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  • ストロール 「アストンマーティンを救った功績はナイト爵位に値する」

    ストロール 「アストンマーティンを救った功績はナイト爵位に値する」

    ローレンス・ストロールは、英国の名門スポーツカーメーカーのアストン・マーティンを救い、シルバーストーンに本拠を置くF1チームに雇用をもたらした功績により、ナイト爵位に値すると考えている。

    2020年1月、ストロールは投資家コンソーシアムを結成し、アストンマーティン・ラゴンダを長年の苦境から救い出した。これはストロールが所有していたレーシング・ポイントF1チームのアストンマーティンF1へのブランド変更にもつながった。

    アストン・マーティン・ラゴンダを再び収益軌道に乗せることは、この自動車会社の会長にとって困難な挑戦であり、借入金または株式調達を通じて何度か新たな資本を流入させる必要があった。

    アストンマーティンが新モデルに多額の資金を投じ、世界の自動車業界を襲うサプライチェーンの問題に苦戦したため、同社の損失は2022年中に2倍以上に増加した。

    ストロールのロードカーへの取り組みと並行して、カナダの億万長者と彼の共同投資家たちは、アストンマーティンF1チームのインフラをアップグレードし、シルバーストーンのキャンパスに最新鋭の新ファクトリーを建設するなど、F1チームにも多大な投資を行っている。

    全体的に見て、63歳の実業家は自分の努力がもっと評価されるべきだと考えている。

    「自分の行いに対してナイト爵位を授けられるべきだ。私は何千人もの雇用を救い、数億の投資で新しいF1ファクトリーを建設した」とストロールは月曜日、アストンマーティン・ラゴンダのキャピタル・マーケッツ・デイを前にメディアに語った。

    ストロール氏はアストンへの総投資資本を15億ポンド(約2750億円)という数字を挙げ、同社の将来の成功に対する確信の証しとした。

    「この投資は驚異的だ」とストロールは語った。

    「これは会社に対する私の信念の大きな表れだ。将来を信じないビジネスにそのお金を投資する人はいない」

    アストンマーティンの長期的な見通しについて、ストロールは「他のビジネスで私は勝ってきた」と語り、カナダのファッション界の大物は、アストンマーティンで成功を繰り返すことを期待している。

    F1に関しては、アストンは今シーズン、チームが一歩前進したおかげで、トラック上で目覚ましい1年を楽しんでいる。

    今週末のオーストリアGP(2023年F1世界選手権第10戦)を前に、アストンは現在コンストラクターズランキング3位につけており、フェルナンド・アロンソの活躍によってこれまでに6回の表彰台を獲得している。

    そして、アストンマーティンF1は、2026年にホンダとワークスパートナーシップを結び、ホンダのF1パワーユニットを搭載することが決定している。

    ローレンス・ストロール アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム ホンダF1

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、4位入賞は「最低限の仕事を果たした感じ」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、4位入賞は「最低限の仕事を果たした感じ」

    レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢は、FIA F2選手権第3戦スペインのフィーチャーレースを4位でフィニッシュした。

    FIA F2選手権第3戦スペインが4日(日)、フィーチャーレースを迎えた。金曜日に行われた予選で4番手となった岩佐歩夢は、2列目4番手からのスタート。午前11時25分、晴天の下、気温23℃、路面温度34℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートした。

    スタートで好ダッシュを決めた岩佐歩夢はターン1の進入で3番手に上がり、さらに上位に迫った。しかし、その後のターン3でややアウトに膨らんで後続に先行を許し、その直後にもポジションを落として1周目を5番手で終えた。

    他の上位陣同様、ソフトタイヤでのスタートを選択した岩佐歩夢は、10周目にピットインしてハードタイヤに交換、18番手でコースに戻った。その後、同じ戦略のマシンがピットインを行い、14周目にそれらが終わった時点で岩佐は15番手。すでにピットインを終えたなかでは、1台をアンダーカットすることに成功し4番手のポジションでの走行。16周目からは、ハードタイヤでスタートしたマシンに追いつき、ペースの落ちたマシンをオーバーテイクする展開となった。

