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  • ホンダ:F1オーストラリアGP 金曜フリー走行レポート

    ホンダ:F1オーストラリアGP 金曜フリー走行レポート

    ホンダは、2チーム・4台体制となる2019年のF1世界選手権で順調なスタートを切った。

    オーストラリアでの開幕戦の初日は、2つのプラクティスセッションが行われて、いよいよF1の新シーズンが始まった。ホンダと新しくパートナーシップを結んだレッドブル・レーシングは、順調なスタートを切った。

    P1でマックス・フェルスタッペンがファステストタイムから0.1秒差で走ったほか、P2ではフェルスタッペンが3番手、ピエール・ガスリーが4番手タイムを出した。P2の終盤、ガスリーのPUに異常を検知したが、確認の結果、大きな問題ではないことがわかった。

    トロロッソもダニール・クビアトがP1で7番手タイムを出し、力強いスタートを切った。アレクサンダー・アルボンはセッション後半でクラッシュを喫し十分な走行ができなかったが、クビアトから0.4秒差のタイムで走った。P2ではクビアトがトップ3から0.5秒差の11番手タイムを出し、アルボンはスピンがあったものの、最多周回数を走り17番手タイムだった。

    P2はわずか1.3秒の間に3番手から18番手までが入る拮抗したセッションとなったたが、その小さな差が土日には大きな差として現れることがある。ホンダは予選、決勝で最良の走りをするために、両チームのデータ分析を進めていく。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「2019年のシーズンがスタートしました。開幕戦の初日は、おおむね順調だった先日のウインターテストと同様、ほぼ予定通りにプログラムを消化しました。P2の最後にガスリー選手のPUに異常を確認しましたが、確認の結果、大きな問題ではないことが分かりました。明日以降のセッションにも影響はありません。レースに向けてはあらゆる事態に対応できるよう、もう一度すべてを見直して臨みたいと思います。明日以降の予選やレースに向けても、引き続きベストを尽くします」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「今日の走りに満足していますし、今のところいい感触です。もちろん、改善すべき点はありますし速さも必要ですが、まだシーズンは始まったばかりです。メルセデスの調子はよさそうです。ミディアムとソフトのタイヤを履いたときのマシンの感触はいいのですが、まだタイヤに対する理解を進める必要があります。事前の準備に関して他のマシンとの違いがあり、それがタイムに現れていました。今夜データを分析して改善点を探しますが、PUは全く問題なくすべてスムーズでした。無事にスタートをきれてよかったです」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「シーズン最初のプラクティスで、再びトラックを走れてよかったです。Aston Martin Red Bull Racingでの初めての走行なので特別な時間でした。さまざまなテストを行うことができ、周回を重ねるごとにマシンの感触がよくなったので、いい1日でした。まだ改善する余地はありますが、マシンのパッケージに満足しています。テストですし、他のチームのスピードは未知数です。P2ではP1よりマシンの感触もよくなり方向修正できました。明日が楽しみです。最終ラップでPUの異常を検知しましたが、確認の結果、大きな問題ではないことが分かりました」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「今日の2つのプラクティスは、どちらもうまくいきましたし、このサーキットでは、周回を重ねてプログラムを消化することが重要ですのでよかったと思います。マシンの感触はいいです。今日の時点でのベストなタイムを出せたと思うので、さらに変えるべき点を確認します。明日に向けて、マシンにはまだ改善の余地があると思うので、今夜はその改善に取り組みます」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「まだF1の走行スケジュールやマシン、サーキットに慣れていっている途中です。ここは簡単なサーキットではないですが、ペースは悪くないので少しずつ自信をつけています。P1でスピンしてしまいましたが、その後にプログラムを再開しテストを続けることができました。接戦の中団の中で、いい走りができていると思います。明日に向けて改善できるかは、今夜の作業次第です」

    関連:
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    ・F1オーストラリアGP FP1 結果:ルイス・ハミルトンがトップタイム

  • ホンダF1 「テストで発覚したマイナーな問題は解決済み」

    ホンダF1 「テストで発覚したマイナーな問題は解決済み」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2019年のF1世界選手権の開幕戦となるF1オーストラリアGPに向けての意気込みを語った。

