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  • マクラーレンF1 フェルスタッペン獲得論をけん制「2人を替えるつもりはない」

    マクラーレンF1 フェルスタッペン獲得論をけん制「2人を替えるつもりはない」

    ザク・ブラウンがマックス・フェルスタッペンのマクラーレン移籍の可能性を否定した。マクラーレンCEOは、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリという現在のドライバー体制に強い満足感を示し、フェルスタッペンを迎える必要性はないとの立場を明確にしている。一方で、仮に移籍が起きる場合の行き先としてはメルセデスを挙げ、その可能性を示唆した。

    2026年シーズン序盤、フェルスタッペンの将来を巡る議論が再燃している。

    新レギュレーションへの不満やレッドブルの苦戦に加え、長年のレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼのマクラーレン加入決定が、移籍憶測をさらに強める要因となっている。

    ザク・ブラウン フェルスタッペンのマクラーレン移籍を否定
    スカイスポーツF1の取材で、ザク・ブラウンはフェルスタッペンがランビアーゼに続いてマクラーレンへ移籍する可能性について問われた。

    「マクラーレンの立場から言えば、ランドとオスカーにはこれ以上ないほど満足している」

    「彼らとは長期契約を結んでいるし、コース上でもコース外でも最高のドライバーペアリングだと思っている」

    「だから我々には、この2人のスーパースターのどちらかを入れ替えるつもりはない」

    ブラウンは、仮にドライバーの一人が離脱した場合にはフェルスタッペンが魅力的な選択肢になることは認めつつも、そのようなシナリオは現実的ではないとの見解を示した。

    「もちろん、もしどちらかがいなくなるようなことがあれば、マックスは非常に大きな才能だ」

    「だが、そうなるとは予想していない」

    移籍先候補としてメルセデスを示唆
    ブラウンはさらに、フェルスタッペンの将来の移籍先について問われた際、自身の見立てとしてメルセデスの名前を挙げた。

    「彼はどこへ行くだろうか? もし賭けるとしたら、私はメルセデスだと思う」

    2026年の新時代においてメルセデスは好スタートを切っており、これまでのポールポジションと優勝をすべて獲得している状況が、その見方の背景にある。

    フェルスタッペンの将来を巡る状況
    フェルスタッペンの将来は、2026年シーズン開幕直後から再び注目を集めている。本人は新レギュレーションに対する不満からF1離脱の可能性を示唆しており、レッドブルもシーズン序盤は苦戦している。

    契約は2028年までとされているものの、パフォーマンスに連動した解除条項が含まれていると見られており、状況次第では移籍の可能性も排除できない。

    さらに、長年のパートナーであるジャンピエロ・ランビアーゼがマクラーレンに加入することが決定したことで、フェルスタッペンの動向に関する憶測が一層強まっている。

    マクラーレンの明確なスタンス
    今回のブラウンの発言は、フェルスタッペン獲得の可能性を完全に否定するものではないものの、現時点での優先事項が現行ラインアップの維持にあることを強く示している。

    ノリスとピアストリという「長期的な軸」を確保しているマクラーレンにとって、フェルスタッペンは“必要な存在”ではなく“仮定の選択肢”にとどまる。むしろ、移籍が現実化する場合には、競争力の高いメルセデスが最有力候補になるというのが、ブラウンの現実的な見立てだ。

  • ヘルムート・マルコ フェラーリF1からフェルスタッペン新相棒確保を示唆

    ヘルムート・マルコ フェラーリF1からフェルスタッペン新相棒確保を示唆

    レッドブルF1の苦境が続く中、ヘルムート・マルコがフェラーリからフェルスタッペンの新相棒を確保する可能性を示唆した。チーム内部の変化をうかがわせる発言として注目を集めている。

