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  • ピエール・ガスリー F1カナダGPで14番手から8位「ダメージリミテーションに満足」

    ピエール・ガスリー F1カナダGPで14番手から8位「ダメージリミテーションに満足」

    ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は2026年F1カナダGP決勝を8位でフィニッシュし、厳しい週末の中で貴重なポイントを持ち帰った。

    予選14番手からスタートしたガスリーは、難しいコンディションの中で着実に順位を回復。フランコ・コラピントの6位と合わせ、アルピーヌはダブル入賞を達成した。

    ガスリー自身は依然としてマシンバランスに苦しんでいると明かしつつも、「ダメージリミテーションとしては満足している」と語った。

    「4ポイントを持ち帰れたのは大きい」
    「正直、ダメージリミテーションとしては満足している」とピエール・ガスリーはコメント。

    「週末を通してずっと苦戦していた中で、この4ポイントはしっかり受け取りたい」

    アルピーヌはコラピントの6位と合わせて12ポイントを獲得した。

    「チームにとっても素晴らしい週末だった。6位と8位で12ポイントだからね。こういう結果は久しぶりだと思うし、多くのポジティブな要素があった」

    “トラクション不足”に苦しんだガスリー
    一方で、ガスリーは自身のマシンに依然として課題が残っていることを認めた。

    「全体的に見ると、今回もクルマにかなり苦しんだ。チームとして原因を確認して、いくつかの部分を改善しなければならない」

    特に問題視しているのはトラクション性能だという。

    「データを見ると、マイアミ以降かなり明確なんだ。F1は簡単じゃない。1時間で全部理解できたらいいと思うこともある」

    「今年は本当に多くの要素がクルマのバランスに影響している。でも少なくとも、何を改善すべきかはかなり明確になっている」

    決勝ではミディアムタイヤでのスタートにも苦戦した。

    「序盤のミディアムはかなり冷えていて、グリップが低かった。でも最終的にはポジションを取り戻して、最後はリアム・ローソンと戦うことができた」

    「ただ、彼を抜ける場所を見つけるのは本当に難しくて、結局8位で終えるしかなかった」

    モナコGPへ向けて改善を急ぐ
    ガスリーは次戦モナコGPを“今季の重要な分岐点”として見据えている。

    「モナコは一年で一番好きな場所だ。だからこそ、今抱えている制限を改善して、もっと自信とパフォーマンスを持って臨みたい」

    市街地コースのモナコではトラクション性能が重要になるだけに、アルピーヌが短期間でどこまで改善できるかが注目される。

  • ピエール・ガスリー F1カナダGP雨予報に警告「みんな衝撃を受ける」

    ピエール・ガスリー F1カナダGP雨予報に警告「みんな衝撃を受ける」

    ピエール・ガスリーは、今週末の2026年F1カナダGPで雨が降れば、F1ドライバーたちは大きな衝撃を受ける可能性があると警告した。

    モントリオールでは週末残りのセッションで雨の可能性が残っており、2026年F1マシンの大きく変化した特性を考えれば、極めて重要な要素になり得る。新世代マシンは電動化の比率が高まり、これまで各チームはウェットコンディションで意味のある走行をほとんど経験していない。

    ガスリーが語る2026年F1マシンのウェット未知数
    その中で、アルピーヌのピエール・ガスリーは、ピレリのウェットタイヤテストに参加し、マニクールで実際にウェットコンディションを経験している数少ないドライバーのひとりだ。

    モントリオールで雨が降る可能性について尋ねられたガスリーは、ライバルたちに向けて警告を発した。

    「みんな衝撃を受けることになる」とガスリーは語った。

    「この2日間を走れてよかった。みんなにとって興味深いことになるはずだ」

    ガスリーは、以前シルバーストンで行ったウェットテストとも比較した。

    「1月20日のシルバーストンを経験した。あれは忘れられないものだったし、僕の中に永遠に残ると思う」

    「でも、マニクールもまた別の意味ですごかった」

    ブランドル「ドライバーたちは少し怖がっている」
    元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、多くのドライバーが新世代F1マシンのウェットでの挙動に対して、内心では不安を抱えていると語った。

