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  • トロ・ロッソ、ホンダとの3年間のF1エンジン契約に合意との報道

    トロ・ロッソ、ホンダとの3年間のF1エンジン契約に合意との報道

    トロ・ロッソは、ホンダと3年間のF1エンジン供給契約に合意したと Autosport が報じた。

    今年初め、レッドブルとホンダはトロ・ロッソのエンジン供給について交渉を開始。ザウバーとの契約が白紙化された後、ホンダは第2のチームへの供給を熱望していたが、夏にトロ・ロッソとの交渉は崩壊したと報じられていた。

    だが、マクラーレンがホンダとの決別を望み、ルノーの供給枠を空けるためにトロ・ロッソにルノーとの契約解消を求めたことで、ホンダとトロ・ロッソとの交渉は復活した。

    その後、ホンダとトロ・ロッソ、そしてレッドブルとの間で広範囲にわたる交渉が行われ、全ての当事者が合意に達したとされている。正式発表はF1シンガポールGPの週末後半が予想されている。

    情報源によると、ホンダとトロ・ロッソは2018年からの3年契約に合意。ちょうど現在のF1エンジンレギュレーションのサイクルが終了する2020年までとなる。

    2018年F1マシンの準備はすでに進められているが、トロ・ロッソにとっては2015年12月にルノーからフェラーリへの変更を強いられたときよりも、少なくとも準備期間を設けられることになる。

    ホンダへのパワーユニット変更により、トロ・ロッソは3年連続で異なるパワーユニットで新シーズンを迎えることになる。

    トロ・ロッソとの交渉が開始された際、レッドブルのヘルムート・マルコは、ホンダのパフォーマンスが十分に向上すれば、将来的にレッドブルもホンダに変更することに関心を持っていることをホンダのモータースポーツ部長の山本雅史に伝えたとされている。

    ルノーは、2018年末でレッドブルへのF1パワーユニット供給を終了する意向であると報じられており、トロ・ロッソとホンダのパートナーシップはレッドブルにとって大きな選択肢を残すことになるかもしれない。

  • F1新会長 「ホンダは今後のF1参戦をコミットしている」

    F1新会長 「ホンダは今後のF1参戦をコミットしている」

    F1新会長のチェイス・キャリーは、ホンダがF1を撤退する可能性を否定した。

    ホンダは、F1復帰以降パートナーシップを結んでいたマクラーレンとの決別が報じられている。ホンダは2018年からトロ・ロッソにパワーユニットを供給するとされているが、正式発表がないこの段階では、まだF1撤退の可能性も消えたわけではない。

    F1イタリアGPが行われたモンツァではFIAとF1幹部がホンダと会談を行い、その後、FIAのジャン・トッド会長は、ホンダのF1撤退を回避させるために、本田技研工業の八郷隆弘社長に書簡を送り、ホンダへの支援を申し出たと報じられている。

    F1シンガポールGP前に開催されたプレスカンファレンスに出席したチェイス・キャリーは「ホンダは非常に重要なパートナーだ」とコメント。

    「モンツァでホンダの幹部と会議を行った。彼らはF1が進む方向に興奮しているようだった」

    チャイス・ケアリーがホンダに言及したことは、マクラーレンとホンダの決別を裏付けることになるかもしれない。

    だが、チェイス・キャリーは、ホンダがF1から撤退すことはないと確信しているようだ。

    「ホンダのことを話すつもりはない。私に言えるのは、我々にとって彼らは将来にコミットし、我々がF1と進む方向性に興奮しているように見えるということだけだ」

    今後のF1にとって、テクノロジーとエンターテインメントのバランスが重要な課題となってくる。現在のエンジンフォーミュラは費用対効果という点では失敗しており、タイトルを望めるチームはメルセデスとフェラーリのみに限られている。また、エンジンのノイズ問題など、解決すべき問題は多い。

    チェイス・キャリーは「テクノロジーは重要な要素だが、何よりもエンジニアリングを第一に考えるスポートになることは望まれていない。最先端の競争を生かした、ドライバーと素晴らしい競争になあることを望んでいる」と述べた。

  • マクラーレン・ホンダ:2017 F1シンガポールGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダ:2017 F1シンガポールGP プレビュー

    マクラーレン・ホンダは、F1シンガポールGPをポイント獲得のチャンスと捉えている。

    パワーが求められるスパとイタリアの2連戦では苦戦を強いられたマクラーレン・ホンダは、タイトな低速コーナーが多いマリーナ・ベイ・サーキットはパッケージにマッチしていると考えており、ポイントを獲得する最大のチャンスとなることを期待している。

