タグ: ホンダ

  • ホンダ F1 「予想通りの厳しいレース」 / F1イタリアGP

    ホンダ F1 「予想通りの厳しいレース」 / F1イタリアGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1イタリアGPの決勝レースを振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「ここモンツァのレースは、予想通りの厳しい結果となりました。予選と比較してレースは安定したいいペースだったので、レース全体としてはよかったと思いましたが、上位陣を脅かすだけの力はなく、残念ながらポイント圏外でのフィニッシュとなりました」

    「ドライバーとチームは堅実なオペレーションで、実力通りの力を発揮していますので、ここモンツァというタフなサーキットでのレースで完走できたことを前向きに捉え、次戦のシンガポールではもっと力を発揮したいと思います」

    関連:F1イタリアGP 結果:ニコ・ロズベルグが2連勝

  • 道上龍、2レースともに完走 / WTCC 第9戦 日本

    道上龍、2レースともに完走 / WTCC 第9戦 日本

    9月4日(日)、ツインリンクもてぎ(栃木県)にて、WTCC(世界ツーリングカー選手権)第9戦日本ラウンドの決勝レースが行われた。

    予選10番手までがリバースグリッドとなるオープニングレースで、今回スポット参戦となる道上龍(Honda Racing Team JAS)はオープニングラップで12番手となり、5周目を終えて11番手に浮上。その後はポジションを守りきり、11位でフィニッシュした。

    予選順位通りのグリッドで行われるメインレースでは、道上は15番グリッドから一つ順位を上げたものの、後続にポジションを奪われ、17位でレースを終えた。

    オープニングレースでは「ホンダ・レーシング・チーム・ヤス(Honda Racing Team JAS)」のノルベルト・ミケリスが優勝し、Honda Civic WTCCは今シーズン4勝目を達成した。2位にロブ・ハフ、3位にティアゴ・モンテイロと、「カストロール・ホンダ・ツーリングカー・チーム(Castrol Honda World Touring Car Team)」の2人が続き、Honda Civic WTCC勢が表彰台を独占。メインレースでは、4番グリッドからスタートしたモンテイロがポジションを一つ上げて3位表彰台を獲得した。

    道上龍 (11位/17位)
    「準備不足の部分もありましたが、いろいろなバックアップをしてもらい、なんとか2レースを走りきれました。完走を目標としていたので、その点はよかったです。久しぶりのレースでしたが、オープニングレースを走り終えたあとで“まだ走れるのかな”という感覚がありました。また、メインレースでは、暑さ対策にクールスーツを使っていましたが、序盤に効かなくなってしまい、スイッチを切ったらかえって熱い水が回り、身体が苦しくなってペースダウンしました。それだけでなく、メインレースでセットアップを変えてきているマシンが多く、周囲のペースについていけないない部分もありました。接触などWTCCならではの激しさを経験しましたし、わずか13〜14周のレースの中に、マシンの変化やタイヤの使い方などいろいろな要素が詰まっていて、それらをどう克服して走りきるか、という点は難しかったです。まだ合わせきれていない部分もあり、もし今後も乗るようなことがあれば、そこは課題だと思います。マシンの変化への対応については、明確なものはまだ見つけられていません。前を走っているドライバーを見ていても、アウトに振ったり、インについたり、バトルをしながらいろいろと工夫しているようです。印象としては、SUPER GTやスーパーフォーミュラよりもタイヤの使い方が難しいかもしれません。すごく気を遣わなければならないです。特にパワーのかけ方やアクセルコントロールが難しかったです。エンジニアからいろいろ教えてもらいましたが、なかなかすぐにマスターするのは難しいですね。難しかったですが、いい経験をさせてもらったと思います」

