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  • アレクサンダー・アルボン 「シンガポールはホームレースのようなもの」

    アレクサンダー・アルボン 「シンガポールはホームレースのようなもの」

    レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、母国タイに近いシンガポールでのレースは自分にとってホームレースのようなものだと語る。

    「シンガポールはシーズン後半のフライアウェイレースの初戦だし、楽しみにしている」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「マリーナ・ベイ・サーキットは僕にとって新しいトラックだし、シンガポールも初めてなので、どういう感じかを見るのを楽しみにしている。とても湿気が高く、レースは長いので、最も体力的に厳しいレースのひとつだと聞いている。それに加えてミスをする余地がはるかに少ないストリートレースでもある。とても楽しいだろうね。特に僕は以前にそのようなレースをしたことがないからね」

    「シンガポールはタイに最も近いグランプリなどで僕にとってホームレースのようなものだ。家族やスポンサーが応援に来てくれるのでさらにエキサイティングだ」

    「RB15に戻って、投下照明の下で走るのを楽しみにしている」

  • ホンダF1 「ダニール・クビアトのオイル漏れはトロロッソと調査中」

    ホンダF1 「ダニール・クビアトのオイル漏れはトロロッソと調査中」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、F1イタリアGPでトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトのリタイアに繋がったオイル漏れについてチームと調査中だと語る。

    ホンダF1は、F1イタリアGPで4台全てにスペック4エンジンを投入。しかし、様々な理由で強力な結果は残りせなった。特にダニール・クビアトはポイントを狙えるポジションにいながら、オイル漏れによってリタイアを喫している。

    「ちょっとアクシデント、まぁ、接触だとか、接触回避だとか、ペナルティだとか、そういうのがあって、思うように4台がうまく走れなかったかなと思います」と田辺豊治はレース後にコメント。

    「スペック4を入れた我々と対他チームですよね。だいたい競争力としての我々のパッケージとして、かなりまた他チームも伸びてきているようなので、なかなかハッピーなカタチでは終われませんでしたけど、またシンガポールで低速コースいったときにどうなるかだとか、また鈴鹿に向けて準備を進めていきたいと思います」

    また、ダニール・クビアトのリタイアについては「クルマを止めなければなりませんでした。大量ポイントを獲得できたと確信していますが、今はシンガポールでそれを補いたいと思っています」と田辺豊治はコメント。

    「現在、トロロッソのエンジニアとともにオイル漏れの正確な性質と場所を調査しています」

    「レース終了時にエンジンを切った際、エンジンデータは正常に表示されていたので問題ないと思います。データを取得することができました…これまでのところ、良いとは言いませんが、それほど悪くはないと思います」

    「それでも我々はスペック4パワーユニットで4台すべてのマシンを走らせたことから多くのデータを取得しました。これはシンガポールの準備に役立ちます」

    「収集されたデータは良さそうに見えますが、競争力について話すのは難しいですね。多くのプレッシャーがかかるシンガポールのデータを見てみたいです。そうすれば、私たちのポジションはより明確になると思います」

  • メルセデスF1 「シンガポールGPはレッドブル・ホンダとのバトルになる」

    メルセデスF1 「シンガポールGPはレッドブル・ホンダとのバトルになる」

    メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1シンガポールGPではレッドブル・ホンダがメインのライバルになると予想する。

    パワーサーキットで開催されたF1ベルギーGPとF1イギリスGPの2連戦では、メルセデスは最善の努力をしたにもかからず、フェラーリとシャルル・ルクレールの2連勝を止めることができなかった。

    しかし、次戦F1シンガポールGPは、ツイスティでテクニカルなマリーナ・ベイのストリートサーキットで行われ、メルセデスとレッドブルが勢力図でライバルとのバランスを取り戻すと予想されている。

