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  • 【MotoGP】 ホンダ:オーストラリアGP フリー走行 レポート

    【MotoGP】 ホンダ:オーストラリアGP フリー走行 レポート

    MotoGP 日本GPからの連戦となる第16戦オーストラリアGPのフリー走行は、断続的に強い雨が降る厳しいコンディションの中で行われ、カル・クラッチロー(LCR Honda MotoGP)がトップタイムをマークした。3番手にホームGPを迎えて気合満点のジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Mark VDS)、4番手にマルク・マルケス(Repsol Honda Team)、9番手に負傷欠場のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)の代役として出場のニッキー・ヘイデン(Repsol Honda Team)と続き、Honda勢が好調なスタートを切った。

    午前中は、時間を追うごとに雨脚が強くなり、午後のセッションはさらに天候が悪化。40分遅れで開始された。しかし、雨は一時的に小降りになっただけで、再び雨脚が強まったことから赤旗中断となり、そのままセッションはキャンセルとなった。

    この日は、終日の雨と低い気温、加えて風の強い一日となり、選手たちにとっては厳しい走行を強いられた。その中でコースインから着実にタイムを短縮したカル・クラッチローが、キャリア初の初日総合首位に浮上した。今年は雨の第11戦チェコGPで優勝している。この日もウエットコンディションですばらしい走りを披露した。

    3番手には地元ファンの声援を受けるジャック・ミラーで、まずは、ファンの期待に応える走りを披露することになった。午後のセッションはキャンセルとなったが、2日目のフリー走行、予選では、初日の勢いをキープする意気込み。地元ファンの注目が集まっている。

    4番手には2016年シーズンのチャンピオンに輝いたマルク・マルケスで、レインタイヤのフィーリングの確認をしながら慎重に走行した。午前中のセッションは、時間を追うごとに雨量が多くなったことで早めに走行を切り上げて4番手だったが、2日目の予選では3年連続ポールポジションを狙う。

    ダニ・ペドロサの代役として8年ぶりにRepsol Honda Teamから出場したニッキー・ヘイデンは、ポジションの調整などを行いながら周回を重ねて9番手につけた。ペドロサのマシンを自分の好みにしつつ、ミシュランのレインタイヤに慣れる一日となった。

    ティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は15番手だったが、難しいコンディションの中で連続ラップを刻み、レインタイヤのフィーリングをつかむことに成功した。

    難しくフラストレーションのたまる初日のフリー走行だったが、順調にラップを刻んだホンダ勢の2日目のフリー走行と予選の走りに期待される。

    カル・クラッチロー(MotoGP 1番手)
    「今日は残念な一日でした。もちろん天候も残念でしたが、午後のセッションは、ライダーの安全も考えなければならないので仕方ありません。このサーキットは高速で、午前中も視界が非常に悪かったのですが、さらに天候が悪い午後のセッションではリスクを負う理由もありませんでした。僕はつなぎを着ることさえしませんでした。これから明日に向けて集中する必要があります。明日もウエットになりそうなので、今日の午後は走る必要もありませんでした。雨の中をサーキットに来てくれたファンは走行が見られず本当に気の毒です。でも安全を考慮しなければなりません。全員がいい形で週末を過ごさなければなりません。明日の予選と日曜日の決勝が楽しみです」

    ジャック・ミラー(MotoGP 3番手)
    「今日はコンディションが非常に悪い一日でした。それでも応援に来てくれたファンに、まずは感謝したいです。午前中のセッションは、雨のセットアップを進めるという点では悪くありませんでした。しかし、午後は豪雨になりとても危険でした。セッションをキャンセルしたのは正しい判断だったと思います。このようなコンディションでは走れません。みんなのためにも明日の天気がよくなることを願っています。もしフリーと予選がウエットになったら力強い走りをする自信があります。今日はウエットでいいスピードがありました。もし、明日がドライになっても、ウエットだった今日のことはあまり影響ないと思います」

    マルク・マルケス(MotoGP 4番手)
    「今日は一年で最も楽しい一日にはなりませんでした。日本グランプリを終え、ドライセッションでマシンで楽しく走らせられることを願っていましたが、そうはいきませんでした。一日中、雨が降っていました。午前中は数周走りましたが、セッション終盤はコース上に雨水がかなりたまってきたので走行をやめることにしました。午後も雨が降って危険な状態でした。そのため赤旗が振られました。こういう状況でリスクを負う必要が全くなかったので走りませんでした。明日は少しでもコンディションがよくなり、コース上の雨水が減ることを願っています。そして日曜日に向けて仕事を続けられることを願っています」

    ニッキー・ヘイデン(MotoGP 9番手)
    「今日のコンディションは明らかに理想には程遠かったです。でもこのようなことは時々起きます。午前中はマシンの感触はかなりよかったです。結構快適でしたし、雨が強くなり始めたときにちょうどスピードを上げようとがんばっていました。コース上の雨水が多すぎたのでピットに戻りました。残念ながら今日はあまり周回できませんでしたが、マシンの感触はよかったです。午前中の2回目のスティントでは、路面コンディションが悪化していたにも関わらず、ラップタイムを更新できました。かなりポジティブな結果でした。今後どのようなコンディションに仕上がっていくかは様子を見なければなりません。マシンとチームの理解をもっと深めるために、できる限りコースで時間を費やしたいです。引き続きがんばります」

    ティト・ラバト(MotoGP 15番手)
    「今日は天候が悪く、とても難しかったです。FP1はフルウエットでしたが、満足できるペースと感触がつかめたのでよかったです。午後のようなコンディションでは走行は不可能です。残念ながら明日もウエットになりそうですが、今日よりいいコンディションになり、少なくとも走行ができることを願っています。そして決勝レースに向けてはどうなるか様子をみたいです。天候は変わりやすいので、どのような天候になっても素早く対応できるように準備を整えなければなりません。FP2では数周走りましたが、最悪でした。あちこちでスピンして危険でした。転倒しやすかったので赤旗中断、そしてキャンセルは本当に正しかったと思います」

  • 【MotoGP】 ホンダ:オーストラリアGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:オーストラリアGP プレビュー