    フェルナンド・アロンソ

    「スパ、モンツァの連戦が厳しい戦いになることは分かっていたが、2戦合計で3つのリタイアというのは残念だった。ただし、ポイント獲得にはつながらなかったものの、予想よりもいいペースを発揮することはできた。ヨーロッパでのレースを終え、シーズン終盤戦となる遠征に気持ちを切り替えている。シンガポールは、そのフライアウェイ初戦としては最高の舞台だ。他のサーキットよりも僕たちのパッケージに合っているので、いい結果が得られる大きなチャンスだ。コースは“東のモナコ”と言えるかもしれない。都市の中心部にある美しいサーキットで、雰囲気も素晴らしい。ただ、高温多湿のタフな環境は、マシンとドライバーにとっては厳しいものになる。バンピーでタイトなコースには力を試されるが、うまく走れれば気分は最高で、本当に楽しいサーキットだ。低速コーナーでのトラクションと、高いダウンフォースが求められるので、信頼性が確保できれば、間違いなく僕たちにチャンスがあるはずだ」

    ストフェル・バンドーン

    「シンガポールでのレース経験はないが、ここ数年チームに帯同していたので、レースウイークの流れは分かっている。(すべてがナイトセッションのため)ヨーロッパ時間に合わせて動き、眠りにつくのが午前6時というのは不思議な感じがするが、それもこのグランプリが特別なものである一因だと思う。シンガポールは素晴らしい都市なので、街中を見て回るのも楽しみだね。未経験ではあるが、シンガポールは年間で最もワクワクするグランプリの一つだ。他のレースとは全く違った経験になるだろう。グランプリの雰囲気は独特で、照明の下、街の中心部でレースをするのは、とてもいい気分だと思う。レース時間はカレンダー中でも最長の部類に入るので、高温多湿の環境下でいつも以上にスタミナが必要になるが、その準備はしっかりできている。この2戦、チームとしては厳しい結果だったが、僕にとってはコース上で見せたパフォーマンスに勇気づけられた面もある。いい結果で終えることはできなったが、すべてのセッションでポジティブな手応えを得られた。今回は運が向いてくるはずだから、週末を通じてパッケージの競争力を最大化できればと思っている。そして、日曜のレースではいい位置でフィニッシュしたい」

    エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)

    「シンガポールGPはシーズンの中でも主要なレースと言え、アジアラウンドでもとりわけ注目度が高いので、チーム全員が毎年楽しみにしている。湿度の高い環境で昼夜逆転生活を送り、照明の下で、壁に囲まれた厳しいレイアウトのコースを走るという、かなり独特なグランプリだ。ファンの皆さんも、この素敵な街の中心地で最高のレースを見ることができるだろう。チームとそのパートナー、そしてファンの全員にとって、素晴らしい光景が広がり、誰もがその体験を待ち焦がれている。カレンダーの中でもベストと言えるレースが生まれ、さまざまなドラマが見られるはずだ。ここ2戦は厳しい結果に終わったが、我々はこれからのことに気持ちを切り替えている。シンガポールは、過酷な市街地コースが我々のパッケージにマッチするので、一年の中でも最大のチャンスが訪れるサーキットの一つだ。結果に影響を及ぼすようなペナルティーを受けないように懸命に取り組んできたし、まだ確認できていないが、モンツァでのストフェルのリタイアで、新たなパワーユニットのエレメントを使用しなくて済むように願っている。シンガポールGPが10周年を迎えるのは素晴らしい成果であり、ファンとチームが毎年楽しみになるような最高の環境を用意してくださっている主催者の皆さんに、お祝いを述べたいと思う。マクラーレン・ホンダは全力で臨み、前を行くライバルたちにできるだけ近づけるように頑張っていく」

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)

    「5月のスペインGPから始まったヨーロッパでの戦いを先日のイタリアGPで終え、最終戦に向けてアジア、アメリカ大陸、中東への遠征レースが、ここシンガポールを皮切りにスタートします。東南アジア特有の暑さと湿気は、比較的涼しい欧州の気候に慣れたドライバーやチームメンバーには楽なものではありませんが、ライトアップされた美しい街並みや摩天楼の下を駆け抜けるマリーナ・ベイ・サーキットでのナイトレースは、だれもが楽しみにしているグランプリの一つです。イタリアGPでのレース結果は非常に残念なものでしたが、高速サーキットのモンツァで、ある程度の速さを見せられたことは前向きに捉えています。また、今回のシンガポールGPは、前戦とは一転してタイトな低速コーナーが多いテクニカルなストリートサーキットです。同様の特徴を持つハンガリーでもいい結果を残せたので、我々にとってはポイントを獲得するための大きなチャンスだと考えています。マシンとPUのセットアップがカギになってきますが、シーズン終盤戦に向けていい流れを作るためにも、まずはここシンガポールでいい結果を残せればと思っています」