    さらにマルコは、マシン開発の問題やタイトル争いの見通しについても率直に語り、「問題はエンジンではない」「今年は難しい」と現状への厳しい認識を示した。

    アンドレア・キミ・アントネッリを王座候補と評価するなど、2026年F1の勢力図にも踏み込んでいる。

    フェルスタッペンの現状「今年は難しい」
    「インターネットですべて見ている。彼らがフィールドを切り裂いていく様子はいつも印象的だ」

    フェルスタッペンのスポーツカーでの走りについてそう語ったマルコは、現在のF1について厳しい見方を示す。

    「昨年も似た状況だったが、今年は巻き返しは難しいと思う」

    去就について問われると距離を置いた姿勢も見せた。

    「それを正しく評価するには私は遠すぎる立場にいる。外から助言はしない」

    「彼とはもう定期的に連絡を取っていない」

    レッドブル苦境の核心「問題はエンジンではない」
    現在の状況についてマルコは率直に語る。

    「チーム全体とともに苦しんでいる」

    開幕前から懸念していたポイントにも言及した。

    「エンジンは確かにベストではないが、主な問題ではない」

    真の問題はシャシー開発にあると断言する。

    「まったく機能していないというのは言い過ぎだ。メルボルンでは予選3番手で許容範囲だった」

    「しかし、その後の開発は間違った方向に進んだ」

    人材流出とフェラーリからの補強
    ジャンピエロ・ランビアーゼの離脱についても触れた。

    「成功した人材は常に引き抜かれるものだ」

    「ランビアーゼはマックスによって注目を浴びる存在になっていた」

    その上で、後任についても言及している。

    「その代わりとしてフェラーリから後任を確保した」

    アントネッリを王座候補と評価
    今季の注目株については評価を引き上げた。

    「彼が非常に速いことは最初から分かっていた。ただ不安定だった」

    「それが今年は変わった。今はタイトル争いができると見ている」

    さらにトト・ヴォルフの手腕にも触れる。

    「彼にはまだ切り札がある」

    若手オーストリア勢の可能性
    将来のF1についても言及した。

    「ジャック・ヴォルフはカートで非常に速い」

    「ゲルハルト・ベルガーの息子ヨハンも同様だ」

    F1昇格については慎重な姿勢を示している。

    「まだ様子を見る必要があるが、一定の条件は備わっている」

    レッドブルの苦境とともに、マルコの発言は現在と未来の両面からF1の勢力図を浮き彫りにしている。

    Source: oe24

  • ラッセル フェルスタッペンのF1引退示唆に反論「F1はどのドライバーより大きい」

    ラッセル フェルスタッペンのF1引退示唆に反論「F1はどのドライバーより大きい」

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、2026年F1日本GP後に新世代F1への不満から引退の可能性までにじませたマックス・フェルスタッペンに対し、「F1はどのドライバーよりも大きい」と語った。

    ラッセルは、フェルスタッペンが2022年のマシン特性には不満を示さなかったことにも触れ、現在の強い批判にはレッドブルの苦戦が影響しているとの見方を示した。

    2026年の新レギュレーションをめぐっては、ドライバーの間でも不満や懸念の声が出ているが、フェルスタッペンはその中でも最も強い言葉で現状を批判しているひとりだ。

    そうしたなか、序盤戦で優位に立つメルセデス勢のひとりであるラッセルが、率直な見解を示した。

    ラッセル「F1はどのドライバーよりも大きい」
    ジョージ・ラッセルは、フェルスタッペンの将来に関する議論について次のように語った。

    「F1はどのドライバーよりも大きい。マックスを失いたいとは思わないし、僕たち全員が彼と戦うのを楽しんでいると思う。彼はこのスポーツにとって欠かせない存在だ」

    ラッセルはそのうえで、2022年マシンの厳しい特性を引き合いに出しながら、現在のフェルスタッペンの姿勢との違いを指摘した。

    「僕は2022年のマシンを運転するのが好きじゃなかった。ポーポイズ現象はみんなの背中を壊すようなものだった。マシンは大きくて重く、高速コーナーではあまり気持ちよくなかった。でも彼は文句を言わなかった。勝っていたからだ」

