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  • ホンダ:MotoGP 第14戦 アラゴンGP 予選レポート

    ホンダ:MotoGP 第14戦 アラゴンGP 予選レポート

    第14戦アラゴンGPの予選は、終日にわたり青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、フリー走行でトップタイムをマークしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、予選でもすばらしいタイムを記録してポールポジション(PP)を獲得した。

    フリー走行でただ一人、1分47秒台をマークしているマルケスは、Q2最初のアタックで1分47秒117を叩き出し、PPを確実なものにした。2度目のアタックでも1分47秒台とライバルを圧倒し、アラゴンGPで4年連続PPを獲得。3年ぶりのアラゴンGP制覇と今季4勝目に向けて大きく前進した。

    フリー走行で2番手のカル・クラッチロー(LCR Honda MotoGP)は厳しいアタック合戦の末、5番グリッドを獲得した。フリー走行の感触からフロントローは獲得できると感じていたクラッチローだが、アタック中に痛恨のブレーキングミスを犯し、実現することはできなかった。しかし、シーズン中盤戦に入って調子を上げているだけに、今季4度目の表彰台が期待される。

    前戦サンマリノGPで今季初優勝を達成、さらに今大会も初日のフリー走行でトップタイムをマークしているダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は7番グリッドから決勝に挑む。フリー走行では安定したペースで走行し、完全復活をアピールした。そして予選でもフロントローを狙う走りをみせたが、痛恨の転倒を喫し7番グリッド。転倒するまでは自己ベストを更新していただけに、残念な予選となった。しかし地元ファンから大きな拍手が送られてた。3列目スタートとなったペドロサだが、マルケス、クラッチローとともに優勝、表彰台を狙える位置につけている。Honda勢の表彰台独占の期待も膨らむ結果となった。

    ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は18番グリッド。負傷しているジャック・ミラーの代役出場となるニッキー・ヘイデン(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、午前中のフリー走行で転倒するも徐々にペースを上げて19番手。ラバトとともに追い上げのレースに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP ポールポジション)
    「今日はとてもうれしいです。特にFP4のペースはとてもよくて、いいセットアップを見つけることができました。午前中の転倒は残念でしたが、昨日から前進しています。予選の1周目はとても快適で、タイヤのパフォーマンスを生かすことができました。引き続き2周目もプッシュしましたが、わずかにベストには届きませんでした。今日は気温が上がりましたが、フロントのセットアップに取り組むことができました。明日もこの天気が続くことを願っています。もし気温が今日より低いようなら、フロントのタイヤ選択を見直さなければなりませんが、今日の結果には満足しています。毎年このサーキットではいい感触があります。日曜日もいい結果で終えられることを願っています」

    カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
    「今日は本当に残念でした。簡単にフロントローを獲得できると感じていましたが、最後にブレーキングミスを犯してしまいました。ほかのライダーとのタイム差を縮めるためにブレーキングゾーンでプッシュしすぎたせいです。もちろん、ポールポジションを獲得したマルク(マルケス)に追いつこうと思っていたわけではありません。しかし2番手には、なれたと思います。明日はバトルに加わりたいです。でも2列目からのスタートなので、少し難しいかも知れません。隣に(アンドレア)ドヴィツィオーゾがいます。彼はいつもいいスタートを切るので、最初の数周でプッシュしなければなりません」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 7番手)
    「最後のフリー走行でとても力強いペースがありました。予選セッションもとてもうまくいきました。しかし自己ベストのタイムを更新している周回に転倒してしまったことは残念でした。最近ではフロントローに並べていませんが、転倒しなければフロントローは獲得できたと思います。今日のことは忘れて、明日のレースに集中しなければなりません。そして、いいペースをつかまなければなりません。タイヤの選択をしっかり行い、1周目になるべくポジションを上げていくことがカギになりそうです」

    ティト・ラバト(MotoGP 18番手)
    「ポジティブな一日でした。FP3から約1秒タイムを上げることができ、レースに向けて、一歩前進しました。一番大事な仕事は、ミシュランがこのサーキットに持ってきたオプションの中から、レースに向けて正しいフロントタイヤを選ぶことです。明日はペースをさらに上げて、ポイントを獲得したいです」