    関連:2017 F1シンガポールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロ・ロッソとホンダの契約報道にダニール・クビアトは前向き

    トロ・ロッソとホンダの契約報道にダニール・クビアトは前向き

    2018年からトロ・ロッソがホンダのF1パワーユニットを搭載することになるという報道について、ドライバーを務めるダニール・クビアトは前向きに捉えているようだ。

    マクラーレンとホンダの契約解消は14日(木)にもシンガポールで発表されると予想されている。現在、発表が予想されているシナリオは、2018年からホンダがトロ・ロッソにパワーユニットを供給し、現在、トロ・ロッソに供給されているルノーのパワーユニットをマクラーレンが獲得するというもの。

    2018年にトロ・ロッソがルノーからホンダにパワーユニットを変更するという噂について質問されたダニール・クビアトは「正式な発表があるまでそれについてコメントするつもりはない」としつつも、「どんなことが起こったとしても、チームにとっては良いことだろうね」と前向きに述べた。

    トロ・ロッソはまだドライバーラインナップを発表していないが、ダニール・クビアトは来季も残留するとみられいている。

    一方、現在トロ・ロッソでダニール・クビアトのチームメイトを務めるカルロス・サインツは、ルノーに加入するとされている。早ければF1マレーシアGPで移籍との噂もあるが、少なくとも2018年にローン移籍することは確実なようだ。

    「多くの噂が広まっているのは知っているし、多くのことが言われているけど、僕としてはいつも通りでいたい・・・週末に集中して、将来についてはあまりコメントしないことだ」

    だが、FIAがシンガポールの記者会見に召集したメンバーを考えれば、今後2日間で大きな契約が発表されるかどうかには疑問が残る。

    木曜日にはマクラーレン・ホンダとの契約が今シーズン末で切れるフェルナンド・アロンソ、そして金曜日にはマクラーレン、ホンダ、レッドブル、トロ・ロッソの代表者が記者会見に出席する予定となっている。

  • バーニー・エクレストン 「悪いのはホンダではなくマクラーレン」

    バーニー・エクレストン 「悪いのはホンダではなくマクラーレン」

    元F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、『マクラーレン・ルノー』の契約は締結されたのは間違いないと語った。

    40年以上にF1の実権を握ってきたバーニー・エクレストン(86歳)だが、今年1月のリバティ・メディアのF1買収により、現在は実権のない名誉会長という役割に退いている。

    まだ正式発表はなされていないが、マクラーレンはホンダとの契約を解消し、ルノーとの3年契約を結んだと報じられている。

    バーニー・エクレストンは、マクラーレンとルノーが契約を結んだのは確実であり、マクラーレンとホンダが決別したことで、フェルナンド・アロンソがF1に残る道が開かれたと考えている。

    「ルノーの契約はすべて完了している」とバーニー・エクレストンは Daily Mail にコメント。

    「アロンソの残留は素晴らしいニュースだ」

    しかし、バーニー・エクレストンは、マクラーレンがホンダからルノーにエンジンを切り替えたからといって、マクラーレンがすぐにかつての強さを取り戻せるとは確信していないと語る。

    「マクラーレンが、ホンダと離れて、ルノーと組むことでより満足できるようになるかは私にはわからない」

    「いろんなことがうまくいかなかったのはホンダのせいではない。マクラーレンのせいだ」

    「彼らは協力して働くのではなく、あらゆることについて毎日のように言い争っていた。あれは少し馬鹿げていた」

  • ルノーF1会長、マクラーレンとカルロス・サインツの契約に言及

    ルノーF1会長、マクラーレンとカルロス・サインツの契約に言及

    F1界は、マクラーレンとホンダの決別のニュースが公式になることを期待してシンガポールに向かっている。

    現在、トロ・ロッソがホンダの契約を引き継ぎ、マクラーレンがルノーとパートナーシップを結ぶための複雑な交渉が行われていることはもはや公然の秘密となっている。

    そのなか、フランクフルトモーターショーの場で、ルノーF1のジェローム・ストール会長に、なぜルノーはトロ・ロッソを失うのではなく、4つ目のチームを供給先に追加しないのかとの質問が飛んだ。

