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  • ブレンドン・ハートレー、日本のホンダF1のファンにメッセージ

    ブレンドン・ハートレー、日本のホンダF1のファンにメッセージ

    ブレンドン・ハートレーが、トロロッソ・ホンダのファンにメッセージを送った。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1フル参戦を果たしたブレンドン・ハートレーだったが、今シーズン限りでシートを喪失。当初、「Honda Racing THANKS DAY 2018」に参加予定だったが、キャンセルとなった。

    ブレンドン・ハートレーは、動画で日本にファンに向けてメッセージを届けた。

    「Hondaのメンバーとファンの皆さん、THANKS DAYへようこそ。イベントに参加できなくて本当に残念です。どうしても参加できませんでした」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「まずは、皆さんに心からの感謝を伝えたいです。Hondaレーシングのすべてのメンバーや、ファクトリーで働かれている皆さん、そしていつもHondaを応援してくれる皆さん、これまで本当にありがとうございました」

    「今年はHondaと一緒にレースに参加してきた中ですばらしい一年間を過ごすことができました。彼らの仕事への理念、モラル、価値観にはとても感銘を受けました」

    「HondaとRed Bull Racingは、これから間違いなく大きな成功を収めることになると確信しています」

    「ファンの皆さん、いつもサポートしてくれて、僕のことを温かく迎えてくれてありがとうございました。鈴鹿での日本GPでは、特にそれを強く感じました。もちろん日本だけではなく、シーズンを通して応援してくれてありがとうございます」

    「シーズン中にプレゼントしてもらった赤べこは今も僕の家に飾ってあります。この一年間で降れた日本の文化は、これからの僕の人生の一部になっていくと思います」

    「最後になりますが、応援してくれて本当にありがとうございました。現地に行けなくてすいません。いつもハードワークで答えてくれたHondaのメンバーと、ずっと応援し続けてくれたファンの皆さん、ありがとう」

  • ルノーF1 「メルセデスとフェラーリとのエンジン性能差は53馬力」

    ルノーF1 「メルセデスとフェラーリとのエンジン性能差は53馬力」

    ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、ルノーのF1エンジンの馬力はフェラーリとメルセデスと比較して最大で53馬力の差があったと見積もっている。

    2014年にF1がターボハイブリッド時代に突入して以降、ルノーのパワー面でメルセデスとフェラーリに対抗することができておらず、今年はついに後から参入してきたホンダにも馬力面で抜かれた報じられている。

    カスタマーチームのレッドブル・レーシングは、頻繁にルノーのF1パワーユニットのパワー不足を批判しており、2019年からホンダに切り替えることを決断した。

    シリル・アビテブールは、2018年シーズンにフェラーリとメルセデスのエンジンと比較したルノーのF1パワーユニットの性能差は、予選でおよそ50馬力、レースでも20~27馬力あったと推測。しかし、冬の間にその差を埋められない理由はないとシリル・アビテブルールは主張。2019年シーズンは、エンジンのパワー面で2強メーカーに肩を並べられることを期待していると語った。

    「我々はレース中にエンジンパワーで15~20kW(20~27馬力)ほど不足していた。レッドブルのシャシーであれば、特定の状況下ではそれを補うことができた。だが、予選ではその差が40kW(53馬力)はあったと見積もっている。それはかなり大きなものだ」とシリル・アビテブールは Auto Motor und Sport に語った。

    「もし、我々がメルセデスもしくはフェラーリのカスタマーエンジンを使ってれば、アブダビGPの予選で我々は7番手になれただろう。これは、我々がミッドフィールドのライバルよりも良いシャシーを持っているという表れではあるが、同時にトップ3チームほど良くないということでもある」

    「だからこそ、我々の第一の焦点はエンジン開発に置かれている。来年は、予選でパワーがなさ過ぎたとこれ以上口にしなくてもいいようにしたい。我々が冬の間にメルセデスとフェラーリとのギャップを縮められない理由はない。シャシーに関してはもう少し時間がかかるだろう」