    レッドブルの苦戦が批判の背景にあるとの見方
    ラッセルは、フェルスタッペンの発言が現在の勢力図と無関係ではないとの見方も示した。

    「彼の不満の示し方は、メルセデス、フェラーリ、マクラーレンのドライバーたちとは違う。なぜなら僕たちはグリッドの前方にいるからで、それはまったく自然なことだ」

    「そこにあるフラストレーションは理解できるし、認識もできる」

    さらにラッセルは、フェルスタッペンがすでにF1で多くのものを手にしてきたことにも言及した。

    「彼は大半のドライバーが夢見るものをすでに手にした。チャンピオンシップを勝ち取り、それを4回も達成している。結局のところ、彼は人生のある段階に来ていて、F1でこれ以上本当に達成すべきことは多くないのだと思う」

    「記録を狙うことはできるかもしれない。でも彼のことを知っていれば、彼は自分を笑顔にしてくれることをやりたいと思うはずだ」

    新世代F1をめぐる議論はさらに拡大へ
    フェルスタッペンの強い発言は、ドライバーの不満を代弁する側面を持つ一方で、現行の2026年F1レギュレーションをどう評価するかという議論を一気に表面化させた。ラッセルの発言は、その問題提起に一定の理解を示しつつも、批判の背景には競争力の差があると見るものだった。

    新時代F1をめぐる議論は、レギュレーションそのものの是非だけでなく、ドライバーがどこまでその不満を公に示すべきかという点にも広がっている。フェルスタッペンの発言が波紋を広げるなか、ライバルたちの反応もまた、この議論をさらに加速させていきそうだ。

  • バレンティーノ・ロッシ フェルスタッペンのGT3参戦に冗談「僕が道を開いた」

    バレンティーノ・ロッシ フェルスタッペンのGT3参戦に冗談「僕が道を開いた」

    モータースポーツ界のレジェンドであるバレンティーノ・ロッシが、マックス・フェルスタッペンのGT3参戦についてユーモアを交えて語った。自身が四輪レースへ転向した流れが、フェルスタッペンの新たな挑戦にもつながったと冗談めかしている。

    2021年のMotoGP引退後に四輪へ転向したロッシは、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ開幕戦ポール・リカールでの週末に、フェルスタッペンの活動について言及。スポーツカー分野への関心が広がる中、その流れを歓迎する姿勢を示した。

    ロッシが語る“道を開いた”という冗談
    ロッシはスカイスポーツ・イタリアの取材に対し、フェルスタッペンのGT3参戦について笑顔でこう語った。

    「少しだけ道を開いたんだ。ちょっと整えておいたよ」

    「もちろん全部が僕のおかげだとは思っていないけど、彼がこういうクルマをドライブしているのを見るのは大きな満足だ」

    「近いうちに同じトラックに立って、一緒に数周走れたらいいと思っている」

    この発言はあくまで軽妙なトーンのものだが、二輪から四輪へと活躍の場を広げたロッシのキャリアが、異なるカテゴリー間の垣根を低くしていることは確かだ。

    GT3で存在感を高めるロッシと広がるF1ドライバーの参戦
    ロッシは現在、チームWRTからBMW M4 GT3をドライブし、ダニエル・ハーパー、マックス・ヘッセとともに耐久レースに参戦している。2025年には世界耐久選手権へのフル参戦も経験し、インディアナポリス8時間レースでの勝利など、すでにGTカテゴリーで確かな実績を築いている。

    今回のポール・リカール6時間レースでは、ロッシに加えてランス・ストロールも参戦しており、F1ドライバーがスポーツカー分野に関与する流れが一層強まっていることが浮き彫りとなった。

    フェルスタッペンのGT3活動はまだ限定的ではあるが、その存在感は大きく、ロッシの言葉通り、今後同じカテゴリーで直接対決が実現する可能性も十分にある。

    異なるカテゴリーを越えたドライバー同士の交流は、モータースポーツ全体の魅力を広げる要素のひとつであり、ロッシとフェルスタッペンの“共演”は、ファンにとっても大きな関心事となりそうだ。