    堀内大資 (Civic WTCC開発プロジェクトリーダー)
    「オープニングレースで表彰台を独占し、メインレースでもモンテイロ選手が3位を獲得。日本での戦いでいい結果が出せたことをうれしく思います。もちろん、メインレースでの優勝が目標でしたので、すべて満足というわけではありません。やはり予想以上にハンディウエイトの影響が大きく、予選で好位置を得られなかった点は反省です。レースでは、厳しいことが予想されたブレーキへの対応がしっかりできて、予選ほどライバルとの差はなく戦えたことは、大きな収穫でした。道上選手は初めてのレースでしたので、なかなかかみ合わないことがありましたが、彼の速さ、ポテンシャルの高さはほかのドライバーもチームも認めています。それをちゃんと披露し、クールスーツのトラブルにもかかわらず最後まで走りきってくれましたし、またこのレースの難しさを、我々に改めて教えてくれました。最後に、日本の多くファンの皆さんに、力強い応援をいただいたことに感謝します。ありがとうございました」

  • ホンダ F1 「ジェンソンの決断をリスペクトし、信頼している」

    ホンダ F1 「ジェンソンの決断をリスペクトし、信頼している」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダの2017年のドライバーを務めるフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーン、そして、開発面で新たな役割を果たすことになったジェンソン・バトンというラインナップについて語った。

    「まず始めに、ジェンソンが引き続き我々の開発を担ってくれることをうれしく思います」と長谷川祐介はコメント。

    「彼がホンダファミリーの一員になるのは、これで通算8年目になります。この2年間はとてもチャレンジングでしたが、一流のレーシングドライバーとして貢献してくれたお陰で、ここまで大きな進歩を遂げることができたことに感謝します。我々は、彼がチームとの仕事を続けてくれることを最大にリスペクトし、信頼しています。彼の知識や技術は、これからもパワーユニットやシャシーの性能を最大レベルまで引き上げてくれると確信しています」

    「2017年のレースドライバーとなるフェルナンドとストフェルは、とても意欲的で、かつ速い、最高のコンビネーションだと思います。本日発表した3名ドライバー体制という新しい試みは、とてもバランスの良い体制ですから、必ずや良い結果につながるでしょう」

    「フェルナンドと共に戦ったこの2年間、彼のお陰で我々の開発は凄まじいスピードで進んだので、1日も早く良い結果につながるように頑張ります」

    「最後に、新たにレースドライバーとなるストフェルを心から歓迎します。今年既にF1やスーパーフォーミュラですばらしい結果を残していますから、2017年シーズンを一緒に戦うことが、今からとても楽しみです」

    関連:マクラーレン・ホンダ、2017年のストフェル・バンドーンの起用を発表

  • ホンダ 「苦戦はわかっていたが残念な結果」 / F1イタリアGP 予選

    ホンダ 「苦戦はわかっていたが残念な結果」 / F1イタリアGP 予選

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1イタリアGP予選を振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「当初からモンツァでの週末は、厳しい戦いを強いられると予想していましたが、本日の予選でフェルナンドが13番手、ジェンソンが15番手という結果に終わったことは、やはり残念でした」

    「マクラーレン・ホンダの両ドライバーは本日のFP3および予選ですばらしい走りを見せてくれたものの、このパワーサーキットの特性上、メルセデス・エンジンを搭載した8台のマシンとは、ストレートで大きく離されていたことがタイム差の要因となってしまいました」

    「ロングランペースは安定していることと、レースではタイヤを自由に選択できるメリットを生かし、ポイント獲得のための戦略をチームと検討し、明日に向けて準備します」

    関連:F1イタリアGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション

  • 道上龍、予選は15番手 / WTCC 第9戦 日本

    道上龍、予選は15番手 / WTCC 第9戦 日本

    9月3日(土)、WTCC(世界ツーリングカー選手権)第9戦日本ラウンドの予選が栃木県のツインリンクもてぎで行われ、スポット参戦した「ホンダ・レーシング・チーム・ヤス(Honda Racing Team JAS)」の道上龍は予選15番手だった。

    道上龍は、Q1で一時3番手タイムを記録するものの、その後タイムを伸ばすことができず、最終的に15番手となりQ1を突破することはできなかった。

    道上龍(15番手)
    「フリー走行までは、ほかのHonda勢について行くことはできましたが、予選になると彼らのタイヤの使い方やマシンの走らせ方、ライン取りなどが自分のイメージとは違うことがデータに表れていました。思ったほどタイムを上げることができず、難しい予選でしたが、自分の中では楽しめたと思います。決勝はトップドライバーの走りを後ろから見ながらの走行となりますが、とにかくリタイアせず、完走を目標にがんばりたいと思います。オープニングレースを最後まで走り切ることでなにが足りなかったのか、こうしたいというのをメインレースにつなげられると思うからです」

