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  • ホンダ:F1バーレーンテスト 1日目レポート

    ホンダ:F1バーレーンテスト 1日目レポート

    4月2日(火)からバーレーン・インターナショナルサーキットでの2日間にわたるインシーズンテストがスタートした。

    これまで中東では何度もレースが行われてきたが、その中でもウェットコンディションはほとんど見られなかった。しかしテスト初日はその珍しい雨にたたられることになった。

    降雨は想定外であったため、各チームはレインタイヤやインターミディエイトタイヤをピレリに対して事前のリクエストを入れておらず、ハーフウェットの状態でも走行ができない状況が続いた。その結果、全てのチームが貴重な走行時間を4時間以上も失うことになった。

    今日のテスト初日は、ホンダ製PUを搭載するマシンとしては、3台が走行を行った。

    トロロッソ・ホンダは通常のテストに加え、2020年に向けたピレリのタイヤテストに協力するため2台が走行。アレクサンダー・アルボンはチームのテストを担当し71周を走行。タイヤテストを担当したダニール・クビアトは45周を周回した。

    一方で通常のテストのみで1台のみの走行となったレッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンが62周を走り、テストながらも全15人のドライバー中でのトップタイムを記録している。

    明日はトロロッソ・ホンダについては引き続き本日と同じ2人、レッドブル・レーシングについてはレッドブルのジュニアドライバーで、今年日本のスーパーフォーミュラにフル参戦するダニエル・ティクトゥムが走行を担当する。

    本橋正充 (ホンダF1 副テクニカルディレクター)
    「今日から今シーズン初めてのインシーズンテストが始まります。ここまで開幕戦とバーレーンGPの2戦を走り、すでに多くのデータを蓄積してきましたが、ベンチでは得られないデータもあり、我々のPUに関する理解を進められていると思います。今回のテストでは、2レースの中で気付いたこと、発見したことを改めて確認し、今後のレースに向けたセットアップの最適化に取り組んでいきます。具体的には、PUを制御する上でのパラメータ(設定値)について、通常のレース週末よりも変化幅を大きくして走行し、挙動や特性を確認していくプログラムなどを進めていきます。初日の今日はバーレーンではきわめて珍しい雨に悩まされ、多くの走行時間を失ってしまいました。その点では残念な一日だったと感じています。明日、もう1日走行機会がありますので、明日は出来るだけ多くのプログラムを重ね、実りあるテストにできればと考えています。

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    今日のインシーズンテスト初日はまずまずうまく行ったと感じています。唯一、途中雨でセッションがストップしたことは残念ですが、それ以外はおおむね順調な一日でした。今日はできる限りの周回数を稼ぎ、今後のパフォーマンス向上につながるであろうエアロテストのいくつかも完了させることができました。(雨により)予定していたすべてのプログラムを完了することができたわけではないので、それを取り返すために明日は忙しい一日になりそうですが、それでも順調だと思います。タイヤに関する理解も進んでおり、どうすればベストパフォーマンスを出せるかがわかるようになってきていますし、雨に邪魔された割にはいい一日だったと感じています。

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    降雨のためウェットコンディションではありましたが、総合的にはいいテストが行えた一日となりました。多くの周回をこなし、レースウィークでのパフォーマンスについてさらに理解を深めることができました。学びが多く、ポジティブな一日になったと思います。レースウィークの週末はあっという間に過ぎていきますし、マシンについて理解を深められる機会はあまり多くないので、今日のような一日はとても貴重です。レースウィーク中に「なぜリアグリップうまく作用しなかったか」を知ることができたので、これから改善していけるはずです。今日は本当にたくさんの収穫があったテスト初日となりました。

    関連:F1バーレーンテスト 1日目 結果 | マックス・フェルスタッペンがトップ

  • レッドブル、RB15の性能を解放する“魔法のパスワード”探しに集中

    レッドブル、RB15の性能を解放する“魔法のパスワード”探しに集中

    レッドブル・レーシングは、ホンダのF1エンジンよりもRB15のシャシーを改善することが先決だと考えており、スイートスポットのロックを解除するための“魔法のパスワード”を見つけられることを願っている。

    マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーは、レッドブル・ホンダ RB15から一貫して最大限のパフォーマンスを披露することに苦労している。それはRB15のセットアップのウインドウが狭く、パフォーマンスを最大限に発揮してタイヤを機能させることができていないことに起因する。