    今年でF1復帰以降5年目となるホンダは、スクーデリア・トロ・ロッソに加えて、レッドブル・レーシングというパートナーを新たに迎え、2チーム・4台体制で臨む。

    F1プレシーズンテストでは、F1エンジン側には大きな問題はなく、2チーム合計で1,768周(約8,230km)を走破したホンダだが、深刻な問題ではないにしろ、テストで走らせた2019年のF1エンジンのパッケージは“少し攻めすぎた”と考えており、開幕戦オーストラリアGPまでに修正することを計画していた。

    それはタイトなパッケージングを目指しての形状による小さな問題だったが、今週末のF1オーストリアGPに向けてその部分も解決していると田辺豊治はのべた。

    「数カ月の短い冬を終え、いつものように新しいチャンピオンシップがメルボルンでスタートします。開幕ラウンドはF1に関わる全員にとって、そしては常にホンダの我々にとって常にエキサイティングな瞬間です。今年のアルバートパークでのオープニングウィークエンドは新たなチャレンジのスタートであり、今の新しいハイブリッドパワー時代がスタートして以来、初めてチームと仕事をすることになります」と田辺豊治はコメント。

    「8日間のプレシーズンテストで、我々は4名のドライバー、2つのチームで高いマイレージを達成することができました。テストではよくあることですが、いくつかマイナーな問題が発覚しましたが、メルボルンに行く前にそこは解決しています」

    「今年2チームへの供給にうまく準備できるように膨大な作業をしてくれたHRD SakuraとHRD Milton Keynesのホンダメンバー全員に感謝します。また、冬におけるスクデーリア・トロ・ロッソとアストンマーティン・レッドブル・レーシングのスタッフの本当に親切な姿勢と多大な努力にも感謝しなければなりません。さあ、レースに出かけるときです」

    関連:2019年 F1オーストラリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • インディカー | ホンダ: 開幕戦 セント・ピーターズバーグ 決勝レポート

    インディカー | ホンダ: 開幕戦 セント・ピーターズバーグ 決勝レポート

    昨年、自身5回目となるシリーズ・チャンピオンに輝いたスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、2019年シーズン開幕戦のセント・ピーターズバーグのスタートを予選4番手から切り、2位でゴール。タイトル防衛に向けて順調な滑り出しとなった。

    レースウイークは終日快晴が続き、レースデイは3日間で最も暑い一日となった。海沿いのリゾート地にある空港と一般道を使った全長1.8マイルの架設コースにはシーズンが始まるのを待ちわびていたファンが集まり、彼らはフロリダらしいトロピカルな雰囲気と、24台のインディカーによる110周のレースを堪能した。

    4番グリッドからスタートしたディクソンは、レースの勝者となるジョセフ・ニューガーデンとのバトルを延々とゴールまで続けた。レース序盤の彼らの戦いは3位のポジションを争うものだった。しかし、2回目のピットストップを終えるまでにポールポジションスタートのウィル・パワー、予選3番手からスタート直後に2番手に浮上したルーキーのフェリックス・ローゼンクビストの前に出たため、ディクソンとニューガーデンとのバトルが優勝争いに変わった。

    3回のピットストップを交えた戦いは、ゴールが近づいた終盤戦になってヒートアップした。一時は9秒にまでリードを広げていたニューガーデンだったが、ディクソンがその差を大きく縮めたす。ゴールまで10周を切ったとき、両者の差は2秒を切っていた。

    ルーキーのローゼンクビストは、レースを通じて堂々とした走りを続けていた。スタートでニューガーデンをかわし、そのあとにはパワーを追い抜く。31周に渡り、トップを走った。最後までミスなく走り続けて4位フィニッシュというルーキーらしからぬ成績をデビュー戦にして手に入れた。

    昨年ランキング2位だったアレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)は予選6番手から一つ順位を上げた5位でゴール。ジェームズ・ヒンチクリフ(Schmidt Peterson Motorsports)は6位。Hondaドライバー7人がトップ10でのフィニッシュを達成した。

    ローゼンクビストだけでなく、Hondaエンジンで走るほかのルーキー2人も開幕戦で大活躍。コルトン・ハータ(Harding Steinbrenner Racing)は8位でゴールし、Dale Coyne Racingのサンティノ・フェルッチは9位だった。そして、10位でフィニッシュしたが、Meyer Shank Racing with Arrow SPM)のジャック・ハーヴェイだった。

    佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、予選20番手からのスタートながら、徐々にポジションを上げてトップ10入りを果たし、8位でのゴールをほぼ確実なものにしていた。しかし、最後のピットストップに入る直前、コース上のゴミがギアボックス冷却ダクトを塞いでオーバーヒート。ギアチェンジができなくなり、ピットでのリタイアを余儀なくされた。

