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  • レッドブル・ホンダ、2019年のピエール・ガスリーの起用を正式発表!

    レッドブル・ホンダ、2019年のピエール・ガスリーの起用を正式発表!

    レッドブル・レーシングは、2019年にダニエル・リカルドの後任としてピエール・ガスリーを起用することを発表。新生レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーのコンビで新たな船出を切ることになった。

    レッドブルのジュニアドライバーであるピエール・ガスリーは、2017年シーズン途中のF1マレーシアGPでトロロッソからF1デビュー。今年は新たにホンダとのパートナーシップを開始した新生トロロッソ・ホンダでF1にフル参戦を果たしている。

    ピエール・ガスリーは、第2戦マレーシアGPでホンダが2015年にF1復帰してからのベストリザルトとなる4位入賞。さらにモナコGPでは7位、F1ハンガリーGPでは6位と好成績を残し、チームメイトのブレンドン・ハートレーを大きく上回るパフォーマンスを披露している。

    レッドブル・レーシングは、現在ドライバーを務めるダニエル・リカルドが来季からルノーに移籍。その直後からピエール・ガスリーは後任ドライバーとして昇格することが噂され始めた。

    もうひとりの候補に挙げられていたカルロス・サインツは、マクラーレンへの移籍を決断。マクラーレンへの移籍はレッドブルの承認が必要であり、事実上、ピエール・ガスリーの昇格が決定していたようなものだった。

    レッドブル・レーシングは2019年からホンダとのパートナーシップを開始することが決定しており、2017年にスーパーフォーミュラに参戦して以降、ホンダのエンジンで戦っているピエール・ガスリーは、レッドブル・ホンダで3年目のホンダとの戦いを迎えることになる。

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、今季のピエール・ガスリーの“輝かしいパフォーマンス”が、“モータースポーツで最もエキサイティングな若手ドライバーとしての評価を高めたと語った。

    「ピエールはスクーデリア・トロロッソのF1シートに足を踏み入れてからの1年未満でレッドブルが彼のキャリア序盤からは育んできた紛れもない才能を証明してきた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「初のF1でのフルシーズンだが、ホンダのエンジンを搭載したチームでの今年の彼の輝かしいパフォーマンスは、モータースポーツで最もエキサイティングな若手ドライバーのひとりとしての彼の評判を高めてきたし、我々はピエールが2019年にチームにもたらすスピード、スキル、姿勢を楽しみにしている」

    「我々の当面の焦点は2018年の世界選手権で最高な結果を達成することに全力を尽くすことだが、我々は2019年にアストンマーティン・レッドブル・レーシングでマックスとピエールとともに戦っていくことを楽しみにしている」

    ピエール・ガスリーは「2019年からアストンマティン・レッドブル・レーシングで走ることは僕にとって夢の実現だし、このトップチームに加われることに本当に興奮している」とコメント。

    「2013年にレッドブルのジュニアドライバープログラムに加入して以来、このチームでレースをすることは僕のゴールだったし、この素晴らしい機会はグランプリでの勝利とワールドチャンピオンを争うという僕の野心へのさらなる前進だ。レッドブルがチャンピオンシップや勝利を争うのをずっと見てきたし、それが僕が望んでいることだ。僕は本当に競争的な人間だし、僕が何かをするときは、常に1番、トップのポジションのために戦っている」

    「本当にエキサイティングな瞬間だし、この特別な機会が僕に与えるチャレンジ、そして、アストンマーティン・レッドブル・レーシングでどんなドライバーであっても直面する期待を十分に承知している」

    「ディートリッヒ・マテシッツ、クリスチャン・ホーナー、ヘルムート・マルコが僕に置いてくれた信頼に感謝している。そのための第1段階は、2018年の僕のチームであるスクーデリア・トロロッソで究極のパフォーマンスを発揮し、最高の結果を残すためにプッシュし続けていくことだ」

    「フランツ・トスト、そして、トロロッソの全員、F1で走る素晴らしい機会を与えてくれたファエンツァのファクトリー、彼らのコミットメントとサポートに感謝している。それは残りのシーズンでも変わらないことはわかっている。今の僕の焦点は彼らにシーズンを祝うためのものを与えるために全力を尽くすることだ」

    ピエール・ガスリーのレッドブル・ホンダへの昇格により、2019年にトロロッソ・ホンダには空席ができることになった。レッドブルは育成ドライバーが枯渇しているため、ブレンドン・ハートレーは来季もトロロッソ・ホンダに残留することになるかもしれない。

    レッドブルのジュニアドライバーには、ヨーロッパF3でチャンピオンシップ首位に立つダニエル・ティクトゥムウがいるが、スーパーライセンスの条件を満たすことができない可能性がある。

    現在、ひとつの解決策として考えているのが、マクラーレンでシートを喪失する可能性のあるストフェル・バンドーンのような外部のドライバーを起用すること。

    もうひとつの可能性としては、過去にトロロッソでF1を戦ったセバスチャン・ブエミやジャン・エリック・ベルニュといったドライバーを呼び戻すことが挙げられている。

  • ピエール・ガスリー 「レッドブルで走るチャンスは必ずやってくる」

    ピエール・ガスリー 「レッドブルで走るチャンスは必ずやってくる」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、スーパーフォーミュラでの経験、昨年のF1デビュー、ヘルムート・マルコとの関係、そして、噂されるレッドブル・レーシングへの昇格について語った。

