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  • フォース・インディア「ピンク化」の舞台裏 サフナウアーが明かす契約前の賭け

    フォース・インディア「ピンク化」の舞台裏 サフナウアーが明かす契約前の賭け

    フォース・インディアが2017年に採用し、F1で強烈な存在感を放ったピンクのカラーリング。その誕生の裏には、契約書へのサインもスポンサー料の入金もない段階でマシンをピンクに塗るという、当時のチーム代表オトマー・サフナウアーによる大胆な決断があった。

    しかも、BWT(Best Water Technology)が当初ピンクに染めようとしていたのはフォース・インディアではなくメルセデスだった。

    メルセデスが「シルバーアロー」の伝統を理由に拒否したことで、トト・ヴォルフからフォース・インディアへ話が持ち込まれ、F1を代表するカラーリングのひとつが生まれることになった。

    BWTが選んだ「ピンク」 展示会で生まれたブランド戦略
    2017年シーズン開幕を前に、シルバーストンを拠点とするフォース・インディアは、それまで使用してきたインド国旗をイメージしたカラーリングを捨て、鮮やかなピンクへと大きく姿を変えた。

    その背景にあったのが、新たなスポンサーとなったBWTだった。

    BWTの最高経営責任者アンドレアス・ヴァイセンバッハーがピンクに着目したきっかけは、フランクフルトで開催された展示会だったという。会場を歩くと、企業ブースには似たようなブルーのロゴがあふれていた。

    そこでヴァイセンバッハーは、競合他社との差別化を図り、一目でブランドを認識してもらうにはピンクが効果的だと考えた。

    その発想はやがてF1にも持ち込まれることになる。

    最初のターゲットはメルセデス「我々はピンクアローではない」
    BWTが最初に接触したのは、当時F1を席巻していたメルセデスだった。

    しかし、メルセデスにとってシルバーは単なるカラーリングではない。「シルバーアロー」として長い歴史を持つブランドそのものだった。

    サフナウアーは『High Performance Racing』ポッドキャストで、当時のやり取りを振り返った。

    「メルセデスの取締役会は『我々はシルバーアローであって、ピンクアローではない』と言っていた。ピンクアローにするという話も出ていたが、最終的にメルセデスは断った」

    BWTからすれば、F1でピンクのマシンを走らせるという構想が一度は頓挫したことになる。

    だが、そこで両者をつないだ人物がいた。メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフだった。

    トト・ヴォルフがフォース・インディアを紹介
    BWTがF1そのものから撤退してしまうのを避けるため、ヴォルフは別の選択肢を提案した。それがフォース・インディアだった。

    「トトは『そのままF1から離れるのではなく、オトマーと話してみたらどうだ。彼ならきっとやってくれる』と言ったんだ」

    当時のフォース・インディアは、メルセデスほどカラーリングに厳格なブランド上の制約を抱えておらず、スポンサーの要望に柔軟に対応できるチームだった。

    サフナウアーによれば、ヴォルフはこの“仲介”について紹介料を要求することもなかった。ただし、感謝の意味を込めて食事をごちそうしたという。

    こうしてBWTとフォース・インディアの交渉が始まった。

    しかし、本当の問題はここからだった。

    フォース・インディア

    契約書なし 入金なし それでもマシンをピンクに
    2017年F1開幕戦オーストラリアGPが迫るなか、サフナウアーには時間がなかった。

    BWTとの交渉を始めてから約2週間。マシンをメルボルンへ送り出すためには、カラーリングを決断しなければならないタイミングを迎えていた。

    ところが、この段階で正式な契約は締結されていなかった。それどころか、BWTからフォース・インディアにはスポンサー料が一切支払われていなかったという。

    「アンドレアスと話し始めてから2週間ほどで決断しなければならなかった。まだ契約書にはサインしていなかったし、彼からは一銭も受け取っていなかった。それでも、メルボルンに向けてマシンをピンクに塗るかどうかを決める必要があった」

    これはフォース・インディアにとって小さな判断ではなかった。

    当時のチームオーナー、ビジェイ・マリヤが大切にしていたインド国旗をモチーフとするカラーリングを捨て、スポンサーのために全面的なピンクへ変更する。そのスポンサーから、まだ金銭を受け取っていない状況だった。

