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  • マクラーレン・ホンダ 「せめてパフォーマンスでは昨年を上回りたい」

    マクラーレン・ホンダ 「せめてパフォーマンスでは昨年を上回りたい」

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、2017年のコンストラクターズ選手権の順位と合計ポイント数で昨年を上回ることは厳しいかもしれないが、せめてコース上のパフォーマンスでは昨年を超えたいと語る。

    ホンダとのパートナーシップ3年目に突入したマクラーレンだが、ホンダ復帰初年度の2015年に匹敵するほどの苦戦を強いられており、前戦F1スペインGPでザウバーがポイントを獲得したことで単独最下位に沈んだ。

    ザク・ブラウンは「シーズン末に2016年のパフォーマンスを上回れると楽観的に捉えている」とコメント。

    「ポイント数で上回ると言っているわけではない。だが、全員の仕事と努力によって、昨年末よりもコース上でより競争的になれると考えたい。しかし、もちろん、我々は今シーズンの前半をこのような損失でスタートしている。シーズン終了時のポイント数で言えば、6位よりも良い結果を出すことをイメージするのは難しい」

    「だが、6位のチームよりもコンペティティブでシーズンを終えることが目標だ。それは変わっていない」

    マクラーレン・ホンダの現状についてザク・ブラウンは「良い面から始めよう。我々には素晴らしいチームがあり、2名の素晴らしいドライバーがいる。そして、我々には良いシャシーがある。なので、我々は間違いではなく、適切なことの方が多い」とコメント。

    「だが、挑戦を抱えている場合、それは妨げられるものだ。確かにフラストレーションは溜まっている。だが、我々にできるのは、問題に対処するためにホンダと懸命に仕事をしていくことだけだ」

    「我々のパワーユニットの状況には、我々全員がフラストレーションを抱えている。パートナーを含めてね。彼らはかなり懸命に作業している。彼らがやっているあらゆる努力に成績をつけるとすればAを与えられるだろう。だが、F1は結果重視であり、努力が評価されるわけではない。そうだね、そこはフラストレーションを感じる。技術的な問題を解決するには単純に時間がかかる。サッカーの試合とは違い、悪い試合をしても翌週に初めからスタートできるわけではない。ここれはもっと長いゲームだ」

    メルセデスがホンダのコンサルティング支援を行うとの噂については「ホンダの技術開発に関するすべての質問に答えるのはホンダ。我々はホンダに代わって話をするのは好きではない」と明言を避けた。

    またメルセデスへのパワーユニット変更についてザク・ブラウンは「我々はホンダとレースに勝つ必要がある」とコメント。

    「それが我々が期待していることだ。彼らの期待でもある。その次のステップはチャンピオンシップでなければならない。今は困難な時間を過ごしているが、ホンダは初めて厳しい時間を経験するエンジンメーカーではない。これは難しいスポーツだ」

    2018年からホンダはザウバーにカスタマーパワーユニットを供給する。元マクラーレンの代表を務めたロン・デニスは、ホンダとの独占契約を重視していたが、状況は変化をみせた。

    その件についてザク・ブラウンは「それについては答えられない。私はここにはいなかったからね」とコメント。

    「だが、私としては2つの味方をしている。2つ目のチームがいれば、今よりも多くのデータを生み出すことができると言える。だが、その一方で2チームに問題が発生すれば、それらを解決するのはより厳しくなるだろう。1チームと2チームとではプラスとマイナスの可能性がある」

    「来シーズン、ザウバーに供給することに問題はあるか? いいや、私は良いことだと思っているよ」

    今月末、フェルナンド・アロンソは、F1モナコGPを欠場して、マクラーレン・ホンダの看板を背負ってインディ500に参戦する。

    ザク・ブラウンは「マクラーレンには他のモータースポーツにおける長く豊かな歴史がある。我々はル・マン、CanAm、フォーミュラ5000なのを制してきた。これは1回限りではない。マクラーレンのモータースポーツを広げていくプランの一部だ」とコメント。

