「モンツァは面白いレースになりそう」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史が、今週末のF1ベルギーGPでスタートするシーズン後半戦への意気込みを語った。なかでもF1イタリアGPは“面白いレースになる”と予想する。

    今年、レッドブルとのパートナーシップを開始したホンダは、F1オーストリアGPでのマックス・フェルスタッペンの今季優勝を含めて2勝、5回の表彰台、1回のポールポジション獲得という活躍をみせ、フェルスタッペンは181ポイントを獲得してドライバーズ選手権3位に位置している。

    だが、チームメイトのピエール・ガスリーは63ポイントの獲得にとどまり、コンストラクターズ選手権ではフェラーリから44ポイント差の3位。後半戦からはガスリーに代えてアレクサンダー・アルボンを起用し、巻き返しを図る。

    ホンダF1の後半戦の最大の注目となるのは“スペック4”エンジンの投入のタイミング。一部報道では、スペック4でエンジンは25馬力アップを果たし、予選モードでメルセデスやフェラーリに匹敵するともされている。

    スペック4は、夏休み明けのF1ベルギーGPもしくはF1イタリアGPでの投入が予想されているが、山本雅史はまだどのサーキットで投入するかは決定していないと語る。

    「ネットに少し話題が出てるんですけど、いずれにしてもスペック4は、今、田辺が中心になって、ホンダとレッドブル、ホンダとトロロッソで協議中です。敵は周りにもいるんですけど、自分たちと戦うのもモータースポーツの楽しさでもあると思っているので、自分たちがいかにシーズンをアブダビまでパワーユニットを使い切るかということだと思います」

    また、各サーキットについて山本雅史は以下のように語った。

    F1イタリアGP
    「パワーサーキットもあんまりサーキット特性が気にならない状況に見えてきている感はあるので、あくまで僕個人の意見ですけど、スパは全開率が長いので、そういう意味ではモンツァは面白いレースになるんじゃないかなと少し思っているですよ。モンツァは1コーナーもそうですし、次の2個目のシケインもそうですし、スパより僕は抜けるコースだと思っています」

    F1シンガポールGP
    「シンガポールは本当にトロロッソも比較的いいパフォーマンスを過去に見せてくれている場所なので、ホンダの4台が揃ってモナコみたいに8位に4台いたような、ああいうレースをしてくれた方が嬉しいし、もちろん、フェルスタッペンとアルボンがまた表彰台に上ってもらう、その両方を狙っていくように田辺と緻密にやっていきます」

    F1ロシアGP
    「ロシアでやはりレッドブル・リンクでレッドブルが優勝したように、日本のホンダ、地元で鈴鹿にむけてロシアでしっかりパワーユニットの使い方をホンダとしてまとめて鈴鹿に向かいたい。そんなサーキットです」

    F1日本GP
    「本当にホンダにとっても鈴鹿はホームコースなので狙っていきたいと思います。レッドブルもみんなアップデートしてきて、ホンダが今年投入する最後のスペックになると思うので、そこをしっかりやり遂げて、マックス、アルボン、ドライバーたちが、レースしやすいパフォーマンスを提供できるように頑張ります」

    F1メキシコGP
    「本当にきっちりパワーユニットをうまく生かして、レッドブル、トロロッソ、両チームがいいレースをできるように。昨年も非常にレッドブルは良い結果を出しているコースなので、総合力が高いレベルにあると思うので、そういった意味ではメキシコは非常に楽しみにしたいです」

    F1アメリカGP
    「アメリカは本当に低速からストレートもあってほとんど直線ぽいコーナーが多いので、そういった意味ではレッドブルも負けないようにきっちり良い仕事ができるように良い仕事をしたいと思います」

    F1ブラジルGP
    「昨年もいいレースしていたし、そのころにはたぶんスペック4が出ているので、エンジニアも熟知していい形でレースのマッピングがたぶんやれていると思うので、そう意味では期待できるコースだと思います」

    F1アブダビGP
    「2019年の最終戦、締めくくりなので、やっぱり来年につなげられるように本当にパワーユニットを使い切るみらいなことで来年にむけていいレースにしたいと思います」

    最後に後半戦にむけて山本雅史は以下のように締めくくった。

    「来週から始まる後半戦、モータースポーツファン、ホンダファンのためにも、いろんな意味で喜びを多く共有できるようにトロロッソ、レッドブル、チームホンダで力を合わせて総合力で頑張っていきたいと思いますので、後半戦もみなさん応援よろしくお願いします」