    ニッキー・ヘイデン(MotoGP 19番手)
    「予選でようやくマシンとタイヤの感触をつかみ始めました。そして楽しめるようになりました。セットアップの方向性と新しいミシュランタイヤのフロントの限界を見つけるのは簡単ではありませんでした。予選では2回目のスティントで少しセットアップを改善することができて、感触はかなりよくなりました。レースに向けていい方向性があると思います。代役で出場するのは簡単ではないということは分かっていましたが、進歩しています。明日は楽しいレースになることを願っています」

  • ホンダ、2017年もWTCCへの参戦を継続

    ホンダ、2017年もWTCCへの参戦を継続

    ホンダは、2017年シーズンもWTCCへの参戦を継続することを発表した。

    ホンダのWTCCのレース契約は今シーズン末で期限切れとなっていたが、2017年も参戦を継続することを決定した。

    今年、ホンダはシーズン前半戦で前年のチャンピオンであるシトロエンにマニュファクチャラーズで最も近いチャレンジャーだったが、フラットフロア論争によってハンガリーとモロッコのラウンドから除外されて勢いを失った。

    不服として訴えたホンダはハンガリーの結果を取り戻したが、マラケシュでのレース除外は変わらなかった。

    タイでのラウンドがキャンセルされる予定であり、土曜日の上海でシトロエンは暫定的に3年連続となるマニュファクチャラーズタイトルを獲得。現在、残り191ポイントで、ホンダはシトロエンに208ポイント差をつけられている。

    来年、シトロエンはマニュファクチャラーとしての参戦を終えるが、ホンダは土曜日に少なくともあと1年は選手権に留めることを発表した。

    「WTCCはホンダの製品と価値をプロモートするために素晴らしいプラットフォームだ」とホンダ・ヨーロッパのモータースポーツマネジャーを務めるウイリアム・デ・ブレイケラーは述べた。

    「まだ今シーズン終了まで2ヵ月以上があるが、我々は2017 FIA World Touring Car選手権へのコミットメントを発表できて嬉しく思う」

    「グローバル、およびネーションレベルでのホンダの組織からのサポートも素晴らしいものだった」

    「さらに我々のカスタマーとファンの熱意は本当に特別だった。彼らに参戦の継続を捧げたい」

  • ホンダコレクションホール、歴代のWGPマシン85台を集めた特別展示

    ホンダコレクションホール、歴代のWGPマシン85台を集めた特別展示

    ツインリンクもてぎに併設されるホンダコレクションホールは、10月17日まで歴代のWGPマシン85台を集めた「オール ホンダWGPマシン特別展示」を開催する。

    1959年のホンダRC142によるロードレース世界選手権初参戦から、現在のMotoGP世界選手権にいたるまで、数々のレースを席巻してきたホンダの往年の名車85台が、Honda Collection Hall2輪レース車のフロアを埋め尽くす。

    展示期間
    2016年9月16日(金)〜10月17日(月)

