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  • F2 第10戦 予選 | N.デ・フリースがポールポジション、牧野7位・福住17位

    F2 第10戦 予選 | N.デ・フリースがポールポジション、牧野7位・福住17位

    FIA F2選手権 第10戦 ロシア大会の予選が9月28日(金)にソチ・オートドロームで行われ、ニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)がポールポジションを獲得。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は7番手、福住仁嶺(BWT Arden)は17番手で予選を終えた。

    FIA F2選手権は第10戦をロシア・ソチで迎えた。ソチでの大会は2年ぶりとなり、初日、プラクティスと予選が行われた。

    気温22℃、路面温度28℃、曇りのコンディションで午後1時から45分間のプラクティスが開始された。前戦イタリアでF2初優勝を飾った牧野任祐(RUSSIAN TIME)は、好調さを持続し、1分48秒837をマークし6番手につけている。セッション中、ピットに長く停まった福住仁嶺(BWT Arden)は、後半に出した1分49秒562がベストラップとなり、16番手に終わっている。

    予選は午後4時55分から、プラクティスとほぼ同じコンディションで行われた。福住、牧野がともに1回目のアタック中、スピンしたマシンがコース上にストップし、セッションは赤旗中断となる。コースがクリアとなり、2人はアタックをやり直し、1回目は牧野が1分48秒244、福住が1分49秒101をマーク。全車1回目のアタックが終わった時点で牧野は9番手、福住は17番手となっている。セッション終盤2回目のアタックでは、牧野が1分47秒372と大きくアイムアップし7番手。福住も1分48秒327とタイムアップは果たしたが、ポジションを上げるには至らず17番手で予選を終えた。

    ポールポジションを獲得したのはニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)。2番手にはランド・ノリス(Carlin)、3番手にはジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)とタイトルを争う二人が続いた。

    レース1は、9月29日(土)午後4時45分(日本時間午後10時45分)に28周のレースがスタートする。

    牧野任祐(予選7番手)牧野任祐
    「予選では一発目のアタックの最中に赤旗中断になって、再開後に同じタイヤでタイムを出せたとはいえ、若干は影響ありました。一発目のアタックのときにある程度のタイムで走れていたら、そこで2セット目でのアタックに向けての感触がしっかりつかめたと思います。2セット目のコースインは時間的にけっこうギリギリで、1回しかアタックできませんでした。最後のセクターでちょっとロスしましたけど、それがなくても大きく順位は動かなかったと思います。レースに向けては、モンツァほどではないにしても、リアタイヤの落ちがひどいんじゃないかと思います。特に最終区間ですね。右リアタイヤをいかに持たせるか、考えながら走る必要があると思います。予選はもうちょっといけたかなと思いますけど、それはほかのみんなも同じ思いだと思います。まあまあかなと。今回チームメートのマルケロフが全然ダメなので、比較ができない状況です。彼はここを走った経験があるので、普通だったらもっと速いはずですよね。なので、クルマの仕上がりに関しては、なんとも言えませんが、感触は悪くありません。前戦のモンツァで優勝を経験して、気持ちはずいぶん楽になりました」

    福住仁嶺(予選17番手)
    「フリー走行は、まともに走れませんでした。スロットルのセンサーなのか、踏んでもなにも反応しない。それがセッション最後になんとか直ったら、今度は(エンジン)スイッチが切れる症状が繰り返し出て、なのであのタイムが精一杯でした。予選も、厳しかったですね。なにが悪いのか、自分でも分からない。チームメートも同じような感触なので、2人で話し合いながらセッティングを変えていったのですが、それがうまく機能しなかったです。具体的にはリアの安定性が全然なかった。フリー走行がダメだと、予選以降引きずってしまいます。今回も、そのパターンです。辛いシーズンを送っていますが、こういうときだからこそ自分とも向き合うし、チームとも向き合っています。そうやって改善しないといけない部分を見てるので、いろいろな発見もあります。そういう意味では、こんなシーズンもありかなと。モチベーションを保つのは、すごく大変ですけどね。コースはいいですね。今回久しぶりに予選がすごくダメだったので、そうするとコースの印象も一気に悪くなってしまいますけど(笑)。ここはタイヤのタレもそんなに大きくなさそうだし、戦略の違いも出そうにないので、とにかくレースでは、コース上に留まることが大事になると思っています」

    2018年 F2 第10戦 ロシア 予選 結果

    P No Driver Team Laptime
    1 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分46秒476
    2 19 ランド・ノリス Carlin 1分46秒696
    3 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix 1分46秒839
    4 6 ニコラス・ラティフィ DAMS 1分46秒890
    5 5 アレクサンダー・アルボン DAMS 1分47秒039
    6 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing 1分47秒151
    7 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME 1分47秒372
    8 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin 1分47秒384
    9 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix 1分47秒634
    10 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden 1分47秒743
    11 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System 1分47秒774
    12 15 ロベルト・メルヒ Campos Vexatec Racing 1分47秒854
    13 17 アレッシオ・ロランディ Trident 1分48秒006
    14 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System 1分48秒105
    15 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分48秒154
    16 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport 1分48秒206
    17 12 福住仁嶺 BWT Arden 1分48秒327
    18 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport 1分48秒491
    19 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME 1分48秒568
    20 16 アルジュン・マイニ Trident 2分14秒971
  • ミック・シューマッハ、2019年はART Grand PrixからF2に参戦との報道

    ミック・シューマッハ、2019年はART Grand PrixからF2に参戦との報道

    ミック・シューマッハは、F1への道を加速させている。

    7度のF1ワールドチャンピオンのミハエル・シューマッハの息子である19歳のミック・シューマッハは、競争の激しいヨーロッパF3選手権で頭角を現し始めており、ここまで3勝を挙げてランキング4位につけている。

