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  • アレクサンダー・アルボン、レッドブル・ホンダ初走行は「順調だった」

    アレクサンダー・アルボン、レッドブル・ホンダ初走行は「順調だった」

    アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダとの初セッションとなったF1ベルギーGP初日のフリー走行は順調に進めることができたが、新しい環境に慣れながら一歩ずつ進めていると語った。

    アレクサンダー・アルボンは、FP1でチームメイトのマックス・フェルスタッペンに0.077秒差に迫り、新チームで印象的な滑り出しをみせた。

    FP2では新しい愛機であるRB15の理解を深め、ロングランに集中し、10番手タイムで終えている。

    「とてもスムーズな一日だった」とアレクサンダー・アルボンは Sky F1. に語った。

    「スタッフとの事後とをとても居心地が良いと感じている。彼らは僕にとても親切にしてくれているし、とても異なっている」

    「シミュレーターで走った水曜日にすでに慣れるには少し時間がかかると言えた」

    「でも、コースにいてヘルメットを着用するとG-フォースを感じることができるし、もう少しクルマを良く感じることができる。でも、それは本当小さな一歩だ」

    「トロロッソのためのドライビングスタイルだし、そのやり方で6か月過ごしてレッドブルに来たわけだし、別のクルマがどんな感じだったかを思い出そうとしてしまうものだ」

    「脳を再配線し、それを学び始め、もう一度やり直さなければならない。それは特に問題ではないけどね」

    アレクサンダー・アルボンは、ホンダの“スペック4”F1エンジンを搭載したことで、予選ポジションに関係なく、グリッド後方からレッドブル・ホンダとの初レースをスタートする。

    アレクサンダー・アルボンは、高いグリッドからスタートしたいという気持ちはあるものの、グリッド降格によって新しいチームでは避けて通れないプレッシャーをいくらか和らげることになるだろうと語る。

    「やっぱり、きちんとした予選をして、自分がどの位置を走れるのか見てみたいけど、もちろん、今の焦点はショートランのペースではないし、日曜日にむけてクルマをセットアップしようとしている」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「だから、少し落ち着いた雰囲気ではあるでも、もちろん、日曜日に良い仕事をしたいと思っているよ」

    関連:F1ベルギーGP フリー走行2回目 | シャルル・ルクレールがトップタイム

  • F1ベルギーGP フリー走行2回目 | シャルル・ルクレールがトップタイム

    F1ベルギーGP フリー走行2回目 | シャルル・ルクレールがトップタイム

    2019年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーGPのフリー走行1回目が8月30日(金)にスパ・フランコルシャンで行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムを記録。2番手にもセバスチャン・ベッテルが続き、フェラーリが両方のセッションを1-2体制で終えた。

    午後も“スパ・ウェザー”に見舞われることなく晴天のなかで90分のFP2セッションはスタート。開始時の気温は23.3度、路面温度は39.5度まで上昇した。

    予選・決勝と同じ時間帯で行われるFP2セッションでは、各チームが前半に予選を見据えたショートラン、決勝を見据えてソフトタイヤとミディアムタイヤによるロングランを実施。

    残り5分を切ったところで、5番手タイムのセルジオ・ペレスがマシンから出火してコース上でストップ。バーチャルセーフティカーが導入され、その後、赤旗が提示されてそのままセッションは終了となった。レーシングポイントはランス・ストロールのマシンにも不具合が出ており、メルセデスの“フェーズ3”エンジンを搭載し、空力アップデートを投入して速さは見せてはいるもののトラブル多発のセッションとなってしまった。2台は再びエンジン交換を迫られる可能性がある。

    フリー走行2回目のトップタイムはフェラーリのシャルル・ルクレールの1分44秒123。ルクレールはセクター1とセクター3でベストタイムを記録している。2番手には0.630秒差でチームメイトのセバスチャン・ベッテルが続き、順位は午前中とは異なるものの、初日の両方のセッションを1-2で終えた。

    3番手はトップから0.846秒差でバルテリ・ボッタス、4番手には0.892秒差でルイス・ハミルトンとメルセデス勢が続いた。ハミルトンはセクター2の最速タイムをマークしている。

    レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンがトップから1.271秒差となる6番手。無線ではエンジンに満足できていない様子を見せていた。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはチームメイトから0.377秒差で10番手タイム。2台ともショートランに不安を残すセッションとなった。

    トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトが14番手タイム、ピエール・ガスリーが17番手タイムで初日のセッションを終了。二人のタイム差は0.160秒。11番手のカルロス・サインツ(マクラーレン)から18番手のケビン・マグヌッセン(ハース)までのタイム差は0.400秒とミッドフィールドは非常に僅差となっている。

    2019年 第13戦 F1ベルギーGP フリー走行2回目 結果

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分44秒123   28
    2 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分44秒753 0.630 30
    3 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分44秒969 0.846 28
    4 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分45秒015 0.892 26
    5 11 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1分45秒117 0.994 25
    6 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分45秒394 1.271 20
    7 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 1分45秒708 1.585 25
    8 18 ランス・ストロール レーシングポイント 1分45秒732 1.609 21
    9 3 ダニエル・リカルド ルノー 1分45秒735 1.612 26
    10 23 アレクサンダー・アルボン レッドブル 1分45秒771 1.648 21
    11 55 カルロス・サインツ マクラーレン 1分45秒999 1.876 28
    12 8 ロマン・グロージャン ハース 1分46秒120 1.997 21
    13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分46秒209 2.086 26
    14 26 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ 1分46秒214 2.091 24
    15 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分46秒258 2.135 29
    16 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1分46秒328 2.205 24
    17 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分46秒374 2.251 28
    18 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分46秒399 2.276 21
    19 63 ジョージ・ラッセル ウィリアムズ 1分47秒887 3.764 30
    20 88 ロバート・クビサ ウィリアムズ 1分48秒331 4.208 32
  • F1ベルギーGP フリー走行1回目 | セバスチャン・ベッテルがトップ

    F1ベルギーGP フリー走行1回目 | セバスチャン・ベッテルがトップ

    2019年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーGPのフリー走行1回目が8月30日(金)にスパ・フランコルシャンで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラ-リ)がトップタイムを記録。レッドブル・ホンダ勢が3番手と4番手に続いた。

    サマーブレイク期間が明けて、ベルギーで後半戦がスタート。開催地は、伝統のスパ・フランコルシャン。カレンダー中随一の全長を持つサーキットは、全開率の高さに加え、“オー・ルージュ”に代表される激しい高低差もあり、一瞬たりとも気の抜けないコース。

    ピレリは、高速のスパ・フランコルシャンにC1(ハード/ホワイト)、C2(ミディアム/イエロー)、C3(ソフト/レッド)という最も硬いコンパウンドが配分される。

    パワーが求められる上に全長の長いサーキットだけにエネルギーマネジメントも重要でシーズンの中でも調整の難しい戦いになる。そのため、今回のF1ベルギーGPでは、ホンダ、メルセデス、ルノーがエンジンアップグレードを投入。フェラーリ勢のみが夏休み前のエンジンでレースに週末に挑んでいる。

    今回のF1ベルギーGPからレッドブル・ホンダはピエール・ガスリーに代えてアレクサンダー・アルボンを起用。ガスリーはトロロッソから参戦。また、前日の木曜日にはバルテリ・ボッタスのメルセデス残留、ルノーがニコ・ヒュルケンベルグに代えて来季からエステバン・オコンを起用することを発表し、ニュース満載の週末となっている。

    現地時間11時。気温18.5度、路面温度25.6度の快晴のコンディションで90分間のFP1セッションはスタート。開始早々、ルイス・ハミルトンがパワーロスを訴えてスローダウンするが、コース中盤で再びパワーが復活してピットまで通常の走行に戻った。スロットルペダルに問題があったという。

    また、30分が経過した頃、ランス・ストロール(レーシングポイント)の右側のエンジンカバーが外れるというトラブル。コース上にデブルがまき散らされたため、バーチャルセーフティカーが導入された。