    展示場所
    Honda Collection Hall 3階南棟 2輪レース車フロア

    展示車両

    年代 機種 ゼッケン・ライダー
    1959 ホンダ RC142 #8 谷口 尚己
    1960 ホンダ RC143 #60 T. フィリス
    1960 ホンダ RC161 #28 北野 元
    1960 ホンダ RC161 #108 田中 助
    1961 ホンダ 2RC143 #7 M. ヘイルウッド
    1961 ホンダ RC162 #100 高橋 国光
    1961 ホンダ RC162 #10 M. ヘイルウッド
    1962 ホンダ RC145 #6 L. タベリ
    1962 ホンダ RC145 #8 T. ロブ
    1962 ホンダ RC163 #101 J. レッドマン
    1962 ホンダ RC171 #5 J. レッドマン
    1963 ホンダ RC113 #5 R. ブライアンズ
    1963 ホンダ RC164 #1 J. レッドマン
    1964 ホンダ 2RC146 #4 J. レッドマン
    1965 ホンダ RC115 #6 R. ブライアンズ
    1965 ホンダ RC116 #1 R. ブライアンズ
    1965 ホンダ 4RC146 #4 L. タベリ
    1966 ホンダ RC149 #177 L. タベリ
    1966 ホンダ RC166 #7 M. ヘイルウッド
    1967 ホンダ RC174 #3 M. ヘイルウッド
    1967 ホンダ RC181 #2 M. ヘイルウッド
    1979 ホンダ NR500(OX) #5 片山 敬済
    1982 ホンダ NS500 #40 F. スペンサー
    1984 ホンダ NS500 #1 F. スペンサー
    1984 ホンダ NSR500 #1 F. スペンサー
    1985 ホンダ RS250RW #19 F. スペンサー
    1985 ホンダ NSR500 #4 F. スペンサー
    1986 エルフ2 ホンダ #5 R. ハスラム
    1986 エルフ3 ホンダ #5 R. ハスラム
    1987 ホンダ NSR500 #2 W. ガードナー
    1988 ホンダ NSR500 #1 W. ガードナー
    1988 エルフ5 ホンダ #4 R. ハスラム
    1989 ホンダ NSR500 #1 E. ローソン
    1991 ホンダ NSR250 #3 L. カダローラ
    1992 ホンダ NSR250 #1 L. カダローラ
    1993 ホンダ NSR250 #18 岡田 忠之
    1994 ホンダ NSR250 #8 岡田 忠之
    1994 ホンダ NSR250 #2 L. カピロッシ
    1994 ホンダ NSR500 #4 M. ドゥーハン
    1995 ホンダ NSR500 #1 M. ドゥーハン
    1996 ホンダ NSR250 #3 R. ウォルドマン
    1996 ホンダ NSR250 #5 宇川 徹
    1997 ホンダ NSR250 #1 M. ビアッジ
    1997 ホンダ NSR250 #10 宇川 徹
    1997 ホンダ NSR500 #1 M. ドゥーハン
    1999 ホンダ NSR250 #4 宇川 徹
    1999 ホンダ NSR500 #3 A. クリビーレ
    1999 ホンダ NSR500V #15 S. ジベルノー
    2000 ホンダ NSR500 #1 A. クリビーレ
    2001 Honda RS125RW #4 東 雅雄
    2001 Honda NSR250 #74 加藤 大治郎
    2001 Honda NSR500 #46 V. ロッシ
    2001 Honda RC211V (プロトタイプ)
    2002 Honda NSR250 #4 R. ロルフォ
    2002 Honda NSR500 #4 A. バロス
    2002 Honda NSR500 #74 加藤 大治郎
    2002 Honda RC211V #46 V. ロッシ
    2003 Honda RS125RW #3 D. ペドロサ
    2003 Honda RC211V #46 V. ロッシ
    2003 Honda RC211V #46 V. ロッシ (バレンシアGP特別カラー)
    2004 Honda RS250RW #26 D. ペドロサ
    2004 Honda RS250RW #73 青山 博一
    2004 Honda RS250RW #2 R. ロルフォ
    2004 Honda RS250RW #55 高橋 裕紀
    2004 Honda RC211V #69 N. ヘイデン
    2004 Honda RC211V #15 S. ジベルノー
    2004 Honda RC211V #6 玉田 誠
    2005 Honda RS125R #12 T. ルティ
    2005 Honda RS250RW #1 D. ペドロサ
    2005 Honda RC211V #69 N. ヘイデン
    2005 Honda RC211V #33 M. メランドリ
    2005 Honda RC211V #4 A. バロス
    2005 Honda RC211V #6 玉田 誠
    2006 Honda RS250RW #55 高橋 裕紀
    2006 Honda RC211V #69 N. ヘイデン
    2006 Honda RC211V #33 M. メランドリ
    2006 Honda RC211V #26 D. ペドロサ
    2006 Honda RC211V #6 玉田 誠
    2007 Honda RC212V #1 N. ヘイデン
    2007 Honda RS250RW #34 A. ドヴィツィオーゾ
    2008 Honda RC212V #2 D. ペドロサ
    2008 Honda RC212V #69 N. ヘイデン
    2009 Honda RS250RW #4 青山 博一
    2011 Honda RC212V #27 C. ストーナー
    2012 Honda RC213V #1 C. ストーナー
  • ホンダ:MotoGP 第14戦 アラゴンGP フリー走行レポート