    オーバーテイクと違う戦略のマシンのピットインにより、岩佐は周回を重ねるごとにポジションを上げ、全車がピットインを終了した26周目には3番手となり、レースは終盤戦に入った。

    岩佐歩夢の後ろからソフトタイヤに交換しハイペースで追い上げるマシンが現れる。3番手を死守する岩佐だが、35周目のターン1で後続にパスされ4番手に後退。さらにもう1台ペースに勝るマシンが岩佐の背後に迫った。

    岩佐歩夢は厳しくなったタイヤでペースとラインをコントロールしながら4番手を死守し。ギリギリの攻防を制した岩佐はポジションを守り切り、4番手で37周のチェッカーフラッグを受けた。

    岩佐は4位で12ポイントを獲得。前日のスプリントレースで獲得した1ポイントを合わせ、スペイン大会で13ポイントを加算し、シリーズランキング3位を守っている。

    「4位という結果は、最低限の仕事を果たしたという感じです」と岩佐歩夢はコメント。

    「ペース自体は悪くなく、特にハードタイヤでのペース、パフォーマンスはかなりよかったので、その点は自分もチームも今後につながるポジティブな結果と受け止めています。ただ、ソフトタイヤでのスタートで1周目のペースがない点については、ドライビングなのかマシンなのかタイヤなのか、まだ原因がはっきり分からないので、これからちゃんと解析しなければいけない課題です」

    「ストラテジーについてはプライム(ハード)からオプション(ソフト)が正しかったのは間違いなく、1周目にポジションを失っていなければ、最終的にもっと上位にいけたと思うので、やはりそこが反省点です」

    「終盤、(後ろからのアタックを)なんとか抑えようとがんばりましたが、タイヤの状態がいい1台には先行を許してしまいました。もう1台は意地もあってなんとか抑えましたが、ディフェンスはドライバーの仕事なのでできるだけのことはできたと思います。マシンの速さはあると思っているので、次戦以降に向けて結果がよりよくなるよう、チームとしっかり準備したいと思います」

    岩佐歩夢 ホンダF1

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、8位入賞「得たものの大きいレース」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、8位入賞「得たものの大きいレース」

    FIA F2選手権第7戦がスペイン・バルセロナのカタルニアサーキットで開催され、6月3日(土)スプリントレースが行われ、レッドブルF1育成の岩佐歩夢は8位でフィニッシュした。

    前日に行われた予選でホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、マシンのパフォーマンスに手応えを感じながら4番手のタイムをマークした。

    予選トップ10がリバースグリッドでスタートするスプリントレースでは、上位車のペナルティーによりグリッドが一つ繰り上がり、岩佐歩夢は3列目6番手からのスタートとなった。

    レース前に激しい雨に見舞われ、路面には水が浮く状態で、ウエットレースが宣言された。午後2時15分、気温19℃、路面温度22℃、雨は上がった状況でフォーメーションラップがスタート。セーフティカー先導のフォーメーションラップを1周行い、ローリングスタートでレースが開始された。

    激しい水しぶきが上がる中、し烈なポジション争いが行われ、岩佐歩夢は難しい位置取りを強いられ後続に先行を許し、ターン5では他車と接触しコースオフ。すぐにコースに戻ったものの10番手にポジションを落とした。1周目を終えると、隊列ができてポジション争いは落ち着き、10番手となった岩佐は前車に迫りオーバーテイクのチャンスを狙う。

    不安定なコースコンディションでなかなか抜けない岩佐歩夢は、8周目にオーバーテイクを決めて9番手に浮上。さらにペースを上げて前に迫るが、抜くにはいたらない状況が続く。レース中盤に入ると路面が徐々に乾き始め、ウエットタイヤの摩耗が進み、各車苦しい状態となった。

    レース終盤の19周目、コースアウトしストップしたマシンが出て、レースが動く。当初のバーチャルセーフティカー(VSC)導入が1周後にはセーフティカー(SC)導入に変わると、全車ドライタイヤへの交換を行うためにピットに殺到。ピットレーンは大混乱となった。岩佐も同じタイミングでピットインし、ポジションを失わず9番手でレースに戻った。

