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  • ピエール・ガスリー、ルノーF1エンジンとヴィリー工場への「不当な批判」を嘆く

    ピエール・ガスリー、ルノーF1エンジンとヴィリー工場への「不当な批判」を嘆く

    ピエール・ガスリー(アルピーヌF1)は、直近3シーズンにわたりルノー製パワーユニットを使用してきた立場から、ヴィリー=シャティヨンで開発・製造に携わった人々への敬意を示し、同PUに向けられた批判は「正当ではない」と語った。

    一方で、2026年からのメルセデス製PU導入に向けては、大きな期待と興奮を隠さなかった。

    ヴィリー=シャティヨンへの感謝と批判への違和感
    「まず最初に、ヴィリー=シャティヨンでエンジンに携わったすべての人たちに感謝を伝えることが、僕にとって重要だと思っている。」

    「多くの雑音があったが、懸命に働き、ベストを尽くしてきた人たちに対して、あれほどの批判は本当にふさわしくないように感じている。」

    メルセデスPUへの期待と2026年への視線
    「僕たちは今、メルセデスとともに新しい章を開こうとしている。彼らの実績、世界王者になった回数を見れば、これは間違いなく大きな冒険になる。正直に言って、とてもワクワクしている。」

    「聞いている話では、このエンジンは非常にパフォーマンスが高い。初テストで、メルセデスのパワーを背中に感じるのが待ちきれない。来年のチームには本当に大きな期待を抱いている。」

    「2025年は、2026年に良いスタートを切るための戦略的な犠牲を払ってきた。それが報われると信じている。来年は、先頭集団で戦いたい。現状を見ても、そうできない理由は見当たらない。」

    レッドブル時代への言及と区切り
    「僕にとっては、とても特別な状況だった。単に6か月、12レースという数字だけで語れるものではない。あの時、すべてが簡単だったわけではないからね。」

    「何時間でも話せるが、必要だろうか? 答えはノーだ。その章はもう閉じている。」

    「時には物事がうまくいき、時にはそうでない。それが機能しなかったのは残念だが、同時に、僕にはどうすることもできない部分も多かった。自分にできる限りのことは、常にやってきた。」

    「2台分ではうまく機能していなかったと言える。マックスのためには完璧に機能しているし、彼のために素晴らしい仕事をしているのは間違いないが……。」

    ピエール・ガスリー ルノー F1エンジン

    挫折からの復活と自信
    「結局のところ、重要なのは努力を続けることだ。人は、その努力量を過小評価しがちだが、僕はトレーニングを一度もやめたことがない。自分が何を成し遂げたいのか、そして自分のポテンシャルを理解している。」

    「これまでの年月が、僕の中に大きなモチベーションと、チャンスをつかみ取りたいという強い欲求を生み出している。」

    「シャルル、ランド、ジョージといったドライバーたちがチャンスを生かして輝く姿を見てきた。僕も、彼らと同じ場所で戦えるクルマが必要だ。」

    アルピーヌとともに頂点へ
    「そのチャンスが来たら、絶対に逃さない。僕は準備ができている。間違いなく、その瞬間を迎える準備はできている。」

    「アルピーヌとともにトップに戻れたら、本当に素晴らしいことだ。努力を続け、正しいことを積み重ねていけば、必ず良い結果につながると信じている。」

    「競争力のないマシンでも、誰一人として諦めない。この結束こそが、将来、より良い時代が戻ってきたときに、大きなシナジーを生むはずだ。」

    「フランス人として、フランスのブランドを代表できることを誇りに思っている。このチームとブランドを、あるべき場所へ戻したい。その日が一日でも早く来ることを願っている。」

  • ピエール・ガスリーが語るオコンとの関係「ドキュメンタリーが1本作れる」

    ピエール・ガスリーが語るオコンとの関係「ドキュメンタリーが1本作れる」

    ピエール・ガスリーは、かつて親友だったエステバン・オコンとの関係について振り返り、現在に至るまでの複雑な経緯を明かした。ともに1996年生まれ、フランス北部出身の2人は、ジュニア時代から長い時間を共有してきた存在だという。