    ルノーのワークスチームは2018年のコンストラクターズ選手権を4位で終えたが、3位のレッドブル・レーシングとは297ポイントの差があった。

    シリル・アビテブールは今後の12カ月でルノーF1チームがトップ3に挑戦できるようになるとは考えていないが、ギャップを縮めることはできると考えている。

    「今ここで来年の目標を設定するのは難しい。スポーツというのは常に他者のパフォーマンスに左右される部分があるからね。だが、我々のように曲線が上向きであれば、その傾向が続くことを望むものだ」

    「ワールドチャンピオンシップのポジションにおいてそうすることはできないかもしれないが、トップとのギャップを減らしたいとは思っている」

    シリル・アビテブールは、3強チームと差がついている理由としてルノーの予算を挙げ、メルセデスが費やしている予算よりもルノーは“60%少ない”ことを認める。

    「だが、予算キャップが導入されれば、このハンディキャップは力になる。トップチームが費やしている額は受け入れがないものだ。我々はそれらのチームから自らを守る必要がある」

    来年、ホンダのF1パワーユニットを搭載するレッドブル・レーシングについてシリル・アビテブールは次のように語る。

    「レッドブルとホンダに何が起こるか見てみよう」とシリル・アビテブールはコメント。

    「レッドブルはホンダが我々と比較していかに優れているかを決して言い飽きることはないみたいだね。だが、トロロッソは我々の後ろにいるのは言ってもいいことかな?」

  • トロロッソ 「ホンダF1とレッドブルの提携は我々にも相乗効果を生む」

    トロロッソ 「ホンダF1とレッドブルの提携は我々にも相乗効果を生む」

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、2019年にスタートするホンダF1とレッドブル・レーシングのワークスパートナーシップが姉妹チームであるトロロッソにも相乗効果を生むと主張する。

    今年、トロロッソとのパートナーシップを開始したホンダは、2019年からレッドブル・レーシングにF1パワーユニットを供給することを決定。

    トロロッソは、シニアチームであるレッドブルのためにホンダのF1パワーユニットのための実験の場を提供し、ホンダは改善を果たしたが、トロロッソは複数回のパワーユニット交換とグリッドペナルティによって一貫性のあるシーズンを過ごすことはできなかった。

    しかし、フランツ・トストは、レッドブル・レーシングの“テストチーム”としてのトロロッソの立場を受け入れていると語る。

    2018年のトロロッソ・ホンダについてフランツ・トストは「簡単には行かないことはシーズン前にわかっていた。今年は我々とホンダにとって発展期であることは明らかだった」と Auto Motor und Sport にコメント。

    「我々は2人の経験の浅いドライバーを起用し、期待していたようなマシン開発はできなかった。残念ながら、パフォーマンス差もあり、直近のライバルに追いつくことができなかった」

    トロロッソは、レッドブルのエリートドライバーを育てるための育成の場として活用されており、セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペンといったドライバーを輩出してきた。そして、2019年にはピエール・ガスリーがレッドブル・レーシングへの昇格を果たす。

    「ピエールはとても良い仕事をした」とフランツ・トストはコメント。

    彼は常に進化している。彼がどのようなものを持っているかは今後示されていくだろう。彼は本当に優れたベースを持っているし、自分が何を期待されているかをわかっている。彼は間違なくその場所に値するし、レッドブルでも良い仕事をすると確信している」

    一方で、トロロッソはブレンドン・ハートレーを1年で放出することを決めた。

    「あまり言うことはない。人々は彼がLMP1から来たことを忘れてはならない。非常に異なるカテゴリーだ。現代のF1は大きなチャレンジだ。ブレンドンはシーズンを通して改善した。彼が自分の力でそれを成し遂げたのあれば、それは素晴らしいことだ」

