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  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、4位入賞でF2ランキング3位を維持

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、4位入賞でF2ランキング3位を維持

    レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢は、FIA F2選手権第10戦ハンガリーのフィーチャーレースを4位で終え、ランキング3位をキープした。

    FIA F2選手権第10戦ハンガリーは23日(日)、フィーチャーレースを迎えました。岩佐歩夢は予選順位通り3列目6番手からのスタート。23日朝からハンガロリンクは快晴となり、フォーメーションラップがスタートする午前10時5分は、気温26℃、路面温度38℃のコンディションとなった。

    スタートでやや遅れた岩佐は第1コーナーまでに1台に先行され、7番手にポジションを落としたが、その先のコーナーで6番手を取り戻して1周目を終えた。上位陣がオプション(ソフト)タイヤでスタートするなか、岩佐はプライム(ミディアム)タイヤでのスタートを選択した。レース序盤、タイヤの違いとタイヤマネジメントによって、岩佐と前車とのギャップは開いていく。5周目には5番手と5秒以上の差で、岩佐は6番手を守って走行を重ねた。

    12周目、13周目と続けて上位車がタイヤ交換を行い、岩佐は4番手にポジションを上げる。しかし、オプションタイヤでスタートしたトップ3のペースは衰えず、3番手と岩佐の差は10秒以上開いた。オプションタイヤの保ちがいいと判断した岩佐は、早めの20周目にピットインしてタイヤ交換を行い、10番手でコースに復帰。その後、上位車がピットインし、22周目には岩佐は7番手となった。

    想定以上にオプションタイヤの保ちがよく、トップ3がタイヤ交換を行ったのは23周目からで、後続との差は大きく広がっていた。25周目に上位車のピットインによって6番手となった岩佐は、ペースを上げて追い上げを開始する。26周目の第2コーナーで前車をオーバーテイクし5番手。30周目、ペースを上げた岩佐は4番手にも1秒差以内に追いつき、ポジションアップを狙う。背後についてチャンスを伺う岩佐は、35周目の第1コーナーで果敢にインを突いてオーバーテイクに成功しポジションアップ。これで4番手となったが、その段階で3番手とは10秒以上の差が開いており、そのまま37周のレースを終えた。

    4位で12ポイントを加算した岩佐アユ気は、トータル132ポイントでランキング3位をキープし、ハンガリーでの2レースで上位とのポイント差を縮めることに成功。トップとの差は21ポイント、2位との差は10ポイントとなっている。

    岩佐歩夢 ホンダF16番手スタートの岩佐歩夢は4位入賞。上位との差を縮めランキング3位をキープ

    「4位という結果は、いろいろな状況を考えるといい結果だったと思います」と岩佐歩夢はコメント。

    「もちろん、自分もチームも求めていた結果ではありませんが、今日のマシンはスプリントレースに比べるとオーバーステアが強く、ペースがよくありませんでした。その状況で、この抜きにくいコースでオーバーテイクしてポジションを上げることもできたし、ポイントを重ねることができたので、自分としてはできる限りのことはしたという感じです」

    ストラテジーについては、前に同じ戦略のクルマがいなければプライム→オプションで行こうと決めていました。6番手からではリスクのある戦略ですが、セーフティカーも出なかったので、結果として戦略は五分五分だったと思います。ただ、今日のオプションの保ちは想定外でした。本来路面温度が低いとグレーニングが出やすいはずですが、今日は全くゼロの状態で、レース序盤にそれが分かった時点では、『今日のレースはダメかな』と思ったくらいです。ただ、それによって早めにタイヤをオプションに替えて、プッシュし続けての4位は上出来で、それ以上を狙うパフォーマンスは自分のマシンにはなかったと思います。次のスパでは優勝争いができるよう、チームとしっかり準備して臨みたいと思います」

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、2位表彰台「ファステスト狙いに切り替えた」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、2位表彰台「ファステスト狙いに切り替えた」

    レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢は、FIA F2選手権第10戦のスプリントレースで2位表彰台を獲得した。

    FIA F2選手権第10戦がハンガリー・ハンガロリンクで開幕。7月21日(金)に予選が行われ、ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、例年より低い路面温度の影響もあり6番手にとどまった。

    しかし、フリープラクティスではトップタイムをマークしてマシンの好調さを確認し、気温が上がることが予想されるレースに向けては期待と自信を見せていた。リバースグリッドとなるスプリントレースでは、岩佐は3列目5番手からのスタートとなる。

    22日(土)、予報通り好天となり、スプリントレースが始まる午後2時15分、気温26℃、路面温度48℃のコンディションでフォーメーションラップがスタートした。好スタートを決めた岩佐歩夢は、第1コーナーに向けてイン側に切れ込む好判断でポジションを上げ、第1コーナーを3番手で通過。続く第2~3コーナーで前車をオーバーテイクし2番手にジャンプアップした。

