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  • 【WTCC】 ホンダ、ミケリスがメインレースで2位 / 第4戦ドイツ

    【WTCC】 ホンダ、ミケリスがメインレースで2位 / 第4戦ドイツ

    世界ツーリングカー選手権(WTCC)第4戦の決勝レースが、ドイツ・ニュルブルクリンクで行われた。

    予選順位のリバースグリッドで行われるオープニングレースでは、ティアゴ・モンテイロ(Castrol Honda World Touring Car Team)が7番手、ノルベルト・ミケリス(Castrol Honda World Touring Car Team)が10番手、道上龍(Honda Racing Team J.A.S.)が11番手からスタートを切った。

    レースは1周25.378kmを3周というニュルブルクリンク独特のもの。モンテイロは安全にスタートし、7番手をキープして最終ラップに入ったが、アクシデントでコースアウトし、タイヤがパンクしてしまう。直後に行われるメインレースのことを考え、なんとかピットに戻ったが、ダメージを負った状態で長く走行したため、マシンにさらなるダメージを与えることとなってしまった。ミケリスは好スタートで8番手にポジションを上げ、最終ラップでモンテイロの脱落により7位となった。11番手スタートの道上は、激しいバトルの中でペースが上がらず、途中13番手までポジションを落としたが、11位で完走した。

    その後に行われたメインレースでは、ミケリスはポールポジションからスタートしたものの、スタートで若干出遅れて首位を守りきれず、2番手でオープニングラップを終えた。その後は、迫り来る後続車から2番手を死守してゴールし、表彰台に登壇した。オープニングレースでのマシンダメージの修復が間に合わなかったモンテイロは、ピットからのスタートとなった。マシンのダメージと追い抜きが難しいコースで、なかなかポジションを上げられず、13位完走を果たすのが精一杯だった。10番手スタートの道上は、1周目にトラブルでリタイアとなった。

    ノルベルト・ミケリス(7位/2位)

    「ニュルブルクリンクで再び表彰台に上がれたことをうれしく思います。ポールポジションと2位は、私にとっては大きな喜びです。オープニングレースからクラッチに問題があることは分かっていたので、メインレースのスタートは難しいものになると思っていました。ですから2位はいい結果と思っています」

    ティアゴ・モンテイロ(15位/13位)

    「今回は、Civic WTCCに速さがありましたから、ポイントを重ねるいいチャンスだと思っていました。しかし、オープニングレースですべてが狂ってしまいました。懸命の修復でメインレースに送り出してくれたチームには感謝しますが、ピットからのスタートではポイントを獲ることはほぼ不可能です。チャンピオンシップのリーダーではなくなってしまいましたが、またこれから全力でタイトルを目指します」

    道上龍(11位/リタイア)

    「オープニングレースでは2周目にタイヤにバイブレーションが出て、チェッカーを受けたあとにバーストしました。メインレースでは、スタート直後に小さな接触があり、その影響かどうかは分からないですが、ステアリングがロックしてしまい、ピットに戻ったのですが、パワーステアリングのオイルが漏れていてレースを続けることはできませんでした。今回はポイントを獲れるチャンスだったし、自分も自信があったのでとても残念です。チャレンジングな走りを楽しみ、その中で経験を積んだという感触はあるので、また次にそれを活かしてがんばりたいと思います」

    古川隆一 (Honda Civic WTCC 開発プロジェクトリーダー)

    「優勝を狙っていただけに、非常に悔しく残念な結果に終わってしまいました。ミケリス選手はオープニングレースからクラッチに若干の不安を抱えていて、それがメインレースのスタートに影響を与えたのかもしれません。道上選手はトラブルでパワーステアリングが効かなくなってしまい、レースが続けられませんでした。ポールポジション獲得から勝利することでCivic WTCCの速さを見せつけたかったのですが、それぞれに細かなトラブルが起きてしまったことは大きな反省点です。次戦ポルトガルまでには少し時間もありますので、トラブルシューティングをしっかり行い、万全の態勢で臨みます。ポルトガルはモンテイロ選手の母国であり、ヨーロッパで最後の戦いとなります。我々にとって大切な一戦ですから、昨年に続いて勝利を飾れるよう全力を尽くします」