    堀内大資 (Civic WTCC開発プロジェクトリーダー)
    「ツインリンクもてぎでの日本戦に向けて、車体、エンジンともにコースに合わせたセットアップをして臨みました。具体的にはタイトなコーナーをクイックに回れるような足回りのセットと、エンジンに関してはALS(アンチラグシステム)のセッティングを、よりアクセルレスポンスをよくする方向にしています。今回は80?のウエイトハンデとなり、予想以上に影響がありました。もてぎのコースはストップ&ゴーが多いことが特徴ですが、このコース特性がウエイトの影響を大きくしたのだと思います。予選については、道上選手がQ1を突破できなかったことは残念な結果でした。テスト、フリープラクティスを通してだいぶマシンにも慣れて、道上選手本人もいい感触だったのですが、やはり最後ではコンマ数秒のタイムを削るレギュラードライバーたちにはわずかに及びませんでした。ハフ選手、ミケリス選手については、Q2の終盤の状況を見て、オープニングレースのフロントローを狙いました。モンテイロ選手はQ3に進み、がんばりをみせてくれました。レースは厳しくなることが予想され、ブレーキ、タイヤなどのマネージメントが勝敗のカギを握るでしょう。両レースともに期待のできるポジションを得ましたので、日本のファンの皆さんの声援にお応えできるようにがんばります」

  • ホンダ F1 「パフォーマンスは良い兆候」 / F1イタリアGP 初日

    ホンダ F1 「パフォーマンスは良い兆候」 / F1イタリアGP 初日

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1イタリアGP初日のフリー走行を振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「今日のフリープラクティスセッションは両方とも非常に忙しかったですし、クルマのバランスをローダウンフォースセットアップとパワーユニットに合わせ、モンツァの速いサーキットに適応させることに集中しました」

    「FP1の最終ラップでフェルナンドのギアがコネクターのハイドロリック漏れによってエンゲージしませんでした。我々は2つのセッション間にその小さなパーツを交換しました。メカニックの素早い仕事によって、わずかな遅れだけでまた忙しいFP2の走行セッションに彼を送り出すことができました」

    「全ての金曜日と同じように、他チームと比較した我々のパフォーマンスを見極めるのは難しいですが、このパワーユニットで集団の真ん中に留まることができたのは良い兆候です。今日は多くのデータを集めることができたので、明日の最終プラクティスセッションと予選にむけてパワーユニットを分析し、適用させていくことに懸命に取り組んでいきます」

    関連:
    ・F1イタリアGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
    ・F1イタリアGP フリー走行1回目:ニコ・ロズベルグがトップタイム

  • ジェンソン・バトン 「今のホンダのデプロイメントはF1でベスト」

    ジェンソン・バトン 「今のホンダのデプロイメントはF1でベスト」

    ジェンソン・バトンは、現在のマクラーレン・ホンダのエンジンにはF1で最高のデプロイメントを生み出す回生システムがあると考えている。

    F1パワーユニットは、V6ターボエンジンに加え、運動エネルギー回生システム(MGU-K)と熱エネルギー回生システム(MGU-H)という2種類のエネルギー回生システムが組み込まれている。

    ホンダの初期のシステムは、2モンツァのようなトラックで大きく遅れをとっていた。ジェンソン・バトンは、昨年のF1イタリアGP後、ホンダのデプロイメント量の不足によって、ストレートで“他のドライバーが来るのを待っていた”と述べていた。

    今週末のF1イタリアGPでもそのような大きなパワー的な不利があるかと質問されたジェンソン・バトンは「特にこことスパは、ストレートで他のクルマを後ろに抑え続けることができないので、戦略が大きく制限されていた」とコメント。