    「金を払わなかったらマリヤは喜ばない」
    サフナウアーは最終的にBWTを信用することを選んだ。

    「そこで私は賭けに出た。彼を信用することにしたんだ。もしピンクのマシンで現地へ行って、それで彼らがお金を払わなかったら、ビジェイ・マリヤは決して喜ばないだろうと思っていた」

    「インド国旗のカラーリングを捨ててマシンをピンクにしたのに、お金が入ってこない。それでは困るからね。でも、アンドレアスは約束を守って支払ってくれた。あのピンクのマシンは、そこから始まったんだ」

    結果として、サフナウアーの賭けは成功した。

    BWTは約束通りスポンサー料を支払い、フォース・インディアは2017年から鮮烈なピンクのマシンをF1に投入した。

    フォース・インディアからレーシングポイントへ受け継がれたピンク
    ピンクのフォース・インディアは、瞬く間にグリッドでもっとも識別しやすいマシンのひとつとなった。

    チームがその後レーシングポイントへと姿を変えてからもBWTとの関係は続き、ピンクはチームを象徴するカラーとして定着。さらにレーシングポイントがアストンマーティンへ移行した後も、BWTのスポンサー活動を通じてその名残を見ることができた。

    いまではF1ファンにとって当たり前のように記憶されている「ピンクのフォース・インディア」だが、そのスタート地点には正式契約すら存在しなかった。

    メルセデスが「ピンクアロー」を拒否し、ヴォルフがBWTをフォース・インディアへ紹介。そしてサフナウアーがスポンサー料の入金を待たずにマシンをピンクへ変更する決断を下した。

    もしBWTが約束を守らなければ、フォース・インディアは象徴的なインド国旗カラーを失っただけでなく、スポンサー収入まで得られない事態になっていた。F1史に残るピンクのカラーリングは、そんなサフナウアーの大胆な「賭け」から誕生したものだった。

  • フォース・インディアF1チームを率いたボブ・ファーンリーが70歳で死去

    フォース・インディアF1チームを率いたボブ・ファーンリーが70歳で死去

    フォース・インディアF1チームを率いていたボブ・ファーンリーが70歳で死去した。

    F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは 「ボブ・ファーンリーの訃報を聞いて悲しく思っています」と語った。

    「彼はF1にとって重要な存在であり、彼のF1への愛と情熱は永遠に生き続けるでしょう」

    「私の思いは、この非常に悲しい時に彼の家族と友人とともにあります」

    ファーンリーのキャリアには、エンサインF1チームでの活躍に加え、1980年代のCan-Amやインディカーでの活躍も含まれる。

    F1ファンには、2008年にビジェイ・マルヤが創設したチーム、フォース・インディアの顔として最も知られている。

    ファーンリーは副チーム代表だったが、パドックではフォース・インディアを代表してパドック内で常連の顔となっていた。

    ローレンス・ストロールの2018年買収に伴ってフォース・インディアを退団した後、ファーンリーはフェルナンド・アロンソのインディ500への出場を含め、インディカーでマクラーレンと協力した。

    その後、F1最高経営責任者(CEO)に就任したドメニカリに代わってFIAシングルシーター委員会のトップに就任した。

  • フォース・インディア創設者ビジェイ・マリヤ、インドへ強制送還へ

    フォース・インディア創設者ビジェイ・マリヤ、インドへ強制送還へ

    フォース・インディアの創設者ビジェイ・マリヤをインドに強制送還することをイギリス内務省が決定したと報じられている。

    インドの大富豪として知られたビジェイ・マリヤだが、2013年に経営破綻したキングフィッシャー航空を巡る10億ドル(約1,090億円)以上の負債に関する詐欺行為についてインド当局から指名手配を受けており、インド当局は再三にわたって英国にマリヤの身柄引き渡しを要請してきた。

    昨年、ビジェイ・マリアが所有していたフォース・インディアが破算管理下に入り、カダナの大富豪であるローレンス・ストロール率いるコンソーシアムが買収。ビジェイ・マリヤはF1界から離れることになった。