    昨年のマレーシアGPでトロロッソでF1デビューを果たしたピエール・ガスリーは、今年ホンダとのパートナーシップを開始したトロロッソでF1フル参戦。バーレーンで4位、モナコで7位、ハンガリーで6位と好成績を収めるも、他のレースではQ1敗退を喫するなど、浮き沈みの激しいシーズンを過ごしている。

    今年のトロロッソ・ホンダでの戦いについてピエール・ガスリーは「クルマは全てのレースで4位でを狙えるほど良くはない」と Auto Motor und Sport にコメント。

    「シーズン序盤は他よりもポテンシャルを引き出すことができたと思う。バーレーンで良い結果を残せたのはそれが理由のひとつだ。でも、正直、僕たちはあのときどうやって成し遂げたのかまだしっかりと理解できていない。今の僕たちはどこでもポイントを獲得できるというわけではない。ハース、ルノー、ザウバーは僕たちの前にいる。でも、チャンスを得られる場所もあると思う。それを生かさなければならない。バーレーン、モナコ、そして、ハンガリーではそれができたと思う」

    2019年からレッドブル・レーシングもホンダのF1パワーユニットを搭載する。ピエール・ガスリーは「大きな助けになるのは確かだ」と語る。

    「今年はある意味ホンダのエンジンでちょっと孤独な戦いだ。レッドブルとより密接に働いてみるまでどれくらい進歩したかはわからないだろう。それに新しい空力レギュレーションもある。でも、全体的に僕たちにとってはポジティブなことしかないと思う」

    2016年にGP2のチャンピオンに輝いたピエール・ガスリーだが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコはまだF1の準備は整っていないとして1年間、日本のスーパーフォーミュラで経験を積ませた。

    「彼の意見には同意できないね。僕は準備が整っていたと思う」とピエール・ガスリーは語る。

    「でも、様々な理由でそういうタイミングではなかった。もちろん、落胆したよ。GP2はフットボールで言えば2部リーグみたいなものだし、その上にはF1しかない。昇格できなければ悩むよね。でも、同時にモチベーションにもなった。日本に行ってスーパーフォーミュラに参戦することは大きなチャレンジだった。本当に気合が入っていたし、自分自身を証明したいと思っていた」

    「突然、母国から1万キロも離れた国にいた。言葉もわからないし、空港に着いたときにはどこに行けばいいのかさえもわからなかった。日本の文化は完全に異なる。簡単ではなかった。でも、アスリートとしてだけでなく、人間としても素晴らしい経験だった。本当に楽しかった。スーパーフォーミュラのクルマは多くのダウンフォースを発生させる。それはF1のための準備に本当に役立った」

    「僕たちの関係はかなり改善されている。僕が若かった頃、彼は僕に多くのことを要求していた。僕もできる限りすべてのチャレンジをこなしていた。彼に自分がファイターであり、夢を決して諦めず、この場所に相応しいことを示したかった。彼はドライバーにとても厳しいけど、そこは受け入れなければならない。その間に僕たちはうまく付き合えるようになった。多くの人たちは気づいていないかもしれないけど、彼はユーモアがある。僕たちはいつも楽しくやっているよ」

    昨年のF1デビューは、テストをすることもなく突然訪れた。だが、冬の間に準備ができた今年は、よりF1にいることを快適に感じているとピエール・ガスリーは語る。

    「昨年末の初レースよりも良くなっているのは確かだ。あの時はテストなしでクルマに飛び乗ったからね」とピエール・ガスリーはコメント。

    「短い期間で多くのことを学ばなければならなかったし、すぐに良い結果を求められた。今年は冬の間に仕事の準備をすることができたし、チーム全体を知ることができた」

    「でも、まだ僕にとってはルーキーシーズンだ。新しいことがたくさんある。まだ学ばなければならなことはたくさんある。でも、全てのレース週末でF1のパドックにいることをより快適に感じている。ずっと望んでいた場所だしね」

    「もちろん、経験は大きな要因だ。レーストラックを知っていたり、予想がついていれば大きなアドバンレージになる。新しいコースではクルマからすべてを引き出すのに時間がかかることもある。でも、常に良くなっていくものだ。レースエンジニアはどうすれば僕が速くなるかをわかっているからね。僕たちはパッケージの純粋なペースには満足している。今後は、さらに一貫して良いスピードを示していくことに焦点を置いていきたいと思っている」

    ここまでピエール・ガスリーは、チームメイトのブレンドン・ハートレーを上回る成績を残している。このような結果は予想していたかと質問されたピエール・ガスリーは「簡単に答えられる質問ではない」とコメント。

    「もちろん、第1のゴールはチームメイトに勝つことだ。だから、これまでの結果には満足している。でも、シーズはまだ終わってはいない。まだ9レース残っている。あと9回彼に勝たなければならない。ブレンドは速いドライバーだ。WECやル・マン24時間レースで優勝しただけのことはある。毎週末が大きな挑戦だ。現時点で状況はとてもうまくいっているし、もちろん、それを続けたいと思っている」

