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  • ピレリ、F1アブダビGP後にウルトラソフトタイヤをテスト

    ピレリ、F1アブダビGP後にウルトラソフトタイヤをテスト

    ピレリは、最終戦アブダビGP後の12月1日(火)に12時間にわたるテストを実施。その場で新しいウルトラソフトタイヤがデビューすることになった。

    アブダビでのテストは、スリックタイヤの開発に的を絞って実施され、その間チームは新しいパーツを試したり、クルマを変更することはできない。

    チームにとっては、2016年用タイヤの構造に取り組むのと同時に2016年から5つ目のコンパウンドとして使用されるウルトラソフトタイヤを試す初めてのチャンスとなる。

    新しいコンパウンドについてのフィードバッククオリティー向上のため、チームにはレースドライバーもしくはリザーブドライバーを参加させてほしいとの要請がピレリからなされた。参加は任意だが、関係するすべてのチームが1台ずつマシンを走らせるとピレリは述べている。

    また、投票が行われていたウルトラソフトタイヤの色分けについては、85%の人が支持したパープルが選ばれたことも明らかにされている。

  • ピレリ、2016年から各レースに3種類のコンパウンドを提供へ

    ピレリ、2016年から各レースに3種類のコンパウンドを提供へ

    ピレリは、2016年以降の各グランプリにF1チームに3種類のコンパウンドを提供する予定である。

    このニュースは以前から噂されていたが、今週末のメキシコシティでのレースを前にピレリのマリオ・イゾラが発表した。

    F1を盛り上げるため、ピレリは2016年から各グランプリに2種類ではなく3種類のコンパウンドを持ち込み、チームはドライバーひとりに割り当てられる13セットのスリックからどれを使うか選ぶことができる。

    来年からはレース中にひとりのドライバーが3つのコンパウンドを使うことも可能になる。

    マリオ・イゾラは「詳細についてはまだ協議中だ」と Auto Motor und Sport は述べた。

    「しかし、来シーズンの開幕時は特にチームは違う方向性を示すことになるだろう」

    またマリオ・イゾラは、2016年からスーパーソフトよりもさらに一段階軟らかい“ウルトラソフト”と呼ばれる新しいコンパウンドが導入され、おそらく紫色のピレリのロゴでマークされるだろうと認めた。

    ピレリは一般投票で色の選択を決めたが、マリオ・イゾラは「私は紫色に投票した」と述べた。

    「タイムスクリーンの最速ラップの色を思い出すので、速いタイヤにはぴったりだと思う」

    ピレリは、F1へのタイヤ供給契約を2019年まで延長している。

  • ピレリ:F1メキシコGP 予選レポート

    ピレリ:F1メキシコGP 予選レポート

    ピレリが、F1メキシコGPの予選を振り返った。

    F1メキシコGPの予選では、メルセデスのニコ・ロズベルグは、P Zero イエロー・ソフトで1分19秒480を記録し、4戦連続でポールポジションを獲得した。これで、今シーズン13回目のメリセデスによるフロントロー独占となった。

    メキシコシティの特性である標高の高さと空気の薄さに長いメイインストレートという要素が加わり、今シーズンのF1最速のトップスピードが計測された。

    ミディアムタイヤのみでQ1を突破したドライバーは、メルセデスのルイス・ハミルトンただ一人だった。Q2では、フェラーリのキミ・ライコネンを除く全てのドライバーがソフトタイヤを使用した。ソフトタイヤは、アウトドローモ・エルノマス。ロドリゲスで、ミディアムタイヤよりもラップあたり約1.5秒速い性能を示している。キミ・ライコネンは、ミディアムで1回のランを行った後、Q2での走行を行わなかった。

    Q3の終盤は路面温度が低下したため、ソフトタイヤによる1回目のランが速いタイムを示し、ルイス・ハミルトンを抑えてニコ・ロズベルグがポールを獲得した。フェラーリのセバスチャン・ベテルが3番手につけた。予選トップ10ドライバー全員が、ソフトタイヤのアロケーション全セットを使用し、明日の決勝には中古のソフトタイヤで臨むことになる。