    開幕戦オーストラリアGPで3位表彰台を果たし、第2戦バーレーンGPで4位入賞を果たしたマックス・フェルスタッペンもRB15のハンドリングにフラストレーションを抱えており、今年からレッドブル・ホンダに移籍したピエール・ガスリーはまだQ3進出を果たしていない。

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、現状のRB15はドライバーを難しい状況に追い込んでいると認める。

    「現時点でトリッキーなマシンになってしまっている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「我々の作動ウインドウはかなり狭い。マックスは非常にうまく対処しているが、ピエールにとってはより厳しい状況となっている。適応できると確信しているがね」

    クリスチャン・ホーナーは、バーレーンの週末に改善が必要な部分が浮き彫りになったと述べ、火曜日と水曜日に実施されるインシーズンテストで取り組む必要のある箇所がいくつかの指標が得られたと語る。

    テストについてクリスチャン・ホーナーは「完璧なタイミングだ」とコメント。

    「もっと多くのパフォーマンスを見い出す必要がある。今週末はフェラーリは非常に強かった。メルセデスが1-2を達成したのはラッキーだったが、フェラーリは支配的だった」

    「フェラーリに対しての我々の強み/弱みがどこにあるのかを理解することが非常に重要だ」

    「一旦ウインドウに入り、特にこれらのタイヤでは…彼らは2週間前とは別のチームに見えた。メルセデスはその反対だった」

    「とにかく魔法のパスワードが何であるかを理解することが重要だ」

    クリスチャン・ホーナーは、バーレーンではフェラーリのストレートスピードにはホンダに対して明らかなパワーアドバンテージがあったことを認めつつも、ホンダがそれを妨げている要因だとは思っていないと語る。

    「フェラーリは彼らが異なるギアを選択したかのようだ」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「彼らのストレートでのパフォーマンスはかなり印象的だった。シャシー側でもっと解決していかなければならない。エンジンは順調に進歩を果たしている」

    「我々の大きな焦点はタイヤの問題を理解し、マシンを優れた作動ウィンドウに入れることにある」

    レッドブルは何が必要かを理解するために開幕2戦で多くのセットアップの方向性を実験した。

    それらの試みのいくつかはうまくいかなかったが、クリスチャン・ホーナーはチームがクルマに対する理解を深めるために価値のあることだったと語る。

    「このような問題を追及しながら、問題を抱えたまま動いているとき、これまでは他のエリアを批判してきた」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「我々は今週末からたくさんの良いデータを得ることができたし、我々が焦点を合わせる必要のあるエリアを理解し始めている」

  • マックス・フェルスタッペン 「現状のRB15ではタイトルに挑戦できない」

    マックス・フェルスタッペン 「現状のRB15ではタイトルに挑戦できない」

    マックス・フェルスタッペンは、少なくとも今のレッドブル・ホンダ RB15は2019年のタイトルを争えるマシンではないと認める。

    レッドブル・ホンダは、開幕戦で3位表彰台を獲得する好スタートを切ったが、第2戦ではフェラーリとメルセデスがまだ先行していることが浮き彫りになった。

    レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「ホンダのエンジン側よりもシャシー側の問題が大きい」と認めている。

    F1バーレーンGPではセーフティカーによって表彰台を逃すことになったマックス・フェルスタッペンだが、4位以上の順位に“値するとは思わない”と繰り返している。

    「これまで最も難しいレースのひとつだった」とマックス・フェルスタッペンは Ziggo Sport にコメント。

    リアタイヤのグリップに苦戦していたマックス・フェルスタッペンは「とにかくスピードがなかったし、本気で攻めることができなかった。何が問題かわからない限り、状況がうまくいかないことは今後も起こり得る」と語る。

    また、マックス・フェルスタッペンは、フェラーリのシャルル・ルクレールの台頭を悩ましく思っていはいないと語る。

    「あまり僕には関係ないことだ」とマックス・フェルスタッペンは主張。

    「実際、F1にもっと多くの新しい才能がやってくることの方が重要だと思っている。彼はカートで最速のひとりだった」

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・ホンダには“もっとスピードが必要”だと認めるが、まだ2019年の勢力図が明確になったとは言い切れないと主張する。