    Kolner Express は、ミック・シューマッハの次のステップは、F1のサポートカテゴリーであるF2になると報じている。

    報道によると、ミック・シューマッハは、ニコラス・トッドが運営するART Grand Prixと契約を結ぶ可能性があるという。ニコラス・トッドの父親は、ミハエル・シューマッハと個人的に友人関係にあるFIA会長のジャン・トッドだ。

    同紙は、その根拠として、ニコラス・トッドとジャン・トッドは、先週末のモンツァでミック・シューマッハと会っていたと報じている。

    一方、同じドイツの Bild は、DTM(ドイツツーリングカー選手権)がミック・シューマッハのもうひとつの選択肢だと報じている。

    同紙は、DTMとF3のレースが開催されるニュルブルクリンクでミック・シューマッハが、DTMカーをテストすると報道。

    「ミックはF3カーとは対照的なツーリングカーをどのように感じるかを知りたがっている」と同紙は伝えている。

  • F2 第10戦 レース2 | G.ラッセルが優勝、福住13位・牧野14位

    F2 第10戦 レース2 | G.ラッセルが優勝、福住13位・牧野14位

    FIA F2選手権 第10戦 イタリア大会のレース2が9月2日(日)にモンツァ・サーキットで行われ、ジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)が優勝。福住仁嶺(BWT Arden)は13位、牧野任祐(RUSSIAN TIME)は14位でレースを終えた。

    降雨の予報はないものの、朝からぶ厚い雲に覆われたモンツァで、F2シリーズ第10戦のレース2が行われた。前日のレース1で優勝した牧野任祐(RUSSIAN TIME)は4列目8番手から、レース1で上位車の失格により繰り上がり14位となった福住仁嶺(BWT Arden)は7列目14番手からスタートした。

    午前10時55分、気温18℃、路面温度22℃のコンディションでレースがスタート。牧野はスタートダッシュでポジションを上げることはできなかったが、1周目に1台をパスし、7番手に浮上する。しかし、3周目の第1コーナーでポジション争いの中、ブレーキをロックさせてしまい、フラットスポットができたことでタイヤの交換を余儀なくされる。ピットインを終えてレースに戻ったが、最後尾にまでポジションを下げてしまった。14番手スタートの福住は、スタートからのポジション取りで後続に先行を許し、1周目に17番手にダウンした。

    その後、福住は上位車のトラブルやアクシデントなどでポジションを上げるも、福住自身のペースはあまり上がらず、最終的に13位でフィニッシュ。牧野はピットイン後、ペースを取り戻し周回を重ねたが、大きく開いた前との差を取り戻すには至らず、14位でレースを終えた。

    優勝はジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)。2位にはアルテム・マルケロフ(RUSSIAN TIME)、3位にはセルジオ・セッテ・カマラ(Carlin)が続いた。

    第11戦はロシア・ソチで、9月28日(金)~30日(日)にかけて行われる。

    福住仁嶺(レース2・13位)
    「スパのときから、マシン自体はあまり変わってないですね。予選一発の速さは少しずつ改善されているかもしれないんですが、レースペースはちょっとまだです。リアタイヤがあっという間にダメになって、どんどんオーバー傾向がひどくなっていってしまいます。スタートはここ数戦いろいろ試していて、昨日がダメだったので違う方法にトライしたのですが、ホイールスピンしてあまりよくなかったですね。それで順位を落として、そのあとは前のクルマに付いていこうとしたのですが、それには全力で走る必要があって、そうするとすぐにタイヤがダメになってしまいました。今回も厳しいレースでした。ステアリングは今日も依然として左に曲がったままですけども、もう直らないので気にしないことにしました。それも含めて周りのことは気にせず、自分のできる精一杯をしていくしかないと思っています」

    牧野任祐(レース2・14位)
    「ちょっともったいないレースでした。スタートは昨日ほど完ぺきではなかったのですが、悪くなかったです。ただその後の位置取りで行き場がなくなって、3ワイドぐらいで1コーナーに突っ込んでいきました。それでも順位は落とさなかったし、最初のシケイン出口で前をパスすることに成功しました。でも、3周目の1コーナーで、右前を完全にロックさせてしまったんです。あそこの路面はバンプと言うかちょっとうねっていて、ちょうどそのバンプとブレーキのタイミングが完全にシンクロして、『あれっ』と思った瞬間にロックしていました。なので、ブレーキを抜いてもタイヤが回らず、止まったまま直進してしまいました。それで振動がひどかったので、走り続けるのは無理でした。ピットインして、右前だけ昨日のミディアムタイヤに交換しました。あのまま走り続けていたら間違いなく上位勢と戦えて、表彰台に上がれるか、というところまでは行けていたと思います。それだけに本当にもったいないのですが、ただ今日のレースでも速さは確認できたし、その意味ではそんなに落ち込んではいません。次のソチは初めてのコースですし、全くコース特性が違いますが、同じような速さを発揮できたらと思っています」

    2018年 F2 第10戦 イタリア レース2 結果

    P No Driver Team
    1 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix
    2 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    3 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin
    4 6 ニコラス・ラティフィ DAMS
    5 19 ランド・ノリス Carlin
    6 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing
    7 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport
    8 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
    9 16 アルジュン・マイニ Trident
    10 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System
    11 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System
    12 17 アレッシオ・ロランディ Trident
    13 12 福住仁嶺 BWT Arden
    14 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME
    15 15 ロイ・ニッサニー Campos Vexatec Racing
    16 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden
    17 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    18 5 アレクサンダー・アルボン DAMS
    19 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport
    20 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing
  • F2 第10戦 レース1 | 牧野任祐が初優勝! レース1での優勝は日本人初!

