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  • ハースF1チーム、2018年F1マシンは例年よりも長く開発を継続

    ハースF1チーム、2018年F1マシンは例年よりも長く開発を継続

    ハースF1チームは、レギュレーションが安定し、マシンの良いベースラインを得られことで、2018年F1マシン『VF-18』を例年よりも長くシーズン後半まで開発を続けていくと語る。

    レギュレーションが大幅に変更になった昨年、ライバルよりもリソースの少ないハースF1チームは、2台を並行して開発するのではなく、シーズンの早い段階で昨年マシンの開発をストップして、VF-18の開発に焦点を移行させた。

    しかし、ハースF1のチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、今季マシンはより長く開発を継続する予定だと語る。

    「来年のレギュレーションは変わらない。昨年から今年にかけて変更はほとんどないことはわかっていたが、我々はクルマを少し遅れてスタートしたと思うし、新車に大きな変更を加える必要があった」

    「今年は進化を遂げたし、今年我々が行うことは来年のクルマにも導入できる。他チームのように通常のスケジュールでやっていくことができる」

    2016年にF1に新規参入を果たして以降、ハースの主な弱点のひとつはシーズンを通しての一貫性のなさだった。

    ギュンター・シュタイナーは、今シーズンはそこを改善させたいと考えており、チームの経験もその助けになることを期待していると語る。

    「2016年から2017年は望んでいたほど成熟したわけではなかった。アップダウンがあったし、実際の理由はわからなかった」

    「我々は正しい方向に進んだが、そこを修正するには時間、人材、そして、新しいプロセスが必要だ。もう少し時間はかかるだろうが、今年はそこをもっと向上させられると確信している」

    ハースF1チームのドライバーを務めるケビン・マグヌッセンは“改善する必要のあることのひとつはアップグレードをもっと早い段階で導入すること”だと語り、チームメイトのロマン・グロージャンは、ハースに“開発レースで勝つ”ように求めている。

    ケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンは、開幕戦オーストラリアGPの第1スティントで4番手と5番手を走行する好パフォーマンスを見せたが、残寝ながら同じピットストップの問題でリタイアを喫している。

    ロマン・グロージャンは「僕たちがずっとメルボルンで競争力があったことはわかっている。でも、今年は僕たちが得ているベースラインをわかっているし、そこに留まりたいという哲学があると思う」とコメント。

    「シーズン序盤にこのような状況にいられることはやれるという期待を与えてくれる。僕たちは開発を維持して、自分たちの位置に留めるために頑張っていくと思う。コンストラクターズ4位で終えることができれば、大きなパーティーだからね」

    「たとえ5位で終えたとしても、F1で3年目のチームにとっては物凄いことだ」

  • ハースF1チーム 「F1バーレーンGPでも大量ポイントを目指していく」

    ハースF1チーム 「F1バーレーンGPでも大量ポイントを目指していく」

    ハースF1チームのギュンター・シュタイナーは、F1オーストラリアGPでの成功を台無しにしたピットストップでのミスの再発を防止し、F1バーレーンGPでも多くのポイントを目指すことができると考えている。

    開幕戦オーストラリアGPでは、序盤にケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンが4・5番手を走行して大量ポイント獲得を予感させたが、ピットストップでタイアがきちんと装着されないという問題が連続して発生。わずか数分でダブルリタイアとなった。

    ハースF1チームは、2つのリタイアは別々の人為的ミスだったとし、冬季テストでのピットストップ練習が足りなかったことが原因だと結論づけている。

    ハースはこのミスで2016年のF1参戦以来、チームのベストリザルトを獲得する機会を逃したが、ギュンター・シュタイナーは言い訳する気はなく、ピットクルーはすぐに昨シーズンと同じレベルを取り戻すと考えている。

    「何が起きたのかを説明し、正直になるしかない」とギュンター・シュタイナーはコメント。

    「我々はミスを犯した。だが、すでに対処している。我々は昨シーズン後半、ピットレーンのなかでもトップレベルのピットストップができてい。我々なら実現できる。おそらく練習不足がオーストラリアの結果を招いてしまったと思っている。だが、このようなことは起こるものだ。人間はそれを乗り越え、進むしかない」

    「もちろん、困難なことだが、それがレースというものだ。私はこれまで長い間この仕事をやってきた。このような本当に落ち込むようなことも時にはある」

    「だが、クルマが速いというのは明るい要素だ。次のレースを楽しみにできるし、そこでは確実にもっと良い仕事ができるよう準備していく。バーレーンでそれをやり遂げるのはこれからだが、パフォーマンス面でオーストラリアと同様のことをするには良いポジションにいると考えている」