    1周目を2番手で終えた岩佐歩夢は、トップとの差を保ちながら周回を重ねる。

    トップから1秒余りの差で2番手を走行する岩佐歩夢に後続が迫りますが、タイヤをマネジメントしながら岩佐はペースとポジションを守る。レースが残り10周となった終盤、岩佐はペースを上げトップを追う。岩佐が自己ベストラップで追いかけると、トップもペースを上げ、その差はなかなか詰まらない状況が続いた。岩佐の後方では激しいポジション争いが繰り広げられ、その結果、岩佐とのギャップは大きく開いていった。

    最終盤、トップに届かないと判断した岩佐は、ペースをコントロールして、ファステストラップを狙う戦略に切り替える。26周目にプッシュするがコンマ2秒届かず、最終ラップに再度プッシュしてファステストラップをマークし、レースは2番手でフィニッシュした。

    この結果、岩佐歩夢は2位8ポイントにファステストラップの1ポイントを加算し、ランキング上位者との差を縮めた。

    岩佐歩夢 ホンダF15番手スタートからジャンプアップした岩佐歩夢は、最終ラップにファステストをマークして2位表彰台を獲得

    「2位とファステストを獲れた結果には満足していますし、チームにとってもポジティブな結果でした」と岩佐歩夢はコメント。

    「スタートは完ぺきというわけではなかったですが、周りがあまりよくなかったようで、空いているところを狙って行った結果、ポジションを上げることができました。第2コーナーのアプローチで、2番手のマシンがトップの真後ろについていたので、アウト側から攻めて抜くことができた」

    「それからは、(ダーティエアを受けないために)前との間にスペースを空けて、タイヤマネジメントに集中しました。しかし、トップもコントロールしてペースを落とし始めたので、うまくスペースを作ることができず、その分レース終盤にタイヤの差が出たのかと思います」

    「(レース後半に)プッシュするタイミングは、エンジニアの指示に従うことにしていました。残り10周くらいでプッシュしていいと言われたのですが、トップもうまくマネジメントしていて、なかなか追いつくことはできませんでした。なので、終盤ファステスト狙いに切り替えて、タイヤを冷やしてファステストを獲りにいきました」

    「優勝はできませんでしたが、マシンの状態はとてもよかったですし、タイヤマネジメントも昨年よりうまくいったので、フィーチャーレースに向けてもポジティブです。ここはコース上ではなかなか抜けないので、スタートとストラテジーが大事になると思っています」

  • 2026年からホンダF1と組むアストンマーティン、PU規則の変更要請に難色

    2026年からホンダF1と組むアストンマーティン、PU規則の変更要請に難色

    2026年からホンダF1とのワークスパートナーシップを開始するアストンマーティンF1は、レッドブルが提唱する2026年F1エンジンルールの微調整に否定的だ。

    2026年F1エンジンレギュレーションは、内燃エンジンと電気モーターの出力を約50%ずつに分割する内容で、昨年8月に承認され、6社のメーカーが契約を結んだ。これは2008年以来最多のF1メーカー数となる。

    新しいエンジンレギュレーションは、フェラーリ、メルセデス、アルピーヌ(ルノー)に加え、新ルールによってアウディがワークスチームとして参加し、フォードはレッドブル・パワートレインズと契約を結び、ホンダがアストンマーティンとの新F1プロジェクトに取り組む一因となった。

    しかし、2026年のパッケージを完成させるためのシャシー側のルールはまだ決定されていない。シャシー側では、可能であればマシンを軽量化し、ストレートでウィングレベルを変更できるようにアクティブ・エアロダイナミクスを導入することを意図している。

    レッドブルは電気と内燃の出力が50対50であることに懸念を示し、重量増と可変空力デバイスの回避、そして、電気出力の低減を望んでいる。また、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、ドライバーがラップの途中でバッテリーを使い果たしてしまったり、回生のためにストレートでシフトダウンするような型破りな行動をとらざるを得なくなったりするリスクについて懸念が浮上しているとし、5~10%の変動だけで「大きな影響」を及ぼす可能性があると主張している。

    F1イギリスGPのFIAチーム代表者記者会見に出席したアストンマーティンF1のチーム代表マイク・クラックには、ホンダからの懸念材料や開発状況、そして、ルール変更についての質問がなされた。

    「今になってこのようなコメントが出るのは興味深い」とマイク・クラックは語った。

    「ワーキンググループはすでに1年以上前から取り組んでいると思う。慎重であるべきだと思う。26年に制定されたレギュレーションの中には、今回のホンダや他の企業が戻ってくるきっかけとなったものもある」