    MotoGP 日本GPからの連戦となる第16戦オーストラリアGPが、10月21日(金)〜23日(日)の3日間、フィリップアイランド・サーキットで開催される。

    一周4.4kmのフィリップアイランドは、高速コーナーが連続するレイアウトで、シーズンを通して高いアベレージスピードの高速サーキットの一つ。アクセル全開で走る割合が多いので、エンジンの性能差がほとんど出ない。

    また、こうした特徴により、スリップストリームを使い合うことになるため、毎年し烈なバトルが繰り広げられる。今大会も壮絶な優勝争いとなることが予想される。

    前戦日本GPでは、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)がシーズン11回目の表彰台に立ち、シーズン5勝目を獲得。2年ぶり3回目のシーズンタイトルを勝ち取った。今年は第14戦アラゴンGPを終えて8人のウイナーが誕生し、競争の激しいシーズンとなっていた。その厳しい戦いの中で、マルケスは安定したリザルトを残し、アラゴンGPから2連勝を達成。シーズン5回目の優勝で、タイトル獲得を決めた。

    シーズン13回の最多ポールポジションと最多優勝記録を樹立した2014年は、圧倒的な強さをみせて日本GPでタイトル獲得を決めた。今年は、レギュレーションの変更でタイヤがブリヂストンからミシュランに代わり、全メーカー、全選手が一からのスタートとなる波乱含みのシーズンだった。その中でマルケスは、RC213Vが持つパフォーマンスを着実に引き出し、ホンダのホームレースとなる日本GPでタイトルを決めた。

    この優勝でホンダは、最高峰クラスで2年ぶり通算22回目のコンストラクターズタイトルに王手をかけた。また、Repsol Honda Teamもチームタイトルに王手をかけた。

    日本GPはダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)がケガのために欠場。急きょ、青山博一が代役出場して1ポイントを獲得した。今大会は、03年から08年までRepsol Honda Teamに所属し、Honda World Superbike Teamからスーパーバイク世界選手権に参戦するニッキー・ヘイデンが代役として出場する。ホンダ時代には、フィリップアイランドで3回の表彰台に立っているヘイデン。Repsol Honda Teamとしては8年ぶりのオーストラリアGPとなるが、代役出場に闘志をかき立てている。

    これまで苦手としていた日本GPを予選5番手、決勝5位で走ったカル・クラッチロー(LCR Honda)は、得意とするオーストラリアGPに気合を入れている。日本GPでもコースアウトがなければ表彰台争いに加われただけに、その悔しさをフィリップアイランドで晴らす意気込みだ。昨年の大会は予選5番手、決勝7位。今年は12年大会以来の表彰台獲得を目指す。

    MotoGP2年目のジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Mark VDS)は、ホームレースとなるオーストラリアGPに気合を入れている。ルーキーだった昨年は15位という不本意なリザルトだったが、今年はオランダGPの優勝ライダーとしての凱旋。前戦日本GPを転倒でリタイアしてしまっただけに、大好きなサーキットの一つであるフィリップアイランドで今季2度目の表彰台を目指す。チームメートのティト・ラバトは、MotoGPで初めてのオーストラリアGPを迎える。Moto2クラスに参戦していた昨年はケガのため欠場しているので、2年ぶりのオーストラリアGPとなる。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合1位)
    「チャンピオンシップのプレッシャーがなにもない状態でフィリップアイランドへ来られるのは最高の気分です。このサーキットはオースティンやアラゴンと同じように大好きなサーキットの一つです。高速で流れるようなレイアウトで、走っていてとても楽しいです。注意しなければならないのは天候です。この時期は、とても寒くて風も強く、特に最終ストレートではそれを強く感じます。なるべくマシンが安定するようなセットアップを見つけなければなりません。最終戦まで、なるべく多くのレースで勝てるようにがんばりたいと思います。また、コンストラクターとチームのチャンピオンシップのことも考えなければなりません」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合5位)
    「手術のあと、数日間は強い痛みに襲われました。でも今は少しずつよくなってきています。すでに退院して、これから診察を受けることになります。それで回復状況や、いつマシンに戻ることができるかがもっとよく分かると思います。また、タイトルを獲得したマルクとHondaにおめでとうと言いたいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合7位)
    「フィリップアイランドでいいレースをすることが目標です。失うものはなにもありません。ほかのみんなも同じ状況です。天候があまりよくなければ今週末は大変なレースになると思います。路面温度も問題になります。天候次第ではどんな展開も起こり得ます。そのためどのようなことにも対処できるように準備しなければなりません。ここまでチーム、そしてHondaとともに、とてもいい仕事をしているので楽しみにしています」

    ジャック・ミラー(MotoGP 総合18位)
    「母国へ向かい、地元ファンの前で走るのをとても楽しみにしています。今年はMotoGP第8戦で優勝したライダーとして戻ることになるため、余計に特別な気持ちです。日本GPは難しいレースになりました。今週はその分を取り戻したいです。フィリップアイランドは大好きです。限界までプッシュできるために、いい状態を見つけられることを願っています。昨年はオープンクラスのマシンでいい走りができたと思います。後半戦に入って厳しい状況が続きましたが、ここからいい方向に転換させたい気持ちです。ホームレースはいつもよりプレッシャーがあります。でも、多くのファンが見に来てくれるというのは、とてもいい気分です。オーストラリアのファンのためにいい走りができることを願っています」

    ティト・ラバト(MotoGP 総合20位)
    「フィリップアイランドが大好きなサーキットの一つなのは僕だけではないと思いますし、楽しみにしています。日本GPは簡単ではありませんでした。しかし、集中力を維持して全力でプッシュしました。ポイント圏内に戻ることができたのは重要なことです。目標はいつもと同じで、すべてのセッションで自信とリズムをつかみ、楽しむことです。2月にはフィリップアイランドでテストしているので、そのときのデータを比較したり検証したいです」

    ニッキー・ヘイデン(MotoGP 総合26位 代役出場2戦目)
    「まず、ダニの幸運を願っています。ダニは、これまでのように強くなって戻ってくるに違いありません。今回の出場は、僕にとってはクレイジーなハードワークですが、チャンスでもあります。Repsol Honda Teamでタイトルを獲得してから10年になります。ファクトリーのHondaとフィリップアイランドで仕事をすることは考えただけでもかなり感動的です。このような機会を与えてくれたこと、そして信頼してくれたことに本当に感謝しています。また、現在のチームとスポンサーにもチャンスを与えてくれたことに感謝しています。これを実現するためにみんなが一生懸命がんばってくれたので、今は飛行機に乗ってフィリップアイランドへ行くことを楽しみにしています。チームのためにいい仕事ができることを願っています。フィリップアイランドでは常に2つのことに気を付けなければなりません。天候とタイヤです。でもこのサーキットは大好きで、とても楽しみです。金曜日の午前中からがんばって前に進みたいと思います」