    パスポートが2016年4月に失効しているビジェイ・マリヤは、逮捕状が発行されて以降は英国で生活している。

    しかし、イギリス内務省はビジェイ・マリヤのインドへの送還を認める決断を下したという。報道によると、内務大臣を務めるサジド・ジャビドがビジェイ・マリヤの案件を“慎重”に検討した結果、「ビジェイ・マリヤをインドへ送還する命令書にサインした」とイギリス内務省の広報担当者が語ったという。

    これにより、ビジェイ・マリヤは、28日以内にインドへ強制送還されることになる。しかし、ビジェイ・マリヤは異議申し立てを行う権利が認められている。

    「内務省が決定を下す前に異議申し立てを行うことはできなかった。今後、申し立て手続きを行うことになる」とビジェイ・マリヤは述べた。

    インドへ戻った場合、ビジェイ・マリヤはインドの刑務所に収監されされることになるが、過去にインドへの送還を要求された際、ビジェイ・マリヤは、インドの刑務所に収監されれば、“殺害される恐れがある”と主張していた。

    また、ビジェイ・マリヤの弁護団は“インドの刑務所における拷問”も身柄引き渡しに対する強い論点だと述べてた。

    「彼は送還された場合の自分の命を案じている。英国の裁判所はビジェイ・マリヤがアーサー・ロード刑務所(ムンバイ)で安全な刑務所環境におかれるというインド政府の中央政府保証を考慮に入れている」

  • フォース・インディア、公式サイトやSNSをレーシングポイントに移行

    フォース・インディア、公式サイトやSNSをレーシングポイントに移行

    旧フォース・インディアは、公式サイトのドメインやソーシャルメディアのアカウントをレーシングポイントに移行。レーシングポイントが正式チーム名に決定したようだ。

    チームは、2月13日にカナダ国際モーターショーで発表会を開催し、新しいチーム名、マシン名を正式発表し、2019年のF1マシンに採用する新しいカラーリングをお披露目するとされている。

    またチームはレーシングポイントへのチーム名変更を正式に発表していないが、先週木曜日にFIA(国際自動車連盟)が2019年のF1世界選手権でレーシングポイントへとチーム名を変更することを承認したと報じていた。

    チームは、2月5日(金)に公式サイトのドメインを「racingpoint.com」に移行。Twitterは「@RacingPointF1」、Facebookは「@RacingPointF1Team」に変更した。

    フォース・インディアは、昨年夏に財政難によって破算管理下に入り、ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムが買収。F1ベルギーGPからレーシングポイント・フォースインディアとして0ポイントから再スタートしていたが、元オーナーのビジェイ・マリヤとの関連性はまったくなくなっていた。

    昨年12月にFIAが公表した2019年のF1エントリーリストではフォース・インディアはレーシングポイントにリブランディグされていたが、チームプリンシパルを務めるオトマー・サフナウアーは、新しい名称は申請時の仮のものであり、新シーズン前に最終的な決定を明らかにすると述べていた。

    2019年のF1世界選手権ではザウバーがアルファロメオ・レーシングへとチーム名を発表。F1グリッドからザウバーとフォース・インディアの名前が消えることになった。

    F1 フォース・インディア レーシングポイント

  • フォース・インディアからレーシングポイントへのチーム名変更が承認

    フォース・インディアからレーシングポイントへのチーム名変更が承認

    旧フォース・インディアは、2019年のF1世界選手権でレーシングポイントへとチーム名を変更することをFIA(国際自動車連盟)から承認されたようだ。

    RaceFans は、先週の木曜日にF1コミッションが2019年のF1世界選手権に参戦する10チームのうち2チームについてチーム名の変更を正式に承認したと報道。

    F1コミッションは、フォース・インディアのチーム名とシャシー名をレーシングポイントに変更することに関して4日間の電子投票プロセスを実施。反対票は2票入ったが、賛成に22票が入り、過半数で変更を承認したという。

    2チームのうちのひとつは、翌日の金曜日にアルファロメオ・レーシングへとチーム名を変更したザウバーであり、この報道は信憑性が高い。2019年にはザウバーとフォース・インディアの名前がF1グリッドから消えることになる。

