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  • ホンダ、マクラーレンの発言に反論せず 「不満があってもおかしくない」

    ホンダ、マクラーレンの発言に反論せず 「不満があってもおかしくない」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1カナダGPの記者会見に出席。最近のマクラーレンのザク・ブラウン(エグゼクティブディレクター)のコメントについて質問が集中した。

    ザク・ブラウンは Reuters のインタビューで、ホンダの能力に“深刻な懸念”を抱いていると述べ、マクラーレンの経営陣がホンダとの関係解消を現実的なオプションとして検討していることを示唆している。

    ザク・ブラウンの発言についてホンダとして何か応えることはあるかと質問された長谷川祐介は「ありません」とコメント。

    「そうですね、もちろん、我々は一緒に話をしていますし、今朝も話しました。もちろん、我々は現在の状況にフラストレーションを感じていますし、チームリザルトには失望しています。不満のコメントがあってもおかしくありません」

    「ですが、我々にやれることはチームのためにベストを尽くすことだけです。我々はまだ同じ方向に狙いを定めています」

    ザク・ブラウンは、今週末のカナダGPで約束されていたエンジンアップグレードの準備ができていないことを最近になって伝えられたと述べ、ホンダがそれをいつ導入できるかも言うことができないことに不満を述べた。

    その件について長谷川祐介は「実際、我々は通常は約束はしません。ですが、もちろん、毎回できる限り早くにアップデートしようとしていますし、準備がでれば導入していきます。残念ながら、ここではそれは実現しませんでした。我々はまだ日本で懸命にトライしていますし、準備ができたらすぐにでも導入するつもりです」とコメント。

    次のレース、もしくはその次のレースで導入できると言うにはまだ早すぎるかと質問にも「まだ早すぎます。諦めていはいませんが、約束はできません」と答えた。

    またザク・ブラウンは、ホンダが“道に迷っている”と語り、金曜フリー走行中の BBC Radio 5 Live の取材では、ヨーロッパから離れた日本のF1研究開発拠点で社内の人員を利用するというホンダの作業方法が成果を挙げていないとし、“ホンダはアプローチを変える必要がある”と述べている。

    その件について答えを求められた長谷川祐介は「とても難しいですね」とコメント。

    「ですが、我々がやれるということを彼らに納得させることができないのはとても残念なことです。もちろん、結果という観点、パフォーマスと信頼性という観点では多くの改善が必要です。そうですね、我々はあらゆる手を尽くしています。我々は全てのことをやっていく必要があります」

    関連:
    ・マクラーレン、ホンダに最後通告 「我々には2018年の代替プランがある」
    ・マクラーレン、ホンダとの決別を示唆 「分岐点に差し掛かっている」

  • マクラーレン、ホンダに最後通告 「我々には2018年の代替プランがある」

    マクラーレン、ホンダに最後通告 「我々には2018年の代替プランがある」

    マクラーレンは、ホンダの苦闘が続く場合には、2018年F1シーズンのための代替プランを念頭に置いていると事実上の最後通告を突き付けた。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ホンダの能力について“深刻な懸念”を抱いていると語っており、2018年にマクラーレンはメルセデスもしくはルノーにエンジンを変更するとの噂が広まっている。

    F1カナダGPのフリー走行中、ザク・ブラウンはエンジンを変更する場合は早急な決断を下さなければならないと述べた。

    「我々は2018年マシンの作業を開始している。2018年はもうすぐそこだ」とザク・ブラウンは BBC Radio 5 Live にコメント。

    「2018年に影響を与えることはどんな決定であっても夏休みまでに下す必要がある」

    「我々にはプランBがあるし、プランCもある。我々は計画を立てている」

    「ピットレーンの端から端まで全員が友人でもあるし、コーヒーを飲み、いろいろなことについて話をしている。だから、我々は問題ない」

    ザク・ブラウンは、2018年もホンダとの関係を続けるのであれば、ホンダはマクラーレンに戦闘力をつけるための能力を“信頼”させなければならないと述べた。

    「現状のプランはクルマの後部にホンダを載せることだ」とザク・ブラウンはコメント。

    「だが、今からそれまでの間にいくつかのことを実現させる必要がある。我々としては、来年フィールドの先頭にいることができるという確信がなければならない。我々はそれに一生懸命に取り組んでいる」