    2018年は、トロロッソを通じて、ホンダとレッドブル全体のハネムーン期間だった。来年からホンダのF1エンジンは4台のマシンに搭載されることになる。

    ホンダとのパートナーシップの第一期について要約するよう求められたフランツ・トストは「とても良いものだった」とコメント。

    「パフォーマンスと信頼性の両面で我々はシーズンを通して大きな進歩を果たした。来年に向けてエンジンをアップグレードするために再び非常に激しい労働のウインターシーズンとなる。かなり自信を持っている」

    レッドブル・レーシングも同じホンダチームに加わることでトロロッソの“テストチーム”としての役割はより激しいものになるかもしれない。

    しかし、フランツ・トストは「そこはまったく問題ではない。それが我々自身がパフォーマンスを改善させていく方法であり、同時にレッドブルの助けにものあれば、我々はその役割を果たしていく」とコメント。

    「そうなると予想しているが、我々はレッドブル・テクノロジーから完全なサポートを得ることもできる。我々はレギュレーションの枠組みのなかで相乗効果をフルに活用していく。協力体制はすでに目標に達している。優れたパフォーマンス向上を期待している」

    トロロッソの2019年F1マシン『STR14』には、レッドブル・テクノロジーを通して、ホンダのF1エンジン、ギアボックス、サスペンションを含め、レッドブルの2019年F1マシン『RB15』と同じリア周りのパッケージが与えられる。

  • 【ライブ中継】 Honda Racing THANKS DAY 2018 | YouTubu

    【ライブ中継】 Honda Racing THANKS DAY 2018 | YouTubu

    ホンダは、2018年12月9日(日)に栃木県のツインリンクもてぎで開催されている「Honda Racing THANKS DAY 2018」をYouTubeでライブ配信している。

    今年で11回目の開催となるHonda Racing THANKS DAYは、世界中で様々なレースに参戦しているホンダが、モータースポーツファンの皆さまへの感謝を込めて贈るファン感謝祭。今年もライダーやドライバー、チーム監督が集っている。

    二輪レース最高峰のFIM ロードレース世界選手権(MotoGP)からはダニ・ペドロサ、中上貴晶が、四輪レース最高峰のFIA フォーミュラ・ワン世界選手権(F1)からはピエール・ガスリーが参加。これらトップカテゴリーを含む国内外レースで活躍中の選手が、カテゴリーを越えてコラボレーションする、ホンダならではの多彩なコンテンツが用意されている。

  • マックス・フェルスタッペン、レッドブル・ホンダ RB15の競争力に自信

    マックス・フェルスタッペン、レッドブル・ホンダ RB15の競争力に自信

    マックス・フェルスタッペンは、2019年のチームのF1マシン『レッドブル・ホンダ RB15』が競争力のあるパッケージに仕上がると自信を見せている。

    今シーズン、出だしでつまづいた感のあるマックス・フェルスタッペンだが、シーズン最後の6レースではメキシコGPでの優勝を含めてルイス・ハミルトンに次ぐ101ポイントを獲得。ドライバーズランキングでバルテリ・ボッタスを上回り、自己最高となるランキング4位でシーズンを終えた。

    ルノーのF1パワーユニットのパワー不足を考えれば、レッドブル・レーシングのシャシー性能は印象的であり、ホンダのF1パワーユニットを搭載する来季マシン『RB15』はうまく機能するはずだとマックス・フェルスタッペンは語る。

    「すべてがとても有望そうに見える。でも、僕は常に現実的でいようとしているし、とにかく待ってみなければならない」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「なにより、僕たちはまだ素晴らしいクルマを作っていく必要があるし、エンジンも信頼性が高くてパワフルでなければならない。そのレベルに達するとは思っているけど、まずは冬季テストをしてみてからだね」

    レッドブル・レーシングは、これまで開発のために新車の発表をぎりぎりまで遅らせてきたが、今季マシン『RB14』はプレシーズンテストでのテストプログラムが滞るのを避けるために1週間前倒しで発表された。