    フォース・インディアは、昨年夏に財政難によって破算管理下に入り、ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムが買収。F1ベルギーGPからレーシングポイント・フォースインディアとして0ポイントから再スタートしていたが、元オーナーのビジェイ・マリヤとの関連性はまったくなくなっていた。

    昨年12月にFIAが公表した2019年のF1エントリーリストではフォース・インディアはレーシングポイントにリブランディグされていたが、チームプリンシパルを務めるオトマー・サフナウアーは、新しい名称は申請時の仮のものであり、新シーズン前に最終的な決定を明らかにすると述べていた。

    RaceFans によると、チームはかつてF1に参戦したチーム名を引き継ぐことを含めて交渉したが失敗に終わったとしており、そのひとつがローラだったと報じている。

    ロータは、1962年からシャシーコンストラクターとしてF1活動を行い、1997年に自社参戦を果たしたマスターカードが支援を撤退したことでわずか2戦でF1から撤退している。

    レーシングポイントは、2月13日にカナダ国際モーターショーで発表会を開催。新しいチーム名、シャシー名を正式発表し、2019年のF1マシンに採用する新しいカラーリングをお披露目するとされている。

    報道によると、オンラインスポーツ賭博企業のスポートペサ(SportPesa)がタイトルスポンサーに就任し、マシンカラーリングには大口スポンサのBWTのピンクに加えて、スポートペサのブルーが加えられるとされている。

    レーシング・ポイントは、セルジオ・ペレスとランス・ストロールというドライバーラインナップで2019年シーズンを戦う。

  • レーシングポイント、2019年F1マシンはブルーのカラーを追加?

    レーシングポイント、2019年F1マシンはブルーのカラーを追加?

    レーシングポイント(旧フォースインディア)の2019年F1マシンのカラーリングにブルーが加わる可能性が報じられている。

    先週、レーシングポイントは、オンラインスポーツ賭博企業のスポートペサ(SportPesa)と2年間の大型タイトルスポンサー契約に同意したことでピンクのカラーリングを変更する可能性があると報じられていた。

    チームは2017年にヨーロッパの大手浄水器総合メーカーBWTがスポンサーに就任してチームカラーを同社のトレードマークのピンクに変更したが、チームの広報担当はピンクのカラーリングを変更することに関してコメントすることを拒否していた。

    しかし、Sport Business は、実際、スポートペサの推定1500万ドル(約16億4000万円)とされるタイトルスポンサー契約にはカラーリングについての権利も含まれていると報道。

    「1500万ドルという金額は、BWTがメインパートナーシップのポジションのためにフォースインディアに支払ったと考えられている金額であり、重要だ」と同紙は報道。

    「Sport Businessは、スポートペサが契約の一冠としてチームのタイトル権を獲得したことを確認できてはいないが、今シーズン、チームがピンクとブルーのレーシングカラーに変更することを明かすことはできる」

    一方、セルジオ・ペレスのメキシコ支援者たちは、新しいストロール時代にもスポンサーを継続する準備を進めている。

    カルロス・スリム・ドミットは「ローレンス・ストロールによってもたらされるサポートと安定性によって、我々はレーシングポイントがさらに競争力をつけると考えている」と Marca に語った。

    カナダの実業家ローレンス・ストロールが昨年夏にフォースインディアを買収して生まれ変わったレーシングポイントは、2月13日にカナダで開催されるトロント・モーターショーで2019年の体制発表会を開催。そこでスポートペサとの契約、正式なチーム名、マシンカラが発表されると考えられている。

    SportPesa

  • レーシングポイント、冠スポンサー獲得でピンクのカラーリングを変更?

    レーシングポイント、冠スポンサー獲得でピンクのカラーリングを変更?