    ホンダ:MotoGP 第14戦 アラゴンGP フリー走行レポート

    第14戦アラゴンGPのフリー走行は、ところどころ青空が顔をのぞかせるも、雲の多い一日となった。この季節のアラゴンとしては、気温も路面温度も低い一日となったが、Honda勢が好調なスタートを切り、上位を独占した。

    前戦サンマリノGPで今季初優勝を達成したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、トップタイムで初日を終えた。ペドロサの首位発進は今季初。1回目のセッションで11番手だったペドロサは、2回目のセッションで一気にタイムを短縮、トップに浮上した。

    この日は終日、タイヤテストに集中した。最高気温は26℃でしたが、雲が多いために、路面温度は38度までしか上がらなかった。今季はこうしたコンディションで苦戦していたペドロサだが、昇り調子をアピールする一日となった。

    ペドロサは、アラゴンでは2012年に優勝している。2013年と2014年は表彰台を逃したが、昨年は2位でフィニッシュ。今年は2年連続表彰台と4年ぶりの大会制覇、そして今季2勝目に向けて好スタートを切った。

    総合首位のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、ペドロサとわずか0.065秒差の2番手で初日を終えた。1回目のセッションで首位発進となったマルケスは、2回目のセッションでも引き続きタイヤテストに集中。セッション後半にはハードタイヤで連続周回を行い、好タイムを刻んだ。マルケスもアラゴンのサーキットを得意としており、ペドロサとともに好調なスタートを切ったことで、チームメート同士の優勝争い、そして、Repsol Honda Teamの1-2フィニッシュが期待される。

    カル・クラッチロー(LCR Honda)は、3番手につけた。1回目のセッションでは10番手だったが、2回目のセッションではタイムを短縮、3番手に浮上した。クラッチローもシーズン中盤戦に入って調子を上げている。前戦サンマリノGPは、これまで苦手とするサーキットの1つで8位に終わったが、今大会は、2戦ぶり今季4度目の表彰台と、今季2勝目に向けて絶好のスタートを切った。

    ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は18番手。1回目のセッションで転倒を喫し、2回目のセッションでも思うようにタイムを短縮できなかったが、フィーリングがいいだけに2日目のフリー走行、予選でのばん回が期待される。右手首のケガのために欠場したジャック・ミラーの代役として出場したニッキー・ヘイデン(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、今季初めて経験するRC213Vの慣熟走行に徹して21番手だった。

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 1番手)
    「ちょっと不思議な気分ですが、トップタイムで終えられて、とてもハッピーです。今日は終日、曇っていました。期待したほど気温も路面温度も上がりませんでした。こういうときは、あまりいいフィーリングを得られなかったのですが、今日は順調でした。今日はがんばりました。午後になって、マシンの状態はさらによくなりました。今日はすべてのタイヤをテストするのが目標でした。リアは、ハードもミディアムもよかったです。しかし、明日は路面コンディションが変化するかもしれません。引き続き、この調子をキープしていかなければなりません。明日の目標は、いい予選にすることです」

    マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
    「思っていたよりも順調でした。アラゴンは自分のライディングに合っているし、好きなサーキットです。今日は、レースに向けて、仕事に集中しました。雨も降らなかったしラッキーでした。今日はすべて順調でした。セッション最後のスティントでは、ハードタイヤを履いて走ったのですが、アベレージもよく、その中でベストタイムをマークしました。まだまだやらなくてはいけないことがあります。リアのソフト側となるミディアムを試さなくてはいけません。フロントもハードを試していません。まだまだやらなくてはいけないことがたくさんありますが、全体的には、とても満足しています。最後に数日前に僕のメカニックの宇治野(孝一)さんがパパになりました。おめでとうと言いたいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 3番手)
    「すごく残念でもなく、かといって、とてもいい一日でもありませんでした。マシンの状態はよかったし、チームもすばらしい仕事をしてくれました。しかし、今日はコーナーの進入に課題を抱え、そこでタイムをロスしました。減速に問題を抱えているのはリスクが大きいので、明日に向けてこの部分を改善しなければいけません。しかし、全体的にはとてもハッピーです。明日は自信があります」