    ダニエル・リカルドがルノー、カルロス・サインツがマクラーレンへと移籍したことで、ピエール・ガスリーは空席となっているレッドブル・レーシングのドライバー候補に挙げられている。レッドブルのジュニアプログラムはドライバーが枯渇しており、ピエール・ガスリーには大きなプレッシャーがかかるかもしれない。

    しかし、ピエール・ガスリーは「いいや、自分にプレッシャーをかけることはない」と語る。

    「そのために誰かを必要とすることもない。僕はすべてを完璧にこなしたいと思っている。成功しなければ自分に満足できない。環境は問題はないし、常に100%を尽くしている。でも、数年前よりもドライバーが少ないのは事実だね」

    「もちろん、僕はいつもレッドブルを念頭に置いている。僕はF1にいるわけだし、勝利やタイトルを争いたいと思っている。それができる機会は必ずやってくるだろう。僕はまだ若い。もちろん、できるだけ早く目標に到達したいと思うものだけど、今は将来についてはあまり考えないようにしているし、とにかく今あるリソースを最大限に生かそうと頑張っている。

  • マックス・フェルスタッペン 「タイトルを争うにはホンダが不可欠」

    マックス・フェルスタッペン 「タイトルを争うにはホンダが不可欠」

    マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・レーシングがメルセデスやフェラーリとタイトルを争うためにはファクトリーチームのように運営される必要があると考えており、そのためにもホンダとのパートナーシップを組むことは不可欠だったと語る。

    マックス・フェルスタッペン(20歳)は、すでにF1で4シーズン目を迎えているが、まだ本物の成功を収めることはできていない。

    2016年5月にトロロッソからレッドブル・レーシングに昇格して以降、マックス・フェルスタッペンは4勝を挙げているが、まだレッドブル・レーシングとともにどちらのタイトルにも挑戦できていない。

    レッドブル・レーシングとホンダとの新しいパートナーシップはどうなると思うかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「様子を見てみなければならない。現時点で判断するのは難しい」と Goodwood.com にコメント。

    「僕たち全員がすでに来年にむけてモチベーションを高めているし、もうパーツを検証するために2~3レース待つ必要はなくなるだろう。現時点ではファクトリーチームが最初にそれらを獲得しているからね」

    マックス・フェルスタッペンは、タイトルを争うためにはレッドブル・レーシングがファクトリーチームのように運営される必要があると説明する。レッドブル・レーシングはホンダのチームではないのでファクトリーチームになることはないが、ワークスパートナーとしてほぼ近いものを得られることになる。

    「メルセデスやフェラーリと戦うには、ファクトリーチームのようになる必要がある。彼らはそうだからね」とマックス・フェルスタッペンは説明。

    「彼らは毎週、すべてのものを最適化しようとしているし、僕たちもそうなることを望んでいる」

    「あとはもう少し馬力を得られることを願っている。そうすれば、僕たちのクルマはとても強いので、間違いなくかなり良い仕事ができるだろう」

  • ジェンソン・バトン 「レッドブルにとってホンダは最善の選択肢」

    ジェンソン・バトン 「レッドブルにとってホンダは最善の選択肢」

    ジェンソン・バトンは、レッドブル・レーシングにとってホンダとパートナーシップを組むことは、フェラーリやメルセデスを倒すための最善の選択肢だと考えている。

    レッドブル・レーシングは今シーズン限りで12年間に及ぶルノーとのパートナーシップを解消し、2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載することが決定している。

    かつでホンダのワークスチーム、そして、マクラーレン・ホンダでF1を戦ったジェンソン・バトンは、レッドブルとホンダのパートナーシップを素晴らしい機会になると考えている。

    「ホンダとは、これまで何年にもわたってF1で一緒に仕事をしてきているし、とても尊敬しているんだ。彼らがトロロッソと組んで、F1で成果を挙げているのはとても喜ばしいことだね」とジェンソン・バトンはコメント。

    「レッドブルとの新しいパートナーシップについても、間違いなく素晴らしい機会になると信じている」

    「レッドブルはマニュファクチャラーと密接に連携してマシン作りを進めていくことが重要っだと理解しているチームだからね」

    「彼らが打倒フェラーリ、打倒メルセデスを目指すなら、最善の選択肢は間違いなくホンダだと思う」

    F1引退後、ジェンソン・バトンは日本でSUPER GTに参戦し、今もホンダとレースを戦っている。また、現在、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は2003年からはB・A・Rホンダでジェンソン・バトンのチーフエンジニアにを務めていた。

  • トロロッソ・ホンダの鍵を握るホンダのF1エンジンのドライバビリティ

    トロロッソ・ホンダの鍵を握るホンダのF1エンジンのドライバビリティ

    トロロッソ・ホンダのドライバーは、ホンダのF1エンジンのドライバビリティに好感触を示しており、ホンダもこれまでのデータ蓄積や試行錯誤などの積み重ねが実を結んだものであると自信をみせる。

    夏休み前、前半戦最後の戦いとなるハンガリーGPで、トロロッソ・ホンダは、ここ数戦の低迷を乗り越え、大きな躍進とも言える成果を出した。今シーズン初めて2台揃ってトップ10入りした予選を経て、レースではピエール・ガスリーがハイペースで上位を走行し、危なげなく6位でフィニッシュを果たした。