    「ドライバーたちは、このマシンが雨の中でどう振る舞うのか、みんな少し怖がっている」とブランドルはSkyに語った。

    「とてつもないパワーがある一方で、ダウンフォースは少なく、グリップも少ない。そして、彼らはまだそれを本当には分かっていない」

    「誰も、競争状態の中で本格的にプッシュする機会を得ていない。ドラマが起きるかもしれない」

    2026年F1マシンはパワーユニットの電動化比率が高まり、エネルギーマネジメントの重要性も増している。ドライではすでに各チームが一定の理解を深めている一方、ウェットではトラクション、ブレーキング、回生、デプロイメントのすべてが複雑に絡む。カナダGPの雨は、単なる天候要因ではなく、新レギュレーション下で初めて浮き彫りになる技術的な分岐点になり得る。

    メルセデス優勢の流れにカナダの雨が割り込む可能性
    一方、モントリオールのスプリント予選では、メルセデスが2026年シーズンの主導権を握り続ける可能性がさらに強まった。

    ジョージ・ラッセルが復調を示してポールポジションを獲得し、チームメイトのキミ・アントネッリとともにフロントロウを独占。ラッセルは週末前、チャンピオンシップをリードするアントネッリに対して「パニックになる必要はない」と語っていたが、その言葉を結果で裏づける形となった。

    それでも、メルセデス代表のトト・ヴォルフは、各チームの差は依然として極めて小さいと警戒を崩していない。

    対照的に、元レッドブル顧問のヘルムート・マルコは、より悲観的な見方を示した。

    メルセデスについて問われたマルコは、オーストリア紙『Osterreich』に対して「彼らが最高のパッケージを持っている」と語った。

    「今回のアップデートが機能すれば、世界選手権は事実上終わりだ」

    メルセデスがドライコンディションで優位を固めつつある一方、雨はその勢力図を一変させる可能性を持つ。特に2026年F1マシンのウェット走行がほぼ未知数である以上、カナダGPは単なるスプリント週末ではなく、新世代F1の限界と危うさが初めて試される場になる。

  • ピエール・ガスリー F1マイアミGP横転事故「空中でコントロールできず怖かった」

    ピエール・ガスリー F1マイアミGP横転事故「空中でコントロールできず怖かった」

    ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は、2026年F1第4戦マイアミGP決勝で発生したクラッシュについて当時の状況を振り返った。レース序盤の接触によりマシンは宙に浮き、バリアに乗り上げる大きな事故となったが、ガスリーは無事だった。

    ガスリーは「非常に怖かった」と語り、空中で完全にコントロールを失った瞬間の恐怖を明かしている。

    「どこに着地するか分からなかった」恐怖のクラッシュ
    事故の瞬間についてガスリーは次のように語った。

    「幸い無事だった」

    「空中に投げ出されてコントロールできない状態で、とても怖かった。リアから壁に当たったと思う」

    「どこに着地するのか分からなかったし、気持ちのいいものではなかった」

    マシンが完全に制御不能となる中で、着地の行方すら分からない状況だったことを明かした。

    ピエール・ガスリー F1 マイアミグランプリ

    当初は回避可能と認識 相手トラブルは知らず
    ガスリーはこの接触について、当初は回避できた可能性があると感じていた。しかしこの時点では、リアム・ローソンのマシンにギアボックスのトラブルが発生していたことは知らなかった。

    そのため、状況の全体像を把握する前の段階では、インシデントに対する認識に違いがあったことがうかがえる。

    フェルスタッペンのスピン回避で流れを失う
    ガスリーはレース序盤の展開についても説明している。スタート直後は好位置につけていたが、マックス・フェルスタッペンのスピンを回避するために減速を強いられたことで、順位を落とす展開となった。