    「F1は常に我々のトッププライオリティのままだ。だが、我々は複数の利益を持った大きな組織だ。我々はフォーミュラEにバッテリーを供給し、F1とNASCARでは我々のエレクトロニクスが採用されている。モータースポーツの多くの異なる業態でレースをするというビジョンを持ったボスたちのおかげでマクラーレンは複数の分野でレースをしている」

    今回はアンドレッティ・オートスポーツと組んでの参戦だが、将来的な独自参戦の可能性については「あるかもしれない。だが、今はインディ500以外のプライはない」と述べた。

  • マクラーレン、ホンダを介したザウバーとの“密接な関係”を示唆

    マクラーレン、ホンダを介したザウバーとの“密接な関係”を示唆

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ザウバーがホンダからカスタマーパワーユニットの供給を受ける2018年にマクラーレンとザウバーがより密接な関係を築いていくことは“自然なこと”だと語る。

    先月のF1ロシアGPの週末、ザウバーは2018年からホンダのパワーユニットを使用することを発表。ホンダが2015年にF1復帰して以来、マクラーレン以外でホンダのパワーユニットを使う最初のチームになる。

    当初、マクラーレンはライバルにホンダの“独占”エンジンを供給することを渋っていたが、ホンダがライバルに対してパワーユニット開発で遅れを取っていることもあり、ザク・ブラウンはマクラーレンにとってもホンダのザウバーへの供給は有益だと感じている。

    「多くのデータがあった方がいいし、より多くのデータを得られれば、より多くのことを学べると思うので、ザウバーがホンダを走らせることは良いことだと思う」とザク・ブラウンはコメント。

    「ホンダはそこから利益を得る。したがって、我々はそこから利益を得ることになる」

    ホンダがザウバーにパワーユニットを供給することについてマクラーレン内に反対意見はなかったかと質問されたザク・ブラウンは「マクラーレンの全員が合意に満足している。意見が割れることはなかった」と答えた。

    ザク・ブラウンは、ザウバーとの技術パートナーシップや、ランド・ノリスや松下信治といったマクラーレンとホンダのそれぞれのドライバー育成プログラムのための実験場など、ザウバーと共生関係を築いていくことにオープンであることを示唆した。

    「我々はいかなる会話もしていないが、共有のパワーユニットをシェアする2チームが、最終的に両チームの相互の利益においてより密接に取り組んでいくことは自然なことだ」

    「技術面、スポンサーのためのドライバーなど、多くのカタチで行われる可能性がある。我々はそのような会話はしていないが、彼らはパワーユニットのパートナーになるわけだし、密接にパートナーシップを築いていきたいと思っている」

    ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンもザク・ブラウンと意見は一致しており、プライベーターチームとして最大の利益であるならば、ドライバーに関して契約を結ぶ意向があることを示唆した。

    「最終的にチームの決定であり、良いドライバーを起用することはチームの責任でもあります。我々が過去に現在のエンジンパートナーであるフェラーリともやってきたように、重要なパートナーとその種の問題と協議してきました」

    「エンジンサプライヤーからドライバーを受け入れることは、正常な行為です。我々はそれにオープンですし、どのような結果になるか見てみるつもりです」

    「スポンサーシップに関しては、目を向けるにはまだあまりに早いと思います。契約を発表したばかりです。どのように発展していくか見ていくつもりです」

  • 【WTCC】 ホンダ、ランキングトップをキープ / 第3戦ハンガリー

    【WTCC】 ホンダ、ランキングトップをキープ / 第3戦ハンガリー

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)の第3戦は、ハンガリーのハンガロリンクで行われた。

    予選順位のリバースグリッドで行われるオープニングレースでは、2番手からスタートしたティアゴ・モンテイロ(Castrol Honda World Touring Car Team)が好ダッシュでトップに立ち、オープニングラップを制した。

    5番手からスタートしたノルベルト・ミケリス(Castrol Honda World Touring Car Team)は、激しいポジション争いの中、他車と接触してマシンにダメージを負い、ピットインを余儀なくされる。