    HRD ミルトンキーンズのパワーユニットエンジニアである湊谷圭祐「ウエットコンディションで、しかもあのような刻々と状況が変わる中で、チームの戦略に応じてエネルギーマネージメントの調整をリニアに行いました。具体的には、雨、路面の状況に応じて連続アタックを可能にするエネルギーマネージメントです」は語る。

    「通常、予選では1周でバッテリーを使いきるようなアシストが目標ですが、ウエットではアクセル開度が高くないので、使いきることはできません。今回のように1周の間にコンディションが変わるときには、タイムを出す上で2周連続のアタックを求められる場合があります。それを可能にするためのエネルギーマネージメントを行いました。チームやドライバーとの密なコミュニケーションの下に行われ、結果としてそれがうまくいきました」

    ピエール・ガスリーは、2018年のホンダのF1エンジンのドライバビリティは、昨シーズン末にルノーのF1エンジンで経験したよりも“一貫性がある”と考えており、エンジンのドライバビリティをストロングポイントだと感じていると語る。

    「シーズン序盤戦からドライバビリティ面に関してはかなりいいと思うし、昨年のルノーと比較して一貫性があると思う」とピエール・ガスリーはコメント。

    「スロットルとエンジンから得られるトルクはホンダの方が多い。僕たちはどこを改善する必要があるかをわかってるし、全体のパワーという点では改善しなければならないけど、ドライバビリティという点では本当に優れている」

    湊谷圭祐は、ピエール・ガスリーが言うドライバビリティを以下のように説明する。

    「ドライバビリティとは、簡単に言えば、アクセル操作に応じたパワーユニットのパワーの出方をコントロールすることで、アクセルを踏んだ量に合わせて、パワーユニットから適正なパワーがマシンに伝わることが理想です」と湊谷圭祐は語る。

    「ドライバーにとってのパワーユニットの扱いやすさと言ってもいいかもしれません。これはドライバーの好みやドライビングスタイルによっても変わってきますが、アクセルを踏んだ際に急にトルクが立ち上がるようなピーキーな特性であったり、立ち上がりのトルクが不足するようでは、ドライビングに悪影響が出てしまいます」

    「このドライバビリティは、これまでの積み重ねやSakuraでの開発によって、今年大きく改善した部分だと思います」

    「エネルギーマネージメントは、コースによって全く違うので毎戦調整を行いますが、ドライバビリティはこれまでの積み重ねに加え、今年の仕様になる際に改善を行っていますので、レースごとに頻繁に設定を変えるほどではないですし、それについてドライバーから不満は出ていません」

    ホンダF1テクニカルディレクターの田辺豊治もドライバビリティはホンダの優先事項のひとつだと語る。

    「パワーユニットとして、新たなアイテムを入れるアップデートも開発していますが、使い方としてまだまだ工夫できることは多いと感じています」と田辺豊治はコメント。

    「ホンダのトラックサイドサポートはドライバビリティが優先事項のひとつだと考えています。彼らはHRD Sakura側でそれを開発しており、我々はドライバーがカスタマーである現実世界のここにそれをもたらしています」

    「ドライバビリティはパワーユニットとトライバーとのコミュニケーションですし、我々はそのエリアを改善させる必要があります。我々にとってそこは非常に重要です」

    田辺豊治は、まだF1パワーユニットのパフォーマンスと信頼性との間の“限界”を確立させているところだと語り、カナダでアップグレード版“スペック2”エンジンを投入した後に問題を評価して、エンジン自体に根本的な問題はないという結果が出たことで、夏休み後のスパもしくはモンツァで次のエンジンアップグレードが投入される見込みであることを明らかにした。

    「次のステップアップの正確なタイミングを教えることはできませんが、我々は継続的にパフォーマンスと信頼性を向上させています」と田辺豊治はコメント。

    「我々には開発スケジュールを完了させるためのアイテム、優先順位、時間があります。我々はそれらを開発し続けていきます。投入に問題なければ、常にいつでもそれらを投入していきます」

  • ルノーF1 「ダニエル・リカルドはホンダのエンジンに疑念を抱いていた」

    ルノーF1 「ダニエル・リカルドはホンダのエンジンに疑念を抱いていた」

    ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2019年からチームに加入するダニエル・リカルドが、2019年にレッドブル・レーシングがホンダのF1パワーユニットに切り替えることに“正当な疑問”を抱いていたと明かす。

    ダニエル・リカルドは、キャリア序盤から10年間所属していたレッドブルを今シーズン限りで離れ、2019年からルノーに移籍することを電撃発表。そのニュースは、F1界に衝撃を与えた。

    多くの人はレッドブル・レーシングから見ればまだ競争力の劣っているルノーへ移籍することに疑問を抱いている。

    レッドブル・レーシングは、2019年からルノーに代えてホンダのF1パワーユニットを搭載する。ホンダは今年トロロッソとの新たなパートナーシップを開始し、過去3年と比較すれば大きな改善を示している。だが、だからといって、ライバル3社を倒してタイトル争いに加われるという説得力のあるパフォーマンスを示せていないのが現実だ。