    その後、レッドブル・レーシングはRB14を積極的に開発し、マックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドは上位で戦うクルマを手にした。

    マックス・フェルスタッペンは、来季マシン『レッドブル・ホンダ RB15』の仕上がりぶりにかなり期待を持っていると語る。

    「僕たちは開発を進めていきたいと思っている。でも、ファクトリーには良いクルマがあるし、彼らはすでにとても懸命に新車に取り組んでいる。でも、メルセデスとフェラーリも同じことをしているのは間違いない」とマックス・フェルスタッペンは語る。

    レッドブル・ホンダ RB15がチャンピオンシップを争うマシンだった場合、タイトルを争う準備はできていると感じているかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「F1ではパッケージに大きく依存してくるので本当に難しい質問だ」とコメント。

    「F1で過去を振り返れば、ルイスは初年度にタイトルを争う準備はできていたように思う」

    「もちろん、いつだって一年を良いものにできると思っているけど、それは毎年同じことだと思う。最終的にタイトルを獲得できたとしても、常にもっとうまくやれると思うだろう」

    「僕たちに勝てるパッケージがあったとしても、ミスをする週末もあるかもしれないし、全体的にもっとうまく過ごせる週末もあるかもしれない。まずは僕たちにそのパッケージがあることを期待したい」

    マックス・フェルスタッペンは、来シーズン、ダニエル・リカルドに代わって加入するピエール・ガスリーをチームメイトに迎える。

    「カートでの最初の国際シーズンではピエールが2位だったと思う。僕たちはシーズン全体でお互いにレースをしていたし、いくつか良いバトルがあった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「その時はあまり話はしなかった。ピエールも僕も英語がそれほど得意ではなかったからだと思う。12歳だったし、ちょっと違うよね」

    「その後、数年間はいつも連絡をとってきた。他のシリーズで再びめぐり合ったりするものだ。そのと、彼はレッドブルのプログラムに入った。彼はとても速いドライバーだけど、とても素晴らしい男でもある。それが重要なことだ」

  • ブレンドン・ハートレー 「いつかトロロッソ解雇の全貌を語りたい」

    ブレンドン・ハートレー 「いつかトロロッソ解雇の全貌を語りたい」

    ブレンドン・ハートレーは、トロロッソ・ホンダのF1シート喪失について“いつか全貌を語りたい”と述べた。

    昨年のF1アメリカGPでトロロッソから悲願のF1デビューを果たしたブレンドン・ハートレーは、今年トロロッソ・ホンダでフルシーズンを戦ったが、序盤戦からシート喪失の噂が絶えなかった。

    F1オーストリアGP周辺では、トロロッソがブレンドン・ハートレーの交代要員としてマクラーレンのジュニアドライバーであるランド・ノリスの獲得に動いていたことが明らかになった。

    2019年のチーム残留が不明なまま最終戦アブダビGPを終えたブレンドン・ハートレーだったが、その翌日、トロロッソ・ホンダはハートレーに代えてルーキーのアレクサンダー・アルボンを起用することを発表した。

    ブレンドン・ハートレーは、F1シーズン全体での全貌を明かす準備はできていないが、“政治は楽しくなかった”と語る。

    「余計なメディアの注目に慣れるには時間がかかった」とブレンドン・ハートレーは Radio Sport にコメント。

    「ポルシェやLMP2に参戦してF1に進む準備は間違いなく整っていたけど、予想したよりも多くのプレッシャーがかかっていたのは間違いない。顕微鏡で覗かれているようだった。でも、シーズン中にだんだん苦にならなくなっていった」