    F2 第10戦 レース1 | 牧野任祐が初優勝! レース1での優勝は日本人初!

    FIA F2選手権 第10戦 イタリア大会のレース1が9月1日(土)にモンツァ・サーキットで行われ、牧野任祐(RUSSIAN TIME)が初優勝。F2シリーズ、レース1での優勝は日本人ドライバーとして初となる。

    シーズン第10戦のレース1が、イタリア・モンツァで行われた。午前中まで降っていた雨も、F2のレーススタート時には完全に上がり、ドライコンディションでレースは開始された。

    7列目14番手スタートの牧野任祐は、好スタートを決めて第1コーナーまでに大きくポジションを上げ、1周目に8番手にジャンプアップする。多くがスーパーソフトタイヤでのスタートを選択した中、牧野はミディアムでスタートし、タイヤ交換のピットインを終盤まで引き延ばす作戦だった。

    スーパーソフトタイヤが予想以上に磨耗が早く、上位陣は3周を終えるとタイヤが保たず苦しくなる。ハイペースで走行する牧野任祐は、4周目に一気に5台を抜いて3番手に浮上。6周目にスーパーソフトタイヤでスタートしたクルマが立て続けにピットインすると、牧野はトップに立つ。牧野を含めミディアムタイヤでスタートしたのは3台だったが、牧野は同じ戦略の後続を15秒以上も引き離して周回を重ねる。

    序盤でトップに立った牧野任祐は、その後もハイペースで後続との差をキープ。早めにピットインした後続にもあまり差を詰められることなく、トップを独走したままレースは終盤を迎えた。残り3周となった28周目に牧野がピットイン、2番手におよそ2秒の差でトップのままレースに戻ることに成功する。牧野はそのまま逃げきり、トップでチェッカーを受け優勝を飾った。牧野は今季初表彰台を勝利で飾り、F2シリーズのレース1で初めての日本人ウイナーとなった。

    13番手スタートの福住仁嶺(BWT Arden)は、1周目にポジションを落とすとペースの上がらない展開となり、7周目にピットインした後は17番手を走行。レース終盤に脱落するマシンが出て、ポジションを上げ、15番手でレースを終えた。

    レース2は9月2日(日)午前10時55分(日本時間午後5時55分) にスタートする。

    牧野任祐 (レース1・優勝)
    「優勝は予想外と言えば予想外でした。予選14番手でしたしね。そんなこと考えてもいなかったですし、走っている最中もいっさい順位は言われなかったので、こちらも聞きませんでした。とにかくペースを維持することだけに集中しました。今回は、スタートがとてもよかったです。それが一番大きかったですね。そこで5台くらいオーバーテイクすることができました。それ以降も無理なオーバーテイクをせずに、すんなり順位を上げられた。それでタイヤをセーブすることができました。蹴り出しの際のホイールスピンがほとんどなかったし、1コーナーまでの位置取りもよかったと思います。レースが始まって間もなく、周りのタイヤが垂れているのは、はっきりわかりました。コーナー出口のトラクションも、全然違いましたから。この垂れの激しさは、レッドブルリンクと似ていますね。これはどんどん垂れるだろうなとわかったので、スタート直後の1、2周は無理をせず、ペースが落ちてきた3周目以降積極的に抜いていきました。最初に無理しなかったのが、よかったのかもしれません。順位は最終周に聞きました。『なんでマルケロフが、僕の後ろにいるの?』『僕は何番なの』って。8番手以内ぐらいには入れるかと思っていたくらいです。リバースグリッドで、明日のレース2をいいところからスタートできたらいいなと。ずっと、『ペースはいい』とは言われていましたが、周りは僕以上のペースで走っていると思っていました。もちろん、一番前を走ってるのは、わかっていましたが、でもピットインしたら、当然順位は落ちると思っていました」

    福住仁嶺 (レース1・15位)
    「スタートはよくなくて、場所取りもうまく行かなくて、1周目に順位を落としてしまいました。そのあとはタイヤを持たせることだけ考えて、周回を重ねました。あれが精一杯でした。牧野の優勝は、もちろん先を越されたことは悔しいですが、でも同じ仲間として素直に祝福したいし、僕も必ずチャンスが来ると信じて、努力を重ねます」

    2018年 F2 第10戦 イタリア レース1 結果

    P No Driver Team
    1 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME
    2 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    3 5 アレクサンダー・アルボン DAMS
    4 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix
    5 6 ニコラス・ラティフィ DAMS
    6 19 ランド・ノリス Carlin
    7 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin
    8 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System
    9 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport
    10 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    11 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing
    12 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    13 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden
    14 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System
    15 12 福住仁嶺 BWT Arden
    16 17 アレッシオ・ロランディ Trident
    17 15 ロイ・ニッサニー Campos Vexatec Racing
    18 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
    19 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport
    20 16 アルジュン・マイニ Trident
  • F2 第10戦 予選 | G.ラッセルがポールポジション、福住13位・牧野14位

    F2 第10戦 予選 | G.ラッセルがポールポジション、福住13位・牧野14位

    FIA F2選手権 第10戦 イタリア大会の予選が8月31日(金)にモンツァ・サーキットで行われ、ジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)がポールポジションを獲得。福住仁嶺(BWT Arden)は13番手、牧野任祐(RUSSIAN TIME)は14番手で予選を終えた。ともに7列目から入賞を目指してレース1に挑む。