    「我々は戦闘力を得る必要があるし、戦闘力をつけているという規則的な兆候が必要だ」

    「念頭に置いている特定の数値や位置、予選ポジションなどはない。だが、今の我々はレースができていない。我々はレースをフィニッシュできていない。レースをスタートできないという事例もあった」

    「そして、もう我々にはそのような余裕はない」

    「今から来シーズンまでの間に実現する必要があることは、全てがフィックスし、我々は前進しているという確信を得ることだ」

    ザク・ブラウンは、日本のF1研究開発拠点で内部の人員を利用するというホンダの作業方法が成果を挙げなかったと明言した。

    関連:マクラーレン 「ホンダはF1文化を受け入れる必要がある」

    「エリック(ブーリエ)はF1文化について話をしている」とザク・ブラウンは述べた。

    「エンジンが製造されている場所、関与している人員にはより多くの経験が必要だ。彼らはそれを得るために新しい思想を取り入れる必要がある」

    「いくつかのことを変える必要がある」

    「同じことを続けていても、同じ結果しか得られない。彼らはこの2年間で同じことをやっている」

    「なので、彼らはいくつか変更する必要があるし、リスクを冒す必要があるかもしれない。通常ではやらないようなことをする必要があるかもしれない」

    「ただ同じことをやり続けて、同じ結果を続け、次のレースでは変わるだろうという奇跡的なことを考えているわけにはいかない」

    「彼らにはもう少し異なるアプローチが必要だ」

  • マクラーレン、ホンダとの今後をあと2レースで決断?

    マクラーレン、ホンダとの今後をあと2レースで決断?

    マクラーレンがホンダのパートナーシップを決断する最終期限が近付いているとの憶測が強まっている。

    今週、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは Reuters のインタビューで、ホンダに90日間での改善という最後通告を突きつけたことをほのめかしている。

    「執行委員会は我々に直ちに進軍命令を下した。我々は希望を抱いてこのようなシーズンをもう一年過ごすつもりはない」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々の優先はホンダとワールドチャンピンを獲得することだ。だが、どこかの時点でそれが達成可能なのかどうかを決断する必要がある。我々は深刻な懸念を抱いている」

    しかし、Bild は、その最後通告は実際にはそれよりもはるかに早い時期にやっていると報じている。

    「Bildは、ホンダが今後数週間で戦闘力のあるエンジンを供給できなければ、マクラーレンはホンダとのシーズンを終えるという情報を得た」

    「あと2レースでマクラーレンとホンダは決別する可能性がある」

    Auto Motor und Sport は、マクラーレンはホンダとの契約の縛りがあるため、ホンダに契約の解除を決断するよう巨大なプレッシャーをかけていると報じている。

    フェルナンド・アロンソは、ザク・ブラウンのホンダへの最後通告を驚いてはいないとカナダで語っている。

    「ザクが言ったことは、皆さんが予想していることだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「彼は勝って、マクラーレンを再びチャンピオンシップを争えるポジションに立たせたいと考えている。3年が経ち、僕たちはそのようなポジションにはいない。だから、状況を変えなければならない。チームのためにそう思っている」

    「彼と同じように僕も勝ちたい。僕はワールドチャンピオンになりたいからこのプロジェクトに加わった。そして、僕たちはそのポジションにいない。状況に変化が見られず、競争的なポジションにいないようであれば、プロジェクトを変えようと思うものだ」

    フェルナンド・アロンソが、今シーズン末でマクラーレン・ホンダを離脱するのはほぼ確実とみられている。

    「僕たちは勝たなければならない。9月までに勝つか、それに近いことができるようになれば、僕は決断し、残留するだろう」

    マクラーレンとホンダが決別した場合、ザウバーが2018年のホンダのワークスチームとなる可能性がある。

    だが、ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは「そのような議論はしていません。今現在、そのような選択肢はありません」とコメント。