    そうした12周のレース中、常に迫る後続を安定したペースで抑えきったモンテイロが、ウイナーとなった。12番手スタートの道上龍(Honda Racing Team J.A.S.)は、追い抜きの難しいコースで終始バトルを展開し、11位でフィニッシュした。

    その後に行われたメインレースでは、6番手スタートのミケリス、9番手スタートのモンテイロが好ダッシュを披露。1周目でミケリスが5番手、モンテイロが6番手にポジションアップを果たす。2台はさらに上位を目指したが、ツイスティなコースだけになかなか追い抜きが難しく、上位車の脱落によりミケリスが4番手、モンテイロが5番手に浮上したところで、チェッカーを迎えた。

    12番手スタートの道上は、マシンのセッティングが決まらず、アンダーステアに苦しみながらも13位で完走を果たした。

    ティアゴ・モンテイロ(優勝/5位)

    「今シーズン2度目の優勝を、とても喜んでいます。2番グリッドからのスタートでしたから、勝利が目標でした。チャンピオンシップでは、シーズンの早い段階で勝利をものにしていくのが重要です。そしてこれからも、確実にポイントを積み重ねていくことが大切です」

    ノルベルト・ミケリス(15位/4位)

    「とても難しい日でした。オープニングレースでは、すばらしいスタートを切ったのですが、他車と激しくぶつかってしまい、これでレースは台無しになりました。メインレースでの4位はOKですが、結果的に大きなポイントを失った日でした。これはチャンピオンシップの点から考えると、非常に難しい戦いとなることを意味しています。私を応援してくれた母国のファンの皆さんに、表彰台での姿をお見せできなかったことをとても残念に思っています」

    道上龍(11位/13位)

    「3戦目にして初めて、2レースともトラブルもアクシデントもなくちゃんと走りきれたという点では、よかったと思っています。今回はテストを行ったコースでしたが、実際のレースとなるとマシンのバランスに悩まされてしまい、思うようなペースで走ることができませんでした。まだ自分自身の経験の少なさもあると思いますが、ほかの2台のペースに追いつけるように、セッティングの仕方やドライビングをもっと向上させないといけないですね。次は、自分としては自信のあるニュルブルクリンクですから、期待していますしがんばりたいと思います」

    古川隆一|Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー

    「予選からセッティングを見直し、アンダーステアを解消するセッティングを行いレースに臨みました。その効果もあって、オープニングレースではモンテイロ選手が優勝でき、よかったと思います。メインレースでは、ペースはよかったのですが、やはりなかなか抜けないコースで、地元のミケリス選手が表彰台にあと一歩届かず残念です。今回の80kgのハンディウエイトは、このようなツイスティなコースでは、かなりタイムに影響がありました。80kgを搭載しても勝てるマシン作りをさらに加速させていきたいと思います。次のニュルブルクリンクではマシンの総合力が問われるので、車体・エンジンの両面で改善を行い、勝つレースをお見せしたいと思います。応援よろしくお願いします」

  • ホンダF1 「十分にポイントを獲得できる速さがあった」 / F1スペインGP

    ホンダF1 「十分にポイントを獲得できる速さがあった」 / F1スペインGP

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1スペインGPの決勝レースを振り返った。

    フェルナンド・アロンソが今季初となるQ3を果たし、7番グリッドからポイント獲得が期待されたF1スペインGPだったが、1周目に不運な接触があり後退。最終的に12位という結果に終わった。ストフェル・バンドーンは接触にとってレース中盤にリタイアしている。

    「昨日の予選はフェルナンドの素晴らしいパフォーマンスによりいい結果となりましたが、そこからすると今日のレースはチームの全員にとって残念なものになりました」と長谷川祐介はコメント。

    「フェルナンドは1周目の不運なアクシデントにもかかわらず、今日もいいレースを見せてくれました。どのような状況でも諦めず、前を走るマシンを懸命に追いながらいいペースで走ってくれましたが、予選で獲得したグリッドのはるか後方からレースを続けなければいけなかったことは、彼のレースを難しいものにしました」