    「バーレーンでフェラーリはとても強かったし、メルセデスはラッキーだった」とクリスチャン・ホーナーは Algemeen Dagblad にコメント。

    「我々の現状を知るためには、フェラーリがなぜあれほど強かったかを知る必要がある。完全に異なるチームのように思えた。メルセデスにも同じことが言える」

    「現時点で我々はタイヤを最大限に生かせてはいない。だが、ドライバーはクルマから最大限を引き出していると思っている。彼らの話を聞けば、彼らはクルマにあまり満足していない」

  • ホンダF1 「パワーユニットを制御する設定値を最適化する作業を実施」

    ホンダF1 「パワーユニットを制御する設定値を最適化する作業を実施」

    ホンダF1の副テクニカルディレクターを務める本橋正充が、F1バーレーンテスト初日の作業を振り返った。

    今日のテストでは、ホンダ製パワーユニット(PU)を搭載するマシンとしては、3台が走行を実施。トロロッソ・ホンダは通常のテストに加え、2020年に向けたピレリのタイヤテストに協力するため2台が走行。

    アレクサンダー・アルボンはチームのテストを担当し71周を走行。タイヤテストを担当したダニール・クビアトは45周を周回した。

    一方で通常のテストのみで1台のみの走行となったレッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペンが62周を走り、テストながらも全15人のドライバー中でのトップタイムを記録している。

    「今日から今シーズン初めてのインシーズンテストが始まります」と本橋正充はコメント。

    「ここまで開幕戦とバーレーンGPの2戦を走り、すでに多くのデータを蓄積してきましたが、ベンチでは得られないデータもあり、我々のPUに関する理解を進められていると思います」

    「今回のテストでは、2レースの中で気付いたこと、発見したことを改めて確認し、今後のレースに向けたセットアップの最適化に取り組んでいきます。具体的には、PUを制御する上でのパラメータ(設定値)について、通常のレース週末よりも変化幅を大きくして走行し、挙動や特性を確認していくプログラムなどを進めていきます」

    「初日の今日はバーレーンではきわめて珍しい雨に悩まされ、多くの走行時間を失ってしまいました。その点では残念な一日だったと感じています。明日、もう1日走行機会がありますので、明日は出来るだけ多くのプログラムを重ね、実りあるテストにできればと考えています」

    関連:F1バーレーンテスト 1日目 結果 | マックス・フェルスタッペンがトップ

  • マックス・フェルスタッペン 「バーレーンでのRB15には速さがなかった」

    マックス・フェルスタッペン 「バーレーンでのRB15には速さがなかった」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1バーレーンGPでのマシンには“一発の速さがなかった”とし、決勝は“生き残っただけ”のレースだと感じていると語った。

    マックス・フェルスタッペンはF1バーレーンGPを4位でフィニッシュ。シャルル・ルクレール(フェラーリ)のトラブルによって2戦連続で表彰台の可能性があったが、セーフティカーによってそのチャンスは阻まれた。

    しかし、マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・ホンダ RB15にはペースが欠けており、表彰台は“相応しくなかった”のであまりがっかりはしていないと語る。

    予選ではマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーともにマシンに満足していないと述べていた。

    レースではマシンは良くなっていたかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「いいや、まったく良くなっていなかった。オーバーステアが酷かった」とコメント。

    「良さそうだと感じていたシングルラップのペースはなかった。とにかく生き残って、すべてのスティントを終えて完走するだけのレースだった」

    開幕戦では優勝したバルテリ・ボッタスの22秒後方の3位でフィニッシュしていたマックス・フェルスタッペンだったが、バーレーンではトップを走行していたフェラーリのシャルル・ルクレールが残り10周でシリンダー問題に見舞われる前の時点で、すでに30秒以上の差をつけられていた。

    「予選にむけて行われたセットアップの変更は間違った方向だったし、そのあとに変更することはできないので、レースでも良くなかった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「とにかくグリップに苦労していたし、スライドが多かったので、最後までタイヤを管理していた」

    第2戦を終え、マックス・フェルスタッペンは、ドライバーズ選手権で首位のバルテリ・ボッタスから17ポイント差の3位につけている。

    「予想よりも多くのポイントを獲得できた。その点では僕たちは結果を最大化できたと思う」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「ただ我々はもっとうまくやらなければならない。チャンピオンシップは長いし、今は厳しい時間を過ごしている」

