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  • マクラーレン、アロンソが2019年F1マシンをテストする可能性を除外せず

    マクラーレン、アロンソが2019年F1マシンをテストする可能性を除外せず

    マクラーレンは、フェルナンド・アロンソはF1を離れてもレース活動の重要なメンバーのままだとし、2019年F1マシンをテストする可能性もあると語る。

    フェルナンド・アロンソは、今週末のアブダビGPで一旦F1キャリアに終止符を打つ。来季はトヨタとのFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦しつつ、マクラーレン・ファミリーの一員としてインディ500に再挑戦することが決定している。

    2019年にマクラーレンは、カルロス・サインツとランド・ノリスを起用してドライバーラインナップを一新するが、CEOを務めるザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソはF1への関与を続けていくことになると考えている。

    「フェルナンドはかなりインテリジェントで、非常に経験が豊富だ。彼はF1を愛しているし、トラックを愛している」とザク・ブラウンはコメント。

    「彼はWECやF1でレースをしていなくても、インディカーでレースをしているか、カートトラックにいると思う。彼をレーストラックから引き離しておくのは難しいと思う」

    「皆さんはマクラーレンの周りで彼を目にすることになるうと思う。彼はファミリーの一員のままであり、彼の影響力は我々の二人のドライバーを助けることになると思う」

    「彼はカルロスのことをかなり良く知っているし、ランドのことも知っている。彼の経験は大きな利益になると思う。エンジニアたちと協力し合い、来年のクルマがどうなっているか、ドライバーからのフィードバックを理解するために、特定の状況でフェルナンドがやってきた経験は非常に貴重なものになると思う」

    フェルナンド・アロンソのマクラーレンの2019年F1マシンをテストする可能性について質問されたザク・ブラウンは「そうだね。私はその可能性を除外はしない」とコメント。

    フェルナンド・アロンソは、来年の春にはF1に戻りたくてうずうずしているかもしれないと冗談で語っていたが、ザク・ブラウンは2019年にアロンソがマクラーレンでレース復帰する可能性については否定している。

    「我々には二人のレースドライバーがいるので、3台目のマシンが許可されない限り、彼をレースチームに入れるのは難しいだろう」とザク・ブラウンはコメント。

    「我々にはカルロスとランドがいる。二人とも非常にエキサイティングだし、契約を結んでいる。空いているレースシートはない」

    「彼がクルマをテストしたいと思えば、我々はクルマに関して彼のフィードバックを得ることにはオープンだ。彼がそのように連絡してくれば対処していくだろう。だが、シートはない」

  • フェルナンド・アロンソ 「F1にいないことに耐えられなくなっているかも」

    フェルナンド・アロンソ 「F1にいないことに耐えられなくなっているかも」

    フェルナンド・アロンソは、来年自分がF1グリッドに並んでいないことをどのように感じるかは現時点では想像できないと語る。

    2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、今週末のF1アブダビGPで17年間のF1キャリアに一旦終止符を打つ。来季はトヨタとのFIA 世界耐久選手権(WEC)、そして、マクラーレンとのインディ500参戦以外は現時点で活動予定は明らかにしていない。

    これまで、F1からの“引退”を示唆しつつ、2020年の“復帰”を匂わせたりとどっちつかずの発言をしてきたフェルナンド・アロンソだが、実際のところはF1を離れてみなければどう感じるかはわからないというのが本音のようだ。

    「現時点では復帰は考えにくいけど、ドアを閉ざされていない」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「第一の理由は、来年自分がどのような気持ちになっているかわからないからだ。僕は人生の全体でF1をやってきたからね」

    「来年の4月か5月くらいにソファーで耐えられなくなって、どうにかして戻ってくる方法を見つけるかもしれない。でも、今はそうは考えていない。もっと自分自身について考えている」

    「復帰するのに何か具体的なこと、方針、これが起こらなければならないというものは何もない。来年の中盤に自分がどのように感じているかという部分の方が大きい」

    一先ず、F1キャリアの終止符となるF1アブダビGPに向けて、フェルナンド・アロンソは2001年のデビュー時に使用していたデザインと現在のデザインをマッシュアップしたスペシャルヘルメットを用意。また、マクラーレンもフェルナンド・アロンソのために故郷アストゥリアス州のブルー、レッド、イエローのラインをあしらったスペシャルカラーのマシンを用意してアロンソの門出を祝う。