    「昔はほとんど毎週、水曜日や週末を一緒に過ごしていた。彼が僕の家に来たり、僕が彼の家に行ったりしてね。すごく強い絆があった」とガスリーはF1.comに語っている。

    しかし、その関係はある時点から変化した。

    「残念ながら、あるレースをきっかけに転換点があった。その後、ドラマチックな形で崩れてしまった。それを説明するのは難しい」とし、具体的な出来事については言及を避けた上で、「ここには丸々1本、ドキュメンタリーが作れるくらいの話がある」と付け加えた。

    ガスリーとオコンは長年F1に定着し、2023年と2024年にはアルピーヌでチームメイトとしても戦った。

    「僕たちは、自分たちがどこから来たのかを正確に分かっている。ここまで来るために何を乗り越えてきたかもね」とガスリーは語る。

    ピエール・ガスリーとエステバン・オコン F1

    そのうえで、2人の間に生まれたライバル関係を前向きに捉えている。

    「同時に、そのライバル関係が、僕たちを自分たちのポテンシャル以上のところまで押し上げてくれたことも分かっている。10年後、20年後には、違う形で向き合って、すべてを話し合えると思っている」と述べた。

    2024年のブラジルGPでは、オコンとガスリーが揃って表彰台に立つ場面もあった。インテルラゴスでのレース後、2人は肩を組んでメディア対応を行っている。

    「8か月の間に、最後尾から、1台ではなく2台が表彰台に上がるまでになった。チームの中の人たちの表情は本当に最高だった」とガスリーは振り返り、「あのレースは、キャリアを終えたあとに、間違いなく特別な一戦として挙げると思う」と語っている。

  • ピエール・ガスリー、アルピーヌF1で「最も困難な時期は乗り越えた」

    ピエール・ガスリー、アルピーヌF1で「最も困難な時期は乗り越えた」

    ピエール・ガスリーは、アルピーヌF1での3年目のシーズンを終えたいま、チームにとって最も厳しい局面はすでに過去のものになったと感じている。2023年はランキング11位、2024年は10位、そして2025年は18位でシーズンを終えたが、本人はこの3年間を単純に比較できるものではないと考えている。

    「正直に言って、本当に不思議な感覚だ。もう3年も経ったという実感があまりない」とガスリーはコメント。

    「たぶんそれだけ多くの変化に直面してきたからだと思う。経営陣も、チームの組織も、チームメイトも変わった。毎回、新しいスタートを切っているような感覚で、同じメンバーと継続して積み上げていくという感じではなかった」

    「ブラジルでの表彰台、昨年ラスベガス予選での3番手、2023年のザントフォールトやスパでのスプリント表彰台など、良い瞬間も確かにあった」

    「ただ、全体として見れば、期待からはかなり離れていたと言わざるを得ない。2023年にアルピーヌへ来たとき、チームは2022年にとても良いシーズンを終えていたから、もっと多くを期待していた。でも残念ながら、それは現実にはならなかった」

    それでもガスリーは、将来に対しては以前よりも確かな手応えを感じているという。

    「今この瞬間に同じ質問をされたら、2023年末や2024年末よりも、これからのシーズンに対して自信を持っている。簡単な道のりではなかったけれど、最も苦しい部分はすでに乗り越えたと感じているし、これからは良い日々が待っていると思っている」

    ガスリーは、2025年に投入されたA525の開発を続けていれば、ランキング10位以上も狙えた可能性があるとしながらも、それが2026年への準備を犠牲にする価値のある目標ではなかったと明言する。

    「シーズン序盤、チームが2026年に集中する方針を示したとき、僕は真っ先に『今年のことは忘れよう。もっと早く切り上げて2026年に集中しよう』と言った。現実として、僕たちはランキング10位だった」