    「ホンダとマクラーレンとの状況がどうなっているかは我々にはわかりません。我々の仕事でもありません。我々は異なるプロジェクトですし、その点で彼らとは無関係です。2つの異なるパートナーシップです」

  • マクラーレン、ホンダに最後通告? F1ベルギーGPで判断との報道

    マクラーレン、ホンダに最後通告? F1ベルギーGPで判断との報道

    マクラーレンとホンダが決別するとの憶測が強まっている。

    ホンダが2015年にF1復帰して以降、ワークスパートナーとしてエンジン供給を受ける名門マクラーレンは低迷を続けている。

    そのため、今年はプレシーズンテストからマクラーレンがホンダとの契約を解消して、2018年にメルセデスのエンジンを買うとの報道が絶えない。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ホンダへの忍耐が“限界に近づいている”と述べており、今後90日、すなわち9月にはホンダとの今後について検討することを示唆している。

    だが、それはもう少し早い時期に訪れることになるかもしれない。

    AS は、マクラーレンのザク・ブラウンとエリック・ブーリエ(レーシングディレクター)は、夏休み前のF1ハンガリーGPまでにすでに競争的になっていることを期待しており、夏休み明けのF1ベルギーGP(8月23日決勝)での結果でホンダとの将来が決定すると報じている。

    「夏休み後の最初のグランプリ(ベルギー)が、ブラウンとブーリエの限界だ」

    「最終期限はスパだ。彼らがベルギーできちんとしたレベルに到達し、楽にQ3に進出し、トップ3と戦うことができなければ、マクラーレンはすでに開始していたメルセデスとの交渉を再開することを決断するだろう」

  • ザウバー 「マクラーレンとホンダの状況は無関係」

    ザウバー 「マクラーレンとホンダの状況は無関係」

    ザウバーは、決別の可能性が示唆されているマクラーレンとホンダの状況は、2018年のホンダからのパワーユニット供給とは無関係であり、現状ではザウバーがホンダの“ワークス”パートナーになるというような議論はしていないと述べた。

    マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ホンダとの将来が“分岐点に差し掛かっている”とし、「ホンダとのワールドチャンピン獲得が達成可能なのか決断する必要がある」と Reuters にコメント。

    この発言によって、マクラーレンとホンダが決別する可能性が再浮上している。

    関連:マクラーレン、ホンダとの決別を示唆 「分岐点に差し掛かっている」

    ザウバーは、2018年からホンダのカスタマーパワーユニットの供給を受けることが決定しているが、マクラーレンとホンダが関係を解消した場合、ザウバーがホンダのワークスチームになる可能性もあるかもしれない。

    だが、ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは「そのような議論はしていません。今現在、そのような選択肢はありません」とコメント。

    「ホンダとマクラーレンとの状況がどうなっているかは我々にはわかりません。我々の仕事でもありません」

    「我々は異なるプロジェクトですし、その点で彼らとは無関係です。2つの異なるパートナーシップです」

    ホンダの現状を目の当たりにしているファンの懸念は理解しているかと質問されたモニーシャ・カルテンボーンは「もちろん、それは理解できます」とコメント。

    「ですが、F1では状況は非常に早く動きます。1ヵ月で何が起こるかはわかりません」

    「ホンダの規模、彼らの能力、決意を知っていますし、彼らは問題を解決できると確信しています」

    「来年のエンジンに関してはまったく新しい章です」

  • マクラーレン、ホンダとの決別を示唆 「分岐点に差し掛かっている」

    マクラーレン、ホンダとの決別を示唆 「分岐点に差し掛かっている」

    マクラーレンは、散々たるホンダの状況に忍耐が限界に近づいているようだ。エグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、ホンダとの将来が“分岐点に差し掛かっている”と警笛を鳴らした。

    これまでどれだけ悲惨な状況にあってもホンダとの関係維持を強調してきたザク・ブラウンだが、ついてホンダの能力に“深刻な懸念”を抱いており、マクラーレンの経営陣がホンダとの関係解消を現実的なオプションとして検討していることを口にした。