    様々な要因によって、ここメキシコでの戦略の計算は複雑になっている。第一の要因は、トラックになじみがないことで、第二は、路面の改善度合いが大きいために、これまでの各セッションが性質の異なるコンディション下で行われたこと。これらの点は、タイヤ動作を正確に把握することを困難にしている。

    雨の予報ではあったものの、Q2の終盤に雨がぱらついただけで、終日ドライコンディションが続き、予選中の路面温度は30℃を超えた状態のままだった。明日も雨の予報が出ている。

    温暖亜コンディション下で行われた午前中の最終フリー走行(FP3)は、ニコロズベルグがわずか0.0014秒差でルイス・ハミルトンを抑えて最速タイムを記録した。最速タイムから1秒以内に12名のドライバーがひしめいていた。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「雨がぱらついたナカで温暖な天候となり、今日もまたメキシコの変化に富んだ一日となりました。このコンディションの変化が、各チームが最適な戦略を構築することを極めて難しくしています。滑りやすく新しい路面によってタイヤの摩耗率は低くなっている。路面の改善は進行中で、より多くのラバーが路面に乗り、両コンパウンド間の性能差はわずかに縮まっています。戦略に関しては、いくつかの選択肢が考えられます。1ストッパーも十分可能な中、デグラデーションレート、各マシンのベース、トラフィックの状況などにもよりますが、2ストッパーが最適になると思います」

    関連:F1メキシコGP 予選:ニコ・ロズベルグが4戦連続ポールポジション

  • ピレリ:F1メキシコGP プレビュー / アウトドローモ・エルノマス・ロドリゲス

    ピレリ:F1メキシコGP プレビュー / アウトドローモ・エルノマス・ロドリゲス

    ピレリが、F1メキシコGPが開催されるアウトドローモ・エルノマス・ロドリゲスについて語った。

    F1が23年ぶりにメキシコで開催される。舞台は、メキシコシティに位置するアウトドローモ・エルノマス・ロドリゲス。近年再舗装が行われたこのサーキットは、2人の有名なメキシコ人兄弟ドライバー、ペドロ・ロドリゲスとリカルド・ロドリゲスにちなんで名づけられた。

    1962年に建設されたアウトドローモ・エルノマス・ロドリゲスとモンツァとの共有点は、公園内にあることだけではない。このサーキットは、ピレリのホームトラックであるモンツァに似た高速ストレートと高速コーナーが存在する。今年復活を遂げたメキシコグランプリ用として、P Zeroホワイト・ミディアムとP Zeroイエロー・ソフトタイヤが選択された。両コンパウンド間意の性能差は、ラップあたり1.3秒と予想されている。

    現在は大幅な改修が行われたものの、多くのオリジナルの特性が残っている。しかし、トラックの実データが存在しないため、ピレリはシミュレーション技術を駆使してレースに備え、最適なコンパウンドを選択した。

    最も有名なコーナーは、ぺラルターダと呼ばれる長い右回りの最終コーナー。しかし、安全上の理由でオリジナルレイアウトの半分近くが改修されている。現在では、オリジナルのペラルターダの前半部分は、ホッケンハイムに似たテクニカルなスタジアムセクションに変更されている。

    このサーキットは、F1開催地の中で最も標高が高い位置にある。このため、空力とトップスピードの両方に影響を及ぼす。気圧が低いと空力の効果も小さくなることから、より大きなウィングが必要になる現行のターボチャージャーマシンの場合、1.3kmのストレートでの最高速度は、330km/hを超えると予測されている。

    現在、北アメリカの大部分がエクストリームな天候に見舞われている。数日後の天候予測が難しくなっている中、ハリケーン・パトリシアの余波によるコンディションの悪化が懸念されている。