    折り返しとなる45分が経過して全マシンがピットに戻った時点でタイムシートのトップに立ったのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。1分45秒803をマークする。2番手にはダニエル・リカルド(ルノー)、そして、3番手にはレッドブルでの初めての週末となるアレクサンダー・アルボンが続いて順調なスタートを切った。リカルドには“スペックC”、アルボンには“スペック4”と各エンジンメーカーのアップグレード版エンジンが搭載されている。

    その後はほぼ全チームチームはソフトタイヤでロングランを重ねるが、メルセデスだけはいつものようにミディアムタイヤのみで走行を重ねる。

    フリー走行1回目のトップタイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが記録したの1分44秒574。2番手には0.214秒でチームメイトのシャルル・ルクレールが続いた。スパを得意とするフェラーリが、今シーズン初勝利にむけて好スタートを切った。

    3番手にはトップから0.933秒差でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。4番手には今大会がレッドブル・ホンダでのデビュー戦となるアレクサンダー・アルボンがチームメイトから0.077秒差で続いた。アルボンはホンダの“スペック4”を搭載。エンジンの効果を抜きにしても、初めてのマシンで上々の滑り出しをみせた。

    5番手にはバルテリ・ボッタス、6番手にはルイス・ハミルトンとメルセデス勢。ボッタスとトップからの差は1.308秒だが、ミディアムタイヤでのタイムとなっており、ソフトとその差分を考えれば、接戦が予想される。

    ベスト・オブ・ザ・レストの7番手タイムはランス・ストロール。新型フロントノーズを投入したレーシングポイントはセルジオ・ペレスも9番手タイムを記録するなど、前進を感じさせるセッションとなった。

    “スペックC”を投入したルノーは、ダニエル・リカルドが8番手、ニコ・ヒュルケンベルグが11番手。それぞれがマクラーレンを1台ずつ上回っている。

    夏休み中のスポーツ中に左足に肉離れの怪我を負い、リザーブドライバーのマーカス・エリクソンを待機させたキミ・ライコネンだが、チームメイトのアントニオ・ジョビナッツィを上回る0.311秒上回る13番手を記録しており、タイムだけを見れば問題はなさそうだ。

    トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトが17番手、ピエール・ガスリーが18番手と厳しいスタート・クビアトはホンダの“スペック4”エンジンを搭載しており、二人の差は0.332秒差となっている。

    ウィリアムズは、ジョージ・ラッセルに代えてニコラス・ラティフィをFP1に起用。レギュラードライバーのロバート・クビサを0.182秒上回るパフォーマンスをみせた。

    2019年 第13戦 F1ベルギーGP フリー走行1回目 結果

    順位 No ドライバー チーム ベストタイム GAP 周回
    1 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分44秒574   20
    2 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分44秒788 0.214 20
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分45秒507 0.933 18
    4 23 アレクサンダー・アルボン レッドブル 1分45秒584 1.010 19
    5 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分45秒882 1.308 25
    6 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分45秒973 1.399 16
    7 18 ランス・ストロール レーシングポイント 1分46秒198 1.624 16
    8 3 ダニエル・リカルド ルノー 1分46秒426 1.852 23
    9 11 セルジオ・ペレス レーシングポイント 1分46秒433 1.859 22
    10 55 カルロス・サインツ マクラーレン 1分46秒557 1.983 20
    11 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分46秒669 2.095 23
    12 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分46秒670 2.096 19
    13 7 キミ・ライコネン アルファロメオ 1分47秒022 2.450 20
    14 8 ロマン・グロージャン ハース 1分47秒176 2.602 18
    15 99 アントニオ・ジョビナッツィ アルファロメオ 1分47秒333 2.759 22
    16 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分47秒488 2.914 21
    17 26 ダニール・クビアト トロロッソ・ホンダ 1分47秒636 3.062 20
    18 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分47秒968 3.394 26
    19 40 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ 1分48秒784 4.210 24
    20 88 ロバート・クビサ ウィリアムズ 1分48秒966 4.392 24
  • アレクサンダー・アルボン、ヘルメットも“レッドブル・ホンダ”仕様

    アレクサンダー・アルボン、ヘルメットも“レッドブル・ホンダ”仕様

    レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、新チーム加入に合わせてヘルメットのカラーリングも“レッドブル・ホンダ”仕様に変更した。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、F1ベルギーGPからピエール・ガスリーに代わってレッドブル・ホンダのドライバーに抜擢された。