    シリル・アビテブールは「ダニエル・リカルドは、2019年にレッドブルがホンダのF1エンジンを搭載することに正当な疑念を抱いていた」と にコメント。

    シリル・アビテブールは、ダニエル・リカルドの加入によって、ルノーはさらに高い位置を目指さなければならないと語る。

    「彼のコミットメントは、我々がトップチームに追いつくプロセスを加速させるという意思を示している。これは我々が過去2年半にやってきた仕事の正当性の認識でもある」とシリル・アビテブールは Auto Motor und Sport にコメント。

    「ダニエルの才能とカリスマ性はチームにとって大きなボーナスだ。我々はできる限り最高のクルマを彼に与えることにとって彼の信頼に応えなければならない」

    しかし、シリル・アビテブールは、ダニエル・リカルドが2020年、もしくは2021年になるまで、勝てるポジションにはいられないかもしれないと認める。

    「リカルドとの大きな目標は2021年にタイトルを争うことだ。だが、我々は2020年にレースでの勝利を開始できることを願っている」とシリル・アビテブールはコメント。

    「だが、私は29歳、30歳のドライバーが、運転したいだけでなく、他のことも熱望していることをわかっている。それはニコ(ヒュルケンベルグ)も同じことだ」

    「誰もが同じではないが、私は2人のドライバーはそうだと信じている」

  • トロロッソ・ホンダ 「空力アップグレードは目標に達していない」

    トロロッソ・ホンダ 「空力アップグレードは目標に達していない」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、今シーズン前半戦に投入した主要なアップグレードのいくつかが“目標に達していない”と認め、現時点では“期待を下回っている”と語った。

    トロロッソは、オーストリアGPとイギリスGPで新型フロントウイングや“空洞ミラー”を含めた空力アップデートパッケージを導入。ホンダがカナダGPで導入したエンジンアップグレードと合わせてパフォーマンスの向上が期待されていた。

    しかし、トロロッソは新しいパーツに期待していたパフォーマンスを引き出すことができておらず、ドイツGPとハンガリーGPのレースでは改良型のフロントウイングの使用を断念している。

    フランツ・トストは、新しい空力パッケージから“もっと多くを期待していた”と認め、アップデートでパフォーマンス向上を果たすことができなかったことで、トロロッソ・ホンダがコンストラクターズ選手権8位の座を守ることが“難しくなる”ことを懸念している。

    現時点でトロロッソ・ホンダは、9位のザウバーに10ポイント差まで迫られている。ザウバーはフェラーリのアップグレードの恩恵を受け、大幅にパフォーマンスを向上させることに成功している。

    「我々はアップグレードで目標を達成できていない。我々はそこからもっと多くを期待していた」とフランツ・トストは Autosport にコメント。

    「ミッドフィールドは非常に拮抗しており、100分の数秒で結果が変わる。それを改善することができなければ、ポジションを守るのは難しい。現時点で我々は自分たちの期待を下回っている」

    「シーズン後半はパフォーマンスを改善できることを願っている」

    「難しいことであるのは確かだ。ザウバー、ハースは大きな前進を果たしている。それはフェラーリの素晴らしいパワーユニットのおかげでもあるがね。それによって、我々がトップ10内に入るのは困難になってきている」

    第2戦バーレーンGPで、ホンダがF1に復帰して以来の最高となる4位入賞を果たし、現在ドライバーズ選手権で13位に位置しているピエール・ガスリーは、ハンガリーGP後にトロロッソ・ホンダがまだその一貫性のない状態を理解できていないと語っている。

    また、ピエール・ガスリーは、今後のベルギーGPとイタリアGPはトロロッソとホンダにとって厳しい戦いになることを警戒している。スパ・フランコルシャンとモンツァは、エンジン依存度が高く、ストレートスピードの高いをものをいう。

    「まだ僕たちには理解できていないことがいくつかある。僕たちは予想よりもはるかに多くのパフォーマンスを発揮できるときもあれば、考えていたよりもずっと苦労するときもある」とピエール・ガスリーはコメント。

    「もちろん、僕たちはもっと多くのパフォーマンスを発揮できるトラックがあることを知っている」

    「スパとモンツァは僕たちにとってかなり厳しい戦いになるだろう。でも、シンガポールは僕たちが焦点を当てなければならないもう一つの場所だ」

    トロロッソ・ホンダの今シーズンのパフォーマンスは浮き沈みが激しく、ピエール・ガスリーが3度の上位入賞を果たしているものの、12戦で4戦しかポイントフィニッシュを果たせていない。一方、目下のライバルとなるザウバーは少量ポイントが多いものの、7戦でポイントフィニッシュを果たしている。

  • ロス・ブラウン 「ホンダF1はパフォーマンス面で重要な進歩を遂げた」

    ロス・ブラウン 「ホンダF1はパフォーマンス面で重要な進歩を遂げた」

    F1のモータースポーツディレクターを務めるロス・ブラウンは、ホンダが今シーズンにトロロッソと果たしてきた進歩に感銘を受けており、来年レッドブル・レーシングがホンダからレースに勝てるエンジンを提供されることは間違いないだろうと語る。