    「スタートはとても良くて、もし悪いスタートだったら逆にもっと良い位置で1周目を終えられたかもしれない」

    「ターン1を7番手か6番手で抜けたと思うけど、彼(フェルスタッペン)が戻ってくるのが見えて、かなり遅かったから避けるためにブレーキを踏んだ」

    「その結果、後ろの集団に飲み込まれてしまった」

    「5〜6ポジションは失ったと思う」

    レースペースには自信も「チャンスを逃した」
    それでもガスリーはレースペースには手応えを感じていたという。

    「昨日のペースがあったから心配はしていなかった。レースは長いし、ポジションは取り戻せると思っていた」

    「今はチームにとってチャンスを逃したことの方が残念だ」

    結果的にクラッシュによってレースを終えることとなり、好機を失った悔しさをにじませた。

  • ピエール・ガスリー F1レギュレーションに見直し要求「ネガティブすぎる」

    ピエール・ガスリー F1レギュレーションに見直し要求「ネガティブすぎる」

    アルピーヌのピエール・ガスリーは、2026年F1マシンをめぐる議論について「ネガティブすぎる」との見方を示しつつ、現行の方向性には改善の余地があるとして見直しを求めた。

    2026年F1では、パワーユニットのエネルギー回生と展開の制約がドライバーたちの不満を招いており、ストレート終盤でバッテリー展開が尽きて速度が落ちる現象も問題視されている。

    ガスリーは、ドライバーの影響力が以前より小さくなっていることにも不満を示し、4月のインターバル期間を使って改善を進めるべきだと訴えた。

    「ネガティブすぎる」議論への違和感
    ピエール・ガスリーは、新しいF1レギュレーションをめぐる議論について、悲観的な空気が広がりすぎているとの認識を示した。

    「正直に言って、この件をめぐっては少しネガティブすぎると感じているし、僕はそれが好きじゃない」とガスリーはRacingNews365を含むメディアに語った。

    一方でガスリーは、現行の方向性に問題がないと言っているわけではない。議論の空気には違和感を覚えながらも、競技のあり方そのものについてはドライバーの立場から改善を求めている。

    ドライバーから奪われる要素への不満
    ガスリーは、現在のF1がドライバーから多くを奪いすぎていると感じている。

    「本当に、僕たちはまだドライバーから多くを奪いすぎていると思う。鈴鹿のセクター1を走っていて、ある程度のグリップがあるとしても、それは実際にはそれほど重要じゃない」

    「バッテリーや、そういったすべてのことがあっても、与えられたグリップの限界で走らなければならない」

    この発言からは、ドライバーが限界で走るというF1本来の要素は残っているとしながらも、その一方でマシン側の制約、とりわけエネルギーマネジメントの比重が大きくなりすぎていることへの不満がにじむ。

    バッテリーマネジメント問題の見直しを要求
    2026年F1マシンでは、ストレート終盤でバッテリー展開が尽き、速度が落ちることで“ヨーヨー効果”が生じることが懸念されている。ガスリーもこの問題について、他のドライバーたちと同じ感覚を共有していると明かした。

    「間違いなく、ストレートでのバッテリーマネジメントなどについて、他の皆が感じていることには僕も同意する。F1については、僕たちは皆同じ考えだと思う」とガスリーは語った。

    「僕たちは皆、同じものを見ている」

    「僕たちは皆、同じ言語を話している。このスポーツが可能な限り良いものになることを、皆が望んでいる。きっと最善のことをするはずだ」

    ガスリーは、問題点を共有しながらも、関係者の目線は一致していると強調した。単なる批判ではなく、より良いF1を目指すための修正が必要だという立場だ。

    4月のインターバル期間が改善の鍵
    ガスリーは、現在の4月のインターバル期間が、F1をより良い状態に整えるための見直しの機会になるとの見方を示した。

    「これは少し見直しの期間だ。インターバルの間に、皆がF1をより良い状態にするために最善を尽くすはずだ」

    2026年F1レギュレーションをめぐっては、マックス・フェルスタッペンが嫌悪感をあらわにし、F1を去る可能性にまで言及するなど不満が表面化している。そうしたなかでガスリーは、過度な悲観論には距離を置きながらも、バッテリー管理を中心とした現在の競技のあり方には明確な見直しが必要だという考えを示した。

  • ピエール・ガスリー ラコステのアンバサダー就任 F1ドライバーとして新たな顔

    ピエール・ガスリー ラコステのアンバサダー就任 F1ドライバーとして新たな顔

    ピエール・ガスリーが、フランスのファッションブランドであるラコステのアンバサダーに就任した。ラコステは2026年4月3日、フランス人F1ドライバーのピエール・ガスリーを新たなブランドの顔として迎えることを発表した。