    「したがって、少し後になって、もう一度見直してみようと言って、今更それを薄めることはできない」

    「全体として、チームとしてFIAやF1と協力し、異なるエネルギーをより均等に配分しながら、新しいタスク、新しいレギュレーションに対する最善の解決策を見つけることが重要だと思う。時間が解決してくれるだろう。木曜日にもワーキンググループの会議があったようだし、適切なものが見つかると確信している」

    記者会見にはメルセデスのカスタマーであるマクラーレンのザク・ブラウンとウィリアムズのジェームス・ボウルズも参加した。メルセデスは、レッドブルの提唱するr電力比率の変更には否定的な姿勢をみせている。

    ザク・ブラウンは「最終的には心配ない。F1のみんなは非常に賢いから、最終的なレギュレーションがどうであれ、彼らが解決してくれるだろう」とコメント。

    「我々にはメルセデス・ベンツという素晴らしいパートナーがおり、彼らはこのスポーツで素晴らしい歴史を築いてきた。もちろん、レギュレーションが目的に合っていることを確認することに我々は関心を持っていますが、パワーユニットだけでなく、シャシー面でもそうなると確信しているし、まだ作業は進行中だ」

    ジェームス・ボウルズも「よくまとまっていると思う」と語った。

    「マイクが言ったように、木曜日にはTACが開かれ、活発な議論が行われている。そして我々は解決策にたどり着くだろう」

    「持続可能な燃料に移行し、規定のエンジンフォーミュラに移行する。あとはショーにふさわしいパッケージを作るだけだ。だが、 その方向性は、我々が協力し合うことだ」

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、フィーチャーレース5位「納得はできない」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、フィーチャーレース5位「納得はできない」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、FIA F2選手権第9戦イギリスのフィーチャーレースを5位でフィニッシュした。

    FIA F2選手権第9戦イギリスは9日(日)、フィーチャーレースを迎えた。岩佐歩夢は予選の順位通り2列目3番手からのスタートとなった。前日の不安定な状態から天候はやや回復し、シルバーストーンは曇りとなった。

    午前9時55分、気温15℃、路面温度21℃のドライコンディションでフォーメーションラップがスタート。好スタートを決めた岩佐歩夢は一気にトップに立ち、第1コーナーを通過。しかし、その後追い上げる後続車がターン3で岩佐を押し出す形でトップを奪い返した。後に、このオーバーテイクにはペナルティーが科されたが、岩佐は2番手にポジションを落とし、1周目を終えた。

    徐々にトップとの差が開き、差が5秒以上となった7周目、コース上にマシンがストップし、セーフティカーが導入された。岩佐歩夢を含むソフトタイヤでスタートした上位陣は一斉にピットインし、ハードタイヤに交換。ハードタイヤでスタートしたマシンはステイしたため、岩佐は7番手でレースに戻った。

    11周目に再スタートが切られたが、リスタート時に複数台のアクシデントが発生し、再びセーフティカーが導入された。回収作業に時間を要し、レースは15周目から再開。リスタートで前車との間合いを詰めた岩佐は、オーバーテイクを決めて6番手に浮上する。しかし、16周目のターン16で後続に押し出される形で2台にパスされ、8番手にポジションを落とした。

    17周目、後続にアクシデントが発生し、3度目のセーフティカーが導入される。このタイミングで、ハードタイヤでスタートしたマシンがピットインを行い、全車がタイヤ交換を終了。岩佐FIA F2選手権第9戦イギリスは5番手で、レース終盤を迎えることとなった。

    20周目にレースが再開されたが、岩佐歩夢はなかなかペースが上がらず後続に攻められる展開となる。23周目に後続にパスされた岩佐は6番手となり、26周目には先行車がオーバーランして5番手にポジションを回復した。前を追うペースがない岩佐は、5番手で29周のレースをフィニッシュ。ランキングポイントを10ポイント加算した。第9戦を終えて、岩佐は111ポイントでランキング3位をキープしている。

    岩佐歩夢 レッドブル ホンダF13度のセーフティカーが導入される波乱のレース。岩佐歩夢は3番手スタートから好スタートでトップに立つも、ペースが上がらず5位でフィニッシュ

    「スタートはうまく決まったのですが、その後の展開はタイヤのウォームアップに問題があったと思います。グリッドに向かう2周でマシンがスリッピーになり、十分に温められなかったために序盤のペースがあまりよくなかった点が反省点です」」と岩佐歩夢はコメント。

    「それよりもプライム(ハードタイヤ)でのペースがかなり遅く、(レース後半に)バトルで抜かれたことが大きな問題でした。昨年はハードタイヤのデグラデーションはほぼゼロだったのに、今年は全くダメでした。レース後、エンジニアといろいろなデータを見ましたが、まだ確実な理由はわかっていません。原因がタイヤの使い方なのか、マシンのセッティングなのか、これからしっかり分析して改善していかなければいけません」