  • マクラーレン 「全てを失ったわけではない」 / F1モナコGP 予選

    マクラーレン 「全てを失ったわけではない」 / F1モナコGP 予選

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、F1モナコGPの予選でのパフォーマンスをポジティブに捉えており、グリッドペナルティに関わらず、ポイントを狙えるポテンシャルがあると考えている。

    「本日の予選では、ポジティブな点があった。非常にいいパフォーマンスをみせ、期待に応える結果を出した。今季初めて2台揃ってQ3に進出した」とエリック・ブーリエはコメント。

    「仮に明日も今日の予選順位からスタートできるのであれば、両マシンで強力なポイントを獲得するチャンスを見据えていただろう」

    「それでも、まだポイント獲得の可能性がゼロだとは思っていない。グリッド降格ペナルティーによって12番手(ストフェル)および20番手(ジェンソン)からのスタートとなるが、このストリートサーキットではどんなことも起こり得る。さらに、我々のマシンには速さがあるだけでなく、高いドライバビリティも備わっている。そのドライバビリティは、明日このタイトで曲がりくねったサーキットを78周走行する中で、ドライバーにとって大きな手助けとなるだろう」

    「まだ全てを失ったわけではない。レースではプッシュし、多少のリスクを背負ってでも懸命に戦う。明日、モンテカルロのカジノが、私たちに幸運をもたらしてくれるかどうかみてみよう」

    関連:F1モナコGP 予選:ライコネンがポール、フェラーリがフロントロー独占

  • ホンダF1 「2台揃ってQ3進出はポジティブな前進」 / F1モナコGP 予選

    ホンダF1 「2台揃ってQ3進出はポジティブな前進」 / F1モナコGP 予選

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1モナコGPの予選を振り返った。

    マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンとジェンソン・バトンがともにQ3に進出。しかし、両ドライバーともにグリッドペナルティが決まっており、特にバトンは、ホンダのF1パワーユニットの不具合によるコンポーネント交換で15グリッド降格ペナルティを科せられて最後尾スタートとなる。

    「今日はポジティブとネガティブの両面があった日だと思います。予選自体は今シーズン初の2台そろってのQ3進出を果たすことができた一方で、ジェンソン、ストフェルともにペナルティーにより決勝を後方からスタートしなければならないことは残念に思っています」と長谷川祐介はコメント。

    「ストフェルについては初のQ3進出ということで、今日はその実力を存分に見せてくれたと思います。Q2での最後のクラッシュは残念でしたが、全力でプッシュしている状況下では時として起こりうることだと思います。チームは今晩、全力でマシンの修復にとりかかります。明日の決勝は13番手からのスタートですが、木曜からのペースをみていると十分にポイント獲得のチャンスがあると考えていますので、明日走りをみることを楽しみにしています」

    「ジェンソンは、木曜日のFP2後にPUを一部交換したために決勝での15グリッド交換のペナルティーが決まっていた状況でしたが、その中でもモチベーションを高く保ち、すばらしい走りをみせてくれました。このような状況でモナコの予選を走るのは難しいものだと思いますが、ベテランらしく、スポット参戦でもきちんと結果を残してくれました」

    「明日までに残された時間は限られていますが、今日得られたデータの分析を進め、決勝ではさらに速さをみせられるよう、ベストなセッティングを目指して作業を続けていきます」

    関連:F1モナコGP 予選:ライコネンがポール、フェラーリがフロントロー独占

  • ホンダF1、信頼性問題でエンジンアップグレードを断念との報道

    ホンダF1、信頼性問題でエンジンアップグレードを断念との報道

    ホンダは、F1エンジンの大幅なアップグレードを信頼性が改善されずに断念したと Sky Sport のマーティン・ブランドルが伝えている。

    ホンダのF1パワーユニットの信頼性問題とパワー不足により、マクラーレン・ホンダは今シーズン唯一ポイントを獲得していないチームとなっている。

    フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは、それぞれエンジン問題によってスタートできないグランプリを経験。