    「スパとモンツァが我々にとって難しいことはわかっていた」とトト・ヴォルフは Sky Sport に語った。

    「理論的には、我々はシンガポールで強いはずだ。レッドブルがそうであるようにね。我々がそこで彼らを粉砕できるか見てみよう」

    「しかし、フェラーリが学んでおり、ハンガリーよりも優れたパッケージを持っていることは間違いない」

    シャルル・ルクレールは、フェラーリがシンガポールGPで苦戦することを予想するとすでに述べている。

    「現実にとどまる必要がある」とシャルル・ルクレールは主張。

    「スパとモンツァは僕たちのクルマにとって非常に良いレースになると期待していたが、次のいくつかのレースは僕たちのクルマにとってはるかに難しいだろうことも知っている」

    「簡単ではないだろう。シンガポールは特にね。僕たちが期待するよりも優れていれば、それは嬉しいサプライズになると思う」

  • ホンダF1「スペック4の改善を明確に理解できるのはシンガポールGP後」

    ホンダF1「スペック4の改善を明確に理解できるのはシンガポールGP後」

    ホンダF1は、F1シンガポールGPが終わるまで、ライバルメーカーと比較して“スペック4”F1エンジンがどれだけ改善されたかを明確に理解することはできない考えている。

    ホンダF1は、ベルギーGPで“スペック4”を導入し、アレクサンダー・アルボンとダニール・クビアトがスパ・フランコルシャンでアップグレード版PUをテスト。イタリアGPでは、マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーも新しいパワーユニットを搭載した。

    しかし、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、スペック4のゲインについての全体像を把握するにはシンガポールのようなサーキットが必要だと語る。

    「我々のデータ的にはスペック4はうまく機能していました」と田辺豊治は RACER にコメント。

    「しかし、他と比較した競争力について話せば、それはもう少し難しいです。モンツァ仕様の空力は特別なものであり、トウ効果が非常に大きいため、すべてを分析するためにより多くの時間が必要です」

    「最大のダウンフォースで走るシンガポールのデータを取得したです。より多くのデータを取得できますし、そうすれば、我々のポジションをより明確に把握できるようになります。しかし、他のマシンも過去2つの週末に大幅に改善しています。難しいですね」

    田辺豊治は、レッドブルとトロロッソの両方が受けたパワーユニットのペナルティもイタリアでパフォーマンスを測定することをチャレンジングにしたと認める。クビアトはオイル漏れによってレースからリタイアし、アルボンは予選で妥協を強いられている。

    「モンツァでは困難な一日を過ごしました。パワーユニットの変更により、2台のクルマがペナルティを受けました。これにより、我々のレースが困難になりました。4台のマシンはすべてスペック4を搭載し、全体的に週末は問題なく走っていました」

    「クビアトのクルマでは、オイル漏れの原因を調査しています。レース終了時にエンジンを切った際、エンジンデータは正常に表示されていたので問題ないと思います。データを取得することができました…これまでのところ、良いとは言いませんが、それほど悪くはないと思います」

  • ホンダのF1エンジンのパワーロスとFIAのトルク監視システムの関係

    ホンダのF1エンジンのパワーロスとFIAのトルク監視システムの関係

    F1イタリアGPの予選でマックス・フェルスタッペンのホンダF1エンジンにパワーロスをもたらしたのは、F1のトラクションコントロール禁止の監視を支援するシステムとなるFIAのトルク監視システムだった。

    マックス・フェルスタッペンは、モンツァの最初のシケインを立ち上がったときに突然パワーを失った。ホンダは、縁石に乗り上げた際にタイヤが激しくホイールスピンしたことで、エンジン回転が上がり、プロテクションモードに入ったことで、FIAのトルク監視システムが介入してパワーロスが発生したと説明している。

    FIAのトルク監視システムの介入は、ドライバーエイドが使用されていないことを確認するする方法に関連している。F1では、2008年からトラクションコントロールが禁止されている。

    マックス・フェルスタッペンのパワーロスは、レッドブルやホンダF1がトラクションコントロール型のシステムを採用していることを意味するわけではないが、過剰のホイールスピンが発生した場合、トルクを減少させるために発動するプロテクションモードは、部分的にトラクションコントロールを再現する。