    このサーキットでの前回のグランプリ開催は1992年に遡るため、あまり参考にはならない。アウトドローモ・エルノマス・ロドリゲスにおける直近のピレリタイヤでの優勝者は、1986年、ベネトンのゲルハルト・ベルガー。ベルガーは、0ストップ戦略を採用した! これは、ベルガーにとってっもベネトンにとっても初の勝利だった。ベネトンは、現在のロータスF1チームの前身。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「メキシコを訪れ、我々にとっては未知の伝統あるサーキットに臨むことは、とてっもエキサイティングです。初めてのトラック用のコンパウンド選択は、近年のF1テクノロジーの成長の核のひとつであるシミュレーションによって、かなり正確に行うことができますが、初回はどうしても保守的な傾向にならざるを得ません。いつもと同じ容認、メキシコグランプリでも2ストップを目標としていますが、来週は北アメリカ大半が不安定な気候に見舞われそうで、グランプリも大きな影響を受ける可能性があります。トラックは、オーバーテイクを念頭に設計されていますので、重要な金曜フリー走行を経てより明確になる戦略の選択肢も加わり、ポジション変動を可能にする面白いレースが展開されると思います」

    関連:F1メキシコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピレリ:F1アメリカGP 決勝レースレポート

    ピレリ:F1アメリカGP 決勝レースレポート

    ピレリが、F1アメリカGPの決勝レースを振り返った。

    ルイス・ハミルトンが、ウェットからドライへとコンディションが変化するアクション満載のアメリカグランプリを制し、2015年のドライバーズチャンピオンシップタイトルを獲得した。

    全ドライバーが新品のインターミディエイトタイヤでスタートし、スリックタイヤに移行可能なクロスオーバーポイントの到来を待った。

    ルイス・ハミルトンと2位でフィニッシュしたチームメイトのニコ・ロズベルグは、インターミディエイトで第1スティントを走行し、後続の2スティントをソフトタイヤで走行した。

    決勝前にドライ走行の機会が無く、タイヤの摩耗とデグラデーションに関する情報が欠如していた中でピットウォールとドライバーは戦略を実行しなければならない状況にあり、ピットストップのタイミングが優勝への鍵となった。

    2回のセーフティーカーと2回のバーチャルセーフティーカーによって戦略が形成された。ルイス・ハミルトンは、終盤の2回目のセーフティーカー導入周回中にピットストップを行い、序盤の1回目のセーフティーカー導入周回中にはピットストップを行わなかった。

    1回目のセーフティーカー導入周回中にピットストップを行ったドライバーたちが一時はアドバンテージを得たが、2回目のセーフティーカー導入によって、ピットレーンでのタイムをロスすることなくタイヤ交換が可能となり、アドバンテージの大半を失った。

    2番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、最終ピットストップを終えた時点で2位を走行していたが、P Zeroイエロー・ソフトタイヤのスピードを活かし、ニコ・ロズベルグからトップの座を奪った。ニコ・ロズベルグは、午前中の予選でポールポジションを獲得していた。

    3ストッパー中の最上位ドライバーは、3位を獲得したフェラーリのセバスチャン・ベッテルだった。13番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルは、2回目のピットストップで、ライバルたちが装着していたソフトタイヤではなくミディアムタイヤへ交換した。その後、2回目のセーフティーカー導入周回中、ルイス・ハミルトンと同じタイミングで3回目のピットストップを行った。

    ウェットコンディション下のスタートとなったため、両スリックコンパウンドの使用義務は無くなった。大半のドライバーが、ドライコンディション下でスピードのあるソフトタイヤを使用した中、ベッテルは、上位勢で最初に耐久性のあるミディアムを使用した。

    フォース・インディアのセルジオ・ペレスは、唯一人インターミディエイト-ソフト-ミディアムと繋ぐ2ストップ戦略を採り、3ストッパーのマクラーレンのジェンソン・バトンとトロ・ロッソのカルロス・サインツを抑え、5位でフィニッシュした。予選でクラッシュしたカルロス・サインツは、最後尾からスタートし、7位でフィニッシュした。最多ピットストップを行ったドライバーは、ザウバーのフェリペ・ナッセだった。フェリペ・ナッセは5回のストップを行いながらも、ポイント圏内の9位でフィニッシュした。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「幾度ものセッション中断や中止を経て、やっと待望の決勝を行うことができました。スタート時のウェットコンディションは、レースの妨げというよりも、戦略に魅力を加える要素になりました。決勝のスタート前にドライ走行の機会が得られませんでしたので、各チームは、変化する状況を読みながら反応しなければなりませんでした。したがって、チャレンジングな状況に打ち勝ったドライバーがチームに最も貢献できたと思います。今シーズン素晴らしい成績を挙げ、3度目のドライバーズチャンピオンシップタイトルを獲得したルイスを祝福したいと思います。フィニッシュ直前まで結果が見えないレースとなり、スリリングなフィナーレは、とりわけファンに報いることができたと思います。記憶に残る週末になりました」