    「5位という結果は納得できるものではありませんが、ペースがない中でできる限りのことをしてポイントを持ち帰ることができたのはよかったと思います

  • レッドブルF1、セナプロ時代のマクラーレン・ホンダの記録に並ぶ11連勝

    レッドブルF1、セナプロ時代のマクラーレン・ホンダの記録に並ぶ11連勝

    レッドブル・レーシングは、2023年F1第11戦イギリスGPでマックス・フェルスタッペンが優勝。シーズン開幕からの連勝記録を伸ばした。

    昨年からアブダビGPから数えると11連勝となり、1988年にアイルトン・セナとアラン・プロストを擁したマクラーレン・ホンダがMP4/4で達成したF1最多連勝記録に並んだ。

    現在はRBPTホンダのエンジン名としてレッドブル・レーシングのマシンに搭載されているホンダF1エンジンが、35年の時を経て、再び最強のF1エンジンとなった瞬間でもあった。

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「チームにとって2012年以来のイギリスGP勝利、マックスのシルバーストンでの2勝目、そして我々の11連勝は、これを非常に特別な勝利にしているが、課題がないわけではない」とコメント。

    「ミディアムハードなレースになると予想していたが、ソフトタイヤでのジョージのパフォーマンスを見て、戦略を検討し始めた。そして最終クォーターでセーフティカーが導入されたとき、ソフトタイヤがマックスにDRSを破る絶好のチャンスになると考えた。そして彼はあっという間に集団との差を2秒に広げた。そこからは残りのレースをマネージメントしていくことになったが、今回もマックスは十二分に力を発揮してくれた」

    「同様に、チェコも今日は素晴らしいフォームを見つけた。特にカルロスのストウへの進入や、最終スティントでのペースは、まさに彼のドライバーとしての巧みさを示すものだった。ここ数戦、予選で後退を余儀なくされているのは彼にとってフラストレーションだったが、彼は自分の調子を取り戻しつつあり、ブダペストではそれをさらに示してくれるだろう」

    レッドブル・レーシング ホンダF1 イギリスGP

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢 「ブレーキのエア抜きをしていない単純なミス」

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢 「ブレーキのエア抜きをしていない単純なミス」

    レッドブルF1の育成ドライバーである岩佐歩夢は、FIA F2選手権第9戦のスプリントレースを21位で終えた。

    FIA F2選手権第9戦が、イギリス・シルバーストンで幕を開けた。ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、7月7日(金)に行われたフリープラクティスでトップタイムをマーク。予選ではわずかなミスでポールポジションを逃しましたが3番手となり、好調な走り出しとなった。

    リバースグリッドで行われるスプリントレースでは、上位車のペナルティーにより1グリッド繰り上がり、4列目7番手からのスタートとなった。8日(土)のスプリントレースは直前に降った雨で完全にウエットコンディションとなった。フォーメーションラップがスタートする午後1時15分、雨は上がり、気温19℃、路面温度22℃。路面はフルウエットのため、セーフティカー先導でフォーメーションラップが開始された。3周に渡るフォーメーションラップののち、ローリングスタートでレースがスタートした。

    激しい水しぶきが上がるなかポジション争いが行われたが、岩佐のマシンはスローダウンしポジションを大きく落とす。スローダウンした岩佐の目前で接触アクシデントが発生。マシンがストップしたためセーフティカーが先導された。岩佐はスロー走行でピットインし、フロントウイングを外してブレーキ周りを修復。セーフティカー導入中に、周回遅れとなり隊列の最後尾につくかたちでレースに復帰した。

    周回遅れの21番手となった岩佐は、時折り前車との間を開けてペースアップする走行を繰り返し、ペースを確かめながら走行データを取ることに専念した。レース終盤にはペースを上げてファステストラップをマークし、21位完走を果たしている。

    岩佐歩夢 ホンダF17番手スタートの岩佐歩夢、1周目にトラブル発生。ピットインして周回遅れとなるも完走を果たす

    「ローリングスタートのあと、シケインのブレーキングでペダルが底をつき、全くブレーキがない状態になってしまいました。何度かポンピングしてみましたが、スコスコの状態は変わらず、ピットインせざるを得ない状態でした」と岩佐歩夢はコメント。

    「ピットでブレーキのエア抜きをしたところ、ブレーキは直りました。つまり、単純なエア抜きをしていなかったというミスです。チームとしては、単純なミスでレースを失ったことを重要視して、メカニックの配置や入れ替えなどに動くようです」

    「自分としてはマシンもドライビングも好調でいいペースだっただけに悔しいし、残念です。レースに戻ったあとは、メカニックと相談してコンタクトやペナルティーのリスクを避けるためにオーバーテイクはしないことにしました」