    「もしもう少し予算と開発リソースを割いていれば、6位や7位を狙えたかもしれない。でも、僕たちは6位や7位になるためにF1をやっているわけじゃない。トップに立つためにやっている」

    「来年に向けたこの2か月の開発が、頂点に立てるか、それとも今後数年ミッドフィールドに留まるかの分かれ道になるかもしれない。今年は苦しいシーズンだったけれど、チームとして最高のチャンスを得るためなら、僕は喜んで受け入れられた」

    エンジンプログラムの停止やヴィリー=シャティヨンのF1部門閉鎖など、アルピーヌを取り巻く状況は決して容易ではなかった。それでもガスリーは、エンストンのチーム力そのものには強い確信を持っている。

    「率直かつ正直に言って、経験や能力を考えれば、僕たちはグリッドでも屈指の技術スタッフを抱えていると思う。これほど多くの優秀なエンジニア、メカニック、スタッフがエンストンに揃ったことは、これまでなかったんじゃないか」

    「だからこそ楽観的になれる。今の状況、チームを構成する人材、そこにある知性を見れば、僕たちは結果を出さなければならないと思う。あとはすべてを噛み合わせ、機能させるだけだ」

    また、ガスリーはチームに関わるキーパーソンたちについても言及している。

    「フラビオについて言えば、彼とはとても相性がいいと思っている。彼は勝者のメンタリティを持っているし、勝つこと以外に興味がない。常にチームとして、個人として、僕たちから最大限を引き出そうとしているし、完璧以外では満足しない。それは僕の考え方とも一致している」

    「僕たちは競争の世界にいる。あらゆる面で完璧を目指さなければ、目標には到達できない。フラビオはF1だけでなく、人生の他の分野でも成功を収めてきた。それは彼の思考とアプローチによるものだと思う」

    「彼がチームに本気で関わり、目標達成のために全力を尽くしているのが分かる。スティーブのこともとても評価している。フラビオとは全く違う性格だけれど、互いにうまく補完し合っている」

    「彼はリーダーシップと経験という点で、チームにとって非常に大きな存在だ。とても事実重視で客観的な人間で、『良い部分は良い、弱点があるなら隠さず向き合おう』という姿勢を持っている」

    「チーム全体に素晴らしい人材が揃っている。成功に必要な要素はすべてある。あとは、それを結果につなげるだけだ」

  • ピエール・ガスリー レッドブルF1降格の“安堵”を告白「サポートはなかった」

    ピエール・ガスリー レッドブルF1降格の“安堵”を告白「サポートはなかった」

    ピエール・ガスリーは、2019年にレッドブルF1からトロロッソへ降格となった当時について、精神的に非常につらい経験だったと認めつつも、「ある意味では安堵を感じた」と語った。

    F1.comのインタビューでガスリーは、レッドブルF1在籍時に置かれていた立場や、チーム内の環境について、当時の感情を交えながら詳細に振り返っている。

    ピエール・ガスリーは、2014年にレッドブル・ジュニアチームに加入し、2018年にトロロッソ(現レーシングブルズ)からF1デビューを果たした。

    ルーキーシーズンをドライバーズランキング15位で終え、当時のチームメイトだったブレンドン・ハートレーを25ポイント上回る結果を残したことで、2019年シーズンに向けてレッドブルF1への昇格を勝ち取った。

    しかし2019年シーズン途中、ベルギーGPを前にアレクサンダー・アルボンと交代する形で、再びトロロッソへ降格となった。

    「正直に言うと、悲しかった」とガスリーは語る。

    「2019年、F1での2年目だったが、どこからもサポートはなかった。とても大きなチームで、マックス(フェルスタッペン)を強くサポートする体制になっていた。彼が結果を出している以上、それは正しい判断だ」

    「だが僕は、F1の経験がないフォーミュラE出身の新しいエンジニアと組むことになった。とても奇妙な力関係だった。自分が本当にパフォーマンスを発揮するためのツールを与えられているとは感じられなかった」