  • フェルナンド・アロンソ、F1引退レースに特別ヘルメットを用意

    フェルナンド・アロンソ、F1引退レースに特別ヘルメットを用意

    フェルナンド・アロンソは、F1引退レースとなる今週末のアブダビGPに特別デザインのヘルメットを用意した。

    2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、2019年のF1世界選手権には参戦しないことを決定。明確に引退と口にしているわけではないが、一旦、17年にわたるF1キャリアに終止符を打つことになる。

    フェルナンド・アロンソは、最後のF1レースのためにスペシャルヘルメットを用意。クローム塗装が施された向かって右側が今シーズンのデザイン、左側がF1デビューを飾った2001年のデザインをモチーフとしており、真ん中にはこれまで32勝を挙げたグランプリが刻まれている。

    ラストレースにむけてフェルナンド・アロンソは「アブダビは僕にとってF1での長くハッピーな17年間の終わりなので、間違いなくとても感情的なレースになるだろう。前に進むときが来た。でも、ポジティブな気持ちでシーズン、そして、僕のF1キャリアを終えるのを楽しみにしている」とコメント。

    「それにインディ500でマクラーレンとのリレーションシップを継続できることを嬉しく思っている。一緒にさらに新しいチャレンジに挑むことになるだろう。この先にはとてもエキサイティングなことがあるし、将来もたらされるものに夢中になっている。今のところは何も除外していない」

    「アブダビでの今週末に完全に集中している。クルマに乗り、チーム、友人や家族と一緒に毎日を最大限に活用している。アブダビはタフなサーキットだけど、僕たちに失うものは何もないし、ストフェルと僕の二人でいつものように激しく戦っていく」

    フェルナンド・アロンソ ラストレース ヘルメット①フェルナンド・アロンソ ラストレース ヘルメット②フェルナンド・アロンソ ラストレース ヘルメット③フェルナンド・アロンソ ラストレース ヘルメッ④

    また、マクラーレンもフェルナンド・アロンソの最後のレースのためにMCL33に1戦限りの特別カラーリングを施してメモリアルなレースを盛り上げる。

    関連:フェルナンド・アロンソ、F1最後のレースは特別カラーのF1マシンで参戦

  • フェラーリ元会長、フェルナンド・アロンソの離脱劇を回顧

    フェラーリ元会長、フェルナンド・アロンソの離脱劇を回顧

    フェラーリの元会長ルカ・ディ・モンテゼーモロが、フェルナンド・アロンソのチーム離脱に至った経緯を回顧した。

    2010年にフェラーリに移籍したフェルナンド・アロンソは、デビュー戦となった開幕戦バーレーンGPで優勝。ワールドチャンピオン獲得にむけて素晴らしいスタートを切ったが、跳ね馬にタイトルをもたらすことなく2014年末にチームを離脱することになった。

    フェラーリでの5年間でフェルナンド・アロンソは95戦を戦い、10勝、40回の表彰台を獲得したが、当jはレッドブルが全盛期であり、3度ドライバー選手権2位で終えることになった。

    ルカ・ディ・モンデゼーモロは、1970年代にフェラーリにマネージャーとして加入。チームを再編し、1975年にニキ・ラウダがドライバーズチャンピオンを獲得するなどチームを立て直し、1991年にフェラーリの会長に就任。カリスマ的な求心力をみせた。しかし、2014年にセルジオ・マルキオンネが率いたクーデターによって失脚。チームを去ることになった。

    ルカ・ディ・モンデゼーモロは、フェラーリのフェルナンド・アロンソ時代について BBC のインタビューで、F1がパワーユニット時代に突入した2014年は彼のF1キャリアで最悪のシーズンだったと振り返った。

    その年のヘレスで初めてフェラーリ F14Tをドライブしたキミ・ライコネンを思い返してルカ・ディ・モンテゼーモロは「彼は私に『エンジンにパワーがない』と言った。3日目はフェルナンドだったが、彼もまさに同じことを私に言った。そして、私は彼のシーズンは終わったと理解した。ルールは凍結されていたのでエンジンに取り組むのは不可能だったからね」とコメント。