    フェルナンドはまだ1レースしか完走しておらず、ストフェル・バンドーンはすでにパワーユニットの使用数制限を超えてグリッドペナルティを科せられている。

    ホンダは、シーズン中盤頃にエンジンにアップグレードを入れることを期待しており、来月のF1カナダGPで導入される可能性があると報じられていたが、マーチン・ブランドルはそれはもう実現しないと主張する。

    「昨日、ホンダの大幅なアップグレードはうまくいっておらず、キャンセルになったと聞いた」とマーティン・ブランドルは、F1モナコGPのフリー走行1回目の後に述べた。

  • ホンダF1 「良いスタートが切れた」 / F1モナコGP 木曜フリー走行

    ホンダF1 「良いスタートが切れた」 / F1モナコGP 木曜フリー走行

    ホンダのR&Dチーフエンジニアを務める中村聡が、F1モナコGP初日のマクラーレン・ホンダのプログラムを振り返った。

    「今日は大きなトラブルもなく、ジェンソン、ストフェルともに70周超を走行し、ほぼスケジュール通りにプログラムを消化することができ、順調なスタートを切れたと思います」と中村聡はコメント。

    「テクニカルサーキットであるここモナコでは、マシンのバランスが非常に重要になってくるため、今日は午前・午後のセッションともにタイヤやガソリンの量をいろいろ試しながら、車高やメカニカルバランス、エアロの調整を行いました。それぞれの状況でベストなセッティングに近づけていくことができたと思います」

    「ジェンソンにとっては久しぶりのF1ですし、昨年からは大きくマシンも変わっているのでチャレンジングな初日だったとは思いますが、そんなことは全く感じさせず、いつも通りの彼らしい正確な走りを見せてくれました。経験豊富な元世界チャンピオンですので、土曜以降のセッションも全く心配していませんし、どのようなパフォーマンスをみせてくれるのか楽しみにしています」

    「ストフェルもF1でモナコを走るのは初めてですが、GP2のモナコウイナーですし、今日は安定した走りを見せてくれました。ここ数週間、彼はチームとともに非常に懸命に作業を続けてきましたし、それが今日実を結んだことをうれしく思っています」

    「オーバーテイクが難しいここモナコでいい結果を残すためには、言うまでもなく土曜の予選が最も重要になってきます。明日は走行がないですが、今日収集できたデータを十分に分析し、予選に向けてさらにいいセッティングを煮詰めていくために、さらにハードワークを続けます」

    関連:
    ・F1モナコGP フリー走行2回目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム
    ・F1モナコGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • マクラーレン、ホンダとの決別を除外せず

    マクラーレン、ホンダとの決別を除外せず

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ホンダとのパートナーシップの将来に関していかなる可能性も除外していないと語る。

    マクラーレンとホンダは、1980年代に成功を収めたパートナーシップを3年間前に再開させたが、パフォーマンスは非常に期待外れなものとなっている。

    ホンダのF1パワーユニットは、パフォーマンス不足だけでなく、信頼性問題が多発。改善の兆候もほとんど見られていない。

    「問題は、我々がただエンジンを購入しているだけではないことだ」とエリック・ブーリエはコメント。

    「ホンダは、新しいレギュレーション、良い評判とともに白紙からスタートした。だが、我々は最終的なプロダクトについて保証はなかった。我々はそれらのエンンジン代金を払っていないことを忘れることはできない」

    だが、ここまでのマクラーレンとホンダのワークスパートナーシップの失敗は、様々な憶測を呼んでいる。

    マクラーレンの弁護士は脆弱なパフォーマンスを理由にホンダとの契約を破棄する可能性はあるかと質問されたエリック・ブーリエは「弁護士に行く前に、我々は解決策を見つけようといているし、中間地帯にいる」とコメント。