    「フィーチャーレースはドライの予報なので、データが参考になるかどうかは分かりませんが、今後のための走行を続けました。それによって、ペースが十分にあることも確認できたし、ファステストラップにもトライして成し遂げることができました。それだけに、単純なミスでレースを失ったことは悔しいですが、フィーチャーレースはしっかり準備して臨みたいと思います」

  • ホンダF1復帰 「甘くないことは理解しているがなんとしても勝ちたい」

    ホンダF1復帰 「甘くないことは理解しているがなんとしても勝ちたい」

    ホンダF1復帰についてHRCの渡辺康治社長は「なんとしても勝ちたい」と語った。その一方で、今回の参戦については将来的に再び撤退する可能性は除外できないとあらかじめ断りをいれた。

    2021年末でF1から撤退したホンダは、現在もレッドブル/アルファタウリにF1パワーユニットの供給を続けている。ホンダを失ったレッドブルは、その間に独自のエンジン部門であるレッドブル・パワートレインズを設立。ホンダと袂を分かることになった。

    新たな提携先が必要となったホンダは、2026年にアストンマーティンのワークスパートナーとしてF1に復帰することなる。

    F1復帰について、渡辺康治社長は「当然、ぜひ再参戦したいという人もいれば、すべてきではないという人もいました。それは健全なことだと考えています」と語った。
    「経営陣の中でもいろいろな議論をし、最終的にやるという結論になりました」

    「新しいF1の技術規則は本業の方に技術が活かせるという方に判断がされ、再参戦にあたっては事業側の責任者も入ってきて、この技術は将来使えるということになり、そのメリットも大きいと評価されました」

    「我々はBEVのフラグシップスポーツカーを計画していますが、F1の技術はそこにいろいろ使えると判断されています」

    「例えばロードラッグの話や劣化しにくいバッテリーの技術は、F1由来のモノが使えそうだと評価されています。それによって最近は使っていなかった『レースは走る実験室』という言葉が復活しつつあります」

    では、アストンマーティンをパートナーに選んだ理由はどこにあったのか?

    「2022年11月に2026年からのパワーユニット製造者登録をしました。その情報を踏まえて、フェラーリやメルセデス、アルピーヌなどのワークス系チーム以外のほぼすべてのF1チームと何らかの形でコンタクトをとりました」と渡辺康治社長は説明した。

    「その中の1つにアストンマーティンF1があり、チームオーナーのローレンス・ストロールさんの情熱を強く感じました。彼はF1で勝ちたいという気持ちが強く、それはホンダも同様です」

    「アストンマーティン側も、チャンピオンを獲るためにホンダのパワーユニットが必要だと評価してくれました。その後、彼らのファクトリーを訪れ、主要メンバー全員とミーティングして、とてもフェアな人たちで仕事がやりやすいと感じました」

    「それからホンダ本体の三部社長をはじめとして経営陣とも話をしてもらい、アストンマーティンF1と契約する流れになりました」

    「そんなに甘いものではないことは理解していますが、なんとしても勝ちたいです」

    「電動化時代でも、ホンダが世界でナンバーワンを獲ることを目標にチャレンジしていきます。2026年からのルールでは出力が従来の120kWから350kWに大幅に引き上げられた高性能モーターの開発が必要になります」

    「そういった技術開発はホンダとしてのコア技術の1つになると感じており、F1を通じてホンダやHRCのバリューを上げていきたいです」

    ホンダF12026年にホンダはアストンマーティンF1のワークスパートナートして正式にF1復帰する。

    では、第5期のホンダF1の体制はどのようなものになるのか? F1撤退後、担当していたエンジニアは別の部門に振り分けられた。

    「グループ内の適切な人に来てもらいます。第4期をやっていたメンバーには戻ってもらうことになると思います」と渡辺康治社長は語った。

    また、F1撤退時にイギリスにあったヨーロッパ拠点は撤去された。

    全体的には第4期よりは日本を主体にして、日本で開発製造をやっていくという大きな方針です。ただし、欧州側に拠点がないわけにはいけないので、近々に決めて動き出したいと思っています」と渡辺康治社長は語った。

    ホンダは、F1への参戦/撤退を繰り返してきた歴史がある。今回の参戦については長期的な継続が期待されるが、再び撤退しないことを約束はできないと渡辺康治社長は語る。

    「決してやめないという約束はできません」と渡辺康治社長は語った。

    「会社としての判断があります。ただ、できるだけ継続してやっていきたいとは思っています」

    「ホンダではプロジェクト制度を採用しており、F1をやるのでLPLを決めて人材を集めてきてという形で参戦し、逆に撤退するときには担当者がいなくなり、予算もなくなってとやってきた」