    FIA F2選手権はヨーロッパでの最後の戦いとなる第10戦イタリア・モンツァを迎え、初日のプラクティスと予選が行われた。

    朝から雨の降り注ぐモンツァだったが、F2のプラクティスが開始される午後0時55分には雨は上がった。しかし、まだコース上にところどころウエットコンディションの箇所があり、セッション開始とともにコースインしたマシンはウエットタイヤでの走行となった。徐々にコンディションは回復し、セッション開始から20分が経過した段階では、ほとんどがドライタイヤでの走行。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は、ドライタイヤで1分38秒285をマーク。その後もタイムを更新する走りをみせ、1分34秒646のベストラップで、このセッション4番手となる。福住仁嶺(BWT Arden)は、セッション後半に出した1分35秒677がベストラップとなり、17番手に終わっている。

    予選は午後4時55分から、気温22℃、路面温度27℃のコンディションで行われた。1回目のアタックで福住は1分33秒219、牧野は1分33秒416をマーク。全車が1回目のアタックを終えた時点では福住が13番手、牧野が16番手となっている。2回目のアタックで、福住が1分32秒735、牧野が1分32秒750とともにタイムアップするが、ポジションを大きく上げることはできなかった。結果、福住は13番手、牧野は14番手で予選を終えている。レース1で福住は7列目13番手から、牧野は7列目14番手からスタートし、入賞圏内である10位以内を目指しレースに挑む。

    ポールポジションを獲得したのはジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)。2番手にはセルジオ・セッテ・カマラ(Carlin)、3番手にはアレクサンダー・アルボン(DAMS)が続いた。

    レース1は、9月1日(土)午後4時45分(日本時間午後11時45分)に30周のレースがスタートする。

    福住仁嶺(13番手)
    「フリー走行は、話にならなかったです。走り始めからボトミングがひどくて、まともにグリップしない。走れる状態ではありませんでした。イニシャルセッティングが、うまくできてなかったということだと思います。それでなんとかセッティングを直して、まあまあ走れるようになったのですが、予選になってコースインしたら、今度はステアリングが左側に曲がっていました。フリー走行では、真っすぐだったのですが。どうしてこういう状態が何戦も何週間も直せないのか、まったく理解できないです。チームメートは今回、かつての僕みたいにエンジンがまったくパワーが出ていないようです。僕にはその症状はないのですが、マシンに根本的な速さがないです。予選はあの順位が精いっぱいでした。レースに向けても、ミディアムタイヤの持ちが全然よくない。ライバルたちは2周目も余裕でプッシュできるのに、僕らは途中でリアがズルズルになってしまう。レース中のオーバーテイクは、難しいですね。スパと同じ様だとしたら、レースペースはかなり厳しそうです。土曜日は雨の予報が出ているので、それに期待です」

    牧野任祐(14番手)
    「今回は、今シーズン一番フラストレーションを感じた一日でした。まずフリー走行ですが、当初夕方の予選は雨の予報が出ていて、もしかしたらフリー走行のタイムでグリッドが決まるかもしれないということだったんです。実際には雨のタイミングはどんどんズレていって、結果的には予選はドライで行われて、チームもそれを事前に分かっていたと思います。ところがチームは僕に、セッションの最後にソフトを履けと指示してきました。僕はそれに始めから反対していて、チームメートもそうするのか聞いたら、あやふやな返事だったんです。そのアタックも渋滞でちゃんと走れなかったんですが。それで予選で使える新品ソフトは1セットになってしまって、最初のアタックはフリー走行で使った中古で行かざるをえなかったです。すぐにズルズルでタイムもひどくて、そのバランスを参考にして2回目のアタックのセッティングを決めるしかなった。そうしたら新品ではアンダーがひどくて、あのタイムが精いっぱいでした。いろいろ納得のいかない予選でした」

    2018年 F2 第10戦 イタリア 予選 結果

    P No Driver Team Laptime
    1 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix 1分31秒546
    2 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin 1分31秒600
    3 5 アレクサンダー・アルボン DAMS 1分31秒889
    4 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME 1分31秒922
    5 6 ニコラス・ラティフィ DAMS 1分32秒021
    6 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System 1分32秒159
    7 19 ランド・ノリス Carlin 1分32秒191
    8 16 アルジュン・マイニ Trident 1分32秒248
    9 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing 1分32秒346
    10 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System 1分32秒407
    11 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分32秒566
    12 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix 1分32秒681
    13 12 福住仁嶺 BWT Arden 1分32秒735
    14 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME 1分32秒750
    15 15 ロイ・ニッサニー Campos Vexatec Racing 1分32秒801
    16 17 アレッシオ・ロランディ Trident 1分32秒803
    17 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分32秒913
    18 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport 1分32秒965
    19 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden 1分33秒496
    20 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport 1分48秒586
  • F2 第9戦 レース2 | N.ラティフィが優勝、牧野11位・福住17位

    F2 第9戦 レース2 | N.ラティフィが優勝、牧野11位・福住17位

    FIA F2選手権 第9戦 ベルギー大会のレース1が8月26日(日)にスパ・フランコルシャンで行われ、ニコラス・ラティフィ(DAMS)がポールポジション・トゥ・ウィン。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は11位、福住仁嶺(BWT Arden)は17位でレースを終えた。

    朝から気温の低いコンディションとなったスパ・フランコルシャンで、F2シリーズ第9戦のレース2が行われた。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は6列目12番手から、レース1でリタイアとなった福住仁嶺(BWT Arden)は最後尾、20番手からのスタートとなる。

    午前10時50分、所々青空が覗く好天ながら気温は11℃と低いコンディションの中、レースはスタート。フォーメーションラップで3台がグリッド上でストップし、ピットスタートになっている。スタートを無事に乗りきった2人は、1周目に牧野が11番手、福住が15番手。2周目に牧野は後続に先行を許し13番手にポジションを落とす。福住もマシンにトラブルを抱えペースが上がらず、5周目以降ポジションを下げて18番手にダウンする。