    シーズン前半戦はトロロッソ・ホンダのマシンカラーであるブルー&シルバーに合わせたカラーリングを採用してきたアレクサンダー・アルボンだが、レッドブル・ホンダ加入に合わせてヘルメットのカラーリングを一新。デザインはほぼ変わっていないが、レッドブル・レーシングの伝統カラーとなるネイビー×レッド×イエローにオレンジを加えたカラーリングを採用。

    背面にはラーマ9世王を示す9という数字をタイ語で記しており、自身のカーナンバーと名前にもタイ国旗をデザイン。また、カーナンバー23は、彼のアイドルであるバレンティーノ・ロッシの46番を“半分”にしたものだと語っている。

    アレクサンダー・アルボン レッドブル・ホンダ ヘルメット

  • マックス・フェルスタッペン、“オールオレンジ”の特別ヘルメット

    マックス・フェルスタッペン、“オールオレンジ”の特別ヘルメット

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ベルギーGPに“オールオレンジ”の特別ヘルメットを用意した。

    F1後半戦のスタートとなるベルギーGPは、マックス・フェルスタッペンの母国オランダから多くのファンが訪れ、フェルスタッペンにとってはほぼホームレースとなる。

    そんなF1ベルギーGPにむけてマックス・フェルスタッペンは、全面をオレンジで塗装したスペシャルヘルメットを用意。レッドブルの飲料“Red Bull Orange Edition”にインスパイアされたというそのデザインは、シルバー部分がクローム塗装となっており、フェルスタッペンは「とてもクールだ」と満足げだ。

    マックス・フェルスタッペン 2019年F1ベルギーGP スペシャルヘルメット

  • アレクサンダー・アルボン 「ガスリーの状況はあまり気にしてなかった」

    アレクサンダー・アルボン 「ガスリーの状況はあまり気にしてなかった」

    レッドブル・ホンダのドライバーとなったアレクサンダー・アルボンは、自身に代わってトロロッソに降格することになったピエール・ガスリーの状況はあまり気にしていなかったと述べ、とにかく自分の仕事に集中していくだけだと主張した。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、わずか12戦のF1経験でトップチームであるレッドブル・ホンダのドライバーに大抜擢され、生存競争の激しいレッドブルのプログラムの厳しさを肌で感じている。

    新たなチームメイトとなるのはレッドブルが将来のF1ワールドチャンピオンとして期待を寄せるマックス・フェルスタッペン。ピエール・ガスリーがフェルスタッペンに対して陥った状況に遭遇することを恐れていないかと質問されたアレクサンダー・アルボンは「シーズン途中に新しいチームでスタートすることがどのような感じなのかあまりわからない」とコメント。

    「今週末は最初の感覚をつかむために何度かシミュレーターに乗った。もちろん、クルマは異なるけど、最終的に4つのホイールがついているのは変わらないし、慣れていくだろう」

    「準備ができていないという全体的な感覚でいえば、クルマを運転したことがなかった2月に今よりもこのような状況を感じていたと言える。『どうなっていくのだろう?』という不安やストレスはすでに1月に経験している。夏休みに入って、それについてだいぶリラックすることができた。また、どうなるか見てみよう」

    「ピエールの状況についてはあまり気にしていなかった。とにかく自分のことだけに集中していたからね。もちろん、今のマックスは絶好調だし、決して簡単な仕事ではないだろう。でも、ピエールに関しては、僕はその全てにあまり関与していたわけではないし、彼が苦労していた場所をあまり見ていなかった。自分のことをやろうとしているだけだし、クルマで攻略したいと思っている」

    「チャンスだと思っている。自分自身に疑いはない。まったくね。できる限りの自信をもってクルマに乗らなければならない。自分のことはわかっているし、F1カーに乗って6か月しか経っていないので、改善する余地は間違いなくある。メルボルンと今の自分を見れば、ドライバーとして間違いなく改善している。このような進歩は続いていくだけだと思う」