    「あれはフェルナンドが『フェラーリに留まり続けても再びチャンピオンにはなれない』と言った瞬間だったと思う。本当に衝撃的な瞬間だった」

    そして、ルカ・ディ・モンテゼーモロは、2014年のシーズン開幕前に4度のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルと連絡を取るようになっていたと明かす。

    「彼はとても素敵なスイスのチョコレートの箱を持って私の家に来た。彼はスイスに住んでいるからね。それはシーズンが始める前だった」とルカ・ディ・モンテゼーモロは語る。

    「かいつまんで話せば、彼は『聞いてほしい。今シーズン、僕はチャンピオンに勝てないと思う。僕はフェラーリで走りたい』と私に伝えた」

    この時期、フェラーリ内部は混乱期にあり、長年チーム代表を務めていたステファノ・ドメニカリが更迭され、フェルナンド・アロンソに否定的なマルコ・マティアッチが後任として加入。セバスチャン・ベッテルがターゲットとなっていった。

    「当初、フェルナンドは『イエス』と言っていたが、その後『ノー』となり、『契約を更新したくない』と言った。マティアッチは、アロンソとの関係を終わらせることを支持していた。更新する方法を見つけるために深い交渉さえすることもなかった。だが、私はそうは確信できなかった」

    「もし、アロンソが私のところにやって来て『聞いてほしい。信じてほしい。僕はフェラーリはフェラーリだと考えているし、来年は改善できると確信している』と言っていたら、私は30秒で契約していただろう。私の懸念は、フェルナンドと会話のなかでいつも思い出すのは、彼は常にあまり確信がなく、とても批判的で、フェラーリが2015年に競争力をつける可能性をあまり信じていなかったことだ」

    「マティアッチは、我々がベッテルを獲得できるのであれば、変化は我々両方にとって良いことだと決めた。フェルナンドに関しては、残留していたとしても、心のなかに多くの疑いを抱いていただろう。我々にとっても非常に意欲的なドライバーではなかった。ベッテルはプッシュすることを望み、彼はフェラーリを愛していた。ミハエル(シューマッハ)はベッテルの最高のサポーターだった」

    「結局、私は『同意する。フェルナンドとの状況に関しては、彼はまだ最終決定を望んでおらず、待つことを望んでいる。彼は満足していない。彼は不満を言っている。彼を放出した方がいい。彼は外部で機会を見つけることができるし、我々にとっては新鮮な空気を入れた方がいい』と言った」

    その後、ルカ・ディ・モンテゼーモロの後任としてセルジ・マルキオンネがフェラーリの会長に就任することになる。

    「特定の瞬間まで、私はフェルナンドに将来を確信させ、モチベーションを与えられるようあらゆる手を尽くした」とルカ・ディ・モンテゼーモロは語る。

    「その後、2つの要素があった。私はフェラーリを離れることになると確信していた。なので、フェルナンドをあまりプッシュしたくなかった。私にはフェルナンドとの約束を守ることができなかったからね。フェルナンドに残留を納得させた後に離れるのは私にとって正しいことではなかった。フェルナンドにとっては『なぜ、離れるつもりだと言ってくれなかったのか?』となるだろ」

    「2つ目のことは、フェルナンドに納得できなかったからだ。私にとって、ドライバーのマインドが最も重要だ。フェルナンドが離れる決断をする前に彼とお金の話は一切していなかった。少なくともお金については検討していなかった」

  • フェルナンド・アロンソ、F1最後のレースは特別カラーのF1マシンで参戦

    フェルナンド・アロンソ、F1最後のレースは特別カラーのF1マシンで参戦

    フェルナンド・アロンソは、F1最後のレースとなるアブダビGPで1戦限りの特別カラーリングを施したマクラーレンで参戦する。

    今週末のF1アブダビGPは、フェルナンド・アロンソの18年間にわたるF1キャリアのフィナーレとなる。マクラーレンは、アロンソの最後のレースのためにMCL33に特別なカラーリングを施すことを決定した。

    マシンのエンジンカバー部分にはフェルナンド・アロンソのヘルメットにも採用されている故郷スペイン・アストゥリアス州の独特なブルー、イエロー、レッドのカラーリングが施され、コックピットの上部と側面にはFIAから特別に権限を与えられた記章が掲載される。