    24周目にレースは再開され、岩佐歩夢はポイント圏内の8位を狙い前車にアタックしたが、ポジションを上げることはできず9番手で26周のレースをフィニッシュ。上位車にタイムペナルティーが科されたことで、岩佐は8位に繰り上がった。8位入賞を果たした岩佐歩夢は、1ポイントを獲得している。

    「とても難しいコンディションで、結果は残念なものでした」と岩佐歩夢はコメント。

    「原因は二つあると考えていて、一つはスタート時の第1コーナーへのアプローチの際に自分のミスがあったことです。位置取りが悪くポジションを失い、その後のターン5で接触してさらに順位を落としてしまいました」

    「もう一つはマシンのセットアップとタイヤで、チームのストラテジーとしてうまくいかなかった部分があったことで、1周目のスピードに他車と違いが出てしまいました。この二つのミスでレース序盤に流れを失ってしまったのが大きな反省点です」

    「その後、ペースはよかったのですが、徐々に路面が乾き始めて、オーバーテイクが難しい状況になってしまいました」

    「しかし、悪かった部分ははっきりしていて、改善点もわかっていることはポジティブに捉えていて、フィーチャーレースに向けて改善することで結果はついてくるはずで、その点では得たものの大きいレースになったと思います」

    岩佐歩夢 ホンダF1 フォーミュラ2

  • メルセデスF1代表 「アストンのホンダへの切替はエンジン性能とは無関係」

    メルセデスF1代表 「アストンのホンダへの切替はエンジン性能とは無関係」

    メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、アストンマーティンが計画しているホンダF1ワークス契約への切り替えは、メルセデスのF1エンジンが衰退していることを示しているとは考えていない。

    F1モナコGPに先立ち、アストンマーティンはメルセデスのパワーユニットを捨て、2026年に始まる新しいエンジンレギュレーションに合わせてホンダの公式ワークスチームとなることを発表した。

    この切り替えにより、2009年以来、さまざまな形でメルセデスのパワーユニットを使用してきたアストンマーティンとドイツノメーカーとの間の長年にわたるカスタマー契約は終了することになる。

    しかし、メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフは、間近に迫った変更がチームの現在のパフォーマンスレベルの反映したものだとは考えておらず、むしろ、アストンマーティンが“ワークス”のステータスを獲得することは、将来的にワールドチャンピオンシップを勝ち取るというチームの高い野望を示すものだと言う。

    「彼らが「メルセデスのクライアントからホンダに乗り換えたからといって、パワーユニットがどうこうということはないと思う」とヴォルフは語った。

    「パワーユニットの点では我々は競争力があると思うが、彼らは常に自分たちを解放して真のワークスチームになりたいと考えていた。それが彼らがやっていることだ」

    「彼らは独自のパワーユニット供給契約を結び、独自の燃料サプライヤーを擁し、今後数ヶ月で稼働する大規模なファクトリーを建設中だ」

    「ローレンス(ストロール/アストンマーティンオーナー)の目標は決して小さいものではない。競争力を発揮してチャンピオンシップに勝ちたいなら、それが必要な一歩だと思う」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 ホンダF1

  • 角田裕毅 「アストンマーティンとホンダF1は興味深いマッチング」

    角田裕毅 「アストンマーティンとホンダF1は興味深いマッチング」

    角田裕毅は、2026年にアストンマーティンF1チームとともにF1に正式復帰するホンダのウィッシュリストに載ったことを喜んでいるが、移籍を検討するには時期尚早だと語った。

    ホンダは先週、2026年シーズン以降にアストンマーティンとワークス体制で提携することを発表。記者会見では角田裕毅がプロジェクトの候補者として挙げられた。

    23歳の角田裕毅は2016年からホンダのフォーミュラ・ドリーム・プロジェクトに所属し、F1への道のりでホンダからサポートを受けている。

    ホンダは、アストンマーティンで角田裕毅を走らせたいかどうか直接尋ねられたHRCの渡辺康治社長は、2026年のF1ドライバーについて真剣に議論するには時期尚早だが、ホンダは少なくとも角田が候補になることを望んでいると述べた。