    「それでもとても興奮しているし、スタートするのが待ち切れない」

  • セバスチャン・ベッテル 「レッドブル・ホンダはフェラーリの前にいる」

    セバスチャン・ベッテル 「レッドブル・ホンダはフェラーリの前にいる」

    セバスチャン・ベッテルは、レッドブル・ホンダが勢力図でフェラーリを上回っていると考えている。

    夏休み前最後のレースとなったF1ハンガリーGPで、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとチームメイトのシャルル・ルクレールは優勝したメルセデスのルイス・ハミルトンに1分以上離されてチェッカーを受けた。

    セバスチャン・ベッテルは、メルセデスが依然としてF1の勢力図のなかでリードしており、全体的な開発とマシンパフォーマンスという点でレッドブル・ホンダがフェラーリよりも前にいると考えており、フェラーリに開発レースで追いつくために重要なアップグレードをもとらすことを求めている。

    「レッドブルはシーズン開幕時にメルセデスの後ろにいたので、彼らはギャップを縮めることは可能だということを示したと思う。現在、彼らは僕たちよりも前にいるし、僕たちよりもメルセデスに近いと思う」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「メルセデスは最強のパッケージで最高のポジションにいると言えるだろう。彼らは倒さなければならない相手だ。それが僕たちが目指していることだ。簡単な仕事ではないけど、それが僕たちがここにいる目的だ」

    セバスチャン・ベッテルは、フェラーリの最近のアップグレードは十分ではなかったと素直に認め、今シーズン中に調子を取り戻せることを期待していると語る。

    「効果はあったし、機能していたけど、明らかに十分ではなかった」とセバスチャン・ベッテルは語る。

    「厳しいけど、それが現実だ。クルマをもっと速くするため、より多くのパフォーマンスを見出して、クルマからもっと多くのパフォーマンスを絞り出し、もっと良いアイデア、良い解決策を見つけ出す必要がある」

    「それが僕たちがいる場所だし、ハンガリーで1分差で負けたのはもちろん痛かった。僕たちはフロントランナーだと同じくらい全開だったと思う。でも、言ったようにそのギャップを縮めるのは不可能ではない」

    「物事がカチっとはまって、小さなことが揃って大きな違いを生むこともある。1周あたり1秒速くなるよな特効薬があるとは思わないけど、あちこちで小さなものを見つけると、連鎖反応を引き起こすことがある。それが僕たちが目指していることだ」

    メルセデスとホンダはF1ベルギーGPでアップグレード版パワーユニットを投入するが、フェラーリは新しいエンジンは投入しない。今シーズン、フェラーリは加速と直線スピードという点で最速のマシンだと考えられているが、低速とコーナーで苦しんでいる。

    「僕たちは将来にむけて新しいエンジンを計画しているけど、いつかはわからない。メルセデスが大量の馬力アップを果たしたかどうかにもよる」とセバスチャン・ベッテルは語る。

    「そうなれば、誰にとっても厳しいだろうけど、馬力を減らして信頼性を高めることもあるし、この段階では彼らの優先順位が何なのかはわからない」

    「歴史的に彼はとても強かったし、彼らのエンジンが非常に強いことも僕たちはわかっている。彼らはすでに速いので、あまり多くのパワーアップを果たしていないことを願っている」

    フェラーリは、ランキングトップのメルセデスに150ポイント差をつけられており、3位のレッドブル・ホンダに44ポイント差まで迫られている。

  • ホンダ | 2019年 第13戦 F1ベルギーGP プレビュー

    ホンダ | 2019年 第13戦 F1ベルギーGP プレビュー

    ホンダF1は、レッドブル・レーシングとスクデーリア・トロ・ロッソとともに2019年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーGPに挑む。

    サマーブレイク期間が明けて、ベルギーで後半戦がスタートる。開催地は、伝統のスパ・フランコルシャン。カレンダー中随一の全長を持つサーキットは、全開率の高さに加え、“オー・ルージュ”に代表される激しい高低差もあり、一瞬たりとも気の抜けないコース。