    シーズン前半戦を振り、ロス・ブラウンは「状況とリソースを考えれば、ホンダと同様にトロロッソも良い仕事をしている。ホンダは特にパフォーマンス面で重要な進歩を遂げた」とコメント。

    「彼らが正しい道を歩んでいるのは重要なことだ。来年、彼らはレッドブルの本家にもパワーユニットを供給することになっているからね。上位で争えるチームが増えるほど、ショーは良くなる。それはファン、そして、F1にいる我々も望んでいることだ」

    とは言え、シーズン前半戦を終えて、トロロッソ・ホンダは、コンストラクターズ選手権で8位に位置しており、マクラーレンを始めとする中団のライバルのほぼ半分しかポイントを獲得できていない。

    だが、ロス・ブラウンは、夏休み最後のレースとなったハンガリーGPでトロロッソ・ホンダが好パフォーマンスを示したのはポジティブなことだと考えている。

    「ホンダのエンジンを搭載したチームは、シーズンでベストな予選リザルトを祝っていた」とロス・ブラウンはコメント。雨で混乱した予選となったF1ハンガリーGPでは、ピエール・ガスリーが6番手、ブレンドン・ハートレーが8番手に入り、トロロッソ・ホンダとして初めて2台揃ってQ3進出を果たしている。

    「レースではガスリーが6位に入る素晴らしい走りをみせた。彼は上位3チームに次いで周回遅れにされなかった唯一のドライバーだったし、ハートレーもポイントに近い11位だった」

    「今シーズン、チームは浮き沈みを経験している。バーレーン、モナコ、ハンガリーのようなハイライトはあったが、その一方で多くの不運の犠牲者でもあった」

    ロス・ブラウンは、2008年にホンダがF1から撤退した後、チームを買収して2009年にブラウンGPとして参戦。ホンダのために造られたマシンにメルセデスのエンジンを搭載して圧倒的な強さで両方のチャンピオンシップを獲得。後にロス・ブラウンはチームをメルセデスに売却し、チームは両方のタイトルを4連覇している。

  • ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダで走ることは当然ながら目標」

    ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダで走ることは当然ながら目標」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、今シーズン前半戦を振り返るとともに、F1まで到達した道のり、噂されるレッドブル・レーシングへの昇格などについて語った。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたピエール・ガスリーは、第2戦バーレーンGPでの4位をはじめ、3度の入賞を果たして26ポイントを獲得。来季はレッドブル・ホンダへの昇格が噂されている。

    今シーズンここまでを振り返ってピエール・ガスリーは「客観的にいろんなことを見れば本当にポジティブだったと思う」と Crash.net のインタビューでコメント。

    「もちろん、僕たちには大きなアップといくつかのダウンがあった。あまり一貫性がなかったと言えるし、そこはシーズン後半にむけて見い出そうとしていることだ」

    「残念ながら、例えば、バルセロナやポール・リカールでのクラッシュのようなまったくレースができなかったこともあったし、いくつか機会を逃してしまった。バーレーンのようなあらゆる期待を上回る素晴らしいレースもあった。特に2戦目で期待できる最高のものだった。それに初めてのモナコGPは以前からトラックがいかに厳しいかはわかっていたし、F1では難しいことはわかっていたので、本当に物凄いレースだった。全体的に多くの経験ができたと言える。素晴らしかったよ」

    個人的に設定していた目標については「目標はほぼ叶えられたと思うけど、決して満足感のようなものはない。完璧ではない場合、心から満足することはできないからね」とコメント。

    「確かに、一貫性はチームと一緒に目指していくことだし、すべての週末でより安定したパフォーマンスを発揮して、常に同じような場所で戦っていたい。でも、現時点では、レース毎にトップ10で戦えると思ったら、そのあとまったチャンスもなくQ1ですぐに敗退しているようなレースもあった」

    「僕の側では難しかったと言える。僕が考えるルーキーの中で最も難しいのは、下位カテゴリでは表彰台、チャンピオンシップ、勝利のために戦っていて、毎週末熱くなって、勝つために戦う準備ができていたけど、F1ではそうはいかないことだ」

    「ある意味、持っているパッケージから何を引き出せるかはあまりわらない。シルバーストンの予選はおそらくシーズンのベストラップだったけど、14番グリッドでしかなかった。満足するのは難しいことだ。自分のラップには本当に満足していたけど、結果を見れば、最終結果に本当にがっかりだった。そこがF1でのバランスを取るのが難しい部分だ」

    「僕がいつも心がけているのは常にOKだと感じていることだ。クルマから最大限の可能性を引き出し、結果がどうであれ、チームが僕に期待している仕事ができたことはわわっている。での、そのパフォーマンスは15位のときもありば、9位のこともある。だから、どこを目指すべきかを知るのは本当に難しい」

    外部からの評価については「外部にはたくさんの人がいるし…それは理解している。彼らはすべての情報を持っているわけはないし、だた順位を見て、『OK、あいつは13位だ。彼はたいしたことない』と判断する」とコメント。

    「すべてを理解せず、すべての情報もない状態でそう見るのは簡単な方法だと言ってもいいと思う。もちろん、少し難しいときもある。たぶん、相応しい信頼を得られていないかもしれない。幸運なことに、正しい場所にいて、本来よりも多くを得られるときもある。それもF1の一部だ。結局、最も重要なのは、自分がパッケージでできる最善を尽くせたと感じ、チームがそれをわかってくれることだ」