    「彼はもともと我々の学校の出身で、F1では非常にうまくいっています」と渡辺康治は語った。

    「彼が成功するのを見るのはとてもうれしいことです。しかし、将来について言えば、まだ3年あるので、どうなるかを言うのは早すぎます。今はその話をする時期ではないと思います」

    「しかし、我々は彼が候補になることを望んでいます。しかし、最終的な決断を下すのはチーム次第です」

    角田裕毅は、自分がチームの候補として考えられていることは嬉しいが、移籍は「遠すぎて考えられない」と主張した。

    「ホンダの復帰にとても興奮しています」とアルファタウリからF1に参戦している角田裕毅は語った。

    「ホンダファミリーの一員として、彼らがF1の環境に戻ってくるのを見るのは嬉しいことです」

    「2021年にレッドブルで非常に充実した1年を過ごした後、彼らがスポーツを去ったのは本当に残念でした」

    「ですから、それは彼らにとって良いことだと思います。。彼らはチャレンジが好きだし、アストンマーティンでまた成功したシーズンを過ごせることを願っています」

    角田裕毅は、自身の長期的な将来をめぐる憶測や、HRCの渡辺康治社長のコメントに反応し、追加のプレッシャーは感じておらず、2026年は考えるにはあまりにも先の話だと述べた。

    「2026年までまだ3年あります。それによるプレッシャーはあまり感じていません。それまではとにかく証明しなければならないことがたくさんあります」と角田裕毅は語った。

    「でも、彼が正しいことを言っているのはいいことです。少なくともリストには載りたいと考えています。自分のスキルを証明することになります」

    「でも同時に、明らかにレッドブルは長い間僕をサポートしてきたし、僕はレッドブルの一員なので、その時の僕たちがどう感じるか、そしてレッドブルもどう感じるか状況を見なければなりません」

    アストンマーティン・ホンダへの移籍の報道を軽視はしているものの、角田裕毅はこのプロジェクトに興奮している。

    「昨年、さくらにあるホンダの工場を初めて訪れましたが、ファクトリーの運営方法はまさに驚異的でした」と角田裕毅は続けた。

    「本当にクレイジーで、超細密です。みんなと話しをしましたが、彼らは本当にプロフェッショナルでう。2015年にホンダがF1に復帰して以来、彼らは急速に進歩し、今ではチャンピオンシップを争っています」

    「だから、彼らにとっても、アストンにとっても、いいことだと思います。彼らは大きく進歩しているので、この2つが組み合わされば、間違いなくライバルにとって脅威となるでしょう」

    「興味深いマッチングです。どうなるか楽しみです」

  • レッドブルF1、ホンダの心変わりに恨み節 「内燃エンジンが撤退理由では?」

    レッドブルF1、ホンダの心変わりに恨み節 「内燃エンジンが撤退理由では?」

    レッドブル・レーシングF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダがこれほどまで早くにF1に復帰すると知っていたら、レッドブルは独自のパワートレイン部門を設立することはなかったと主張する。

    先週、ホンダは2026年シーズンからアストンマーティンF1チームと提携すると発表した。ホンダは、事実上ワークス関係でアストンマーティンF1チームの要求に合わせてパワーユニットを設計、生産することになる。

    ホンダは2020年10月、翌シーズン限りでF1から撤退する意向を発表した。

    クリスチャン・ホーナーによると、ホンダのF1撤退という決断の鍵となったのは、F1が内燃エンジンに固執していることだったという。

    だが、それ以来、F1は新しいパワーユニットレギュレーションを発表し、パワーユニットの電化の側面を約20パーセントから50パーセントに引き上げることになった。また、完全なサステイナブル燃料も義務付けられ、内燃エンジンに新たな息吹を吹き込むことになった。

    こうした変化は、ホンダをF1復帰へと心変わりさせるには十分だった。

    しかし、ホンダのこの決断はレッドブルにとっては遅すぎた。レッドブルはその時点で、レッドブル・パワートレインズという独自のプロジェクトに着手しており、その後フォードと契約を結んでいる。