    かつてF1では1回限りのカラーリングは比較的一般的だった時期もあったが、最近では均一性が求められる時代になり、滅多に実施されることはなくなっている。

    実際、今回のアブダビGPは、マクラーレンにとって1986年のボルトガルGPでケケ・ロズベルグのためにイエローの“マールボロライト”のカラーリングを施して以来と32年ぶりの1戦限りのカラーリングとなる。

    マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは「今週末のアブダビでフェルナンドのための特別な1戦限りのカラーリングでレースができることを信じられないくらい嬉しく、誇りに思ってる」とコメント。

    「我々は彼の最後のグランプリがあらゆる点で特別な気分になることを願っており、これは我々がそれを反映できる方法のひとつに過ぎない」

    「我々はフェルナンドと密接に協力し合って仕事をしてきたし、FIAとF1も今回の1レースのために変更するという動きを全員が大いに支持してくれた」

    「これがフェルナンドのファンに特別な感情的にならざるを得ない週末を楽しみにする小さな何かを与えられることを願っている」

    フェルナンド・アロンソ ラストレース①フェルナンド・アロンソ ラストレース②フェルナンド・アロンソ ラストレース③関連:2018年 F1アブダビGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トヨタのWECドライバー、公道マリオカートを満喫

    トヨタのWECドライバー、公道マリオカートを満喫

    トヨタからFIA 世界耐久選手権(WEC)に参戦する豪華ドライバー陣が11月20日(火)に東京で公道マリオカートで「マリカー」を楽しんだ。

    先週末に開催された上海6時間レースでは、7号車が優勝、8号車が2位で続き、2戦連続で1-2フィニッシュを達成。2018年のWECシリーズ戦を最高の形で締めくくった。

    ドライバーたちは、11月25日(日)に富士スピードウェイで開催される「トヨタ ガズーレーシング フェスティバル 2018」に向けて日本に帰国。束の間のオフを利用して東京でマリカーを楽しんだようだ。

    各ドライバーのInstagramには小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス、中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソとジェームス・ロシターという豪華ドライバー陣がコスチュームに身を包んでマリカーを楽しんでいる画像が投稿されている。

    マリカー

  • フェルナンド・アロンソ 「17年間のF1キャリアを終える感情的なレース」

    フェルナンド・アロンソ 「17年間のF1キャリアを終える感情的なレース」

    マクラーレンのフェルナンド・アロンソが、2018年のF1世界選手権の最終戦となるアブダビGPへの意気込みとヤス・マリーナ・サーキットについて語った。

    2001年にミナルディでF1デビューを果たしたフェルナンド・アロンソにとって、今週末のアブダビGPは17年間のF1キャリアのフィナーレを飾るレースとなる。

    「アブダビは僕にとってF1での長くハッピーな17年間の終わりなので、間違いなくとても感情的なレースになるだろう。前に進むときが来た。でも、ポジティブな気持ちでシーズン、そして、僕のF1キャリアを終えるのを楽しみにしている」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    「それにインディ500でマクラーレンとのリレーションシップを継続できることを嬉しく思っている。一緒にさらに新しいチャレンジに挑むことになるだろう。この先にはとてもエキサイティングなことがあるし、将来もたらされるものに夢中になっている。今のところは何も除外していない」

    「アブダビでの今週末に完全に集中している。クルマに乗り、チーム、友人や家族と一緒に毎日を最大限に活用している。アブダビはタフなサーキットだけど、僕たちに失うものは何もないし、ストフェルと僕の二人でいつものように激しく戦っていく」

    関連:2018年 F1アブダビGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェルナンド・アロンソ、F1に未練? 2020年のF1復帰を匂わせ

    フェルナンド・アロンソ、F1に未練? 2020年のF1復帰を匂わせ

    フェルナンド・アロンソは、まだF1への未練を断ち切れないのかもしれない。最後のF1レースとなるアブダビGPを前に2020年にF1に復帰する意向があることを匂わせている。

    今シーズン限りでF1を離れるフェルナンド・アロンソは、来季のインディ500に参戦することを発表。インディカーへのフル参戦は見送っており、現時点ではトヨタとの2018/19シーズンへのFIA 世界耐久選手権(WEC)への参戦がメインとなる。

    来季、インディカーへのフル参戦を見送った理由についてフェルナンド・アロンソは「アメリカで17戦を戦うにはいろいろと学ぶ必要があるし、2019年はそうするには適切ではないと思っている」とコメント。