    ホンダのパワーユニットシステムが過度の回転よるエンジンの損傷を回避するために最初のパワーを落とし、マックス・フェルスタッペンがフルスロットルのときにトルクの低下を引き起こしたことでFIAのトルク監視システムが介入した。その後、FIAシステム(全チームものを使用)がフィルター処理してエンジンはフルパワーに戻った。

    F1のテクニカルレギュレーションでは、パワーをかけた際にホイールスピンを防止したり、ドライバーによる過剰なトルク要求を補うことができるシステムもしくはデバイスをマシンに搭載することが禁止されている。

    田辺豊治は、FIAシステムが起動したのは“初めて”だと語った。

    将来、この状況を回避できるかと質問された田辺豊治は「FIAフィルターがアクティブになったので簡単ではありません。我々はそれについて考えていきます」と答えた。

    「別の可能性もあります。難しいことではありますが、何が起こったのかを正確に分析し、そのような状況を防ぐ方法があるかどうかを検討していきます」

    異常なパワーカットは、F1イタリアGPで4台すべてのマシンに搭載されたホンダのスペック4F1エンジンの問題とは一切関係のないものだった。

    だが、ホンダのスペック4エンジンは、ダニール・クビアトにオイル漏れが発生するまで問題なく動作していた。

    「オイル漏れの原因は調査中です」と田辺豊治はコメント。

    「エンジンを停止した際、エンジンデータに問題はなかったですが、エンジン内のどこかを修正できるのか、またはシャーシ側に問題があるのかどうかはわかりません。調査中です。エンジンの稼働データは問題ありません。しかし、オイルレベルは低下していました」

  • マックス・フェルスタッペン「ホンダF1は安全に行き過ぎるところがある」

    マックス・フェルスタッペン「ホンダF1は安全に行き過ぎるところがある」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、エンジンサプライヤーであるホンダF1には“安全に行き過ぎる”ところがあると語る。

    マックス・フェルスタッペンは2019年にホンダを批判しないように注意しており、レッドブルはホンダとの新たなコラボレーションをフルサポートすることを選んでいる。

    だが、マックス・フェルスタッペンは「僕たちはあまりに安全に行き過ぎているときがある。ちょっと頻繁に限界に近づいたり、ストップしたりしている。他のエンジンでは発生しないかもしれない」と認める。

    「同時にエンジンには大きな問題はない。でも、もう少し多くのリクスを冒しても問題ないと思う時がある」

    マックス・フェルスタッペンは、ホンダF1の『スペック4』エンジンは約束していたパワーを発揮していたとし、F1イタリアGPでのレッドブル・ホンダにはフェラーリとメルセデスと戦えるペースがあったと考えている。

    「前のドライバーについていくことができた。スクリーンで彼らを見ることができたし、自分の進捗を追っていた」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「彼らのラップタイムを知っていたし、負けてはいなかった。もちろん、トラフィックに巻き込まれたときはタイムを失っていたけど、僕がフリーエアの中にいるときには彼らはそんなに速くはなかった」

    マックス・フェルスタッペンは今季2勝を挙げているが、夏休み後の2戦でチャンピオンシップリーダーのルイス・ハミルトンとの差は99ポイントまで拡大。ハミルトンの6度目のF1ワールドチャンピオン獲得はほぼ間違いない状況となっている。

    レッドブルはシーズン序盤に抱えていた新レギュレーション変更への問題を解決し、ホンダも3度のエンジンアップグレードでパワーをアップさせたが、マックス・フェルスタッペンはF1ベルギーGPではリタイア、F1イタリアGPではエンジン交換による最後尾グリッドスタートで8位でレースを終えた。

    今年序盤には特定の条件を満たさなかった場合、マックス・フェルスタッペンの契約の解除方向が有効化される可能性が示唆されていたが、オーストリアGPとドイツGPでの2勝によって夏休みまでにドライバーズランキング3位を維持したことでレッドブルの懸念は緩和された。