    レッドブル・パワートレインズ
    「確かに高価な決断だった」と、ホーナーは計画の変更について語った。

    「我々はカスタマーであることを超えて成長した。「パワーユニットを敷地内、キャンパス内に置き、シャシーと完全に統合し、エンジンとシャシーのエンジニアが隣り合わせになることで生まれる相乗効果を考えれば、長期的には大きなメリットがあると思っている」

    「ホンダの撤退がなければ、我々はこのような飛躍を遂げることはなかっただろう。したがって、多くの点で、ホンダには、我々に独自のエンジン施設を作るための後押しをし、それによって雇用を創出し、提供してくれたことに感謝すべきだ」

    「もちろん、フォードとのパートナーシップは、将来に向けて特にエキサイティングなものであり、レッドブルと株主がこのプロジェクトにコミットしていることは明らかだ」

    「ホンダの決断を知っていたら、我々は同じ決断をしただろうか? 絶対にしなかった」

    「しかし、我々は決断し、それにコミットした。そして、我々が関与すればするほど、長期的にはグループにとってより多くのメリットがあると考えている」

    マックス・フェルスタッペンもホンダのF1復帰に苦言
    マックス・フェルスタッペンも、レッドブルにとってホンダを失うことは「残念」だと認める。

    「僕たちの側としては、もちろん、すべてがどのよう展開したかは少し残念だ」とフェルスタッペンは語った。

    「なぜなら、数年前、彼らは『やめる』と言い、その後レッドブルは独自のエンジン部門を設立したけど、ある時点で彼らは『やっぱり続ける』と言った。残念ながら、すでにエンジン全体を自分たちで構築するプロセスに入ってしまうと、もう一緒に作業することはできない」

    「ちょっと残念という感じだね。僕たちは彼らと常にとても良い関係を築いてきたけど、彼らがアストンマーティンに行くのを見るのはちょっと残念だ。でも、僕たちとしても、2026年以降、フォードとともに何が起こるか非常に楽しみにしている」

    「それが現実だ。数年前、僕たちは彼らが去ると思っていたけど、今では彼らは残り、アストンマーティンと一緒に行動を共にする。アストンマーティンにとって、それは本当に良いことだ。彼らは素晴らしいエンジンを持っているし、それは誰もが知っている」

    ホンダF1

    ホンダとの対談
    フォードとの提携を決めたのは、ホンダと提携を維持するための話し合いをした結果、結局何の成果も得られなかったためである。

    それは、ホンダがパワーユニット供給の面でレッドブルへのサービスを継続するため、F1撤退が撤回された後でもあった。

    「ここ数年、大切なパートナーであるホンダと多くの話し合いをしてきた」とホーナーは語った。

    「当初の契約では、彼らは2022年末までに完全にF1から撤退し、我々はエンジンの組み立てを自分たちで担当することになっていた」

    「そこで我々はホンダに残留して2025年末までエンジンの組み立てを続けるよう説得することができた」

    「そして、昨年の秋から冬にかけては、電動化に関して何か連携ができないかという話し合いをしました。というのも、内燃エンジンは、彼らが継続を望んでいないものだったからだ」

    「しかし、正直なところ、それを実現するためには、両者の間であまりにも多くの妥協が必要だった」

    「そこで、我々はフォードととのオプションを採用することに決めた」

    持続可能な未来
    アストンマーティンとの契約を発表した際、ホンダはF1における電動化の進展と、それが将来的にロードカーに与える影響の重要性を強調した。

    これはホーナーにとって納得できないポイントであり、議論の中で、燃焼力の有無がネックになっていたと指摘した。

    「これは内燃機関が死んでいないことを示している」とホーナーは述べた。

    「ホンダが撤退したのは電動化のためだったが、内燃エンジンにはまだ命が残っている」

    「おそらく、持続可能な燃料とゼロエミッション、そして2026年に向けてフォーミュラ1が目指す方向性によって、内燃エンジンは再び彼らにとって重要なものになったのだと思う」