    「それに対して、HRCというレース専門会社では、F1をやることである程度将来のモータースポーツの技術研究をやることを親会社から許可をもらっています。今までのようにゼロにはしないことは保証されています。そこが今までとの大きな違いだと考えています」

    「また、予算のあり方などもガラス張りになっており、それをどう使ったのかということはホンダ本体の経営陣にレポートが出せるようになっている。経営陣としてもそこをきちんと見て判断できるようになっています」

    「もう一つ指摘しておきたいのは、これまでパワーユニットサプライヤーというのは、権利や地位というのが相当弱かった。開発費や製造をしたことによる収入がないという中で、企業として経営が傾くとやめざるを得ない形になっていました」

    「しかし、2026年からはパワーユニットサプライヤーとしての権限が増えており、それがパワーユニットサプライヤーとして継続していく中で大きな要素になっています。チームの経営には何も言えない、出費するしかないといったことが改善され、従来とは違う状況になります」

    また、ホンダからのサポートがなくなった場合、HRC単体としてF1継続していくことはないと語る。

    「本社からのサポートがなければ開発としては継続できず、その場合はもちろんやめなければなりません」

    「二輪ではスポンサー収入もあるし、マシンを貸し出すことの収入があり、事業のPL的に言うと多少出せるようになってきています。四輪も最終的には同じようにしていかなければなりません。また、HRC自身がブランド商品を出すということもやっていかなければなりません」

    「HRCがレースで培った技術を量産車にフィードバックしていきますが、例えばカーボンニュートラル燃料を使ったCIVIC TYPE R CNF-Rはそうしたコンセプトでスーパー耐久に出走させています。同時になるべく安くベース車両を作り、レース用の車両としてレーシングチームに提供していく流れを検討しています。そういうことをやりながら将来は、例えばCIVIC TYPE RのHRCバージョンのような市販車を出せないかを検討していきます」

    「基本的なモータースポーツ活動のブランドバリューはHRCに統一していきます。二輪に関しては長い歴史がありますが、四輪に関してはまだ始まったばかりでこれから訴求していくことになります。そうした活動を通じてホンダ本体のブランドバリューを上げていくのがHRCの役割となります」

  • 2026年PUレギュレーションは現行ホンダF1エンジンの優位性を潰す?

    2026年PUレギュレーションは現行ホンダF1エンジンの優位性を潰す?

    2026年の次世代F1パワーユニットは、現行のホンダF1エンジンのアドバンテージにとって不利な要素がいくつか盛り込まれている。HRCでホンダF1プロジェクトのLPL(開発責任者)を務める角田哲史が、2026年のF1パワーユニットレギュレーションの挑戦について技術的な観点から語った。

    ホンダは、2026年にアストンマーティンF1チームのワークスパートナーとしてF1復帰。同年から導入される新しいF1パワーユニットレギュレーションで勝利を目指す。

    ホンダは、現在のF1レギュレーションにおいてもレッドブル/アルファタウリに搭載されているF1パワーユニットを製造。レッドブルの車体と組み合わされたストレートスピードの速さで、2021年のマックス・フェルスタッペンのドライバーズタイトル、2022年のレッドブル・レーシング/フェルスタッペンのダブルタイトルを獲得。今年もホンダが開発したF1エンジンがダブルタイトルを獲得することは間違いないと考えられている。

    だが、現在は開発が凍結されているF1パワーユニットは、2026年から次世代のF1レギュレーションへと移行する。

    2026年以降は、MGU-Hが廃止となり、最高出力の50%をエンジン、50%を電動モーターで賄う形となり、現在と比べて出力に占める電気エネルギーの比率が大幅に高められることになる。

    具体的には、2026年からエンジンの出力を抑える一方で、走行するマシンから減速時などにエネルギーを回収して電気エネルギーに変換する、エネルギー回生システム(ERS)の出力を現在の3倍に引き上げ、エンジンとモーターの最高出力が同等となるシステムとなる。

    また、100%カーボンニュートラル燃料の使用が義務付けられ、最大圧縮比が18から16へと下げられ、高額センサー類の廃止、エンジン本体の主要寸法が指定される。

    HRCでホンダF1プロジェクトのLPL(開発責任者)を務める角田哲史は「2026年からのパワーユニット レギュレーションには3つの骨子があります」と説明する。

    「1つ目は電動化の比率が現行のICEとの8:2から5:5になります。2つ目はカーボンニュートラル燃料の導入です。最後にパワーユニットに関してもコストキャップ制度が導入され、効率よく開発していくことが重要になります」

    「モーターは高出力になり、エネルギーも増えます。それによって発熱が増えることになり、どのように処理していくのかがポイントになります」と角田哲史は語る。

    「また、モーターが大きくなると、モーターのイナーシャが大きくなります。それによってクランクシャフトとモーターをつないでいる部分が壊れてしまう。第4期F1の初期でもその部分の信頼性を確保するのに2年以上かかるなど苦労しており、今回もそこは大きなポイントになります」