    Source: RacingNews365

  • ヨス・フェルスタッペン シューマッハのレッドブルF1巡る“持論”を痛烈批判

    ヨス・フェルスタッペン シューマッハのレッドブルF1巡る“持論”を痛烈批判

    レッドブルF1を巡る議論が、元F1ドライバー同士の“舌戦”に発展している。チームの不振を受け、ラルフ・シューマッハがヘルムート・マルコ不在の影響を指摘したのに対し、マックス・フェルスタッペンの父ヨス・フェルスタッペンがこれを強く否定した。

    2026年の新レギュレーションとパワーユニット開発の転換期にあるレッドブルは、技術面・組織面の両面で試練に直面している。その評価を巡り、関係者の見解は大きく割れている。

    苦戦するレッドブルF1 技術と体制の両面で課題
    レッドブルにとって、2026年は大きな転換点となっている。自社パワーユニットでの本格参戦に加え、エイドリアン・ニューウェイ不在で迎える初の本格的なレギュレーション変更は、極めて難易度の高い挑戦となった。

    現時点での問題はパワーユニットではなく、むしろシャシー側にあるとされる。RB22はコーナリング性能に課題を抱え、さらに重量面でも不利な状況にあると報じられている。

    マイアミGPではアップデートパッケージの投入が予定されており、その成否が今後の開発方針だけでなく、技術責任者ピエール・ワシェの立場にも影響を与える可能性がある。

    また、開幕3戦でわずか16ポイントという結果は、チームとしても想定外の低迷と言える。こうした状況が続けば、マックス・フェルスタッペンの契約条項に関する議論が再燃する可能性も指摘されている。

    マルコ不在説を巡る対立 ヨスが強く否定
    こうした中、ラルフ・シューマッハはレッドブルの苦戦の要因として、ヘルムート・マルコのような“精神的支柱”の不在を挙げた。困難な局面でチームをまとめるカリスマ的存在の欠如が影響しているという見方だ。

    しかし、この指摘に対してヨス・フェルスタッペンは真っ向から反論した。

    「ラルフ・シューマッハはあまりにも多くの馬鹿げたことを言っている」

    この発言は自身のSNSを通じて発信されたものであり、レッドブル内部の問題を“人物不在”に帰結させる見方を明確に否定した形となる。

    問われるのは構造か人か
    今回の対立は、レッドブルの不振を「組織構造の問題」と見るか、「象徴的リーダーの不在」と見るかという根本的な視点の違いを浮き彫りにしている。

    現実として、2026年のレッドブルはシャシー性能、開発の方向性、そして結果としてのポイント不足といった複数の課題を抱えている。単一の要因で説明できる状況ではなく、技術・体制の両面での再構築が求められている段階にある。

    今後、マイアミでのアップデートがどのような効果を示すかによって、この議論の方向性も大きく変わる可能性がある。チームの競争力回復が最優先であることは、両者の見解に関わらず明らかだ。

  • レッドブルF1 フェルスタッペン後任候補にアルボン浮上 オーナーとの関係が鍵

    レッドブルF1 フェルスタッペン後任候補にアルボン浮上 オーナーとの関係が鍵

    マックス・フェルスタッペンの将来が不透明ななか、レッドブルのドライバー構想に新たな現実味が生まれている。アレクサンダー・アルボンの名前が、後任候補として再び取り沙汰されている。

    レギュレーション変更によってフェルスタッペンのモチベーションが揺らいでいる状況は、チームにとって無視できないリスクとなっている。来季も継続参戦する見通しは残るものの、レッドブルが代替プランを検討している可能性は高い。

