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  • トロロッソ 「マクラーレンとホンダの提携が失敗したのは幸いだった」

    トロロッソ 「マクラーレンとホンダの提携が失敗したのは幸いだった」

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、マクラーレンとホンダのF1プロジェクトがうまくいかなかったのはレッドブル・グループにとって幸いなことだったと語る。

    ホンダは2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰したが、信頼性とパフォーマンス不足を理由でわずか3年で三行半を突きつけられる形でパートナーシップを解消した。

    今年、ホンダはレッドブルの姉妹チームであるトロロッソと新たなパートナーシップを開始して改善を見せており、2019年からは本家レッドブル・レーシングへのパワーユニット供給が決定している。

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは「ホンダとの我々のコラボレーションは素晴らしい」と Marca にコメント。

    「ホンダは非常に優れた、非常に真面目な企業であり、彼らは昨年と比較して多くの改善を果たしている」

    フランツ・トストは、レッドブル・レーシングは現実的に2019年の早い段階でホンダと勝利を収めることができると考えている。

    「我々の体制でレースに勝つのは難しい。レッドブルには我々が抱えている3倍のスタッフがいる。全てが別のレベルだ。だが、ホンダはレースに勝つことを望んでいる非常に成功を収めてきた企業だ」とフランツ・トストはコメント。

    「カナダで我々はコンマ3秒の改善を与えてもらった。アメリカでもまた別の改善がもたらされるだろうし、2019年はもっと多くの改善がもたらされるだろう。パワーユニットは非常にコンペティティブなものになるとか確信している」

    レッドブル・レーシングがホンダのF1パワーユニットを搭載するという決定を発表した際、3年間のマクラーレンとのホンダとのコラボレーションの失敗を目にした多くのものが、その決定を冷笑した。

    しかし、フランス・トストは、むしろマクラーレンがホンダとのプロジェクトを成功させなかったおかげで、レッドブル・レーシングにホンダとワークスパートナーシップを結ぶ機会が訪れたと語る。

    「幸いにもマクラーレンはうまくいかなかった。私はすでに昨年にそれをわかっていたし、『神よ、あなたはあのような素晴らしい協力者と彼らが費やしてきた資金をどうして批判することができるだろうか?』と言っていたよ」とフランツ・トストはコメント。

    「我々は彼らのシャシーがベストではなかったことをわかっているし、現在では彼らが我々に笑いかけてくると、笑顔を返すことができると思う」

    現在、トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるブレンドン・ハートレーのシートには大きな疑問符が残されているが、フランツ・トストはピエール・ガスリーには“非常に感銘を受けている”と語った。

  • レッドブル 「ホンダF1との初年度にはそれほど大きな期待はしていない」

    レッドブル 「ホンダF1との初年度にはそれほど大きな期待はしていない」

    レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ホンダF1とのパートナーシップ初年度となる2019年シーズンは、それほど大きな期待はしていないと認める。

    レッドブル・レーシングは、今シーズン限りで12年間にわたってエンジンパートナーを務めていたルノーとの関係を解消し、2019年からホンダF1と新たなパートナーシップを開始する。

    マクラーレンとの3年間のパートナーシップを解消し、今年からトロロッソとの新たなパートナーシップを開始したホンダF1だが、まだメルセデスやフェラーリに匹敵するほどパフォーマンスを改善できていない。

    ホンダのF1パワーユニットを搭載する2019年について質問されたクリスチャン・ホーナーは「当然ながら、初年度は我々にとって過渡期のようになると予想している」と La Gazzetta dello Sport にコメント。

    「ライバルたちと比較すれば、ホンダはまだ必要なステップを踏んでいかなければならない」

    その一方で、クリスチャン・ホーナーは、2007年から搭載してきたルノーのF1パワーユニットで戦う最後のシーズンとなる今シーズンの結果にはまったく満足できていないと語る。先週末のF1ハンガリーGPでは、マックス・フェルスタッペンのMGU-Kが故障。“標準以下のエンジン”だと不満を露わにしていた。