    ティト・ラバト(MotoGP 18番手)
    「今週末に向けていいスタートを切ることができました。ペースを上げていく自信もあったので、何人かの速いライダーについていくことにしました。もちろん、単独でも走ったし、全体的にいいリズムで走れました。マシンの状態はとてもよかったのですが、その速さを十分には生かせませんでした。明日はもう一度トライします。明日はフロントのフィーリングを改善したいです」

    ニッキー・ヘイデン(MotoGP 21番手)
    「簡単な一日ではありませんでしたが、それは、このレースに出場すると決めたときからわかっていました。まず、ライディングポジションになれるまでに時間を必要としました。その後、だんだん慣れてきたのですが、壁に突き当たりました。フロントの限界がまだわかりません。フロントヘビーの状態が影響しているのかもしれません。明日に向けて、リアにもう少し加重を掛けるようにして、バランスを探っていきたいです。今日はユーズドタイヤで周回を重ねましたが、ペースはそれほど悪くはありません。午後は思ったほど前進できなかったので、明日も引き続き、マシンに慣れることと、セットアップに集中したいです」

  • ホンダ:MotoGP 第14戦 アラゴンGP プレビュー

    ホンダ:MotoGP 第14戦 アラゴンGP プレビュー

    MotoGP 第14戦 アラゴンGPが、9月23日(金)〜25日(日)の3日間、スペインのモーターランド・アラゴンで開催される。

    このサーキットは、バルセロナとバレンシアからそれぞれ約200km離れたアルカニスの郊外にある。スペインGP、カタルニアGP、バレンシアGPに続くスペイン4カ所目のグランプリとして2010年にスタートし、今年で7度目の開催となる。

    モーターランド・アラゴンは一周5.078km。マレーシアのセパン・サーキットやトルコのイスタンブール・パーク・サーキットなどを手がけたドイツ人デザイナーのヘルマン・ティルケが設計した。ティルケがデザインしたサーキットは、自然の地形を利用したアップダウンと、バリエーションに富んだコーナーが連続し、リズム感あふれるレイアウトが特徴。モーターランド・アラゴンは、こうした特徴に加え、2本の長いストレートを組み合わせたレイアウトになっており、パッシングポイントが多いため、選手たちから高い評価を得ている。

    11年には、当時Repsol Honda Teamに所属していたケーシー・ストーナーが、このサーキットでチームのMotoGP通算100勝目を達成した。さらに、12年にダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)、13年はマルク・マルケス(Repsol Honda Team)と、Repsol Honda Teamが3年連続で優勝した。

    14年は、ドライコンディションからウエットコンディションへと変化する“フラッグ・トゥ・フラッグ”のレースとなり、マルケスとペドロサが優勝争いを繰り広げたが、ウエットコンディションの中で両選手ともに転倒。再スタートしたが、マルケスが13位、ペドロサは14位という結果だった。昨年は、ペドロサが2位で表彰台に立ったが、マルケスは転倒リタイア。Repsol Honda Teamにとって今年は、3年ぶりの優勝を目指す戦いとなる。

    前戦サンマリノGPでは、ペドロサが今季初優勝を達成した。この数戦、調子を上げているペドロサだが、それを見事リザルトで証明した。勢いに乗るペドロサは、12年以来、4年ぶり2度目の大会制覇を目指す。今年は新しいレギュレーションの中で、RC213Vのセットアップに苦戦したが、第4戦スペインGPでは4位、第7戦カタルニアGPでは3位表彰台と、ホームグランプリでは、厳しい状況の中でファンの期待に応えてきた。上り調子で迎える今大会は、シーズン2勝目に挑む。