    「それでも自分のやり方で戦おうとした。僕は結果を出すためにそこにいるし、戦いたかった。チームは満足していなかったし、僕自身も満足していなかった。なぜなら、自分のポテンシャルを示せないことが分かっていたからだ」

    「だから、ほとんど安堵のように感じた」

    トロロッソ復帰後、最初のレースを迎えたときの心境についても、ガスリーは率直に語っている。

    「いいエネルギーではなかった。自分の仕事をして、ベストを尽くそうとしていただけだが、周囲には多くのネガティブな空気があった」

    「それをすべて受け止めながら、僕はただ運転したかった。それだけだった」

  • ピエール・ガスリー アルピーヌF1最悪の2025年に幕「今年いちばん良い夜」

    ピエール・ガスリー アルピーヌF1最悪の2025年に幕「今年いちばん良い夜」

    ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は、2025年F1アブダビGPの決勝を終え、「今年いちばん良い夜だ」と冗談交じりに語り、悪夢のような1年がようやく終わった安堵感をにじませた。

    2025年シーズンのアルピーヌは、ルノー製PU部門を含め競争力不足が深刻で、ガスリーは自身のF1キャリアで最も厳しいフルシーズンを過ごした。2019年以降、トップ10圏外でシーズンを終えたのは2度のみだったが、2025年は開幕バーレーンGPの4位が最大のハイライト。年間獲得ポイントはわずか22にとどまり、A525は「グリッド最弱マシン」との評価が定着した。

    ガスリー「終わって本当にホッとしている」
    ガスリーは、最終戦を終えて率直な思いを語った。

    「今年いちばん良い夜だ。終わったよ」

    「すごくタフな1日だったし、シーズン全体がそうだった。振り返ると、あの状況の中でチームがシーズンをまとめ上げてくれたことを誇りに思っている。競争力のないクルマだと、本当に難しくて、簡単に心が折れてしまう」

    「それでも結果が厳しい中で、全員が諦めず、ベストを尽くしてくれた。エンジニアの皆も、チームで働く全員も本当に誇りに思う。来シーズンが楽しみだよ」

    「来年はもうこのクルマを見たくないと言ったよ。エンストンのどこか片隅に置いておけばいい。このクルマは、あまり優しくなかったからね」

    アルピーヌは早期に2026年へシフト、メルセデスPU初搭載に「楽観的」
    アルピーヌは2025年序盤から開発リソースを2026年マシンに集中させており、来季はチームとして初めてメルセデスPUを搭載する。

    ファクトリーやシミュレーターで得た手応えについて問われたガスリーは、前向きな姿勢を示した。

    「(競争力は)間違いなくある。冬の間にやるべきことはたくさんあるけどね」

    「来年に向けてはすでに動き始めている。シャシー面でもエンジン面でも、すべてが良い方向に向かっているし、目標値はすべて達成している。2026年が本当に楽しみだ」

    ルノー撤退に「とても感情的な週末だった」
    2025年末でルノーがF1活動を終えることについて問われたガスリーは、別れの寂しさを語った。

    「ガレージ全員にとって、とても感情的な週末だった。昨日はみんなでお別れの時間を過ごしたけど、目に涙を浮かべている人たちもいた。それだけ彼らにとって大きな意味を持っていたんだ」

    「エンジニアでもメカニックでも、全員がこの3年間、僕を本当に支えてくれた。そして一緒にいくつかの表彰台を獲得することもできた。みんなには心から感謝している」

    「パドックでは、きっとこれからも彼らの顔を見かけると思うよ」

  • ピエール・ガスリー、アルピーヌF1チームの“早期開発停止”を全面擁護

    ピエール・ガスリー、アルピーヌF1チームの“早期開発停止”を全面擁護

    アルピーヌが今季マシンA525の開発をシーズン序盤で停止した決断について、ピエール・ガスリーが明確な支持を示した。

    今季はフランコ・コラピントとともにグリッド最下位争いを強いられているが、ガスリーは「2026年に向けた先行投資になるなら、今年の順位は本当に気にしない」と語り、チームの“劇薬”戦略を肯定した。