    「期待外れだった」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「我々はバーレーンで勝てていたはずだし、中国とモナコでは2台揃って表彰台に上れるはずだった」

    「だが、フェラーリやメルセデスを苦しめることができるのは我々しかいない」

    ここまでレッドブル・レーシングは3勝を挙げているが、コンストラクターズ選手権では首位のメルエデスに112ポイント差をつけられている。

  • ホンダF1 「2日間で得られたデータは今後のさらなる前進に繋がる」

    ホンダF1 「2日間で得られたデータは今後のさらなる前進に繋がる」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1ハンガリーテストでの2日間にわたるトロロッソ・ホンダの作業を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、今回のF1ハンガリーテストで通常のテストを実施するマシンとピレリのタイヤテストを実施するマシンと2台を走らせ、2日間で2台合計で499周、距離にすると2186kmを走り込んだ。

    「今回のテストでは多くのデータを収集でき、有意義な2日間になりました」と田辺豊治はコメント。

    「他のPUマニュファクチュラーと同様に我々もダイナモ上で多くのテストを行っていますが、実際のトラック走行に勝るものはありません。この2日間で、ピレリのタイヤテストを行っていたマシンも含め、2台合計で499周、距離にすると2186kmを走りました。ここで得られたデータは、今後のさらなる前進につながるものとなります」

    「これでシーズン前半戦が終了となりますが、トロロッソ・ホンダのメンバー全員のここまでのハードワークに感謝しています。短いブレークの間に少しリフレッシュして、またベルギーに向けた準備を始めます」

    関連:F1ハンガリーテスト 2日目 | ジョージ・ラッセルが非公式コースレコード

  • ホンダF1 「パワーユニットの使い方はまだ工夫できることが多い」

    ホンダF1 「パワーユニットの使い方はまだ工夫できることが多い」

    夏休み前、前半戦最後の戦いとなるハンガリーGPで、トロロッソ・ホンダは、ここ数戦の低迷を乗り越え、大きな躍進とも言える成果を出した。今シーズン初めて2台揃ってトップ10入りした予選を経て、レースではピエール・ガスリーがハイペースで上位を走行し、危なげなく6位でフィニッシュを果たすことができた。

    今回、いいレースができた一つの大きな理由は、予選で好ポジションを獲得できたことにある。

    予選開始前に降り出した雷雨は、強くなったり急に上がったり、また、コースの一部では土砂降りでも他方では止んでいるなど、タイヤ選択やアタックラップのタイミングが難しく、トップチームでもわずかなズレで大きくポジションを落とす状況となった。しかし、トロロッソ・ホンダは難しい状況の変化に対応して乗りきり、バーレーンGP以来の予選6番手ポジションを得たのである。

    HRD MKのパワーユニットエンジニアである湊谷圭祐「ウエットコンディションで、しかもあのような刻々と状況が変わる中で、チームの戦略に応じてエネルギーマネージメントの調整をリニアに行いました。具体的には、雨、路面の状況に応じて連続アタックを可能にするエネルギーマネージメントです」は語る。

    「通常、予選では1周でバッテリーを使いきるようなアシストが目標ですが、ウエットではアクセル開度が高くないので、使いきることはできません。今回のように1周の間にコンディションが変わるときには、タイムを出す上で2周連続のアタックを求められる場合があります。それを可能にするためのエネルギーマネージメントを行いました。チームやドライバーとの密なコミュニケーションの下に行われ、結果としてそれがうまくいきました」。