    今回の起用でガスリーは、ラコステを象徴するアイテムのひとつであるポロシャツを体現する存在となる。テニスとゴルフを愛し、スポーツ、スタイル、カルチャーが交差する領域に自然に惹かれてきた人物として、その存在感が評価された形だ。

    ラコステは、ガスリーの国際的なキャリア、高い基準、そしてスタイルとパフォーマンスの両方に向き合う姿勢が、ブランドの世界観と強く共鳴すると説明している。F1での実績だけでなく、競技の枠を越えて広がる感性も、今回のパートナーシップの重要な理由となった。

    ピエール・ガスリーは1996年にルーアンで生まれ、6歳でカートを始めると、モータースポーツの階段を急速に駆け上がった。2017年にF1デビューを果たし、フランスのモータースポーツ界を代表する存在のひとりへと成長。2019年にはブラジルGPでF1表彰台に立った最年少のフランス人ドライバーとなり、翌2020年にはモンツァでイタリアGPを制し、1996年以来となるフランス人ドライバーのF1優勝を成し遂げた。

    ラコステは、そうしたサーキット上での実績に加え、ガスリーが他分野にも開かれた個性を備えている点に注目している。スタイルとパフォーマンスの両立を自然に体現する世代のアスリートであり、その姿勢がラコステのDNAと重なると位置づけた。

    今回の協業の中核となるのが、ラコステのポロシャツだ。ルネ・ラコステが、テニス選手により大きな自由な動きと新たなエレガンスをもたらすために考案したこのアイテムは、長い年月を経て、現代のワードローブを象徴する一着へと発展してきた。スポーツとスタイルの交差点に位置する存在として、ブランドの原点を今も体現している。

    ラコステは、ガスリーの起用によって、スポーツとの歴史的な対話を継続しながら、国際的な発信力をさらに強めていく考えだ。フランス人としての歩みと自然なエレガンスを備えたガスリーとの協業は、今後数か月にわたって複数のプロジェクトへと広がっていく予定だという。

    エリック・バラットCEOは今回の発表に際し、次のように述べた。

    「ピエール・ガスリーは、ラコステが創設以来追求してきたパフォーマンスと粘り強さの精神を完璧に体現している。彼の国際的なキャリア、高い基準、そしてテニスやゴルフのような競技への親和性は、我々の世界観と強く共鳴している。彼をメゾンのアンバサダーとして迎え、新たな章をともに開けることを大変うれしく思う」

    ガスリーもまた、ラコステの持つスポーツとスタイルの融合に強い共感を示した。

    「ラコステは、スポーツのヘリテージを非常に現代的なスタイルのビジョンへと昇華させてきた象徴的なフランスのメゾンだ。ポロはその最も力強い表現だと思う。テニスコートで生まれた一着が、肩の力の抜けたエレガンスの象徴になった。今日、その顔のひとりになれることをとてもうれしく思っているし、今後数か月にわたるさらなる取り組みを通じて、この関係を形にしていけることを楽しみにしている」

    今回の発表は、ガスリーがF1ドライバーとしての実績に加え、フランス発のスポーツカルチャーとファッションをつなぐ存在としても評価されていることを示す内容となった。ラコステにとっても、競技の枠を越えて影響力を持つ現代的なアスリート像を、さらに明確に打ち出す一手と言えそうだ。

  • ピエール・ガスリー アルピーヌF1躍進を実感「キャリア最高のマシン」

    ピエール・ガスリー アルピーヌF1躍進を実感「キャリア最高のマシン」

    ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は2026年F1日本GPで7位に入り、マックス・フェルスタッペンとの直接対決を制した。

    今回の焦点は3つある。フェルスタッペンを抑え切ったレース内容、アルピーヌのパフォーマンス向上、そして「キャリア最高のマシン」と語った評価だ。

    フェルスタッペンを封じた“守り切りの26周”
    ガスリーはレース序盤から安定したペースを維持し、中団グループを引き離す展開に持ち込んだ。

    セーフティカーによって築いた約3秒のリードは帳消しとなったが、その後はマックス・フェルスタッペンの激しいプレッシャーを受けながらもポジションを守り切った。

    48周目に一度はオーバーテイクを許したものの、すぐにポジションを奪い返し、最終的には0.337秒差でチェッカーを受けた。

    「長いレースだったし、本当にプレッシャーが大きかった」

    「序盤はミディアムでかなり快適だったけど、今年はセーフティカーが多いから、どこかで来ると分かっていた」

    「後半はまったく違う展開になった。彼はずっとプレッシャーをかけてきたし、常に限界で走る必要があった。タイヤマネジメントなんてできなかったし、ミスは一切許されなかった」