    パワーが求められる上に全長の長いサーキットだけに、エネルギーマネジメントも重要で、シーズンの中でも調整の難しい戦いになる。

    昨年のレースではトロロッソ・ホンダにとって相性の合わないコースと見られていたが、結果としては2ポイントを獲得。予選では、他車のペナルティーの影響もあり、10番手と11番手につけ、スタートタイヤを選べる戦略的なメリットも活かして入賞を果たした。“レ・コーム”に至る全開区間でライバルとバトルを展開し、同じくロングストレートのあるバクーと比べて、力強いパフォーマンスを発揮。パワーユニットに関しても進化を示したレースとなった。

    田辺豊治(ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「2週間のF1サマーブレイクを終え、いよいよ後半戦の戦いが始まります。また、欧州ラウンドも、後半戦の幕開けベルギーGPと続くイタリアGPの2戦を残すのみとなってしまいました。シーズン開始から中盤戦に向けて我々のパフォーマンスが向上し、コンペティティブなレースを展開することができました。 ここからさらにパフォーマンスを向上させ、両チームともいい流れを維持して後半戦も戦っていきたいと思います。今回の舞台となるスパ・フランコルシャンはカレンダーの中でも全開率が高くオールージュを駆け上がる長いストレートが特徴のサーキットです。 森の中に設置された7kmにもおよぶ全長とアップダウンに富むコースレイアウトが魅力です。今回は、パフォーマンスと信頼性両面で向上を図った新仕様のPU、スペック4をAston Martin Red Bull Racingのアルボン選手と、Red Bull Toro Rosso Hondaのクビアト選手に、金曜日より投入する予定です。新PU投入でグリッド降格ペナルティーの対象となりますが、パフォーマンスの改善により今後さらに上位を争う位置でレースができればと思っています。なお、今回からガスリー選手とアルボン選手がチームを変わりますが、両ドライバーが新たなステージにおいてもベストな結果を残せるように今まで同様、我々も全力でサポートを続けます。レギュレーションに従い、これまでのRed Bullでのガスリー選手のPU使用基数をアルボン選手が引き継ぎ、逆にToro Rossoでのアルボン選手の使用基数をガスリー選手が引き継ぐかたちになります」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
    「ベルギーGPは、オランダからいつもたくさんのファンが訪れて応援してくれるので、僕にとってはもう一つのホームレースです。後半戦の忙しい日々を前に、家族や友達と一緒に束の間の時間を過ごせました。前半戦はいい結果を残せていたので、リフレッシュして後半戦もいい走りができるように備えます。お気に入りのサーキットであるスパで後半戦をスタートできてうれしいです。スパにはロングストレートが多く、どうやってストレートとコーナーの両方をうまく走るかがカギになります。スパでは特にダウンフォースを多めで走るわけではありませんが、とても楽しんで高速コーナーを駆け抜けることができます。昨年走ったときはプーオン・コーナーをほぼ全開で抜けられたので、RB15でどんな走りができるか楽しみです。低速コーナーが多すぎず、一周を通して勢いをキープできるのも、僕が好きなところです。再びレースをする準備はできていますし、後半戦にどれだけ上位で走れるか楽しみにしています」

    アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
    「F1デビュー後ほどなくして優勝候補のマシンに乗れる選手はそんなにいないので、Aston Martin Red Bull Racingで走れるのはまたとない機会です。大きな一歩ですし、いろいろと変わることもありますが、何よりもファクトリーが自宅から近いのが便利です(笑)。マックスのこれまでの走りを見ていますし、マシンがすばらしいことは分かっています。これまでのマシンとの違いを確認するのが楽しみですが、僕にとっては初めてのマシンになりますし、自分自身もまだドライバーとして成長の途上にあると思っているので、ここからどんどん向上していけると思っています。今回の移籍が注目を集めているのは分かっていますが、地に足を付けてレースに臨みます。今はスパでやるべきことに集中して、いろいろと勉強中です。スパはみんなに愛されているいいサーキットです。高速でランオフエリアが少なく、間違いなくドライバーズサーキットと言えます。限界に近い走りが求められ、ミスをすれば壁に接触する危険がありますが、それゆえにクラシックなF1レースを走っているような気分になれますし、それが多くのドライバーに好かれる所以ではないかと思います。スパは必ずしも僕にとって得意なサーキットとは言えませんが、昨年のFIA-F2では表彰台に立つことができました。天気次第でレースの展開がどうなるかは分かりませんが、シミュレーターでできる限りの準備はしてきました。また、そういった準備を通して、チームメンバーとのコミュニケーションも深めようと努めています。僕にとっては非常に大きな変化ですが、今までも大きなチャンスをものにしてきたので、心配はしていません。レースに集中し、後半戦でできる限りいい結果を残せるようにがんばります」

    ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
    「サマーブレイク明けからイタリアのファミリーとも言えるチームのもとへ帰ってきました。またToro Rossoと仕事ができてうれしいです。この数週間、休息を取りながらも残り9戦に向けてトレーニングも積んできたので、チームのためにベストなパフォーマンスを発揮できると思います。オフの時間で前半戦を振り返ることができてよかったのですが、今は後半戦に向けて100%集中していますし、戦う準備もできています。今週はシーズン再開の準備で忙しく過ごしました。ファクトリーへ行ってエンジニアと話し合い、シート合わせもするなど、今週末に向けて準備できることはすべてこなしました。休みが明けてまたレースができるのは最高の気分ですし、それがスパというお気に入りのコースなのでなおさらです。スパは本当に楽しいサーキットで、過去にいいレースをたくさんしてきました。シングルシーターでの初優勝はここでのF4のレースでしたし、2016年のGP2でもレース1で勝利しています。今は、Toro Rossoとともに、マシンの力を最大限に引き出すことにフォーカスしています。チームのコンストラクターズランキングの順位を守るためにも、できるだけ多くのポイントを持ち帰りたいと思います」

    ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
    「サマーブレイクのはじまりとともに、ドイツGP前に生まれた娘のペネロペが病院を出て家に戻ってきました。だから、なるべく家にいて家族と過ごす時間を作りつつ、フィットネスを高いレベルで維持できるようにしていました。また、スパの前にロシアのサンクトペテルブルクへ行ってきました。Red Bullロシアの企画でしたが、普段は行きたくてもなかなか機会がないので、母国のファンとふれ合えてとてもよかったです。多くの人から温かい歓迎を受けて、すばらしい体験となり、またすぐに戻ってきたいと思いました。このほかは、モナコにある自宅の周辺にいて、しっかりとトレーニングを積んで、自分自身のバッテリーをきちんとチャージしてきました。赤ん坊がいる生活というのは初めてなので、すごくおもしろい経験だと感じていますし、家族との時間を楽しんでいます。スパは、多くの歴史を持つ最高のサーキットですし、高速コーナーが多く、こうしたロングコーナーをF1マシンで走るのは本当に楽しいです。レースでは、オー・ルージュを駆け抜けながらスリップストリームを使ったすばらしいバトルができます。本当にエキサイティングなサーキットです。一周は長いのですが、僕のレースに対するアプローチは変わらず、可能な限り速く走るだけです。僕らにとって楽しめるレースウイークになってくれればと思っています。この数週間はいい時間でしたが、再びレースができるのを楽しみにしています」

  • マックス・フェルスタッペン インタビュー | F1ベルギーGP 記者会見

    マックス・フェルスタッペン インタビュー | F1ベルギーGP 記者会見

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、F1ベルギーGPのレース週末に先立ってベルギー仕様の特別な新しいオレンジのキャップをかぶってFIA記者会見に参加。もうひとつの目新しさは、左側に座った彼の新しいチームメイト、アレクサンダー・アルボンだった。

    「シーズン中にレッドブル・レーシングに昇格した2016年に僕も彼と同じような状況にあった。アレックスにとって、それがどのような結果になるかは、時間が経てばわかるだろう」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「彼はナイスガイだし、彼のことは何年も知っている。僕たちは2010年にカートでレースをしました。彼は速いし、彼はチャレンジを楽しみにしていると思う」

    夏休み後の最初のレースとなる今週末のF1ベルギーGPは有名なスパ・フランコルシャンで開催される。今週末のチャンスについてマックス・フェルスタッペンはどう思っているのだろうか?