    ザク・ブラウンは、今週末のカナダGPで約束されていたエンジンアップグレードの準備ができていないことを最近になって伝えられたと述べ、ホンダがそれをいつ導入できるかも言うことができないことに不満を述べた。

    「ホンダはとても一生懸命に働いている。だが、彼らは少し道に迷っているようだ」とザク・ブラウンは Reuters にコメント。

    「我々は最近になって初めて(モントリオール)にアップグレードが入らないと伝えられた・・・我々には決定的なスケジュールがない。それは懸念だ。痛みは大きくなっているし、我々は永遠に無駄な時間を過ごすことはできない」

    「我々はこのアップグレードを心待ちにしていた。ドライバーもそうだ。それが入らないのは大きな失望だ。努力が足りないわけではない。だが、彼らはそれを仕上げることに苦労している」

    「ホンダとのワールドチャンピン獲得が達成可能なのか決断する必要がある」

    マクラーレンは、F1フェラーリに次いで2番目に古く、成功を収めているチームだ。まだ今シーズンはまだポイントを獲得できていない唯一のチームであり、2012年以降、レース優勝から遠ざかっている。

    2015年の“マクラーレン・ホンダ”の復活は、1980年代後半から1990年代前半にアイルトン・セナとアラン・プロストによる黄金時代を観てきたファンに大きな期待を抱かせた。

    だが、特にホンダがF1パワーユニットを一新して挑んだ今年のマクラーレン・ホンダは、レースを完走できないだけでなく、ホンダのエンジン故障によって、レースのスタートさえ切れない最悪の状況に陥っている。

    コンストラクターズ選手権で、マクラーレン・ホンダは2015年を9位、2016年を6位で終えているが、今シーズンはチーム史上最悪の結果をもたらす可能性がある。

    「執行委員会は我々に直ちに進軍命令を下した」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々は希望を抱いてこのようなシーズンをもう一年過ごすつもりはない」

    マクラーレンは、まだホンダとチャンピオンシップを制することを望んでいるが、それが達成可能なことなのかどうかに大きな懸念を抱いているとザク・ブラウンは語る。

    「我々がオプションがどのようなものかを詳しく語りたくはない。我々の優先はホンダとワールドチャンピンを獲得することだ。だが、どこかの時点でそれが達成可能なのかどうかを決断する必要がある。我々は深刻な懸念を抱いている」

    「アップグレードを逃し、彼らが投入すると話していたレベルのアップグレードも届いてない。そう長くは耐えられない。限界に近づいている」

    「カスタマーエンジンでもチャンピオン獲得は可能」

    プレシーズンテストでは、マクラーレンはエンジン供給の可能性についてメルセデスに打診したと報じられた。

    マクラーレン・ホンダのドライバーを務めるフェルナンド・アロンソは、3月の時点で「唯一の問題はパワーユニットだ。信頼性もパワーもない」とホンダのF1エンジンを酷評。契約が切れる今シーズン以降のチーム離脱を示唆している。

    ザク・ブラウンは、2018年の新車の計画を立て、フェルナンド・アロンソに残留を納得させるための理由を与えるために今後90日間で大きな決断を下すことになると述べた。

    「全てはいずれまとまる。決定に関係する多くのことがある。我々はもう“分岐点に差し掛かったときにどちらに進もうか”というウィンドウに入っている」

    ザク・ブラウンの前任者ロン・デニスはタイトルを獲得するためには“ワークス”エンジンが必要だとし、ホンダとのパートナーシップを決断した。ザク・ブラウンは、ホンダとパートナーシップを結ぶという決定は“100%正しかった”としつつも「だが、これまでそれはうまくいかなった」と続けた。

    「F1における1年は永遠だ。3年は10年に値する。永遠に続けることはできない」

    ザク・ブラウンは、“ワークス”パートナーシップにははっきりとした利点があるが、“カスタマー”チームもタイトルを獲得できるとし、例としてレッドブルと2008年のブラウンGPを挙げた。

    「カスタマーエンジンでも勝てると思うか? 可能だと思う」とザク・ブラウンは述べた。

    報道では、ホンダは年間1億ドル以上の予算をマクラーレンに投じているされており、マクラーレンはそれらの金額を失う余裕はないのではないかと疑念が持たれている。

    しかし、ザク・ブラウンは、マクラーレンがこの3年間で大口の長期的なスポンサー、重要な賞金を失っていると述べた。

    「FOMの賞金とスポンサー喪失による損失の影響を見れば、ホンダがもたらしている商業的な利益は減ってきている。それを差し引けば、外部から見えるような商業的な利益はあまりない」

  • マクラーレン、ホンダのアップグレードの遅れに“失望”

    マクラーレン、ホンダのアップグレードの遅れに“失望”

    マクラーレンは、今週末のF1カナダGPにホンダがアップグレードを持ち込めないことに“失望”しているとし、ザク・ブラウンはホンダの状態を“懸念”していると語った。

    ホンダは、プレシーズンテストから続く信頼性問題をいま改善できておらず、パフォーマンス面でライバルに対して明らかに劣っているにも関わらず、まだ一度もパフォーマンスアップグレードをマクラーレンにもたらしていない。

    ホンダは、今週末のF1カナダGPにアップグレードを投入してパフォーマンス向上を目指していたが、ザク・ブラウンはそれは実現しないことになったと語り、ホンダの状況について不満を露わにした。

    「我々は最近になって初めて(モントリオール)にアップグレードが入らないと伝えられた・・・我々には決定的なスケジュールがない。それは懸念だ。痛みは大きくなっているし、我々は永遠に無駄な時間を過ごすことはできない」とザク・ブラウンは Reuters にコメント。

    「我々はこのアップグレードを心待ちにしていた。ドライバーもそうだ。それが入らないのは大きな失望だ。努力が足りないわけではない。だが、彼らはそれを仕上げることに苦労している」

    先週、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、カナダにアップグレードを持ち込むことを正当化できるほどパフォーマンス改善が十分に大きなものかをまだ決断できていなとし、アップグレードが遅れる可能性があると認めていた。

  • ホンダ、F1カナダGPでのアップグレード投入は“非常に厳しい”

    ホンダ、F1カナダGPでのアップグレード投入は“非常に厳しい”

    ホンダは、今週末のF1カナダGPでのアップグレード投入を諦めてはいないが、時間的に“非常に厳しい”状況にあると述べた。

    ホンダは、プレシーズンテストから信頼性問題に悩まされており、メルセデス、フェラーリ、ルノーにパフォーマンス面で大きな遅れをとっている。

    マクラーレン・ホンダのドライバーであるフェルナンド・アロンソは、ホンダのパワーユニットはまだ50馬力劣っていると感じている。

    マクラーレンは、F1カナダGPでエンジに最初の大幅アップグデードが入ることを期待していたが、テストを完了し、信頼性を証明するには時間がなくなってきている。

    F1モナコGPの週末には、 Sky Sport のマーティン・ブランドルが、ホンダは信頼性問題により、F1カナダGPでのアップグレード投入をすでに諦めてと報じていた。

    しかし、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「私は諦めていません」とコメント。

    「我々は木曜日まで非常に懸命に頑張っていますが、私が決めることはできません」

    「すでにアップデートによっていくらかパフォーマンスが得られていますが、それが非常に小さなものであれば、次のレースでエンジンを変更する価値はありません」

    「我々はセッティンングに取り組んでいくことができていません。その仕様をセットアップすることに十分な自信がなければ、ドライバビリティの問題を引き起こしますし、セッティングも非常に重要になってきます」

    「開発においていくつか他のエレメントがありますし、セットアップと信頼性のチェックができるならば導入はできます。全ての準備はできていません。ですが、いくつかのファクターは準備ができています」

    「次のステップが非常に小さくてもエンジンの次のステップを続けるのか? もしくはパフォーマスのまた別のステップアップにトライすればいいのか? カナダで大幅アップデートを導入するのは非常に厳しいです」

    長谷川祐介は、アップデートは内燃機関(ICE)に集中しており、タービンも微調整も予定していると述べた。

    「我々が改善する必要のある最大のエリアはICEです」と長谷川祐介は付け加えた。

    今シーズンここまで、ホンダはエンジンマップと信頼性を微調整し、インダクションと燃料システムの改良しか行えていない。

    マクラーレン・ホンダは、前半戦の最大のチャンスと見られていたF1モナコGPでもポイントを獲得できておらず、今シーズンここまで唯一ポイントを獲得していないチームとなっている。開幕6戦でのノーポイントは、マクラーレン史上最悪のスタートだ。

    ホンダは、エンジンコンサルタントのイルモアに援助を求めており、進歩を加速させるためにメルセデスにもコンサルタントを求めたと報じられている。

    マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「エンジンパフォーマンス間に公正な競争の場があれば、我々は現在、快適にハイエンドにいられただろう」とコメント。

    「シーズン後半にポイントを獲得し、力強いパフォーマンスを届けるためにはパートナーのステップが必要だ」

  • ホンダF1 「カナダGPは間違いなくチャレンジングなレース週末」

    ホンダF1 「カナダGPは間違いなくチャレンジングなレース週末」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、F1カナダGPへむけての意気込みを語った。

    ジル・ヴィルヌーブ・サーキットは、平坦で、高速コーナーなどもあまりないレイアウトだが、フルスロットル率の高い複数のストレートから急激な加減速が必要とされ、パワーユニットに厳しいトラック。

    信頼性問題もあり、予定していたエンジンのパフォーマンスアップデートの投入も未定となっているホンダは、F1カナダGPが厳しいレース週末になると予想している。

    「カナダGPは、シーズンの中でも最も活気があり人気のあるレースの一つで、ファンも毎年温かく迎えてくれます。いつも素晴らしい雰囲気の中でレースをすることができますし、Hondaカナダの同僚たちからのサポートもあり、私たちにとっては毎年スペシャルなレースの一つです」と長谷川祐介はコメント。

    「モナコではジェンソンがスポット参戦としてカムバックしましたが、今回はインディで偉大な挑戦を終えたフェルナンドが、我々のもとに戻ってきます。ルーキーとしての勝利を狙った挑戦は残念な形で終わってしまいましたが、それでも彼の才能が特別であることをアメリカでも証明してくれました。歴史あるレースで優勝争いを演じ、オーバルを主戦場として戦うドライバーに負けない走りを見せてくれたと思います」

    「ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは、その美しい風景とは裏腹に、パワーサーキットとして知られています。そのような特徴に加えて、多くのストップ&ゴーコーナー、荒い路面、長いストレートなど、我々にとっては今回も難しいレースになると思っています」

    「ただ、今週末がどんなにタフなろうとも、前を向いてチャレンジを続けていくのみです」

    関連:2017 F1カナダGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • 【MotoGP】 ホンダ:イタリアGP 決勝レポート … 苦戦のレース

    【MotoGP】 ホンダ:イタリアGP 決勝レポート … 苦戦のレース

    MotoGP 第6戦イタリアGPの決勝日は、午前中は雲の多い天候だったが、午後には回復して青空が広がった。

    気温は予選日よりやや低い25℃。路面温度も42℃へと下がった。レースウイークの中ではややタイヤに優しいコンディションだったが、フリー走行、予選とセットアップに苦戦したホンダ勢は、決勝でも思うようなラップを刻めず、表彰台を逃す結果となった。

    予選6番手となったディフェンディングチャンピオンのマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、序盤はトップグループに加わるが、集団のペースにはついていけず、中盤から後半にかけては、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)とセカンドグループを形成。最終的に6位でフィニッシュした。

    今季ベストグリッドである10番手から決勝に挑んだティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0)は、2戦連続で11位フィニッシュ。MotoGPクラスで2年目のシーズンを迎えるラバトは、ウインターテストでのケガの影響で調整が遅れたが、やっと調子が上向きに。3日間を通して、最もいい内容でレースを終えた。
    チームメートのジャック・ミラーは、今年は好調なスタートを切ったが、今大会はフロントのフィーリングに苦しみ、予選19番手、決勝15位と思うような走りができなかった。この結果、ポイントランキングでは10位から12位にダウン。次戦カタルニアGPでは、再びトップ10入りを目指す。

    総合2位で今大会を迎えたダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、予選5番手。決勝では、序盤からペースが上がらず、サードグループで走行を続けた。レース中盤は10番手前後と苦しい走りが続き、12番手を走行していた最終ラップの10コーナーでは、前を走るカル・クラッチロー(LCR Honda)を抜こうとして転倒、リタイアに終わった。この結果、ペドロサは総合5位にダウン。ホームグランプリとなる次戦のカタルニアGPで、雪辱に挑む。

    13番グリッドから決勝に挑んだカアル・クラッチローも、序盤からペースが上がらず苦戦。11番手を走行していた最終ラップの10コーナーでペドロサの転倒に巻き込まれ、リタイアに終わった。この結果、総合7位から10位へとダウン。次戦カタルニアGPで巻き返しに挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 6位)

    「今大会は1周目がとても大事なことが分かっていたし、いいスタートが切れたのでプッシュすることにしました。しかし、しばらくするとコーナーでフロントのフィーリングに苦戦するようになり、後続のグループにつかまりました。今日はフロントに左右非対称のミディアムを選択しました。ハードでは、レースを走りきることができないと思ったからです。ハードのフロントはフィーリングはいいのですが、持ちが心配でした。しかし、ミディアムの右側はハードよりも硬く、ムジェロは右側が重要になるので、それを選択することにしました。それでもある時点から厳しい走りを強いられるようになり、それからはリスクを冒さず完走することにして、最終的に6位でフィニッシュできました。チャンピオンシップは、激しく順位が入れ替わっています。それだけに、フロントのフィーリングの改善に全力を尽くさなければなりません」

    ティト・ラバト(MotoGP 11位)

    「今日の結果はとてもうれしいです。トップグループとの差も、これまでで最も小さかったし、とても満足しています。今日はスタートしたあと100%プッシュして走り、カル・クラッチローと一緒に長く走れました。その後、ダニが前を走っていましたが、リアタイヤが消耗していて、体力的に疲れてもいたので、完走する走りに切り替えました」

    ジャック・ミラー(MotoGP 15位)

    「今週はマシンのセットアップが決まらず、特にフロントのフィーリングが改善できない状態の中、こうしてポイントを獲得できたことはとてもうれしいです。転倒もなく、ウイークを通じてベストを尽くしました。連戦となる次のバルセロナがとても楽しみです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP リタイア)

    「今大会はグリップ不足に苦しみ、決勝では、さらに状態が悪化しました。スタートから、フロントもリアもグリップ感がなく、多くのライダーにパスされました。ストレートでもマシンが滑っているような感じで、それをコントールするのは難しく、長いレースでした。最終ラップには、カルをパスしようとして転倒し、彼を巻き込んでしまいました。申し訳ない気持ちです。2人ともケガがなかったのが幸いです。連戦となる次戦カタルニアGPではいいレースができると思うし、楽しみにしています」

    カル・クラッチロー(MotoGP リタイア)

    「レースなので仕方ありません。しかし転倒したときは、ダニに腹を立ててしまいました。転倒は、後ろの方からマシンが滑ってきて、気がついたときにはダニの上にいました。今日の彼は、自分のポジションにフラストレーションを抱えていることは明らかでした。今大会はレースウイークを通じて苦戦しました。そのため今日は限界までプッシュせず、フロントタイヤの状況をみながら最後まで走ろうと思いました。バルセロナのテストは難しく、今大会でもうまくセットアップを進めることができませんでした」

    関連:【MotoGP】 第6戦 イタリアGP 決勝:ドヴィツィオーゾが今季初勝利