    また、ウエットコンディションで、パワーユニットのドライバビリティーのよさをドライバーは高く評価しており、それも予選での好結果につながっている。

    「ドライバビリティーとは、簡単に言えば、アクセル操作に応じたパワーユニットのパワーの出方をコントロールすることで、アクセルを踏んだ量に合わせて、パワーユニットから適正なパワーがマシンに伝わることが理想です。ドライバーにとってのパワーユニットの扱いやすさと言ってもいいかもしれません。これはドライバーの好みやドライビングスタイルによっても変わってきますが、アクセルを踏んだ際に急にトルクが立ち上がるようなピーキーな特性であったり、立ち上がりのトルクが不足するようでは、ドライビングに悪影響が出てしまいます。このドライバビリティーは、これまでの積み重ねやSakuraでの開発によって、今年大きく改善した部分だと思います」と湊谷は語る。特に今回の予選のようなハードなウエットコンディションでは、このドライバビリティーのよさがドライバーにとって大きなアドバンテージとなったに違いない。

    パワーユニットエンジニアは、毎レース現場に帯同し、チームやドライバーとコミュニケーションを取りながら、パワーユニットの制御を行っている。エネルギーマネージメントは、コースによって回生と消費を最適な状態にコントロールしなければならない。また、レース中では、走行の状況によって刻々と変化するガソリン消費量を見据え、走行モードの調整やドライバーへの指示なども行う。

    「エネルギーマネージメントは、コースによって全く違うので毎戦調整を行いますが、ドライバビリティーはこれまでの積み重ねに加え、今年の仕様になる際に改善を行っていますので、レースごとに頻繁に設定を変えるほどではないですし、それについてドライバーから不満は出ていません」とガスリー担当の湊谷は語る。ガスリーは開幕前のテストから、パワーユニットのドライバビリティーに好感触を示しており、ホンダのこれまでのデータ蓄積や試行錯誤などの積み重ねが実を結んだものと言えるだろう。

    「パワーユニットとして、新たなアイテムを入れるアップデートも開発していますが、使い方としてまだまだ工夫できることは多いと感じています」とホンダF1テクニカルディレクターの田辺豊治は語る。その使い方を改善していく上で重要な役割を担っているのがパワーユニットデータエンジニアなのである。

    夏休み前の戦いを良い形で締めくくることができたトロロッソ・ホンダだが、この結果に喜びながらも田辺豊治の表情は決して緩まない。

    「ダブル入賞を逃したことは残念でしたが、難しい予選も含めチーム全員がいい仕事をしたと思います。この結果が、これからも同じように続くほど簡単なものではないと思っていますが、サマーブレイク前の節目のレースをいい形で終え、この勢いを維持しながら後半戦に向かいます」と田辺豊治。

    ハンガリーGP直後にはテストがあり、夏休み中もデータ解析やさらなる開発などが行われ、シーズン後半戦に備える作業が続く。

  • ホンダF1 「PUで様々な新しいアイテムを試した」 | F1ハンガリーテスト

    ホンダF1 「PUで様々な新しいアイテムを試した」 | F1ハンガリーテスト

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1ハンガリーテスト1日目のトロロッソ・ホンダの作業を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、初日はブレンドン・ハートレーが公式テストを担当。残り90分で雨が降ったことで走行を早くに切り上げることになったが、ハートレーは1日目の最多周回数となる126周を走破した。

    「ハンガロリンクでのテスト初日はシャシー側に焦点を当てた作業が主でした」と田辺豊治はコメント。

    「ですが、我々もパワーユニットで様々な新しいアイテムを試すことができました」

    「午前中はとてもスムーズに進んでいましたが、午後の残り90分で雨が降ったことで早めに走行を切り上げなければなりませんでした」

    「ですが、我々は相当量のデータを集めることができましたし、明日も実りある一日を過ごすことを目指してこれから一晩でそれを分析していきます」

    トロロッソ・ホンダは、通常のテストとは別にピレリの2019年F1タイヤのテストのためにもう1台のマシンを用意。開発ドライバーのショーン・ゲラエルがピレリテストを担当した。ブラインドテストのためゲラエルのマシンはピレリの指示通りにしか変更することはできない。