    アルピーヌは次世代パワーユニットの準備と、2026年の大規模レギュレーション変更に向けた開発を優先。今季型の改良は極端に早く終了し、来季以降の競争力確保にリソースを集中させている。

    ガスリー:「来年良くなるなら、今年は本当にどうでもいい」
    ガスリーは、アルピーヌが今季マシンの開発を継続すべきだったかどうかを問われ、次のように語った。

    「もしそれで来年の結果が良くなるなら、今年のことなんて文字通りどうでもいい。全部、その価値がある」

    「現実として、今年僕たちが戦える位置は、そもそも満足できるレベルじゃない」

    「そして、この数週間や数ヶ月を前倒しで使うことが、他のチームより先行できる可能性を生むし、もっと大きな成功につながるかもしれない。それこそが僕たちが最終的に求めているものだ」

    だから、チームが下した決断を全面的に支持している。少しドラスティックだけど、偉大な成果を得るには、時にはタフな選択をしなければいけない」

    アルピーヌの“大胆な賭け”は実を結ぶのか
    アルピーヌは2026年からメルセデス製パワーユニットを採用し、エンジンメーカーとしての活動を終了する。
    その大転換に合わせ、2026年マシン開発を最優先するという判断はリスクが大きい一方、得られるリターンも大きい。

    短期的には成績面で苦境が続くが、次世代規則の“スタートダッシュ”を狙うには最適化されたアプローチとも言える。

    ガスリーの発言は、チームとドライバーが同じ方向を向き、長期的視点で再建に挑んでいることを示している。

  • 婚約のシャルル・ルクレール ピエール・ガスリーにプレッシャー「次は君の番」

    婚約のシャルル・ルクレール ピエール・ガスリーにプレッシャー「次は君の番」

    フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、長年の恋人アレクサンドラ・サン・ムルーとの婚約を発表した「特別な週」を振り返りつつ、仲良しのピエール・ガスリー(アルピーヌ)を“次の番”としてからかうなど、笑顔の多い木曜会見となった。

    ルクレールはサンパウロGP開幕前日の木曜日に行われたFIA記者会見で、「次に婚約すべきドライバーは誰?」という質問を受けると、笑いながら即答した。

    「簡単だよ!(笑) ピエールかな。彼にちょっとプレッシャーをかけないとね。僕らは一緒に育ってきたんだ。次は君の番だよ」と冗談交じりに語った。

    幼少期からカート時代を共に過ごした2人らしい掛け合いに、隣にいたガスリーも笑顔を見せたが、ルクレールの“挑発”に応じる様子はなかった。

    「感情に満ちた特別な週」
    ルクレールは今週初め、自身のSNSで婚約を発表。アレクサンドラと愛犬レオとの写真を投稿し、多くの祝福を受けた。

    「本当にとても幸せだよ。感情に満ちた特別な週だった。誰にとっても大切な一歩だし、アレックスと僕は心から幸せなんだ」と語った。

    また、彼は婚約者の支えについても言及した。

    「もちろん、彼女は僕にとって家族と同じくらい大切な存在だよ。僕らドライバーのキャリアは彼女たちの支えによって成り立っている。良い時も悪い時も共に歩んでくれる。アレックスは出会った日からずっとそうしてくれている。本当に人生だけでなくキャリアにも欠かせない存在なんだ」と語った。

    シャルル・ルクレール

    「冷静に、現実的に」
    F1サンパウロGPを迎えるルクレールは、前戦メキシコGPで2位、前々戦オースティンGPでも表彰台を獲得しており、勢いに乗る。それでも彼は浮かれることなく、現実的な姿勢を貫いている。

    「ここにはニュートラルな気持ちで来た」とルクレールは語る。「メキシコやオースティンの結果に浮かれることなく、これまで通り冷静に週末を進めることが大事なんだ。あの2戦は完璧な週末運びで良い結果を出せたけど、それを再現するのは本当に難しい」