  • ピエール・ガスリー、後半戦に意気込み 「スパに向けての準備は万全」

    ピエール・ガスリー、後半戦に意気込み 「スパに向けての準備は万全」

    ピエール・ガスリーは、自身のInstagramを約3週間ぶりに更新。古巣トロロッソ・ホンダでシート合わせをしている画像を投稿し、“スパに向けての準備は万全”だと語った。

    今年、レッドブル・ホンダのドライバーに昇格したピエール・ガスリーだが、前半戦でチームメイトのマックス・フェルスタッペンが2勝を挙げて181ポイントを獲得したのに対し、63ポイントしか獲得することができなかった。

    この結果を受け、レッドブルは後半戦からアレクサンダー・アルボンを起用することを決定。ピエール・ガスリーは昨年まで在籍していたトロロッソに戻ることになった。

    夏休みにガールフレンドのカテリーナ・マゼッティ・ザニーニとスペインのイビザで休暇を過ごしていたピエール・ガスリーは、自身のInstagramにトロロッソ・ホンダ STR14でシート合わせをしている画像を投稿。

    「イタリアのファミリーとの仕事に戻ってきた。スパに向けての準備は万全だ」とピエール・ガスリーは語った。

    ピエール・ガスリーは、レッドブル・ホンダ RB15への対応に苦労してきた。マックス・フェルスタッペンのドライビングスタイルにフィットするように作られたRB15でガスリーはトラクションに苦しんだ。シーズン序盤には「昨年のトロロッソと比べてクルマに適応しなければならない。トロロッソの方が僕のドライビングに合ってい」とピエール・ガスリーは語っていた。

    ピエール・ガスリーの弁護士は「彼が愛し、すでに自分自身を証明してきたチームで、彼は真の価値を発揮する」とトロロッソ・ホンダでの奮起を期待している。

    レッドブル・ホンダのシートを失ったピエール・ガスリーだが、決して2020年に復帰する可能性が消滅したわけではない。レッドブルは、20残りのレースで2020年のマックス・フェルスタッペンとして、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリー、ダニール・クビアトの誰が相応しいかを評価していくとしている。

  • レッドブル・ホンダ、アレクサンダー・アルボン仕様のRB15を公開

    レッドブル・ホンダ、アレクサンダー・アルボン仕様のRB15を公開

    レッドブル・ホンダは、F1ベルギーGPからドライバーを務めるアレクサンダー・アルボンのカーナンバー“23”が入ったRB15を公開した。

    レッドブルは、夏休み直前の8月12月(月)にF1ベルギーGPから成績不振のピエール・ガスリーに代えて、アレクサンダー・アルボンを起用することを発表。最終戦までレッドブル・ホンダでマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めることが決定した。

    マックス・フェルスタッペンは2016シーズン途中にダニール・クビアトと入れ替わる形でレッドブル・レーシングに加入しており、アルボンもフェルスタッペンと同じ道を辿ることになる。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、序盤の12戦でチームメイトのダニール・クビアトに引けを取らないパフォーマンスを発揮。8月26日(月)にレッドブルの本社を訪れ、今週末のF1ベルギーGPから新たな愛車となるRB15でシート合わせを行った。

    レッドブル・ホンダは、新たにカーナンバー23が掲載されたアレクサンダー・アルボン仕様のRB15の画像を公開した。伝統の舞台、スパ・フランコルシャン・サーキットで開催される第13戦ベルギーGPでアルボンは今シーズンすでに2勝を挙げているレッドブル・ホンダRB15のステアリングを初めて握る。

    アレクサンダー・アルボン レッドブル・ホンダ RB15Alexander Albon Red Bull Honda RB15

    F1史上2人目のタイ国籍ドライバー
    ロンドン生まれのアルボンはタイ出身の母親と英国人の父親を持つ。過去に世界最高峰のモータースポーツを戦ったタイ国籍ドライバーを見つけるには、タイムマシンに乗って1950年代まで遡らなければならない。アルボンよりも前にF1へ出走した唯一のタイ人ドライバーは、ビーラポンパーヌデート=パーヌパン親王だ。モータースポーツ界では「プリンス・ビラ」として知られるこのタイ王族は1950シーズンから1954シーズンにかけて計19戦に出走。ベストリザルトは1954シーズン フランスGP決勝4位だ。