    レーシングポイントは、スポートペサ(SportPesa)と大型タイトルスポンサー契約を締結したことで、ピンクのカラーリングを変更する可能性があると報じられている。

    RaceFans の報道によると、レーシングポイントは、オンラインスポーツ賭博企業のスポートペサと推定1800万ドル(約19億6700万円)の2年間のタイトルスポンサー契約に同意したという。

    カナダの実業家ローレンス・ストロールが昨年夏にフォースインディアを買収して生まれ変わったレーシングポイントは、2月13日にカナダで開催されるトロント・モーターショーで2019年の体制発表会を開催。そこでスポートペサとの契約が正式発表される計画だという。

    現段階では、2017年にフォースインディアのスポンサーに就任してチームカラーをトレードマークのピンクに変更したヨーロッパの大手浄水器総合メーカーBWTがチームとの契約を継続するのか、あるいはその関与の範囲がどの程度になるのかはわかっていない。

    スポートペサは、ケニア、タンザニア、南アフリカ、マン島、そして、英国でスポーツ賭博を展開する企業。同社は、主にケニア、ブルガリア、そして、米国の株主からなるPevans East Africaによって所有および運営されている。

    今回のスポンサー契約にはケニアと面識のあるフラビオ・ブリアトーレが絡んでいるとも言われている。フラビオ・ブリアトーレとローレンス・ストロールは友好関係がある。

  • セルジオ・ペレス「マクラーレンよりレーシングポイントの将来に賭けた」

    セルジオ・ペレス「マクラーレンよりレーシングポイントの将来に賭けた」

    セルジオ・ペレスは、2019年にF1選手権をどのチームから参戦するからを決定する際に、マクラーレンよりもレーシングポイントの方がより多くのものが提供されると感じたと語る。

    昨年の夏、フォースインディアの財政状況が混乱している最中、マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、セルジオ・ペレスを2019年のチームのドライバー候補に挙げていた。

    マクラーレンは以前の輝きを取り戻すために再建を目指しているが、セルジオ・ペレスは、ローレンス・ストロールのリーダーシップの元でレーシングポイントの復活の方が2013年に所属していたマクラーレンに復帰するよりも将来性を感じたと語る。

    「マクラーレンは素晴らしいチームだ。でも、少し時間が足りていないけど、ここでの将来の方が僕をより確信させた」とセルジオ・ペレスはコメント。

    「僕はこのチームに何年も携わってきた。とても快適だと感じていし、明るい未来が見えている」

    「それに、僕は管理プロセス、新しいオーナーシップなどでチームに深く関わってきたので、このチームのためにまだやらなければならないことがたくさんあると感じた。もう1年コミットすることができてとても嬉しかった」

    「チームで全力を尽くす準備はできているし、次のステップに進む準備はできている。それが僕たちの主な目標だ」

    昨シーズンはチームを取り巻く騒ぎと混乱があったが、セルジオ・ペレスは、その混乱が収まって以降のレーシングポイントが果たした能力に感銘を受けたとし、ミッドフィールドのライバルたちは警戒しているはずだと考えている。

    「それについては驚いている。自分たちのパフォーマンスにもね。僕たちが抱えていたすべての問題を含めて、私たちがどれだけ近くことができたかにね。僕たちはもうどこにもいないかもしれなかった」

    「でも、僕たちが今いるところは印象的だし、来年は全員が僕たちのことを心配するべきだと思う。今こそ、僕たち全員が別のレベルで成果を上げなければならないときだ。僕たちはすべてのポテンシャルを解放しなければならない。それは僕たちにとって大きなことだ。私たちは次のステップに進む準備を整えなければならない」

  • セルジオ・ペレス 「レーシングポイントは3強チームとの差を縮められる」

    セルジオ・ペレス 「レーシングポイントは3強チームとの差を縮められる」

    セルジオ・ペレスは、レーシングポイントがF1の3強チームとの差を縮められると信じているが、それは一夜にして実現できるものではないと語る。

    去年の夏、財政難に陥ったフォースインディアをカナダの大富豪ローレンス・ストロールが率いるコンソーシアムが救済。F1ベルギーGPからチームはレーシングポイントとして0ポイントから再出発し、コンストラクターズ選手権を8位で終えた。

    「時間はかかるし、僕たちはペース的にトップ3チームからかなり離されている。でも、メルセデス、フェラーリ、レッドブルにできるだけ近づくことが目標だ」とセルジオ・ペレスはコメント。

    「一夜にして実現することではないけど、それが僕たちが心に留めている目標だ。僕たちはトップ3チームにずっと近づいて、できるだけ早く戦いたいと思っている」

    2019年にランス・ストロールをチームメイトに迎えるセルジオ・ペレスは、レーシングポイントに費やされる新たな投資は、近い将来、チームの競争力を高めることに役立つと考えている。