    ショーン・ゲラエルは、午前中はトラブルなく走行したが、午後の残り2時間のところでターン11でクラッシュして終了となった。それでもゲラエルは109周を走行し、トロロッソ・ホンダは2台合計で237周を走った。

    関連:F1ハンガリーテスト 1日目 | ジョビナッツィが非公式コースレコード

  • ピエール・ガスリー 「トロロッソとホンダF1を誇りに思う!」

    ピエール・ガスリー 「トロロッソとホンダF1を誇りに思う!」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ハンガリーGPの決勝で中団チームでは唯一トップと同一周回で“ベスト・オブ・ザ・レスト”となる6位入賞を達成。トロロッソとホンダF1を“誇りに思う”と語り、シーズン後半にむけてチームにさらなる改善を促した。

    雨がらみとなった前日の予選でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を上回る6番グリッドを獲得する印象的なパフォーマンスを見せていたピエール・ガスリー。チームメイトのブレンドン・ハートレーも8番手に入り、決勝にむけて期待がかけられていた。

    6番グリッドからスタートしたウルトラソフトでピエール・ガスリーは、オープニングラップでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に抜かれたものの、カルロス・サインツ(ルノー)を抜いて6番手をキープ。好ペースで周回を重ねて後続を引き離しにかかり、6周目に上位の選手のリタイアで5番手に、14~15周目にかけて上位の2人がタイヤ交換を行うと3番手を走行。その後、再び抜き返されたものの5番手で走行を続ける。

    24周目にガスリーは追い上げを見せるレッドブルのダニエル・リカルドにパスされるが、後続と十分な差を保ち6番手を走行。ウルトラソフトタイヤでの走行を引き伸ばしたガスリーは32周目にピットインし、ソフトタイヤに交換。後続との差を広げていたために6番手のままレースに戻る。その後もハイペースで周回を重ね、レース終盤、後続のケビン・マグヌッセンが差を詰めてくるが、ペースをコントロールして13秒差をつけて危なげなくポジションをキープし、6番手で70周を走り切った。

    「スタートは素晴らしいものではなかったけど、ターン1に入った後にインサイドに留まって少しマックスと戦った。立ち上がりでカルロスを捕えた後、自分にチャンスがあることがわかった。とにかくクルマで出来る限りハードにプッシュして、タイヤを持たせ続けなければならなかった。まさに夢のようにうまくいった。素晴らしかったね」とピエール・ガスリーはコメント。

    「後ろのケビンからかなり多くのプレッシャーをかけられていたけど、クルマは素晴らしかった。とにかくプッシュして、ケビンを引き離した。ある時点では10秒のマージンを築けたし、40周くらいそれを維持した。ハースがかなり速いはわかっていたので、ほぼ全開でプッシュしていた…孤独なレースのように見えていたかもしれないけど、大変だったよ!」

    6位入賞は4月のバーレーンGPでの4位フィニッシュ以来となる中団をリードしての“ベスト・オブ・ザ・レスト”の結果。ピエール・ガスリーはハンガリーでの6位を“Bクラスでの優勝”だと表現した。

    「もちろん、これ以上は僕たちにとって不可能だということはわかっている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕はレースで周回遅れにされなかった唯一のドライバーだったと思うし、かなり素晴らしい気分だ。正直、トロロッソには一年で2~3回、今回のようにクルマが予想以上にうまく機能する大きなチャンスがやってくるうことはわかっていたし、本当に嬉しい」

    「今年はチャンスが巡ってきたときにそれを掴み取りたいと本当に思っていたし、それがバーレーンで僕たちが成し遂げたことだ。モモナコ(7位入賞)もそうだったね。今週も何か大きなことができるとわかっていた。昨日はうまくいったし、今日もそうっだった。それについては本当に満足している」