    「MGU-Hがなくなったので、エネルギーはバッテリーに入れて出すという形になるので、低抵抗化や劣化の少ないバッテリを作ることも重要になります。例えば、バッテリーを10レース使ったときに、できるだけ新品と10レース目で劣化が小さければそれだけ有利になり、350kWのデプロイが切れにくくなります」

    「ICEでは燃焼系が完全に変わります。ホンダのICEは高速燃焼を強みとしてきたましたが、圧縮比や燃料が変わるのでそれが実現しにくくなります。また、燃料が100%合成燃料になるため、気化性が変わります。小さいところにドバって吹いて燃やすのがこれまでのF1のICEでしたが、今後はきれいに吹いて燃やすという形になります。燃料によっても左右されるため、燃料の開発も重要です」

    「また、トルク特性も大きく変わってきます。これまではMGU-Hがターボラグを抑えることに使えていましたが、MGU-Hがなくなったことで、普通のターボエンジンとしてどう作っていくかもポイントとなります」

    「また、これまではICEに高額なセンサーを使っていました。例えば、2021年のエンジンではシリンダーのセンサーに非常に高額なセンサーを使っていましたが、そうしたセンサーの使用は禁止になります。インジェクターも共通部品となり、ボッシュとマレリが入札しようとしています。ホンダとしてはこれまでマレリを使ってきたため、仮にボッシュになればその対応も必要になります」

    特にF1エンジンに関しては、ホンダの現行モデルの強みがいくつか消されるようなルールとなっている。

    そのひとつが高速燃焼だ。「高速燃焼に関しては、与えられた環境の中で作り出したいと思っています」と角田哲史は語る。

    「しかし、すでに説明したとおり、ICEとERSが50:50になるので、両方に力を入れて開発していく必要があります。例えば、モーターは最高出力は決まっており、その中で小さく発熱が少ないものを作るというのが競争領域になります。バッテリーに関しても同様で、10レースを走った後でも新品と同じぐらいの性能を発揮するようなものを作り差別化していくことが重要です。2021年からの採用しているバッテリーをベースに開発しています」

    そして、圧縮比の18から16への変更は特にホンダにとってはマイナス要素となる。

    「数字が下がったのは残念です。ホンダ以外のパワーユニットメーカーの多くは16だと思います。しかし、超えていたメーカーは圧縮比を下げることになる。少なくとも我々は下げられる側です」

    また、基本的な構造が規定されることも「痛手であることは間違いありません」と角田哲史は語る。

    「基本的なジオメトリは、我々とは違う寸法になります。新規参戦メーカーも含めて同じところからスタートすることになります。ですが、第3期、第4期はゼロからスタートして苦労しましたが、今回はある程度の基準からスタートできます」

    最後にエンジンメーカーへのコストキャップもこれまでとは勝手のころなる開発となる。

    「これまでの開発では部品を作ってトライ&エラーを行なってきました」と角田哲史は語る。

    「その上で信頼性の確立などを行なってきましたが、これからは市販車でもやっているようなシミュレーションを利用したモデルベース開発をやっていかなければなりません。また部品の単価に関しても見直していかないといけません」

  • レッドブルF1育成の岩佐歩夢、タイヤ選択が明暗を分けたレースで13位

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢、タイヤ選択が明暗を分けたレースで13位

    レッドブルF1育成の岩佐歩夢は、オーストリア・レッドブルリンクでFIA F2選手権第8戦のスプリントレースを13位で終えた。

    6月30日(金)に予選が行われ、ホンダ・フォーミュラドリーム・プロジェクト(HFDP)のドライバーとして参戦する岩佐歩夢は、2セット目のアタックでベストタイムを更新し6番手に浮上するも、トラックリミットの違反によりタイムを抹消され16番手。スプリントレースでは、8列目16番手から巻き返しを狙った。

    スプリントレースが行われた7月1日(土)は、レース前に小雨が降り、肌寒く不安定な天候となった。午後1時45分、気温17℃、路面温度23℃の下、フォーメーションラップがスタート。路面はウエット部分もあり、各ドライバーのタイヤ選択はソフトタイヤ勢とウエットタイヤ勢がほぼ半々に分かれ、岩佐はウエットタイヤでのスタートを選択した。セーフティカー先導によるフォーメーションラップが2周行われ、レースはスタンディングスタートで始まった。

    レースは1周目からコースアウトするマシンが出る波乱の展開となり、セーフティカーが導入された。このタイミングでウエットタイヤスタートのマシンがタイヤ交換のためピットイン。岩佐はステイアウトし、ポジションを上げ6番手となる。5周目にレースが再開されたが、またすぐにコースアウトするマシンが出て、再びセーフティカーが導入された。岩佐はタイヤ交換のためピットインを行ったが、チームメートと同じタイミングとなり大幅にタイムロス。結局、岩佐は最後尾となる20番手でコースに戻った。