    「あまりに多くのポイントを落とさないようにしなければならない。まだ何も起こってはいない。でも、僕たちは改善しなければならない」

    マックス・フェルスタッペンは、日曜日の夕方に吹いた強風は“間違いなく助けにはならなかった”が、それによって悪化したかどうかはわからないと語っているが、レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、風が要因だったと確信しているようだ。

    「風が我々に悪影響を与えたと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「それが他のチームよりも大きかったか、小さかったかはわからないが、我々にはかなりの影響を与えていたように思う」

    「とにかく我々は予選でもレースでもタイヤを最大限に引き出すことができなかった。ドライバーはクルマから最大限を引き出すために良い仕事をした。だが、彼らのコメントを聞くときと、現時点ではクルマの実力を発揮できる満足のいくウインドウには入っていない」

    F1バルセロナテストやメルボルンでの開幕戦からそのヒントがあったかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「はっきりとした兆候を得ている」とコメント。

    「もちろん、バルセロナは1カ月前だ。より多くのデータ、より多くの情報があり、今後数カ月で前進させるためにそれをいかに使うかが重要であり、発展していくのは明らかだ」

  • ピエール・ガスリー 「去年のトロロッソの方がドライビングに合っていた」

    ピエール・ガスリー 「去年のトロロッソの方がドライビングに合っていた」

    ピエール・ガスリーは、現時点ではまだレッドブル・ホンダ RB15への適応に苦労しており、“昨年のトロロッソの方が自分のドライビングには合っていた”と語る。

    今シーズン、ダニエル・リカルドの後任としてトロロッソからレッドブル・レーシングに移籍したピエール・ガスリーだが、これまでのところレッドブルのF1マシンで苦戦を強いられている。

    冬季テストでは不必要なクラッシュを喫し、開幕戦では予選Q1で敗退してノーポイントで終えたことで、一部ではすでにダニール・クビアトとの交代を推す声も聞かれたほど。

    F1バーレーンGPでもQ2で敗退し、トロロッソのルーキーであるアレクサンダー・アルボンよりも後ろのグリッドからスタートすることになったピエール・ガスリーだが、決勝では8位入賞を果たし、少なくともポイントを獲得した。

    「ポジティブだ。でも、難しい週末だった。クルマを快適に感じることができていないからね」とピエール・ガスリーはコメント。

    「昨年のトロロッソと比べてクルマに適応していなければならない。トロロッソの方が僕のドライビングに合っていた。現時点ではちょっとパッセンジャーのように感じている」

    レッドブルはパフォーマンスを発揮できないドライバーには特に厳しい環境だが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、バーレーンでピエール・ガスリーは良い走りをしていたと語る。

    「彼は数名のドライバーをオーバーテイクしていたし、特にグランプリ後半にクリーンエアーに出たときは良いペースを発揮していた」とクリスチャン・ホーナーは語る。

    「それは彼に自信を与えるだろう。予選でうまくいき始めれば、すぐに彼の人生は楽になるはずだ」

    クリスチャン・ホーナーは、レッドブルの2019年F1マシン『RB15』が運転が容易なマシンではないと認める。

    「事実上、セッティングの非常に狭いレンジでしか機能していないように思う」とクリスチャン・ホーナーは語る。
    「マックスはそれほど問題を抱えてはいないが、ピエールがそこに苦戦しているのはかなり明らかだ。だが、彼は最終的にそれを克服すると確信している」

  • レッドブル、終了間際にダブルリタイアのルノーF1を皮肉る

    レッドブル、終了間際にダブルリタイアのルノーF1を皮肉る

    レッドブル・レーシングのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1バーレーンGPのレース終了間際にダブルリタイアを喫した元エンジンパートナーのルノーを皮肉った。

    レッドブル・レーシングは、昨シーズン限りでルノーのF1エンジンを捨て、今年からホンダのF1エンジンを搭載。開幕戦オーストラリアGPではマックス・フェルスタッペンが3位表彰台を獲得して幸先の良いスタートを切った。

    F1バーレーンGPでもシャルル・ルクレールがエンジンにトラブルを抱えてスローダウンしたことで再び表彰台を獲得するチャンスがあった。

    しかし、ラスト2周でトップ10圏内を走行していたルノーのダニエル・リカルドとニコ・ヒュルケンベルグが相次いでエンジントラブルでコース上でストップ。セーフティカーが導入されたことで追い越しは許されず、マックス・フェルスタッペンは4位のままチェッカーを受けることになった。