    アルピーヌは“第4勢力”へ浮上
    2025年シーズンを犠牲にして2026年レギュレーションへ集中したアルピーヌは、ここにきて明確な成果を見せ始めている。

    オーストラリアでは8番手相当だったパフォーマンスは、中国と日本では4番手グループにまで浮上。予選・決勝ともに安定してポイント圏内を確保している。

    「彼らはハードタイヤで少し良かったけど、最終的には抑え切れた」

    ピエール・ガスリー アルピーヌF1チーム

    「キャリア最高のマシン」発言の意味
    今回の結果を受けて、ガスリーは現在のマシンに対する強い手応えを口にしている。

    「今のところ、これは僕のキャリアで最高のマシンだと思う。2021年のアルファタウリと並ぶくらいだ」

    開幕3戦すべてでポイントを獲得しているドライバーはわずか6人。その中に名を連ね、ランキング8位につけている。

    マイアミに向けた“伸びしろ”も明確
    アルピーヌは現在、風洞とCFDの使用時間において優位な立場にあり、開発面でも追い風が吹いている。

    「良いベースはあると思うし、最初の数戦でマシンがしっかり機能しているのを確認できた」

    「自分たちの限界も分かっているし、改善すべきポイントも明確だ。マイアミに向けて取り組んでいることもあるし、全体的にポジティブな状況だ」

    「この週末には満足している。チームは良い仕事をしたし、しっかり進歩できた。ローソンには18秒差をつけたし、前のハミルトンまでは7秒だった」

    「このまま前進を続ければ、トップグループに近づけるはずだ」

  • ピエール・ガスリー F1日本GP7位「フェルスタッペンを抑え切った」

    ピエール・ガスリー F1日本GP7位「フェルスタッペンを抑え切った」

    ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は2026年F1日本GP決勝で7位入賞を果たし、開幕から3戦連続でのトップ10フィニッシュを達成した。スタート直後からポジションを守り抜き、セーフティカー後も激しい防御を続けた。

    レース序盤は後続との差を広げながら安定したペースを維持。セーフティカー後はマックス・フェルスタッペンから激しいプレッシャーを受けながらも、25周以上にわたってポジションを守り抜いた。

    ガスリー「フェルスタッペンを抑え続けたのは簡単ではない」
    ピエール・ガスリーは次のように語った。

    「今日は最初から最後まで本当に激しいレースだったし、7位でフィニッシュしてポイントを追加できてとても満足している」

    「チームがレース全体をうまくマネージしてくれたし、とてもいいレースだった。セーフティカーの前後で2つの異なるフェーズがあったような感じだった」

    「今季ここまでを見ると、レースはかなり動きがある展開になっているから、どこかでセーフティカーかVSCが入ることはある程度予想していた」

    「序盤は後ろとのギャップをうまく築けていたが、セーフティカー後はマックスから強いプレッシャーを受けることになった」

    「25周にわたって防御を続ける必要があったし、4度のワールドチャンピオン相手にそれをやるのは簡単ではない」

    「それでもポジションを守り切り、しっかりポイントを持ち帰ることができて良かった」

    「チームにとってもポジティブな週末だったし、前にいる速いチームともそれほど大きな差はない」

    「このマシンにはしっかりとしたベースがあるので、モチベーションを維持しながら前との差を詰めていきたい」

    ピエール・ガスリー, F1 日本GP

    レース後のインタビューでは、セーフティカー後の攻防の激しさや、マシンのパフォーマンスに対する手応えについてさらに詳しく語った。

    「とても満足している。長くて激しいレースだったし、特にセーフティカー後はかなり厳しかった」

    「序盤は良い展開で快適に走れていたし、少しギャップも築けていた。ただ、どこかでセーフティカーが出ることは分かっていたから、気は抜けなかった」

    「後半はとにかく彼がずっと背後にいて、1周で5回はミラーを確認していた。ギャップを把握しながら、ミスをしないように限界で走り続ける必要があったし、コーナーの立ち上がりも完璧に決める必要があった」

