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  • フォーミュラE代表 「フェラーリのF1撤退示唆は意図的な交渉戦略」

    フォーミュラE代表 「フェラーリのF1撤退示唆は意図的な交渉戦略」

    フォーミュラEのCEOを務めるアレハンロド・アガグは、F1撤退を示唆するフェラーリは、将来にむけてF1に対してより良い交渉の立場を得るための意図的な戦略である可能性が高いと考えている。

    昨年10月にリバティメディアが提案した2021年のF1エンジンレギュレーション案にフェラーリのセルジオ・マルキオンネは猛反発。最終的なルールが自分たちの考え方に見合ったものでなければ、F1を撤退すると強硬な姿勢をみせている。

    過去にもフェラーリはF1が大きな変化を迎えようとする際に幾度となくF1撤退をほのめかしてきたが、実際に撤退することはなかった。

    アレハンロド・アガグは、フェラーリの姿勢は、今年後半にF1とチームが将来を決定するための交渉テーブルに着く前の肩ならしだと考えている。

    「この時期でのF1撤退の脅威は、F1とより良い交渉ポジションを得るためのものだと考えている」とアレハンロド・アガグは ESPN にコメント。

    「彼らはまもなく新しい契約について交渉を進めていくことになると思う。実際の動きというよりも、戦略的な動きかもしれない」

    セルジオ・マルキオンネは、F1から撤退した場合の“代替戦略”に取り組んでいくと主張している。

    フォーミュラEは、今シーズンからはアウディがフルワークス参戦し、来シーズン以降はBMW、ポルシェ、メルセデス・ベンツ、そして日本から日産が参戦を表明するなど各国の自動車メーカーが高い関心を示している。

    しかし、フェラーリにとってフォーミュラEは代替手段になり得るのだろうか? アレハンロド・アガグは、近い将来にそれが実現するとは考えていない。

    「セルジオ・マルキオンネやフェラーリと直接話をしたわけではないし、フィアットはそれほど電気自動車が多くないグループだ」

    「最終的には彼らも電気自動車を増やしていくことになると思うが、それには時間がかかるだろう。当然、我々は彼らの参入を望んでいるが、それがすぐに実現するとは思っていない」

  • ダニール・クビアト、フェラーリF1チームの開発ドライバーに就任

    ダニール・クビアト、フェラーリF1チームの開発ドライバーに就任

    スクーデリア・フェラーリは、ダニール・クビアトが開発ドライバーに就任したことを発表した。

    ロシア出身のダニール・クビアト(23歳)は、2014年にトロ・ロッソからF1デビュー。2015年にはレッドブル・レーシングに昇格したが、2016年のシーズン途中にマックス・フェルスタッペンと交代する形でトロ・ロッソに降格。

    今年もトロ・ロッソのドライバーとしてシーズン開幕を迎えたが、マレーシアGPと日本GPをピエール・ガスリーにシートを明け渡すかたちで欠場。アメリカGPでは復帰して1ポイントを獲得したが、そのレースを最後にトロ・ロッソのF1シートを喪失。レッドブルのプログラムからも外された。

    スクーデリア・フェラーリは10日(水)にソーシャルメディアで「ダニール・クビアトはスクーデリア・フェラーリの開発ドライバーになった」と短いコメントを発表した。

    ダニール・クビアトは、ウィリアムズの2018年シート候補に挙げられており、セルゲイ・シロトキンとの交渉が決裂した場合にシートを獲得すると噂されていた。

    今回のフェラーリの開発ドライバー就任は、ウィリアムズの2018年のドライバーが決定したことを意味するかもしれない。

    今回の契約により、ダニール・クビアトは、潜在的なキミ・ライコネンの後任、もしくはフェラーリがF1パワーユニットを供給するザウバー、ハースのシートを埋める要員としてF1復帰するチャンスを得たことになる。