    「そうでなければ、我々が供給する3チームのうちのひとつに損害を与えることになるだろう」とジェローム・ストールは AFP通信 にコメント。

    「結局のところ、我々はF1における純粋なサプライヤーではなく、実際に(ワークスチームとして)競技に参加している。我々の問題は2020年までに表彰台に到達するための戦略だ」

    トロ・ロッソがルノーとの契約を解消する見返りとして、レッドブルはカルロス・サインツはルノーに移籍させることに合意したと考えられている。

    だが、カルロス・サインツよりも、過去にリザーブドライバーを務めたエステバン・オコンの方が、ニコ・ヒュルケンベルグのチームメイトとして自然なのではないかとの見方もある。

    その件について質問されたジェローム・ストールは「我々は全ての人々と話をしている」とコメント。

    「誰が完全にフリーで、誰がフリーではないか、あるいは部分的にはフリーであっても連れ戻させる可能性があるかを見極めなければならない」

    「エステバンに関してはメルセデスとの契約がある。なので、彼が来たとしても、一定の期間だけとなる。その期間で彼を起用することは興味深いことではるが、もっと良くなる可能性があるときに連れ戻されることになるとしたらどうだろう? 意味があるかもしれないし、そうではないかもしれない」

    多くのドライバーの契約が満了する2018年以降にはドライバーマーケットがさらに面白くなるとの見方がある。

    ジェローム・ストールは「実際、それほど多くの空席はないだろう。ベッテルとハミルトンが再契約を結んでいるからね。メルセデスとフェラーリをターゲットとしているドライバーは失望することになるだろう」とコメント。

    そして、ルノーは多くのドライバーにとって良い選択肢になるとジェローム・ストールは考えている。

    「我々は非常に優れたドライバーにとって非常に良いオプションだ」

  • マクラーレン、ホンダとの契約解消とルノーとの3年契約に合意との報道

    マクラーレン、ホンダとの契約解消とルノーとの3年契約に合意との報道

    マクラーレンは、ホンダとのパートナーシップを解消し、2018年からルノーにパワーユニットを切り替えることで合意に至ったと Autosport が報じている。

    ホンダがF1復帰し、新生マクラーレン・ホンダとして船出を切って以降、マクラーレンはホンダのF1パワーユニットの信頼性問題とパフォーマンス不足により不遇のシーズンを過ごしてきた。

    特に2017年シーズンはホンダの復帰初年度を下回る成績となっており、マクラーレンとホンダの決別の可能性が強く報じられており、マクラーレンの唯一の現実的な代替案としてルノーが浮上していた。

    情報源によると、マクラーレンはルノーと3年契約に合意したという。ちょうど現在のF1エンジンレギュレーションのサイクルは2020年で終わりを迎える。

    マクラーレンは、ワークスルノーとカスタマーであるレッドブルと同等のパワーユニット仕様を受けるとみられている。

    また、マクラーレンへの供給枠を空けるためにトロ・ロッソがルノーからホンダに切り替える契約もサインされたと考えられている。

    マクラーレン・ルノーの契約により、今年で3年契約が期限を迎えるフェルナンド・アロンソの契約延長が近づいたと考えられている。

    先週、トロ・ロッソとルノーの契約の早期終了のための一環として、トロ・ロッソのカルロス・サインツのルノー移籍が合意されたと報じられていた。

    カルロス・サインツは、今シーズンが終了する前、早ければ第15戦マレーシアGPにもルノーに移籍すると噂されているが、トロ・ロッソはコンストラクターズ選手権のためにカルロス・サインツがシーズン末まで走ることを望んでいるとされている。

  • ホンダ、マクラーレンとの決別とトロ・ロッソへの供給を決断との報道

    ホンダ、マクラーレンとの決別とトロ・ロッソへの供給を決断との報道

    ホンダが、マクラーレンに対して、今シーズン限りでの契約解消に合意し、2018年にトロ・ロッソにF1パワーユニットを供給することを伝えたと Marca が報じている。

    2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1復帰したホンダだが、3シーズン目を迎えた今年もマクラーレンが望んだF1パワーユニットを届けることができておらず、マクラーレンはホンダとの契約を解消し、2018年からルノーに変更すると報じられている。

    F1イタリアGPでは、マクラーレン、ホンダ、ルノー、トロ・ロッソ&ルノーによる交渉が行われた。その後、ホンダはマクラーレンとの契約を解消することに合意し、2018年からトロ・ロッソにパワーユニットを供給することを決断。マクラーレンにその旨を伝えたという。