    「僕にはバッテリーをもう一度充電する必要がある。でも、2020年にインディカーでフルシーズン戦う可能性もある。同じようにF1や他の選手権でフルシーズンを戦う可能性もある」

    フェルナンド・アロンソは、2019年シーズンは、インディ500とWECへの参戦だけではなく、もっと忙しいシーズンになるかもしれないとほのめかしている。

    「その可能性がある。そうだね、インディ500以外にもいくつか挑戦するかもしれない。それは来年発表する予定だ。もしくはクリスマスプレゼントになるかもしれないね」とフェルナンド・アロンソはコメント。

    そのひとつうはデイトナ24時間レースかもしれない。

    「カレンダーを勉強して、何が可能なのかを検討するつもりだ。F1を離れたあとはもっと時間があるだろう。でも、もっと自由な時間を過ごすことも考えたいと思っている」

  • WEC 上海6時間レース | トヨタ7号車が2連勝!トヨタが1-2フィニッシュ!

    WEC 上海6時間レース | トヨタ7号車が2連勝!トヨタが1-2フィニッシュ!

    FIA 世界耐久選手権(WEC)2018-2019スーパーシーズン第5戦となる上海6時間の決勝レースが11月18日(日)に中国・上海国際サーキットで行われた。悪天候の中、赤旗やセーフティカー多発の荒れたレースとなったが、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 7号車が勝利。8号車が2位で続き、2戦連続での1-2フィニッシュを果たした。

    前戦富士に続く2連勝を飾った7号車の小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスは、ドライバーズタイトル争いで首位を行く8号車との差を5ポイントへ縮めた。

    中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの8号車は差を詰められたもののドライバーズランキング首位を堅守。また、チームは今季4度目の1-2フィニッシュを飾ったことで、チームランキングでもライバルチームとの差を28ポイントへと拡げた。

    この日、オーストラリアで行われていたFIA世界ラリー選手権(WRC)最終戦で、TOYOTA GAZOO Racingはマニュファクチャラーズタイトルを獲得。スタート直後にその吉報を受けて臨んだ6時間レースは、変わりやすい天候による難コンディションでの厳しい戦いとなった。

    朝から降り続く雨により、レースは現地時間11時にセーフティカー先導で開始されたが、それでもアクシデントが発生するほどの悪コンディションのため、まもなく赤旗が振られレースは中断。

    スタートから1時間10分ほどが経過したところで、ややコンディションが回復したこともありレースは再開。グリーンフラッグが振られ本格戦が開始されると、首位を走っていたホセ・マリア・ロペスの7号車が僅かにコースオフした隙を突き、セバスチャン・ブエミの8号車が首位に浮上。まもなく再び悪化したコンディションに、レースはセーフティカーが導入され、2度目の赤旗が出された。

    2時間を経過してまもなく再度セーフティカー先導でレースが再開。2台のTS050 HYBRIDはここでピットインし、7号車は小林可夢偉、8号車はフェルナンド・アロンソへとドライバーチェンジ。ピット戦略の違いで一旦順位を落とすこととなったが、レースが折り返しを過ぎる頃には、アロンソは周回遅れのGTカーをかいくぐりながら、レベリオン1号車を猛追し首位を奪取。ピット作業でタイムをロスし4位へと後退していた7号車の小林も、ジェンソン・バトンが駆るSMP11号車とのバトルを制し、2位へと浮上した。

    残り2時間になろうかというタイミングで、ストレート上でのアクシデントにより更なるセーフティカー導入。小林可夢偉は55周目に給油のためにピットイン。天候が更に悪化し、更なる赤旗でレースが途中終了してしまう可能性を考え、チームはピットタイミングをずらす作戦を採り、フェルナンド・アロンソの8号車は1周後にピットへ。この結果、8号車は3位に後退、7号車との差は25秒に広がったが、アロンソはSMP11号車をパスし再びTS050 HYBRIDの1-2体制に。

    その後はコースコンディションが徐々に良くなっていき、2台のTS050 HYBRIDは着実に後続との差を広げていった。残り70分ほどになったところで2台はピットインし、7号車はマイク・コンウェイ、8号車は中嶋一貴へと最後のドライバーチェンジ。中嶋はプッシュを続け首位7号車との差を縮めていくと共に、ファステストラップも記録した。