    アルボン浮上の背景にある“関係性”
    『The Race』のスコット・ミッチェル=マルムは、アルボンを外部候補のひとりとして挙げている。

    「内部から昇格させないのであれば、外部候補としてアレクサンダー・アルボンを挙げる」

    「ウィリアムズから離れる方向の“プッシュ要因”があるかもしれないし、レッドブルは短期的なステップアップであり、より大きなポテンシャルがあるという“プル要因”も存在する」

    アルボンは2019年にトロロッソ(現レーシングブルズ)からF1デビューを果たし、ルーキーシーズン途中でレッドブル昇格を果たした。しかし18カ月でシートを失い、その後は2022年にウィリアムズで復帰している。

    そのキャリアの文脈を踏まえると、今回の浮上は単なる実力評価だけでは説明できない側面を持つ。

    ヨウィディヤ家との結びつきが鍵
    ミッチェル=マルムは、アルボンとレッドブルのオーナー陣との関係性にも言及している。

    「個人的には、レッドブルのタイ側オーナーとの間に強いつながりがある。アルボンは今でもヨウィディヤ家と半ば定期的に会っており、非常に良好な関係を築いていると考えている」

    「彼自身、そこにやり残した仕事があると見ているはずだ。現時点でレッドブルが必要とするドライバー像にも合致している」

    チーム株式の約半分を保有するヨウィディヤ家とのパイプは、通常のドライバー選考とは異なる影響力を持つ可能性がある。アルボンの名前が現実的な選択肢として語られる背景には、この構造がある。

    フェルスタッペンの将来と“つなぎ役”の現実
    フェルスタッペンはレギュレーション変更によって情熱を削がれ、引退の可能性も示唆している。一方で、完全離脱ではなく、レッドブル・ファミリー内に残りながら将来的な復帰を視野に入れるシナリオも取り沙汰されている。

    この前提に立てば、チームが必要とするのは長期的なエースではなく、柔軟に扱える“つなぎ役”となる。

    「私は、もしフェルスタッペンが離れたとしても、彼はいずれ戻ってくるという考えに固執している。1年後にマックスを取り戻せるのであれば、長期の大型契約でトップドライバーを獲得することはしないはずだ」

    「代わりに、必要に応じて外したり配置転換したりできるようなドライバーと契約するだろう」

    130戦の経験を持つアルボンは、この条件に合致する存在として位置づけられている。

    「アルボンにとっては賭けになるが、チームが完全な競争力を取り戻すまでにあと2〜3年かかるプロジェクトだと考えるなら、9位か7位かを左右するだけのメガスターに3000万〜4000万ポンドを支払うべきではないと思う」

    本命は内部昇格 リンドブラッドの台頭
    もっとも、レッドブルの基本方針は内部昇格にある。ミッチェル=マルムもその前提は変わらないとみている。

    「私の直感では内部昇格になるだろう」

    「そしてローソンよりもリンドブラッドを選ぶと思う。ローソンの起用はすでに試されているし、その決定を下した人々が今はいなかったとしてもだ」

    アービッド・リンドブラッドはデビュー戦で8位入賞を果たし、すでに2度のQ3進出を記録するなど急速に評価を高めている。

    「もしシーズン前半を通じてリンドブラッドの軌道がこのまま有望であれば、2027年にはハジャーとリンドブラッドのコンビが実現する可能性がある」

    フェルスタッペンの去就が不透明ななかで、レッドブルは短期と長期の両軸で選択肢を整理している。その中でアルボンは、現実的な中間解として静かに存在感を強めている。

  • フェルスタッペン レッドブルF1に困惑「もうフラストレーションすらない」

    フェルスタッペン レッドブルF1に困惑「もうフラストレーションすらない」

    マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は2026年F1日本GP予選でQ2敗退を喫し、グリッド11番手から決勝を迎えることになった。

    予選を通じてマシンの挙動に苦しみ続けたフェルスタッペンは、RB22の問題に困惑しており、もはやフラストレーションを通り越した心境にあることを明かした。

    制御不能な挙動に苦しんだRB22
    フェルスタッペンはQ1を9番手で通過したものの、Q2では序盤のアタックで10番手タイムにとどまり、チームメイトのアイザック・ハジャーに0.024秒差、アウディのニコ・ヒュルケンベルグには0.049秒差という接戦の中に埋もれた。