    ハースは、バーレーンでのレース前にチーム一丸となってピットストップ練習に取り組んでいくと語る。

    「チームとして我々はミスを犯した。クルマに関する作業があまりに多く、十分な練習ができなかった。それらで重要なのはレース前にしっかりと練習に取り組むことだと思う。レースのどのような側面にも対処できるようにしておかねばなければならない」

    「全ては人々にかかっている。チームの全員がこの2年間で達成したことは誇りにできることだ。今年達成すること、そして来年に達成するものについても同じだ。優れた人々のおかげで、今年の我々はこのような競争力のあるポジションを手に入れすることができた」

    リタイア後、ロマン・グロージャンが取り乱すハースのピットクルーを慰めている姿が国際映像で映し出された。

    ロマン・グロージャンは「全てのレースを15位で終えるより、僕は4番手か5番手からリタイアする方がいい。これはチームスポーツだし、僕のチームは僕が彼らを必要とした時にいつもそこにいてくれた」 とコメント。

    「ドライビングエンジニアリング、そしてピットストップも全員が限界までプッシュされている。ミスというものだ起きり得ることだ。僕たちはチームだ。あの時、彼らに寄り添うことができて良かった。僕が必要とした時も彼らは喜んで寄り添ってくれると分かっているしね」

  • FIA 「ハースF1チームの2018年マシンは合法」

    FIA 「ハースF1チームの2018年マシンは合法」

    FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、ハースF1チームの2018年マシン『VF-18』の合法性について懸念はまったくないと述べた。

    ハースはフェラーリと緊密な技術提携を結んでおり、ハース VF-18は、レンダリング画像が公開された当初から昨年のフェラーリのF1マシンとの共通点が指摘されており、プレシーズンテストから高いポテンシャルを発揮。“ダークホース”として注目を集めた。

    そして、迎えた開幕戦オーストラリアGPの予選でも3列目グリッドを獲得すると、決勝ではピットストップでのトラブルでリタイアするまでレッドブルの前を走っていた。

    当然、ハースのペースにはライバル勢から攻撃され、フェラーリとの技術提携の合法性について非難が集まった。

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「ハースのマシンの中身は100%フェラーリだ」とコメント。「彼らはクルマを造っていない。買っているだけだ。マラネロから購入すれば、悪いはずがない」

    これらの批判に対してハースF1のチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、ライバルチームは“知識もなければ、知性もない”と反論し、「ただの思い込みではなく、論拠が必要だ」と語っていた。

    F1レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、両チーム間には何も違法性はないと語った。

    「我々はハースとフェラーリの間で行われていることを正確に把握している。完全に合法だ」とチャーリー・ホワイティングは wtf1.com にコメント。

    「昨年、懸念を表明したチームがあったが、現時点では何も懸念は見当たらない」

    だが、チャーリー・ホワイティングのコメントはF1パドックのライバルをなだめることにはなっていない。

    フォース・インディアのCOOを務めるオトマー・サフナウアーは「マシンを製造するリソースもなく、数年前にスポーツにやってきたものがどのようにそれをししくやれるのかとにかくわからない」とコメント。

    F1チームは、技術面のいくつかの領域を共有することはできるが、空力エレメントについては独自に開発しなければならない。

    オトマー・サフナウアーは、ハースF1チームが冬の間にどのようにその分野で大きな進歩を遂げたのか理解できないと語る。

    「レッドブルには800人以上の従業員がいる。素晴らしい風洞があり、素晴らしいエアロダイナミストがいる。トップのエアロダイナミストは最高のテクニカルディレクターのひとりだ」

    「ハースの従業員はその4分の1だ。最高のエアロダイナミストもいなければ、風洞もない。エイドリアン・ニューウェイはいない。でも、彼らの方が速い。どうやってそれを実現しているんだろう?」

    「魔法によって実現しているのか? もしそうだとするならば、私もその杖がほしいね!」

  • ケビン・マグヌッセン 「ハースがバーレーンでも強いという保証はない」

    ケビン・マグヌッセン 「ハースがバーレーンでも強いという保証はない」

    ハースF1チームは2018年のF1開幕戦オーストラリアGPで印象的なパフォーマンスを披露したが、ドライバーを務めるケビンマグヌッセンは、次戦バーレーンGPでも同じように強さをみせられる保証はないと気を引き締めている。

    ケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンは、開幕戦オーストラリアGPで3列目グリッドを確保。決勝でも4・5番手を走行していたが、ピットストップ時のトラブルによって2台揃ってリタイアすることになった。