    「今日は十分にポイントを獲得できる速さがあったと思いますが、結果的にポイント獲得に至らなかったことは非常に残念でした」

    「この週末はストフェルについては厳しいものになりました。最後尾からレースを始めることになり、レース中盤でのリタイヤという結果に終わりました。彼はいま難しい状況にいると思いますが、この状態から挽回するために一緒にチャレンジを続けていきたいと思います」

    「次戦のモナコグランプリも、我々にとっては大きなチャンスになると考えています。ドライバーのスキルも重要になりますが、ジェンソンとストフェルが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれると思っています。レースに対しては万全の準備をして臨みますし、同時にさらなら競争力をつけるためにマクラーレンと一緒に開発も継続していきたいと思います」

    関連:F1スペインGP 結果:ルイス・ハミルトンが今季2勝目

  • ホンダF1 「カナダで大幅アップデートを投入できるかはまだわからない」

    ホンダF1 「カナダで大幅アップデートを投入できるかはまだわからない」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、6月のF1カナダGPまでにホンダがF1エンジンに大幅なアップデートを投入する準備を整えられるか確信できていないと語る。

    ホンダは、メルセデスやフェラーリに対する大きなパワー不足を縮めるべく、同社のV6エンジンの大幅な改良に取り組んでいる。

    F1スペインGPの予選で7番グリッドを獲得したフェルナンド・アロンソだが、ポールポジションを獲得できるようになるにはホンダのF1パワーユニットにはまだ50馬力以上のパワーが必要だと述べている。

    ホンダは、さくらのダイナモで実験している燃焼技術を不具合なく6本のシリンダーに移行することに苦労している。

    ホンダは、独立系エンジン企業のイルモアの援助を求めているとされ、報道では進歩を加速させるための対策の一部としてメルセデスにコンサルティングを求めているともされている。

    当初、ホンダは来月までに最初の大幅なパフォーマンスアップデートを投入できることを期待していたが、長谷川祐介はF1カナダGPまでにアップデートを準備できるかは確信できていないと語る。

    「カナダはパワーサーキットですので、もちろん新しいエンジンを準備できるならば、投入したいです」と長谷川祐介はコメント。

    「ですが、まだ我々にそれができるか確信できていません」

    今シーズンここまで、ホンダはエンジンマップの変更と信頼性の微調整しかできていなかったが、バルセロナでは改良版のインダクションと燃料システムを導入。

    長谷川祐介は、今回のアップデートにより開幕4戦でマクラーレン・ホンダに影響を及ぼしていたドライバビリティの問題をほぼ解消することができたと語る。

    「エンジンコンポーネントは同じですが、インダクションシステムと燃料システムがアップされています」と長谷川祐介は付け加えた。

    「アップグレードはかなり適切なレベルのアップグレードですが、現在のトップチームとのギャップを考えれば、そこまで誇れるものではありません」

    2017年型のホンダのF1エンジンはプレシーズンテストの最初の走行から信頼性不足に苦しんでおり、第4戦F1ロシアGPではストフェル・バンドーンが早くもグリッドペナルティを科せられ、フェルナンド・アロンソは過去2戦でエンジン問題のせいでレースを完走できていない。さらに今週末のF1スペインGPでも金曜フリー走行の1周目でエンジンが故障し、90分を棒に振っている。

    長谷川祐介は、オイルシステムのメカニカル的なトラブルが金曜日の故障を引き起こしたと述べ、フェルナンド・アロンソが今シーズン初のQ3進出を果たして7番グリッドからスタートするレースで再発することはないと自信をみせている。

    「データによると、まずオイルを失って圧力が下がっていました。それでもエンジは動いていましたし、エンジンは問題ありませんでした。ですが、油圧が下がったことで、そのあとエンジンが壊れました」と長谷川祐介は説明。