    13戦を終えて総合首位につけるマルケスは、後半戦に入って、不安定な天候とタイヤの選択が決まらず表彰台に立てないレースが続いている。第10戦オーストリアGPでは5位、第11戦チェコGPでは今季5度目のポールポジションから3位表彰台に立ったが、第12戦イギリスGP、第13戦サンマリノGPでは連続4位と表彰台を逃した。

    フリー走行、予選の走りを決勝につなげられず、フラストレーションのたまるレースが続いているが、得意とするアラゴンで3年ぶりの大会制覇と今季4勝目を目指し、総合2位以下との差を広げる意気込みだ。

    シーズン中盤戦に入って調子を上げているカル・クラッチロー(LCR Honda MotoGP)が、2戦ぶり今季4度目の表彰台を目指す。シーズン前半戦は、フリー走行、予選の走りを結果につなげられないレースが続いていた。しかし、第9戦ドイツGPで2位になり、第11戦チェコGPで念願の初優勝を達成、第12戦イギリスGPで2位表彰台とRC213Vのパフォーマンスと、クラッチロー自身の本来の力を発揮することになった。前戦サンマリノGPは表彰台争いに加われず9位フィニッシュ(レース終了後、上位選手のペナルティーにより8位繰り上げ)だったが、得意とするアラゴンGPに闘志を燃やしている。

    ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、ホームグランプリに闘志をかきたてている。MotoGPのデビューシーズンである今年は、13戦を終えて総合20位。第2戦アルゼンチンGPに自身最高位となる9位になるなど、8度のポイント獲得を果たした。思うような結果は残せていませんが、今大会はベストリザルトを目指す。

    後半戦のスタートとなった第10戦オーストリアGPで背中と右手首を負傷したジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、今大会を欠場する。ミラーは、第10戦オーストリアGPと第11戦チェコGPを欠場し、第12戦イギリスGPに復帰した。第13戦サンマリノGPも出場したが、完治していない右手首が悪化したことから決勝をキャンセルした。第15戦日本GPからの3連戦での復帰を目指し、欠場すr。代役として、06年のMotoGPチャンピオンで現在スーパーバイク世界選手権にHonda World Superbike Teamから参戦中のニッキー・ヘイデンが出場する。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「アラゴンはミサノより好きなコースです。自分のライディングスタイルにも合うと思います。今年はレースごとに、いろいろ変化があり、予測できないことが多いです。今大会も、いい週末になるかどうか始まってみなければわかりません。とにかく、そのとき、そのときの状況に合わせてレースに挑めるようにしたいです。もちろん、地元の観客とファンクラブの前で表彰台争いをしたいと思います」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合4位)
    「いいモードでアラゴンに到着します。ここ数戦は順調でミサノでは完ぺきなレースができ、すばらしい結果を残せました。今年の戦いは厳しく、接戦になることが多いので、引き続き地に足をつけて取り組んでいかなければなりません。今大会も、ここ最近取り組んでいるベースのセットアップに集中し、さらに積み上げていきたいです。そしてトップグループで戦えるペースをキープできるようにしたいです。ファンクラブのみんなが来てくれるので、ベストを尽くし、いいパフォーマンスを見てもらえるようにがんばります」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合8位)
    「アラゴンでは、何回かいいリザルトを残してきました。好きなサーキットです。今年もまたいい成績を残せるようにがんばります。サンマリノGPでは、汗止めに問題があって苦労しました。それがなければ0.4秒は速く走れたはずで、5位でフィニッシュできたと思います。ミサノでは、セットアップが進んだし、ウイリーの問題に関しては、昨年よりよかったと思います。今週のアラゴンGPでは、その成果を結果につなげたいです」

    ティト・ラバト(MotoGP 総合20位)
    「ミサノでは、結果には反映されませんでしたが、また少し前進できました。次はホームグランプリのアラゴンです。アラゴンは好きなサーキットの一つで、過去にいい結果を楽しんできました。でも、MotoGPマシンで走るのは初めてなので、プラクティスセッションから全力で取り組みます。モチベーションは上がっています。強さを感じているので、どうなるのか楽しみです」