    「でも、今はとても異なる。パワーユニットだけでなく、デプロイメントも大きく進化している」

    「おそらく僕たちには最高のでデプロイメントがある。僕ははるかに幸せな気持ちでここに来ている」

    マクラーレン・ホンダが、F1ベルギーGPでジェンソン・バトンが予選Q3に進出。決勝ではフェルナンド・アロンソが最後尾グリッドから7位入賞を果たした。

    「僕たちがきとんと競争的になるにはまだ先は長いけど、ほぼ全てのグランプリで進歩を確認できるのは素晴らしいことだ」とジェンソン・バトンはコメント。

    「スパの週末は全体的にポジティブだったし、ウォーキングのスタッフが全てのレースで新しいパーツをもたらしてくれている。おそらく大部分のチームよりも多いだろう」

    「僕たちはまだプッシュしているし、僕たちがクルマに搭載している多くのものが、来年のクルマに役立つものだ」

    「これだけの進歩を感じられるのは楽しいし、トップ10を争っているときはさらに楽しい」

    「去年と比較すれば素晴らしい感覚だ。大きな進歩だ。でも、もっと多くを望むものだ」

    「6〜7番手が僕たちの今いる場所と言っていいだろうけど、勝ってはいない。僕たちはそれに戻りたいと思っている」

    関連:ホンダの弱点、デブロイメントとは? – 2015年10月15日

  • ホンダ、2017年F1エンジンのために新技術を研究

    ホンダ、2017年F1エンジンのために新技術を研究

    ホンダは、F1の他の“パワーユニット”メーカーが採用している技術的な先例にならう可能性を示唆している。

    ホンダは、2016年に大きな進歩を成し遂げているが、ホンダのユニットは現在、いわゆる“プレ燃焼室”やTJI技術をピットレーンで唯一使用していない。

    AS Sport は、その技術は2014年からメルセデスが使用し、2015年中盤にはフェラーリ、そして今年のモナコからはルノーも使用していると報道。

    「エンジン会社として、我々は常に新しいテクノロジーを探しています。TJIはそのうちのひとつです」とホンダのF1プロジェクト責任者を務める長谷川祐介はコメント。

    「我々が研究しているエリアのひとつであり、将来にのためにオプションになる可能性があります。しかし、我々はまだ決定していません」

  • ホンダ F1 「モンツァでのポイント獲得は厳しいかもしれない」

    ホンダ F1 「モンツァでのポイント獲得は厳しいかもしれない」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1イタリアGPへの意気込みを語った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「モンツァは、2016年のカレンダーにおいても1周でのアクセル全開率が最長の高速でパワーが必要な伝統的かつ伝説的なサーキットです。ロングストレートとコーナーの特性を考えれば、レース週末を通して我々が困難を抱えることは疑いようもありませんが、ホンダも含め、F1の全員にとってもモンツァが大きな魅力を持っていることを否定することはできません」

    「ファンはこのスポーツに対して信じられないほど情熱的ですし、決勝日の雰囲気はまさに刺激的です。イタリアで最高峰レースに参加できることは常に特別な感覚です」

    「スパはチャレンジングなトラックであり、信頼性の問題にも直面しましたが、先週末もチームは我々の強みを引き出すために素晴らしい仕事を成し遂げました。チームは何度も試練を受けましたが、彼らのハードワークと粘り強さによって良い週末にすることができました」

    「引き続き、レースでポイント圏内でのフィニッシュすることを目標としていきますが、今週末は厳しいかもしれません。フェルナンドのパワーユニットに発生した問題については現在も調査を続けています。しかし、我々は自分たちの経験から学んでいきますし、モンツァでもまたいい週末を過ごせるよう期待しています」

    関連:2016 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 道上龍、岡山でシビックWTCCをテスト

    道上龍、岡山でシビックWTCCをテスト

    8月30日(火)、ホンダ シビック WTCC勢が、岡山国際サーキットで、日本ラウンドに向けたテスト走行を行った。

    テストの主な目的は、ティアゴ・モンテイロ(Castrol Honda World Touring Car Team)用に投入するニューシャシーのシェイクダウンテストと、道上龍(Honda Racing Team JAS)の慣熟走行テストとなった。