    父ナイジェルは1990年代のBTCCで活躍した元レーシングドライバー
    長年に渡りBTCC(英国ツーリングカー選手権)は高い人気を誇る英国の “ハコ車” レースシリーズで、ごく普通のセダンが徹底的にチューンアップされ、多少の接触など構わずにコンペティティブなバトルを展開している。1990年代のBTCCは英国以外の自動車メーカーも多額の予算を投入するほど活況かつ非常にコンペティティブだったことで知られているが、この時期に活躍していたドライバーのひとりがアルボンの父ナイジェルで、プライベーターとしてルノー19をドライブした1994シーズンの活躍がとみに有名だ。ナイジェルはルノー・クリオ・カップをはじめとするハイレベルなレースシリーズに多数参戦し、2005シーズンから2007シーズンにかけてはポルシェ・カレラ・カップ・アジアにも参戦した。

    GP3時代のチームメイトは現フェラーリのシャルル・ルクレール
    2019シーズンのイギリスGPとオーストリアGPでは未来のF1スター2人(レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとフェラーリのシャルル・ルクレール)が幾度となくホイール・トゥ・ホイールの劇的バトルを展開したが、このバトルへの参戦を狙うアルボンはルクレールの手の内を知っている。2016シーズンのアルボンはARTでルクレールのチームメイトとしてGP3を戦い、ルクレールに次ぐ総合2位を獲得しているのだ。また、年間勝利数ではルクレールを上回っている(アルボン4勝・ルクレール3勝)。F1でもアルボン vs. ルクレールの優勝争いが見られるだろうか?

    2019シーズン第12戦までのベストリザルトは6位
    スクーデリア・トロ・ロッソでダニール・クビアトのチームメイトとしてF1デビューシーズンを迎えたアルボンは、F1経験の少なさとは裏腹に素晴らしいスピードと成熟度で好印象を残してきた。これまでリタイアを喫したのはカナダGPのみで、デビュー2戦目のバーレーンGPで早くも初ポイント(9位)を獲得したアルボンは通算12レースで入賞5回を記録している。これまでのアルボンの文句なしのハイライトが、雨で大荒れとなったドイツGPだ。マックス・フェルスタッペンがセンセーショナルな勝利を飾り、クビアトが久々の表彰台を獲得したこのレースでアルボンは6位入賞を果たし、レッドブル・レーシング・ファミリーに最高の1日をプレゼントした。

  • ホンダF1 田辺豊治「目標のチャンピオンシップ獲得にはまだ程遠い」

    ホンダF1 田辺豊治「目標のチャンピオンシップ獲得にはまだ程遠い」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、最近のレースでは改善を示しているものの、メルセデスとのギャプはまだ大きく、目標としているF1チャンピオン獲得のためにはさらなる改善が必要だと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、夏休み前の4レースのうち2レースで優勝。高温となったオーストリアGPではフェラーリのシャルル・ルクレールを倒し、ウエットレースとなったドイツGPでも優勝を果たした。

    また、マックス・フェルスタッペンはF1ハンガリーGPでF1で初のポールポジションを獲得。ホンダにとってもF1に復帰して以来初めての勝利とポールポジションとなった。

    「バルセロナテストを開始したときや、開幕戦、シーズン序盤では、我々とトップランナーとパフォーマンスには大きなギャップが見られました」と田辺豊治はコメント。

    「我々はそのギャップを縮めるために非常に一生懸命に仕事を続けていますが、ギャップはまだあります。我々はマックス(フェルスタッペン)と2勝を挙げましたし、トロロッソが表彰台を獲得したのも良いことです。ドイツは非常にトリッキーなレースでした。チームとドライバーは非常に正確に仕事をして、変化するコンディションに非常に迅速に反応した。それが我々に良い結果をもたらしました」

    「これまでのところ、予想以上にうまくいっています。しかし、私たちの願望は現在の結果以上のものです。それが簡単なことではないことを分かっています。我々にはチーム、ドライバー、うまく機能しているエンジンがありますし、我々の目標を達成することができると思っています。それが今私が考えていることです」

    田辺豊治は、F1ハンガリーGPでのポールポジション獲得は他のパワーユニットとの差が縮まっている表れだと語る。

    「通常、レースの状況では、コンディション、接触、タイヤ管理、ピットストップ戦略、そして、レース中の全体的な競争力など多くの変化があります」と田辺豊治は語る。

    「今年はこれまで2つの勝利を収めており、それは素晴らしいことです。そして、ポールポジションはわずかに異なる成果です。それはスピードを表していますからね」

    「もちろん、予選中にも何らかの状況はありますが、レースとは少し違うので、ある程度のスピードを見せることができます。今年を振り返ってみると、メルセデスとフェラーリとは大きなギャップがありました。近づいていましたが、ハンガリーでポールポジションを獲得できるとは思っていませんでした」