    発表は、F1シンガポールGPの舞台となるマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットに主役たちが集まる水曜日もしくは木曜日になされると同紙は伝えた。その後、早ければF1シンガポール週末中にマクラーレンとルノーの契約が発表され、来季の『マクラーレン・ルノー』『トロ・ロッソ・ホンダ』の誕生が明らかになるという。

    この動きを皮切りに、ドライバー側にもいくつか動きが出てくるとみられている。

    ホンダがトロ・ロッソへのF1パワーユニット供給を発表した時点で、すでに報じられているカルロス・サインツのルノー移籍が有効になる。ルノーは、トロ・ロッソとの契約解消の見返りとしてカルロス・サインツを獲得することになる。すでにカルロス・サインツはルノーでシート合わせを実施したとも報じられており、早ければ、それは今月末のF1マレーシアGPで実現する可能性もある。それはジョリオン・パーマーのシート喪失を意味する。

    カルロス・サインツのトロ・ロッソの後任は、レッドブルのジュニアドライバーであるピエール・ガスリーが務めるとされている。今年日本でスーパーフォーミュラに参戦中のピエール・ガスリーは「この2~3日で動きがあると思う。何かニュースがあるかもしれないね。次戦まで日にちはないけど、マレーシアで走ることができたらいいね」とオートポリスのレース後に述べていたが、後にF1マレーシアGPでのF1デビューについては「近いうちにトロ・ロッソで走れればいいとは言ったけど、マレーシアだとは言っていない。僕の言葉が歪められて伝わっている」と訂正している。

    マクラーレンとルノーの契約が発表されれば、フェルナンド・アロンソのチーム残留への交渉が進展することになる。ただし、マクラーレンはドライバーのサラリーの削減に動いており、ホンダからの1億ドル(約109億円)の財政支援を失ったことで、F1でもトップクラスの4000万ドル(約45億4100万円)の年俸を稼いでいるアロンソとの交渉は難航する可能性も報じられている。

    また、カルロス・サインツのルノー移籍が確定した場合、2018年にルノーでのF1復帰を目指していたロバート・クビサは他チームに機会を求めることになる。すでにクビサはルノーとの短期契約を解消したと報じられており、フェリペ・マッサとの契約をまだ発表していないウィリアムズ、もしくはザウバーとの交渉を進めていくとされている。

    また、ホンダのドライバー育成の一環としてマクラーレン・ホンダの開発ドライバーを務めていた松下信治はチームを離れることになり、トロ・ロッソ・ホンダでフリー走行の機会を得ることになるという。小林可夢偉以来となる日本人ドライバー誕生に期待がかかる松下信治だが、F1デビューに必要なスーパーライセンスポイントを獲得するには今年F2で3位以内に入る必要があり、2018年のレギュラーシート獲得は厳しいとみられている。

  • トロ・ロッソ、ホンダのF1パワーユニットを搭載するメリットは!?

    トロ・ロッソ、ホンダのF1パワーユニットを搭載するメリットは!?

    トロ・ロッソが、2018年からホンダのF1パワーユニットを搭載することになると報じられている。

    ここまで報じられた内容では、マクラーレンがルノーからエンジン供給を受ける“空き枠”を作り出すために、トロ・ロッソがルノーとの契約を解消し、2018年からホンダからF1パワーユニット供給を受けるというもの。

    また、ルノーはトロ・ロッソとの契約を解消する見返りとして、昨年から獲得を狙っていたとされるカルロス・サインツを獲得するとされている。

    マクラーレンはルノーのパワーユニットを確保、ルノーは望んでいたカルロス・サインツの獲得、F1としてはホンダのF1撤退回避と各当事者が満足できるストーリーとなっている。

    ホンダとしても、辛辣な批判を繰り返してきた名門マクラーレンよりも、中団チームのトロ・ロッソで挽回を狙うチャンスかもしれない。

    トロ・ロッソとホンダとの契約を承認する立場となるレッドブルとしても、トロ・ロッソでホンダのF1エンジンのパフォーマンスが確認されれば、ホンダのエンジンに切り替え、ワークスチームをもつルノーでは実現できなかったワークス契約を確保することができるかもしれない。

    また、ローン移籍であれば、ルノーで1~2年の経験を積んだカルロス・サインツを呼び戻す可能性を残すことで、マックス・フェルスタッペンやダニエル・リカルドを引き抜かれた場合を担保できることになる。