    ポジティブな結果を得られたものの、ピエール・ガスリーは過去5戦の最高成績がカナダとオーストリアで11位だったことを考えれば、ハンガリーでのSTR13のパフォーマンスは驚きだったと認める。

    「過去3~4レースの後、再び6位を獲得できたことには正直かなりの衝撃を受けている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「先週の予選では僕たちはQ1で立ち往生していたし、ウィリアムズの1台の後ろだった。今週末はレースでウィリアムズの1台をス輸解遅れにした。とにかくクルマがはるかに良く機能するトラックがあるんだ。かなり驚くべきことだ。でも、このように機能するときは、手にできる全てをポイントを獲得できるようにする必要がある」

    また、ピエール・ガスリーは、ホンダのF1パワーユニットのパフォーマンスと信頼性を評価。今回の結果が、F1チームとドライバーが1ヶ月の休暇に入る間にホンダがさらに大きな開発に到達するための刺激を与えられることを期待していると付け加えた。

    「今日、僕たちには全く問題は発生しなかった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「この結果はホンダをやる気を与え、僕たちにはポテンシャルがあるということを彼らに示し、彼らを推進するための最善の方法だ。特に夏休み前なので全員に大きな力を与えるだろう。シーズン後半にむけて彼らがより多くのパフォーマンスを得ることを期待している」

    関連:F1ハンガリーGP 結果 | ルイス・ハミルトンが優勝、ガスリー6位入賞

  • ブレンドン・ハートレー 「トロロッソの戦略判断ミスで入賞を逃した」

    ブレンドン・ハートレー 「トロロッソの戦略判断ミスで入賞を逃した」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1ハンガリーGPの決勝でポイント獲得を逃したのは戦略判断が裏目に出たためだと不満を口にした。

    雨がらみとなった土曜日に今シーズン初めて予選Q3に駒を進めたブレンドン・ハートレーは、8番グリッドからウルトラソフトタイヤでスタートし、24周目にニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)をカバーするために早めにピットインするまではポイント圏内を走行していた。

    しかし、第2スティントにミディアムタイヤを選択したことで、ブレンドン・ハートレーはライバルのペースに匹敵することに苦労したことでポイント争いから脱落。第1スティントを眺めに走行したフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)とケビン・マグヌッセン(ハース)にオーバーカットされ、最終的に11位でレースを終えた。

    「11位にがっかりしている」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「本当に良いスタートが切れたし、ターン1でピエールのクルマのイン側にノーズを入れた。彼は早めにブレーキを掛けたので、当然ながら僕はそこから抜け出なければならなかった。彼にとってそれは本当にうまくいったね」

    「最終的にケビンに順位を奪われてしまったけど、僕はとても良いスタートを切っていたし、ほとんどカルロスも捕えていた。第1スティントで彼はハードタイヤ(ソフト)だったし、僕の方が柔らかいコンパウンドだったので、僕の方が多くのペースがあったけど、どうやっても抜けなかった」

    「その後、僕たちはとても早くにピットインしてミディアムに交換した。正確な戦略についてチームと話しはしていなかったけど、僕たちにとってそれがうまくいかなかったのは明らかだ」

    ブレンドン・ハートレーは、第1スティントをはるかに長く伸ばすことができたと考えており、またブルーフラッグで上位勢に道を譲らなければならくなったことでタイムを失ったと後悔を残した。

    「レースははるかに長く走れたはずだ。ピットに入ったときに新品タイヤを装着したけど、硬い方のコンパウンドのタイヤで行くことがわかった。あのタイヤは序盤にかなり遅かった」

    「それによって柔らかいコンパウンドでステイアウトした人たちの方が速かったし、ブルーフラッグを提示されて、ネガティブなことが2倍になった」

    「どのように展開していたかについて全ての詳細を見たわけではないけど、僕たちはあの戦略で多くの順位を失った。時々あることだけどね。僕たちの早めのピットストップを引き越したのは後ろにいたヒュルケンベルグのピットインだ立ったと思う」