    「近づいていることはわかっていましたが、まだギャップはあります。マックスとチームが素晴らしい仕事をして、ポールポジションを獲得することができました。これは、パフォーマンス改善の開発にとってまた新たな強い影響を与えてくれます」

    マックス・フェルスタッペンはブダペストの終盤にシーズン3勝目を逃したが、それでも田辺豊治は全体的なパフォーマンスはホンダにとってポジティブなものだったと語る。

    「実際、ホンダだけでなく、レッドブルとマックスにとっても素晴らしい一日であり、素晴らしいレースできた。ポールポジションを勝利に変えることは簡単ではないことはわかっていましたが、チャンスはありました。勝つことは非常に難しいものですし、ドライバーとチームの戦略という点でメルセデスのチームワークは驚くべきものでした。しかし、我々は残りのシーズンのためにプッシュし続けていきます。結果は我々スタッフ全員にとって励みになるものでした」

    「みんなはさくらで一生懸命働いており、ホンダの内部でも多くの人々が我々を見ています。初勝利はマイルストーンの1つです。しかし、我々の目標はもっと高くなっています。とても満足していますが、我々がストップすることはありません。常にもうひとつ、もうひとつ、もっと多くを求めています」

    「目標はチャンピオンシップです。我々はチャンピオンシップにはまだ程遠いです」

  • ホンダF1 「マクラーレン・ホンダ時代はお互いに思い込みが強すぎた」

    ホンダF1 「マクラーレン・ホンダ時代はお互いに思い込みが強すぎた」

    ホンダF1の山本雅史が、マクラーレン・ホンダ時代を振り返り、パートナーシップがうまくいかなかった一因として“お互いがリスペクトしすぎてコミュニケーションがうまくいなかった”ことを挙げた。

    ホンダは、2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰。しかし、ホンダのF1エンジンの信頼性とパフォーマンス不足、そして、マクラーレン側のシャシーの失敗もあり、3年間でパートナーシップは解消に至った。

    当時の状況を振り返り、山本雅史は「正直、私はマクラーレンとも2年やってたんですけど、マクラーレンってやっぱり第2期というホンダの黄金時代だったときに、やはり強かったマクラーレン、あの時はエンジンとしてホンダが本当に強い時代で、お互いがリスペクトして、お互いがやっていればうまくいってた時代だと思うんですね」と F1GPニュース でコメント。

    「ところが、今のF1ってパワーユニットも複雑ですし、シャシーも複雑になって、いろんなメカニカルな要素が含まれていて、そういった意味では本当にコラボレーション、しっかりコミニュケーションをとらないとお互いに良いところを引き出せないというのが今のF1の難しさだと思うんですよ」

    「そういった意味ではマクラーレンとやっているときは、もちろん私たちは復帰してたくさんの勉強をさせてもらったんですけど、お互いがリスペクトしすぎてて、あんまりコミニュケーションがうまくいっていなかったのかというのが正直なところで」

    「まず、その新たにトロロッソと組んだ時に一番田辺と私が現場でやったのはまずはコミニュケーション。で、車体のいいところ、パワーユニットのいいところをお互いぶつけ合いながら、やはり総合力で少しでも前に行こうというのが大きな変わった点だと思います」

    「マクラーレン時代はお互いがいい意味でリスペクトしていて、マクラーレンはマクラーレンがやれば間違いない、ホンダはホンダがやれば間違いがないっていうお互いの思い込みが強すぎたなって思いますね」

    また、今年からスタートしたレッドブルとのパートナーシップが良好であることの例として、初勝利を飾ったF1オーストリアGPでの逸話を披露した。表彰台にはテクニカルディレクターを務める田辺豊治が挙がっている。

    「一番苦労したのが田辺だし、実は日曜日のランチタイムでマルコさんとか首脳陣みんなでご飯食べてて、その時に『今日勝ったらホンダが上がっていいぞ』と言われて、その時点でみんなで田辺を上げることで決まってたんです」と山本雅史はコメント。

    さらにレッドブルはシャンパンファイトで使用されたボトルを快く渡してくれたという。

    「本当はコンストラクターのものなんですけど、クリスチャンが『持って帰れ』と言ってくれて飛行機で持って帰ってきたんです。本当にそこもいい関係だと思っています。本当にいい呼吸、コミニュケーションがとれていると思っていますし、本当に私たちも感謝です。翌週たまたまレッドブルとトロロッソの2台をホンダのウェルカムプラザに飾る予定だったので、タイムリーだったですね」