    「油圧の低下はオイル供給のメカニカルな問題によって起こったと考えています」

  • 【インディカー】 ホンダ:第5戦 インディアナポリス 決勝レポート

    【インディカー】 ホンダ:第5戦 インディアナポリス 決勝レポート

    アメリカの5月といえば、世界最大規模のレースであるインディ500が開催される“マンス・オブ・メイ”。世界で最も歴史あるレースのインディ500は、月末のメモリアル・デイ・ウイークエンドに行われるのが恒例となっている。

    インディアナ州インディアナポリスにある全長2.5マイルのオーバルコースは、インフィールドを含んで全長2.439マイルのロードコースとしても使用でき、4年前からは、それを使ったインディカーグランプリが5月初旬に開催されている。

    晴れわたった空と暖かな気温、初夏の到来を感じさせるコンディションに恵まれた土曜日の午後、インディ500とは逆の時計回りでコースを85周するレースは、スタートが切られた。

    ディクソンが今シーズン3度目の表彰台となる2位
    最後尾22番グリッドからスタートした佐藤琢磨は12位に

    今回のレースは、アクシデントなどによるフルコースコーションが一切出されず、クリーンなバトルが繰り広げられた。3回のピットストップを含む高速バトルとなり、予選4番手で、グリッド2列目アウト側からスタートしたスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は終盤にチャージ。ゴールまで10周を切った74周目にエリオ・カストロネベス(Team Penske)をオーバーテイクし、トップを走るウィル・パワー(Team Penske)を猛追。惜しくも逆転はならなかったが、開幕から5戦で、3度目の表彰台となる2位フィニッシュを果たした。ランキング2位でインディカーグランプリに乗り込んだディクソンは、そのポジションを保ちながら、ポイントリーダーとの差を18点から10点に縮めることに成功した。

    予選8番手だったライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)は、スタート直後のバトルで一気にトップ5入りを果たし、3回目のピットストップを終えた68周目に4番手へとポジションアップ。さらに、74周目にはカストロネベスをオーバーテイクして3位に浮上すると、そのままフィニッシュして今季初の表彰台に上がった。

    彼らのほか、グレアム・レイホール(Rahal Letterman Lanigan Racing)は予選20番手から6位と、大きくポジションを上げてゴール。マックス・チルトン(Chip Ganassi Racing)は予選14番手から自己ベストタイとなる7位でフィニッシュ。昨年度のインディ500ウイナーであるアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)が8位と、Hondaドライバー5人がトップ10入りした。

    佐藤琢磨(Andretti Autosport)は、マシンの不調によって予選は最後尾の22番手となった。ストレートスピードが伸びない問題が発生していた。チームは原因究明に努め、マシンに対策を施して決勝に臨んだ。問題の完全な解決こそできていなかったが、決勝での佐藤琢磨には競争力が戻りつつあり、ファイティングスピリットにあふれる持ち前の走りを披露。10もポジションを上げた12位フィニッシュという成果を手にした。

    次に行われる第6戦は、第101回インディアナポリス500マイル。ドライバーたちは5月14日(日)に一日だけ休息をとり、月曜日からプラクティスが始まる。このレースには、F1世界選手権で2度のワールド・チャンピオンに輝き、現在はマクラーレン・ホンダの一員として戦っている、フェルナンド・アロンソが参戦する。マクラーレン・ホンダ・アンドレッティのドライバーとして挑戦するインディ500は、世界中から大きな注目を集めている。決勝レースは5月28日(日)の開催となる。

    スコット・ディクソン (2位)
    「厳しい戦いでした。リアタイヤのグリップを持たせるのが本当に難しかったのです。Hondaエンジンのパワーが出過ぎていたために、リアタイヤを空転させてしまいました。2位フィニッシュで、またしてもたくさんのポイントを獲得できました。Hondaにとってもいい一日になったと思います。優勝こそできませんでしたが、あと一歩まで迫ったレースでしたから。月曜日から、ここの2.5マイルオーバルで走るのが楽しみです」