    「私は彼らに影響を与えるためにイングランドと日本との間で自分の時間を費やしているが難しい」

    「ヨーロッパ人が彼らを理解することはすでに難しいが、レース出身のヨーロッパ人にとってはかなり難しい」

    「F1への彼らのアプローチはこうだ。他の誰もが右に行くときに我々は左に行く。それは並はずれたことであり、最終的にはうまくいくと思う。日本はまだ素晴らしい世界の強国だ」

    「だが、今日ではタイミングが重要だ。彼らはそこにたどり着くだろう。だが、3年だと予想しても6~7年かかるかもしれない。そして、その間も生き残らなければならない」

    「我々が進歩している限りはOKなのだが、来た道を戻っている。我々はそこにたどり着くと納得し、モチベーションを持っているがより複雑になっている」

    2017年以降もマクラーレン・ホンダのパートナーシップは続いていくかと質問されたエリック・ブーリエは「あらゆることが可能だ」とコメント。

    「我々が興味を持っているのは、それがうまくいくかだ。我々はやりたいことをやれる立場にいる。だが、現在の我々の意向は決別ではない」

    「私はそのような決定をするつもりはない。それはマクラーレンのオーナーがすることだ」

  • ザウバー、ホンダの育成ドライバーの起用を示唆

    ザウバー、ホンダの育成ドライバーの起用を示唆

    ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは、ホンダとの新たなエンジン契約によって将来的に日本人ドライバーを起用する可能性に前向きだと語る。

    2018年、ホンダはF1エンジンプログラムを拡大し、マクラーレンとのパートナーシップに加えて、カスタマーとしてザウバーにパワーユニットを供給する。

    以前からモニーシャ・カルテンボーンは、ホンダの育成ドライバーの起用について“どんなことにもオープン”だとの姿勢をみせていた。

    ザウバーは、フェラーリとのパートナーシップ時代、フェラーリの育成ドライバーにチャンスを与えてきた。プラクティスセッションでは、元フェラーリのジュニアドライバーであるラファエレ・マルチェロを走らせ、今年は負傷したパスカル・ウェーレインの代役としてフェラーリのリザーブドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィを起用している。

    現在、ホンダの育成ドライバーには、F2に参戦する松下信治、GP3に参戦する福住仁嶺と、二人のドライバーがF1のサポートシリーズで走っている。

    将来、日本人ドライバーを起用する可能性について質問されたモニーシャ・カルテンボーンは「そこに厳しいルールはありません」とコメント。

    「最終的にそれは常にチームの決定ですし、我々の責任です」

    「過去に我々がやってきたとうに、そのような決定をするときは、重要なパートナーと議論します」

    「フェラーリとの我々の過去に目を向ければ、我々は彼らと状況を議論し、彼らからドライバーを引き受けることもありました」

    「我々はそれにオープンですが、適切なタイミングでそれを議論することになるでしょう」

    「我々はフェラーリでやってきたことと同じアプローチをしていきます」

    今月のGP3の開幕戦で優勝している福住仁嶺は、ザウバーとホンダの契約にとって提供されるF1シートの可能性を狙っていると認めるが、今はGP3に集中していると語る。

    「これは、僕にとっても、僕たちジュニアドライバーにとっても非常に良いニュースです」と福住仁嶺はコメント。

    「F1で走るチャンスがありますが、来年になるのか、3年後になるのかはわかりません」

    「良いことではありますが、正直、まだF1についてはあまり考えていませんし、今年良い結果を残して、ポイントを獲得することが重要です」

    現在、ザウバーには公式リザーブドライバーがおらず、必要な場合はアントニオ・ジョビナッツィを起用する取り決めが継続している。

    アントニオ・ジョビナッツィを起用できないわけではないが、フェラーリは育成ドライバーのシャルル・ルクレールを提供する可能性がある。

    ザウバーは、現在F2シリーズでランキングトップにいるシャルル・ルクレールを今シーズンの金曜フリー走行で走らせることを検討していると見られている。

    シャルル・ルクレールは、昨年フェラーリのカスタマーであるハースで4回のフリー走行を経験している。

  • ホンダF1 「モナコGPではポイントフィニッシュを目指す」

    ホンダF1 「モナコGPではポイントフィニッシュを目指す」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1モナコGPへの意気込みを語った。