    下位カテゴリーで活躍をみせたピエール・ガスリーは、2014年にレッドブルのジュニアプログラムに加入。残忍な評価で知られるレッドブルのプログラムのなかで自分を磨くことができたと語る。

    「レッドブルに来てから、いろいろなアプローチをしてきた。2012年にこの選択はあって、2014年にプログラムに加入した。当時は本当に若かった。印象づけたいと思っていたし、レッドブルのためにそれをやりたいと思っていた」とコメント。

    「完全に考え方を変えた。最終的に自分が良い仕事ができたか、そうではないかはわかるものだし、誰かに『良い仕事をしたね』と言ってもらう必要はない。良いラップや完璧なラップができれば自分でわかる。クルマのなかで何が起こっているかを感じられるのは僕だからね。レースでミスをすれば、自分でミスをしたのはわかるし、満足はできない。でも、誰かに『君がやったのは良くないことだ』と言われる必要はない。レッドブルではありのままを受け止めるしかないんだ」

    「厳しい環境だけど、強くなるための絶好の機会でもある。アスリートとしてだけでなく、人間としてもはるかに強くなったと思う。でも、自分自身のためにやっていることだし、クルマのなかでベストを尽くすだけだ。自分がいいパフォーマンスを発揮していれば、彼らが満足してくれるのはわかっているけど、最終的には自分のためにやっている。僕は競争的な人間だし、自分のため、そして、チームのために最高の結果を達成したいからね」

    2016年にGP2でタイトルを獲得したピエール・ガスリーだが、特年のF1昇格は見送られ、1年間日本でスーパーフォーミュラに参戦している。

    「大きなチャレンジだったと思っている」とピエール・ガスリーは振り返る。

    「F1に到達するまでに多くの課題と向き合わなければならなかった。ある意味、精神的にも身体的にそのすべての経験が僕をに試練を与えていたように思う・・・それを示して、諦めずに、最後までプッシュしていれば、チャンスを与えられることはわかっていた。ある意味、僕がやらなければならないのは、できる限りハードにプッシュし続けるだけだった」

    「自分のアイデア、願望を持って本当に頑張ってきた。僕は心の中に何かがあれば、それを実現するためにあらゆる手を尽くす人なんだ。若い頃から頭の中でF1ドライバーになりたいと決心していたし、そこにたどり着くためならどんなことでもするつもりだった。そうだね、多くの試練に直面したけど、自分に競争力があることはわかっていたし、レースをしたどのシリーズでも、常にチャンピオンシップでトップ3以内でフィニッシュしていた。多くの試練があったけど、そのすべてに立ち向かったし、最後に到達することができた」

    「それらの困難な瞬間のすべてをポジティブなエネルギーやモチベーションに変えることができたし、常に自分の限界を超えて自分自身からさらに多くと引き出そうとしていた。常にもっと多くを与えようとね。最終的に僕はどこかの時点で多くの良いことがやってくると信じているんだ。2.0、3.5、GP2、スーパーフォーミュラで競争したときは、どこかの時点で結果を出さなければならないことはわかっていた。最終的にそうなったし、チャンスが来るまでとにかくプッシュし続けた」

    困難な瞬間について質問されたピエール・ガスリーは「GP2でタイトルを獲得したのにチャンスを得られなかった時だ」とコメント。

    「僕たちはパフォーマンスだけがパラメーターではないスポーツにいることをわかっている。多くの政治や、若手ドライバーとして多くのことがあるし、20歳ではあまりコントールできない」

    「自分にできるベストなことは、素晴らしいパフォーマンスを示すことだけだったし、それが僕が毎年やろうと努力してきたことだ。家から10000kmも離れた誰も知っている人のいない初めて行った日本でさえね。タフなチャレンジだったけど、最終的に本当に良い経験になったし、ドライバーとしてもさらに強くなれたと思う」

    その後、ピエール・ガスリーは、2017年の第15戦マレーシアGPで、ダニール・クビアトに代わってトロロッソからF1デビューする。

    「いつかチャンスがやってくることはわかっていたし、それが巡ってきたきたにはその機会を最大限に生かすためにとにかくチャンスを利用しなければならなかった」とピエール・ガスリーは語る。

    「何よりも望んでいたことだし、とにかく自分がF1カーでできることを示すチャンスだった。パフォーマンスを発揮できるかは自分次第だ。自分が十分に優れていれば、そのチャンスに値するということだし、良いパフォーマンスを発揮できないとしても、少なくともトライはした。自分のスキル、自分には競争力があると信じていた。本当に難しい方法で入ることになったけど、とにかくそのチャンスを最大限に生かしたかった」

    レッドブル・ホンダへの昇格が噂されているピエール・ガスリーは、レッドブルのドライバーとして当然それを目標にしていると語る。

    「レッドブルドライバーとしてそれは明らかに目標にしていることだ」とピエール・ガスリーはコメント。

    「でも、言ったように僕にとって重要なこと、影響を及ぼすためにできる唯一のことは、パフォーマンスだ。できる限りハードにプッシュして、素晴らしいパフォーマンスを示していれば、チャンスはいつでもやってくると信じている」