    ブレンドン・ハートレーは、トロロッソが違った戦略を選んでいたら、2戦連続でポイントを獲得して夏休みに入ることができていたと確信していると語る。

    「実際にコース上で1度もオーバーテイクされていなかったし、かなり良いバトルもいくつかできていた。でも、戦略でその全てを失った」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「OK、僕たちは2台のクルマで戦略を分けなければならなかったけど、今日はそれによって僕はさら悪化した」

    「間違いなく今日はポイント獲得は可能だったし、本当にイライラする。あの早い段階でのピットストップによってポイント争うから早々に脱落した。がっかりしている」

    チームメイト6番グリッドからスタートしたピエール・ガスリーは、第1スティントを33周まで引っ張り、ソフトタイヤに交換。予選ポジションを守り切って6位入賞を果たした。

    関連:F1ハンガリーGP 結果 | ルイス・ハミルトンが優勝、ガスリー6位入賞

  • トロロッソ・ホンダ:F1ハンガリーGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1ハンガリーGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1ハンガリーGPの決勝でピエール・ガスリーが抜群のレースペースで予選ポジションを守りきり6位入賞。ブレンドン・ハートレーは、入賞目前の11位でフィニッシュした。

    第12戦ハンガリーGPは、午後3時10分から決勝レースが行われた。ハンガロリンクは朝から快晴で、気温、路面温度ともに上昇。レース開始時には気温34℃、路面温度57℃に達していた。

    トロロッソ・ホンダの2台はそろって予選でトップ10入りを果たし、ピエール・ガスリーは3列目6番手、ブレンドン・ハートレーは4列目8番手からのスタート。2台はともにウルトラソフトタイヤでのスタートとなった。

    15時10分にフォーメーションラップがスタート。ピエール・ガスリーはポジションを守りきり6番手、ブレンドン・ハートレーはポジションを一つ落とし9番手で1周目を終えた。ガスリーは序盤から好ペースで周回を重ね、後続を引き離しにかかる。6周目に上位の選手のリタイアでガスリーは5番手に、ハートレーは8番手となった。14~15周目にかけて、上位の2人がタイヤ交換を行うと、ガスリーは3番手を走行。その後、再び抜き返されたものの、ガスリーは5番手で走行を続ける。24周目にハートレーがピットイン。ミディアムタイヤに交換し、13番手でレースに戻った。

    24周目にピエール・ガスリーは追い上げを見せるレッドブルのダニエル・リカルドにパスされるが、後続と十分な差を保ち6番手を走行。ウルトラソフトタイヤでの走行を引き伸ばしたガスリーは32周目にピットインし、ソフトタイヤに交換。後続との差を広げていたために6番手のままレースに戻った。ガスリーはその後もハイペースで周回を重ねる。レース終盤、後続が差を詰めてくるが、ペースをコントロールして危なげなくポジションをキープし、6番手で70周を走り切った。

    ブレンドン・ハートレーはピットイン後に装着したミディアムタイヤでのペースが伸びず、なかなかポジションを上げることができずに周回を重ねた。終盤、上位の選手のリタイアやピットインなどで11番手に上がったが、入賞圏内目前でフィニッシュとなった。