    「シーズンの非常に早い段階から噂されたのは僕にとって大きな驚きだった。長期契約にサインしたと思っていたからね」

    「ワールドチャンピオン、ル・マンのウィナーになって戻ってきて、わずか2~3戦で噂が浮上して、直近の将来について多くの質問をされるようになった」

    「自分がそれにどのように対処したかには満足している。他の人であれば、ひどく傷つくかもしれない環境だったと感じているし、実際、僕はそれによってはるかに強くなった」

    ブレンドン・ハートレーは、トロロッソ・ホンダでの初のフルシーズンでは、もう1年チームと仕事をすることを正当化できるすべてのことをやったと感じていると語る。

    「戦かったし、シーズンを通して進化を遂げた。報道では『彼は改善する必要がある、チームメイトを倒す必要がある』なんて記事にされていたけど、シーズン終盤は絶好調だと感じていた」

    「ホンダ、トロロッソのスタッフと素晴らしい関係を築いていたし、一貫してチームメイトを凌駕していた」

    「特にシングルシーターから7年離れていたこともあって簡単ではなかったけど、シーズン終盤は自分のやってる仕事にとても満足していた」

    「僕が言いたいのは、F1はとても複雑だということだ。多くのお金が費やされ、政治がある。ドライバーが残留するか離れるか理由のいくつかは、必ずしも自分でコントロールできることや純粋なパフォーマンスが理由というわけではない」

    「いずれにしても、僕は胸を張ってパドックを離れた。今年、自分が精一杯やったことはわかっている。必要なときには積極的に行動を取った」

    ブレンドン・ハートレーは、トロロッソ・ホンダのシート喪失について話したい全貌があることを示唆したが、今のところはいくつかのことは秘密にしておかなければならないと語る。

    「その一部は言えるかもしれないけど、全貌を語ることはできない」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「いつか全貌を話したいと思っている。本当に正直にすべてを公開することはできないかもしれないけどね。政治は楽しくなかったね」
    ブレンドン・ハートレーは、来年に何をするかはまだ決まっていないと語る。

    「ポルシェとの関係は維持している。彼らとの4年間で2度のワールドチャンピオンとル・マンを制した。先週は電話が鳴りやまなかったし、多くのメールが来た」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「12月に入るとドライブの整理するには最適な時期とは言えないけど、良い評価を受けているし、適切なステップは何か、幸せを保つためには何ができるかを考えようと思う。来年、何らかのことをしているのは間違いないけど、それはF1ではないだろう」

    だが、将来F1に戻ってくることにはオープンだとブレンドン・ハートレーは語る。

    「閉ざしてしまったとは決して言うつもりはない。10年前に事実上ドアは閉められたけど、僕は再びドアを開けることは可能だということを証明した」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「僕は今スーパーライセンスを取得している立場にいるし、F1で実践的な経験を積んでいる。自分自身を恥じることは決してないし、ドアが閉められたと言うつもりもない。このような状況は全員にも当てはまるし、素早く変化する可能性がある。ドアはまだ開いている可能性はある」

  • レッドブル 「ピエール・ガスリーには“規律”を教え込む必要がある」

    レッドブル 「ピエール・ガスリーには“規律”を教え込む必要がある」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2019年にレッドブル・レーシングに昇格するピエール・ガスリーにちょっとした“規律”を教え込む必要があると語る。

    今年、トロロッソ・ホンダでF1で初めてのフルシーズンを終えたピエール・ガスリー(22歳)は、ルノーに移籍するダニエル・リカルドの後任としてシニアチームであるレッドブル・レーシングに移籍。レッドブルが“将来のワールドチャンピオン”として期待をかけるマックス・フェルスタッペンとチームを組む。

    ヘルムート・マルコは、3強チームに移籍する2019年にピエール・ガスリーは“F1とは何たるか”を教え込まれることになるだろうと語る。

    「フットボールでは、パフォーマンスを発揮できなければ、ベンチに座ることになる」とヘルムート・マルコは Autosport にコメント。

    「ガスリーはスピードを示しているが、もちろん、少し規律を教え込まなければならない。だが、チームからのサポートも別物になる。我々は彼にはそれができると確信している」

    2016年にGP2でタイトルを獲得したピエール・ガスリーだったが、F1のチャンスは得られず、2017年は日本でスーパーフォーミュラに参戦してレッドブル首脳陣の信頼を稼がなければならなかった。