    中団グループをリードするハースF1チームのパフォーマンスはF1パドックに衝撃を与えたが、ケビン・マグヌッセンはチームのパフォーマンスには自信を持っていたが、それが来週末のバーレーンでも継続されるとは限らないと語る。

    「オーストラリアでクルマに競争力があったのは良いことだった。週末を通してクルマのドライビングを楽しむことができた」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「でも、バーレーンでも僕たちが強いという保証はないし、次のレースでパフォーマンスを維持するためにもクルマを理解することに懸命に取り組んでいかなければならない」

    「軽くみてはいない。僕たちには良いクルマがある。でも、僕は慎重だ。1戦ずつ進めていくつもりだ」

    ハースF1チームは、オーストラリアでF1参戦以来のベストリザルトを獲得するチャンスを逃したが、ケビン・マグヌッセンは、チームはすぐに気持ちを切り替えて、バーレーンで立ち直ることができると確信していると語る。

    「僕は次のレースに再びフォーカスを当てているし、楽しみにしている」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「僕たちはオーストラリアからポジティブなことを得られた。それは僕たちには良いクルマがあるということだ。バーレーンではそれを前進させていくだけだ」

    「僕たちは勝つときも負けるときも一緒だ。誰だってミスをすることはある。僕たちはそのための余裕を持っていなければならない。でも、僕たちはそこから学んでいくし、一緒に改善していく」

    関連:2018年 F1バーレーンGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マクラーレン 「ハースはマシンを造っていない。中身は100%フェラーリ」

    マクラーレン 「ハースはマシンを造っていない。中身は100%フェラーリ」

    マクラーレンは、ハースはF1マシンを買っているだけで造ってはおらず、ハースの2018年F1マシン『VF-18』は“100%フェラーリ”だと激しく批判している。

    2016年にフェラーリとの密接なパートナーシップによってF1に新規参入を果たしたハース。初年度からポテンシャルを発揮していたハースだが、特に今年は冬季テストから好調なパフォーマンスを示しており、コンストラクターズ選手権4位のダークホースとして開幕戦を迎えた。

    実際、ハースは予選で3列目グリッドを獲得し、決勝でもピットストップのトラブルによってダブルリタイアを喫するまで4・5番手を走行するなど、プレシーズンテストでの前評判が間違いでないことを示した。

    だが、ライバルチームはこれを面白く思っていない。フォース・インディアはハースがフェラーリと取り組んでいることが合法かどうかを調査することを要請している。

    「彼らは昨年のフェラーリを使用している」とフォース・インディアの副チーム代表を務めるボブ・ファーンリーはコメント。

    フォース・インディアのCOOを務めるオトマー・サフナウアーも「マシンを製造するリソースもなく、数年前にスポーツにやってきたものがどのようにそれを正しいやれるのかとにかくわからない。魔法によって実現しているのか? もしそうだとするならば、私もその杖がほしい」とコメント。「全ての空力表面は独自のものでなければならない。そうでない場合でも、調査を開始しない限りはそれが独自かどうかをどのように判断していいかわからない」

    懸念を示しているのはフォース・インディアだけではない。

    昨年ハースの後塵を拝したマクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「ハースのマシンの中身は100%フェラーリだ」と Auto Hebdo にコメント。

    「彼らはクルマを造っていない。買っているだけだ。マラネロから購入すれば、悪いはずがない」

    また、マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「彼らがフェラーリと非常に密接に提携していることは我々全員が知っていることだ。あまり近すぎないようにする必要があるね」と Sun に語っている。

    だが、このような批判にハースも黙ってはいない。チームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、ライバルチームは“知識もなければ、知性もない”と激しく反論している。

    「彼らの目に幽霊が映っていて、問題があると思っているのであれば、正式に苦情を訴えることをお勧めする」とギュンター・シュタイナーはコメント。

    「私は彼らにFIAとのやり取りを非常に明白に示すことができる」

    2017年のフェラーリと今年のハースとの類似点についてギュンター・シュタイナーは「我々はフェラーリと同じホイールベースを採用しており、サスペンションは共有している。それは論理的なことだ」とコメント。

    ライバルチームの苦情については「無能さを正当化しなければならない場合、攻撃は最大の防護だ」とコメント。

    「2倍の資金があって、我々の後ろにいれば、チームの所有者は『我々はここで何をやっているのか?』と疑問に思うはずだ。だが、話をするときは、ただの思い込みではなく、論拠が必要だ」