    中盤から終盤にかけてペースを取り戻した牧野は、激しいポジション争いを展開。10周目に12番手、12周目には11番手にポジションアップを果たす。福住はペースを取り戻せないまま周回を重ね、17番手でフィニッシュ。牧野の追い上げも11番手までに終わり、レースはチェッカーフラッグとなった。

    優勝はポールポジションからスタートしたニコラス・ラティフィ(DAMS)、2位にはランド・ノリス(Carlin)、3位にはアレクサンダー・アルボン(DAMS)が続いた。

    今大会を終えてランキング首位で188ポイントを獲得しているジョージ・ラッセル(ATR Grand Prix)に対し、ランド・ノリスが183ポイントの獲得で5ポイント差まで縮めた。牧野任祐は20ポイントで16位、福住仁嶺は11ポイントで18位。

    F2シリーズの第10戦はイタリア・モンツァで、8月31日(金)~9月2日(日)に行われる。

    牧野任祐(レース2・11位)
    「スタートは悪くなかったです。ターン5で前を抜こうとした際にフロントウィングと僕の右リアが当たって、ダメージはそうなかったと思うんですけど、1周目からバランスはかなりオーバー傾向でした。それでタイヤをずっと持たせる走りに専念して、終盤に周囲のペースが顕著に落ちてきて、いける感じだったのですが、ラスト3周ぐらいで僕のタイヤもいってしまって。それで順位を上げるまでにはいきませんでした。可もなく、不可もなくのレースでした。今週はみんなもそうですけど、レース1からタイヤの垂れに苦労し続けた週末でした。シルバーストン辺りから、タイヤはずいぶんうまく持たせられるようになってきたのですが、今回はちょっとひどかったです。車体セットアップと、自分の走りの改善と、もう一押し、なにかが必要ということですね。昨日からセッティングは大きく変えているのですが、その効果はあまり出ていないです。次のモンツァで、その辺は見てみようと思います」

    福住仁嶺(レース2・17位)
    「正直言って、我慢の限界という感じです。ハンガリーでステアリングが右に曲がったままになった問題が、ここに来ても依然として解決できてない。今日のレース2も、そのままスタートせざるをえませんでした。そして走り出したら、今度はDRSがまったく作動しませんでした。昨日のエンジンブローで燃えた際に、DRSのアクチュエーターとかも火をかぶって、それがしっかり修理できてなかったのかもしれませんけど、チームからはなんの説明もないので僕にはよく分かりません。そんな状況だったので、レースをしている状態ではありませんでした。ただ予選一発の速さは改善できているし、そこは今週末の収穫でした。次のモンツァでヨーロッパラウンドは終わってしまいますし、ベストの結果を出したいです」

    2018年 F2 第9戦 ベルギー レース2 結果

    P No Driver Team
    1 6 ニコラス・ラティフィ DAMS
    2 19 ランド・ノリス Carlin
    3 5 アレクサンダー・アルボン DAMS
    4 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    5 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    6 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing
    7 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix
    8 16 アルジュン・マイニ Trident
    9 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin
    10 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
    11 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME
    12 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport
    13 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System
    14 15 ロイ・ニッサニー Campos Vexatec Racing
    15 17 アレッシオ・ロランディ Trident
    16 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden
    17 12 福住仁嶺 BWT Arden
    18 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport
    19 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System
    20 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing
  • F2 第9戦 レース1 | N.デ・フリースが優勝、牧野12位・福住リタイア

    F2 第9戦 レース1 | N.デ・フリースが優勝、牧野12位・福住リタイア

    FIA F2選手権 第9戦 ベルギー大会のレース1が8月25日(土)にスパ・フランコルシャンで行われ、ニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)がポールポジション・トゥ・ウィン。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は12位、福住仁嶺(BWT Arden)はリタイアでレースを終えた。

    シーズン第9戦のレース1が、スパ・フランコルシャンで行われました。F2のレース前に、一時強く雨が振ったが、レース開始時にはドライコンディションに回復。気温は14度、路面温度は24度。

    4列目8番手スタートの福住仁嶺は、スタートでポジションを守りきり1周目を終えた。牧野任祐は6列目11番手からスタートし、1コーナーでイン側に入りましたがポジションを奪われ、その後に後続に先行を許し15番手で1周目を終える。

    ソフトタイヤでスタートした福住仁嶺は、7周を終えてピットイン。タイヤを交換して18番手でレースに戻る。その後、他車のピットインで13番手までポジションを上げた15周目、マシンにエンジントラブルが発生し、福住はマシンをコースサイドに止めた。排気管から火が噴き出るアクシデントだったが、福住は無事に脱出している。また、このアクシデントによりセーフティーカーが導入された。

    牧野任祐は、ミディアムタイヤでスタートし、ピットインを遅らせる作戦だったが、タイヤの状態は思ったより厳しく、ペースが上がらないまま13周を終えピットイン。ピットアウトしてすぐにセーフティーカーが出て、その時点では15番手を走行。なかなかペースの上がらないままレースは終盤を迎え、22周目に上位車のコースオフなどで12番手にポジションを上げ、そのままフィニッシュとなった。

    優勝はポールポジションからスタートしたニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)。2位にはセルジオ・セッテ・カマラ(Carlin)、3位にはジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)が入った。