    最終アタックではタイムを0.1秒更新したが、ファン・アメルスフォールト・レーシングのアービッド・リンドブラッドが大きくタイムを伸ばし、フェルスタッペンはQ2敗退圏へと押し出された。

    「クルマに何か問題があると思う。突然、この予選では完全にドライブ不能になった」とフェルスタッペンは無線で語った。

    「高速域でリアが突然跳ねてしまうんだ」

    改善できない問題と信頼感の欠如
    フェルスタッペンはセッション後も原因を掴めていない様子で、週末を通じてセットアップ変更を重ねながらも問題を解決できなかったと説明した。

    「週末を通して変更はしてきたけど、同時にクルマにはいくつか問題があって、それを解決しようとしているところだ。予選ではFP3よりも悪化していたと思う」

    「本当にプッシュしようとすると、完全にコントロール不能だった。全然良くなかったし、どのコーナーでも攻める自信がまったく持てなかった」

    「僕にとっては行き詰まっていた。これ以上プッシュできなかった」

    また、問題はパワーユニットではないと強調した。

    「パワーユニットが最大の問題ではない。クルマ側で本当に苦しんでいる」

    フェルスタッペン F1 レッドブル・レーシング

    「もうフラストレーションすらない」
    フェルスタッペンは現在の状況について、怒りや失望すら感じなくなっていると語った。

    「もうフラストレーションすらない。その段階は過ぎている」

    「何と言えばいいのか分からないけど、正直どう考えればいいのかも分からない」

    「もう怒ってもいないし、失望もしていないし、フラストレーションもない」

    それでも将来については、改善への希望をわずかに残している。

    「もちろんいくつかの問題は解決できるはずだ。できれば今後数週間から数カ月の間にね」

    レッドブル・レーシングにとって厳しい週末となる中、フェルスタッペンは後方からの巻き返しを狙うことになる。

  • キミ・アントネッリ フェルスタッペンとの耐久参戦に意欲「最高にクール」

    キミ・アントネッリ フェルスタッペンとの耐久参戦に意欲「最高にクール」

    アンドレア・キミ・アントネッリは、将来的にマックス・フェルスタッペンと耐久レースでコンビを組みたいという思いを明かした。メルセデスのルーキーは、ニュルブルクリンク北コースでの実車テストもすでに希望しているという。

    今週末、フェルスタッペンはニュルブルクリンク耐久シリーズの第2戦にメルセデスAMG GT3で参戦し、5月のニュルブルクリンク24時間レース出場に必要な条件を満たす見通しだ。

    その動きに刺激を受けるように、GTレース経験を持つ父の影響を受けてきたアントネッリも、F1以外のカテゴリーへの関心を隠さなかった。

    アントネッリはフェルスタッペンとの共闘を熱望
    アントネッリは、将来的にフェルスタッペンと耐久レースで組む可能性について前向きな考えを示した。

    「それは最高にクールだと思う。マックスと一緒に耐久レースをやれたら本当にやってみたい」とアントネッリは語った。

    「すごく最高だと思う。僕たちはふたりともGTへの情熱を持っているからね。僕のほうは、もちろん父がGTチームをやっていたことから来ているし、機会があれば時々テストにも行っている」

    「マックスも本当に楽しんでいるし、ニュルブルクリンク24時間に出るのは彼にとってもすごくクールなことだと思う。きっとすごく面白いイベントになるはずだし、僕も間違いなく見るつもりだ」

    「将来的には、彼と一緒に耐久レースをしたいと思っている。我々はかなりクールなペアになると思うし、すごくいい経験になると思う。でも、僕自身もそういうことを考えているところなんだ。たとえば、ニュルブルクリンク北コースでテストをしたいとすでにお願いしている。あそこは大好きなコースだし、現実の世界でもぜひ走ってみたい」