    「だから、もしかしたら、完全に持続可能なV8やV10に戻るかもしれない…」

  • アストンマーティンF1、ホンダ用ギアボックスの自社生産に向けてFIAと協議

    アストンマーティンF1、ホンダ用ギアボックスの自社生産に向けてFIAと協議

    F1での究極の成功を目指してホンダと提携するアストンマーティンF1チームの次のステップは、ギアボックスを自社で製造することだ。

    レーシング・ポイントとアストンマーティンのアイデンティティにまたがるローレンス・ストロール所有の時代を通して、そしてチームがフォース・インディアとして知られる以前でさえ、シルバーストーンに本拠を置くチームはメルセデスからエンジンとギアボックスの両方を購入してきた。

    しかし、アストンマーティンとホンダは先週、2026年からワークス協力に向けて提携することを発表。チームはアストンマーティン・ホンダとして独自にギアボックスを設計・製造する決断を下した。

    「2026年以降、リアサスペンションとともにギアボックスも自社製にすることを目指している」とアストンマーティンF1チームの代表であるマイク・クラックは確認した
    。

    「今週末から新しいファクトリーへの引っ越しを開始する。その後、ギアボックスの自社開発を開始する予定だ。まだ2年半もある」

    しかし、クラックは、F1はチームに独自のギアボックスの製造やライバルチームからの購入を義務付けるルールを見直すべきだとも主張している。

    「現代のF1ギアボックスは、他のモータースポーツカテゴリーと比較して性能にほとんど差がない」とクラックはコメント。

    「新しいものを開発し製造するのは確かに難しいが、不可能ではない。問題はコストだ」

    「性能の差はほとんどないのに、年間800万ドルから900万ドル(約11億円~12億円)もかかる。今こそ考え直す時だと思う」

    「スポーツ全体をより持続可能なものにするために、よりシンプルな技術でコストパフォーマンスの高いギアボックスを開発する方法をFIAと協議いるところだ」

    アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム F1 ホンダ

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、タイヤ戦略がうまくいかず10位フィニッシュ

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、タイヤ戦略がうまくいかず10位フィニッシュ

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、F2モナコ大会のフィーチャーレースを10位入賞という結果で終えた。

    FIA F2選手権第6戦モナコは28日(日)、フィーチャーレースを迎えた。心配された降雨には見舞われず、ドライコンディションでのレースとなった。前日のスプリントレースでモナコでの初勝利を獲得した岩佐歩夢は、フィーチャーレースを5列目9番手からスタートした。

    予定より5分遅れの午前9時45分、気温23℃、路面温度28℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートした。岩佐歩夢は上位陣と戦略を変え、スーパーソフトタイヤでスタート。早めのタイヤ交換でレース後半のポジションアップを狙う。

    スタートでポジションを上げた岩佐歩夢は8番手で1周目を終了。そのポジションを保ってピットインのタイミングを伺う。13周目、岩佐はタイヤ交換を行い12番手でレースに戻った。14周目、岩佐と同じ戦略の上位車が目前でピットアウト。ペースに勝る岩佐は、ミラボーコーナーでオーバーテイクを決めて11番手にポジションを上げた。

    19周目にトラブルでストップするマシンが出て、バーチャルセーフティカーが導入された。21周目にレースが再開されたが、その直後の22周目に上位車が単独でクラッシュし、セーフティカーが導入され、コース施設のダメージが大きいことからレースは赤旗中断となった。岩佐と異なる戦略を採ったドライバーにとっては、このセーフティカー導入は絶好のタイミングとなり、赤旗中断の前に全車がタイヤ交換を消化。岩佐にとっては、ポジションアップのチャンスを失うアンラッキーな状況となってしまった。

    岩佐歩夢 レッドブルF1 フォーミュラ2

    ガードレールの交換作業などもあって30分程度の長い中断となり、レースはセーフティカー先導で再開される。セーフティカーの導入位置により9番手以下が記録上周回遅れとなり、再開後ラップダウンの解消作業が行われた。しかし、隊列に着く前にリスタートが切られてしまい、30秒以上の大きなギャップを抱えたことで上位進出は不可能な状況となってしまった。