    レース2は8月26日(日)午前10時50分(日本時間午後5時50分) にスタートする。

    牧野任祐(レース1・12位)
    「スタートはよくて、他車と軽く接触しながらもサイド・バイ・サイドで1コーナーに入って行って、そのままオー・ルージュに並んで駆け上がって行った時点では、順位は上がっていたと思います。でもケメルストレートからのフルブレーキングで行き場所がなくなって2台揃って飛び出した間に、順位をいくつか失ってしまいました。そのあとは、悲惨でした。ミディアムタイヤでスタートしたのですが、今シーズン一番というくらいタイヤの劣化と摩耗がひどかったです。ミディアムなのに3周目くらいからリアのグリップがなくなりました。タイヤがソフトじゃないか? 色が間違っているんじゃないか? と思ったぐらいです。実際のピットインの5周前くらいから入りたいと訴えていたのですが、そうするとソフトがゴールまで持たない。周りも同じぐらいのタイミングで何台か入っていますから、やはり厳しかったんだと思います。本当は17周目くらいまで持たせるつもりでしたけど、全く無理でした。セッティングが合ってなかったのか、レース後にリアタイヤを見たら、完全摩耗でした。結果的に、ソフトはそれよりずっと持ちがよかったです。セーフティーカーが出たし、燃料が軽かったことも大きいと思います」

    福住仁嶺(レース1・リタイア)
    「スタートは、蹴り出し自体は悪くなかったのですが、ホイールスピンさせてしまって、結果的に周りとあまり変わらないスタートでした。ただレースが始まってすぐブレーキに不具合が出始め、ペダルがすごく長くなってしまいました。ソフトタイヤの時はそれでもまだマシだったのですが、ミディアムに履き替えてからは全く止まらなくなりました。それでペースが上がらず、ロックしまくりでした。おそらくエンジンブローがなかったとしても、かなり厳しい展開になっていたと思います。エンジンブローは全く前触れもなく、急にパワーを失いました。全開区間に入ったところですね。ミラーで白煙も見えて、ああもうダメだなと思いました。クルマ自体は、少なくともソフトを履いていた時には、いいバランスでした。ただミディアムになるとリアのグリップがどうしても足りなくて、オーバー傾向が大きくなりました。それでもブレーキの問題さえなければ、悪くないペースで走れただろうと思います。予選でトップ10に入ったのは今季2回目で、それはエンジニアもしっかり評価してくれました。でもレース結果につながらなかったし、その理由もすごく残念なものだし、僕自身は全然喜べません。シーズン後半になってもいまだにこういう状態なのは辛いですけど、でも全力でやって行くだけです。予選に限れば、クルマの性能を十分引き出せたと思います。1回目から2回目にかけて、タイムの伸びも大きかったですし。トップ8以内ぐらいにいれば、今年のレースでは上位入賞のチャンスは大きいです。そういういい流れは、前戦ブタペスト辺りから感じています。どうやったらマシンがよくなるのかも、少しずつ見えてきています」

    2018年 F2 第9戦 ベルギー レース1 結果

    P No Driver Team
    1 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    2 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin
    3 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix
    4 19 ランド・ノリス Carlin
    5 5 アレクサンダー・アルボン DAMS
    6 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    7 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing
    8 6 ニコラス・ラティフィ DAMS
    9 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden
    10 15 ロイ・ニッサニー Campos Vexatec Racing
    11 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
    12 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME
    13 17 アレッシオ・ロランディ Trident
    14 16 アルジュン・マイニ Trident
    15 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport
    16 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    17 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System
    18 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System
    19 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport
    20 12 福住仁嶺 BWT Arden
  • F2 第9戦 予選 | N.デ・フリースがポールポジション、福住8位・牧野11位

    F2 第9戦 予選 | N.デ・フリースがポールポジション、福住8位・牧野11位

    FIA F2選手権 第9戦 ベルギー大会の予選が8月24日(金)にスパ・フランコルシャンで行われ、ニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)がポールポジションを獲得。福住仁嶺(BWT Arden)は8番手、牧野任祐(RUSSIAN TIME)は11番手で予選を終えた。

    FIA F2選手権はおよそ1カ月の夏休みを経て、スパ・フランコルシャンで第9戦ベルギーの初日を迎えた。12時55分から気温16℃のコンディションで45分間のプラクティスがスタート。

    牧野任祐は、セッション序盤に2分00秒360のタイムをマーク。福住仁嶺は、セッション前半に1分59秒757をマークしたあとも走行を続けたが、ベストタイムを更新するには至らず、最終的に17番手で終えた。マシンが不調の牧野は後半も長くピットにとどまり、終盤にコースインするもののタイムアップは果たせず、18番手に終わっている。

    予選は午後4時55分から、気温17℃、路面温度26℃と温度の低いコンディションで行われた。1回目のアタックで福住仁嶺は1分57秒745、牧野任祐は1分57秒966をマーク。全車が1回目を終えた時点では福住が14番手、牧野が15番手につける。2回目のアタックで、福住が1分57秒169、牧野が1分57秒394とともに大きくタイムを上げることに成功。この結果、福住は8番手、牧野は11番手で予選を終えた。明日行われるレース1では、福住が4列目8番手から、牧野は6列目11番手からスタートし、上位での入賞を目指す。

    ポールポジションを獲得したのはニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)。2番手にはジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)、3番手にはセルジオ・セッテ・カママ(Carlin)が続いた。