    フェルスタッペンはニュルブルクリンク計画を継続
    一方のフェルスタッペンにとっても、今回の挑戦は今季のF1活動とは切り離された以前からの計画だった。

    「まあ、これはもちろん今年どんなマシンをドライブしているかに関係なく、もともと計画していたことだった」とフェルスタッペンは語った。

    「もちろん今はここで、もう少し楽しめたらよかったとは思うけどね。でも同時に、チームがこうしたことを全部やらせてくれているのは本当にうれしいし、もちろんすごく楽しみにしていることなんだ」

    「それに加えて、もしカレンダーに何か起きれば、何が可能かは見てみるつもりだ」

    レッドブルはGT参戦を全面的に後押し
    F1の開催数が増えた現在では、現役ドライバーが他カテゴリーに参戦する機会は極めて限られている。それでもレッドブルは、フェルスタッペンのGT活動を止める考えは持っていない。

    「彼は我々を説得する必要すらない」とレッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは語った。

    「マックスと数分話せば十分だ。レースカーの話をするとき、彼の表情が明るくなり、目が輝くのがわかる」

    「どんな種類のクルマかは関係ない。それは素晴らしいことだ。我々は昨年もそれを見てきたし、彼はレースの合間にもかなり何度かそうしたことをやっていた」

    「普通ならエネルギーを奪われると思うかもしれないが、実際には彼はより多くのエネルギーを持ってサーキットに戻ってくる」

    「彼はこのスポーツを愛しているし、我々全員がモータースポーツファンであることを改めて思い出させてくれる。彼はモータースポーツファンであり、自由な週末をレースで過ごすことを心から楽しんでいる」

  • ラッセル フェルスタッペン親子を“操作的”と非難 レッドブルF1内部抗争言及

    ラッセル フェルスタッペン親子を“操作的”と非難 レッドブルF1内部抗争言及

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、Netflix『Drive to Survive』の最新シーズンで、レッドブル・レーシング内部の権力闘争について踏み込んだ発言を行った。昨季、チーム代表を退任したクリスチャン・ホーナーの解任劇を巡り、マックス・フェルスタッペンと父ヨス・フェルスタッペンの影響力に言及した。

    さらに、マックス・フェルスタッペンのメルセデス移籍説が、自身の将来にも影を落としたことを認めつつ、その噂がホーナーを追い出すための“戦術”だった可能性に疑問を呈している。

    ラッセルは番組内で次のように語った。

    「フェルスタッペン親子はあのチーム内で明らかに大きな力を持っている」

    「彼らは状況を操作するのが好きだ。かなり頻繁にだ」

    「理由はどうあれ、彼らはホーナーを好んでいなかった。そして彼を追い出そうとしていたのだと思う」

    「マックスがメルセデスに移籍するという噂も、彼がレッドブルに残る条件としてクリスチャンを去らせるためのプレッシャーをかける“ゲーム”だったのではないかと考えてしまう」

    マックス・フェルスタッペン

    ホーナーは、自身の退任についてヘルムート・マルコの影響を示唆しつつも、フェルスタッペン親子を直接非難することはなかった。ヨス・フェルスタッペンはかねてよりホーナーを公然と批判してきたが、ホーナー本人は異なる見解を示している。

    「マックスの父は私の最大のファンではなかった。彼はしばしば私について発言していた」

    「だが、フェルスタッペン親子が責任を負っているとは思わない。最終的な決定はオリバー・ミンツラフによるものだった。彼はヘルムートの助言を受けていたのだと思う」

    「ディートリッヒ・マテシッツが亡くなった後、組織の中で何かが変わった。私があまりに大きな権力を持つと考えた人もいたのだろう」

    現在もホーナーとマックス・フェルスタッペンの関係は良好だとされている。両者はWhatsAppで定期的に連絡を取り合っているといい、フェルスタッペンはこう語っている。