    ピエール・ガスリーはF1バーレーンGPに次ぐ好成績で8ポイントを獲得。中位チームでは唯一トップと同一周回でフィニッシュし、レースペースのよさを示した。

    F1シーズンは3週間の夏休みを迎え、第13戦ベルギーGPはスパ・フランコルシャンで8月24日~26日に行われる。

    ピエール・ガスリー (6位)
    「今日のレースで6位を獲得できたなんて、最高の気分です! チームにとってはすでに昨日の予選もすばらしい結果でしたが、今日のほうが断然にいいです! マシンの調子は最高によく、チームが用意してくれた作戦も最適でした。今日のコンディションは決して簡単ではありませんでしたが、全力を尽くし、結果うまくまとめられたレースだったと思います。ここ数戦チームとして苦労していただけに、今日の一戦はうれしい結果を出すことができました。中団で争っていると、つかむべきチャンスが巡ってくるレースが必ずやってきます。僕たちはバーレーン、モナコ、そしてこのレースウイークにそのチャンスをつかみ、今シーズンの前半をすばらしい形で終えることができました。今日のレースではいいスタートを切ることができ、サインツ選手(ルノー)をオーバーテイクし、その後は他のマシンを気にすることなくタイヤを労わりながら走りました。一番重要だったのは70周と限られた周回を最大のパフォーマンスでミスなく走ることでした。結果クリーンなレースをすることができ、8ポイント獲得という結果をチームに持ち帰ることができた最高のレースウイークとなりました!」

    ブレンドン・ハートレー (11位)
    「予選ポジションがよかっただけに、ポイント獲得できずとても悔しいレースになりました。スタートはよかったのですが、ガスリーのインに飛び込むのを避けたため、マグヌッセン選手(ハース)にポジションを明け渡してしまうこととなりました。レース序盤で固めのタイヤを装着していたサインツ選手(ルノー)の背後でひっかかってしまい、そこから調子が狂ってしまったかと思います。ヒュルケンベルグ選手(ルノー)に合わせたピットインのタイミングは早すぎた上に、装着したミディアムタイヤはベストなパフォーマンスにつながる選択ではありませんでした。チーム内で作戦を分けたことは理解していますが、僕にはうまく作用しなかったようです。ミスもしなかったし、スタートもうまく決めることができたのにポイントを獲得できず残念です。しかし、ここ最近苦戦していたチームにとってこのレースでポイントを獲得できたことは喜ばしく、僕もうれしく思っています」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「このレースウイーク、チームは最初から最高のパフォーマンスを見せてくれました。ピエール(・ガスリー)は常にトップ10の中で走ってくれたので、Q3進出とさらにはレースでのポイント獲得も期待できると確信していました。昨日の予選はチームとドライバーの働きはもちろん、天気に助けられた部分もあり、予選6番手・8番手の結果を出すことができました。ピエールはいいスタート決めることができましたが、ブレンドン(・ハートレー)は最初の周回でサインツ選手(ルノー)とヒュルケンベルグ選手(ルノー)との間のバトルにより9位までポジションを落としてしまいました。ピエールはその後うまくタイヤと燃料をコントロールしながらペースを順調に上げていき、レース終盤でマグヌッセン選手(ハース)が背後からその差を縮めようとした時も寄せ付けず活躍を見せてくれました。ブレンドンはサインツ選手とグロージャン選手(ハース)の背後にひっかかってしまいましたが、うまくヒュルケンベルグ選手を抑えることができました。もしブレンドンが最初の周回をうまくまとめることができていたら、ポイント獲得は可能であったのではないかと思います。ここ最近のレースではポイントを挙げることができていなかったので、8ポイントはチームにとってとても大きな結果となりました。作戦を立ててくれたエンジニアのみんなと、とても素早いピット作業を行ってくれたメカニック達に感謝しています。これで夏休みに入りますが、シーズン後半戦でさらにプッシュしていくべくスパ(ベルギーGP)に向けて十分に充電したいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今回のハンガリーGPではマシンの仕上がりもよく、ガスリー選手が6位入賞を果たしてくれました。一方でハートレー選手は11位となり、惜しくもダブル入賞を逃してしまったことは残念でした。全体としては昨日の難しい予選も含め、チームの全員がいい仕事をしたと思います。シーズン前半戦は難しいレースが続きましたが、サマーブレイク前の節目のレースをいい形で終えられたことはよかったです。この勢いを維持しながら後半戦に向かいます」