    「本当に激しい展開だったが、最終的にはペースは良かったと思う。ルイスの後ろ7秒でフィニッシュして、リアムには18秒差をつけていた」

    「自分たちは良いグループの中でレースができていたと思うし、ここからさらに積み上げていきたい」

    「これまでの2戦と同様に良いパフォーマンスを発揮できているし、チームにとっても大きな自信になるはずだ」

    「これから数週間はファクトリーに戻るが、今回の結果がチーム全体のモチベーションにつながることを期待している」

    「異なるタイプの3つのサーキットでポテンシャルを示せたのは大きいし、今シーズンに向けて良い手応えを得られている」

    「前のグループとの差はまだ大きいが、不可能な差ではない。これからも開発を続けていくことが重要だ」

  • ピエール・ガスリー F1日本GPで“金継ぎ”ヘルメット披露 日本文化へ敬意

    ピエール・ガスリー F1日本GPで“金継ぎ”ヘルメット披露 日本文化へ敬意

    ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は2026年F1日本GPに向け、日本の伝統文化「金継ぎ」に着想を得た特別ヘルメットを公開した。これまでの青基調から一転し、白をベースに青と金の“ひび割れ”をあしらった印象的なデザインとなっている。

    鈴鹿では各チーム・ドライバーが日本仕様の特別デザインを投入する中、ガスリーのヘルメットは文化的背景を色濃く反映した仕上がりとして注目を集めている。

    “不完全さを受け入れる美”を体現したデザイン
    今回のデザインは、日本の伝統技法「金継ぎ」をテーマにしている。割れた陶器を金で修復し、その傷を隠すのではなく価値として際立たせる思想が特徴だ。

    ガスリーはSNSで次のように説明している。

    「今年のヘルメットには、日本の文化を取り入れたいと思った。日本は僕にとって特別な国で、とても敬意を持っている」

    「金継ぎは“不完全さを受け入れる”日本の芸術だ。壊れたものを金で修復することで、傷を隠すのではなく価値として強調する。それは回復や強さ、そして困難から生まれる美しさを象徴している」

    日本との深い縁を持つガスリー
    ガスリーにとって日本は特別な場所だ。GP2タイトル獲得後の2017年、レッドブルの判断でスーパーフォーミュラに参戦し、日本で1シーズンを過ごした経験を持つ。

    その年はシーズン途中でF1デビューを果たしながらも参戦を継続し、最終的にはわずか0.5ポイント差でタイトルを逃した。最終戦鈴鹿が台風で中止となる中での僅差決着だった。

    ピエール・ガスリー F1 日本GP

    中国GPの手応えを鈴鹿へ
    今季はメルボルンで苦戦したものの、上海では6位に入りパフォーマンス向上を示したガスリー。鈴鹿ではその流れを維持し、さらなるポイント獲得を狙う。

    「中国では週末を通して戦えていたし、正直もっと上を狙えたと思っている。ポテンシャルはあったし、状況が揃えばさらに良い結果も可能だった」

    「それでも多くのことを学べたし、今後に向けて大きな収穫だった」

    「良い週末だったのにやり残した感覚があるのは、むしろ前向きなサインだと思う。この流れを日本でも続けたい」

    「日本は本当に好きな国だし、2017年にレースをした特別な場所でもある。いつも通りグランプリ前には東京で過ごす予定で、世界でもお気に入りの都市のひとつだ」

    「新しいマシンでの鈴鹿はとても興味深いと思う。このサーキットは高速で流れるようなレイアウトで独特な難しさがある。すぐにリズムに乗って、また良い週末にしてポイントを積み重ねたい」

  • ピエール・ガスリー アルピーヌF1チーム変貌を強調「2025年とは別のリーグ」

    ピエール・ガスリー アルピーヌF1チーム変貌を強調「2025年とは別のリーグ」

    ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は2026年F1中国GPで6位に入り、アルピーヌに今季初の本格的な手応えをもたらした。開幕戦オーストラリアで苦しい週末を過ごしたチームにとって、上海でのダブル入賞は大きな前進となった。

    ガスリーはレース終盤、5位を走るオリバー・ベアマンを追い詰めることを自らの目標に設定していたが、あと一歩届かず6位でチェッカーを受けた。

    それでも、2025年と比べた現在のアルピーヌの姿について「まったく別のリーグ」にいると表現し、マシンの進化に強い自信を示した。

    アルピーヌにとって、ガスリーとフランコ・コラピントがそろってポイントを獲得したのは、2024年F1サンパウロGPでエステバン・オコンとガスリーが2位、3位に入って以来となった。

    また、ドライコンディションのグランプリで2台が入賞したのは、2024年F1スペインGPで9位、10位に入って以来のことだった。

    この結果により、メルセデス・パワーユニットを搭載する新生アルピーヌは、2戦とスプリント1回を終えた時点でコンストラクターズランキング7位に浮上し、合計10ポイントとした。

    昨シーズンは、チームがポイントを2桁に乗せるまでに第9戦を要していた。

    ピエール・ガスリー アルピーヌF1チーム

    ガスリー「2025年とはまったく違う」
    「2025年に我々がいた位置と、今の位置を見れば、まったく別のリーグにいる」とガスリーはメディアに語った。

    「予選で我々がやった仕事にはとても満足している。ランド・ノリスのマクラーレンからコンマ数秒差だったし、ファーストスティントでもフェラーリに対して大きく引き離されることはなかった」

    「それでも、まだ微調整して修正しなければならない小さなことはたくさんある。ただし、それは修復不可能な制約ではない」

    中国GPの手応えを今後へ

    ガスリーは中国GPの内容を特別なものだったと振り返り、このパフォーマンスが次戦以降にもつながることに期待を寄せた。

    「中国は特別だったし、これからの数戦でも、ここにかなり近いパフォーマンスを見せられることを願っている」

  • F1中東2戦に開催危機 ピエール・ガスリー「F1は正しい判断をする」

    F1中東2戦に開催危機 ピエール・ガスリー「F1は正しい判断をする」

    2026年F1シーズンは今週末のオーストラリアGP(3月6〜8日)で開幕するが、その後に予定されている中東ラウンドの開催可否が大きな焦点となっている。

    現在、中東ではアメリカとイスラエルによるイラン攻撃を受け、イランが湾岸地域の複数国を攻撃するなど緊張が高まっており、4月開催予定のバーレーンGP(4月10〜12日)とサウジアラビアGP(4月17〜19日)の実施が不透明な状況にある。

    F1は状況を「綿密に監視している」としており、最終判断はまだ下されていない。

    ガスリー「F1は正しい判断を下す」
    アルピーヌのピエール・ガスリーは、F1が最終的に適切な判断を下すと信じていると語った。

    「僕は責任ある立場の人たちを信頼している。非常に多くのことが懸かっている」

    「僕には中東に住んでいる家族や、近しい人たちもいる。いま起きていることを知ると、すべてを理解するのはとても難しい」

    「状況が良くなることを願っているけど、最終的にはF1が僕たち全員にとって最善の決断を下すはずだ」

    WECはカタール開幕戦を延期
    この情勢は他のモータースポーツにも影響を及ぼし始めている。

    世界耐久選手権(WEC)は、3月26〜28日に予定されていたカタール1812kmレースの延期を発表した。

    FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは声明で次のように述べている。

    「FIAは地域の情勢を継続的に監視している。最近の出来事の影響を受けたすべての人々に思いを寄せており、平穏と安全、そして安定の回復を願っている」

    中東2戦が中止の場合の代替候補
    もしバーレーンGPやサウジアラビアGPが開催できない場合、F1は代替開催地を検討する可能性がある。

    現行カレンダーでは、3月末の日本GPから5月初旬のマイアミGPまでの間に大きな空白はなく、日程変更は容易ではない。さらに8月にはファクトリー閉鎖を伴う夏休みも存在するため、レースの移動はトリプヘッダー、あるいは4連戦を生む可能性もある。

    そのため、完全に中止となった場合の代替開催地としては、ポルトガルのポルティマオやイタリアのイモラなどが候補として挙げられている。

    一方、4月開催を維持する場合、F1は遅くとも3月中旬までに最終判断を下す必要があるとみられている。