    だが、ピエール・ガスリーは、かつてレッドブル・レーシングのドライバーを務めた大部分のドライバーよりもトロロッソでの経験を積んでシニアチームに昇格することになる。ガスリーはトロロッソで26戦を戦っており、同じように昇格を果たしたセバスチャン・ベッテル(25戦+ザウバー)、マックス・フェルスタッペン(23戦)、ダニール・クビアト(19戦)よりも経験は多い。

    ピエール・ガスリーは、2018年にホンダをF1エンジンサプライヤーに迎えたトロロッソで、ホンダが2015年にF1復帰してからの最高位となる4位入賞を果たしている。

    ピエール・ガスリーは、来年に向けて改善できる点はたくさんあることを認識しているが、2018年を10点中8.5点と評価。ルーキーシーズンの出来には満足していると語る。

    「初めてのフルシーズンでの目標は持っているパッケージを最大限に活用することだった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「シーズンで大量ポイントを獲得するチャンスが2~4回は訪れることはわかっていた。バーレーン(4位)、モナコ(7位)、ブダペスト(6位)での機会は、僕たちは適切な結果を出すことができた3つの主な機会だと思う」

    「バーレーンでは、レースでフリーエアを得るために適切なタイミングで良い予選をしなければならなかったし、なんとかそれを達成ることができた。モナコではQ3に進出して良いスターティンググリッドを獲得することが重要だったし、僕たちはそれを成し遂げた。ウエットとなったブダペストの予選もそうだったし、僕たちはQ3に進出して、良いスタートポジションを得ることができた」

    「そのレースでは僕たちは他よりも少し多くのパフォーマンスを発揮することができたし、重要なときにそれを実現することができたレースだった」

  • トロロッソ・ホンダ vs マクラーレン:試合に勝ったのはマクラーレン

    トロロッソ・ホンダ vs マクラーレン:試合に勝ったのはマクラーレン

    2018年のF1世界選手権は、ホンダに辛辣な批判を繰り返してパートナーシップを解消してルノーに乗り換えたマクラーレンと、友好的な雰囲気でホンダとのパートナーシップを構築しようとているトロロッソとの“ベビーフェイス vs ヒール”の構図での戦いがあった。

    マクラーレンは、ホンダからルノーにエンジンを交換したことで逆にシャシー側の問題が浮き彫りとなり、グリッドで2番目に遅いマシンと評された。

    一方、ホンダのF1パワーユニットはパフォーマンスと信頼性で大幅な進歩を果たし、シーズン中盤に導入した“スペック3”は馬力面でルノーを上回ったと評価されている。

    最高成績を見れば、トロロッソ・ホンダはバーレーンGPでピエール・ガスリーが4位、フェルンド・アロンソがオーストラリアGPで5位とトロロッソ・ホンダに軍配が上がる。

    さらに予選でもマクラーレンがQ3に進出したのは1回(スペインGP:アロンソ)だけなのに対し、トロロッソ・ホンダは6回(ガスリー4回、ハートレー2回)とトロロッソ・ホンダが上回っている。

    全体的な流れとしては、マクラーレンは失敗のシーズン、トロロッソ・ホンダは成功のシーズンという風潮がある。マクラーレンは苦悩し、ホンダは進歩を果たした。マクラーレンの首脳陣はシャシーの欠陥を認め、トロロッソの首脳陣はホンダの進歩を称賛している。

    しかし、結果だけを見ると、マクラーレンは62ポイント(前年は30ポイント)、トロロッソ・ホンダは33ポイント(前年は53ポイント)。ホンダが2019年の開発のためにグリッド降格覚悟でパワーユニットを交換し、フォースインディアが0ポイントから再スタートしたこともあるが、マクラーレンがコンストラクターズ選手権で6位だったのに対し、トロロッソ・ホンダはザウバーにも負けて9位でシーズンを終了。マクラーレンの勝利である。