    終盤の30分ほどになると、再び天候が悪化。クラッシュによるセーフティカーが導入され、残り7分弱で再開されたが、コンウェイの駆る7号車が1.419秒差で逃げ切り、今季2勝目。8号車が2位でチェッカーを受け、今季4度目の1-2フィニッシュを果たした。

    これで2018年のWECシリーズ戦は終了。長い冬のインターバルを経て、次戦は3月15日(金)に米国フロリダ州セブリングで1000マイル(約1600km)レースとして行われる。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    決勝: 1位、 113周、ピットストップ 8回、スターティンググリッド:1番手、最速ラップ(2分01秒995)

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    決勝: 2位(トップと1秒419差)、 113周、ピットストップ 9回、スターティンググリッド:2番手、最速ラップ(2分01秒381)

    村田久武 (TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表):
    2018-2019 年WEC スーパーシーズン後半戦の幕開けである上海レースを、難しい天候の中、富士に続いて1-2フィニッシュ出来たことはとても嬉しいです。それは望んでいたものでしたが、課題も残りました。将来に向けて弱い部分を常に改善してまいります。最後に本日、復帰2年目でFIA世界ラリー選手権(WRC)マニュファクチャラーズタイトルを決めたTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamの皆さん!本当におめでとうございます!

    小林可夢偉(7号車):
    チームが素晴らしい仕事をしてくれましたし、マイクとホセもよくやりました。再び勝てて本当に嬉しいです。私のスティントはとてもハードでした。セーフティカーの導入で、多くの他カテゴリーの車両が私の前に入ってしまい、強い雨の中で視界は最悪でした。とにかくリスクを最小限にするよう集中して、再度セーフティカーが導入されることを見越して、着実に他カテゴリーの車両をパスしていきました。実際その直後にセーフティカーが導入されたときには私はトップに立っており、その後は後続とのギャップを維持することに専念できました。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    このコンディション故に、難しいレースでした。終盤再び降り始めた雨で視界が非常に悪く、タイヤの温度もなかなか上がりませんでした。この結果には非常に満足していますし、チームにも祝福を送ります。そして今大会も着実な仕事で支えてくれたクルーに感謝します。前戦富士からの勢いのまま、今年最後のレースで勝つことが出来、最高の勝利となりました。この冬季オフシーズンでもプッシュを続けていけば、シーズンを良い結果で終えられると思っています。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    非常に難しいコンディションにもかかわらず、素晴らしい仕事を成し遂げてくれたチームに感謝します。今日の勝利は最高の気分です。私自身のレースは、短い時間でしたが本当にハードでした。スタート直後はコース上の水が非常に多く、トップだった私は視界の面では優位でしたが、コース上に出来た川を最初に横切らなくてはなりませんでした。ヘアピンで僅かにミスをしましたが、幸運にもなんとかコース上に留まることが出来ました。

    中嶋一貴(8号車):
    難しいコンディションでの難しいレースでした。我々のTS050 HYBRIDは好調でしたが、セーフティカーラン中のピットストップで運がありませんでした。2戦連続で不運なレースになってしまいましたが、この先は運が戻って来てくれることを願っています。これで今年のWEC戦は終わりますが、シーズンはまだ3戦残っており、再び表彰台の中央に戻るべくプッシュを続けて行きます。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    私は非常に難しい第1スティントを担当しましたが、我々のTS050 HYBRIDはあのようなヘビーウェットコンディションでも速かったです。個人的には、チームメイトから首位を奪うことも出来ましたし、自分のドライビングには満足しています。我々は非常に好調な車両と勝てるだけのスピードを持っていましたが、ピットストップで7号車の方に少し運がありました。それだけに最終的な結果はちょっと残念です。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    悪天候とヘビーウェットコンディション、そしてセーフティカーに翻弄されたレースでした。悪天候下でのレースは視界が悪く、いつもとても辛いレースになります。我々の8号車は好調で速かったですし、我々もベストを尽くし、今日は勝利を争える速さがあったと思います。最終的に勝利には届きませんでしたが、次戦また挑戦します。