    しかし、レッドブルとの契約が最終年を迎える2020年は状況は異なると父親であるヨス・フェルスタッペンは語る。ルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルもメルセデスとフェラーリでそれぞれ同じ立場にいる。

    「最も重要なことは、マックスがタイトルを争うことができるクルマを手に入れることだ」とヨス・フェルスタッペンは Ziggo に語った。

    「いずれにしろ来年はレッドブルにいるが、すべては2021年までオープンしている。2020年にチャンピオンシップを賭けて戦うことができるかどうかにかかっている」

    「我々は来シーズンに集中しており、今後さらに検討していく」

  • ホンダF1&レッドブル、次期F1ドライバー候補の角田裕毅を全面支援

    ホンダF1&レッドブル、次期F1ドライバー候補の角田裕毅を全面支援

    ホンダF1とレッドブルは、両方の育成プログラムと契約している角田裕毅の2020年のF2参戦を全面的にバックアップしていくと考えられている。

    ホンダF1とレッドブルの両方と育成ドライバー契約を結んでいる角田裕毅は、今年からJenzer MotorsportからFIA-F3に初参戦。先週末のモンツァでのレース2で初優勝。夏休み後のスパとモンツァの4レースで1勝、2回の表彰台を獲得してランキング8位に浮上している。

    角田裕毅の所属するJenzer Motorsportは、ライバルほどの予算もなく、トップチームとのは見なされていなかったが、角田裕毅は定期的にトップ10争いを繰り広げてチームの全67ポイントを獲得している。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2020年に角田裕毅をF2に参戦させることを示唆しており、来季は同カテゴリーのトップチームへの所属が考えられている。

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史も、2020年に角田裕毅をF2にステップアップさせることを検討していると語る。

    角田裕毅は今後のF1ドライバー候補になるかと質問された山本雅史は「いくつかのレースで彼のポテンシャルは目にしています」とコメント。

    「ですが、今後のレースで彼がどのように改善できるかを見ていく必要があります」

    「また、彼に今後チャンスがあれば、彼がより高いカテゴリーで厳しい相手とどのように戦えるかを見たいと思っています」

    「我々はレッドブルとともにホンダとしてできる限り彼をサポートしていくつもりです」

    ホンダF1の育成ドライバーとしては松下信治がカーリンから参戦しているが、4年目となる今年もランキング5位以内に入ることができていない。もうひとりのホンダF1の育成ドライバーである名取鉄平もCarlin Buzz RacingからFIA-F3に参戦しているが、わずか1ポイントの獲得でカーリングのドライバーでは最下位となっている。

    昨年の全日本F3チャンピオンである角田裕毅は、来年、F2とF3のどちらのシリーズに参戦することになっても目標はF1スーパーライセンスポイントの獲得だと語る。

    「僕にとってはF2でもF3でも問題ありません。F3で僕は10位(スパ終了時点)ですし、スーパーライセンスポイントを獲得することが重要です」

    「今年は学習の年になっています。ヨーロッパは初めてですし、トラックやレース週末も初めてでした。今ではアすべてのサーキットを知っているので、来年はもっと良いレースができると思っています」

    Jenzer Motorsportのチーム代表アンドレアス・イエンツァーも角田裕毅のパフォーマンスに感銘を受けていると語る。

    角田裕毅の優勝は、チームにとって2017年のGP3のヘレス大会でイタリア人ドライバーのアレッシオ・ロランディ以来の勝利となった。

    「彼と一緒に仕事をするのは素晴らしいことだ。彼には大きな期待がかけられているが、ドライバーがプッシュしていることは良いことであり、我々にとって素晴らしいことだ」

  • ホンダF1、母国レースとなる日本GPでは最終スペックのPUを投入へ

    ホンダF1、母国レースとなる日本GPでは最終スペックのPUを投入へ

    ホンダは、母国レースとなる今年のF1日本GPで好成績を狙って最終スペックのエンジンで戦うことになるようだ。

    2015年にF1に復帰したホンダだが、マクラーレンとトロロッソとの過去4年間で鈴鹿サーキットではまだポイントを獲得できていない。ベストリザルトは11位となっている。