  • ハースF1 小松礼雄 「あんな形で完走できず情けなかった」

    ハースF1 小松礼雄 「あんな形で完走できず情けなかった」

    ハースF1チームでチーフエンジニアを務める小松礼雄が、2018年F1開幕戦オーストラリアGPでの結果に“ガッカリさせてごめんなさい”と自身のTwitterで語った。

    冬季テストで速さを見せ、“ダークホース”として迎えた開幕戦。ハースF1チームは、チーム史上最高グリッドとなる3列目からスタートして、序盤は4・5番手でレースを進めた。

    しかし、ピットストップで悲劇が待ち受けていた。4番手を走行していたケビン・マグヌッセンは左リアタイヤがうまく装着されておらず、サスペンションを壊してリタイア。続いてピットインしたロマン・グロージャンも同じトラブルでコース復帰した後すぐにマシンをストップ。わずか数分で2台揃ってリタイアとなった。

    今年ハースF1チームでチーフエンジニアとして3年目を迎える小松札雄は「メルボルンでは速さはあったけど、一番の目標だった完走があんな形で出来ず情けなかったです」とTwitterでコメント。

    「日本から応援に来てくれた人達、ガッカリさせてごめんなさい」

    「バーレーンでは必ずちゃんとレースして結果出します!」

    ハースF1チームは、左リアタイヤがうまく装着されなかったのはホイールガンのトラブルではなく、人為的なミスだったとしている。

    「当事者たちは自分に非があるということをわかっている。ホイールガン、ナット、ハブは2017年と同じだ」とハースF1のチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーはコメント。

    「誰ひとりとして解雇されることはない。おそらく2016年の参戦以来、最も重要な2つのピットストップのプレッシャーがあまりに大きかったのかもしれない。今後も我々は同じクルーともっと頑張っていかなければならない」

    「クルマは非常に優れている。我々がバーレーンや他の場所に楽観的に向かうことができるのはそのためだ」

  • ロマン・グロージャン 「ハースは“フェラーリのBチーム”ではない」

    ロマン・グロージャン 「ハースは“フェラーリのBチーム”ではない」

    ロマン・グロージャンは、ハースF1チームを“フェラーリのBチーム”と呼ぶことでチームが成し遂げた仕事が卑劣な手段で攻撃されていると感じている。

    ハースF1チームは、2018年のF1開幕戦オーストラリアGPでロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンが4・5番手を走行するパフォーマンスを見せたものの、ピットストップ時のミスで相次いでリタイア。悪夢のようなシーズンのスタートを切った。

    それでも、F1参戦3年目を迎えたばかりのハースF1チームは、2018年のF1世界選手権でルノーとマクラーレンとともにトップ4チームの座を争うことになると考えられている。

    だが、ハースF1チームは、パワーユニットサプライヤーとの関係を超えたフェラーリと密接な技術提携が批判を受けている。

    ロマン・グロージャンは、チームがエンジン、ギアボックス、サスペンションなどの主要コンポーネントをフェラーリから購入して使用していることを認めるが、ハースF1チームが“フェラーリのBチーム”であるとの考え方は否定した。

    「僕たちが速く走るたびに同じことが言われる。去年も同じだった。僕たちはフェラーリのBチームだとね」とロマン・グロージャンはコメント。

    「僕たちは同じエンジン、同じギアボックス、同じサスペンションを使用している。サスペンションが多くの流れを提供していることは誰もわかっているし、もちろん、類似点はあるだろう」

    「でも、僕たちは独自にクルマを組み立てている。頑張ってハースF1 VF-18を製造している人々にとって嬉しいことではないよね」

    ロマン・グロージャンは、ハースF1チームとフェラーリのパートナーシップは、スポーツとしてF1に利益を与えるものであり、ルールの範囲内である限り、その努力は批判ではなく評価されるべきだと感じている。

    「チームの運営方法や僕たちがフェラーリとのパートナーシップを生み出したやり方はF1にとって良いことだと思う」とロマン・グロージャンはコメント。

    「F1に参入して、短期間で物事をかなりうまくやっていけることを示していると思う」

    「もちろん、僕たちが全てをゼロからやらなければならなかったら、今日僕たちがいる位置にはいなかっただろう。僕たちはフェラーリからパーツを得ているし、それは僕たちにとって非常に重要なことだ。F1に参入したい人々に早くに成功できるやり方があることを示すのは良いことだと思う」

    報道では、ミッドフィールドのライバルであるフォース・インディアを始めとした数チームが、ハースとフェラーリとの提携はルールに違反している可能性があるとして、FIAに調査を依頼したとされている。