    ライアン・ハンターレイ (3位)
    「力強いレースができました。今シーズンはすでに多くの不運に見舞われており、フラストレーションを抱えていました。しかし、私たちは目標に集中してがんばってきました。それが今日、最も大事なレース(インディ500)を目前に控えての表彰台フィニッシュにつながりました。さらに今日は、表彰台の頂点にあと少しという結果を得られました。頂点は、インディ500にとっておきます」

    佐藤琢磨 (12位)
    「まず最初に、チームメートのライアン・ハンターレイと彼のクルーたちに“見事な3位フィニッシュおめでとう”と言いたいですね。私たちにとっては、とても難しい週末となってしまいました。マシンに小さな問題が発生し、グリッドの最後尾からレースをスタートしなければなりませんでした。しかし、26号車のクルーたちのすばらしい働きにより、マシンは力を取り戻しました。最後のピットストップは少し長くなってしまいました。それは次戦までに修正のための対策が必要となるでしょう。レースは厳しいものでしたが、私たちは思いきり力強く戦いました。インディ500に向けて、勢いを得られたと思います。月曜日に始まるプラクティスが、今から楽しみです」

  • ホンダF1 「今シーズン初のQ3進出となる7番手は励みになる結果」

    ホンダF1 「今シーズン初のQ3進出となる7番手は励みになる結果」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1スペインGPの予選セッションを振り返った。

    初日にフェルナンド・アロンソのマシンのエンジントラブルに見舞われたホンダだが、バルセロナに持ち込んだアップデートが改善を見せ、フェルナンド・アロンソが、マクラーレン・ホンダと自信にとって今シーズン初となるQ3進出を果たし、7番グリッドを獲得した。

    「まず、ホームグランプリを迎え、たくさんの熱狂的な観客の前ですばらしいパフォーマンスを見せてくれたフェルナンドに感謝したいと思います。昨日は難しい状況からのスタートとなりましたが、FP2とFP3の限られた時間を最大限有効に使いながらセッティングを煮詰め、今季初めてQ3に進出するとともに、7番グリッドを獲得してくれました。今日の予選のセッションの中で見せてくれた彼の集中力の高さには感嘆の一言です」と長谷川祐介はコメント。

    「フェルナンドのすばらしい仕事に加えて、パワーユニットに関しては、今回持ち込んだアップデートの効果を十分に確認することができました。パワーユニットのパフォーマンスを前進させることができたと思いますし、今日のセッション後にガレージ内のポジティブな空気を感じられたことはとてもよかったです。ただ、前を走るライバルとはまだ差があることは事実ですし、ここで止まることなく開発を続けていかなくてはいけません」

    「ストフェルについてはマシンのベストバランスを見つけることに苦しみ、難しい一日になってしまいました。短いタイム差の中に多くのライバルが居並ぶ接戦の中で、明日は19番手からのスタートという残念な結果になってしまいました」

    「このあとも懸命な作業を続け、すばらしいファンの前で明日もいいレースをしたいですし、今季初のポイント獲得につなげたいと思います」

    関連:F1スペインGP 予選:ルイス・ハミルトンがポール、アロンソが7番手!

  • ホンダF1、トラブルで「エンジンの底に大きな穴が開いた」

    ホンダF1、トラブルで「エンジンの底に大きな穴が開いた」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、F1スペインGPのフリー走行1回目のフェルナンド・アロンソのエンジントラブルについて説明した。

    フェルナンド・アロンソは、フリー走行1回目にエンジンの不具合が発生し、ガレージを出たあとの1周目のラップで、マシンを2コーナーで止めざるを得えなかった。

    ホンダは原因をまだ調査中だが、長谷川祐介はテレメトリーに警告が出た後、クルマをストップさせるのが遅すぎたと説明した。

    「油圧が完全に落ちていました。エンジニアはアロンソにエンジンを停止させるよう伝えましたが、遅すぎました」と長谷川祐介は説明。

    「エンジンの底に大きな穴が開き、オイルが抜けていました」

    「オイルが漏れた(油圧が低下した)理由はわかりませんが、ブローはそれが原因です」

    トラブルがあったエンジンは、オーストラリア、中国、そしてバーレーンの予選で使用していたものだった。バーレーンの予選ではQ2でトラブルが発生している。

    ホンダは、フェルナンド・アロンソのマシンのパワーユニットを交換し、フリー走行2回目にアロンソをコースに送り出したが、新品エンジンの調整に手間取り、パフォーマンスに焦点を置いた走行はできなかった。