    「特にブラジルのように天候が読めない場所ではなおさらだ。僕たちはこれまで通り、自分たちのやるべきことに集中する。マクラーレンやレッドブルほどのペースはないし、メルセデスも週末によって強弱がある。でもそれは僕たちのコントロール外だ。僕たちはベストを尽くすだけだよ」

    分析:婚約でリフレッシュ、安定感に期待
    シャルル・ルクレールは、今季ここ数戦でようやく安定した週末運びを取り戻しており、婚約という私生活での節目が精神面の落ち着きに繋がっている印象だ。

    ブラジルは予測不能な天候と戦略勝負が鍵を握るが、ルクレールは「完璧な実行」を重視する姿勢を強調しており、勢いだけでなく冷静な判断が求められる。

    今季終盤、フェラーリにとってはマクラーレンやメルセデスに対して一貫した戦略遂行力を見せられるかが焦点。チームの成熟度を測る一戦となりそうだ。

  • ピエール・ガスリー アルピーヌF1再建を確信「数カ月後は違う期待を語れる」

    ピエール・ガスリー アルピーヌF1再建を確信「数カ月後は違う期待を語れる」

    アルピーヌF1のピエール・ガスリーは、2025年シーズンを通じて苦戦を強いられながらも、自身とチームの将来について「非常に楽観的」と語った。

    エンストン拠点のチームはシーズンを通して後方に沈み、内部では複数の動揺が相次いだ。それでもガスリーは「成功するための要素はすべて揃っている」と強調している。

    アルピーヌは今季序盤、当初2台目のシートを担う予定だったジャック・ドゥーハンを外し、代わってフランコ・コラピントを起用。さらにマイアミGP後にはチーム代表のオリー・オークスが個人的理由で離脱した。A525へのアップグレード不足もあり、マシン開発は停滞。チームはコンストラクターズ最下位争いに沈み、ガスリーの獲得した20ポイントが唯一の得点となっている。

    しかしチーム内には希望の兆しも見える。F1で豊富な経験を持つスティーブ・ニールセンがマネージングディレクターに就任し、ガスリー自身も契約を2028年まで延長した。

    「チームにいる人たちを見れば、成功するための材料はすべて揃っていると思う」とガスリーは語った。

    「スティーブは素晴らしいし、あらゆるレベルで経験豊富な優秀な人材がいる。だからこそ、来季には大きな期待を抱いている」

    「毎週末同じ話を繰り返すのはつらいけど、現状はすぐには変わらない。だからこそ、謙虚にやるべき仕事を積み重ねることが大事だ。数カ月後には、週末への期待値をまったく違う形で語れることを願っている」

    メルセデスPU導入と再編で“再出発”へ
    アルピーヌはフラビオ・ブリアトーレの助言のもと、2026年から自社製パワーユニットを放棄し、メルセデス製PUを使用する顧客チームへと転換する。この決断はコスト削減を目的としたものだが、次期レギュレーション下で最も完成度が高いとされるメルセデス製ユニットを得ることは、結果的に有利な判断となる可能性が高い。

    ガスリーはこの方針と新体制の整備を前向きに捉えている。

    「僕には高い期待がある。チームもそのことを理解している」とガスリー。

    「これまでの変化のすべてに大きな自信を持っている。PUサプライヤーの変更も含めて、チームにとって大きな転換期だ」

    「社内のプロセスを刷新し、工場のスタッフも新しい人材が加わっている。すべてが噛み合い始めているように感じる。現状の順位は低いけど、そのぶん2026年に向けた準備時間の面ではライバルより有利なんだ」

    「今の状況を見れば、我々は他チームに対して優位な立場にあると思う。今季初めに下した決断が、来年に向けて大きな成果をもたらすはずだ」

    アルピーヌF1チーム ピエール・ガスリー

    “小さな勝利”で士気を維持
    長く続く苦境のなかでも、ガスリーは冷静さを失っていない。

    「フラストレーションを溜めても意味はない。シーズン終盤までは状況は変わらない」と語り、「今の立場を現実的に受け止め、小さな成果を見つけて前に進むしかない」と締めくくった。