    「十分に懸命に仕事をして、良い結果を示していれば、素晴らしいチャンスは巡ってくるだろう。それが僕が集中しようとしている唯一のことだ。パドックで起こってるいろんなことに焦点を当て始めると、エネルギーを無駄に消費してしまう。それはパフォーマンスに何の価値ももたらさない。僕が集中しようとしているのは自分のことだけだし、ドライバーとしていかにもっと良くなれるかだけだ。常に自分自身を改善できるものだ」

    「スーパーフォーミュラに参戦したとき、人々はレッドブルとホンダがファーストコンタクトを取ったとか、長期契約を結ぶかもしれないとか話し始めた。かなり面白いことだと思ったね。毎年、いろんなことが起こったし、その時に言われたのが、僕がホンダとのこの関係のファーストピースだということ。本当にクールだし、スーパーフォーミュラで関係を築いていたので本当に嬉しかった」

    「僕たちの背景には本当にクールで強いストーリーがあった。僕たちは最終戦までチャンピオンシップを争っていたけど、台風によって0.5ポイントでそれを逃してしまった。本当に様々な感情や多くのことを経験してきたし、彼らがレッドブルと組むのを見るのは嬉しいことだ。彼らは一緒に多くの成功を収めていくと確信している。かなりクールなストーリーだ」

  • 「レッドブルのホンダのF1エンジンへの変更にマイナス要因はない」

    「レッドブルのホンダのF1エンジンへの変更にマイナス要因はない」

    元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、レッドブル・レーシングが2019年からホンダのF1パワーユニットに切り替えるという決断にマイナス要因はないと語る。

    レッドブル・レーシングは、今シーズン限りで2010年から2013年にダブルタイトルを4連覇したルノーとの12年にも及ぶパートナーシップを終了し、来季からはホンダのF1エンジンを搭載する。

    レッドブル・レーシングは、2014年にF1がV6ハイブリッド時代に突入して以降、ルノーのF1パワーユニットに大幅な改善が見られなかったことに長年フラストレーションを抱えており、ルノーがワークス復帰したことでカスタマーステータスに格下げされたことにも不満を抱いていた。

    ホンダとの新たなパートナーシップは、レッドブル・レーシングにとって事実上初めてのワークス待遇となる。

    2005年から2008年までレッドブルのF1ドライバーを務めたデビッド・クルサードは「ルノーとのリレーションシップにおける彼らの立ち位置を考えれば、2020年以降に何が起こるかは不確実だ」と Crash.net にコメント。

    「ルノーはF1で素晴らしい歴史がある。彼らはルノー・ルノーでワールドチャンピオンになるためにチームを築き上げようとしている。レッドブルのサプライヤーとして勝って本当に幸せになれるだろうか?」

    「将来がどのような展開になるかは誰にもわからないが、全員が同じ材料を使っていれば、ずっと同じケーキを手に入れることになるだろう。違った結果を望むのであれば、その過程の何かを変えなければならない」

    デビッド・クルサードは、今シーズンからホンダとのパートナーシップを開始した姉妹チームのトロロッソから自由に使える貴重なデータを得られることで、レッドブル・レーシングは決断において計算上のリスクを分散したと考えている。

    ホンダは、マクラーレンとの3年間のパートナーシップを失敗に終えた後、トロロッソともにパフォーマンスと信頼性の両面で堅実な進歩を果たしている。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、ここまでのシーズンでバーレーンGPで4位、ハンガリーGPで6位と際立った結果を残している。

    「彼らはトロロッソから情報を得られているのでリスクはあまりないと思う。競合他社の健全な分析をする際には、そのデータがなければ未知数な部分がある」とデビッド・クルサードは語る。

    「トロロッソがいることで彼らはそのトップデータを把握しているし、彼らはどれくらいのパワーがクルマのホイールに流れていることを知ることができるし、彼らはルノーからどのようなパワーを得ているかも知ることができる」

    「ルノーがどのように発展していくかは誰にもわからないし、ホンダがどのように発展していくかもわからない。だが、開発プランを見れば、費やされる予算はわかるものだし、過去に経験してきた継続的なプロフィールに沿って考えれば、特定の時点までは推測できるものだ」

    デビッド・クルサードは、ホンダとレッドブル・レーシングとのパートナーシップが成功すること期待しており、レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、F1に満足できなければ、レッドブル社としてのF1への関与をやめることになるだろうと警告する。

    「彼らは決断を下したわけだし、彼らは姉妹チームから得られる全てのデータを得て、最終的にディートリッヒ(マテシッツ)の支援を受けて決断している」

    「彼らはF1で大きな役割を果たしているので、彼らが成功を収めることを願っている。レッドブルの投資から多くの人々が利益を得ているし、マテシッツ氏の能力を過小評価すべきではないと思負う。彼はそれ以上楽しむことができなければ、すべてをオフに切り替えるだけだ」

    レッドブルは、F1でのマーケティングに満足できなくなった場合、2020年にポルシェにレッドブル・レーシングを売却し、トロロッソはホンダに売却すると過去に報じられている。