    10番手を走行する岩佐裕毅は、背後から迫られるもポジションを守り、タイムアウトにより39周で終了となったレースで10位フィニッシュ。不運な展開ながら1ポイントを獲得した。

    シリーズランキングを争うライバルが1、2位を獲得したことによって、岩佐歩夢はランキング3番手に後退した。

    「戦略面でかなりポジションを落としてしまったのが残念でした」と岩佐歩夢はコメント。

    「担当エンジニアとはプライム(ソフト)からオプション(スーパーソフト)でいくと決めていたのですが、グリッド上で、周りの状況とチームの意見で戦略を変えたことが、結果的には失敗だったと思います」

    「確かにセーフティカーと赤旗中断は、自分にとってはアンラッキーなものでしたが、そのようなことが起こらないと期待していたわけではないので、やはり戦略的な問題だと思います。これについては、チームとしっかり話をして、反省すべき点は改善していかなければなりません」

    「また、再開時の大きなギャップについては、レース後『判断ミスで、今後このようなことがないようにする』と言われましたが、今日のレースは終わってしまっているので仕方ありません。結果としては納得のいかないレースになってしまいましたが、次戦に向けてまたしっかり準備して、いい結果を残せるようがんばります」

    岩佐歩夢 ホンダF1

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、今季3勝目でF2ランキング首位奪還

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、今季3勝目でF2ランキング首位奪還

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢はFIA F2モナコ大会のスプリントで独走で優勝。今季3勝目を挙げて10ポイントを獲得した。

    FIA F2選手権第5戦イモラ大会は、F1同様天候を理由に中止となり、第6戦が伝統あるモナコの市街地コースで行われた。5月25日(木)にフリープラクティスが行われ、ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、トップタイムをマーク。好調さを示す幸先のよいスタートを切った。

    26日(金)には予選が行われ、16分間の予選をB組(奇数ゼッケン)で走行した岩佐歩夢は、2回目のアタックでバリアに左フロントをヒットさせてタイムロス。ステアリングにダメージを負ったまま最終アタックに挑み、途中まで自己ベストを刻むものの赤旗で中断され、フラストレーションの溜まる予選となった。B組5番手となった岩佐歩夢は、全体では9番手のポジションとなり、スプリントレースではフロントロー、2番手からのスタートとなった。

    午後2時20分、気温25℃、路面温度48℃のコンディションでフォーメーションラップがスタート。好スタートを切った岩佐歩夢だったが、ポールシッターも同様にダッシュを決め、岩佐は2番手で第1コーナーを通過しポジションをキープした。2周目にはシケインで数台が絡むアクシデントが発生し、セーフティカーが導入。レースは6周目に再スタートが切られ、リスタートでトップの背後についた岩佐は、トラブルでペースの落ちたトップを第1コーナー手前でパスし首位に立った。

    岩佐歩夢 レッドブルF1育成 フォーミュラ2

    岩佐歩夢はタイヤマネージメントを行いながら、2番手との差をコントロールしながらトップで周回を重ねる。レース中盤、2番手がプッシュして1秒以内に迫る場面もあったが、岩佐は安定した走りで1秒前後の差を保ち、レースは終盤戦に入った。22周目、後方でアクシデントが発生し2回目のセーフティカーが導入。25周目の再スタートで絶妙のタイミングでダッシュを決めた岩佐は、2番手との差を広げてトップを守り、その後もハイペースで後続との差を広げていく。

    トップでチェッカーフラッグを受けた岩佐は2番手に6.6秒もの大差をつけ、独走状態で今季3勝目を挙げた。スプリントレースの優勝により10ポイントを加算し、この時点で再びシリーズランキング首位を取り戻した。

    「優勝という結果を残せたことはよかったですし、ペースがしっかりあることが確認できたことやタイヤマネージメントがうまくいったことなど、内容的にもとてもポジティブな状況であることがよいことだと思います」と岩佐歩夢はコメント。