    レース後、クリスチャン・ホーナーは、ルノーとのパートナーシップを解消してもなお、チャンピオンシップへの挑戦は妨げられると皮肉った。

    「残念ながらルノーが故障したことで我々が表彰台に上がることはなった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「皮肉なものだ。ルノーがクルマの中にあろうが、外にあろうが関係ない」

    ホンダのF1エンジンの初期の兆候には励まされているものの、メルセデスとフェラーリとのギャップを埋めるためにはもっと多くのことが必要だと語る。

    「もっとパフォーマンスを見出す必要がある。フェラーリは今週末ここで非常に強かった。メルセデスは1-2でフィニッシュした。今週末はフェラーリが優勢だった。だから、我々がどこにいるか、そして、フェラーリに対しての長所と短所を理解することが非常に重要だ」

    クリスチャン・ホーナーは、今週末レッドブルが直面した最大の問題はタイヤであるとし、フェラーリの復調がタイヤを使いこなすことが競争力のためにいかに重要かを示していると述べた。

    「特にタイヤをウインドウに入れると言う点でフェラーリは2週間前とは別のチームのようだったし、メルセデスはその逆だった。その魔法が何であるか理解しなければならない・・・」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

    「我々は予選でもレースでもタイヤを最大限に引き出すことができなかった。風の影響をどの程度あったか? それは言うのは難しいが、ドライバーは良い仕事をしてくれたと思う。だが、彼らのコメントを聞くと、彼らは現時点のクルマのウインドウには満足していない」

    関連:F1バーレーンGP 結果:波乱のレースをルイス・ハミルトンが制す

  • ホンダ:F1バーレーンGP 決勝レポート

    ホンダ:F1バーレーンGP 決勝レポート

    2019年のF1世界選手権の2戦目となるバーレーンGPは、パワーユニット(PU)にトラブルを抱えリタイアするマシンが続いた中で、ホンダ製PUを搭載した4台がすべて完走を果たし、そのうち3台がポイント獲得を果たした。

    5番グリッドからスタートしたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、スタート直後にマクラーレンのカルロス・サインツに先を行かれるものの、すぐにポジションを奪い返し、5番手で走行を続けた。

    各車2ストップ作戦を採る中で、いち早くピットインする戦略により、一時はメルセデスのバルテリ・ボッタスを抜いて4番手に上昇したものの、その後再度オーバーテイクされた。37周目に2位を走っていたフェラーリのセバスチャン・ベッテルがスピンとフロントウイング破損によって順位を落としたことで4番手に浮上。その後もボッタス選手を追いかける展開が続いた。

    残り10周となった47周目、トップを走るフェラーリのシャルル・ルクレールのPUにトラブルが発生してペースダウン。フェルスタッペンは30秒以上あった差を1周約5秒のペースで詰めていった。あと2秒差まで迫り、2戦連続の表彰台がほぼ確実と思われた55周目、残り2周で他車のトラブルによるイエローフラッグとセーフティカーが導入された。その結果、レースは追い抜きが禁止された状況で全車チェッカーフラッグとなり、フェルスタッペンは惜しくも4位でレースを終えた。

    13位のポジションからスタートしたピエール・ガスリーは、なかなかペースが上がらない中でも我慢強くレースを続けた。特に2スティント目のソフトタイヤを上手にマネージし、いくつかのオーバーテイクを見せながら30周持ちこたえたことが奏功し、最終的には今季初ポイントとなる8位でレースをフィニッシュした。

    トロロッソ・ホンダのルーキー、アレクサンダー・アルボンは12番グリッドからスタートしながら、波乱のレースを完走。一時はガスリーをオーバーテイクするなど力強い走りを見せ、2戦目にしてキャリア初入賞。初めてのポイントを獲得した。

    一方のダニール・クビアトは、12周目にアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィと接触してスピンを喫し、後方からレースを展開する形になった。懸命な追い上げを見せたが、ポイント獲得には至らず、12位でレースを終えた。