    今回がWTCC(世界ツーリングカー選手権)初参戦となる道上龍にとっては、ツインリンクもてぎでの本戦に向けたセットアップを導き出すための重要なテストとなった。

    台風の影響が心配された岡山国際サーキットは朝から晴天に恵まれ、テストは午前9時にスタート。まずはモンテイロがコースインし、車両の感触を確かめながら走行を繰り返していく。8周ほどをこなしてモンテイロのセッションは終了。レース用エンジンは年間1基という規定があるため、最低限の周回数で確認を終えた。モンテイロの感触は上々で、大きな問題はなかった。

    道上龍のマシンにはマイナートラブルが発生し、数周してはピットインを繰り返すという状況だったが、午前中2時間のテスト走行を終えた段階でトラブルの原因が突き止められ、無事に修復を終えた。

    午後のセッションでは新品タイヤを装着しての走行や、スタートの練習など、午前中にはなかったメニューが加えられ、テスト内容もより中身の濃いものとなっていく。道上龍はリアのスタビリティを得るべく、チームにさまざまな変更をオーダー。試行錯誤の末に、手応えを得る段階までマシンのセットアップを煮詰めることができた。午後のセッションも2時間の予定だったが、さらなるフィーリングの向上を狙って時間を30分延長し、精力的に走り込みを行っている。道上りゅのラップタイムは、モンテイロと比べても引けを取っておらず、実戦に向けて期待の持てるテスト走行となった。

    道上龍
    午前のテストを終えて
    「自分の中でツインリンクもてぎをイメージして走っていますが、まだリアのグリップが自分の好みに合っていません。ブレーキング時の接地感がなく、そこからターンインをしてしまうので、オーバーステアを誘発させてしまう。もちろん、こことツインリンクもてぎでは路面コンディションが違うので、その路面を見越したセットアップを行っていかなければならないと思います。午後に向けて、ブレーキング時の不安感を解消できるよう、少しセットアップを変えたいなと思っています」
    午後のテストを終えて
    「午後はスタビライザーや車高、リアタイヤのトー角も変更してもらい、バランスはよくなって自分の好みにも合ってきました。ツインリンクもてぎはコーナーが小さいところが多いですし、ダウンヒルストレートからの90度コーナーなど、リアの安定感が求められますから、しっかり4つのタイヤに仕事をさせるようなセットアップができればと思っています。今日は台風次第で走れないかもしれないという状況だったので、走れてよかったです。それに、マイナートラブルの原因は、現場ではなかなか見つけづらいものですから、それが解決できたこともよかったです。日本ラウンドでは、予選でとにかく前のグリッドをがんばって狙い、決勝ではあわよくば表彰台を狙いたいなと思っています」

    ティアゴ・モンテイロ
    「新しいシャシーの仕上がりはとてもいいですね。フィーリングにも大きな問題はありません。午後にはペダルを変更したので、チェックのために走行しました。2周でしたが、大事な確認ができてよかったと思います。ツインリンクもてぎは好きなコースですし、昨年も勝てているので印象はすごくいいです。もともとブレーキングが難しいサーキットですし、ウエイトが80kgになった部分は少し懸念しています。私が70kgなので、私よりも重いパッセンジャーが乗っているということです(笑)」

    堀内大資 (Civic WTCC開発プロジェクトリーダー)
    「道上選手はツインリンクもてぎのスポット参戦について十分準備ができたと思います。マシンは先週準備ができたものですが、ここでいいところと悪いところの洗い出しができたので、あとはツインリンクもてぎのレースに向けて準備万端といえるところまできたかなと思っています。スポット参戦とはいえ、レギュラードライバーたちと同じくらい活躍してくれることを期待しています。今日同じくテストをしたモンテイロも、一新したシャシーの感触が非常にいいとのことで、彼の活躍にも期待したいと思います」

    根津佳裕 (MUGEN EUROシニアエンジニアリングマネージャー)
    「今日はプレテストということで、道上選手のマシンの初期トラブルを解決できてよかったです。道上選手のデータはモンテイロ選手とほぼ同じ感じです。エンジンもマップもすべて同じものなので、レースが楽しみです。ツインリンクもてぎはストップ&ゴータイプのサーキットなので、エンジンの回転も下から上まで全域で使います。80kgのハンデを搭載していますので、ライバルと比べてどうかというのは気になりますが、やるしかないですね」

    Honda Civic WTCC