    ダニール・クビアトは、F1で72戦を戦い、2度の表彰台を獲得し、通算133ポイントを獲得している。

  • キミ・ライコネン 「2018年F1シーズンはタイトルを争いたい」

    キミ・ライコネン 「2018年F1シーズンはタイトルを争いたい」

    キミ・ライコネンは、2018年のF1選手権でタイトル争いができることを期待している。

    2017年、キミ・ライコネンはメルセデスとフェラーリの上位2チームのドライバーのなかで最下位となるドライバーズ選手権4位でシーズンを終えた。

    グリッド最年長ドライバーのキミ・ライコネン(38歳)は、今年の改善を誓う。

    「もちろん、今年はチャンピオンシップを争いたいと思っている」とキミ・ライコネンはコメント。

    「個人的に2017年のスタートはかなり悪かったと思っている。セットアップにあまり満足できなかったし、それを解明するためにかなりの時間がかかってしまった。それ以降は良くなったけど、様々な理由でDNFが多すぎた」

    「でも、チームとして長い道のりを歩んできたし、もちろん望んでいた結果には不十分だったけど、僕たちにはあらゆるツールが揃っている。とにかく状況を整理して、ミスをせず、ドライバーとチームのどちらの側にも問題がないようにしなければならない」

    「もちろん、僕たちはゼロからスタートするし、そのレベルにいられることを願っている」

    2018年、キミ・ライコネンは新しいレースエンジニアとシーズンを戦うことになる。

    2015年からキミ・ライコネンのレースエンジニアを務めていたデイブ・グリーンウッドは、フェラーリを離脱。マノーのWECプロジェクトに参加するとされている。

    フェラーリはまだ後任を確定していないが、トロ・ロッソから加入するマルコ・マタッサが候補に挙げられている。

  • エイドリアン・ニューウェイ、フェラーリからの3度のオファーを語る

    エイドリアン・ニューウェイ、フェラーリからの3度のオファーを語る

    レッドブルの技術責任者を務めるエイドリアン・ニューウェイが、過去3度にわたるフェラーリからオファーについて詳しく語った。

    エイドリアン・ニューウェイは、ウィリアムズ、マクラーレン、レッドブルでタイトルを獲得し、名実ともにF1で最高のデザイナーに数えられているが、フェラーリで働いたことはない。

    しかし、フェラーリは過去3回にわたってエイドリアン・ニューウェイにオファーを出している。

    「フェラーリ加入に近づいたことが3度ある」とエイドリアン・ニューウェイは Sky Sports F1 にコメント。

    「当初、私のインディカーのキャリアで、フェラーリがインディカーを製造することに決めた際にチーフデザイナーとしてプロジェクトに加入するオファーを受けたが、正しいと感じられなかったので、そのオファーを断った」

    「そのあと、1996年にッジャン・トッドからテクニカルディレクターとして加わるようさらに真剣なオファーがあった。その時点で、私はウィリアムズ残留、マクラーレン加入、フェラーリ加入というオファーを受けていた」

    「しばらく真剣にそれについて考えたが、当時は家族が若く、英国に留まりたいと考えた」

    もしエイドリアン・ニューウェイが2度目のオファーを受けれていれば、ロス・ブラウンのフェラーリ加入とその後のキャリアはなかったかもしれない。1997年にテクニカルディレクターとしてフェラーリに加入したロス・ブラウンは、9年間で6つのコンストラクターズタイトルを獲得している。

    しかし、エイドリアン・ニューウェイにとって最も魅力的なフェラーリからのオファーは、2014年のものだった。ニューウェイは、レッドブルとタイトルを4連覇していたが、レッドブルは新しいエンジン時代の幕開けにエンジンパワーに苦戦を強いられていた。

    エイドリアン・ニューウェイは、フェラーリが“映画スターのようなライフスタイル”とレッドブルの給料の2倍以上“のとてつもなく巨額”をオファーしてきたと説明。その一方でメルセデスとも交渉の場があったと明かす。

    「2014年の春は、トンネルの先に光がまったく見えない気のめいるような時代だった」とエイドリアン・ニューウェイは語る。

    「ルノーは、特にメルセデスにかなり遅れを取っており、フェラーリとも程度の差があり、終わりが見えない状況であることが明らかになった。ルノーは資金を投入して本気で問題を解決しようとしているようには思えなかった。それは気が滅入るほどの心配事だった」

    「私は少し難しい立場にいた。レッドブルを離れたくはなかった。自分の家のように感じていたし、クリスチャン(ホーナー:チーム代表)と一緒にスタートから大きく関与し、ジャガーの灰から今日の場所までチームを造り上げてきたからだ。そこを離れたくはなかった。だが、同時にエンジン部門に片手を縛られて仕事をするようなポジションにいたいとは思わなかった」