    ニッキー・ヘイデン(MotoGP 代役出場)
    「まず、ジャックが早く回復することを願っています。彼はいい友達で、とても信頼しているライダーです。だから彼がなるべく早く元気になって、彼が持つ高いポテンシャルをみせられることを願っています。今回は代役出場となり、初めての経験です。しかし、Hondaとはいい関係を築いてきたので、この話が出たときHonda World Superbike Teamは応援してくれました。こうしてほかのHondaチームを助けられるのはうれしいことです。僕にとっては楽しめるいい機会になりました。MotoGPはレベルがとても高く簡単に楽しめるレースではないことをわかっています。このマシンに乗ったことはありません。タイヤも電子制御も違いますが、こうしてMotoGPで走れるのは個人的にとてもうれしいことです。このようなチャンスを与えてくれたEstrella Galicia 0,0 Marc VDSとHonda World Superbike Team、そして今回の参戦を実現させてくれたスポンサーに感謝したいです。彼らのためにベストを尽くしたいです」

  • ホンダ、F1マレーシアGPでアップグレード版パワーユニットを投入

    ホンダ、F1マレーシアGPでアップグレード版パワーユニットを投入

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、F1マレーシアGPで最後のエンジンアップデートを導入する予定であることを明らかにした。

    ホンダは、F1ベルギーGPで内燃エンジンとターボコンプレッサーに焦点を置いたアップデートに7トークンを費やしており、今シーズンの残りは3トークンとなっている。

    ジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソは、すでに各6基以上のエンジンコンポーネントを使用している。

    アップデートを導入した場合、両ドライバーともにペナルティを科せられることになるが、ホンダは、日本のホームレースでペナルティを受けることを避けたがっており、マレーシアでの投入を予定している。

    「我々はスパで新しいエンジンを導入しており、その時点で9レースだったので、もう1基のエンジンを導入する必要があります」と長谷川祐介はコメント。

    「我々は日本でペナルティを受けたくはないので、マレーシアが都合がいいです」

    「我々はまだチームとそれを議論しているところです」

    「ファンは日本でペナルティを受けさせてくれるとは思いません。そうなったら、私はサーキットを歩けませんよ!」

    フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンの両マシンにアップデートを投入するかと質問された長谷川祐介は「そこは議論のもうひとつのポイントです」と述べた。

    「レース戦術とコンストラクターズ選手権という点で、私は2台のクルマを後方にしたくありません」

    「クルマを分ける戦略の方がいいかもしれません」

    システムのどの部分にアップデートが導入されるかという質問について、長谷川祐介は、焦点は内燃機関のままであるが、まだ最終的な決定は下されていないと述べた。

    「異なるエリアに導入するかもしれません。なぜなら、一旦、燃焼を変更してしまうとセッッティングに多くの時間がかかります。我々は今年中そこに多くのリソースを割きたくはありません」

    アップグレードの潜在的なエリアに関して、長谷川祐介は“ウエイトの削減、よりタイトなシリンダーブロック、もしくはよりパワーが得られる他のエリア”だと述べた。

  • ホンダ F1 「トップ3チーム以降のベスト」 / F1シンガポールGP

    ホンダ F1 「トップ3チーム以降のベスト」 / F1シンガポールGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1シンガポールGP決勝レースを振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「本日はアロンソ選手がすばらしいスタートでトロ・ロッソ2台の前に出られたこと、レース全体を通して中団をリードする安定した走りができたことが、彼の7番手フィニッシュの結果につながったと思っています」

    「今週末は、マシンが安定せず苦しい金曜日のフリープラクティスで始まりましたが、予選からレースにかけてペースを取り戻せたことがいい結果につながりました。その結果、チームにまた貴重なチャンピオンシップポイントをもたらしてくれました」

    「一方で、バトン選手はスタート時のアクシデントを避けようとして、フロントウイングとブレーキダクトにダメージを受けてしまったため、レースではペースが上がらずに後方から抜け出すことができずに、残念ながらリタイアとなってしまいました」