    「わからない。ロングストレートがあるので、一般的には少し厳しいと思うけど、たとえばシルバーストンでも僕たちは競争力があったし、クルマで良いバランスを見つける必要がある。もちろん、こセクター1と3はほぼ全開だし、セクター2には多くのコーナーがあるので、適切な妥協点を見つける必要がある」

    残りのシーズンでのチャンスについてはどうだろう?

    「僕は常にベストを尽くている。僕たちにとって、それはちょっとトラックに依存することになると思う。どこでもう少し競争力を高めることができるか? 今回は少しトリッキーになると思う。モンツァは特にそうかもしれない。でも、それ以降、特にマシンにアップグレードが入れはチャンスはあると思う。もちろん、誰もがそれをやってくると思うけど、近年、僕たちは一年を通してマシンの開発に常に力を入れてきたと思う」

    夏休み前の4戦で2勝を挙げたマックス・フェルスタッペンは、F1ハンガリーGPでは初ポールポジションを獲得している。

    これまでよりもいい走りができているかという質問にマックス・フェルスタッペンは「それはかなり自然なことだ思う」とコメント。

    「年を重ねて、経験を積むんでいけばそうなるものだし、僕にとっては現時点で起こっていることに大きな驚きはない。良くなることは誰もが経験するまさに自然なプロセスだ。僕がすでに21歳で衰えていると思っているのであれば、それは悪い考えだね」

    オランダに近いベルギーでのグランプリは、マックス・フェルスタッペンとってほぼホームレースとなる。会場にはオレンジ色を身に着けた多くのファンが駆けつける。

    「一年のうちにかなりのファンに会うことができると思うけど、もちろんそれを見るのは驚くべきことだ。もちろん、色もかなり役立つね。トラックの周りにオランダ人のファンを見つけるのは非常に簡単だ。週末にむけてポジティブなモチベーションになっていると言える。週末はそれ以上のプレッシャーを感じることはなからね。でも、常にできる限りのベストを尽くすものだし、今週末もそれは変わらない。もちろん、多ければ多いほうが嬉しい。彼らは発煙筒を焚いたりかなりクレイジーだし、過去にケメルストレートがほぼオレンジになっていたのを覚えている。もちろん、これほど多くの人たちが応援してくれるのは嬉しい。今後何年にもわたってそれが大きくなることを願っているよ」

  • アレクサンダー・アルボン、グリッド降格でプレッシャーが緩和

    アレクサンダー・アルボン、グリッド降格でプレッシャーが緩和

    アレクサンダー・アルボンは、レッドブル・ホンダでのデビュー戦となるF1ベルギーGPでエンジン交換によって後方からスタートすることがいくつかプレッシャーを和らげることに役に立つと認める。

    ホンダは、F1ベルギーGPで“スペック4”エンジンをアレクサンダー・アルボンとダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)に投入することを決定。二人はペナルティによって後方からスタートすることが決まっている。

    決勝でのグリッド降格が決定していることで、事実上アレクサンダー・アルボンはF1ベルギーGPの予選をスキップすることになる。それは新チームでのデビュー戦でアルボンのプレッシャーを和らげることに役立つ。

    「僕たちはとにかくレースペースに焦点を当てて週末を進めていくことになる。つまり、多くの周回数を重ねることができるということだ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「挑戦してたかったし、予選でどのようなことができるかを試してさらに上位からスタートしてみたかったけどね」

    アレクサンダー・アルボンは、トロロッソ・ホンダでの12戦を戦っただけで、トップ3を争っているレッドブル・ホンダでレースをすることに緊張を感じていると認める。

    「興奮は10だけど、緊張も同じくらい高いよ!」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「できる限りの自信をもってクルマに乗らなければならない。自分のことはわかっているし、F1カーに乗って6か月しか経っていないので、改善する余地は間違いなくある。メルボルンと今の自分を見れば、ドライバーとして間違いなく改善されている」

    「準備ができていないという感覚という点では・・・2月にクルマを運転したときには今よりももっとそう感じていた。どうなるんだろうという不安やストレスは1月にすでに経験しているので、夏休みに入ってよりリラックスできた。改めてどうなるか見てみるつもりだ」

    関連:ホンダF1、ベルギーGPでアルボンとクビアトに“スペック4”を投入