    来年、ホンダはレッドブル・レーシングにF1パワーユニットを供給することが決定。姉妹チームのトロロッソ・ホンダの存在は薄れ、対決は“レッドブル・ホンダ vs ルノー”という新たな構図に移行することになるだろう。レッドブルとルノーの因縁は、マクラーレンとホンダのそれと同じくらい根深い。

    スポーツの世界では“試合に勝って勝負に負けた”言葉がある。結果はシャシー、エンジン、ドライバー、チームの総合力で決まるもの。マシンの速さという点ではトロロッソ・ホンダが勝っていたかもしれないが、それだけで満足してはいけないだろう。

  • ルノー、ホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングに疑問

    ルノー、ホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングに疑問

    ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、レッドブル・レーシングが2019年にホンダのF1パワーユニットを搭載するという決定に疑問を呈しながらも、ルノーF1チームとしてはレッドブルと3位をかけて戦うのではなく、ギャップを縮めることが現実的な目標だと語る。

    2019年から『ルノーF1チーム』として参戦することになったルノーは、2018年のコンストラクターズ選手権を4位で終えたが、3位のレッドブル・レーシングとは297ポイントの差があった。

    シリル・アビテブールは、3強チームと差がついている理由としてルノーの予算を挙げ、メルセデスが費やしている予算よりもルノーは“60%少ない”ことを認める。

    「だが、予算キャップが導入されれば、このハンディキャップは力になる。トップチームが費やしている額は受け入れがないものだ。我々はそれらのチームから自らを守る必要がある」

    シリル・アビテブールは、現在では2019年のより現実的な目標は3位のレッドブル・レーシングに挑むのではなく、ギャップを縮めることだと語る。

    「レッドブルとホンダに何が起こるか見てみよう」とシリル・アビテブールは Auto Motor und Sport にコメント。

    「レッドブルはホンダが我々と比較していかに優れているかを決して言い飽きることはないみたいだね。だが、トロロッソは我々の後ろにいるのは言ってもいいことかな?」

    シリル・アビテブールは、トップチームとの差はパーセンテージにして1.5%だったとし、「来年、我々はそれを半分にまで縮められるはずだ」と主張。しかし、ルノーの最大の問題はシャシーだが、エンジンも改善しなければならないと認める。

    「レースでエンジンは15~20kWくらい不足している。特定の状況ではレッドブルのシャシーによってそれを補うことができた」

    「予選では我々の不足分は40kWだと見積もっている。それは大きい。来年、我々が予選でそれだけ欠けていたとは言いたくはない」

    「冬の間にエンジンでメルセデスとフェラーリとの差を縮められない理由はない。シャシーはもう少し時間がかかるかもしれないがね」

    最後に、シリル・アビテブールは、2019年のダニエル・リカルドとニコ・ヒュルケンベルグというドライバーラインナップを楽しみにしていると語った。

    「レッドブルがアブダビテストでリカルドが我々のクルマをテストすることを許可しなかったのには彼らなりの理由があるのは確かだ」とシリル・アビテブールはコメント。

    「レッドブルが我々に投じたすべてのことが、我々が正しい方向に向かっていることを示している」

  • ブレンドン・ハートレー、Honda Racing THANKS DAY 2018不参加が決定

    ブレンドン・ハートレー、Honda Racing THANKS DAY 2018不参加が決定

    ホンダは、トロロッソ・ホンダとの契約が満了したブレンドン・ハートレーが『Honda Racing THANKS DAY 2018』に参加しないことを発表した。

    ホンダは、2018年12月9日(日)に栃木県のツインリンクもてぎで「Honda Racing THANKS DAY 2018」。今年で11回目の開催となるHonda Racing THANKS DAYは、世界中で様々なレースに参戦しているホンダが、モータースポーツファンへの感謝を込めて贈るファン感謝祭となっている。