    昨年までホンダのモータースポーツ全体を統括していた山本雅史だが、今年からはF1に専念することになった。

    マネージングディレクターという役職について山本雅史は「まず、毎戦レースの木曜日に田辺(豊治/テクニカルディレクター)を中心にエンジニア、メカニックと人たちとミーティングをして、今シーズン、今回のレースはどのように戦うだとか、どういう風に進めていくかのミーティングをまず行って、それ以外は主に契約ごとだとか、マーケティング関係のもろもろ事務的な仕事を含めて、田辺中心にメカニック、エンジニアの人たちが気持ちよく現場で仕事ができる環境を作るというのが私の大きな役割だと思っています」と説明。

    また、F1選任になって楽になったかとの質問には「もちろん3月まではモータースポーツ全体を見るという立場だったので、F1に集中できるという意味ではトロロッソとレッドブルのメンバーも喜んでくれてますし、私自身も少しお休みがとれる環境になったし、そういった意味では非常に集中できる環境ができているので、今シーズンはいろんな意味で楽しんで仕事をしています」と答えた。

  • マックス・フェルスタッペン 「来年はF1チャンピオンを狙いにいく」

    マックス・フェルスタッペン 「来年はF1チャンピオンを狙いにいく」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、今年の逆転王座は“ほぼ不可能”だと考えているが、2020年にはF1ワールドチャンピオンを狙いにいくと語る。

    前半戦を終えて2勝を挙げたマックス・フェルスタッペンは181ポイントを獲得しているが、ランキングトップで8勝を挙げたルイス・ハミルトン(メルセデス)とは69ポイントの差が開いている。

    後半戦に逆転するチャンスについて質問されたマックス・フェルスタッペンは「それはほぼ不可能だと思う」と De Telegraaf にコメント。

    「ハミルトンに何度も何度も不運なことが起きない限りね」

    マックス・フェルスタッペンは、今年のドライバーズ選手権でバルテリ・ボッタスを上回り、ルイス・ハミルトンの後ろの2位で終えたとしても、ほとんど満足することはないだろうと語る。

    「僕にとっては1位であることが重要だ。20年後に自分のキャリアを振り返ったとき、自分がワールドチャンピオンの次点になったことを誇りに思うことはないだろう」

    「気にしていないし、トップスポットだけが重要だ。他の人は違った考え方をしているかもしれないけど、私にとっては勝利だけが重要だ」

    「でも、いずれにしろ、僕は2回勝った。それはシーズンのある時点で予想していたよりも良い。僕たちはまだ良い進歩を遂げているけど、もう少し良くしていかなければならない」

    マックス・フェルスタッペンは2020年には自身初のF1ドライバーズタイトル獲得を狙うつもりだと語る。

    「来年は間違いなくいい形になると思っている。ライバルたちも簡単に僕に勝たせてくれるわけではないだろうけどね。僕たちはギャップを縮めるために懸命に取り組む必要がある」

    「ここまでに自分たちが達成してきた進歩には満足している。それに今ではホンダともうまくやれているし、もっと力を増すこともできるはずだ」

    「ホンダについてはゲインを得るためにまだまだ多くのことがあると思う。1年目の相互関係を見ればそれは確かだ。うまく連携できれば、明らかにポテンシャルはある。今最も重要なことは、常にパフォーマンスを発揮し、連携していくことだ」

  • ホンダF1 「ガスリーとアルボンの交代はメール一通で知らされただけ」

    ホンダF1 「ガスリーとアルボンの交代はメール一通で知らされただけ」

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、F1ベルギーGPからピエール・ガスリーとアレクサンダー・アルボンを交代するという決定はメール一通で知らされただけだと明かした。

    レッドブルは、夏休み直前の8月12月(月)にF1ベルギーGPから成績不振のピエール・ガスリーに代えて、アレクサンダー・アルボンを起用することを発表。ピエール・ガスリーはトロロッソ・ホンダへと出戻ることになった。

    山本雅史は、基本的にドライバー決定はレッドブル側が決めることであり、メール一通で知らされただけだと語った。

    「正直申しますと、夏休みだったものですから、夏休みの入った日にメールが一通送られてきて、夏休みに発表するよと。ホンダというよりは、これはコンストラクターがドライバーを最終決定していくものなので、連絡はリリースが出る直前に来て、お休みだったということで話し合いも特になく、僕もちょっと正直驚いているという感じですね」と山本雅史はコメント。