  • ジェンソン・バトン 「ホンダの新エンジンはパフォーマンスも向上している」

    ジェンソン・バトン 「ホンダの新エンジンはパフォーマンスも向上している」

    ジェンソン・バトンは、信頼性のために導入されたホンダのアップグレード版エンジンが、レース状況でパフォーマンスの向上を提供していると語る。

    ホンダは、F1マレーシアGPの金曜フリー走行でフェルナンド・アロンソのマシンに新しいエンジンブロックと軽量化されたエキゾーストをテスト。結果はポジティブだったため、F1日本GPではフェルナンド・アロンソが本格導入。

    また、ジェンソン・バトンの予選結果を受け、ペナルティを科せられてもグリッドにほとんど影響を及ぼさなかったため、バトンにもアップグレード版が投入された。

    マレーシアでフェルナンド・アロンソは、新エンジンが“速くなってはいない”と主張。「エンジンのパフォーマンスは同じだし、馬力もまったく同じだ。信頼性がちょっと強くなっているだけだ」と述べていた。

    だが、ジェソン・バトンは、信頼性の改善がパフォーマンスにも利益をもたらしたと感じていると述べた。

    「信頼性はパフォーマンスにも役立っている。エンジンでよりアグレッシブな戦略を実行することができるからね」とジェンソン・バトンはコメント。

    「なので、レースではパフォーマンスに役立っているよ。でも、予選ではまったく違いはない」

    そのゲインは鈴鹿では特に現れなかった。フェルナンド・アロンソは、週末にわたってマクラーレンが“話題にもならなかった”と表現している。

    しかし、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、鈴鹿での困難は予想していたと語る。

    「トラックレイアウトは我々のシャシーに適していなかったし、もちろん、エンジン面で我々はまだメルセデスと同じレベルのパフォーマンスレベルにはいない」とエリック・ブーリエはコメント。

    「その両方が組み合わさり、我々にとって難しい週末となった」

    「だが、ドライバーが言ったように、他のトラックレイアウトのいくつかでは同じ理由で我々は驚くほどいい。我々が強く、状況によってはベストである可能性がある場所では、もっとうまくパワーユニットを活用することができるし、異なる姿勢でクルマを使うこともでできる」

    ホンダは、開発がオープンになる2017年に大幅なパフォーマンス向上を望んでいるが、最新のアップデートでは信頼性に焦点を置くことを望んだ。ホンダは、変更によって、残りの4レースをトラブルなく終えることにより自信を感じていると認めている。

    ホンダのさくらの施設ではアップデートのさらなる分析が行われているが、ファクトリーの焦点は2017年に移行している。2017年のレギュレーションに変化がないことが明確になった時点からすでに別部隊が2017年に取り組んできた。

    そのため、ホンダには2トークンが残っているが、シーズン中に使用する計画はない。

  • ホンダ、新型コンパクトSUV「WR-V」市販予定車を世界初公開

    ホンダ、新型コンパクトSUV「WR-V」市販予定車を世界初公開

    ホンダは、2016年サンパウロ国際モーターショーで世界初公開する新型コンパクトSUV「WR-V」市販予定車のスケッチを公開した。

    南米のお客様のニーズに基づき、Honda R&D Brazilで開発されたWR-Vは、アクティブに生活を楽しむお客様が求める、タフでありながら都会的なSUVデザインと、高いユーティリティーをコンパクトなボディーサイズで実現している。

    このWR-Vは今後ブラジルをはじめとした南米地域で販売される予定。

    ホンダは、SUV市場が拡大する南米へ、CR-V、HR-Vに続く新たなコンパクトSUVを投入することにより、SUVの商品ラインアップをさらに充実させていく。

    ※WR-VはWinsome Runabout Vehicleの略

  • ホンダF1、アメリカGPでのポイントフィニッシュに期待

    ホンダF1、アメリカGPでのポイントフィニッシュに期待

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1アメリカGPへの意気込みを語った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「アジアでの忙しい3つのレースが終わり、ここからアメリカ大陸での2連戦が始まります。今週末に行われるUSGPは、セクターごとに特徴があるコースで、長いストレート、直線からのきついブレーキングや、数々の低速・高速コーナーなどバリエーションが豊富なため、コース上のオーバーテイクが多く、毎年エキサイティングなレースとなります」

    「同時に、チームとしては鈴鹿で浮き彫りになった全体パッケージの弱みをいち早く立て直し、このテクニカルな複合コースに最適なパワーユニットとシャシーのバランスいいセッティングを行うことが重要となります」

    「マクラーレン・ホンダは昨年ここでいいレースを展開できているので、今年も同様にポイント圏内でフィニッシュできることを目標に頑張ります」

    関連:2016 F1アメリカGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 【MotoGP】 ホンダ:日本GP 決勝 ライダーコメント

    【MotoGP】 ホンダ:日本GP 決勝 ライダーコメント

    快晴となった第15戦日本GPは、タイトル王手でホンダのホームグランプリを迎えたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がシーズン5勝目を挙げて、2年ぶり3度目のチャンピオンを獲得した。