    今年10月の発表の際には、トロロッソ・ホンダでF1を戦ったピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーの参加が発表されていたが、ハートレーは今シーズン限りでチームを離れることが決定。2019年にトロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトとアレクサンダー・アルボンを起用することが決定している。

    ホンダは、12月5日(水)に『Honda Racing THANKS DAY 2018』へのブレンドン・ハートレーの不参加を発表。来年もレッドブル・レーシングでホンダのF1エンジンを走らせるピエール・ガスリーは参加する。

    また、MotoGPライダーのマルク・マルケス、全日本モトクロス選手権に参戦する山本鯨も怪我の治療のため不参加となることが発表された。マルク・マルケスは負傷した左肩の手術を受けたことが報告されている。

    ホンダF1の首脳陣は、今シーズン限りでトロロッソ・ホンダを離れることになったブレンドン・ハートレーに感謝のコメントを発表している。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「WECのダブルチャンピン、そして、ル・マンウイナーという素晴らしいキャリアを持つブレンドンからは、一緒に仕事をする中で、我々のPUに関して、ハイブリッドカーでの豊富な経験をもとにした的確で素晴らしいフィードバックをたくさんもらいました」とコメント。

    「それらのコメントは、予選、レースに向けたセッティング面のみでなく、PUの技術を前進させる上で非常に有意義なものでした。メンバー全員があなたと仕事をすることを楽しんでいましたし、本当に一緒に仕事ができてよかったです。ブレンドンの今後のさらなる飛躍を願っています」

    また、ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は「ホンダとして、ブレンドンの1年間のワードワークに非常に感謝しています」とコメント。

    「本当に親しみやすく、誰からも愛される人柄、そして常にホンダや日本に対してリスペクトをもって接してくれたあなたの頃場は、苦しい状況にあった我々に自信をパワーを与えてくれました」

    「特に鈴鹿での予選6位という結果はホンダにとって大きな意味を持つものでした。来年一緒に仕事をできないことは本当に残念ですが、今後のさらなる活躍を願っています。またいつでもホンダに日本食を食べに来てください! 今まで本当にありがとう」

    『Honda Racing THANKS DAY 2018』 主な開催プログラムや特別企画(予定)
    トロロッソ・ホンダ STR13 デモンストレーション走行
    2018年のF1世界選手権参戦マシン、STR13が登場。さらに、MotoGP参戦マシン、RC213Vとの2&4パフォーマンスもお届けする予定。

    ダニ・ペドロサのラストラン
    世界選手権にデビューして以来ホンダのマシンを駆り、ホンダと共に挑戦し続けたダニ・ペドロサが、ホンダのホームコースであるツインリンクもてぎでラストランを行う。

    Honda Racing THANKS DAYならではのスペシャル エキシビションレース
    MotoGP参戦マシンであるRC213Vを一般公道での走行を可能にしたRC213V-Sを使い、ホンダを代表するライダーによるエキシビションレースや、誕生60周年を迎えたSuper Cubを使ったレースなど、Honda Racing THANKS DAYでしか見られないエキシビションレースを繰り広げる。

    SUPER GT(NSX-GT)/SUPER FORMULA(SF14)エキシビションレース
    SUPER GTのエキシビションレースにはピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーが参戦。SUPER FORMULAのエキシビションレースには来季マシンのSF19も登場する予定。

    あなたの挑戦をシェアしよう『Start Your #USLETE』キャンペーン
    Hondaのアスリートたち=挑戦者たちが集うこの機会に、一般の方々から「チャレンジしたいこと」をTwitterで募集し、その気持ちを応援する企画。一部ツイートに対しては、参加するライダーやドライバーからのエール返信を予定している。

    #USLETE とは:「私たち(US)とアスリート(athlete)」がひとつになった「#USLETE」。みんなの中にあるチャンレンジングスピリットをHondaが応援するプロジェクト。

    インターネット中継
    主要プログラムのインターネット中継を予定。