    スコット・ディクソン(2位)
    「ハードなレースでした。スタートから休める時間はほとんどなく、全開でのバトルがゴールまで続きました。フルコースコーションは1回しか出ませんでした。ドリンクボトルの故障で、私は走行中に水を補給することができませんでした。そのため、肉体的に非常に厳しい戦いになっていました。私たちのマシンはピットアウト後の10~15周でとても速く、ニューガーデンにプレッシャーを与えることができていました。しかし、さらにラップを重ねるとペースを落とさねばなりませんでした。この部分について、私たちのチームはマシンのセッティングを改善しなくてはなりません」

    佐藤琢磨(19位)
    「今日のレースではみんなが同じ作戦を採用していました。ソフトコンパウンドのレッドタイヤが導入されて以来、こんなことは初めてだったのではないかと思います。全員がレッドタイヤでスタートしたため、そのあとの作戦もライバルたちと違うものにするのは難しく、順位を上げていくのはたいへん難しい状況でした。しかし、私たちは着実にポジションアップをしていきました。スタート、リスタートで何台かをオーバーテイクすることができましたし、バトルを続けてマシンをパスしたときもありました。ピットタイミングも的確で、私たちは順位を上げていきました。出場車の中でのベストではありませんでしたが、どんどん順位を上げていくことができました。それは非常にポジティブに考えられることでした。しかし、私たちはフィニッシュすることができませんでした。本当に残念です。クルーたちが見せてくれたすばらしいがんばりを考えると、あまりにも悔しいリタイアです。次戦のサーキット・オブ・ジ・アメリカズです。合同テストの結果もいいものでした。ダイナミックなコースでのレースが今から楽しみです」

  • MotoGP | ホンダ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    MotoGP | ホンダ:開幕戦 カタールGP 決勝レポート

    2019年のMotoGP 開幕戦カタールGPは、22周で決勝レースが行われ、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、0.023秒差の2位でフィニッシュ。14年以来の開幕Vは逃したが、2年連続での開幕戦表彰台獲得となり、順調なシーズンのスタートとなった。

    今大会は、スタートからゴールまで大集団の戦いとなり、中盤以降は8台がトップグループを形成。

    終盤はマルケス、カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、アレックス・リンス(スズキ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)による5台の優勝争いとなり、マルケスは2位でチェッカーを受けた。

    しかし、ロサイル・インターナショナル・サーキットは、マルク・マルケスがシーズンを通して苦手とするサーキットの一つ。そのロサイルで好バトルを繰り広げての表彰台獲得に満面の笑みだった。マルケスは、昨年12月に脱臼癖のついた左肩の手術を行った。そのため、ウインターテストは、マレーシア、カタールともに、肩の回復を確認しながらメニューに取り組んだ。開幕戦では、100%の状態ではなかったが、パフォーマンスの向上した19年型RC213Vで優勝争いに挑み、ファンを喜ばせた。

    昨年10月のオーストラリアGPで右足首を負傷し、今年2月のマレーシアテストから復帰したカル・クラッチローは、予選6番手からトップグループに加わり、3位でフィニッシュした。最終ラップのリンス、そしてロッシとの厳しい戦いは、マルケスとドヴィツィオーゾとの優勝争い同様、手に汗を握るものだった。これまでカタールGPでは4位が最高位だったクラッチローだが、ケガからの復帰戦、そしてシーズンの開幕戦で表彰台に立ち、スタッフとともに喜びを爆発させた。クラッチローは、復帰に向けて厳しいリハビリを続けてきた。右足首はまだ完全ではなく、リアブレーキの操作に支障がある状態だったが、RC213Vのパフォーマンスを存分に引き出し、表彰台獲得を果たした。

    最高峰クラスでのベストグリッドとなる9番手から決勝に挑んだ中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)が、9位でチェッカーを受け、開幕戦の目標だったトップ10フィニッシュを果たした。今大会、好調な走りをみせた中上は、オープニングラップで5番手に浮上した。そのあと、他者との接触を避けるためポジションを落とす。中盤には、ジャック・ミラー(ドゥカティ)とのバトルでペースを落とし、一時は11番手までポジションを落としたが、終盤は9番手までポジションを上げる好走をみせた。

    Repsol Honda Teamのデビュー戦となったホルヘ・ロレンソは、フリー走行と予選の転倒の影響で思うようにペースを上げられず、苦しい戦いとなったが、終盤に追い上げをみせ、13位でフィニッシュした。序盤の混戦の中で19番手までポジションを落としたロレンソだが、痛みをこらえながら熱走をみせ、ポイントを獲得。スタンドにつめかけたファンから大きな拍手が送られた。

    マルク・マルケス(MotoGP 2位)
    「昨年と全く同じような展開でした。一生懸命プッシュしましたが、オーバーテイクをするには、どうしてもハードブレーキングが必要となり、その結果、大きくはらんでしまってラインをキープできませんでした。そのため、ややペースを抑えて終盤に優勝を狙うことにしました。優勝はできませんでしたが、20ポイント獲得できたことはとてもうれしいです。カタールはいつも苦戦するサーキットなので、今週末は一生懸命取り組みました。いろいろ調整していったら、今度はブレーキングでいつものようにプッシュできなくなりました。それでも、完走してポイントをたくさん獲得できたのでうれしいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 3位)
    「表彰台を獲得したことはもちろんのこと、MotoGPのレースに戻ってこられて、とてもうれしいです。LCR Honda CASTROLチームはすばらしい仕事をしてくれました。開幕前にこのサーキットで行われたテストは僕にとっては少し時間の無駄に感じましたが、今週末は一生懸命取り組みました。難しいレースウイークでした。ウォームアップを終えたときには、まさか表彰台に上がれるとは考えもしませんでした。レースでは自分の持っているカードを使いました。フィーリングはよかったです。レースがスタートしてからは、マルケスも僕と同じような戦略で、リアタイヤをセーブしていました。すばらしいシーズンのスタートになりました。MotoGPクラスは、どのレースも常にバトルが繰り広げられています。その中で戦い、表彰台を獲得できたことはうれしいです。ケガをしたときには、ここに戻ってこられるかどうかも分からない状態だったので、本当に夢のようです」

    中上貴晶(MotoGP 9位)
    「今日はいいスタートを切ることができました。9番グリッドというアドバンテージを生かし、オープニングラップは5番手までポジションを上げることができました。今日はリアにソフトを選択したので序盤からアグレッシブに行こうと決めていました。しかし、ミルと接触しそうになり、それを避けたときに4台に抜かれ、その後のレース序盤にはミラーにブロックされて、トップグループとの間にギャップが開いてしまいました。今日は一時11番手までポジションを落としてしまいましたが、ペースを取り戻し9位までばん回しました。トップグループとの差も7秒で、トップグループを視野に入れて戦えたことで、いろいろ勉強になりました。今大会はウイークを通してトップ10内で走ることができました。それが大きな自信になり、これまで課題だった序盤のペースも改善することができました。次戦アルゼンチンは、Hondaマシンとの相性はいいと思うので、もっといいレースができると確信しています。今大会も応援してくれたファン、そしてスポンサーに感謝したいです」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 13位)
    「今日は、思っていたような結果にはなりませんでしたが、ポジティブなことはたくさんありました。昨日の転倒は、身体に大きなダメージがあり、特に肩を痛めました。そのため、いろいろできないことがありました。転倒以降は、レースウイークをスタートしたときよりも走りが遅くなりました。序盤は少し問題があって、3秒か4秒ロスしましたが、高いポテンシャルがあることは間違いありません。あの転倒がなければ力強い走りができたと思います」

  • ヘルムート・マルコ 「レッドブルとホンダとのコミュニケーションは良好」

    ヘルムート・マルコ 「レッドブルとホンダとのコミュニケーションは良好」

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、今年からトロロッソに加え、レッドブル・レーシングともパートナーシップを組むことになったホンダについて語った。

    「まず、レッドブルは自動車産業を代表するビッグブランドであるホンダと協力できることを非常にうれしく思っている。ホンダはF1だけでなくMotoGPもサポートしているし、とても若々しく将来を嘱望されるフォーミュラドライバーがヨーロッパで活躍している」とヘルムート・マルコはコメント。

    「今シーズン、我々はとてもよく準備できていると思います。それはホンダのサポートと、トロロッソでの経験がある。ですので、まったく新しい状況ということはない。昨シーズンのトロロッソとホンダがどのような状況だったのかについて理解を進めているし、今シーズンに向けてすべてを綿密に準備を進めています。現在はテストを終え、信頼性も良く、今シーズンに向けた展望が望めると思っている」

    ホンダとのタッグについては「これまで我々はセミワークスチームと呼ばれる体制で15シーズンに渡ってF1に参戦し、大きな成功を収めてきた」とコメント。

    「ホンダとのコミュニケーションは良好だし、我々からの『どんなエンジンであるべきか』といった提案を聞いてもらい、マシン開発に貢献してもらっている。ホンダとのコミュニケーションは良好で、とてもいい関係が築けていると思う」

    「双方でアイデアを出し合いい、ホンダ側も我々が抱えるであろうシャシー面の課題にも対応してくれている」

  • ホンダF1 山本雅史 「レッドブルとはマクドナルドで最初に密談した」

    ホンダF1 山本雅史 「レッドブルとはマクドナルドで最初に密談した」

    ホンダのモータースポーツ部長を務める山本雅史は、レッドブルのヘルムート・マルコとマクドナルドで密談したというエピソードを明かした。

    ホンダは、今年からトロロッソに加えてレッドブル・レーシングへのF1エンジン供給を開始。2チーム・4台体制で2019年のF1世界選手権に臨む。

    ホンダは3月9日(土)に『2019 ホンダF1 キックオフミーティング』を開催。ホンダとレッドブルの上層部、ドライバー陣が集結した。

    ホンダの山本雅史は、レッドブルとの交渉はシルバーストン・サーキット近くのマクドナルドでスタートしたことを明かした。

    「皆さんご存じのように2017年のモンツァでフランツ(トスト)さんと来年一緒にやっていきましょうという話を初めてしました。その前にはちょこちょこバックヤードで話はしていたんですけどもね」

    「私は本当にレッドブルとトロロッソが好きなんですね。ひとつは2017年その前に勝ちにこだわって強いチームでやっていくには2チーム体制、4台体制でやっていく必要があるということで、実はヘルムート・マルコさんとは2017年のシルバーストンのサーキットの手前にあるマクドナルドで密談をしました」

    「こんなにもフランクな方で、ピュアにモータースポーツを愛していて、モータースポーツのことだけ話をしました。実は前の日に関係者に絶対にバレないからマクドナルドでミーティングしようと言われまして。本当に誰も来ないのかなと思ったら、マルコさんのファンがいっぱいいましたけどね。流石に関係者は誰もいませんでした。面白いエピソードです」

    ヘルムート・マルコは「サーキットに一番近いマクドナルドということでほとんど関係者は来ないだろうから、そこで会おうという約束をした。制服ではなく私服でこっそりと会いましょうとね。二人とも普段マクドナルドにいかないので、コーヒーのカップも開けられなくて悩んでいたくらいだった。そこで非常に親密な話をした」とコメント。

    「レッドブル・レーシングは4年間チャンピオンシップを獲得した非常に成功したチームだ。途中でレギュレーションが変わって、パワーユニットが非常に複雑になり、当時のサプライヤーがこれからはなかなか勝つことができないと思うと正直に話をしてきた。そうなると我々も考えなければならない。これから勝っていくための素晴らしいサプライヤーを探したいということでホンダにアプローチした。ホンダはたくさんの勝利とチャンピオンをシップを獲得した大変信頼できるマニュファクチャラーだ。そこから親密な話し合いが始まった」

    「そのなかでもまずは1年間トロロッソに供給して様子を見ようと言う約束をした。そして素晴らしいシーズンを終えて、絶対にうまくいくということで、今年レッドブルと2チーム・4台体制で行くことに決まった」

    「テストを終えて、シーズンがこれからスタートするが、テストでは信頼性もパワーの部分でも大変素晴らしい結果を出したというのでポジチブに考えている。今年は5回くらい勝ちたいと考えている」

    ホンダの山本雅史は、4月1日からモータースポーツ部長ではなく、F1マネージングディレクターとしてF1に専念する。

    「昨年は国内ではGT500、スーパーフォーミュラなど、あらゆるいい形でレースをさせていただきました。今年はホンダにとっては何がなんでもF1だ、F1に集中しろということで、この度マネージングディレクターとして田辺とともに1年間戦っていきたいと思います」と山本雅史はコメント。

    「昨年から一緒にやっているトロロッソ、そして、レッドブルといいチーム関係、一枚岩になって1年間戦えるようにサポートしていきたいと思っています」

  • MotoGP | ホンダ:開幕戦 カタールGP 予選レポート

    MotoGP | ホンダ:開幕戦 カタールGP 予選レポート

    2019年のMotoGP開幕戦 カタールGPの予選は、終日、強い風が吹き付ける厳しいコンディションの中で行われ、初日のフリー走行でトップタイムをマークしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、この日も好調をキープし、フロントロー3番グリッドを獲得した。

    カタールGPの行われているロサイル・インターナショナル・サーキット(5.380km)は、これまでマルケスが苦手としてきたサーキットだが、2013年にMotoGPクラスにデビューしてからの7年間で6回目のフロントロー獲得となった。

    決勝ではこれまで過去1勝を含む4回の表彰台に立っている。昨年12月に手術をした左肩も順調に回復しており、2年連続5回目の表彰台と5年ぶりの開幕Vを目指す。

    初日のフリー走行で思うような走りができず13番手へと順位を落としていたカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が、Q1でトップタイムをマークしてQ2へと駒を進めると、12人で競われるQ2ではさらにタイムを上げて6番グリッドを獲得した。これまで、最高峰クラスでは、3勝を含む16回の表彰台に立ってきたクラッチローだが、カタールGPでは2012年と昨年の4位が最高位。2列目6番手からスタートするクラッチローが、今年はカタールGP初表彰台に挑む。

    前日のフリー走行で12番手。わずかの差でダイレクトでのQ2進出を逃した中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、Q1ではクラッチローに続いて2番手タイムをマークしてQ2進出を果たした。そして迎えたQ2では、1本目の新品タイヤで自己ベストを更新する1分54秒239で2番手タイムをマーク。2本目のアタックでは、マルケスとダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)を視野にアタックしたが、お互いに牽制しあったことでペースが上がらず、タイム更新のチャンスを逃した。しかし、MotoGPクラスでベストグリッドの9番手を獲得。決勝では、昨年のバレンシアGPの6位をしのぐリザルトが期待される。

    初日11番手とまずまずのスタートを切ったホルヘ・ロレンソ(Repsol Honda Team)は、FP3のセッション開始早々に転倒を喫し、このセッションをほとんど走れなかった。ナイトセッションとなったFP4では、確認作業をしながらの走行となり15番手。そして迎えたQ1では、1本目の新品タイヤのアタックでトップタイムをマーク。2本目のタイヤでさらにタイム更新に挑んだが、この日、2度目の転倒を喫し、タイム更新を果たせませんだった。その結果、15番グリッドから決勝に挑むことになったが、決勝では後方からの追い上げレースが期待される。

    この日は強い風と低い気温のためにMotoGPクラスは延べ14人が転倒する厳しいセッションだった。明日の決勝も厳しい戦いが予想される。

    マルク・マルケス(MotoGP 3番手)
    「このサーキットはいつも苦戦するサーキットなので、フロントローを獲得するためには、戦略通りに取り組まなければなりませんでした。フロントロー獲得という目標を達成できてうれしいです。特に今日は、風が強く、とても寒い一日でした。明日もこのようなコンディションになったら、厳しい戦いになると思います。しっかり最後まで走り切らなければいけません。昨日はマシンに強さがありましたが、今日は難しい走りを強いられました。すぐにも転倒しそうなフィーリングで、リスクを避けなければなりませんでした。明日は気温がかなり変わりそうなので、コンディションに合わせて準備をしたいです」

    カル・クラッチロー(MotoGP 6番手)
    「今日は昨年と同じようなジオメトリーに変更したのですが、その結果、マシンの状態はかなりよくなりました。よりプッシュできるようになり自信もつきました。一番の課題は、ブレーキをリリースするときの(昨年フィリップアイランドでケガをした)右足首です。ブレーキペダルとステップを調整しなければいけないかもしれません。ベストラップを出した周回は、少しミスをしました。それでも2列目を獲得することができました。トップグループで戦える準備が整っていることを確信しました。今夜はとても寒かったです。このサーキットは、路面コンディションが周回する毎に変わる可能性があるので、明日のコンディションをしっかり見極めたいです。目標はこの勢いをキープ、多くのポイントを獲得し、笑顔でここを去ることです」

    中上貴晶(MotoGP 9番手)
    「今日は風が強く、気温も低いという厳しいコンディションの中での予選となりましたが、ベストグリッドの9番手を獲得できて、とてもうれしいです。Q1は、チームメートのカルに、ロレンソ、バレンティーノという強豪もいて、厳しい戦いになりました。その中で2番手タイムをマークしてQ2に進出することができました。そして、休む暇もなく、速いライダーがたくさんいるQ2に挑みましたが、1本目の新品タイヤのアタックで2番手タイム。2本目はタイムを更新できず9番手までポジションを下げましたが、ベストグリッドを更新することができました。準備はできています。明日はいいスタートを切ってベストを尽くしたいです。今日はFP3、FP4でレースディスタンスにトライして、まずまずのペースで走ることができました。もう少しアベレージをあげられれば、さらに、いいレースができると思います。明日の決勝はトップ10を目標に、8位、9位を狙っていきます」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 15番手)
    「背中に少し痛みがあるので休息が必要です。明日の朝、体調がどうなっているのかを確認しなければいけません。最初の転倒はとても残念でした。ひどい痛みを伴う転倒でしたが、さまざまな要因が重なったための転倒でした。予選Q1の転倒は、とても寒かったことが原因でした。今日はあまりいい日にはなりませんでした。僕はまだRC213Vの経験が浅いので、しっかり経験を積んでいきかなければなりません。まだ、身体に痛みもあります。厳しいコンディションなので、明日はサバイバルレースになると思います」

  • MotoGP | ホンダ:開幕戦 カタールGP 初日レポート

    MotoGP | ホンダ:開幕戦 カタールGP 初日レポート

    2019年の開幕戦カタールGPのフリー走行は、青空が広がる絶好のコンディションとなった。日中に行われたFP1(15時40分~16時25分)は、日射しが強く、気温も26℃まで上昇、厳しいコンディションとなったが、ナイトセッションとなったFP2(20時~20時45分)は、21℃まで気温は下がり、その結果、路面コンディションはよくなり、ラップタイムも大幅に向上した。

    その中で4年連続タイトル獲得に向けて新しいシーズンのスタートを切ったマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、FP1では1セットのタイヤで40分間のセッションを走って3番手だったが、FP2では1.784秒タイムを短縮。ロサイル・インターナショナル・サーキットのベストタイム(1分53秒680)を0.3秒短縮する快走でトップに浮上した。

    2番手に0.474秒の大量リードを築いたマルケス。連続周回でも1分54秒台を連発し、14年以来のポールポジション(PP)と優勝に向けて大きく前進した。

    Repsol Honda Teamに移籍し、新たなチャレンジのシーズンとなるホルヘ・ロレンソは、初日11番手とまずまずのスタートを切った。FP1ではHonda勢トップの2番手、FP2でも2番手から14番手まで1秒差という厳しい戦いの中で11番手。オフにケガをした左手の状態はまだ完ぺきではないが、RC213Vのパフォーマンスを着実に引き出す走りは、予選、決勝に向けて大きな期待を抱かせた。

    ウインターテストで常にトップ10入りしていた中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、目標としてきたトップ10に0.042秒差の12番手に終わり、悔しい一日となった。FP2では、事前テストでマークした自己ベストタイム(1分54秒789)を0.345秒更新したが、セッション終盤に装着したリアのソフトタイヤがうまく機能せず、わずかの差でトップ10を逃した。土曜日のFP3、そしてQ1でQ2進出を目指す。

    カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、ロレンソ、中上に続き13番手。FP1はセットアップが進まず1分55秒869で17番手だったが、FP2ではセットアップを進め、1.068秒のタイム短縮に成功し13番手へとポジションを上げた。この日はソフトタイヤを装着してのアタックでミスをしたため、さらなる上位進出を逃したが、土曜日のFP3と予選では、その雪辱に挑む。

    マルク・マルケス(MotoGP 1番手)
    「今日はとてもポジティブでした。ダイレクトにQ2へ進めるよう集中しました。ラップタイムはよかったのですが、大事なのはいいリズムで走ることでした。もう少しリズムの改善に取り組む必要があります。どうすればいいのかという方向性も見つかっています。しかし、全体的には、今日の結果はとてもうれしいです。このサーキットでは、いつも苦戦してきましたが、今日はいい感触で走ることができました。まだフリー走行なので引き続き、最も重要な日曜日に向けてセットアップに取り組みます」

    ホルヘ・ロレンソ(MotoGP 11番手)
    「今日はとてもうれしい一日でした。自信もつきました。マシンも快適です。ポテンシャルの高さを感じました。いい仕事ができています。そしていい結果を出せると信じています。とてもいいスタートが切れたと思います。FP1はとても速かったのですが、気温が下がったときのマシンの挙動をもっと理解する必要があります。正しいセッティングが見つかれば、まだまだ強くなれると思います」

    中上貴晶(MotoGP 12番手)
    「ウインターテストからキープしてきたトップ10を逃し、とても残念です。FP1は10番手、FP2も常にトップ10内で走行していましたが、ソフトタイヤを装着してからのアタックでは、わずかの差でトップ10に届きませんでした。ミディアムタイヤではかなりいいペースで走れていました。しかし、セッション終盤になると、みんなソフトタイヤでアタックを開始し、まるで予選のようになりました。日中に行われる明日のFP3でタイムを更新するのが難しいため、結果的にFP2はとても大事なセッションとなりました。自己ベストを更新できたことはうれしいのですが、アタックした周回ではスライドが激しく、完ぺきなものにはなりませんでした。天候やコンディションがどう変わるかは分かりませんが、明日の予選ではQ2に進めるように全力を尽くします」

    カル・クラッチロー(MotoGP 13番手)
    「今日は少し残念な結果に終わりました。FP1は苦戦しましたが、FP2では大きくタイムを更新することができました。しかし、Q1からの予選になってしまうと思います。日中に行われる明日のFP3は、気温が高く、タイムの更新がとても難しいからです。みんなが必死にプッシュしていたのはそのためでした。今日は2本のソフトタイヤを使いました。最初のアタックは大きなミスをしてタイムにはつながりませんでした。しかし、タイヤのパフォーマンスはとても満足のいくものでした。それだけに自分のミスに腹が立ちました。しかし、ケガをした3ヵ月前には、こうして開幕戦に出場していることは考えられなかったし、ポジティブに受け止めたいと思います。まだ、チャンスが残っているので、Q2に進出できるようにがんばります」

  • ホンダF1、山本雅史のマネージングディレクター就任を正式発表

    ホンダF1、山本雅史のマネージングディレクター就任を正式発表

    ホンダは、山本雅史が、2019年4月1日付けでホンダF1 マネージングディレクターに就任することを発表した。

    昨年まで山本雅史は、本田技研工業株式会社のモータースポーツ部長として、F1だけでなく、国内のスーパーフォーミュラやSUPER GTなどホンダのモータースポーツ活動の全般を統括していた。

    今回の人事で山本雅史はホンダF1のマネージングディレクターとしてF1活動に専念することになる。

    ホンダは「今回の変更により、Hondaとしてこれまで以上にF1へのコミットメント強化を図ることで、我々の目標である頂点に向けさらなる前進を続けてまいります」と述べた。

    なお、モータースポーツ部長の後任には清水宏(現職:ホンダ・デ・メキシコ・エス・エー・デ・シー・ブイ社)が4月1日付けで就任する。

  • 【動画】 2019 ホンダF1 キックオフ 記者会見

    【動画】 2019 ホンダF1 キックオフ 記者会見

    ホンダは、3月9日(土)に『2019 ホンダF1 キックオフ 記者会見』を開催。10時30分からYoutubeを始めとするSNSでライブ中継配信する。

    2019年はホンダにとってF1復帰以降5年目となり、大きな意味を持つ1年となる。今年はスクーデリア・トロ・ロッソに加えて、レッドブル・レーシングというパートナーを新たに迎え、2チーム・4台体制で臨む。

    シーズン開幕目前の3月9日(土)にレッドブル・レーシングならびトロロロッソ・ホンダから、チーム代表とドライバーを迎えて記者会見を実施。その模様をライブ中継で届ける。

    「2019 Honda F1 Kick Off 記者会見」ライブ中継
    日時:2019年3月9日(土) 10:30=11:30予定
    登壇者(予定):
    【Toro Rosso Honda(レッドブル・トロロッソ・ホンダ)】
    フランツ・トスト チーム代表
    アレクサンダー・アルボン
    ダニール・クビアト
    【Aston Martin Red Bull Racing (アストンマーティン・レッドブル・レーシング)】
    クリスティアン・ホーナー チーム代表
    ピエール・ガスリー
    マックス・フェルスタッペン
    【Red Bull Racing(レッドブル・レーシング)】
    ヘルムート・マルコ モータースポーツアドバイザー
    【本田技研工業株式会社】
    山本 雅史 モータースポーツ部部長
    田辺 豊治 HondaF1 テクニカルディレクター