    「今週は、マクラーレン・ホンダの全員にとって特別な1週間です。F1の至宝であるモナコGPに向かうだけでなく、ジェンソンがレースに戻り、フェルナンドがインディ500に参戦します」と長谷川祐介はコメント。

    「モナコは、世界で最も伝説的なレースのひとつであり、歴史が詰まっています。いつ観戦しても素晴らしく、チームとドライバー、ファンにとって、モーターレーシング・カレンダーのハイライトです」

    「2週間前のスペインで我々はポジティブな前進を示しましたし、モナコでは純粋なパワーの役割が大きくはないので、レースが我々にとって大きなチャンスになることを期待しています。ミスを許さない非常にテクニカルでリアルなドライバーズトラックなので、セットアップと強い予選セッションが鍵を握ります」

    「モナコウィナーでワールドチャンピオンのジェンソンがマシンに乗りますし、ストフェルもGP2でモナコで優勝経験があります。我々には素晴らしいドライバーラインナップがいますし、我々の目的は攻め続け、彼らにポイントフィニッシュができる競争力のあるマシンを与えることです」

    関連:2017 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 【SUPER GT】 ホンダ:第3戦 オートポリス 決勝レポート

    【SUPER GT】 ホンダ:第3戦 オートポリス 決勝レポート

    2017 オートバックス SUPER GT第3戦「SUPER GT IN KYUSHU 300km」の決勝レースが5月21日(日)、大分県日田市のオートポリスで行われた。

    昨日の予選でポールポジションを獲得した#100 RAYBRIG NSX-GT(山本/伊沢)は、レースがスタートすると見る間に後続を引き離し、順調に5周で6秒以上のマージンを築いた。ところが、アクシデントに伴い6周目からセーフティーカーが導入されたために、そのリードを失ってしまい、思うようなレース運びができない。

    レース中盤のピットストップでついにライバルに先行を許したが、その後も最後まで粘り強い走りを見せ、3位でフィニッシュした。

    一方、予選Q1でクラッシュを喫し、そのダメージを朝までかけて修復した#17 KEIHIN NSX-GT(塚越/小暮)は、ピットからのスタートを強いられ、序盤は大きく遅れをとりながらも、前述したセーフティカーランを利用して失地を回復。さらに後半を受け持った塚越選手が次々とオーバーテイクを披露。最後は燃料を使い切るまでプッシュし続けた結果、徹夜作業のメカニックにも報いる2位表彰台を手に入れた。

    SUPER GT第4戦は7月22~23日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催される。

    小暮卓史選手 (#17 ケーヒン リアル レーシング)

    昨日の予選ではQ1を担当しましたが、ポールポジションが狙える展開だったため、アタックで攻め過ぎてスピンを喫し、マシンに大きなダメージを与えてしまいました。その修復のために、結果的にピットスタートとなりましたが、今日はみんなに助けられて2位表彰台を手に入れることができました。塚越選手やチームのスタッフには心から感謝しています。次のSUGOはNSX-GTとの相性もいいと思いますし、自分も得意としているので、このいい流れを維持して次戦に挑みたいと思います。

    塚越広大選手 (#17 ケーヒン リアル レーシング)

    レース前に自分たちが置かれていた状況を考えると、2位表彰台は上出来の結果でした。正直、ここまでできるとは思いませんでしたが、セーフティカーランになったことでチャンスが巡ってきました。これで次戦以降に向けていい流れを作れたと思います。ただ、レースはやはり勝たなければいけないので、そのためにはドライバーがもう少し余裕を持って走れるクルマに仕上げる必要があります。今後は、ウェイトを積んでも力強く戦えることを目標に、チームとともにさらに努力していきます。

    山本尚貴選手 (#100 チーム・クニミツ)