    予選2番手からスタートし、オープニングラップでポジションをキープ。4周目にトップに浮上すると、そのまま後続を振り切って24周のレースを走った。

    MotoGP コメント
    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「レース前はチャンピオンになれるなんて思っていなかったので信じられない気持ちです。正直、今大会は不可能だと思っていました。でも、(バレンティーノ)ロッシが転倒したのを見て、優勝に向けて一生懸命プッシュしようと決めました。全力で走りました。そして残り3周で、(ホルヘ)ロレンソも転倒したことをピットボードで知りました。その後は集中力を維持するのが難しく、同じ周で4、5回コーナーでミスをしてしまいました。今回のタイトル獲得は、転倒が多かった昨年のことを考えると、とても特別です。また、Hondaのホームであるもてぎで獲得できたことも特別です。Hondaは一生懸命がんばってくれました。これまで苦戦してきたこのサーキットでその成果を感じました。僕自身もシーズン中に前進することができました。ミシュランのフロントタイヤをうまく使う方法も学びました。今年は難しい年でしたが最高の年になりました。チームや今年亡くなった祖母のためにもすばらしいことでした。きっと喜んでくれていると思います。今はとにかく勝利を喜び、さらに『マルク・マルケス』スタイルで、残りの3戦に挑みたいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 5位)
    「今日はいいポジションでフィニッシュできましたが、レース中盤にミスをしてしまいました。ハードコンパウンドのフロントタイヤは正しい選択だと思っていましたが、レース序盤は速く走るのがとても難しかったです。そのため終盤まで待つことになりましたが、いつものようにうまくいくと信じていました。しかし、ミスしてコースを外れてしまい、その周で8秒か9秒ロスしてしまいました。それでも力強い結果を出すことができました。表彰台争いができるはずだったので少し残念ですが、チームはすばらしい仕事をしてくれました。シーズン後半に向けて重要な結果になりました」

    ティト・ラバト(MotoGP 14位)
    「前の2レースがノーポイントに終わっていたので、今回の14位はとてもうれしいです。自分の限界を理解し、完走しようとがんばりました。MotoGPをさらに学ぶためにも本当に集中しました。もてぎで2ポイント獲得しましたが、僕にとっては簡単なサーキットではありませんでした。この勢いを来週末のオーストラリアまで持っていき、引き続き前進したいです」

    青山博一(MotoGP 15位)
    「昨年のドイツGPに(カレル)アブラハムの代役で出て以来のMotoGPとなりました。今回の仕事は開発ライダーとしてレースを見学すること、そしてタレントカップの指導だったのですが、しっかりとレースの装備を持ってきていました。いつでも参戦できるようにと思っていたのかもしれません。しかし、レースの感覚はすぐには戻らないので、土曜日からの参戦するという状況に最初は戸惑いもありました。久しぶりのレース、それもRepsol Honda Teamで、日本GPというなかなかできない経験の中でプレッシャーもありましたが、完走してポイントを獲得したことにホッとしています。参戦できたことを感謝しています」

    ジャック・ミラー(MotoGP リタイア)
    「ブレーキングが少し遅れ、1コーナーでフロントエンドから流れてしまいました。レースラインを保とうとしましたが速すぎて、フロントから転びました。スコット(レディング)や(ダニロ)ペトルッチ、(アルバロ)バウティスタ、そして(ステファン)ブラドルがいる集団についていこうと一生懸命プッシュしていました。転倒するまでは、いいバトルができたと思います」

    Moto2 コメント
    トーマス・ルティ(Moto2 優勝)
    「今大会は、ポールポジションを獲得できなかったこと以外は、完ぺきでした。決勝レースではフィーリングがよくて快適でした。終盤はヨハン(ザルコ)に追い上げられ、集中力と速さをキープするのが難しかったです。次のレースでは、彼がレース結果よりもチャンピオンシップのことをもっと考えることを願っています。そうすればもっと楽に戦えるからです。とにかく優勝してチームの期待に応えることができてとてもよかったです」

    ヨハン・ザルコ(Moto2 2位)
    「スタートでポジションをいくつか落としてしまいました。いいペースで走ることができなかったのですが、僕はライバルたちとは違うタイヤを使っていたので、周回を重ねるごとによくなっていきました。いくつかミスをしましたが、表彰台に上がることができました。終盤、トム(トーマス・ルティ)に追いつくことを願っていましたが、彼のペースはレース全体を通してとてもよかったので、非常に難しかったです。今回の目標は表彰台獲得で、それを達成できたのでうれしいです。また、アレックス・リンスが今週は苦戦していたのでチャンピオンシップリードを広げることができました」

    フランコ・モルビデリ(Moto2 3位)
    「レース終盤に中上(貴晶)といいバトルができました。何度もオーバーテイクをしました。そして残り数コーナーというところで表彰台を確実にしました。今週はチームがすばらしい仕事をしてくれたのでとてもうれしいです。3連戦の最初のレースとしては、とてもポジティブでした。次はオーストラリアです。また表彰台を狙っていきます」

    中上貴晶(Moto2 4位)
    「序盤いい位置につけることができました。しかし、(トーマス)ルティがペースアップしていたので、遅れないようにがんばりました。3コーナーでラインを外したときに(ヨハン)ザルコが前に出て差ができてしまいました。追いつける距離ではなくて、それからは(フランコ)モルビデリとの3番手争いになりましたが、ここで仕掛けなければ絶対に後悔すると思い、全力でトライしました。競り負けたことが本当に悔しいですが、昨年とは違う自分の走りをみせることができたと思います。次戦からの3戦、全部勝つつもりでがんばります」

    関口太郎(Moto2 22位)
    「テレビで見るGPライダーの進入はすごいと思っていましたが、実際に見るのでは大きな違いがありました。同じタイヤを使っているのに、自分が考えたこともない走りをしていました。自分の未熟さを感じました。この参戦で得たものを、これからのレースに絶対に生かしていくつもりです。参戦することができて本当によかったと思っています」

    Moto3 コメント
    エネア・バスティアニーニ(Moto3 優勝)
    「とても難しいレースでした。ビンダーは常にプッシュしていたし、レース終盤にはさらにプッシュしていました。彼とのギャップを縮めるのは大変でしたが、最後の6周は全力で走りました。そして最終ラップに彼に追いつくことができ、11コーナーで彼をパスすることができ、とてもいい気分でした。ブラッド(ビンダー)がストレートでとても速いことは分かっていましたが、その前の周にコーナー出口で少しはらんでいるのを見ていたので、それを最大限利用しようとしました。彼のスリップストリームを使い、ブレーキングでアタックしました。とてもうれしいです。表彰台はいつだってすばらしいですが、優勝は格別です」

    ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Moto3 5位)
    「今回も追い上げのレースができたし、トップ10フィニッシュとなりました。とてもうれしいです。少し疲れてスローダウンしなければならないときもありましたが、マシンの状態はよかったと思います。マシンを安定させるためにフットレストに力を入れなくてはならず、疲れました。結果に満足しています。チャンピオンシップにおいて重要なポイントを獲得できました。ルーキー・オブ・ザ・イヤーのトロフィー獲得に向けてがんばります」