    ホンダ製エンジンを載せるマシンが3台トップ10入りするのは、2006年第18戦ブラジルGP以来、3台のポイント獲得は1991年の開幕戦米国GP以来となる。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日はタフなレースになりました。しかし、4台とも完走を果たし、3台がポイント獲得することができました。PUとしては週末を通してトラブルフリーで走り抜き、それがこの結果につながったと感じています。アストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン選手については今日も素晴らしい走りを見せてくれました。ラスト2周でのセーフティカー導入がなければ、2戦連続の表彰台が獲得できたのではないかと思うだけに、非常に残念です。一方のガスリー選手は終始苦しいレースが続きましたが、タイヤをうまくマネージし、入賞を果たしてくれました。スクーデリア・トロ・ロッソについては、デビューから2レース目で初ポイントを獲得したアルボン選手におめでとうと伝えたいです。昨日もいい走りを見せてくれましたし、今日もいくつかのオーバーテイクを含めて粘り強い走りを見せ、ポイントを獲得してくれました。クビアト選手については接触もあり不運な展開となりましたが、レースでは速さを見せていましたし、今後を楽しみにしています」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ/9位)
    「とても忙しなく過ぎた一戦でした。どの瞬間も誰かとバトルをし、常にすべきことに追われていたような気がします。 1コーナーで思い切って飛び込めず、ベストなスタートとはなりませんでしたが、気を取り直してレースを続けました。戦略もうまくいき、スタートタイヤでのペースも悪くなかったと思います。レース終盤に後退したチームのおかげで順位が上がるという幸運にも恵まれました。風のせいでマシンの挙動を予想するのが難しい状況ではありながら、レースで力強さを見せることができたのではないでしょうか。ただスタートがうまく決められなかったことが悔しいです。前のマシンをオーバーテイクしようとして接近するとタイヤがオーバーヒートしてしまうので、追い抜きに苦戦したレースでした。しかし沢山の経験ができ、楽しめました。F1で初めてのポイントを獲得できたことがとてもうれしいです。次の中国GPも、引き続きこのいいペースを保って迎えたいと思います」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ/12位)
    「もっといい結果を出せたはずであった昨日の予選しかり、このレースウイークはどこかまとまりのない週末となってしまいました。スタートでホイールスピンをしてしまい、1周目で集団の後方に下がってしまいました。失ったポジションを取り戻すためには懸命な努力が必要であり、レース中に起きたいくつかの問題がなければ、よりよい結果となっていたかもしれません。今日の決勝中のペースにはいい手応えを感じてしたので、ジョヴィナッツィ選手との接触によってスピンをしてしまったのはとても残念でした。今週末は思った通りの強さを見せることができませんでしたが、色々なことを学べた一戦であったはずです。次の中国GPまでにすべてをまとめて、いいレースにできるように準備をしたいと思います」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ/4位)
    「今日の決勝をポイント獲得で締めくくり、最善の結果を出すことができたと思います。特に強風のコンディションの中、ペースがあまりつかめずリアタイヤのグリップにも悩まされていたにもかかわらず、4位でレースを終えることができたのは悪くない結果だったのではないでしょうか。マシンがスライドしてしまい制御するのは簡単ではありませんでしたが、他に方法がなかったと思います。マシンの限界までプッシュしましたが、オーストラリアではもっとうまくできていたことがここでは難しく感じました。表彰台まであと一歩でしたが、今日の決勝は理想的なペースで戦えずにいたので妥当な結果であったと感じています。ルクレール選手は残念な結果になってしまいましたが、表彰台を獲得できたことはせめてもの救いだと思います。そして僕自身も4位という結果に落胆しているわけではありません。マシンについて学ばなければならないことがたくさんあるので、ファクトリーに戻ってからこのレースウイークで起こったことを分析していきます。次の中国GPでは上位との差をさらに縮められるよう準備して戦いたいと思います。今回は僕らのウイークにはなりませんでした」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ/8位)
    「今日の決勝は難しい一戦となり、まだマシンの仕上がりに満足しているとは言えません。プッシュしようとすると、マシンのリアとトラクションを制御するのが難しい状態にありました。マシンの力を最大限に発揮し、自信を持ってレースに挑めるよう、エンジニアとどの点を改善していけばいいのかを追及していく必要があります。現時点では、思ったようにプッシュができないと感じています。マシンはそれぞれの特性があり、努力して慣れていくしかないので、引き続きチームと共に自分のドライビングスタイルにより合うセットアップを見つけていきたいと思います。しかし、結果的にはポジティブな一日でもあったと思います。スタート後のマシンの感触は改善が見られ、ポイントを獲得してレースを終えることができました。今後はどの部分を改良していけるのかを見つけることが必要です。次の中国GPではさらに力強さを見せられるよう、できる限りのことをして準備をしていきたいと思っています」