    「メルセデスのニキ・ラウダからアプローチがあり、自分のオプションを考えた。メルセデスの加入について一連の話し合いが始まった。ニキはそれを議論するために家に2度訪れた。誘惑はされたが、それほどではなかった。2014年のチャンピオンシップがほぼ確実なメルセデスに事実上のロス・ブラウンの後任として移籍することは正しいとは感じなかったし、トロフィーハンターのように感じた。ニキには感謝しているが、そのオファーは断った」

    「LMP1のスポーツカーのチームからもアプローチがあった。原則としてそれは非常に興味深いものだった。ル・マンに勝つという目標をもったチームに関与することは私の死ぬまでにやっておきたいことリストに残っている。だが、チームはドイツを拠点にしており、そこが魅力的ではなかった」

    「そのあと第3のアプローチがあり、それがフェラーリからのものだった。以前には彼らから嫌われていたが、今回はビジネスだった。私は当時のフェラーリの会長ルカ・ディ・モンテゼーモロを訪問し、トスカーナ近郊の彼の農場内の家屋で彼に会った。我々は真剣な話し合いを行ったし、彼らのオファーは素晴らしかった。ルカは私にフェラーリの市販車とレースカーの全権を与えることを望んでいた。映画スターのようなライフスタイルと、レッドブルで受け取っていたすでに豊富な給料の倍以上の本当に途方もないような金銭オファーが約束された」

    「私は非常に難しい決断を迫られたし、家族、文化、仕事の違い、成功もしくは失敗の可能性、その反響など、様々な要素を何度も繰り返し考えながら多くの眠れぬ夜を過ごした」

    「だが、最終的に私はルカに感謝を伝え、断った」

  • キミ・ライコネンのレースエンジニアがフェラーリを離脱

    キミ・ライコネンのレースエンジニアがフェラーリを離脱

    キミ・ライコネンのレースエンジニアを務めていたデイブ・グリーンウッドが、2018年シーズンに先立ってフェラーリを離れることになった。

    マルシャでチーフエンジニアを務めたデイブ・グリーンウッドは、2015年にフェラーリに加入し、3年間、キミ・ライコネンのレースエンジニアを務めてきた。

    デイブ・グリーンウッドは“個人的な理由”でフェラーリを離れて英国に戻る。そこでマノーのWECプロジェクトに参加すると見られている。

    マノーWECは、2018/19年の“スーパーシーズン”にジネッタの新しいプロトタイプでプライベーターとしてLMP1クラスにステップアップする。

    フェラーリはまだデイブ・グリーンウッドの後任を発表していないが、今後数週間で決定すると予想される。

    その他にもフェラーリには人事異動があり、ピットウォールでオペレーションチーフを務めていたディエゴ・イオヴァーノは、レースには帯同せず、ファクトリー勤務となる。後任が置かれるか、彼の役割がトラックのエンジニア間に振り分けられるかまだ不明だが、1つのオプションとして、ジョック・クリアがレース活動の責任者としてそれらの役割の一部を担うと考えられている。

    2月26日からスタートするプレシーズンまでの今後数週間でさらなる組織変更が予想されている。

    フェラーリは、2月22日にオンラインで2018年F1マシンを発表。新車は昨年12月にすでにFIAの静的および前面クラッシュテストに合格したと報じられている。

  • ロス・ブラウン 「フェラーリはF1の境界で仕事をしなければならない」

    ロス・ブラウン 「フェラーリはF1の境界で仕事をしなければならない」

    F1のモータースポーツマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1撤退をほのめかすフェラーリに対し、フェラーリがいなくなってもF1は生き残ることができると警告を送った。

    ロス・ブラウンは、賞金構造の変更や2021年のF1エンジンレギュレーションの改変を含め、F1新オーナーのリバティメディアの新しいビジョンを推進することを熱望している。

    フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、F1の新しいルールがフェラーリに合わないようであれば撤退も辞さないと脅迫。元F1最高権威のバーニー・エクレストンは、F1の象徴でもあるフェラーリなしではF1は生き残ることはできないと発言している。

    だが、ロス・ブラウンはその報道に反論。フェラーリとは対立するよりも協力して仕事をしていくことを望んではいるものの、フェラーリはリバティの“境界”のもとで仕事をしなければならないと述べた。