    スタート直後は期待どおりの展開で「今日は勝てる!」と思いましたが、セーフティーカーが出てからはペースが伸び悩み、後続を引き離せなくなりました。後半を担当した伊沢選手は、コースインしたときに先行車やGT300クラスの車両がいたので思う通りに走ることができず、これがペースが伸び悩んだ原因になったようです。今日のレースでは2台のNSX-GTが表彰台に上れたのでよかったと思いますが、今後はチャンスが巡ってきたときには確実に勝てるよう、さらに入念な準備をしていきます。

    伊沢拓也選手 (#100 チーム・クニミツ)

    今日のレースでは、せっかく山本選手がいいポジションでつないでくれたのに、自分がペースを上げられなかったため、トップの座を守りきれませんでした。コース上のゴミがタイヤに付着してグリップが落ちる“ピックアップ”の影響を受けたのは事実ですが、これに関係なく走れるドライバーもいるので、言い訳はできません。一方で、予選で速さが見せられたという意味では収穫のあるレースでした。次のレースまでにはテストもあるので、そこでよりいい方向性を見つけたいと思います。

    佐伯昌浩 (Honda GT プロジェクトリーダー)

    今日は荒れた展開の中、2台のNSX-GTが表彰台に上ったので、満足できるレースだったと思います。とりわけ2位に入った#17 KEIHIN NSX-GTは、ピットストップしたときにはまだ最下位だったので、後半を担当した塚越選手の奮闘が本当に素晴らしかったといえます。一方で、伊沢選手が苦しんだピックアップについては、様々な条件が複雑に絡み合っているため、根本的な原因を突き止めていかなければなりません。次のSUGOは、昨年の展開を踏まえるとNSX-GTと相性がよさそうなので、いいレースをお見せできるよう引き続き全力で挑んでいきます。

    関連:【SUPER GT】 第3戦 オートポリス 決勝:au TOM’S LC500が優勝

  • 【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP 決勝レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第5戦 フランスGP 決勝レポート

    MotoGP 第5戦フランスGPは青空の広がる絶好のコンディションのもとで行われました。最高気温は21℃。3日間を通じて最も暖かい一日となり、熱戦が繰り広げられた。

    その中でダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、13番グリッドからすばらしい追い上げをみせて3位でフィニッシュ。第3戦アメリカズGPでの3位、前戦スペインGPでの優勝に続き、3戦連続で表彰台に立った。

    フリー走行、予選は、雨が降ったり止んだりの不安定な天候で路面コンディションが安定せず、予選ではQ2進出を逃して13番グリッド。今季ワーストグリッドから決勝に挑んだペドロサは、オープニングラップに7番手に浮上すると、前を走るカル・クラッチロー(LCR Honda)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)らと5番手争いのグループを形成した。

    その後、4番手を走るマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が転倒リタイア。最終ラップには2番手を走るバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が転倒したことで、3番手にポジションを上げた。23台が出場して完走が15台という厳しい戦いとなる中、3戦連続で表彰台を獲得したペドロサは、総合4位から総合2位に浮上した。

    予選4番手から決勝に挑んだクラッチローは、序盤は5番手グループの先頭を走るが、中盤以降は思うようにペースが上がらず、ペドロサ、そしてドヴィツィオーゾに先行を許し、5位でチェッカーを受けた。この結果、総合7位は変わらずも、8位以下にリードを築くことに成功した。

    前日のフリー走行と予選で転倒を喫し、リズムを崩したジャック・ミラー(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、決勝では本来の走りを取り戻し、今季ベストタイの8位でフィニッシュした。ペドロサ、クラッチローらが形成する5番手争いのグループからはじりじりと遅れたが、後続とのリードを広げて着実に走り切った。これで、今季4度目のトップ10フィニッシュ。ランキングでは総合12位から、目標の一つであるトップ10入りを果たした。