    関連:F1アメリカGP 結果:ルイス・ハミルトンが優勝でタイトル2連覇!

  • ピレリ:F1アメリカGP プレビュー / サーキット・オブ・ジ・アメリカズ

    ピレリ:F1アメリカGP プレビュー / サーキット・オブ・ジ・アメリカズ

    ピレリが、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されるF1アメリカGPについて語った。

    2012年に建設されたサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、USAで10番目のF1開催地であり、初開催以来大きな人気を博している。

    このサーキットは40mの高低差があることで知られており、上り勾配に続くヘアピンのターン1は、非常に特徴のある代表的なコーナー。

    トラックには他のサーキットのベストな要素を取り入れた多彩なコーナーがあり、タイヤ性能のあらゆる側面が試される広範囲に渡る試練が待ち受けている。天候は変わりやすく、午後は暖かくなるものの午前中は低温になることが珍しくなく、トラックコンディションの正確な予測を難しくしている。昨年同様、今年も汎用的なミディアムとソフトの組み合わせた選択された。

    トラックの最高地点にあるターン1に向かうトリッキーな上り勾配でのブレーキングエリアを含み、合計20の変化にとんだコーナーが存在し、反時計回りのサーキットは、いつもと違った感覚をドライバーに与える。異なるラインを走行してオーバーテイク機会を促進できるように、コーナーでのトラックリミットはあえて幅広くレイアウトされている。

    3本の長いストレートではタイヤがクールダウンされ、タイヤ温度が低下することから、ブレーキングエリアがクリティカルになる。コンパウンドに迅速に熱を入れなければならなため、高速コーナーへのターンイン時にも影響が及ぶ。過去には、日中の路面温度が18〜37℃まで変化したこともあり、タイヤ温度のマネージメントは不可欠なスキルとなる。

    ミディアムダウンフォースのセットアップで走行する傾向が強く、タイヤからのメカニカルグリップが重要になる。特にラップ前半を特徴付ける高速の方向転換時のクイックなターンインをサポートするフロントタイヤのグリップが重要。ラップ中の約60%がフルスロットルエリアで、10箇所のブレーキングエリアがあります。これは、シーズン中の全サーキットのほぼ平均といなっている。

    昨年は、2番グリッドからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンが、2ストップ戦略で優勝した。(それ以前のオースティンでの勝利戦略は1ストッパーだった。)ハミルトンは、56周で争われるレースをソフトタイヤでスタートし、16周目にミディアムへ、33周目にミディアムへ交換した。レーース序盤のセーフティカー導入が戦略に影響を及ぼした。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「USAでは、いつも熱烈な歓迎を受け、ファンタスティックなレース週末を迎えることができます。F1の全関係者同様、アメリカは我々にとっても極めて重要なマーケットですから、ここでレースを行うことはとても大事なことです。このトラックではタイヤのあらゆる要素が試されますので、汎用的なソフトとミディアムの組み合わせを選択しました。この組み合わせは、広範囲にわたる負荷と天候状況に対応することができます。注目されるドライバーズチャンピオンシップが決する可能性もあり、F1最高の舞台になりそうです。トラックの構成とタイヤ選択により、オーバーテイクと戦略に関する数多くの機会が生まれます。加えて、ピットレーンのロスタイムも短いことから、誰もが待ち望む予測不可能なレースが展開されるでしょう。昨年も多彩な戦略がみられたように、シンプルなレースにはならないと思います」