    だが、トロ・ロッソのメリットは何だろう? ホンダのF1パワーユニットは、現状、F1で最も信頼性とパフォーマンスが低いエンジンだと言っても過言ではない。さらに今年チームの大半のポイントを獲得しているカルロス・サインツまで失うことになる。

    トロ・ロッソは、レッドブルのジュニアドライバーを育成するレッドブルの“Bチーム”として存在。7月にホンダのトロ・ロッソへのエンジン供給が報じられた際、Auto Motor und Sport は「レッドブルのBチームは成長しており、ホンダと独自路線を進むことになるかもしれない」と報じた。

    しかし、エンジンに限って言えば、トロ・ロッソはコスワース(2006年)、フェラーリ(2007年~2013年)と2014年まで親チームのレッドブルとは異なるエンジンを搭載してきた。

    だが、マクラーレンとホンダと決別した場合、今回、トロ・ロッソは少なくともホンダから“独占供給”を受けることになる。

    そして、Sky Sports は「将来、ホンダが買収を求めた場合、フルワークスチームとしてレッドブルの傘の外で成長する可能性がある」と報じている。実際、過去にレッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテリッツはチーム売却の意向があることを明らかにしている。

    そうなった場合、トロ・ロッソは単なるレッドブルの若手を鍛えるための“Bチーム”としてではなく、自立したチームとして存在できることになる。

    また、トロ・ロッソは後半4戦のフリー走行1回目のシートをインドネシアの富豪の息子ショーン・ゲラエルに売っており、財政的に厳しい状況にあるのは想像に容易い。スポンサーの少ないトロ・ロッソは、親チームよりもレッドブルにとって財政負担になっているとされている。

    一部報道では、ホンダの育成ドライバーである松下信治が金曜フリー走行に出走するもされており、エンジン供給以外にホンダから何らかの支援を受ける契約が結ばれる可能性がある。

    現在、ホンダは“スペック4”エンジンの開発を進めており、F1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、2017年シーズンが終了するまでにホンダのエンジンはライバルのルノーを追い越せると考えている。

    「ホンダの状況は良くなっています。2018年にはより強くなるでしょう」と長谷川祐介は7月に述べている。そして、2018年のパワーユニットは現在のコンセプトを発展させていくとしている。

    現在、トロ・ロッソは40ポイントでコンストラクターズ選手権6位につけているが、7位のハースとは5ポイント差、8位のルノーとは6ポイント差。ホンダがルノーに匹敵するパフォーマンスを発揮できれば、パワーユニットを変更しても失うものはそれほど大きくないかもしれない。

    また、ファンとしても、シャシーに定評のあるトロ・ロッソ・ホンダと、同じくシャシーには自信をみせているマクラーレン・ルノーとの“因縁バトル”は興味深いものになるだろう。

  • ホンダF1 「パワーへの依存度が低いシンガポールでポイント獲得に期待」

    ホンダF1 「パワーへの依存度が低いシンガポールでポイント獲得に期待」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1シンガポールGPへの展望を語った。

    F1イタリアGPではダブルリタイアという結果に終わったマクラーレン・ホンダ。パートナーシップ解消が盛んに報じられるなか、最終フライアウェイレースのためにチームはシンガポールへと向かう。

    「5月のスペインGPから始まったヨーロッパでの戦いを先日のイタリアGPで終え、最終戦に向けてアジア、アメリカ大陸、中東への遠征レースが、ここシンガポールを皮切りにスタートします」と長谷川祐介はコメント。

    「東南アジア特有の暑さと湿気は、比較的涼しい欧州の気候に慣れたドライバーやチームメンバーには楽なものではありませんが、ライトアップされた美しい街並みや摩天楼の下を駆け抜けるマリーナ・ベイ・サーキットでのナイトレースは、だれもが楽しみにしているグランプリの一つです」

    「イタリアGPでのレース結果は非常に残念なものでしたが、高速サーキットのモンツァで、ある程度の速さを見せられたことは前向きに捉えています。また、今回のシンガポールGPは、前戦とは一転してタイトな低速コーナーが多いテクニカルなストリートサーキットです。同様の特徴を持つハンガリーでもいい結果を残せたので、我々にとってはポイントを獲得するための大きなチャンスだと考えています。マシンとPUのセットアップがカギになってきますが、シーズン終盤戦に向けていい流れを作るためにも、まずはここシンガポールでいい結果を残せればと思っています」

    関連:2017 F1シンガポールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール