タグ: ホンダ

  • 長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者) Q&A

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者) Q&A

    今年からホンダのF1プロジェクト総責任者に就任した長谷川祐介が、2016年F1シーズンについてインタビューに応じた。

    F1プロジェクトの新しい責任者になると発表されて以降、落ち着いたと感じていますか? もしくはそうなるまでにはしばらく時間がかかりそうですか?
    もう慣れました。もう少し時間がかかると思いましたが、数週間が経ち、状況は理解できました。

    引き継ぎはいかがですか? 新井さんはまずあなたと密接に働いて、退任するのですか?
    もちろん、そうです。新井さんは前もって多くのことを話してくれましたし、情報という観点では問題はありませんでした。しかし、サーキットでそれを実感する必要があります。彼はサポートしてくれていますし、何か理解できないことがあれば教えてくれますので、ここまでのところ問題はありません。

    日本の企業文化についてもう少し説明していただきたいです。あなたのキャリアとホンダ内での歴史はどのようなものですか?
    私は大量生産部門のエンジンデザインナーとしてキャリアをスタートしました。ここまでのほぼ30年間で、10年間は大量生産で過ごし、10年間をレースで、そして、10年間を環境技術やAsimoのよな非常に新しいメカ関連のテクノロジーを含めてリサーチ部門で過ごしてきました。ホンダ内でも非常にユニークなキャリアだと思っています!

    それはホンダが従業員に対して会社全員を理解することを望んでいる表れでしょうか
    そう思います。特にレース部門に関しては、他の会社がどうかはわかりませんが、ホンダではレースエンジニアと大量生産部門のエンジニアが共同で働き、頻繁に異動しています。なので、我々は完全に個別のチームや部門ではありません。F1界においてさえ、それは本当にユニークなことだと思います。

    成功するとマクラーレンを信頼させるんはどれくらい難しいですか?
    技術的な観点で言えば、ここにいるエンジニアとメカニックは非常にスキルが高いですし、技術全般の知識があります。ですが、もちろん、レーシングサーキットでの経験がない者もいます。非常に小さなことかもしれませんが、我々が知らないF1で使われている特定の名前や言語などがありますし、それについて失望するF1の人々もいますね! もちろん、それは技術開発には関係のないことです。また、我々の側では、それについて多くのプレッシャーを感じているエンジニアもいますので、彼らにはここにいることに慣れるために多くの時間が必要です。

    ホンダの一員だった誰もが昨年にホンダが直面した問題を理解していますよね。その結果として今年の目標は変わりましたか? ホンダにとって再建の一年になりますか?
    いいえ、まったくそんなことはありません。もちろん、我々の最終目標はチャンピオンシップを獲得することです。その目標は変わっていません。我々は計画していたいくつかのステップを果たしましたが、去年は特定のステップを定めていませんでした。今年に関しては、着実にレースポイントを獲得することが非常に現実的な目標設定かもしれません。

    今年はその目標を現実化することが重要ですか? テスト中、ジェンソン・バトンは、楽観的な人々は高い目標を設定するが、達しない場合はそれを思い知らされることになるだろうと言っていました。
    その通りです。目標をあまり高く設定しすぎると人々をとても失望させます。もちろん、我々は勝ってチャンピオンシップを獲りたいですが、全員がそれには時間がかかることを理解しています。なので、現実的な目標を立てることが非常に重要だと思いますし、そうでなければ、目標を達成したのかどうかも感じられないと思います。

    技術的な観点では、今年のパワーユニットは昨年とは非常に異なると思いますが、どこが最大のゲインだと感じていますか?
    ドライバーはすでにパフォーマンスの向上があると言っています。それは回生エネルギーのデプロイメントによるものです。信頼性も我々の最大の改善ですが、それを証明するにはより多くの時間が必要です。特にレース中にそれを証明しなければなりません。ここまでは非常に良いですし、テスト結果にもとても満足していますが、レースマイレージを証明するには十分ではありません。

    もっとマイレージを重ねたいのは明らかだと思います。マイレージを重ねる方向でテストにアプローチしましたか? それとも信頼性問題が発生するかもしれないとわかりつつも、エンジンのパフォーマンスを引き出そうとしましたか?
    後者です。フルパフォーマンスを使わなければ、意味はありません。そこはバランスですが、信頼性も念頭に置きながら、どれくらいのパフォーマンスを生み出せるポイントを見つけることが非常に重要です。

    最大の弱点はどこですか? ホンダが今年前進させたい部分はどこですか?
    我々はまだエンジンパワーには満足していません。デプロイメントと回生もです。信頼性を維持しつつ、それらのエリアを改善させたいと思っています。

    プレシーズンの8日間が終わりましたが、あまりテストができないときにそれを達成するのはどれくらい難しいですか? インシーズンテストは2回ありますが、レースではテストのためにパフォーマンスを犠牲にしたくはないはずです。
    とても難しいですね。ですが、もちろん、我々には日本のさくらにダイナモがあります。テストは非常に重要ですが、まずはダイナモでパフォーマンスを証明し、チェックしなければなりません。テスト後はごくわずかな機会しかないので難しいですが、エンジンパフォーマンスという観点では大きな影響はないはずです。クルマという観点では、おそらくセットアップなどを達成することの方がより難しいでしょう。

    ホンダがテストにどれくらい満足しているかに言及しましたが、マクラーレンからも同じフィードバックがありましたか?
    エンジンが非常に安定しているので、彼らはクルマのセットアップや空力パフォーマンスに集中できますし、それはチームにとって非常に良いことです。それについては満足しています。

    ホンダとマクラーレンのエンジニア間の橋渡し役となるのがあなたの役割の鍵ですか?
    もちろん、そうです。チームのタイミングにおいて何が重要かを優先させることです。そこが私の役割のひとつです。

    新井さんがあなたに伝えた重要なことは何ですか? おそらく警告があったと思います。
    彼は特定のことは何も言いませんでした。彼が言ったのは、ホンダ内の全てを導かなければならないということです。チームのためにも同様かもしれないと。

    あなたの就任が発表された際、ホンダのF1へのコミットメントの増加も発表されました。昨年から体制はどのように変わりましたか?
    本田技研工業の取締役である松本宜之が、本田技研工業のF1担当役員に就任しました。我々は本田技術研究所の側です。もちろん、去年、本田技研工業もF1には非常に関心を持っていましたし、新井さんは常に本田技研工業に報告していましたが、我々にはそのようなポジションはありませんでした。なので、そのポジションを置くことで、内部と外部で誰に責任があるかが全員に非常に明らかになりましたし、それは我々のF1へのコミットメントを示していると思います。

    難しい初年度の後、会社が支えてくれているとわかることはチームに自信を与えますか?
    そうですね。そう思います。

    2回目のテストで走らせたアップグレードには非常に良いフィードバックがありましたね。1回目のテストで走らせたパワーユニットとどのような違いがありますか? 大きな変更でしたか?
    いいえ、仕様は同じですが、内部のパーツとセッティングをいくつか変更したことが最大の違いです。1回目のテストではあまり良いセッティングを準備できていませんでしたが、2回目のテストとレースのためにそれを適用することができました。

    それはメルボルンで走らせるものと同じ仕様ですか?
    そうですね。まったく同じです。

    開幕戦向けに新しいセッティグもありますか?
    おそらくありますが、実際にはそうしたくはないです。テストで全体のセッティングとデータをフィックスさせて、そえをメルボルンに持ち込みたいです。それが好ましいですが、もちろん、必要に応じて、修正する必要があるかをチェックすることはできます。

    テストで確認したポテンシャルには興奮していますか?
    我々がいつも言っているように、テスト結果から見分けるのは非常に難しいです。ですが、パフォーマンスについてはあまり楽観視はしていません。我々は6〜7番手くらいでした。あまり良くはないですよね。昨年と比較すれば良いですが、それほど良くはありません。なので、そこに関しては満足していません。我々にはまだもっと大きな目標があります。

  • ホンダ F1 「メルボルンのトラックで我々の進歩を示したい」

    ホンダ F1 「メルボルンのトラックで我々の進歩を示したい」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、新生マクラーレン・ホンダの2年目のスタートとなるF1オーストラリアGPへの意気込みを語った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「シーズン開幕戦として、アルバートパークのストリートサーキットは、ドライバー、クルマ、そして、パワーユニットにとって骨の折れるトラックですし、難しいレースになるのは間違いないです。フラットで狭く、滑りやすく、速いサーキットは、週末全体を予測できないものにします」

    「そうは言っても、我々はパッケージがトラックで何ができるかを見たいと思っています。短い冬に月日で、我々は2015年に発生した問題に対応するために懸命に働いてきましたし、2週間のバルセロナのテストでは、2016年のパワーユニットの基本的なセットアップを確認することができました。論理的に次のステップは、トラックで我々の進歩をテストし、示していくです。それは今年の開発の過程を形作っていくことになります」

    「昨年、チームは、ホンダ・オーストラリアの同僚からの素晴らしいサポートと同様に、熱狂的なファンに暖かく歓迎してもらいました。グランプリ週末を通してトラック上で我々の努力を通して感謝を示せることを期待しています」

    関連:2016年 F1オーストラリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダ「まだF1エンジンのパワーには満足していない」

    ホンダ「まだF1エンジンのパワーには満足していない」

    ホンダのF1プロジェクト総責任を務める長谷川祐介は、今年のパワーユニットが信頼性では“最大の改善”を果たしたが、まだホンダが“エンジンパワーには満足していない”ことを認めている。

    今年のプレシーズンテストで、マクラーレン・ホンダは、ハイドロリックと冷却剤のリークにより1日半の走行機会を失ったが、2015年と比較すれば、かなり生産的なテストを実施した。

    ホンダは信頼性とパフォーマンスの両面を追求している。長谷川祐介は、ホンダはすでにより多くのスピードを引き出すための堅実な土台を作っており、パワーユニットの強化と言う点で大幅な重要を果たしていると説明する。

    「ドライバーはすでにパフォーマンスの向上があると言っています。それは回生エネルギーのデプロイメントによるものです」と長谷川祐介はコメント。

    「信頼性も我々の最大の改善ですが、それを証明するにはより多くの時間が必要です。特にレース中にそれを証明しなければなりません」

    「ここまでは非常に良いですし、テスト結果にはとても満足していますが、レースマイレージを証明するには十分ではありません」

    「我々はまだエンジンパワーには満足していません。デプロイメントと回生にもです。信頼性を維持しつつ、それらのエリアを改善させたいと思っています」

    F1チームは、2016年にさらに4日間のインシーズンテストを与えられているが、ホンダがレース週末にエンジンをさらに洗練させる機会はかなり限られている。

    「とても難しいです」と長谷川祐介はコメント。

    「ですが、もちろん、我々には日本のさくらにダイナモがあります。テストは非常に重要ですが、まずはダイナモでパフォーマンスを証明し、チェックしなければなりません」

    「テスト後はごくわずかな機会しかないので難しいですが、エンジンパフォーマンスという観点では大きな影響はないはずです」

  • ホンダのインディカー挑戦、23シーズン目が始まる

    ホンダのインディカー挑戦、23シーズン目が始まる

    2016年、ホンダは今年もインディカー・シリーズに参戦する。

    アメリカンモータースポーツの最高峰で、世界最大のレースであるインディ500を含む、このシリーズにホンダが初めて挑戦したのは1994年のことでした。以来、ホンダは米国の頂点に位置するチャンピオンシップに出場し、200回以上の勝利を積み上げてきた。23度目となる今シーズンも全力で挑む。

    2016年のインディカー・シリーズは、3月第2週にフロリダ州セント・ピーターズバーグで開幕する。会場は空港の滑走路と市街中心部の道路を利用したレイアウトのストリートコース。ホンダは、A.J. Foyt Racing、Andretti Autosport、Rahal Letterman Lanigan Racing、Schmidt Peterson Motorsports、そしてDale Coyne Racingの5チームとともに出場する。

    インディカー・シリーズは広大な北米大陸を転戦し、シーズンで一度、国境北側のカナダにも遠征を行います。5月には伝統の一戦であるインディ500の記念すべき100回大会が開催され、約6カ月間に渡る熱い戦いは、カリフォルニア州ソノマでの最終戦まで続く。

    ホンダは、より大きなパワー、高い効率と優れたレスポンスを求めてインディカー用のレーシングエンジンを開発し、出場チームに供給してきた。そして、15年からは新しいレギュレーションの下、エアロキットの提供も実施。超高速バトルが繰り広げられるインディカーの世界で極めて重要なパワー(エンジン)と、空力(エアロキット)の両分野でライバルとし烈な技術競争を繰り広げている。

    スポーツ、そしてエンターテインメントの王国と呼ぶべき米国でインディカー・シリーズが人気を博しているのは、市街地や公園、滑走路などを利用したストリートコース、米国独特の超高速サーキットであるバンクのついたオーバルコース、そして常設のロードコースとバラエティ豊かなコースで、レースを開催することも理由の一つ。インディカー・シリーズでチャンピオンになるには、オーバルからストリートまでの、あらゆるコースで速さを発揮するドライバー、そしてチームでなくてはならない。

    今年もインディ500での勝利、インディカー・シリーズの王座獲得というアメリカンドリームの実現を目指し、世界の11カ国から才能あふれる、個性豊かなドライバーたちが集結している。年間16戦の熱く激しい戦いは、世界中のモータースポーツファンをエキサイトさせてくれるはずだ。

    アート・セントシアー (HPD社長)
    「世界三大レースの一つであり、一日あたり観客数が世界最大を誇るスポーツであるIndy500は、今年100戦目を迎えます。このように、インディカー・シリーズは、その長い歴史の中で、北米のファンに広く定着してきたアメリカンオープンホイールレースの最高峰であり、スピリット、そして文化であると思います。ロードコース、公道コース、ショートオーバル、あるいはスーパースピードウェイからなる、変化に富んだコースを走るシリーズの構成は、マシン、ドライバー、そしてチームに多様かつ高度な戦術とスキルを要求し、これもHondaの技術者や北米のレースファンを惹きつけてやまない要因の一つです。アメリカン・ホンダとHPDは、米国の企業市民としてこの最高峰レースに挑戦し続けることで、お客さまと”The Power of Dreams”を体現していきます」

    関連:インディカー 2016年カレンダー

  • マクラーレン 「ホンダはまだ目標数字に達していない」

    マクラーレン 「ホンダはまだ目標数字に達していない」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2016年ここまでで、まだホンダが予定よりも遅れをとっていることを明かした。

    悪夢のような2015年の後、エリック・ブーリエはホンダのマネジメント体制の変更に満足しているようだが、新CEOとしてフォルクスワーゲンからヨースト・カピートがまもなくマクラーレンに加入することは彼を神経質にさせているかもしれない。

    ヨースト・カピートの加入についてエリック・ブリーエは「私が彼を雇ったわけではない」と Auto Motor und Sport にコメント。「ロン・デニスに質問するべきだ」

    「だが、彼の経験はマクラーレン・グループに役立つだろうし、マクラーレン・レーシングはその一部に過ぎない。彼は大手メーカーとの経験があるし、それはホンダとのリレーションシップに役立つだろう」

    実際、パドックでは、マクラーレンが速いレーシングカーを製造できるかどうかについて疑っている者はほぼいない。

    新車MP4-31について質問されたエリック・ブーリエは「マクラーレン側は予定通りだ。エンジンに関してはまだだ。だが、ホンダには進歩の良い兆候が表れている」

    「少なくとも我々はテスト2周目にマシンの開発をスタートさせることができた。去年がそれが可能ではなかった」

    しかし、最も緊急の問題は、ホンダが今年大きな前進を遂げていけるかどうかだ。

    「クルマはまだ我々が望んでいる位置にはきていない」とエリック・ブーリエは認める。

    「エンジンはまだ2016年にむけて計画した数字に到達していない」

    フェルナンド・アロンソは、シーズン後半に表彰台を獲得できるかもしれないと予想しているが、エリック・ブーリエも「それは可能なはずだ」と同意する。

    エリック・ブーリエは、メルボルンにむけてソフトウェアを通して“30馬力”のパワーを得られるとし、ホンダには“トークン”によるアグレッシブなプランがあると述べた。

    「メルセデスを倒せると言っているわけではないが、大幅に改善を果たせると思う」とエリック・ブーリエはコメント。

    エリック・ブーリエは、マクラーレンがヨーロッパシーズンまでに今年のグリッドにおいてベストシャシーを得るというフェルナンド・アロンソの願望にも同意する。

    「ここまで我々は彼と約束した全てを守ってきた」とエリック・ブーリエはコメント。

    「彼はシミュレーションや我々が計画しているものを見ているし、現在、それらはトラックに完全に移行可能なものだ」

    しかし、2016年へむけたフェルナンド・アロンソの高い楽観主義と明確な目標設定は、マクラーレン・ホンダのプロジェクトに対するある種の最後通告だとの見方もある。

    それについてエリック・ブーリエは「さらなるプレッシャーはない。フェルナンドだけでなく、我々も勝ちたい。マクラーレンは勝たなければならない」とコメント。

    「今年、ホンダがある一定のレベルに到達でき、我々がフィールドで最高のマシンの一台を得られれば、フェルナンドは再び楽しめると思う」とエリック・ブーリエは付け加えた。

    「私はサーキットに最高のクルマを持っていくために雇われた。クルマは私の責任だ。エンジンに関しては約束することはできない」

  • ホンダ、新型燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL」を発売

    ホンダ、新型燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL」を発売

    ホンダは、新型燃料電池自動車「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」を3月10日(木)に発売した。

    CLARITY FUEL CELLはFCVの本格普及を目指し、クルマとしての「普遍的価値」である実用性の高さと、時代の先端にふさわしい「先進的魅力」を備えた燃料電池自動車(以下、FCV)。ホンダ独創の技術により燃料電池パワートレインの小型化を図り、ボンネット内に搭載することで、セダンタイプのFCVとして世界で初めて5人乗りを実現した。

    また、70MPaの高圧水素貯蔵タンクを搭載し、パワートレインの高効率化や走行エネルギーの低減により、一充填走行距離(参考値)を従来比で約30%延ばし、ゼロエミッションビークルで世界トップクラスの約750kmを達成。これにより、毎日の使用からロングドライブまで、日常のクルマとしての実用性が大幅に向上。一回あたりの水素充填時間は3分程度と、ガソリン車と変わらない使い勝手を実現している。

    さらに「先進的魅力」として、力強さと流麗さを併せ持ったエクステリアデザイン、最高出力130kWの高出力モーターによる電動車ならではの静かで力強くなめらかなドライブフィールを実現している。また、本日発売の可搬型外部給電器「Power Exporter 9000」を組み合わせることにより、「走る電源」として一般家庭のおよそ7日分の電力を供給することができる。

    CLARITY FUEL CELLの導入初年度は、従来からFCV普及促進に協力している自治体や企業を中心にリースを行い、外部給電器も含めた市場における製品の使用状態や、お客様、関連団体の多様なご意見、ご要望を収集し、その後個人のお客様への販売も行う予定としている。

    生産は、生産企画統括部/パワートレイン生産企画統括部(栃木県塩谷郡高根沢町)で少量生産から開始し、その後生産規模を拡大する計画。また、2016年中に米国や欧州での展開を予定している。

    ホンダは、地球温暖化や化石燃料の枯渇といった課題の解決策として、いち早く水素に着目。水しか排出しないFCVを究極の環境車と位置づけ、1980年代後半から研究開発を行ってきま。2002年にホンダが開発した「FCX」は、FCVとして世界で初めて米国環境保護庁およびカリフォルニア州大気資源局認定を取得し、日本と米国でリースを開始しました。2008年には他社に先駆けて、革新的なセダンタイプのパッケージや異次元のドライブフィールを備えた「FCXクラリティ」のリースを開始。CLARITY FUEL CELLは、それらにより得られたFCVの使い勝手や走行性能などの各データをもとに開発されている。

  • ホンダ 「トラブルフリーの4日間の走行は大きな収穫」

    ホンダ 「トラブルフリーの4日間の走行は大きな収穫」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、第2回バルセロナテストを振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「本日までの2週間のウインターテストでは、オフシーズンに準備してきた信頼性、デプロイメントやエンジンの性能向上などが確認できました。特に、後半のテストでパワーユニットがトラブルフリーで4日間の走行を終えたことは、大きな収穫だと考えています」

    「レースに向けては、引き続き最終的なデータフィックスや信頼性の検証が残りますが、メルボルンに向けての準備が進みました。パッケージ全体としてのパフォーマンスに関しては、このテストだけではなかなか判断が難しいですが、シーズンを通した目標であるポイント圏内で争っていけるよう、さらに改善を行っていきます」

    関連:2016年 F1バルセロナテスト 最終日:セバスチャン・ベッテルがトップタイム

  • ホンダ 「開幕戦にむけてレース仕様のエンジンモードを最適化」

    ホンダ 「開幕戦にむけてレース仕様のエンジンモードを最適化」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、第2回バルセロナテスト3日目の作業を振り返った。

    長谷川祐介 (ホンダ F1プロジェクト総責任者)
    「本日は、レースに向けたパワーユニットのデータ設定を熟成させ、一日順調に走行することができました。エンジンやERSなど、パワーユニットにまつわる問題は一切なく、基本的にはこの仕様設定で明日一日走行し、レース仕様の最終確認を行いたいと思います」

    「明日は開幕前のテスト最終日ですが、オーストラリアGPに向けた準備を行い、サーキットで行えるすべての項目をしっかりと確認して終えたいと思います」

    関連:2016年 F1バルセロナテスト 3日目:キミ・ライコネンがトップタイム

  • マクラーレン 「ホンダのデプロイメント問題は解決した」

    マクラーレン 「ホンダのデプロイメント問題は解決した」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、2015年シーズンに酷い妥協を強いられたERSのデプロイメントの問題をホンダは解決したと述べた。

    昨年、マクラーレンは、ストレートスピード不足によって多くのレースで苦戦を強いられており、チームはそれがホンダのERS(エネルギー回生システム)の非効率性によるものだと考えた。

    ホンダは、2016年にむけてF1パワーユニットのコンプレーサーとタービンを再設計。エリック・ブーリエは、そのエリアに関してライバルとの不利は解消されたと考えている。

    「パワーユニットに関する良いニュースは、今年、その問題が解決されたことだ」とエリック・ブーリエは述べた。

    「いくつかのトラックでは、まったく回生エネルギーを配分できなかった。だが、これは全員にとって同じことだと思う」

    「今年、ライバルにはまだ少しのアドバンテージがあると思う。彼らもその部分を開発してきたからね。だが、少なくとも我々は昨年の他チームと同じくらい良くなる」

    エリック・ブーリエは、ホンダの新しいパワーユニットにはパフォーマンス面で“明らかなゲイン”があると述べた。

    マクラーレンは、ホンダの新型パワーユニットに対応するためにボディワークを修正しなければならなかったが、ここまでのところ、新たな信頼性問題は発生していないと述べた。

    ホンダの進歩には、フェルナンド・アロンソも好印象を抱いているとエリック・ブーリエは述べた。

    「わかりやすい比較だったし、彼は明らかに満足していた」とエリック・ブーリエは付け加えた。

    「彼は明日もっと満足すると思う。火曜日からいくつかマッピン作業を行ってきたし、エンジンは良くなっている」

    フェルナンド・アロンソは、1回目のバルセロナテストで、MP4-31をベストシャシーへ発展させていくことができると感じていると述べていた。

    エリック・ブーリエは、フェルナンド・アロンソの希望は現実的なものだと考えている。

    フェルナンド・アロンソのコメントについて質問されたエリック・ブーリエは「ベストシャシーを得ることがマクラーレンで我々が作業していることだ」

    「それを達成することができれば、我々は満足だ。マクラーレンが軌道に戻るということだからね」

    また、エリック・ブーリエは、ホンダがエンジンを改良したことによってボディワークの変更を強いられたが、“サイズゼロ”空力コンセプトに妥協を強いらせることはなかったと繰り返し述べた。

    「この種の変更でサイズゼロ哲学が消えることはない」とエリック・ブーリエは述べた。

    「ホンダは、彼らがエンジンを最高にするために自由なことをやれる。我々は常に対応することができる」

    関連:ホンダの弱点、デブロイメントとは? – 2015年10月15日

  • マクラーレン、ホンダの新型F1パワーユニットは「明らかなゲイン」

    マクラーレン、ホンダの新型F1パワーユニットは「明らかなゲイン」

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、アップデートされたホンダのパワーユニットに“明らかなゲイン”があると語り、テストが終了するまでにポテンシャルをもっと見せられるはずだと述べた。

    ホンダは、シーズン前最後のテストとなる第2回バルセロナテストに新スペックエンジンを投入。マクラーレンは、初日に92周、2日目に121周を走行した。

    ホンダのこのアップグレードは、マクラーレン・ホンダが3月20日(日)の開幕戦オーストラリアGPで使うエンジンに近いものだという。

    「明らかなゲインがある。ポテンシャルが感じられるのはいいことだ」とエリック・ブーリエはコメント。

    「まだ初期なのでもっとマイレージを重ねる必要があるし、これを活用してパフォーマンスを発揮するためにはもっと経験が必要だ。だが、ここまでのところ、間違いなくポテンシャルはある」

    初日の走行を担当したフェルナンド・アロンソは、ホンダのパワーユニットを評価するのはまだ時期尚早だと述べていたが、エリック・ブーリエは、チームへのアロンソのフィードバックは非常にポジティブなものだったと明かした。

    「彼の最初の言葉はハッピーだというものだった。違いを感じることができたそうだ。昨年、そして先週と比べてもね。直接的な比較だったので、彼も明らかに嬉しそうだった」

    「明日もまた楽しめるだろう。我々は昨日からマッピングに取り組んでいて、エンジンはどんどんどんどん良くなっている。だが、あまり急いで進みすぎれば信頼性の問題があるので、一歩一歩進んでいかなけれならない」

    エリック・ブーリエは、信頼性トラブルが多発してテストを阻まれた昨年の同時期と比べて、マクラーレンがマシンをプッシュできるようになったことに満足感を示した。

    「昨年と違ってマシンで作業することができ、多少のチャレンジもできて良かった。いくつかトラブルはあったが、非常にマイナーなものですでに解決されており、再び走り出している。作業を再開できるのはいいことだ」

    ドライバビリティーや信頼性に問題はないのかと質問されたエリック・ブーリエは「マシンに新しいものを載せれば、どうしてもバランスやセットアップを見つける必要が出てくる。だが、それは実行可能な範囲だ」と述べた。