    関連:【動画】 F1バーレーンGP 決勝 ハイライト

  • トロロッソ・ホンダ 「パッケージは優れているので前向きでいるべき」

    トロロッソ・ホンダ 「パッケージは優れているので前向きでいるべき」

    トロロッソ・ホンダのF1チーム代表フランツ・トストとテクニカルディレクーのジョディ・エギントンが、2019年 第2戦 バーレーンGPの決勝レースを振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、アレクサンダー・アルボンが9位でフィニッシュしてF1初ポイントを獲得。ダニール・クビアトは接触に巻き込まれるなどもあってポイント争いに絡むことができず、12位でレースを終えた。

    「まず何より、F1でわずか2戦目で初ポイントを獲得したアレクサンダー・アルボンを祝福したい。彼は素晴らしいパフォーマンスを披露した。特にレース終盤のタイヤのマネージングは見事だった。彼は本当に良い仕事をしたし、9位に相応しい」とフランツ・トストはコメント。

    「ダイールはいくつかインシデントに巻き込まれてしまった。最初のジョビナッツィとの事故でスピンを喫して、多くのタイムを失った。そのあと、ピットレーンでスピード違反をとられてさらに5秒を失った。結果として、彼はレースでポントを争うことができなかった」

    「全体的にバーレーンでの週末を通して我々は一貫して7番手から10番手の間にいたが、残念ながら、予選ではいくつかのミスによってすべてをまとめることができなかった。だが、レースではスピードを取り戻すことができたし、パッケージは優れているのでポジティブなままでいる必要がある」

    「これからすぐに1000戦目のグランプリとなる中国のための準備に取り掛かる」

    ジョディ・エギントンは「今夜は我々や他チームのいくつかにとってなイベントフルなレースだったが、全員が一生懸命に仕事をしていたの喜んでポイントを受け入れたい」とコメント。

    「両方のドライバーは素晴らしいスタートとはならなかったし、1周目の終わりにはミッドフィールドトレインの後方になってしまった。これ以降、とにかく可能な限りプッシュし、必要なときにマネージングし、前進を試みた」

    「ダニーのレースは、ジョビナッツィとの接触、ピットレーンのスピードペナルティと、さらにイベントフルだった。それにより、ペースは非常に強力だったものの、2つのインシデントから挽回して、ポイント争いに戻ることは不可能となってしまった」

    「アレックスは懸命に頑張ったし、特にトリッキーなレースコンディションでの彼のレースと初ポイントを獲得したことに満足しているはずだ」

    「我々はすでにい中国に気持ちを切り替えている。中国では予選とレースの両方でさらにミッドフィールドは接戦になると予想している」

    関連:F1バーレーンGP 結果:波乱のレースをルイス・ハミルトンが制す

  • マックス・フェルスタッペン 「今日は表彰台には値しなかった」

    マックス・フェルスタッペン 「今日は表彰台には値しなかった」

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1バーレーンGPの最後にセーフティカーが入らなければ、トラブルに見舞われたシャルル・ルクレールを抜いて再び表彰台を獲得するチャンスはあったが、自分は表彰台に上がるに相応しくなかったと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、今週末を通してペースを発揮できず、レースでもフェラーリとメルセデス、そして、ミッドフィールドとの間の5番手で孤独なレースを進めていた。

    だが、セバスチャン・ベッテルがスピンアウトし、シャルル・ルクレールがエンジントラブルに見舞われたことで最後は表彰台に近づいていた。3番手のシャルル・ルクレールは1周あたり5秒遅く、ストレートで40km/hを失っていたが、それでもレースを続行していた。

    しかし、55周目にルノーの2台が同時にPUトラブルでコース上にストップしてセーフティカーが導入されたことで、オーバーテイクは許されず、そのままレースは優勝。マックス・フェルスタッペンは4位でレースを終えた。

    「もしセーフティカーが入らなければ、僕たちはルクレールから表彰台を奪っていただろう」とマックス・フェルスタッペンは Ziggo Sport にコメント。

    「でも、僕たちは今日ここで表彰台には値なかった。風も助けにはならなかったし、絶えずオーバーステアだった」

    「ポイントを獲得できてよかったよ。特にこんなに厳しい週末だっただけにね。4位は良い結果だ」

    関連:F1バーレーンGP 結果:波乱のレースをルイス・ハミルトンが制す