    レース1は8月25日(土)午後4時45分(日本時間午後11時45分)にスタートする。

    福住仁嶺(予選8番手)
    「フリー走行の流れもよくなかっただけに、予選であそこまでの速さが出せるとは正直思いませんでした。ただスーパーフォーミュラに乗った直後ということもあったのかもしれませんけど、そういう難しい状況でもいたずらに焦ったり緊張することなく、自然体で予選に臨めました。フリー走行は(区間タイムを)まとめればある程度の速さを出せるのかなと思っていたのですが、思ったような走りができなかったです。今までだったらその悪い流れを引きずったまま予選に突入してしまうパターンでした。今回もチーム内は、予選に向けて相当ドタバタしていましたから。でもソフトを履いてグリップの高い状態では、挙動もずいぶんマシになっていました。特に2セット目のアタックで大きくタイムを更新できました。ただあのラップも最後のシケインで遅いクルマに引っかかってしまったんですね。それでタイムロスしましたけど、でもそれがなくても前のクルマとのタイム差をひっくり返すことは無理だったと思います。エンジンもシャッフルしたあとは問題ないです。ただ車体はハンガリーで右に曲がったのが、今も直ってないですね。チームがいろいろやってくれているんですけど、どうしても真っすぐにならない。なにか根本的な問題があると思います。今までずっと、予選でいいグリッドを確保して、その流れでレースに突入することを望んできました。それが今回は、なんとかいい方向に行っていると思います。明日の長いレースはタイヤのタレも大きいと思うので、そこをいかに持たせるか、戦略も重要です。雨の予報もありますが、それはそれで楽しみです」

    牧野任祐(予選11番手)
    「フリー走行はエンジン本体なのかセンサーなのか分からないんですが、ちょっとトラブルが出たりして、思うような周回ができませんでした。それを考えれば、予選はまあまあかなと。ただアタック中に細かいミスもしているし、それがなければチームメートをしのいで、10番、9番グリッドも可能だったと思います。区間タイムをまとめ切れなかったという意味では、ちょっと納得できてないです。ただスパはプレマのF3テストで走っただけで、二日間とも雨だったのでドライ路面は今回が初めてで、フリー走行もしっかり走れなかったことを思えば、悪くないかと思っています。ここでのレース経験は全くないので、明日はどうなるか。これからチームとじっくり話し合います。コースも完全に馴れたわけではないですし、でも最低でも8位以内で完走することを考えて、レースに臨みます」

    2018年 F2 第9戦 ベルギー 予選 結果

    P No Driver Team Laptime
    1 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分56秒054
    2 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix 1分56秒457
    3 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin 1分56秒594
    4 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing 1分56秒611
    5 19 ランド・ノリス Carlin 1分56秒723
    6 5 アレクサンダー・アルボン DAMS 1分56秒878
    7 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System 1分56秒930
    8 12 福住仁嶺 BWT Arden 1分57秒169
    9 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System 1分57秒183
    10 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME 1分57秒266
    11 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME 1分57秒394
    12 6 ニコラス・ラティフィ DAMS 1分57秒515
    13 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport 1分57秒596
    14 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden 1分57秒635
    15 16 アルジュン・マイニ Trident 1分57秒718
    16 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix 1分57秒754
    17 15 ロイ・ニッサニー Campos Vexatec Racing 1分57秒773
    18 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing 1分57秒878
    19 17 アレッシオ・ロランディ Trident 1分58秒174
    20 9 ドリアン・ボコラッチ MP Motorsport 1分58秒338
  • F2 第8戦 レース2 | A.アルボンが優勝、福住仁嶺6位入賞・牧野任祐12位

    F2 第8戦 レース2 | A.アルボンが優勝、福住仁嶺6位入賞・牧野任祐12位

    FIA F2選手権 第8戦 ハンガリー大会のレース2が7月29日(日)にハンガロリンクで行われ、アレクサンダー・アルボン(DAMS)が優勝。福住仁嶺(BWT Arden)は終盤の追い上げで6位入賞、9番手スタートの牧野任祐(RUSSIAN TIME)は12位でフィニッシュした。

    朝から好天のハンガロリンクで、F2シリーズ第8戦のレース2が行われた。牧野任祐は5列目9番手から、福住仁嶺も同じく5列目、10番手からスタートした。

    午前11時20分、快晴、気温31℃というコンディションで、レースはスタート。1周目の激しいポジション争いで、福住は12番手、牧野は17番手とポジションを落とした。ともにアクシデントはなかったが、厳しいスタートとなった。

    抜きにくいコースであり、上昇する路面温度によって、レースは終盤のタイヤ勝負の様相となり、中盤はポジションが変わらぬまま進んだ。残り10周の時点で、福住は11番手、牧野は14番手。しかし、レース終盤、タイヤの厳しくなったマシンが出始め、ポジション争いが激しくなった。21周目、福住は前車を追い抜き10番手に上がると、24周目には集団の中でポジションを上げて8番手に。さらに26周目に7番手に上がると、最終ラップの最終コーナーで前車に並び、ほぼ同時でフィニッシュ。その差1000分の1秒、福住が前でフィニッシュラインを通過し6番手となった。牧野はスタート直後のポジションダウンをばん回できず、12番手でレースを終えている。

    優勝はアレクサンダー・アルボン(DAMS)、2位にはルカ・ギオット(Campos Vexatec Racing)、3位にはセルジオ・セッテ・カマラ(Carlin)が続いた。

    今回の大会を終えてランキング首位のジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)と2位のランド・ノリス(Carlin))との差は12ポイントまで縮まった。牧野任祐は18ポイントで16位、福住仁嶺は6ポイントで18位。

    F2第9戦はベルギーのスパ・フランコルシャンで、8月24日(金)~26日(日)に行わる。

    福住仁嶺(レース2・6位)
    「ステアリングは昨日と同様に曲がっていました。アジャストしたはずなのですが、右に曲がったままです。そのままスタートして、曲がったままでブレーキングすると完全に普段の感覚と違ってしまうんですね。それでいつものようなブレーキングもできませんでしたし、右コーナーはどこまでステアリングを切っていいのかも分からない状況でした。そういう中で最後に4台を抜きましたが、僕のペースが特に速かったわけではなく、上位のマシンが勝手にタイヤをダメにして、落ちてきた感じです。課題はたくさんあります。こういう問題を抱えたままだと、僕らは絶対にトップチームにはなれません。僕自身の課題は、レース1ですね。最低でも8位にならないと、レース2で好結果を残せません。次のスパは高速コースで、ここと全く特性が違いますが、どん底状態は脱したのかなと思います。エンジンシャッフルの影響は、明らかにいい方向に出ていますし。単独で走っていてもエンジンフィーリングは悪くないし、とんでもない速度差で抜かれることもありません。昨日今日は、久しぶりにレースをしている感じでした。自分自身のレベルをさらに上げていけるよう、がんばります」