    8周目にレースが再開され、最後尾からの追い上げとなった岩佐は、すぐに2台をパスして18番手となる。その後、10周目、16周目、19周目に前車をパスしてポジションを上げ15番手となった。ファイナルラップでもオーバーテイクを決めて14番手となり27周のレースをフィニッシュ。さらに上位車のタイムペナルティーにより順位が繰り上がり、岩佐は13位となった。

    結果的にソフトタイヤでスタートしてタイヤを交換せずに走り切ったドライバーが上位を占め、タイヤ選択が明暗を分けるレースに。ウエットタイヤでスタートした岩佐はピットインでアンラッキーな面もあり、悔しい結果に終った。

    岩佐歩夢 ホンダF1レース前の雨によるタイヤ選択で明暗別れる。岩佐歩夢は16番手スタートから13位に終わる

    「タイヤ選択がとても難しい状況で、結果的にそれがレースを大きく左右することになりました」と岩佐歩夢はコメント。

    「ピットからグリッドに向かう時はスリックでしたが、すぐに雨が降り始め、グリッド上では雨が降っていましたので、スリックでは危ない状況だと判断しました」

    「今回チームはドライバーの意見を尊重してくれた上での選択でしたので、自分としてはレーダーや状況をミックスして、もっと深く考えるべきだったという反省はあります。レースが始まると雨は上がり、早めにドライコンディションになり、ウエットタイヤでは厳しい状況に変わりました」

    「また、タイヤ交換のタイミングも反省点だったと思います。ただポジションはともかく、レースでのパフォーマンスはポジティブな面もあり、ペースもよかったので、フィーチャーレースに向けて戦略や改善点を詰めて、少しでもポジションを上げることができるように臨みたいと思います」

  • ホンダF1 「2026年以降はレッドブルとの育成プログラム継続は難しい」

    ホンダF1 「2026年以降はレッドブルとの育成プログラム継続は難しい」

    ホンダは、アストンマーティンF1とパートナーシップを開始する2026年以降は、レッドブルとのF1ドライバー育成プログラムを継続することは難しいと認める。

    現在、ホンダが展開する育成プログラム「ホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」とレッドブル・グループが主催するプログラム「レッドブル・ジュニアチーム(Red Bull Junior Team)」で連携し、角田裕毅に続くF1をはじめとした世界のトップカテゴリーで活躍する日本人の若手ドライバーを共同で育成している。

    ホンダがレッドブルと共同で育成しているドライバーの筆頭にFIA-F2に参戦する岩佐歩夢がおり、英国GB3選手権には荒尾創大がレッドブルのジュニアドライバーとして参戦している。

    また、逆にレッドブルは、今季のリアム・ローソン、過去にはピエール・ガスリーなど、F1への待機組がレース勘を失わないようにホンダのサポートで日本のスーパーフォーミュラに参戦させるというパターンもある。

    しかし、HRCの渡辺康治社長は、アストンマーティンF1と提携する2026年からはこの関係を継続することは難しくなると認め、関係を終了する方向で進めてることを示唆した。

    「レッドブル側とやめるという議論はまだしていません」と渡辺康治は語った。

    「これから議論することになりますが、急に全部やめということになると今プログラムいる人に大きな影響が出ます」

    「ただし、2026年から別のパートナーと組むことになったので今の形で続けていくのは難しいと考えています」

    アストンマーティンF1は、昨年末からチームの新しいジュニア アカデミーである AMF1 Driver Development Programmeを設立し、F2王者のフェリペ・ドルゴビッチが所属。今後、ホンダはアストンマーティンのアカデミーと組むことになる可能性がある。

    「もちろんHFDPとして続けていきますが、単独でやっていくのか、新たにアストンマーティンF1と組んでやっていくのかはこれから議論していきます」と渡辺康治は付け加えた。

    ホンダとアストンマーティンF1との提携は、現在、スクーデリア・アルファタウリに参戦している角田裕毅の去就にも影響を与えてくるだろう。現在、レッドブルの契約ドライバーである角田裕毅だが、レッドブル・レーシングへの昇格の兆しは見えておらず、2026年にアストンマーティン・ホンダのドライバー候補に名前が挙げられている。

    予てから角田裕毅はホンダとレッドブルの関係によってF1デビューができたと見る目は多く、また、岩佐歩夢、荒尾創大が各カテゴリーで結果を残したにも関わらず、レッドブル・ジュニアチームから外れることになれば、両者の関係が大きな比重を占めていたことが明確になるだろう。