    今年、レッドブルとのパートナーシップを開始したホンダF1は、今季2勝を含めた5回の表彰台を獲得。鈴鹿サーキットでの好成績に期待がかかっている。

    ヨス・フェルスタッペンは、今後のレースでレッドブル・ホンダが勝てることを期待しており、ホンダF1は鈴鹿で新品エンジンを投入すると予想する。

    「今年はもう一度エンジンを交換する必要があると思っているし、鈴鹿では素晴らしいレースができるだろう」

    「さらにマックスが常に好調なメキシコ、アメリカ、ブラジルがある。我々がパフォーマンスを発揮できるレースがいくつかある」

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーも、F1日本GPは特別なレースウイークになる機運が高まっていると感じている。

    「今年の日本GPはすごいことになるだろう」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「チケットの売上も大幅にアップしているはずだ。日本の皆さんは、ホンダの成功を渇望しているし、マックスはヨーロッパだけでなく日本でもヒーロー的な人気を誇っている」
    ホンダF1は、F1ベルギーGPでアレクサンダー・アルボン、F1イタリアGPでマックス・フェルスタッペンに『スペック4』を投入。シーズンを乗り切るためにはもう1基のエンジンが必要になると考えられている。

    そのため、F1ロシアGPで新品のスペック4を開封してグリッドペナルティを受け、新品エンジンをプールして日本GPに挑むのが論理的な戦略だと考えられる。

    昨年のF1ロシアGPでは、マックス・フェルスタッペンが11番グリッドから5位、ダニエル・リカルドが12番グリッドから6位とそれなり相性の良さを示している。

    ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は「本当にホンダにとっても鈴鹿はホームコースなので狙っていきたいと思います」とコメント。

    「レッドブルもみんなアップデートしてきて、ホンダが今年投入する最後のスペックになると思うので、そこをしっかりやり遂げて、マックス、アルボン、ドライバーたちが、レースしやすいパフォーマンスを提供できるように頑張ります」

  • アレクサンダー・アルボンが語るマックス・フェルスタッペンとの関係

    アレクサンダー・アルボンが語るマックス・フェルスタッペンとの関係

    レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンが、チームメイトであるマックス・フェルスタッペンとの関係について語った。

    アレクサンダー・アルボンはマックス・フェルスタッペンよりも2歳年上だが、F1での経験値ではすでに81戦を戦い7勝を挙げているフェルスタッペンの方が14戦で未勝利のアルボンよりも優位に立っている。

    今年トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、夏休み後ピエール・ガスリーと交代でレッドブル・ホンダに昇格。少なくとも今シーズンの残りのレースではレッドブル・ホンダで走ることになっている。

    アレクサンダー・アルボンは、新しいチームメイトからできるだけ多くのことを吸収しようとしていると認める。

    「マックスは『アレックス、ここに来てコーナーをどのように解釈しているか教えて』というようなことはしない。彼はまずブリーフィングなどでそうすることが多い。僕は彼がクルマをどのように解釈しているか、速くするために何を望んでいるのかを聞いているし、彼がチームにどのように話して、どのようにコミュニケーションをとっているかを聞いているだけだ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    レッドブルは英国のミルトン・キーンズを拠点としており、トロロッソはイタリアを拠点にしている。2つのチームでDNAは共通しているものの、スタッフのコミュニケーション方法には大きな違いがあるとアレクサンダー・アルボンは語る。

    「それぞれのチームには異なるボキャブリーがある。特にレッドブルはそうだ。非常にイギリス的なチームだし、内部に多くのイギリス人がいる。トロロッソはイタリアだったし、とても多くの国の人々がミックスされている。コミュニケーション方法ひとつを取っても様々な言葉がある」