    リビオ・ロイ(Moto3 7位)
    「スタートはそれほど悪くありませんでしたが、転倒を避けるために強くブレーキをかけなければならず、それで5つほどポジションを落しました。僕はソフトリアタイヤを選んだ5人の内の一人です。特にこのタイヤでは序盤に違いを出すことができます。そのため追い上げることができましたが、少なくとも5つのポジションを取り戻すために貴重な時間も使ってしまいました。『もしも』という言葉を使っても意味はありませんが、もしもいいスタートを切って上位のライダーたちについていったらどうなっていただろうかと思います。僕のペースは彼らと同じでした。もしかしたら彼ら以上だったかもしれません。とにかくいいレースでした。常に強さを感じることができました。この結果とレースウイーク全体に満足すべきだと思います。遠征のスタートとしてはよかったです。来週末のオーストラリアが楽しみです」

    岡崎静夏(Moto3 26位)
    「今回の参戦ではスタッフを増やしてもらい、小原監督がメカニックとしてついてくれました。走り出して、すぐに自己ベストに近いタイムを記録することができたのですが、それからは、どんな風にマシンを仕上げていけばいいのかが分かりませんでした。なにを伝えればいいのかということが分からず、自分がどんなマシンを望んでいるのかということも分かっていませんでした。それが本当に悔しいです。でも、それも参戦することができたから気がついたことだし、しっかり考えて、セッティングができるようになりたいです。成長できたら、また挑戦したいと思います」

    尾野弘樹(Moto3 失格)
    「スタートがうまくいって、トップ争いができました。タイヤを温存しながら終盤にプッシュして前に出ようと思いました。序盤は辛くて、そのため、トップ争いができなかったことは心残りですが3位になれたし、初めて表彰台に登れたことは本当にうれしかったです。しかし、レース後、着替えているときに失格を知らされ、いただいたトロフィーを持っていかれてしまいました。自分としては、3位になれた充実感もあります。一体なにが起こったのかという気持ちですが、まだレースは続きます。次戦オーストラリアに向けて気持ちを切り替えたいです」

    関連:【MotoGP】 ホンダ:日本GP 決勝 レポート

  • 【MotoGP】 ホンダ:日本GP 決勝 レポート

    【MotoGP】 ホンダ:日本GP 決勝 レポート

    MotoGP 日本グランプリの決勝レースが16日(日)、ツインリンクもてぎで行われた。

    MotoGP レポート
    天王山となるこの一戦。フロントロー2番グリッドからスタートしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、好スタートを決めてトップで1コーナーに飛び込むものの、2コーナーでホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)にかわされ2番手で1周目を終える。

    その後、3周目で前を走るロレンソを抜きトップに立つと、徐々に後続を離し始める。そんな中で7周目にバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が転倒し、サーキットにどよめきが起こった。マルケスは、14周目には2番手のロレンソとの差を4秒近くに広げると、独走状態に入る。19周目には、V字コーナーで2番手を走るロレンソが転倒。その後、マルケスは着実な走りでゴールラインへとマシンを進め、チェッカーを受けた。この優勝により残りのレース数と獲得ポイント数の関係で、マルケスが2016年のライダーズチャンピオンを決めた。マルケスが日本GPで年間チャンピオンを決めたのは2014年に続き2年ぶり2度目だが、日本GPでの優勝は初めてとなる。

    また今シーズン、インディペンデントチームの中で4回連続の予選トップタイムを記録したカル・クラッチロー(LCR Honda)は、アレイシ・エスパルガロ(スズキ)とマーベリック・ビニャーレス(スズキ)に先行を許し、1周目を7番手で終えるが、その後に上位陣の転倒もあり5位でチェッカーを受けた。

    3戦ぶりに復帰したジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、予選14番手から決勝に臨んだ。1周目で12番手に順位を上げるものの、その後13番手にポジションを落とし、さらに7周目に転倒リタイアとなった。

    ミラーのチームメートのティト・ラバトは18番グリッドからスタート。1周目で20番手にポジションを落とすも、その後着実に周回を重ね、上位陣の転倒などにより、最終的には14位まで順位を上げ、2ポイントを獲得した。

    フリー走行で転倒したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)に代わって決勝に臨んだ青山博一は、最後列22番グリッドからスタート。1周目で19番手まで順位を上げると、その後は堅実な走りでポジションをキープ。上位陣の転倒などにより、15位でチェッカーを受け、1ポイントを獲得した。

    Moto2 レポート
    晴天の中で始まったMoto2クラス。今季5度目のポールポジションから好スタートを切った、ポイントリーダーのヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)は、オープニングラップでランキング4位につけるトーマス・ルティ(Garage Plus Interwetten)、5位のフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)、6位の中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)に先行される。序盤、ザルコは中上と3番手争いを繰り広げるが、12周目に中上を抜くと、その勢いで2番手を走るモルビデリも抜き、トップを走るルティに迫る。終盤、必死にルティを追うものの及ばず、0.386秒差で、2位表彰台を獲得した。ザルコの追撃を抑えたルティは2年ぶりに日本GPで優勝を果たした。

    一方、ポイントランキングにおいて1ポイント差でザルコを追うアレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)は、予選結果が振るわず、22番グリッドからスタート。決勝レースでも精彩を欠き、1周目に転倒を喫し、リスタートするものの20位に沈んだ。この結果、ポイントランキングで、ザルコはリンスとの差を21ポイントに広げ、チャンピオンの獲得に一歩前進した。

    第8戦オランダGPでの優勝を受け、地元グランプリでの期待が高かった中上は7番グリッドから好スタートを決め、2周目には3番手につけるが、12周目の3コーナーで膨らんでしまい、ザルコに抜かれて4番手に。終盤にかけて前を走るモルビデリに迫り、最終ラップのV字コーナーでモルビデリを抜くものの、その後90度コーナーで抜き返され、4位フィニッシュで表彰台への登壇はかなわなかった。

    ワイルドカード参戦の関口太郎(Team Taro Plus One)は、30番グリッドからスタートし22位。また同じくワイルドカード参戦の浦本修充(Japan-GP2)は、21位でレースを終えた。

    Moto3 レポート
    Moto3クラスは、7台が転倒リタイアするレースになった。

    まず、スタート直後の2コーナーで、ホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)が転倒。巻き込まれた2台を含め、3台がここでリタイアした。