    「クリスチャンがこのチームのためにしてきたこと、そして僕たちが共に経験したことを認識するのは大切だ」

    「2021年の初タイトル、その年の戦い、アブダビでの最終戦。ああした瞬間は決して忘れない」

    ラッセルの発言は、レッドブル内部の力学と、2025年の解任劇の背景にあった思惑を改めて浮き彫りにした。チーム体制が変化した今もなお、その余波はパドックに残り続けている。

  • フェルスタッペン レッドブルF1新相棒ハジャーに助言「誰にでも勝てると思え」

    フェルスタッペン レッドブルF1新相棒ハジャーに助言「誰にでも勝てると思え」

    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、2026年シーズンからチームメイトとなるアイザック・ハジャーに対し、「自分は誰にでも勝てると信じるべきだ」と重要なアドバイスを送った。

    2026年はレッドブル・フォード製パワーユニット初年度という注目のシーズンでもあり、タイトル争いの行方とともに、ハジャーがフェルスタッペンにどこまで迫れるのかも大きな焦点となっている。

    「自分が一番だと信じること」フェルスタッペンの助言
    フェルスタッペンはポッドキャスト番組で、若きチームメイトに必要な姿勢についてこう語った。

    「ドライバーである以上、常に自分が一番だと信じなければならないと思う。それが基本的なアプローチだ」

    「自分にこう言い聞かせるべきだ。“僕は誰にでも勝てる”と」

    「それは誰にとっても大事なことだと思っている」

    「僕がF1にデビューした最初の年も、“クルマさえあればチャンピオンになれる”と本気で思っていた。それが普通の考え方だ」

    「もちろん後から振り返れば、ミスもするし、そこから学ぶ必要がある。そしてそれは、タイトルを争えるクルマではない状況で経験した方が少しは痛みが少ない」

    「だから僕は、自分の最初のシーズンのアプローチにはとても満足している。ポイント争いをしながら、いくつか愚かなミスもあった。でもそれはスタートとして良かったと思っている」

    波乱もあったハジャーの初年度
    ハジャーはデビューイヤーの2025年、オーストラリアGPでフォーメーションラップ中にクラッシュし涙を見せた一方、オランダGPではフェルスタッペンとともに表彰台に立つなど、浮き沈みの激しいシーズンを送った。

    その後、2026年からフェルスタッペンのチームメイトに昇格することが発表され、ダニエル・リカルド離脱以降“実質ワンマン体制”と評されてきたレッドブルの新たな章が始まることになった。

    2024年末にセルジオ・ペレスが離脱し、リアム・ローソンはわずか2戦でシートを失い、角田裕毅がシーズン終盤を戦った流れを経て、ハジャーはフェルスタッペンにとってリカルド以来6人目のチームメイトとなる。

    「今のところ順調」フェルスタッペンの評価
    フェルスタッペンはハジャーとの関係についても前向きに語っている。

    「まだそれほど多くの時間を一緒に過ごしたわけではないが、彼は本当に素晴らしいし、とてもいいやつだ」

    「2年目に入る彼と、12年目に入る僕とでは心境もかなり違うと思う。僕はよりリラックスしているし、テストも一歩ずつ進めていくという感覚だ」

    「彼がクルマに乗っている時も、ガレージで細部まで見張ることはしない。少し後ろから、もっと落ち着いた形で見守るだけだ。実際、今はサーキットにもいない」

    「最終的にはクルマをできるだけ速くすることが目的だし、それは必ずできると自信を持っている」

    「彼とはうまくやっていけると確信している。ジュニアチーム時代から知っているし、F1に上がってきた流れも見てきた。まったく問題ない」

    2026年、レッドブルは再びタイトル争いの中心に立てるのか。そして“最も難しい仕事”とも言われるフェルスタッペンのチームメイトという役割を、ハジャーは乗り越えられるのか。両者の関係性とパフォーマンスが、シーズンの大きな見どころとなる。