    F1事業拡大のビジョンの一環として、レーシングポイントの新しいオーナーは、すでにチームのために新しいファクトリーを建設することを計画している。

    かなり興奮しているよ。メカニック、エンジニアからケータリングのスタッフまでチーム全体と話をしているけど、全員が本当に興奮しているし、本当に楽しみにしている」とセルジオ・ペレスはコメント。

    「ローレンスはこのプロジェクトに非常に熱心だ。彼はそれが長期的なプロジェクトであることをわかっているし、僕たちはチームのボスと一緒に素晴らしい方向性を持っていると思う」

    「大きくなっていくためには全てが揃っている必要がある。でも、僕たちはそれには時間がかかることも認識しておく必要がある。それは他チームでも見てきたことだと思うし、それにどれくらいの時間がかかるかもわかっていると思う。でも、次のそのステップを果たすチームがあるとすれば、それは僕たちだと思う」

    セルジオ・ペレスは、2018年のF1ドライバーズ選手権を8位で終えた。

    「起こったすべてのことを考えれば良い一年だった。チームの管理プロセス、交渉など、いろんなことを経験しなければならず、精神的にとても厳しいシーズンだった」

    「レーシングドライバーとして決して理想的ではない状況に陥っていたし、精神的なストレスとシーズン中に経験したいろんなことを考えれば、素晴らしい結果だと思う」

  • ローレンス・ストロール 「F1チームを買収する計画はなかった」

    ローレンス・ストロール 「F1チームを買収する計画はなかった」

    フォース・インディアを買収したローレンス・ストロールは、当初は“F1チームを買収する計画はなかった”と明かした。

    数年間にわたる財政難の末、昨年の夏にフォースインディアは破算管理下に入り、ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムがチームを救済。F1ベルギーGPからレーシングポイント・フォースインディアとして再出発を果たした。

    その後、2019年のドライバーとして息子のランス・ストロールが移籍することが発表された。

    カナダの大富豪であるローレンス・ストロールが、息子をF1に到達するために莫大な資金を費やしてきたストーリーは有名であり、いよいよ息子のためにF1チームまで用意したと揶揄する声もあった。

    しかし、ローレンス・ストロールは、F1チームを買収する計画はなかったと語る。

    「私自身、そして、私の投資家たちのコンソーシアムが興味を持った理由は非常に特別なチームだったからだ。2016年と2017年は4位だった。去年も株式保有による妨げがなければ、彼らは4位だっただろう。この信じられないくらい競争的な環境において、それはこの特別な場所で働いているスタッフについて多くのことを物語っている」とローレンス・ストロールはF1公式サイトに語った。

    「このチームの人たちは、支出を抑えて、成果を挙げてきた。私はそれをビジネスチャンスと捉えた。それは小規模チームのために2021年からの予算制限とより良い収入分配を行うというF1のビジョンを理解するために彼らと話をする時間を費やすこととも繋がっている」

    「このような会社にとってそれはビジネス的に大きな意味がある。それは将来進めていくモデルの方向性により近いからだ。私は30年間スポーツの周りにいた。今年は10チームしかいない。フランチャイズの価値を考えれば、それがNFL、英国のラグビーやフットボールであれ、そのような資産価値は適切に扱われているし、時間をかけてその価値を上げていくことが大切にされてきた。ここれも同じことが起こると思う」

    ウィリアムズの失望し、資金を無駄にしたことで、ローレンス・ストロールはF1への情熱と息子への関心を最高レベルまで引き上げることになった。

    「かなり関わっていくことになるだろう。それが一つ目の計画だ。ここは何も壊れていないし、修正する必要もない。チームにはすでに優れたリーダーシップとマネジメントが揃っている。彼らは長い間それをやってきたし、素晴らしい仕事をしている。なので、彼らをサポートすることが重要だ。二つ目は、財政面の安定させることだ」

    「短期的には我々が現在いる場所で戦い続けたい。中期的には4位ではなく、3位を争いたい。長期的には全てのルールが変更された際にパドックで最も優れたチームになっていたい」

    チームは、2月13日(水)にカナダ国際モーターショーで新しいチームメイトとともに2019年F1マシンをお披露目することを発表している。