    その後、レース中盤までは6台がトップグループを形成する激しい戦いとなった。その中から総合首位のブラッド・ビンダー(KTM)、総合3位のエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)が徐々にリードを広げ、終盤は2台でトップ争いを繰り広げた。最終ラップのヘアピンコーナーまでビンダーがリードし、そのまま優勝するかに見えたが、バスティアニーニが90度コーナーでビンダーのインに飛び込み、0.017秒の僅差で勝利を手にした。

    予選トップタイムでポールポジションを獲得した尾野弘樹(Honda Team Asia)だったが、フリー走行中のペナルティーで降格となり、セカンドロー4番グリッドからのスタートとなった。序盤から先頭集団についていった尾野は、終盤にアンドレア・ミニョ(SKY Racing Team VR46)と激しい3番手争いを繰り広げた。最終的に、ファイナルラップのV字コーナーでミニョが転倒し、そのまま逃げきり3位でフィニッシュラインを通過したが、レース後の車検で最低重量違反による失格となった。

    ワイルドカードで参戦の岡崎静夏(UQ & Teluru Kohara RT)は、34番グリッドからスタート。転倒などのアクシデントもなく周回を重ね、26位となった。この経験を生かし、全日本ロードレースでの活躍が期待される。

    関連:MotoGP 日本GP 結果:マルク・マルケスが優勝でタイトル獲得!

  • 【MotoGP】 ホンダ:日本GP 予選 ライダーコメント

    【MotoGP】 ホンダ:日本GP 予選 ライダーコメント

    MotoGP 第15戦 日本GPの予選が15日(土)、ツインリンクもてぎで行われた。

    第15戦日本GPの予選は、青空が広がる絶好のコンディションの中で行われ、タイトル王手のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がフロントロー獲得の2番手から決勝に挑むことになった。

    MotoGP コメント
    マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
    「ポールポジションを獲得できたら最高だったのですが、このサーキットではもう少し苦戦すると思っていたので、2番グリッドでもうれしいです。かなりいい仕事ができました。レースウイークを通していいペースがあります。午後の予選は、最初のスティントはとてもうまくいきましたが、セカンドマシンで最初のアタックをしているときに11コーナーでミスをしてしまいました。最後にもう一度チャンスがありましたが、(カル)クラッチローが転倒した場所でイエローフラッグが見えたためスローダウンしました」

    カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
    「ブレーキングでタイムを縮める努力をしたのですが、チームもHondaもとてもよくがんばってくれました。フロントローを獲得できなかったことは少し残念ですが、ベストを尽くしました。最初のスティントでアタックしているときにいくつかミスをしてしまったので、次のアタックでは0.3秒は縮められると思いました。しかし5コーナー進入でフロントから滑ってしまいました。ミスの理由は、フロントに、いつも使うハードタイヤの代わりにミディアムを使ったことでした。決勝では序盤に少し苦戦すると思います。このサーキットはブレーキングが深くなるので、小さなミスで済ますことがとても難しいです。上位のライダーたちと逃げきれるようにがんばります。そして彼らについていきたいです。でも、みんなも同じことを言っていると思います」

    ジャック・ミラー(MotoGP 14番手)
    「予選ではフロントエンドのセットアップがよくなり、自信につながりました。FP3では、タイムアタックもしていないのに転倒してしまい、ついていませんでした。そのためFP4と予選は僕にとても重要なセッションになり、両方のセッションでさらにスピードを上げることができました。この勢いを決勝レースへつなげたいです。完全に満足しているわけではありませんが、体力的に大丈夫なことが分かって安心しています。また、フロントエンドには少しマージンがあるので、明日はいい結果を残すためにプッシュしたいです」

    ティト・ラバト(MotoGP 18番手)
    「フリープラクティスと予選の結果には満足しています。フィーリングもセットアップも前進することができました。予選では1分46秒台で2周走ることができました。おかげで力強いレースをする自信につながりました」

    青山博一(MotoGP 22番手)
    「ダニ(ペドロサ)には早くケガを治して復帰してほしいと願っています。金曜日の夕方に参戦が決まり、ギリギリ間に合ったという状況です。テストでは、この車両では4回くらい走行していて、走り出しはスムーズにいけたのですが、テスト時のタイヤとは違うスペックだったこともあり、感触が違い転倒してしまいました。決勝朝のフリー走行で、もう一度、セッティングを見直したいと思っています。母国GPを走れる機会は、なかなかない機会なので、1ラップ1ラップを噛みしめて走りたいと思っています」

    Moto2 コメント
    ヨハン・ザルコ(Moto2 ポールポジション)
    「ここ数戦は苦戦していたので今日はとてもうれしいです。ピットとコース上でいい仕事ができるようにチームと話し合ってきました。今週はベストな感触をつかむのに時間がかかりましたが、もてぎは好きなサーキットです。ポールポジションを獲得して自信につながりました。(アレックス)リンスが苦戦していることは分かっています。明日は勝つことに集中しますが、表彰台に上がることができればとてもうれしいです」

    トーマス・ルティ(Moto2 2番手)
    「グランプリで一番大事なのは決勝ですが、ペースはとてもいいので、かなり自信があります。でも速く走ることができていたのに、ポールポジションが獲得できなかったのは残念でした。少しフラストレーションがたまりました。ヨハン(ザルコ)におめでとうと言いたいです。予選では、最初のタイヤのセットに小さな問題がありました。ポールポジションは獲得できませんでしたが、フロントローを獲得できてよかったです。難しいレースになることは分かっていますが準備は整っています」

    フランコ・モルビデリ(Moto2 3番手)
    「今日の予選で3番グリッドを獲得できてよかったです。フロントローからのスタートは久しぶりです。最も大事なことは前のライダーたちにとても近いということです。そしていいペースがあることです。明日はできるかぎりいい結果が出せるようにがんばります」

    中上貴晶(Moto2 7番手)
    「ポールポジション争いがしたかったですし、できればフロントローに並びたかったです。望んでいた結果ではないですし、とても悔しいです。自己ベストを0.8秒更新したのですが、周りが思った以上にタイムを上げてきたこともあり7番手でした。フリー走行3回目で試したセッティングの方向があまりよくなく、予選では昨日のセッティングに戻しました。FP3を有効に使えなかったことが悔やまれます。しかし、決勝に向けて上位のライダーと変わらないアベレージを記録できています。昨年に比べて常に安定して走ることができているので、自信を持って決勝を走り、優勝して日の丸を揚げたいです」

    関口太郎(Moto2 30番手)
    「ワイルドカードでの参戦では、勝負しますというレベルにはいけないのが現実です。それでも、走行ごとにタイムは上がっています。転ばずにメニューをこなし、予選を終えることができました。経験値を上げたいという思いで参戦しました。そういう意味では、GPライダーとの違いがすごくあるということが分かりましたし、その差を埋めるために、ライダーとしても、チームとしても懸命に考えてトライできています。この経験が、絶対に次につながると思っています。決勝もひたすら一生懸命に走ってチェッカーを受けたいです」

    Moto3 コメント
    尾野弘樹(Moto3 1番手)
    「FP3までセッティングが出ていなくて手探りの状態でした。サスペンションのセッティングを予選で変えたのですが、それがよくて、自分の思うような走りができました。最後はタイヤを変えてタイムアップを狙いました。気持ちよく走ることができました。きっといいタイムが出ていると思いましたが、ポールタイムとは思いませんでした。ピットに戻り1番だと聞いて素直にうれしかったです。ペナルティーでグリッドは下がりましたが、ポールポジショングリッドより緊張せずにスタートできると思うので、優勝を目指します」
    ※ペナルティーにより、決勝は4番手スタート

    エネア・バスティアニーニ(Moto3 4番手)
    「この結果はとてもうれしいです。午前中のフリー走行では、予選の前にソフトタイヤを使ってマシンの動きをチェックしたかったのですが、最後に転倒してしまい、それができませんでした。また、午後は路面温度が上がり、午前中に比べて大きな温度差となったため、いい感触をつかむのに苦戦しました。でも最後にセットアップを少し変えたのですが、うまく機能して、目標のフロントローを獲得できました。ブレーキング時に、ブレーキをリリースする時の感触がまだよくないので、決勝へ向けてさらにフロントエンドに取り組む必要があります。とにかくペースはいいので、いいレースができると思います」

    ニッコロ・アントネッリ(Moto3 7番手)
    「予選で3列目を獲得できてよかったです。上位にこれほど近いところからスタートできるのは久しぶりです。一番大事なことは上位のライダーたちと近く、いいペースがあるということです。明日はできる限りいい結果を出せるようにがんばります」

    岡崎静夏(Moto3 34番手)
    「マシンもよくなっているので2分01秒台に入ると思っていました。しかし、ストレートで全日本選手権のマシンよりスピードが出ていませんでした。エンジンのいいところが使えず、うまくスピードを乗せることができませんでした。ブレーキングポイントや重心の持って行き方、立ち上がりなど、細かな部分をきちんと詰めて行かなければタイムにはつながりません。GPライダーは、決勝ではもっと速く強くなると思うので、自分の走りを見直して最後までしっかりと走りきりたいです」

  • ホンダF1 長谷川祐介 「2016年の開発の満足度は50%」

    ホンダF1 長谷川祐介 「2016年の開発の満足度は50%」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、今シーズン、ホンダが成し遂げた進歩には50%しか満足していないと語る。

    ホンダは、F1マレーシアGPで最終アップグレードを投入。ジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソは、最後のパワーユニットを受け取った。

    F1日本GPでは予想外のパフォーマンス不足に苦しんだマクラーレン・ホンダ。長谷川祐介は、シーズンを通してはっきりとした改善があったとしつつも、今年の仕事には十分には満足していないと述べた。

    「そうですね。2016年の我々の開発は完了しています。ですが、もちろん、トラック毎にパワーユニットの微調整は続けていきます」と長谷川祐介はコメント。

    「満足度としては50%ですね。我々は多くの進歩を果たしましたが、まだトップレベルのチームのレベルには達していません」

    「我々が今年やったことは、もちろん、来年の助けになります。ですが、現在、我々は2017年の序盤に完全に集中しています。来年内にどうなっていくかはその後です」

    長谷川祐介は、ホンダはF1日本GPの後退から出来る限り早く挽回できるように学ぶことに取り組んでいると語る。

    「鈴鹿には2つのポジティブな点がありました。不十分なパフォーマンスによる現実のチェックと謙虚さです。それは通常よりもチームが深く自分たちと向き合う助けになりますし、次にもっと良いレースをしようというモチベーションをチームに与えています」

    「鈴鹿よりもオースティンの方が我々に適したトラックだと考えていますが、この時点で予測するのは難しいです」

  • 【MotoGP】 ホンダ:日本GP 金曜フリー走行 ライダーコメント

    【MotoGP】 ホンダ:日本GP 金曜フリー走行 ライダーコメント

    MotoGP 第15戦 日本GPのフリー走行が14日(金)、ツインリンクもてぎで行われた。

    初日となる10月14日(金)は、Moto3クラスで40分間の“フリー走行”が、Moto2クラスとMotoGPクラスでは45分間の“フリー走行”が午前・午後に分けてそれぞれ1回ずつ行われた。

    MotoGP コメント
    マルク・マルケス(MotoGP 4番手)
    「ダニのケガは本当に残念でした。いつものスピードが戻ってきていたし、早くよくなることを願っています。今日は思っていた以上にいいフィーリングでした。正直、もう少し苦戦すると思っていましたが、最初から感触はそれほど悪くありませんでした。今日はいい仕事ができました。午後はフロントにハードタイヤを試し、少しプッシュしようとしているときに転倒してしまいました。でも引き続き走ることができたし、ラップタイムも更新しました。これはポジティブなことでした。ここではライバルたちが強いサーキットですが、彼らとはそれほど差はありませんでした」

    カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
    「少し疲れていますが、今日はそれほど悪い日ではありませんでした。全体的にはマシンの仕上がりにかなり満足しています。改善の余地も、少し苦戦しているエリアもありますが、それでも、とても満足しています。今日は違うセッティングをいくつか試しました。そのため、少し時間を無駄にしてしまったかもしれませんが、それも想定内のことでした。明日も向けて引き続きデータを検証していきます。さらに少し前進できることを願っています」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 9番手)
    「本当に悲しいです。ホンダのホームサーキットでレースをすることをとても楽しみにしていました。このサーキットは大好きなサーキットのうちの1つです。FP2のアウトラップでした。11コーナーに入った瞬間にリアから滑り、タイヤがグリップが復活したときに宙に飛ばされました。これ以上話すことはありません。できる限り早くサーキットに戻ってこられるよう回復することに集中したいです。僕の代役として彼のホームファンの前でレースをするヒロに幸運を祈ります」