  • WEC 上海6時間レース | 僅差の予選でトヨタの2台が最前列グリッド確保

    WEC 上海6時間レース | 僅差の予選でトヨタの2台が最前列グリッド確保

    11月17日(土)中国・上海国際サーキットでFIA世界耐久選手権(WEC)2018-2019スーパーシーズン第5戦となる上海6時間レースの予選が行われ、TOYOTA GAZOO RacingのTS050 HYBRID 7号車がポールポジション、8号車が2番手で続き、僅差の争いとなった予選で最前列グリッドを確保した。

    予選では、前戦富士の勝者である小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスのTS050 HYBRID 7号車が着実にタイムを更新していき、ポールポジションを獲得した。

    7号車に0.228秒差の2番手につけたのは、ドライバーズランキング首位につける中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの8号車。この予選では、ノン・ハイブリッド勢が速さを見せ、レベリオン1号車が8号車に僅か0.059秒差に迫ったが、8号車は2番手グリッドを確保し、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDは最前列に並んで決勝レースをスタートすることとなった。

    前日16日(金)は一日雨模様だったが、この日は終日好天に恵まれ、午前中1時間にわたって行われた公式練習3回目が,予選へ向けてドライコンディションでのセッティングを詰めて行く唯一の機会となり、全てのチームにとって重要なセッションとなった。

    ル・マン以外のWECの予選は、2人のドライバーがアタックし、それぞれの最速タイムの平均で決定される。午後2時半から開始されたLMPクラスの予選では、小林とアロンソがまずアタックを担当。翌日の決勝レースは雨が予想されているため、惜しげもなくそれぞれ新品のドライタイヤへと交換してコンウェイと中嶋へ交代し、2人目のアタックへ。

    予選セッションが進んでいく間にも、コースコンディションはどんどん良くなっていき、それに伴ってラップタイムも向上。そのため、チームはいつもとは異なり、小林とアロンソに再度のアタックをさせることに。新しいタイヤと予選用のハイブリッド・パワー・セッティングでアタックした2台は更にタイムを更新した。

    ライバルもタイムを更新したが、この再アタックが効を奏し、7号車がポールポジションを獲得。TOYOTA GAZOO Racingは今季ここまでの5戦全てでポールポジション獲得を続けている。しかしながら、今大会はライバルの追撃も激しく、TOYOTA GAZOO Racingの2台を含むトップ4は1秒以内という僅差の争いとなった。

    TS050 HYBRID 7号車 (小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス):
    公式練習3回目 : 4番手 (1分45秒321), 27周
    公式予選 : 1番手 (平均1分42秒931)

    TS050 HYBRID 8号車 (中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソ):
    公式練習3回目 : 3番手 (1分45秒164), 26周
    公式予選 : 2番手 (平均1分43秒159)

    小林可夢偉(7号車):
    素晴らしいTS050 HYBRIDを仕上げてくれたチームに感謝します。午前中、コースの路面はとても汚れていたのですが、予選セッションの間に良くなりました。マイクが素晴らしいラップタイムをマークした後、私も再度アタックし、更にタイムを更新することが出来ました。自分のラップタイムには満足していますし、ポールポジションからスタートできるのは嬉しいですが、明日の決勝レースはタフなものになると予想しています。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    またポールポジションを獲得出来て嬉しいです。僅差の戦いで、セッションが進むごとにタイムは塗り替えられ、新しいタイヤへと交換することで更にラップタイムを縮めていきました。我々はセッションを通してレベリオンやチームメイトの8号車よりも速いタイムを刻み続けることが出来ました。先頭からスタートが切れるのはいつでも良いものです。明日はこのポジションを守るべくベストを尽くします。

    中嶋一貴(8号車):
    7号車に対しては少しスピードが足りませんでしたが、予選ではベストを尽くしましたし、TS050 HYBRIDの出来には満足しています。驚くべきことはノン・ハイブリッド車が非常に速かったことです。我々は予選用のハイブリッド・パワー・セッティングで走りましたが、彼らはほぼ同じペースでした。それがなければ負けていたかもしれません。明日のレースでは適切なタイヤ選択を行い、ミス無く走ることに集中します。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    予選を1-2で終えることが出来たのはチームに取って非常に良い結果です。ただノン・ハイブリッド車とは非常に接戦で、予選用のハイブリッド・パワー・セッティングに加えて、リードを保つため、走行のたびに新品タイヤを使いました。明日は雨が予想されるので、難しいレースになりそうです。