    チームメートのティト・ラバトは、22番グリッドから着実に追い上げて11位。総合19位から17位へとランキングを上げた。

    今大会、予選5番手から序盤にトップグループに加わり、その後、4番手を走行したマルク・マルケスは、中盤以降、1分32秒台へとペースを上げたが、18周目の3コーナーで転倒し、リタイアに終わった。今季2度目のノーポイントに終わったマルケスは、総合3位から4位へとポジションダウン。次戦からの巻き返しに期待される。

    ダニ・ペドロサ (MotoGP 3位)

    「今日の表彰台はとてもうれしいです。5列目グリッドから追い上げるのはとても難しいと分かっていました。最初のシケインを集団の後方で走るのはかなりプレッシャーがありましたね。転倒せずにアグレッシブに、そして落ち着いて速く走るのはメンタルのトレーニングになりました。いいスタートを切って、1コーナーにうまく入り、すぐにいいリズムをつかみました。いくつかポジションを上げて、途中でカル (クラッチロー)と接触もしました。申し訳ないと思っています。わざとではありません。あのコーナーではドヴィ (アンドレア・ドヴィツィオーゾ)をパスしようとしていました。カルをパスするつもりはなかったのですが、彼が少しミスをし、それでラインが少し空いたのでインに入ったら接触しました。深刻なことが起きなくてよかったです。マルクが転倒してからプッシュしましたが、ヤマハ勢には2秒離されていました。チャタリングを感じ始めていたので、ミスをしないよう落ち着いて走りました。今週末は予選でうまくいかず残念でした。でも、チームとともにいい仕事をしています。マシンの感触も徐々に上がっています。引き続き今後のレースでもがんばります」

    カル・クラッチロー (MotoGP 5位)

    「今日はハードコンパウンドのフロントタイヤを選択したので、マシンの切り返しがとても難しく苦戦しました。そのため中速コーナーで、タイムをかなりロスしました。でも、ブレーキングの感触はとてもよく、トップ5でフィニッシュできてうれしいです。転倒に終わった前回のレースのあとだったので、今日の完走は大事なことでした。今日の目標はトップ6でした。ムジェロでもまたトップ6が目標になります。ムジェロを得意とするライダーがたくさんいます。新しいタイヤが僕にもう少し合うことを願っています」

    ジャック・ミラー (MotoGP 8位)

    「今日はほかのライダーたちが問題を抱えていたこともあり、少しラッキーなレースでした。でもレースでは、どんな状況でも最良の結果が出せるようにしなければなりません。今日は、コーナー出口でマシンを起こすのに苦戦したにもかかわらず、いいレースができました。レースでもランキングでもトップ10に入れてうれしいです。でもまだシーズン序盤なので、やることはたくさんあります。FP4で転倒するまではいいレースウイークでした。これから家へ戻り身体を休め、ムジェロではもっと強くなって戻りたいです」

    ティト・ラバト (MotoGP 11位)

    「予選は、変わりやすい天候にマシンを合わせるのに苦戦し、最悪でした。しかし、決勝は順調だったし、今季ベストリザルトとなりました。今日は落ち着いてレースができました。クリアにいろいろと見られるポジションだったし、たくさん学べました。最後はアプリリアやKTM勢の前に出て、アンドレア・イアンノーネ (スズキ)に近づきました。今週のバルセロナでのテストと、その後のムジェロのレースが楽しみです」

    マルク・マルケス (MotoGP リタイア)

    「あまりいい日ではありませんでした。完走することに集中していたので残念です。昨日からフロントの感触があまり快適ではなく、特に最初のセクターは僕とは相性がよくありませんでした。僕のペースがどのくらいなのかということは分かっていたし、今日のヤマハ勢が強いことも分かっていました。目標は4番手か5番手争いでした。そして最後までいい戦いをすることでした。気をつけていたのですが、なぜか突然フロントから転倒しました。このミスは想定外でしたが、幸い、トップとは27ポイント差です。新しいミシュランのフロントタイヤで、もっと自信が持てるようになることを願っています。一生懸命がんばって取り戻さなければなりませんが、この先のレースで、もっといいレースができることを楽しみにしています」

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