    ジャック・ミラー(MotoGP 18番手)
    「今日は久しぶりの走行となり、セットアップに苦戦しました。明日は、もう少しいい走りができることを願っていますが、今日は難しい一日でした。明日に向けて気持ちを切り替え、なにができるか考えたいです。どこを改善できるのか、データを検証するために今夜は長い夜になりそうですが、さらに自信をつけるためにいい方法を見つけたいです。リアタイヤのスピンが少し多く、それに苦しんでいます。フロントエンドのハンドリングも、もっとよくする必要があります」

    ティト・ラバト(MotoGP 19番手)
    「このサーキットはとても好きです。そして、ホンダにとって重要なレースになります。午前中の走行は、レースウイークのスタートとしては満足しています。着実にタイムを更新したし、すべてひとりで走ることができたのでうれしいです。FP2の最後はもっと速く走ることができたと思いますが、6コーナーでラバティが僕の前で大きなクラッシュをしたので完全なラップにはなりませんでした。ファステストタイムとのギャップの大きさは分かっています。明日は落ち着いて集中して走らなければなりません。そしてマシンのセットアップを進めたいです」

    青山博一(MotoGP)
    「ダニのことは本当に残念でした。早く治ることを願っています。このような形でレースに戻るのは、最良の方法ではありませんが、友人やファンの前でHondaのためにベストを尽くします。マイク・ジョーンズが僕のレーシングナンバ―の7をすでに使っているので、僕は73を使います。この番号は250cc時代の最初のシーズンに使った番号です」

    Moto2 コメント
    トーマス・ルティ(Moto2 1番手)
    「今日はそれほど悪くありませんでした。最初のプラクティスは少し変わったコンディションでした。路面のフィーリングがつかめませんでした。実際どのクラスでも多くのライダーが転倒していました。でも午後はかなりいいペースをつかむことができました。いいセットアップも見つかりました。今大会で使える2種類のタイヤにはかなり大きな違いがあります」

    中上貴晶(Moto2 2番手)
    「今日は全体的にいい一日でした。午前中の走行でトップタイム。午後の走行で2番手と順調に終えることができました。今日はもてぎでの自己ベストを更新して初めて1分50秒台に入れたこともうれしかったです。これまでは1分51秒3がベスト。それを初日に更新できました。マシンのレベルもすごくいいです。あとは予選でいいタイムを出し、決勝に向けて準備をしたいです。予想していた以上にファンの方から声援を送っていただいて、すごくうれしいです。すごく期待されていることを感じましたし、それに応えたいです。ファンの声援は力になります。日の丸は昨年より多いような気がします。明日あさってと、もっと増えると思います。今大会はいいスタートが切れました」

    フランコ・モルビデリ(Moto2 3番手)
    「今日は両方のセッションで、戦闘的に走ることができたので、満足しています。昨年のもてぎは、足のケガのために決勝を走れませんでした。今日は、このサーキットでの自信を取り戻すことがすべてでした。これが唯一の心配事だったので、うれしいです。明日は、マシンのセットアップに集中して取り組むことができます。また、決勝に向けてタイヤライフに取り組むことも重要になります」

    サム・ロース(Moto2 4番手)
    「とてもいい1日でした。ルティが今日は最速でしたが、心配はしていません。彼はこのサーキットではいつも速いし、僕たちにはまだ改善の余地があります。今日はいろいろなことに取り組みましたが、ハードタイヤを使ったとき、少し誤った方向に進んでしまいました。そのほかのタイヤでは大きく前進できました。明日の予選では、もちろんポールポジション争いができると思います」

    関口太郎(Moto2 30番手)
    「今日はシェイクダウンのような状況だったので、確認しながら走行をこなしました。14年型のTSRでの参戦です。今回はいつものスタッフに加えてTSRのスタッフ、プラスワンのスタッフに来てもらい、限られた時間の中で、マシンのセットアップを行いました。マシンだけでなく、ライディングのアプローチを変えました。9年ぶりにGPライダーたちと一緒に走れる機会を得て、よかったと思います。GPライダーと走るのは簡単ではないですし、やりがいを感じます。明日は、もっといい走りをします」

    Moto3 コメント
    エネア・バスティアニーニ(Moto3 1番手)
    「今日はとてもうまくいきました。午前中から速さがありました。しかし、十分ではなかったので、午後のセッションに向けてデータをチェックしました。このサーキットはあまりグリップがなく、低速コーナーの出口で少し苦戦しています。でも午後は改善できたし、いいパフォーマンスを出せました。明日の予選はいつものように激しいバトルになると思うので、引き続きがんばって取り組みます」

    尾野弘樹(Moto3 2番手)
    「初日2番手で終えられましたが、セッション終盤に転んでしまい、しっかり力を出し切れませんでした。今日はあまりフィーリングがよくなかったのですが、そういう状況の中では、順調にタイムを更新することができました。セッション終盤に転んだ理由は、フロントから切れ込んだためです。まだ、自分のライディングもマシンのセットアップもまとまってきていないので、引き続き明日も取り組みたいです」

    リビオ・ロイ(Moto3 3番手)
    「このサーキットは好きです。とても自信があり、初日を3番手で終えられて、すばらしい気分です。マシンの感触は最高です。全体的に速さがありますが、セクター3でまだ改善の余地があります。明日の予選でさらに改善させなければなりませんが、今のところとても調子がいいです」

    岡崎静夏(Moto3 35番手)
    「SP1で自己ベストに近いタイムをすぐに出すことができました。いつも乗っているエンジンよりも速く、うまくインにつけない状況でしたが、タイムが出ました。もっとタイムが詰まると思い、SP2に挑みましたが、思うようにタイムを上げることができませんでした。SP1のバランスの方が乗りやすかったので、明日はもう一度見直していきたいと思っています。今日は抜かれてばっかりでしたが、そのスピードが信じられないくらい速くて衝撃的でした。グランプリを走っているんだなと実感しました。明日は、マシンをしっかり仕上げ、もっと速く走れるようにがんばります」

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