    関連:
    ・【動画】 フェルナンド・アロンソ、エンジントラブルでわずか1周でストップ
    ・ホンダF1 「アロンソのトラブルの根本的な原因はまだ調査中」

  • フォース・インディア、メルセデスのホンダへの支援に反対

    フォース・インディア、メルセデスのホンダへの支援に反対

    フォース・インディアは、ホンダが現在のF1パワーユニットの問題を解決するためにのメルセデスからコンサルティング支援を受けることには反対だと述べた。

    先月、Autosport は、ホンダがF1エンジンの信頼性とパワー不足を出来る限り早く解消すために、メルセデスからコンサルティング支援を受けることについて交渉を開始したと報道。

    現状、両社が一緒に働くかどうかについて最終決定はなされていないと見られている。

    だが、メルセデスのカスタマーであるフォース・インディアの副チーム代表ボブ・ファーンリーは、そのようなパートナーシップには反対だと語った。

    「チームとして、エンジンに料金を払っているだけでなく、彼らの開発にも貢献している。私はライバルである他チームと技術を共有することには非常に不定的だ」とボブ・ファーンリーはコメント。

    メルセデスはホンダとどのようなことをしていたのかと質問されたトト・ヴォルフは「我々はホンダのために何もしていない。それが現状だ」とコメント。

    「状況が変わらない限り、そのような間違った噂に関与したくはない。ホンダにとっても有害だと思うし、チームや他の投資家にも厳しい見方を生みと思う」

    トト・ヴォルフは、最終的にはホンダは状況を解決できると考えていると付け加えた。

    「それはF1にとって重要なことだ。ホンダはF1における重要なファクターであり、非常に成功を収めている企業だ。最終的に彼らが望んだ場所にたどり着くことは疑っていない」

  • ホンダF1 「アロンソのトラブルの根本的な原因はまだ調査中」

    ホンダF1 「アロンソのトラブルの根本的な原因はまだ調査中」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1スペインGP 初日のフリー走行を振り返った。

    フリー走行1回目では、フェルナンド・アロンソのマシンに走り出してすぐにトラブルが発生。オイル漏れによってエンジンがブローし、アロンソは2コーナー分しか走ることができなかった。

    「フェルナンドにとってのホームグランプリ初日は、残念ながら厳しい結果となってしまいました。FP1 でガレージを出てすぐに、パワーユニットにメカニカルな問題が発生し、それによって引き起こされたオイル漏れのためにマシンをトラック上に止めることになりました」と長谷川祐介はコメント。

    ホンダは、フリー走行2回目にむけてフェルナンド・アロンソのパワーユニットを交換。アロンソは21周を走行している。

    「FP2に間に合わせるためにパワーユニットの交換を決断しましたが、まだ原因については分析を進めている最中です。ただ、そのような状況でもチームはFP2 での彼の走行時間を少しでも長くし、明日に向けたデータを集めるために最大限の努力をしてくれました」

    ストフェル・バンドーンは2回のセッションで60周を走行し、13番手タイムを記録した。

    「一方で今日のストフェルは合計で60 周を走りきることが出来ました。彼は予定通りにプログラムを消化しましたし、今回パワーユニットに導入した小さなアップデートについても、パフォーマンス面での効果を確認することが出来ました」

    「残念な1 日にとなってしまいましたが、この状況を予選と決勝で挽回するチャンスはあると考えています。明日のセッションへドライバーをベストな状態で送り出すために、今夜もチームは懸命に作業を続けることになりますが、明日はよりよい形で一日を終えるために全員で努力を重ねます」

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    ・【動画】 フェルナンド・アロンソ、エンジントラブルでわずか1周でストップ
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    ・F1スペインGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム