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  • ホンダ、中国専用EV「理念 VE-1」を世界初公開

    ホンダ、中国専用EV「理念 VE-1」を世界初公開

    ホンダは、中国専用EV「理念 VE-1」を中国・広州で開催されている2018年広州モーターショー(第16回 広州国際汽車展覧会、プレスデー:11月16日、特別招待日:11月17日~18日、一般公開日:11月19日~25日)において世界初公開した。

    広汽ホンダの自主ブランドモデルである理念 VE-1は、本田技研科技(中国)有限公司と広汽本田汽車有限公司との共同開発により、中国専用に投入する初の量産EV。

    理念 VE-1は、ホンダのコンパクトSUVプラットフォームをベースに、高効率なEVユニットを高いパッケージング技術でレイアウトすることで、クラストップレベルの室内空間を実現。また、大容量バッテリーを床下に配置することによる低重心化や、サスペンションの最適化などにより、高い走行安定性を発揮。53.6kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、340km(NEDCモード)の航続を可能とした、最大出力120kW、最大トルク280Nmを発生するパワートレーンは、パワーやトルクの緻密な制御による3つの走行モードを備え、「SPORT EV」として意のままと感じられるようなドライビング性能を実現した。

    さらには、ホンダが出資をする中国のカーシェアリング事業会社Reachstar(リーチスター)社のカーシェアリングサービスを通じての活用も、2019年に開始する予定となっている。

    ホンダは、今後も電動化に向けた商品の拡充を加速させ、中国で2025年までに20機種以上の電動化モデルの投入を予定している。

  • MotoGP | ホンダ 最終戦 バレンシアGP 予選レポート

    MotoGP | ホンダ 最終戦 バレンシアGP 予選レポート

    2日連続で不安定な天候となったバレンシアは、午後になって雨も上がり、MotoGPクラスの予選はドライコンディションで行われた。しかし、路面のところどころにウエットパッチが残る難しい状況で、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)は転倒を喫し5番手、今大会がラストレースとなるダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は9番グリッドを獲得した。

    初日のフリー走行でトップタイムをマークしたマルケスは、2日目のフリー走行でもロングランを行い決勝に向けて準備を進めた。その結果、総合順位では2番手へとポジションを一つ落としたが、ダイレクトに予選Q2進出を果たした。

    ウエットコンディションの中で行われた午前中のFP3で、初日同様、決勝を想定したロングランでタイヤの変化を確認したマルケス。午後に行われたFP4では、ウエットからドライへと変化する難しいコンディションの中で連続周回を続けてトップタイムをマークと、決勝に向けて万全の状態を築いた。しかし、ドライコンディションへと路面が変化した予選Q2では、コースインして2周目の4コーナーで痛恨の転倒、ピットに戻り、2号車でアタックしたが、5番手にとどまった。

    この転倒でマルケスは左肩を痛めたために、予選では100%のアタックをしなかったが、決勝では地元ファンの声援を受けて今季10勝目に挑む。

    今大会がラストランとなるダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、初日5番手とまずまずのスタートを切った。そして2日目、3回目の走行では一つポジションを落としたが、総合6位で予選Q2進出を果たした。その後、不安定なコンディションとなったFP4では、路面コンディションを確認しながら19番手だったが、予選Q2ではトップから0.828秒差の9番手までポジションを上けた。決勝では、現役18年のライダー生活に終止符を打つ。今大会はペドロサのラストランを見届けようと、木曜日から大勢のファンがサーキットに駆けつけている。ライダー人生の締めくくりのレースでペドロサは、100%の走りをする意気込みだ。

    ウエットコンディションで苦戦した中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、ドライコンディションとなった予選Q1で4番手につけ、14番グリッドを獲得。ルーキー・オブ・ザ・イヤーに王手のフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は予選Q1で5番手につけ、15番グリッドを獲得した。中上、モルビデリともにQ2進出にあと一歩だった。決勝では中団グリッドから追い上げのレースに挑む。

    以下、トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が17番手、ケガのために欠場のカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)の代役として出場のステファン・ブラドルは20番グリッドから決勝に挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 5番手)
    「今日の予選は少し運がありませんでした。最初のアタックを試みた周回で、最初の右コーナーで転倒してしまいました。すぐ肩に異常を感じました。幸い、自分のトラックに戻って少し動かしてみて、それほど悪くない状態だということが分かり、それから、よくなり始めました。医者が来てチェックをして、すべて元に戻ったので、マシンに戻る準備はできました。でもいつものようにプッシュはしませんでした。転倒しないように無理をしなかったからです。その走りで、ポールポジションとわずか0.1秒差というのは悪くありません。明日の決勝は、また違う一日となります。楽しみにしています」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 9番手)
    「ウエットからドライコンディションになったFP4では、マシンのセットアップに問題を抱え、予選までに調整ができず少し苦戦しました。ベストは尽くしましたが、これ以上のポジションは獲得できませんでした。もし雨が降れば、アスファルトの上の水の量がフィーリングに大きく影響するので、決勝は路面コンディションがカギを握ります。今朝はウエットでようやくいい感触を見つけることができましたが、時間が掛かりすぎでした。どのような天気になるか様子を見て、明日何ができるか考えたいと思います」

    中上貴晶(MotoGP 14番手)
    「ドライコンディションで走れたのはかなり短い時間でしたが、比較的素早く、対応することができました。しかし、コース上のところどころ、嫌なところにウエットパッチがあって難しい走りを要求されました。目の前でジャック(ミラー)が転んだこともあり、細心の注意を払って走りました。予選Q1は、マーベリック(ビニャーレス)、バレンティーノ(ロッシ)、(アンドレア)イアンノーネ、ホルヘ(ロレンソ)というワークス勢がいて厳しい戦いを覚悟しましたが、コンマ1秒差でQ2進出を逃しました。メンバーを考えれば、思ったより僅差で、それだけに、もう少しうまくまとめればという悔しさはあります。ウエットだったFP3は昨日よりは前進できましたが、まだ、いいレベルには達していません。どちらかと言えばドライの方がいい戦いができると思います。明日はシーズン最後のレースなので、27周、自分の力を出し切っていいレースにしたいです」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 15番手)
    「ウエットのFP3ではマシンの感触がよくなり、わずか0.1秒の差でQP2への進出を逃しました。パフォーマンスはよかったです。予選とFP4はかなり遅かったのですが理由はわかりません。調べる必要があります。リアグリップの感触があまりよくなかったので思ったようにプッシュできませんでした」

    トーマス・ルティ(MotoGP 17番手)
    「FP4ではドライのラインが見え始めたので、スリックタイヤで走れそうでした。ドライコンディションでのデータがなかったのでセットアップは妥協しなければなりませんでした。リアのトラクションがベストな状態ではなく、その問題がなければ予選はもっとうまくいったと思います。レース日はもっと雨が降る予報なので、落ち着いて、長いレースの心構えをして、完走することが重要になります。楽しみです」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 20番手)
    「今日も厳しい日になりました。なぜなら路面コンディションと天候がとても不安定だったからです。ドライでの時間があまりありませんでした。FP4では水たまりがたくさんあったので、ドライのセッティングにマシンを合わせることができず、予選にいどまなければなりませんでした。予選では思っていたようなラップタイムは刻めませんでしたが、ウエットコンディションでは感触がかなりいいので、どのような天気になるか様子を見たいと思います。もしドライになったら、データを分析して、このサーキットにもう少し合うセッティングを見つけなければなりません」

  • MotoGP | ホンダ 最終戦 バレンシアGP 初日レポート

    MotoGP | ホンダ 最終戦 バレンシアGP 初日レポート

    MotoGP 最終戦バレンシアGPのフリー走行は、断続的に強い雨が降る厳しいコンディションとなった。その中で3年連続5回目のタイトルを獲得、ホームグランプリに凱旋を果たしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がトップタイムで初日を終えた。

    FP1は、強い雨が降った影響でコース上の一部が冠水し、セッション開始直後に赤旗中断となった。

    その後、セッションは再開され、マルケスが積極的な走りを見せてトップタイムをマーク。FP2は、セッションを通じて雨量の多い難しいコンディションとなったが、フロントにミディアム、リアにソフトコンパウンドのタイヤを選択したマルケスは、ロングランを行い、決勝のシミュレーションを行った。

    バレンシアGPでは、最高峰クラスで14年に優勝しているが、それ以降は、チャンピオン決定戦の舞台になるなど、優勝がない。しかし、チャンピオンを決め、凱旋レースとなった今年は、シーズン10勝目と2回目の大会制覇に向けて、伸び伸びとした走りを見せている。

    ラストランとなるダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、FP1では18ラップをこなし5番手。FP2ではウエットコンディションのフィーリングを確認する程度の走行とし、5ラップを走行してこの日の走行を切り上げた。過去、バレンシアGPでは通算7勝(うち最高峰クラス4勝)を上げている。過去19年のバレンシアGPの歴史でもっとも優勝しているライダーだけに、地元ファンも、ラストランでの優勝、表彰台に期待を寄せている。

    ケガで欠場のカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)の代役として2戦連続で出場のステファン・ブラドルが16番手。FP1で転倒を喫したが、快調にラップを重ね、2戦連続ポイント獲得に向けてまずまずのスタートを切った。

    ルーキー・オブ・ザ・イヤーに王手のフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が18番手。中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が20番手。トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が23番手と苦戦のスタートとなった。MotoGPルーキーの3選手は、ウエットコンディションでの経験が少ないため、この日はフィーリングを確認しながらの一日となったが、2日目のフリー走行、予選でのタイム短縮とポジションアップが期待される。

    マルク・マルケス(MotoGP 1番手)
    「正直、今日は難しい一日でした。ウエットコンディションで、かなりの雨量があっただけでなく、とても寒かったからです。路面に水がたくさんあるときは、ギャンブルのような走りになり、唯一できることは転倒しないようにすることでした。こうした状況では物事がさらに複雑になりますが、幸いこのサーキットは水はけがとてもよく、とてもグリップがいいので、最後まで走ることができました。マシンの感触はとてもよくて、限界を感じることができました。速く走ることもできました。これはとても重要なことです。明日の天気は少し回復しそうですが、日曜日にまた悪くなりそうなので、表彰台争いをするにはどのようなコンディションになってもいいように準備を整えておく必要があります」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 5番手)
    「今週末は、かなり雨が降りそうです。水が増えると路面コンディションが変わり、走るのが少し難しくなります。今日の午後がそうでした。そのため数周しか走りませんでした。また、FP1のように路面の水が少ないときはかなり速く走ることができます。いずれにしても、どのようなコンディションになるか様子を見なければなりません。これはタイヤの選択やレースのリズムにも影響してきます」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 16番手)
    「今日は両方のセッションでかなりの雨が降り、トリッキーなコンディションでした。みんなレインタイヤの数を少し気にしていましたが、それは僕も同じです。そのためいつもよりあまり周回しませんでした。いいペースを見つけることができたのでよかったです。この状況に満足しています。午後は雨量が多く、続けて走る意味がないと感じたのでタイヤを少しセーブしましたが、フィーリングはとてもよかったです。しかし、リアから転倒してしまいました。今日はとても難しいコンディションでした。水が路面にあるときもあれば、5分後にはそれが大きく改善されているからです。明日どうなるか様子を見たいと思います。明日は少し天気が回復すると聞きました。FP3はおもしろくなると思います」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 18番手)
    「雨のため難しい日になりましたが、今シーズンはあまり雨の中走ることがなかったので、ウエットコンディションでのマシンの状態を理解するいい機会になりました。いい経験になりましたし、前進することができました。でも残念ながらFP2でもっと速いタイムを出す最高の瞬間を逃してしまいました。でも全体的にはいい日でした」

    中上貴晶(MotoGP 20番手)
    「2セッションともにコンディションがあまりよくなく、難しい一日でした。雨量が多いときはコースに川ができて、ストレートでもスピニングしている状態でした。雨の走行は得意ではないので、できるだけコースにとどまってウエット攻略につとめました。前戦マレーシアGPに比べれば、ウエットコンディションでは少し前進できたと思います。課題は、ブレーキングからの倒し込みで、その部分で大きくタイムロスしています。明日もウエットコンディションになれば、今日の課題克服に全力を傾けたいです」

    トーマス・ルティ(MotoGP 23番手)
    「路面にたくさんの水があってかなりエキサイティングな日になりました。FP1で赤旗が出たときはかなり危険な状態でした。FP1では限界を見つけることが一番の課題でした。もっと速く走ることができたと思うのですが、僕の準備ができていなくて、その限界は見つけることができませんでした。FP2では最初かなりの水がありましたが、その後雨量は少なくなりました。明日の予選に向けてレインタイヤを少し残すことが重要でした」

  • MotoGP | ホンダ 最終戦 バレンシアGP プレビュー

    MotoGP | ホンダ 最終戦 バレンシアGP プレビュー

    2018年シーズンのMotoGP 最終戦となるバレンシアGPが、11月16日(金)~18日(日)の3日間、バレンシア・サーキットで開催される。バレンシアGPは1999年に第1回大会が開催され、2002年からは最終戦の舞台として定着。今年で20回目を迎える。シーズンで最も観客が集まる大会の一つで、今年も3日間で20万人を超える大観衆が集まることが予想される。

    バレンシア・サーキットは、一周が4.005kmのテクニカルコース。スペインGPが開催されるヘレス、マレーシアGPが開催されるセパン同様、ウインターテストの舞台としても定着している。そのため、ライダーの経験値が高く、チームの持つデータも豊富で、初日からレベルの高い走りが繰り広げられる。

    コースの特徴は、左回りで低中速コーナーが連続し、メインストレートを除いて、常にマシンがどちらかにバンクしている難易度の高いレイアウト。また、この時期のバレンシアは不安定な天候が多く、例年、チームの総合力が要求される。これまでも、ファンの脳裏に刻まれる名勝負が数多く繰り広げられてきた。

    史上初の全19戦で争われた2018年シーズン。第16戦日本GPでは、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が3年連続5回目のタイトルを獲得。前戦マレーシアGPでは、Hondaが3年連続24回目のコンストラクターズタイトルを獲得した。そして最終戦バレンシアGPは、2位のMovistar Yamaha MotoGPに39ポイント差をつけ、2年連続9回目のチームタイトルに王手をかけているRepsol Honda Teamによる2年連続三冠獲得への期待が膨らんでいる。

    2年連続5回目のタイトルを獲得し、ホームグランプリに凱旋することになるマルケスは、最終戦バレンシアGPでファンの期待にこたえるべく、シーズン8回目のポールポジションと10勝目に挑む。

    過去マルケスは、10年の大会で125ccクラスでチャンピオンを獲得。Moto2クラスでは、タイトルを獲得して迎えた12年の大会で、最後尾スタートから優勝するという伝説的なレースを披露して世界中を驚愕させました。MotoGPクラスにスイッチした13年は、タイトル争いが最終戦までもつれ込む中で3位表彰台に立ち、史上最年少でチャンピオンに。14年はシーズン最多優勝記録となる13勝目を挙げ、史上最年少で連覇を達成した。16年は日本GPでタイトルを決め、最終戦バレンシアGPに凱旋し2位。昨年はアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)とのタイトル争いが最終戦での決着となり、タイトル王手で迎えたレースで、3位表彰台に立って見事チャンピオンに輝き、地元ファンを喜ばせました。3年連続5回目のタイトル獲得は史上最年少記録であり、マルケスは今年もすばらしい記録を樹立している。

    バレンシアGPで数々のドラマを生んできたマルケス。すでにタイトルを獲得し、プレッシャーから解放されて挑む今年の大会は、14年以来の優勝に挑む。

    チームメートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、今大会が現役最後のレースとなる。今年は18戦を終えてここまで表彰台はないが、ラストランとなるバレンシアGPは、ファンの大声援の中で今季ベストリザルトを目指す。前戦マレーシアGPでは、今季4回目の5位でフィニッシュ。表彰台にはあと一歩届かなかったが、チームタイトルに大きく貢献した。

    これまでバレンシアGPでは、125ccクラスで1勝、250ccクラスで2勝、最高峰クラスでは、07年、09年、12年、そして昨年の大会では4度目の大会制覇を達成した。優勝は逃すも、13年は2位、14年は3位、15年も3位と表彰台に立ってきたペドロサ。シーズンを通じて最も得意とするサーキットの一つだけに、ラストランとなる今年は、優勝、表彰台を獲得して地元ファンの声援にこたえる意気込みだ。

    総合7位につけるカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、第17戦オーストラリアGPのフリー走行で右足首を骨折し、オーストラリアGPの決勝レース、第18戦マレーシアGPを欠場。今大会も欠場することになった。前戦マレーシアGPに代役出場したステファン・ブラドルが今大会も、カルの代役を務める。ブラドルは、前戦マレーシアGPを13位でフィニッシュ。今大会もポイント獲得とベストリザルトを目指す。

    総合14位につけるフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、後半戦に入って6戦連続でポイントを獲得と、調子を上げている。Moto2時代は同地で16年に3位、17年に2位と連続で表彰台を獲得。今大会はオーストラリアGPの8位をしのぐベストリザルトと、ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得を目指す。

    総合20位の中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、日本、オーストラリア、マレーシアと続く3連戦でポイントを獲得した。しかし、自身としては納得するにはほど遠いレースが続いている。最終戦バレンシアGPは、応援してくれるファンとチームの期待にこたえる意気込みで、予選、決勝ともにトップ10を目指す。

    Honda RC213V勢でシーズンを通して最も苦戦しているトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、来季はMoto2クラスにスイッチすることが決まっている。今大会で、MotoGPクラスのチャレンジにとりあえずの終止符を打つルティ。MotoGPクラス最後のレースで、念願のポイント獲得に挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP チャンピオン)
    「数日前に、地元で家族やファンクラブの人たちにタイトル獲得を祝ってもらうことができました。次はバレンシアGPですべてのファンとともにチャンピオン獲得を祝うのを楽しみにしています。今年は、タイトルの行方が最終戦決着となった昨年のようなプレッシャーはありません。でも、メンタルは全く同じ状態です。なぜならいいかたちでシーズンを終えることが目標だからです。Repsol Honda Teamはチームタイトルに王手をかけています。それを獲得するために、ベストを尽くします。そして三冠達成を目指します。これは僕たちやHondaにとって大事なことであり、達成できれば、完ぺきなシーズンの締めくくりになります。今の勢いを失いたくありません。いつものようにレースウイークに集中し、努力し、日曜日は優勝争いをしたいと思います」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合7位)
    「まず、フィリップアイランドでケガをしてから温かい言葉をかけてくれたすべての人たちに感謝しています。サーキットのメディカルスタッフ、LCR Honda CASTROL Team、HRC、そしてメルボルンの病院にいるときにお見舞いに来てくれたすべての人に感謝しています。特に妻のルーシーは飛行機で駆けつけてくれて、12日間も一緒にいてくれました。チームマネージャーのルーチョもマレーシアに行くまで、毎日僕と過ごしてくれました。メルボルンではすばらしい外科医に恵まれました。転倒した際、脛骨、腓骨、そして距骨などを骨折し、手術は3時間半に及びました。人工骨、2つのメタルプレート、そして8本のスクリューで固定されました。通常、このケガが治るには12か月かかります。バレンシアGPに戻ってこれると思っていましたが、今回はそうはいきませんでした。6週間、足首に全く体重を乗せられませんが、回復していますし、今は理学療法も受けています。今週はサイクリングを始めてみます。2019年2月のセパンへ向けて、準備をするのが楽しみです。LCR Honda TeamやHRCと、今年もすばらしいシーズンを過ごすことができました。2019-2020シーズンはもっとすばらしい思い出が作れることを楽しみにしています。バレンシアでは僕のチームはもちろん、MotoGPのグリッドに並ぶすべての選手の幸運を願っています。ファンの一人として、今週末、最高のモータースポーツチャンピオンシップを現地で観戦することを楽しみにしています」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合11位)
    「バレンシアが特別なレースになることは間違いありません。僕の最後のレースになるからです。そのため、いつもと気分は違います。また多くのファンや友人、そして家族が来て一緒に過ごすことになるので、忙しくなりそうです。しかし、マシンに乗ったら完全にライディングに集中します。バレンシアは最も好きなサーキットの一つであり、日曜日はできる限りいい結果を残したいと思います」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 総合14位)
    「バレンシアがとても楽しみです。なぜならルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを獲得するために、とても重要なレースになるからです。これは今シーズン、僕の一番大きい目標でした。今週末にそれを達成できれば、シーズンを通して、チームと一生懸命がんばってきた努力がすばらしいかたちで報われることになります。バレンシアはとても好きなサーキットです。僕やHondaと相性がいいと思うので、とても楽しみです」

    中上貴晶(MotoGP 総合20位)
    「今シーズンの最終ラウンドを迎えることが信じられません。今年はMotoGPクラスでの最初のシーズンでしたが、正直、もう少しいい結果を期待していました。でも多くを学ぶことができました。これは来年のチャンピオンシップに向けてとても重要なことです。Moto2時代の過去2年間は、ここでいいレースをすることができました。バレンシアのレイアウトは好きです。しかし、RC213Vでは全く違った感じになると思います。過去4戦の遠征シリーズは、全体的にあまり満足のいくものではありませんでしたが、バレンシアではいいレースができることを願っています」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 総合24位)
    「バレンシアで再びLCRに戻ることができてうれしいです。セパンのときのようないいパフォーマンスをするチャンスが巡ってきたからです。今週末は、予報ではかなり変わりやすい天気になりそうなので、難しいレースになりそうです。でも、マレーシアでパフォーマンスを引き続き発揮できることを願っています。HRC、そしてLCRの一員として再びレースに出場できることを楽しみにしています。なにができるか様子を見たいですし、今週のチャレンジが楽しみです。このような機会を与えてくれたHRCとルーチョに感謝したいと思います。カルが早く回復すること、そして早く彼が自分のマシンに戻ってくることを願っています」

    トーマス・ルティ(MotoGP 総合28位)
    「残り1レースになりました。今週末も、いいレースにするために全力を尽くします。バレンシアはとてもテクニカルで好きなサーキットなので、とても楽しみです。来年はMoto2クラスに戻って新しいシーズンになります。とりあえず、MotoGPクラスで最後のレースになるので、今週末は力強いフィニッシュをしたいと思います」

  • MotoGP | ホンダ 第18戦 マレーシアGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ 第18戦 マレーシアGP 決勝レポート

    ホンダは、MotoGP マレーシアGPでマルク・マルケスが今季9勝目を達成。ホンダが最高峰クラスで3年連続24回目のコンストラクターズタイトルを獲得した。

    3連戦最後の戦いとなった第18戦マレーシアGPは、スコールの影響を考慮し、予定より2時間早い午後1時にスタートが切られた。朝方まで降った雨の影響でウォームアップは中途半端なコンディションとなったが、決勝レースは青空が広がり、最高気温は32℃まで上昇。

    ライダーにもタイヤにも厳しい条件となったが、今季7回目のポールポジション(PP)からレースに挑んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、今季9勝目を達成した。

    PPを獲得したマルケスですが、予選セッション中に他者の走行を妨害したとみなされたことで、6グリッド降格のペナルティーを科せられ、3列目7番グリッドから決勝に挑んだ。しかし、迎えた決勝レースではオープニングラップに4番手に浮上すると、2周目にはジャック・ミラー(ドゥカティ)をかわし3番手へ。5周目にはヨハン・ザルコ(ドゥカティ)を抜いて2番手に浮上。その後はバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、マルケス、そしてザルコ(ヤマハ)の順でトップグループを形成、セカンドグループをじりじりと引き離した。

    後半に入るとザルコ(ヤマハ)が遅れ、レースはロッシ(ヤマハ)とマルケスの一騎打ちの様相となった。そして終盤、マルケスがペースを上げてロッシ(ヤマハ)との間隔を詰めていくと、17周目の1コーナーでロッシ(ヤマハ)が転倒。これで単独トップに立ったマルケスは、2位以下とのリードをキープしながら、20周のレースで真っ先にチェッカーを受けた。

    マルケスにとっては、これで2戦ぶり今季9勝目を達成。この優勝により、ホンダは3年連続24回目のコンストラクターズタイトルを獲得した。最高峰クラスでの2番目の記録はMVアグスタの16回で、最多記録を持つホンダは、今年も記録をさらに更新することに成功した。

    チームメートのダニ・ペドロサは、今季ベストタイの5位でフィニッシュした。オープニングラップは6番手だったが、その後、ミラー(ドゥカティ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)と4位争いのグループを結成。中盤は、その2人を引き離していくが、今度は追い上げてきたアレックス・リンス(スズキ)との4位争いとなる。後半にリンス(スズキ)の先行を許し、追い上げてきたマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)との4位争いのバトルとなり、最終的に5位でフィニッシュした。4位でフィニッシュすることはできなかったが、今大会のペドロサの活躍で、Repsol Honda Teamはチームタイトルで2位のMovistar Yamaha MotoGP、3位のDucati Teamに対してリードを広げることに成功。最終戦バレンシアGPに向け、チームタイトルに王手をかけた。

    予選19番手から追い上げたフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が12位でフィニッシュ。最終戦を残し、ハフィズ・シャーリン(ヤマハ)に10ポイント差をつけ、ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得に向けて大きく前進した。

    ケガで欠場のカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)の代役として出場したステファン・ブラドルが13位でフィニッシュ。貴重な3ポイントを獲得した。中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)は、予選22番手から14位。トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は16位に終わり、今回もポイント獲得を果たせなかった。

    マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
    「7番手からのスタートだったので、たいへんなレースでした。スタートは完ぺきではありませんでした。1周目はよかったのですが、僕のキャリアの中で最高と言えるような走りではありませんでした。その後、徐々に何人かのライダーをオーバーテイクして、2番手まで上がりました。バレンティーノ(ヤマハ)がプッシュしているのが分かり、僕も彼を追いかけました。予選のペースで周回した結果、リアタイヤをオーバーヒートさせてしまい、フロントも温度が上がって感触はよくありませんでした。そのため、数周はただクールダウンさせようとしました。そうしている内にフィーリングがよくなり、バレンティーノに近付いていることが分かって、正直、モチベーションが上がりました。こうした流れを作れたのは、すでにタイトルを獲得していたからできたことです。残念ながら彼は1コーナーで小さなミスをしてしまいました。2人のバトルがどのように終わるか見られたらよかったと思うし、残念です。とにかく彼が転倒するのが見え、僕はクールダウンして、レースを完走することに集中し、勝つことができました。ベストなかたちでコンストラクターズ・ワールドチャンピオンシップのタイトルを獲得しました。Moto3クラスのホルヘ・マルティンと、Moto2クラスのフランセスコ・バグナイアのタイトル獲得にもおめでとうと言いたいです。一緒にバレンシアで祝いたいです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 5位)
    「今日はスタートに集中しました。なぜならかなり後方のグリッドだったからです。スタート自体は完ぺきではありませんでしたが、1コーナーでいくつかポジションを上げることができました。残念ながらいくつかコーナーを終えたあと、ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)やマルクと離れてしまいました。とにかく、レースの最初の感触は十分よく、フロントに近いところで走ることができました。最後はグリップに再び苦しみ始め、リンス(スズキ)やビニャーレス(ヤマハ)にパスされてしまいました。全体的には、いつもより少しいいレースになりました。マルティンのタイトル獲得におめでとうと言いたいです。今年の彼は、ケガなどの難しい時期を乗り越えることができました。彼はこの結果にふさわしいと思います」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 12位)
    「この結果はうれしいです。19番グリッドからスタートして、かなり追い上げることができました。よかったです。今週末のチームの仕事にとても満足しています。次の最終戦のバレンシアがとても楽しみです」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 13位)
    「目標だったポイント圏内でのフィニッシュを達成できてうれしいです。約2カ月もバイクに乗っていませんでした。マレーシアに着くと非常に暑かったので、厳しいレースでした。天候は安定していませんでしたが、全体的にはいい仕事ができたと思います。助けてくれたチームに満足しています。彼らと仕事をスタートしてすぐに、家に帰ってきたような気分になりました。ルーチョや、すばらしい仕事をしてくれたみんなに感謝したいと思います。また今年のテストのスケジュールを組み立て、このような機会を与えてくれたHRCに本当に感謝しています。カルが早く回復し、以前のような強さで戻ってくることを願っています」

    中上貴晶(MotoGP 14位)
    「22番グリッドから14位でフィニッシュすることができました。しかし、もう少しいい走りができると思っていました。今大会は、新しいフロントフォークを試したのですが、FP4で転倒するなど、セッティングを詰めきれないまま決勝を迎えてしまいました。今、振り返れば、ベースのフォークに戻しておけばよかったかなと思います。今回はフロントにミディアム、リアにソフトを選択しましたが、タイヤの選択は間違っていなかったと思います。今回もチームの期待に応えられず、申し訳ない気持ちです。最終戦バレンシアGPはシーズン最後のレースとなるので、みんなの期待に応えられるようなレースにしたいです」

    トーマス・ルティ(MotoGP 16位)
    「暑いレースでした。最初の2周はリアのエッジグリップに少し苦戦しました。危うく、最終コーナーで転倒するところでした。そのあとはいいペースと感触をつかむことができましたが、再びリアのグリップに苦しみ始め、タイムをロスしました。そのためにポイント獲得のチャンスを逃しました。とても近かっただけに、16位になったことがとても残念です」

  • MotoGP | ホンダ 第18戦 マレーシアGP 予選レポート

    MotoGP | ホンダ 第18戦 マレーシアGP 予選レポート

    2日連続で不安定な天候となったセパンは、午後になって激しい雨になり、MotoGPクラスの予選Q1が約1時間30分の間、中断した。その後、雨は上がりQ1が再開され、そのあとに行われたQ2もウエットコンディションでの走行となった。

    今大会初のウエットコンディションになったことで、ライダーたちにとってはほぼぶっつけ本番の予選アタックとなった。

    しかし、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が順調にタイムを短縮して2戦連続今季7度目のポールポジション(PP)を獲得した。史上最多PP記録を更新中のマルケスは、これで最高峰クラスで52度目、3クラス通算で80度目のPP獲得となった。

    予選中には、4コーナーでスリップダウンしたが、ピットに戻り2号車でアタックを続けた。最終的に転倒前のタイムでPPを獲得したが、今大会もチャンピオンのマルケスの速さが際立つ大会となった。

    前日のフリー走行では、フロントのフィーリングに苦戦したが、この日は、セットアップが進み、FP3、そしてFP4では快調にラップを重ね、FP3では2番手、FP4ではトップタイムをマーク。連続ラップでは、十分に優勝を狙える内容となった。

    予選中にマルケスは、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)の接近に気づかず、走行を妨害したということで、6グリッド降格のペナルティーを受けることになり3列目から決勝に挑む。

    チームメートのダニ・ペドロサが、フリー走行で総合4番手につけてQ2進出を果たし10番手グリッドを獲得。ここ数戦の中では、まずまずの内容だが、表彰台争いに加わるにはまだ十分ではない。決勝日朝のウォームアップで最後の調整に挑む。セパンは、シーズンを通して得意とするサーキットの一つだけに、今季初表彰台に全力で挑む。

    トーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は18番手、チームメートのフランコ・モルビデリは19番手、前戦オーストラリアGPのケガで欠場のカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)の代役として出場のステファン・ブラドルが20番手、そして中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が22番手とウエットコンディションになり、思うような走りがなかった。しかし、決勝では4選手ともに後方からの追い上げに挑む。

    マレーシアGPの決勝は、通常より1時間遅いタイムスケジュールで行われてきたが、午後になると強い雨が降ることが多く、今日もセッションが中断となった。そのため、明日の決勝はスケジュールを2時間早め、Moto3クラスは10時、Moto2クラスが11時20分、MotoGPクラスが13時にスタートが切られることになった。

    マルク・マルケス(MotoGP ポールポジション<決勝は6グリッド降格>)
    「僕の強いところの一つに、路面コンディションの急な変化に素早く対応できるところにあると思います。今日は正直簡単ではありませんでしたが、そのアドバンテージを使うことができました。今週末ウエットで走ったのは今回が初めてでした。そして転倒もしました。でもフィーリングはよかったです。最終的に3列目からのスタートとなりましたが、ポールポジションを獲得できたのはいい気分でした。最も重要なことはドライコンディションでのセットアップに関して大きく前進できたことです。そして戦闘的な走りができたことです。そして、ライディングスタイルを合わせることもできました。このおかげで、ドヴィツィオーゾやビニャーレスといった、ここで速いライダーたちに近づくことができました。あとは明日のコンディションがどうなるか様子を見たいと思います。そしていいスタートを切って、もし可能であれば表彰台争いができるようにがんばりたいと思います」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 10番手)
    「今日はドライで少し前進できましたが、優勝争いができるグループについていくには十分ではありませんでした。それからミディアムとソフトタイヤを使ってウエットを走りましたが、かなり苦戦しました。グリップを全くつかめませんでした。明日もグリッド後方からのスタートとなります。もちろんこれはいいことではありません。レースの時間が変わりましたが、どのようなコンディションになるか、スタートからなにができるか様子を見て考えたいと思います」

    トーマス・ルティ(MotoGP 18番手)
    「とても複雑な日でした。天気が大きく影響しました。そして転倒もありました。気温の変化でグリップレベルが常に変わり、ドライセッションでも楽ではありませんでした。明日レースが早い時間に行われるようになり、よかったです。なぜならその方がドライでレースできるチャンスが高いからです。その方が僕たちやファンにとってはとてもいいことだと思います」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 19番手)
    「ドライではかなりいい感触があったのですが、ウエットは難しかったです。なぜならMotoGPのマシンで雨で走った経験があまりないからです。グリッドはかなりうしろですが、ここは幅が広く、高速のサーキットなので、いいスタートを切って、序盤で追い上げて速いグループに入れることを願っています。天気とレースがどうなるか様子を見たいと思います」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 20番手)
    「残念ながら予選で雨が降りました。雨を走ったのは約6カ月前が最後でした。そのため、Q1の最初からあまり自信がありませんでした。スピードを見つけるのに時間がかかりすぎてしまいました。でもドライコンディションではここまでのところいい仕事ができています。午前中のFP3とFP4の最初でレースへ向けた仕事をしているときは、いい方向へ前進することができ、とてもポジティブでした。安定しており、速さもあります。トップ12かそのあたりにいました。残念ながら雨で難しい終わり方になってしまいましたが、明日が楽しみです」

    中上貴晶(MotoGP 22番手)
    「難しい予選になりました。MotoGPでのウエットの経験が少ないということもあり、前後ソフトで挑みました。しかし、路面の乾きが早く、ソフトではうまく走れませんでした。特にフロントは軟らか過ぎて、ブレーキングで安定性がなく、なす術がありませんでした。今日はミディアムを選択したライダーが多かったと思いますが、ミディアムはリスキーな選択だと感じていました。結果的にはミディアムがよかったことになりますが、今日はいい経験ができました。後方グリッドからのスタートになりますが、とにかく一つでも上を目指して全力で挑みます」

  • MotoGP | ホンダ 第18戦 マレーシアGP 初日レポート

    MotoGP | ホンダ 第18戦 マレーシアGP 初日レポート

    3連戦最後の戦いとなったマレーシアGPのフリー走行は、時折り、青空がのぞくも、雲の多い一日となり、Moto3クラスはウエット&ドライ、Moto2とMotoGPクラスは、辛うじてドライコンディションとなったが、いい路面コンディションではなかった。

    その中で、2セッションともに運よくドライとなったMotoGPクラスでマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、3番手で初日を終えた。

    これまで通り、決勝に向けてセットアップに集中したが、不安定な路面コンディションの中で苦戦。特にフロントタイヤのフィーリングに苦労したが、なんとか前進することに成功した。

    昨年は雨のレースの中で4位でフィニッシュ。そのためタイトル争いは最終戦バレンシアGPへともちこまれたが、今年は3年連続5回目のタイトルを獲得してマレーシアGPを迎えた。今大会は、今季9勝目と前戦オーストラリアGPから持ち越しとなったコンストラクターズタイトル獲得に向けて、引き続きセットアップに集中する。

    チームメートのダニ・ペドロサも不安定な天候と路面コンディションに翻弄され、セットアップに苦労した。一日を通じて思ったような走りができず、総合で11番手。2日目のフリー走行では、ダイレクトでのQ2進出を目指す。

    中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、FP1で12番手、FP2で11番手と着実にセットアップを進めた。2日目のフリーと予選では、その改善につとめ、自身初のダイレクトでのQ2進出を目指す。

    ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得に向けてライバルにリードを築くフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)も着実にセットアップを進めて14番手。予選では3回目のQ2進出を目指す。

    前戦オーストラリアGPのフリー走行で転倒、右足首を骨折したカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)の代役として出場のステファン・ブラドルは17番手とまずまずのスタートを切った。代役、ワイルドカードを含めて今季4回目の出場。今大会はポイント獲得を目指す。

    初ポイント獲得を目指すトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は21番手。前戦オーストラリアGPではポイント獲得まであと一歩の16位だった。今大会はポイント獲得に全力で挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 3番手)
    「全体的には、いい日になりました。午前中はいい感触がありましたが、午後のFP2はかなり苦戦しました。危ない瞬間が何度もありましたが、なんとかセーブすることができました。最後にフロントタイヤをハードからミディアムに変え、最後のアタックではスピードとラップタイムを上げることができました。とにかくレースペースに一生懸命取り組まなければなりません。もっとうまくフロントタイヤを使うために、違うセットアップを試したいと思います。今のところ最も速いドヴィツィオーゾに近付くためには、さらに一歩前進する必要があります」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 11番手)
    「今日はあまりいいフィーリングがありませんでした。リアのグリップがよくなく、コーナリングにもかなり苦戦しました。思っていたようなペースをつかむことができませんでした。午後はラップタイムが上がりましたが、グリップはもっと悪くなりました。テストの時のような感触が今のところないので、マシンのセットアップを改善する必要があります。明日へ向けて何をするべきかこれから考えて、引き続き一生懸命取り組まなければなりません。前進できるように明日もがんばることが重要です」

    中上貴晶(MotoGP 13番手)
    「トップ10が近かったので、もうひとがんばりしたかったです。しかし、雨が降ったり止んだりのために路面コンディションがあまりよくならず、路面にラバーがのりきらないままの一日でした。FP1からFP2にかけてタイムを更新しましたが、もう少しリアのグリップがほしかったです。2月のテストとくらべて、速く走れるポイントは何カ所かありました。コンディションが違うので単純にくらべられませんが、ウインターテストにくらべてもまだ0.8秒遅いので、明日は、それをしっかりつめていきたいです」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 14番手)
    「いい日でした。レースウイークのスタートとしてはうまくいったと思うのでとてもうれしいです。マシンと路面にいい感触がありましたが、まだ前進しなければなりません。そして、レースへ向けてセットアップのオプションを考えなければなりません」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 17番手)
    「初日はまずまずでした。チームはいい仕事をしてくれて、何年も前に一緒に仕事した時と同じように仕事に取り組むことができました。すべてがかつて知ったセットアップの進め方でした。今日の天気はラッキーでした。ドライセッションが2回行えたので、マシンの感触をつかむためにもよかったです。違うセッティングやタイヤ選択を行い、いいタイヤで、いい時に、いい感触をつかむことができました。今のところすべてうまくいっています。この調子で続けられることを願っています。マシンにもう少し自信が必要ですが、長い休みの後に乗った最初の日は、いつもこんな感じなので心配はありません」

    トーマス・ルティ(MotoGP 21番手)
    「今日は暑かったです。ここの天気は特別で、コンディションにインパクトがあります。午後はもっといいタイムを出したいと思っていましたし、FP1からもっと前進したいと思っていました。しかし、2つのセッションの間に雨が降ったので、グリップレベルが変わったかもしれません。FP2では、両方のマシンを比べて全体的に前進できました。明日もセットアップを進めなければなりません」

  • MotoGP | ホンダ 第18戦 マレーシアGP プレビュー

    MotoGP | ホンダ 第18戦 マレーシアGP プレビュー

    日本GP、オーストラリアGPに続く、3連戦最後の戦いとなる第18戦マレーシアGPが、11月2日(金)~4(日)の3日間、クアラルンプール郊外のセパン・インターナショナル・サーキットで開催される。マレーシアGPは、1991年にシャーアラムでスタートした。その後、ジョホールへと舞台を移し、99年からはクアラルンプール国際空港に近い、セパンで開催されるようになった。マレーシアGPは今年で28度目、セパンでは20度目の開催となる。

    セパンは一周5.543km。2本の長いストレートとバラエティーに富んだコーナーが組み合わさったレイアウトで、MotoGPマシンのテストに適していることから、ウインターテストの舞台としても定着した。マレーシアは熱帯地方であり気候が安定しているため、1年中走行することができる。今年は1月下旬から2月上旬にかけて公式テストが行われた。

    チームや選手にとって、セパンはシーズンを通して最もデータが豊富なサーキット。マシンのセットアップなどがどう進化したのか、確認できる大会となる。Honda勢は、3年ぶりの大会制覇とセパン7勝目を目指す。

    3連戦最初のレースとなった日本GPで、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が3年連続5回目のタイトルを獲得し、3年連続24回目となる最高峰クラスのコンストラクターズタイトルにも王手をかけた。しかし、前戦オーストラリアGPは、Honda勢にとって厳しい結果が待ち受けていた。チャンピオンのマルケスは、今季6回目のポールポジション(PP)から今季9勝目に向けて快走したが、後方にいた選手がマルケスに接触、その衝撃でマシンがダメージを受け、リタイアとなった。

    さらにチームメートのダニ・ペドロサも転倒リタイア。今季2勝目と4回目の表彰台が期待されたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)もケガのために欠場と、RC213Vのファクトリーマシンに乗る3選手がノーポイント。Honda勢最上位は、インディペンデントチームのEstrella Galicia 0,0 Marc VDSから参戦のフランコ・モルビデリで、8位で8ポイントを獲得。引き続きコンストラクターズタイトルに王手をかけて今大会に挑むが、Honda陣営にとっては、ここからの2戦は仕切り直しの戦いとなる。不運なトラブルでオーストラリアGPをリタイアしたマルケスは、気持ちを切り替えてマレーシアGPに挑む。

    過去、マレーシアGPでは、125ccクラスで2010年、MotoGPクラスは14年に優勝している。マルケスにとってはシーズンを通して優勝回数の少ないサーキットの一つだが、14年の大会では、シーズン最多ポールポジション記録となる13回目を樹立。15年のウインターテストでは、初めて1分59秒台を切って1分58秒台に入れた驚異的な走りが記憶に残る。今年はすでにチャンピオンを決めており、Hondaのコンストラクターズタイトル獲得に向けて全力を尽くすことになる。

    今年を最後に引退を表明しているペドロサは、今季初表彰台を目指す。この3連戦、日本GPでは8位、オーストラリアGPでは転倒リタイアと思うような結果を残せなかったが、得意とするマレーシアGPに気合を入れている。過去、セパンでは、125ccと250ccで優勝、MotoGPクラスでは、12年、13年、そして15年と3度の優勝を果たしている。昨年はPPを獲得。決勝は雨に翻ろうされて5位だったが、過去2戦の雪辱と今季初表彰台に闘志を燃やしている。

    総合5位につけるクラッチローは、前戦オーストラリアGPのフリー走行でのケガのために今回も欠場する。代役として、テストライダーで今季3回出場しているステファン・ブラドルが出場する。

    ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得に向けて着実に前進するモルビデリは、引き続き今大会も今季ベストに挑む。前戦オーストラリアGPでは、今季2回目のシングルフィニッシュを達成、ベストリザルトの8位でフィニッシュし、Hondaのコンストラクターズタイトル獲得に大きな貢献を果たした。今大会は7位以上を目指す。

    日本GPで15位、オーストラリアGPで14位と着実にポイントを獲得している中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は3戦連続ポイント獲得とシングルフィニッシュを目指す。

    17戦を終えて未だポイント獲得のないトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、引き続き、今季初ポイント獲得を目標に挑む。前戦オーストラリアGPでは16位と、ポイント獲得にあと一歩だった。

    マルク・マルケス(MotoGP チャンピオン)
    「オーストラリアGPはいろいろなことがありました。最後まで戦えなかったのは残念ですが、もう過去のことです。マレーシアラウンドに向けていつものように前を向き、ポジティブなメンタルで向かいたいと思います。まだあと2つのタイトル獲得という目標があります。まだチャンスがあるようなら、引き続き勝利を目指しがんばりたいと思います。マレーシアは体力的に難しいラウンドですが、準備はしてきたので、高い集中力を維持して、金曜日の午前中から力強くスタートしたいです」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合12位)
    「マレーシアグランプリは天候もコースも簡単ではありません。コースが広いので正確なラインといいセットアップを必要とします。大好きなサーキットなので、いい仕事をして、しっかり合ったセッティングを見つけ、いい週末にできるようにがんばりたいです」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 総合14位)
    「フィリップアイランドはとてもポジティブなレースだったので、セパンを楽しみにしています。今年のはじめにセパンでテストしているので、いろいろ、比較できるものがあります。役に立つデータもあります。テストではいい走りができていないので、今回は速くなって前進できることを願っています。とても暑くて、体力的にたいへんですが、マレーシアにはすばらしい思い出があります。1年前にMoto2のタイトルを獲得しました。今回の目標はルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトルに近付くことです」

    中上貴晶(MotoGP 総合20位)
    「マレーシアへ飛ぶ前にチームメートのカル(・クラッチロー)のお見舞いに行きました。彼がいないピットはいつもと違うと思うので、早くよくなることを願っています。セパンでは経験と才能があるステファン・ブラドルがカルの代役になると聞いてうれしいです。今季ラスト2戦となるマレーシアは暑さのために最も体力的に難しい大会です。また、天候も複雑で、ドライでセッションを走っていても、次のセッションで完全にフルウエットになったりします。目標はレースウイークを通して安定することです。オーストラリアではアップダウンのあるリザルトとなり、最終的には期待していた結果は残せませんでした」

    トーマス・ルティ(MotoGP 総合27位)
    「セパンは冬にテストをしていますが、かなり前のことです。セパンのサーキットはとても好きですし、フィリップアイランドでのフラストレーションのたまる週末を忘れるためにも、早くサーキットに戻って走りたいです。モチベーションを高く保ち、いつものようにできる限り強くなれるようにベストを尽くしたいです」

    ステファン・ブラドル(MotoGP 総合28位)
    「またMotoGPに出場することになり楽しみです。特にLCR teamに戻ることができるのでうれしいです。彼らとはたくさんのいい思い出があります。いいかたちでHRCのためにプロフェッショナルな仕事をしたいと思います。いい結果も残したいと思います。ポイントを獲得できたらうれしいです。どのような週末になるかは様子を見たいです。難しいと思いますが、最も重要なことは一生懸命取り組み、楽しむことです」

  • MotoGP | ホンダ 第17戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ 第17戦 オーストラリアGP 決勝レポート

    青空が広がったフィリップアイランドで行われたMotoGP オーストラリアGPの決勝レースは、Honda勢にとって厳しい結果となった。今季6度目のポールポジション(PP)獲得から序盤トップを走り、今季9勝目が期待されたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、6周目の1コーナーで、後ろを走るヨハン・ザルコ(ヤマハ)がマルケスの後輪に接触したことで、ともにリタイアとなった。

    この接触で跳ね上がったザルコのマシンがマルケスのRC213Vのシートカウルに激しくぶつかり、シートレールが折れる大きなダメージで、ピットに戻りリタイアを決めた。300kmを越える最高速度からのブレーキングでの事故にサーキットに緊張が走ったが、幸いにも、両選手にケガはなかった。

    レース開始早々に起きた事故で、チャンピオンを決めたばかりのマルケスの豪快な走りを見ようとサーキットにつめかけたファンはがっかりすることになったが、レースウイークを通じてチャンピオンの走りを堪能することができたのではないだろうか。

    チームメートのペドロサ(Repsol Honda Team)も、予選18番手から12番手までポジションを上げたが、12周目の4コーナーで転倒し、リタイアに終わった。カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は金曜日のフリー走行の転倒で、右足を負傷して欠場した。その結果、Honda RC213Vのワークスマシンに乗る3選手がすべてノーポイントに終わるという厳しい結果となった。

    Honda勢最上位は、ルーキー・オブ・ザ・イヤーでライバルをリードするフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)で、予選15番手から今季ベストリザルトの8位でフィニッシュした。波乱の展開となった決勝レース。モルビデリは、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、ブラッドリー・スミス(KTM)との戦いを制し、一段と自信をつけるレースとなった。

    予選14番手からシングルフィニッシュを目指した中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、オープニングラップ11番手と好走をみせるが、2周目の1コーナーでオーバーランを喫し20番手にダウン。そこから追い上げて14位でチェッカーを受けた。

    初ポイント獲得に気合のトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は16位。ポイント獲得に今大会も一歩及ばなかった。

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 8位)
    「この結果はとてもうれしいです。MotoGPクラスで自己ベストとなりました。ライダーたちがレースをリタイアしていく厳しい状況の中で、いい仕事ができたと思います。タイヤの選択は正しく、レース中盤からは特にいいペースがありました。そしてトップ10に入ることができました。今週末、決勝に向けてセットアップを進めて素晴らしい仕事をしてくれたクルーに感謝したいと思います」

    中上貴晶(MotoGP 14位)
    「今日は厳しいレースでした。フロントにミディアム、リアにソフトをチョイスしました。タイヤ選択は多少悩みましたが、序盤からペースを上げたかったのでソフトを選びました。終盤厳しくなるのは想定していましたが、思っていた以上に厳しく、苦戦しました。今日はスタートがよく、いい位置にいたのですが、ストレートでスリップから抜けたときに風で大きく振られ、それでブレーキパッドがひらいてしまい、ブレーキが効かない状態になりオーバーランしてしまいました。それがなければシングルはいけたと思います。それだけに残念でした」

    トーマス・ルティ(MotoGP 16位)
    「最初の10周はいいリズムがあり、集団の中にいることができました。そのあとエッジグリップなくなり、高速の左コーナーでコーナリングスピードをキープできず、アンダーステアに苦戦して、かなりタイムをロスしました。今回も16位。チャンピオンシップポイントを逃して残念です」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP リタイア)
    「難しい週末でした。3日間を通していい感触を得られず、決勝では残念ながら転倒してしまいました。今日はいいポジションで走れず、ストレートのあとのブレーキングポイントでフロントから転倒してしまいました。速い場所なのでかなり大きな転倒でした。とにかく前へ進まなければなりません。次の日曜日にはいいレースができることを願っています」

    マルク・マルケス(MotoGP リタイア)
    「まず、なにが起きたのかよく分かりませんでした。でも後ろから接触されたことは分かったので、怒っていました。この接触でシートが壊れてしまい、レースを続けられませんでした。走ることが不可能でした。ピットに戻ってビデオを見て状況を理解しました。これは、レーシングアクシデントです。あの場所は、時速300キロを超えるとても速いスピードからのブレーキングになります。僕はジャック・ミラーの後ろにいて、通常より少し遅くブレーキングを掛けることになりました。その直後に衝撃を感じました。ザルコは僕たち2人のスリップストリームを使っていました。すでに彼と話しました。今日はとてもラッキーでした。最も重要なことは僕もヨハンも無事だということです。今日はとても集中できました。レースは思ったように進みました。数周レースをリードし、そのあと、集団の中にいることにして少し待ちました。いいペースはありましたし、優勝争いができる感触がありました。0ポイントとなってしまったのは不運でしたが、もし来年も日本でタイトルを獲得できて、またここでDNFになったら、 サインアップするしかありません。今は次のレースに集中したいと思います」

  • スーパーフォーミュラ | 山本尚貴がシリーズチャンピオンを獲得

    スーパーフォーミュラ | 山本尚貴がシリーズチャンピオンを獲得

    TEAM MUGEN (チーム・ムゲン)より全日本スーパーフォーミュラ選手権(SUPER FORMULA)に参戦している山本尚貴(やまもと なおき)が、10月28日(日)に鈴鹿サーキット(三重県)にて開催されたシリーズ第7戦で、ポールトゥウィンで優勝し、今シーズンのドライバーズチャンピオンを獲得した。

    山本尚貴
    「2013年以来5年ぶり2度目のチャンピオンを獲ることができ、素直に嬉しいです。この日のために開発、メカニック、エンジニア、スタッフ、みんなで力を合わせて頑張ってきました」

    「最終ラップまで熾烈な争いをして、速い者がチャンピオンになるという、フォーミュラーカーレースの真の面白さをお見せできたのは、ニック(キャシディ)選手ほかレベルの高い選手と戦えたからこそです。シーズンの途中では苦しい時期もありましたが、チームの総合力とファンの皆さまのおかげでチャンピオンにたどり着くことができました。応援してくださったすべての皆さまに感謝いたします。本当にありがとうございました!」

    手塚長孝 (TEAM MUGEN監督)
    「最終戦でお客様にワクワクしていただけるエキサイティングなレースをお見せすることができ、誇りに思っています。金曜からの良い流れを作れたことが、タイトル獲得という結果に繋がりました。それをコントロールしたのはもちろん山本尚貴選手であり、そして彼のもとでチームスタッフ全員が自分の仕事を100%やりきったからこその勝利です。支えてくださったすべての方に感謝いたします。次はチームタイトルという新たな目標に向かってチーム一丸でチャレンジしたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします」

    佐伯昌浩 (株式会社本田技術研究所 Honda SUPER FORMULAプロジェクトリーダー)
    「SUPER FORMULAの王座を獲得した山本尚貴選手と、手塚長孝監督をはじめとするチームおよび関係者の方々、そして、いつも熱い応援をしてくださるファンの皆さまに心より感謝申し上げるとともに、この喜びをともに分かち合いたいと思います。Hondaとしても、ここ数年悔しい思いのシーズンが続いておりましたが、地道な努力の積み重ねがこの結果に結びついたと思います。今後も勝ちにこだわった開発を続けてまいりますので、皆さまのご声援をよろしくお願いします」