    アルピーヌ再建の展望
    アルピーヌにとって2025年は明らかな過渡期だ。エンジン供給をメルセデスに委ね、体制を刷新することで、長年の停滞から脱却を図る。ガスリーの契約延長は、チームの信頼と継続性の象徴であり、2026年の新レギュレーション初年度に向けた再出発の基盤を築くものとなる。

  • ピエール・ガスリー アルピーヌF1の不振に苛立ち「今はただ楽しくない」

    ピエール・ガスリー アルピーヌF1の不振に苛立ち「今はただ楽しくない」

    アルピーヌのピエール・ガスリーは、F1シンガポールGPでの厳しい週末を終えた後、「退屈なレースだった」と述べ、現在のマシンを「運転していて楽しくない」と率直に語った。

    予選失敗によりピットレーンスタートとなったガスリーは、決勝で下から2番目の19位でフィニッシュ。オーストリア紙『クローネ・ツァイトゥング(Krone Zeitung)』に対し、ペース不足のため戦う余地がまったくなかったと明かした。

    「ピットレーンからスタートして、50周ずっと前のクルマのリアウイングの後ろにくっついていただけ。単純に退屈なレースだった」とガスリーは語った。

    シンガポール特有の過酷な暑さについて尋ねられると、彼は皮肉を交えて答えた。

    「大丈夫だったよ。遅すぎて体力的にきつくなることもなかった」と『クローネ・ツァイトゥング』紙に引用されている。

    「今はこういう走り方をしていても、まったく楽しくない。僕たちは本当に競争力が足りない。戦えないのはただただフラストレーションが溜まる」と付け加えた。

    アルピーヌはベルギーGP以来ポイントを獲得できておらず、不振は数戦にわたって続いている。「正直言って、ここ数戦はまったく良くない。全体的に見ても、上手くいっていない感じだ」とガスリーは認めた。

    エンストンのチームは大規模な再編を進めており、2026年からメルセデス製カスタマーPUを導入することでパフォーマンス改善を約束しているが、ガスリーの忍耐は限界に近づいているようだ。

    「それでも挑戦し続けるしかない」と彼は語った。

    「前を走るクルマにプレッシャーをかけて、ミスを誘う。それが僕にできるすべてのことだ」

    29歳のガスリーは、スピンを喫したザウバーのニコ・ヒュルケンベルグを上回る19位でレースを終えた。「チームと一緒に話し合って、いくつかのことを整理し、改善していく必要がある。オースティンは僕たちに合うサーキットのはずだ」と語った。

  • ピエール・ガスリー F1シンガポールGPをマシン調整でピットレーンスタート

    ピエール・ガスリー F1シンガポールGPをマシン調整でピットレーンスタート

    ピエール・ガスリーは、マシンに一晩で変更が加えられたため、シンガポールGPをピットレーンからスタートすることになった。

    ガスリーの予選はQ1で終了した。セッション終盤にマシンのトラブルが発生し、フランス人ドライバーはコース脇にマシンを停め、20番手で予選を終えた。

    その後、ウィリアムズのカルロス・サインツとアレックス・アルボンが失格となったため、当初は18番グリッドからのスタートが予定されていた。

    しかしアルピーヌが土曜夜にパルクフェルメ規定に違反してマシンのセットアップを変更したため、ガスリーはピットレーンからのスタートを強いられることになった。

    チームは短い声明で次のように確認した。

    「ピエールは、チームがパルクフェルメ規定下でマシンのセットアップを変更したため、本日のシンガポールGPをピットレーンからスタートします」

    ガスリーは直近4戦でポイントを獲得できていない。チームメイトのフランコ・コラピントは16番グリッドからスタートする予定だ。