    関連:2015年 F1アメリカGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピレリ、2015年ラスト4戦のF1タイヤコンパウンドを発表

    ピレリ、2015年ラスト4戦のF1タイヤコンパウンドを発表

    ピレリは、2015年F1のシーズンラスト4戦のタイヤコンパウドを発表。23年ぶりにF1カレンダー復帰を果たしたメキシコGPにはソフトとミディアムのコンパウンドが持ち込まれることになった。

    1992年以来のグランプリ開催となるF1メキシコは、F1アメリカGPの翌週に控えている。北中米の連戦はどちらも同じソフトとミディアムの組み合わせが採用された。

    F1メキシコGPの主催者は、11月1日(日)に行われる決勝がモンツァに次いで2番目に速いレースになると予想しており、ピレリはアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスにはソフトとミディアムが“最善の選択だとシミュレーションデータが示唆している”と説明した。

    第18戦ブラジルGPの舞台となるインテルラゴス・サーキットで2〜3回のピットストップを期待するピレリは、2014年と同じ組み合わせであるソフトとミディアムのコンパウンドを線空く。最終戦アブダビGPも一年前と同じく、ピレリコンパウンドの最も柔らかい組み合わせであるソフトとスーパーソフトが持ち込まれる。

    第16戦 F1アメリカGP ミディアム(白) / ソフト(黄)
    第17戦 F1メキシコGP ミディアム(白) / ソフト(黄)
    第18戦 F1ブラジルGP ミディアム(白) / ソフト(黄)
    第19戦 F1アブダビGP ソフト(黄) / スーパーソフト(赤)

  • ピレリ:F1ロシアグランプリ 決勝レースレポート

    ピレリ:F1ロシアグランプリ 決勝レースレポート

    ピレリが、F1ロシアグランプリの決勝レースを振り返った。

    メルセデスのルイス・ハミルトンが、イベント満載のロシアグランプリを1ストップ戦略で制した。2番グリッドからスーパーソフトでスタートしたハミルトンは、32周目にソフトへ交換し、ソフトよりも長い距離をスーパーソフトで走行した。レース前半の2回のセーフティーカー導入が、このような走行を可能にした。

    ルイス・ハミルトンは、セバスチャン・ベッテルに並ぶキャリア通算42勝目を挙げ、ドライバーズタイトル獲得へ王手をかけた。

    昨日までと同様に冷涼なコンディションとなり、低い路面温度下でのタイヤウォームアップが、レース戦略の不可欠な要素となった。ロータスのパストール・マルドナード、ウィリアムズのフェリペ・マッサ、ザウバーのマーカス・エリクソン、マクラーレンのフェルナンド・アロンソ以外の全ドライバーがスーパーソフトでスタートを切った。

    上位勢を除く数多くのドライバーが、2回目のセーフティーカー導入周回(11周目以降)の機会を活用してピットストップを行い、この中でフォース・インディアのセルジオ・ペレスがトップグループに躍り出た。7番グリッドからスタートしたセルジオ・ペレスは、終始効果的なタイヤマネージメントを行い、3位の座を獲得した。

    FP3での事故によって予選を欠場したトロ・ロッソのカルロス・サインツは、グリッド後方からのスタートを強いられた。サインツは、頭脳的な1ストップ戦略と力強いレースペースでポイント圏内の7位まで順位を上げたが、メカニカルトラブルによって残り6周時点でリタイヤした。

    摩耗とデグラデーションのレベルが低くなったことで、大半のドライバーが、路面が滑らかなロシアでのデフォルトの選択肢である1ストップ戦略を採用した。2回のセーフティーカー導入もスティントを長くする一因となった。

    決勝のスタート前、ピレリが2017-2019年にかけてF1活動を継続するための商業契約を締結したことが発表された。詳細は、F1統治機構であるFIAとの手続きを進めていく中で発表される予定です。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「まず始めに、2017-2019年にかけてFormula One活動を継続するための商業契約をバーニー・エクレストンと締結できたことを嬉しく思います。今後はFIAとの公式な手続きを進めていく予定です。レースに関しては、十分なフリー走行が行うことがでずにタイヤ情報が不足していたことで、ドライバーとチームは、リアルタイムに変化する状況に反応すべく、レース状況を注意深く読みながら即座に決断しなければなりませんでした。彼ら全員が、このような課題にも問題無く対応できたことは、Formula Oneのレベルの高さを証明しています。アクション満載のレースで、多彩な戦略と、ポジションアップに貢献した効果的なタイヤマネージメントが見られました」