    牧野任祐(レース2・12位)
    「スタートがまず悪くて、急いで2速に上げてもホイールスピンが治まりませんでした。そのまま1コーナーで両側から挟まれる形で左フロントが接触して、そこからはステアリングが曲がったままで走り続けました。ペース上げられないし、タイヤも厳しかったです。チームメートはタイヤがもっとひどい状態になっているし、セッティングの方向性を失敗したのかもしれません。今週末はフリー走行でクラッシュしたのが、すべてでした。それで予選でまともにアタックできず、レース1の速さはそんなに悪くなかったのに、結果に繋がりませんでした」

    2018年 F2 第8戦 ハンガリー レース2 結果

    Pos No Driver Team
    1 5 アレクサンダー・アルボン DAMS
    2 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing
    3 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin
    4 19 ランド・ノリス Carlin
    5 9 ロベルト・メルヒ MP Motorsport
    6 12 福住仁嶺 BWT Arden
    7 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    8 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix
    9 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System
    10 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
    11 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    12 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME
    13 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    14 16 アルジュン・マイニ Trident
    15 15 ロイ・ニッサニー Campos Vexatec Racing
    16 6 ニコラス・ラティフィ DAMS
    17 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System
    18 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden
    19 17 アレッシオ・ロランディ Trident
    20 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport
  • F2 第8戦 レース1 | N.デ・フリースが優勝、牧野任祐9位・福住仁嶺10位

    F2 第8戦 レース1 | N.デ・フリースが優勝、牧野任祐9位・福住仁嶺10位

    FIA F2選手権 第8戦 ハンガレイー大会のレース1が7月28日(土)にハンガロリンクで行われ、ニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)が優勝。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は9位、福住仁嶺(BWT Arden)は10位と揃って入賞を果たした。

    シーズン第8戦のレース1が、ハンガロリンクで行われた。午後、突然の雷雨に見舞われたハンガロリンクは、F2が開始される頃に空は明るくなったものの、雨は上がらず、ウエットコンディションでのスタート。

    レースはセーフティカー先導のフォーメーションラップを4周行ったあとに、スタンディングスタートで開始した。

    6列目11番手スタートの福住仁嶺は、好スタートを決めて6番手までポジションを上げる。その後、1つ順位を落とし、1周目は7番手で通過。牧野任祐は10列目20番手からスタートし、1周目は18番手だった。

    まだ雨も降り続け、高い水しぶきが上がる状況で、福住、牧野ともにポジションをキープし、序盤を終了。雨が上がり、路面の水もだいぶなくなってきた13周目に、牧野はだれよりも早くドライタイヤに交換した。その後、15周目から続々とタイヤ交換するマシンが出て、福住も16周目にピットイン。しかし、これによってポジションを落とす。全車がタイヤ交換を終えた20周終了時点で福住は8番手、牧野は早めのタイヤ交換が功を奏して12番手までポジションを上げることに成功した。

    コンディションが回復し、レースは終盤に向けてポジション争いが激しくなる。福住は4番手を先頭とした6台による争いの中でポジションをキープ。牧野も追い上げを見せ入賞圏内を狙う。レース終盤、27周目に福住は9番手にダウン。残り3周となった32周目、最後のポジション争いが激しさを増し、牧野も入賞争いに加わる。最終ラップでポジションを上げた牧野は9番手にアップし、福住は10番手にダウン。そのまま、各所で激しい争いが展開した34周のレースにチェッカーフラッグが振られた。牧野が9位、福住が10位で、オーストリア以来の2人揃って入賞を果たしました。

    優勝はニック・デ・フリース(PERTAMINA PREMA Theodore Racing)で今季初優勝。2位にはランド・ノリス(Carlin)が続き、マクラーレンの育成ドライバーがダブル表彰台。3位にはアントニオ・フォコ(Charouz Racing System)が入った。

    レース2は7月29日(日)午前11時20分(日本時間午後6時20分)にスタートする。

    2018年 F2 第8戦 ハンガリー レース1 結果

    Pos No Driver Team
    1 4 ニック・デ・フリース PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    2 19 ランド・ノリス Carlin
    3 21 アントニ・フォコ Charouz Racing System
    4 7 ジャック・エイトケン ART Grand Prix
    5 5 アレクサンダー・アルボン DAMS
    6 14 ルカ・ギオット Campos Vexatec Racing
    7 18 セルジオ・セッテ・カマラ Carlin
    8 1 アルテム・マルケロフ RUSSIAN TIME
    9 2 牧野任祐 RUSSIAN TIME
    10 12 福住仁嶺 BWT Arden
    11 9 ロベルト・メルヒ MP Motorsport
    12 16 アルジュン・マイニ Trident
    13 3 ショーン・ゲラエル PERTAMINA PREMA Theodore Racing
    14 17 アレッシオ・ロランディ Trident
    15 15 ロイ・ニッサニー Campos Vexatec Racing
    16 11 マキシミリアン・ギュンター BWT Arden
    17 20 ルイス・デレトラズ Charouz Racing System
    18 10 ラルフ・ボスチャング MP Motorsport
    19 6 ニコラス・ラティフィ DAMS
    20 8 ジョージ・ラッセル ART Grand Prix