    「マクラーレン・ホンダとしては、再び力強い走りでトップ3チームに続くポジションを獲得でき、喜ばしい結果にホッとしています」

    関連:F1シンガポールGP 結果:ニコ・ロズベルグが3連勝で首位奪還

  • ホンダ F1 「バランスを最大限に生かせた」 / F1シンガポールGP 予選

    ホンダ F1 「バランスを最大限に生かせた」 / F1シンガポールGP 予選

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1シンガポールGPの予選を振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「金曜日と土曜日のフリー走行では、両ドライバーがマシン全体のグリップ不足にずっと悩まされていましたが、予選ではバランスがうまく見い出せたため、再びフェルナンドがQ3に進出し、少し安心しました」

    「ジェンソンは残念ながらQ2でのアタックラップをうまくまとめることができず、壁との接触もありタイムを伸ばすことができませんでした。ただ、Q1ではマシンのポテンシャルと速さを披露できたと思います。なによりも、両ドライバーのここ一番でのすばらしい走りが、本日の予選結果につながったと思います」

    関連:F1シンガポールGP 予選:ニコ・ロズベルグがポールポジション

  • ホンダ F1 「バランスはいい方向性に動いている」 / F1シンガポールGP

    ホンダ F1 「バランスはいい方向性に動いている」 / F1シンガポールGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1シンガポールGP初日にフリー走行を振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「本日は、FP1とFP2で大きく気温や路面温度などの走行環境が変わる中、小さな問題が少し発生したものの、サーキット特性に合わせたマシンとタイヤの適切なセットアップを行う一日となりました」

    「ホンダとしては、この加減速が多いコースに対するパワーユニットの調整と、シャシーへのマッチングの確認を行いました。FP2では複数のタイヤでロングランのバランスを見ることができました。明日に向けてデータをたくさん取得することができましたし、走行を重ねるとともにバランスもいい方向性に動いていると思います」

    「最終的な調整はこれから朝方にかけて行いますが、土日の走行に向けたチームの努力に期待したいと思います」

    関連:
    ・F1シンガポールGP フリー走行2回目:ニコ・ロズベルグがトップタイム
    ・F1シンガポールGP フリー走行1回目:マックス・フェルスタッペンがトップタイム

  • ホンダ、新型フリード/フリードプラスを発売

    ホンダ、新型フリード/フリードプラスを発売

    ホンダは、新型「FREED(フリード)/FREED+(フリードプラス)」を、9月16日(金)より発売する。価格はフリードが188万円〜、フリードプラスが190万円〜となる。

    新型フリード/フリードプラスは、「7days Wonderful Mobility」をコンセプトに、「いつでも」、「どこでも」、「だれでも」用途に応じて思い通りに使えるコンパクトミニバンとして開発された。先代フリードで好評の「ちょうどいい」を、さらに進化させたクルマとなっている。

    3列シート車のフリード、2列シート車のフリードプラス、そして福祉車両を用意し、多様なニーズに応えるべく16通りのワイドなバリエーションを揃えた。コンパクトミニバン初のハイブリッド4WD車に加え、車いす仕様車にもハイブリッドを設定している。

    さまざまなシーンに対応する多彩なシートアレンジが可能な、コンパクトミニバンクラストップの広い室内空間を確保。さらにフリードプラスでは、荷室を超低床化することで使い勝手を向上させ、車中泊も可能なフラット空間と、床下収納を同時に実現した。

    さらに、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」をタイプ別に設定し、安心感を高め。

    ハイブリッド車にはSPORT HYBRID i-DCDを採用し、ミニバントップレベルの27.2km/L(JC08モード)という優れた低燃費とともに、多人数乗車時の坂道でも、力強い走りを実現する。

    テレビCMには、蛯原友里さん、徳井義実さん(チュートリアル)を起用し、キャッチコピー「知るほど!乗るほど!フリード!」とともに、フリードの魅力を日本全国の皆様に届ける。

    ■ホンダ フリード
    新型フリードHONDA FREEDホンダ フリード

    ■ホンダ フリードプラス
    新型フリードプラスホンダ フリードプラス