  • ピレリ、2017年以降のF1タイヤ供給契約を締結

    ピレリ、2017年以降のF1タイヤ供給契約を締結

    ピレリは、2017年から2019年までF1にタイヤを供給することになった。

    ピレリは、F1のタイヤ供給契約をミシュランを争っていたが、F1最高権威者のバーニー・エクレストンは、ピレリを継続することを選んだ。

    ピレリは、バーニー・エクレストンと商業契約を結んだことを明らかにし、今後はFIAの通常のプロセスに沿って契約を確定していくことを公式Twitterで発表した。

    F1ロシアGPの決勝レース前、バーニー・エクレストンは、ピレリのマルコ・トロンケッティ・プロヴェーラ会長とグリッド上で握手を交わした。

    ピレリは、2011年にF1に復帰。タイヤバースト問題などが発生していたが、バーニー・エクレストンはピレリを支持していた。

  • ピレリ:F1ロシアGP 予選レポート

    ピレリ:F1ロシアGP 予選レポート

    ピレリが、F1ロシアグランプリの予選を振り返った。

    ロシアグランプリでは、メルセデスのニコ・ロズベルグが、P Zero レッド・スーパーソフトを使用してポールポジションを獲得した。スーパーソフトのスピードによって、ソフトタイヤで記録された昨年のポールタイムは、Q2序盤の時点ですでに更新されていた。

    全てのフリー走行セッションで十分な走行ができなかったため、各チームは、タイヤの摩耗とデグラデーションに関する情報が最小限の状態で予選へ臨んだ。したがって、レース戦略についての疑問点は抱えたままとなっている。金曜日午後の雨によって、路面に乗ったラバーが洗い流されたこともあり、ソチのトラックは滑りやすくグリップレベルが低くなっている。セバスチャン・ベッテルとフェリペ・ナッセは、スーパーソフトでの走行を行えないままQ1へと向かった。

    気温と路面温度は終日低くなり、滑りやすい路面上でタイヤに十分な熱を入れることが最大の課題のひとつだった。ラップタイムが示す通り、大半のドライバーたちは、この課題を克服していた。

    メルセデスの両ドライバーのみがQ1をソフトコンパウンドだけで突破し、ロズベルグがトップとなりハミルトンが3番手のタイムを記録した。

    Q2以降、全ドライバーが、ソフトよりもラップあたり約1.1秒速いスーパーソフトのみを使用した。メルセデスは、スーパーソフトのウォームアップと性能を最大限に生かし、Q2でも最速のチームとなった。

    ニコ・ロズベルグは、路面の改善が進んだQ3での最終ランでポールタイムを記録。ルイス・ハミルトンが2番グリッド、ウィリアムズのバルテリ・ボッタスが3番グリッドを獲得した。

    午前中に行われた最終フリー走行は、トロ・ロッソのカルロス・サインツの事故によって、残り20分時点で赤旗による終了となった。セッション終了時点で、ニコ・ロズベルグがスーパソフトで最速タイムを記録していた。バリアの補修のためにGP3の決勝が中止を余儀なくされた。この点も、予選開始前の路面上のラバー状態を限定する一因となった。

    ポール・ヘンベリー (ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
    「午前中にクラッシュしたカルロス・サインツが無事だったことが何よりも優先して重要なことでした。昨日と今日のフリー走行セッションでの走行が限定されたことで、明らかに全チームが不利な状況下で予選に臨みました。決勝についても同様で、ロシアでのスーパーソフトの使用が初めてということもあり、最適なレース戦略について多くの不確定要素がある状態です」

    関連:F1ロシアGP 予選:ニコ・ロズベルグが2戦連続でポールポジション