    「だから、マックスに『このコーナーで君はとても速いので、どうやって攻略しているか理解する必要がある』と尋ねるよりも、どうやって学んだのかを誰にも気づかれずにこっそり見聞きしている」

    一例として、アレクサンダー・アルボンは、チームメイトが互いに誤解を招く情報を提供する可能性があるため、特定のコーナーについてのアドバイスを共有することは“危険”だと語る。

    「それが尋ねることも助言をすることもない理由だ」

    二人には歴史がある。マックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンはカード時代に戦っていた。10年前にフェルスタッペンに初めて会ったときには彼は若すぎてレースに出場できなかったと語る。

    「父と一緒にトラックに来ていたね。彼はとても速かったけど、レースへの出場が許可されていなかったので木曜日には家に帰っていた。2010年に僕はカートシリーズのKF3の2年前だった」

    「僕は経験があって、レッドブルが支援するドライバーだった。ある意味で僕はすべてを手に入れていたし、マックスはヤングガンだった。僕たちはほぼ一年中戦っていた。何度かクラッシュやバトルなどいろんなことがあった。彼はWSK選手権で僕を倒し、そのあと僕は世界選手権で勝った。僕が彼を鍛えたと言えるかもしれない・・・」

    だが、今ではお互いをリスペクトしており、“変な駆け引きはない”とアレクサンダー・アルボンは語った。

  • アルボン 「レースペースではフェルスタッペンに近づいている」

    アルボン 「レースペースではフェルスタッペンに近づいている」

    レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1イタリアGPの週末のレースペースはチームメイトのマックス・フェルスタッペンに近づいていたと考えている。

    夏休み後からレッドブル・ホンダのドライバーに抜擢されたアレクサンダー・アルボンは、F1ベルギーGPを最後尾からスタートして5位でフィニッシュ。続くF1イタリアGPでは5秒加算ペナルティを受けながらも6位という結果を残した。

    対照的にマックス・フェルスタッペンは、F1ベルギーGPを1周目の接触によってリタイア。F1ベルギーGPでは最後尾からスタートして8位でレースを終えている。

    レッドブル・ホンダにとっては厳しい週末となったが、アレクサンダー・アルボンはチームメイトと比べてペースが良いと感じていると語る。

    「スタートはうまくいかなくて、ポジションをいくつか失った。とにかく発進に苦労したし、そこで何が起こっていたのかを確認する必要がある」とアレクサンダー・アルボンは語った。

    「ターン1までの距離が長かったので、いくつかのポジションを失ってしまった。レース序盤はストレートで追い越しをするのは難しく、他の場所で近づいて追い越しをする必要があった。うまくいったものとそうでないものがあった。そのあとカルロス(サインツ)とのバトルでいくつかのポジションを失い、ケビン(マグヌッセン)との件でタイムペナルティを受けて、再び3つのポジションを失った。

    「少し厄介なレースだった。そうは言っても、僕が試みた動きは正当だったと感じていた。何も狂ったことをしようとはしていなかった。6位でフィニッシュしたけど、そのタイムペナルティがなければ、5位だったのは明らかだろう。でも、全体的に、実際の自分のペースにはスパよりも満足している。マックスと比較して、少なくとも改善されているし、いくつかのプラスなことがあった」

    レッドブルでの2戦目を終えて、アレクサンダー・アルボンはまだ新しいマシンで学ぶべきことがたくさんあることを認めるが、シーズン中の移籍による緊張感は収まり始めているとか語る。

    「まだ緊張感がないわけではないけど、より楽しめるようになってきている。もう少しクルマを把握できている。レースでは少し快適になったと感じているけど、レース中はまだいろいろなことを試しており、スイッチやあらゆるものでクルマがどのように動作するかを確認している。まだまったく新しいクルマだけど、スパよりも良くなっているし、ペースも良くなったと感じている。良い方向に進んでいる」