    関連:F1ハンガリーGP 結果 | ルイス・ハミルトンが優勝、ガスリー6位入賞

  • トロロッソ・ホンダ 「6ポイントはチームにとって非常に大きな結果」

    トロロッソ・ホンダ 「6ポイントはチームにとって非常に大きな結果」

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストが、F1ハンガリーGPの週末と決勝レースを振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが抜群のレースペースで予選ポジションを守りきり6位入賞。ブレンドン・ハートレーは、入賞目前の11位でフィニッシュした。

    「このレースウイーク、チームは最初から最高のパフォーマンスを見せてくれた」とフランツ・トストはコメント。

    「ピエール(・ガスリー)は常にトップ10の中で走ってくれたので、Q3進出とさらにはレースでのポイント獲得も期待できると確信していた」

    「昨日の予選はチームとドライバーの働きはもちろん、天気に助けられた部分もあり、予選6番手・8番手の結果を出すことができた。ピエールはいいスタート決めることができたが、ブレンドン(・ハートレー)は最初の周回でサインツ(ルノー)とヒュルケンベルグ(ルノー)との間のバトルにより9位までポジションを落としてしまった」

    「ピエールはその後うまくタイヤと燃料をコントロールしながらペースを順調に上げていき、レース終盤でマグヌッセン(ハース)が背後からその差を縮めようとした時も寄せ付けず活躍を見せてくれた」

    「ブレンドンはサインツ選手とグロージャン選手(ハース)の背後にひっかかってしまったが、うまくヒュルケンベルグを抑えることができた。もしブレンドンが最初の周回をうまくまとめることができていたら、ポイント獲得は可能であったのではないかと思う」

    「ここ最近のレースではポイントを挙げることができていなかったので、6ポイントはチームにとって非常に大きな結果となった。作戦を立ててくれたエンジニアのみんなと、とても素早いピット作業を行ってくれたメカニック達に感謝している。これで夏休みに入るが、シーズン後半戦でさらにプッシュしていくべくスパ(ベルギーGP)に向けて十分に充電したいと思う」

    F1シーズンは3週間の夏休みを迎え、第13戦ベルギーGPはスパ・フランコルシャンで8月24日~26日に行われる。

    関連:F1ハンガリーGP 結果 | ルイス・ハミルトンが優勝、ガスリー6位入賞

  • ホンダF1 「惜しくもダブル入賞を逃してしまったことは残念」

    ホンダF1 「惜しくもダブル入賞を逃してしまったことは残念」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1ハンガリーGPのトロロッソ・ホンダの決勝レースを振り返った。

    雨による波乱を乗り切って今季初の2台揃ってのQ3進出を果たしたトロロッソ・ホンダ。ピエール・ガスリーは6番グリッド、ブレンドン・ハートレーは8番グリッドからともにウルトラソフトタイヤでレースをスタートする。

    第1スティントはピエール・ガスリーが6番手、ブレンドン・ハートレーが9番手とポイント圏内を走行。

    ピエール・ガスリーは、トップグループでレースを進める好パフォーマンス。トップ3と遜色ないラップタイムで同一周回の6位でレースをフィニッシュ。8ポイントを獲得した。

    一方、ブレンドン・ハートレーは、ミディアムタイヤでの第2スティントでペースがあがらずライバルにオーバーカットされて11位でフィニッシュ。惜しくも入賞を逃した。

    「今回のハンガリーGPではマシンの仕上がりもよく、ガスリー選手が6位入賞を果たしてくれました。一方でハートレー選手は11位となり、惜しくもダブル入賞を逃してしまったことは残念でした」と田辺豊治はコメント。

    「全体としては昨日の難しい予選も含め、チーム全体がいい仕事をしたと思います」

    「シーズン前半戦は難しいレースが続きましたが、サマーブレイク前の節目のレースをいい形で終えられたことは良かったです。この勢いを維持しながら後半戦に向かいます」

    関連:F1ハンガリーGP 結果 | ルイス・ハミルトンが優勝、ガスリー6位入賞