    「フェラーリは、自分たちはF1の重要な要素であり、それを維持しなければならないと言っていると思うし、我々としても合意できる部分はある」とロス・ブラウンは Sky Sports F1 にコメント。

    「彼らはF1のDNAの一部であり、我々としてもそれを失いたくはない。だが、それは適切な状況でなければならない。我々にはF1にとって適切でなければならないと感じる境界線がある。それらが彼らが働くことができる境界であることを願っている」

    「F1はチームがどうであれ、ずっと生き残っていく。我々はこれまで何人ものワールドチャンピンが離れていくのを目にしてきたし、時には悲劇を経験した。だが、F1は持ち直し、続いている。私がいるかどか、リバティメディアがいるかどうか、フェラーリがいるかどうかに関わらず、F1は続いていくだろう」

    だが、ロス・ブラウンは、フェラーリを失うことはF1にとって大打撃だと認めており、それが理由で全ての当事者に適した問題への解決策を見つけるためにフェラーリと協力しようとしていると述べた。

    「フェラーリの撤退が起こった方がいいか? 私はそうは思わないし、我々はフェラーリと解決策を見つけなければならない。だが、それは適切なパラメーター内でなければならない」とロス・ブラウンはコメント。

    「それがフェラリ、マクラーレン、ルノーに関わらず、我々はチームが望んでることだけをやっていくような状況にはできない。チームが望むだけのスポーツにすることはできない」

  • セバスチャン・ベッテル 「タイトル獲得の最後の一歩が最も厳しい」

    セバスチャン・ベッテル 「タイトル獲得の最後の一歩が最も厳しい」

    セバスチャン・ベッテルは、フェラーリが再びワールドチャンピオンになるためには最後の一歩が“最も厳しい”ステップだと認める。

    2016年は未勝利に終わったフェラーリだが、2017年に戦闘力を大きく改善し、シーズン中盤まで両方のチャンピオンシップをメルセデスと争った。

    フェラーリは、2007年のキミ・ライコネンとのドライバーズ選手権、そして、2008年にコンストラクターズ選手権を獲得して以降、チャンピオンシップから遠ざかっている。

    セバスチャン・ベッテルは、2018年もフェラーリがその勢いを維持できると考えているが、4連覇しているメルセデスを倒すのは厳しい挑戦だと認める。

    「レギュレーションはほぼ同じだ。僕たちにはシーズン序盤に健全な優れたプラットフォームがあると思っているし、それを継続できることを願っている」とセバスチャン・ベッテルは Autosport にコメント。

    「僕たちがやらなければならないことは、最後のステップを踏み出すことだ。その最後のステップが常に最も難しい」

    「パワーユニットにもっと多くのパワーを与えるためにすでに2ヵ月前ほどから作業は進んでいる。僕たちがどの位置にいるか見てみるつもりだ」

    フェラーリがタイトル候補となったのは、2012年にフェルナンド・アロンソが難しいクルマでタイトルを争った2012年以来のことだった。

    セバスチャン・ベッテルがタイトル争いに絡んだのも、レッドブルで4度目のワールドチャンピオンを獲得した2013年以来となる。

    「やっぱりドライバーとしては勝ちたいし、序盤に競争力があっても、チャンピオンシップを争うために十分かどうかはわからない」

    「通常はあまり頭を悩ませることはない。クルマが速くて、自分が良い仕事をしていれば、シーズンが進むにつれて、良いニュースや悪いニュースはあとからついてくる。そのほとんどは良いニュースだ」

    「僕たちにとってかなり痛みを伴う2週間だったけど、全体的に戦えるパッケージがあるのは常に素晴らしいことだ」

  • ハースF1、アルファロメオ/ザウバー型のフェラーリとの提携に前向き

    ハースF1、アルファロメオ/ザウバー型のフェラーリとの提携に前向き

    ハースF1チームは、同じフェラーリのカスタマーであるザウバーがアルファロメオと契約したようなブランド変更について前向きな姿勢をみせている。

    フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、長年アルファロメオをF1に復帰させ、ザウバーをBチーム化することを計画していた。

    先月、ザウバーはアルファロメオとのタイトルスポンサー契約を発表。チームは“アルファロメオ・ザウバー”に名前を変更し、フェラーリの育成ドライバーであるシャルル・ルクレールを起用。セルジオ・マルキオンネの構想が実現することになった。

    フェラーリからアルファロメオのブランディングについて打診はあったかと質問されたハースF1チームのチーププリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは「いや、我々にはなかった」と Autosport にコメント。

    ハースが、マセラティをタイトルスポンサーを迎えるとの噂があるが、ギュンター・シュタイナーは、そのようなアプローチにはオープンだと語る。

    「駄目な理由はあるか? 我々は交渉には常にオープンだ」とコメント。

    「もし誰かがアイデアを持ってくるのであれば、我々がそれに興味を示すのは確かだ」

    「だが、それは我々の優先事項か? おそらくそうではない」

    ハースのF1での最初の2年間は、創業者のジーン・ハースの事業が支援してきた。だが、ギュンター・シュタイナーは、それは理想的ではないと認め、最終的には外部の支援が必要になるだろうと語る。

    「それが優先事項だと思うが、ただスポンサーを獲得するのは難しい」

    「他チームを見れば、ビッグチームであっても苦労している。小規模チームの我々にとってはさらに難しいことだ」

    「そして、我々が避けなければならないのは、我々自身をあまりに安く手放してしまうことだ。そうなるとリカバリーは難しい。安く売ってしまえば、それ以上の価値を得ることはできない」

  • バーニー・エクレストン 「フェラーリが撤退したらF1は生き残れない」

    バーニー・エクレストン 「フェラーリが撤退したらF1は生き残れない」

    バーニー・エクレストンは、フェラーリがF1を撤退するという脅威を真剣に考えるべきであり、F1は最も象徴的なチームなくして生き残ることはできないと考えている。

    フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、リバティメディアが打ち出した2021年のF1エンジン案に懐疑的であり、F1撤退の可能性について繰り返し述べている。

    元F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、セルジオ・マルキオンネのコメントは以前にフェラーリがF1撤退を示唆したときよりも深刻に受け止めるべきだとし、フェラーリはF1を離れてもやっていけるが、F1はフェラーリなしでは生き残れないかもしれないと Auto Motor und Sport のインタビューで語った。

    「それがルカ・ディ・モンテゼーモロであれば、それほど真剣には受け止めていないだろう。モータースポーツはルカにとって人生だった。だが、セルジオはF1なしでも生きることができるだろう。彼はビジネスにのみ関心がある」とバーニー・エクレストンはコメント。

    「彼にとって最も重要なことは、株主に良い業績をもたらすことができるかだ。マルキオンネがF1の経路を好まない場合、彼は撤退をも辞さないだろう。フェラーリはF1がなくても生き残ることはできるが、その逆はないかもしれないと心配している」

    フェラーリが将来のパワーユニットについて批判的なのは、エンジンを標準化することがF1のレベルを低下させることに繋がると考えているからだ。

    「2年前、私はチームに『燃料の流量を増やせば、その酷いエンジンを保つことができるだろう』と言った。だが、私にその責任があったら、私はこのエンジンを捨てていただろう。あれが導入されてからは災害だった。F1は良いレースを可能にするエンジンに戻らなければならない。もしそれがV12なのであれば、そうするべきだ」

    87歳のバーニー・エクレストンは、まだF1に興味を持ち続けており、テレビで全レースを観ていると語る。

    「もう関与していないので、よりリラックしている。状況について、私なら決してそんなことはやらないだろう、あるいはもっとうまくやれるだろうと見ることができるのはそれが理由でもある」

    F1を自分の子供だと感じていたかと質問されたバーニー・エクレストンは「それはあまりに大袈裟だ。私は全チームと一緒に成長の手助けをしていた。F1が成長し続けるのを見たいと思っている。F1を誇りに持っているし、F1が健康的であることを望んでいる」

    だが、レースの現場にもう顔を出すことはないだろうとバーニー・エクレストンは語る。

    「私の後継者はもうトラックで私を会いたくないようだからね」

    2017年のF1世界選手権は、テレビ視聴率とサーキット観戦者の数は向上した。
    「私はフェラーリが目を覚ますのを5年間待っていた。そして、やっとそれが実現した。フェラーリとメルセデスの戦いはファンを動員した。私は何度も主催者に謝罪した。エンターテインメントという点で結果を出していないものを彼らに高額でそれを売っていたからね」

    「主催者は古いF1にお金を払ったが、その全てでメルセデスが勝っていた。今はフェラーリを祝福している。ファンは再びお金に見合った価値を得られるよになったからね」

    F1新オーナーが導入した“F1 LIVE LONDON”のようなファンイベントを称賛する声もあるが、バーニー・エクレウトンがそれが正しい演出であるかどうかは確信していないと語る。

    「私はそこに利害の衝突を感じている。チームが自分たちで市場を開拓し、プロモーターがイベントを促進することが重要だ。FOMが第3者として競合するのは紛らわしいだけだ。彼が何をして、誰が何を言うべきか? 彼らはチームや主催者にとって何が重要かをわかっているのだろうか?」

  • バーニー・エクレストン 「FIAはフェラーリが成功する手助けをしていた」

    バーニー・エクレストン 「FIAはフェラーリが成功する手助けをしていた」

    F1の最高権威者だったバーニー・エクレストンは、F1の統括団体である国際自動車連盟(FIA)とライバルチームが、しばしばフェラーリをF1でより成功できるように“手助け”をしていたと認めている。

    バーニー・エクレストン(87歳)は「F1はフェラーリであり、フェラーリはF1だ」とイタリアの La Repubblica にコメント。

    昨年のF1アメリカGPでマックス・フェルスタッペンがキミ・ライコネンを抜く際にコース側に出てアドバンテージを得たとして5秒加算ペナルティを科せられて表彰台を失った後、父親のヨス・フェルスタッペンはスチュワードの裁定に激怒し、FIAがフェラーリを優遇しているとし「“Ferrari International Assistance”にするべきだ」とTwitterで皮肉った。

    ヨス・フェルスタッペンの言い分について質問されたバーニー・エクレストンは「フェラーリは助けることは常に最も賢明なことだった。それは常にテクニカルレギュレーションを通して行われたきた」と認める。

    「チームはF1にとって重要だ。だが、フェラーリはそれ以上だ。何年もの間、フェラーリが勝つ手助けをするために多くのことが行われてきた」

    だが、現在F1レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングはいまでも偏っているかとの質問には「いいや、チャーリーはやるべきことをやってきた」とコメント。

    「だが、マックス(モズレー)はしばしばフェラーリを助けていたし、私も彼らに勝ってほしかった。他のチームが勝つシーズンもあるかもしれないが、他チームも競争力のあるフェラーリに挑戦することに興味を持っている」

    「ザウバーを相手に勝つのと、赤いクルマを相手に勝つのとではかなりの別物だ」

    2017年にフェラーリが当然競争力をつけたのは助けがあったからかと質問されたバーニー・エクレストンは、もはや自分は担当していないので確信はないと述べた。

    「だが、ある時点で彼らがこのエンジンを手伝っていたのは確かだ」とバーニー・エクレストンは付け加えた。

    「それはメルセデスにとっても他チームにとっても同じだ。フェラーリを相手に勝利するワールドチャンピオンは常により多くの価値がある」

    「メルセデスがテクロノジーをマラネロに移行することを決めたのであれば、それはいい動きだと言える。2チーム間のこのような友好的な状況はメルセデスにとって最高のものだ」

    「それはレッドブルが最もパワフルなエンジンを持っていなかったことを意味する。フェラーリは倒すためのライバルとして十分に競争力があった」

    メルセデスは、F1の“パワーユニット時代”を完全に支配しているが、それはメルセデスがV6ターボエンジンの設計において一歩先んじていたからだとバーニー・エクレストンは語る。

    「重要な時期にロス・ブラウンがルールを決定するエンジングループにいた。彼は何が起こるかを正確に把握していた」とバーニー・エクレストンは語る。

    「彼が良いエンジニアだったからではない。彼がフェラーリと一緒にいたからだ。そして、彼はメルセデスに行き、その情報を彼らに持って行った」

    また、バーニー・エクレストンは、F1アメリカGPでインディ500スタイルのドライバー紹介を行ったリバティメディアの演出は楽しいものではなかったと語る。

    「アメリカ人にとっては素晴らしいものだったかもしれないが、F1にとってはそうではない」

    「私は5つ星レストランを造ったが、彼らはそれをマクドナルドに変えている」

    「ある時、私はピンクの服を着たドライバーを目にした。私がそれに関係していたら、戻ってきちんとした服を着るように言っただろう」