    「レースがあったタイミングですと、クリスチャン(ホーナー)だったり、フランツ・トストだったり、(ヘルムート)マルコさんだったりが、直接話をして、いろいろ『どう思う?』とか意見をホンダにも聞いてくれるんですけど、今回夏休みだったということで、本当にメール一通きて、『リリースを出すよ、よろしく』っていうぐらいのものでした。基本的にはコンストラクターが決めることですからね」

  • フェルスタッペン 「ホンダF1のメンタリティはルノーとは全く異なる」

    フェルスタッペン 「ホンダF1のメンタリティはルノーとは全く異なる」

    マックス・フェルスタッペンは、ホンダF1とレッドブルとの新たなパートナーシップの進歩に今も満足していると語る。

    マックス・フェルスタッペンは今シーズンここまで2勝を挙げている。それはホンダがF1復帰し、マクラーレンとの悲惨なパートナーシップを終えて以降、初めての勝利となった。

    レッドブル・ホンダのトップドライバーであるマックス・フェルスタッペンは、ホンダのF1プロジェクトに満足していると語った。

    「拳でテーブルを叩く必要はなくなったよ」とマックス・フェルスタッペンは De Telegraaf にコメント。

    「ホンダは、僕たちと同じように常により良いものを求めている。これまでとはまったく異なるメンタリティだ」とマックス・フェルスタッペンは以前のエンジンパートナーであるルノーを引き合いに出して語った。

    ホンダF1がマクラーレンと失敗した理由のひとつは“文化の違い”だと報じられていたが、マックス・フェルスタッペンはホンダF1とのコミュニケーションはまったく問題はないと語る。

    「面白いのは、それが本物のミックスということだ」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    「僕たちと一緒にプロジェクトを管理しているのはアメリカ人だし、コスワース時代からホンダで働いているイギリス人もいる」

    「もちろん、文化は非常に異なっているけど、時間の経過とともにそれを知るようになるものだ

    「最終的に、僕たちには勝つという同じ目標がある。そうであれば、同じ言語を非常にすばやく話すようになるものだ」

  • ピエール・ガスリー、トロロッソ・ホンダ STR14でシート合わせ

    ピエール・ガスリー、トロロッソ・ホンダ STR14でシート合わせ

    ピエール・ガスリーは、今週末のF1ベルギーGPにむけてトロロッソ・ホンダ STR14でシート合わせを行った。

    今年、レッドブル・ホンダのドライバーを務めていたピエール・ガスリーだが、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが勝利や表彰台を繰り返すなか成績を残すことができなかった。フェルスタッペンが181ポイントを稼いだのに対し、63ポイントしか獲得できず、F1ハンガリーGPを最後にトロロッソ・ホンダに降格することが決定した。

    ヘルムート・マルコは、ピエール・ガスリーが本来のパフォーマンスを発揮できなかったのはトップチームで走るというプレッシャーに苦しんでいたからだと指摘する。

    「ガスリーは精神的に強いと思っていた。だが、彼の不振はメンタル的な問題によるものだと言えるだろう。今季を迎えるまで、ピエールは良いレースをしていたし、予選でのペースもよかった。そしてオーバーテイクに問題を抱えることもなかった。だが、今年の彼はそうした資質を示すことが全くできていなかった。彼はプレシーズンテストで起こした事故の責任も感じていたようだ。シーズンが始まる前からそのことが彼の頭から離れなくなっていた」とヘルムート・マルコは語っている。

    精神的な部分だけでなく、ピエール・ガスリーは、レッドブル・ホンダ RB15への対応にも苦労した。マックス・フェルスタッペンのドライビングスタイルにフィットするように作られたRB15でガスリーはトラクションに苦労。「昨年のトロロッソと比べてクルマに適応しなければならない。トロロッソの方が僕のドライビングに合ってい」とピエール・ガスリーは語っていた。

    ピエール・ガスリーの弁護士は「彼が愛し、すでに自分自身を証明してきたチームで、彼は真の価値を発揮する」とトロロッソ・ホンダでの奮起を期待している。

    レッドブル・ホンダのシートを失ったピエール・ガスリーだが、決して2020年に復帰する可能性が消滅したわけではない。レッドブルは、2019年の残りのレースで2020年のマックス・フェルスタッペンとして、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリー、ダニール・クビアトの誰が相応しいかを評価していくとしている。