    レース終盤にはファステストラップをとりにいくことも考えましたが、しっかり勝利を獲得することを優先させました。自分としては、予選でのミスに対して(優勝は)最低限のリカバリーであり、(これだけのペースがあるのだから)かえってミスした悔しさが大きくなっています」

    「フィーチャーレースは9番手からのスタートで難しいレースになるとは思いますが、今日のレースで多くのデータも得られましたし、なにより速いペースがあることも確認できたので、しっかり準備し、やるべきことをちゃんとやって順位を上げていきたいと思います」

    岩佐歩夢 ホンダF1

  • レッドブルF1代表 「ホンダF1の復帰を知っていたらエンジン部門は作らなかった」

    レッドブルF1代表 「ホンダF1の復帰を知っていたらエンジン部門は作らなかった」

    レッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ホンダがF1に復帰することが分かっていれば、チームが独自のエンジンプロジェクトを進めることは「絶対になかった」と認めた。

    今週初め、ホンダはアストンマーティンのエンジンサプライヤーとして2026年にF1に復帰することを発表した。このニュースは、ホンダがF1からの撤退を発表してからわずか3年弱の出来事だ。

    ホンダがF1撤退を決定したのは、2021年にレッドブル・レーシングがタイトルを獲得する直前のことであり、彼らのチャンピオンシップの成功は、ホンダの優れたF1パワーユニットに起因するものであった。

    ホンダは引き続き現行F1エンジンの管理に関与し続けるが、レッドブルは2026年の新エンジンレギュレーションに向けて独自のF1パワーユニットを製造することを決定した。

    F1モナコGPの週末を前に、マックス・フェルスタッペンはホンダが2026年以降、レッドブルと協力しないことを「残念だ」と認めた。

    クリスチャン・ホーナーもフェルスタッペンの考えに同調し、ホンダが後からF1復帰することを知っていれば、レッドブル・パワートレインズを設立しなかっただろうと述べた。

    「まあ、確かに高価な決断だった」とクリスチャン・ホーナーは語った。

    「レッドブルの長期的な展望を考えると、カスタマーチームであることを超え、パワーユニットを敷地内、キャンパス内に置き、シャシーと完全に統合し、エンジンとシャシーのエンジニアが隣り合わせになることで生まれる相乗効果によって、長期的に大きなメリットが生まれると思っている」

    「ホンダの撤退がなければ、我々はこのような飛躍を遂げることはなかったでだろう。多くの点で、我々は独自のエンジン施設を設立する推進力を与えてくれたことに感謝する必要がある。その結果、雇用が創出され、そして、もちろん、フォードとのパートナーシップを築くことができた。それは特にエキサイティングだ」

    「レッドブルと株主のプロジェクトに対するコミットメントだ。今日のホンダの決断を知っていたら、同じ決断を下しただろうか? 絶対になかった。だが、我々はそれを成し遂げ、全力で取り組んでいる。我々が関与すればするほど、長期的にはグループにとってより多くの利益が得られると考えている」

    レッドブル・レーシング ホンダF1

    クリスチャン・ホーナーは、ホンダのアストンマーティンとの復帰はF1全体にとってポジティブなニュースでしかないと考えている。

    これで2026年のエンジンメーカーは、ホンダ、レッドブル・フォード、メルセデス、フェラーリ、ルノー(アルピーヌ)、アウディの6社となった。

    「ホンダにとってはポジティブなことだと思う」とホーナーは付け加えた。

    「F1にとってもポジティブなことだ。ホンダは偉大なブランドであり、このスポーツにおいて偉大なレガシーを有している。我々はこれまで、そしてこれからも、2年半にわたって、彼らと素晴らしい関係を築き、供給し続けることができるだろう」

    「もちろん、ホンダが2020年に撤退を発表し、それによって我々は、どのような戦略的なルートが私たちにとってベストなのか、長期的な観点から決断を迫られた。我々はレッドブル・パワートレインズを設立し、彼らはレッドブル・パワートレインのテクニカルサプライヤーになることに同意し、素晴らしい協力関係を築いてきたが、もちろんこれからはエンジンメーカーとして独自の道を歩んでいく」