  • フォース・インディア、ハース/フェラーリの技術提携の調査を要請

    フォース・インディア、ハース/フェラーリの技術提携の調査を要請

    フォース・インディアは、ハースF1チームとフェラーリとの関係を詳しく調べるようFIA(国際自動車連盟)に要請した。

    ハースF1チームは、パワーユニットサプライヤーで密接な技術パートナーシップを結ぶフェラーリからサスペンションを含めて、独自に生産することを義務付けられていない全てのパーツを供給されている。

    F1チームはボディワークは独自に生産しなければならず、ハースF1チームはダラーラがシャシーを製造しているが、空力作業はフェラーリの風洞で実施されている。

    開幕前からハースF1チームの2018年マシン『VF-18』はフェラーリの昨年マシンと酷似していると指摘されており、オーストラリアGPではハースの2名が3列目グリッドを確保。レースではピットストップ時のタイヤ作業ミスで2台ともリタイアしたが、それまで4・5番手を走行する印象的なパフォーマンスをみせた。

    それを受け、フォース・インディアのテクニカルディレクターを務めるアンディ・グリーンとCOOを務めるオトマー・サフナウアーは、FIAにハース/フェラーリのパートナーシップを調査するよう要請した。

    アンディ・グリーンは、ハースとフェラーリを詳しく比較したわけではないが、ラップタイムだけでも懐疑的に感じていると語る。

    「昨年、ハースは(メルボルンで)かなり速かった。昨年、彼らが予選でトップ10入りし、ポイントを獲得していたことは忘れてはならないだろう」とアンディ・グリーンはコメント。

    彼らは出発点からとても速いように思う。私はそれが不思議でならない。皆さんもそれについて考えることがあるだろう・・・彼らは冬の間に突然大きなステップを果たしたように思う」

    オトマー・サフナウアーは「250人しか従業員がいないなかで、彼らがどのようにしてそれを達成しているのか私にはわからない」と続ける。

    「まずは彼らが何をやっているのか詳細を理解しなければならない。我々はそうではないからね。私には彼らがどのようにしてそれを実現しているのかわからない。それは魔法だ。以前にF1では決して成し遂げられていなかったことだ。最初のリソースで速いクルマを魔法にかける。どのようにしてそれが実現されているのか私にはわからない・・・」

    「空力パーツは独自のものであるはずだ」

    そこが最も懸念しているエリアかと質問されたオトマー・サフナウアーは「そうだね。風洞もなく、開発チームもなく・・・どうやってそれを実現しているのだろう」とコメント。

    「マシンを製造するリソースもなく、数年前にスポーツにやってきたものがどのようにそれをししくやれるのかとにかくわからない。魔法によって実現しているのか? もしそうだとするならば、私もその杖がほしい」

    オトマー・サフナウアーは、FIAにチームが空力パーツを独自で開発しているかを説明してもらうことを望んでいる。

    レギュレーションの効力は、それらを尊重している人々ほど強力ではないかと質問されたオトマー・サフナウアーは「そうだね。FIAが取締りを開始し、もう少し厳しい方法でルールを適用しない限りはね」とコメント。

    「例えば、全ての空力表面は独自のものでなければならない。そうでない場合でも、調査を開始しない限りはそれが独自かどうかをどのように判断していいかわからない。車検ではわからない。レギュレーションによる箱に全てが収まっているかどうかがわかるだけだ。だが、誰がそれを考えているのかは車検ではわからない。自分自身のものアイデアなのか、他の誰かのものなのか? それが実際の問題だ」

    「その答えはわからないし、彼ら独自のものかもしれない。疑わしいだけだ。歴史、ツール、適切な人々がいなくて、どのようにしてどの知識を得ることができる? 人材、知識、ツールが必要なことだ。そのどれもなくて、どうやって実現する?」

    「解決策を考える必要があると思うが、まず最初にやるべきことはそれを疑問に思うことだ」

    「詳細を知らない限りは話をするのは本当に難しいし、私は知らない。ただそれを質問しているだけだ。そうやってどれがなされたか私にはわからないからね。ルール内で行われているかもしれないし、とにかくわからない。我々はFIAに彼らがどう考えているのか求める必要がある。それがどうなっているかの洞察は我々にはないからだ。FIAがすべきことだ」

    アンディ・グリーンは、より多くのチームがハースのデザインを詳しく調べるようロビー活動を始めることを期待しているうと語る。

    「現時点で彼らの相対的なパフォーマンスや競争力が非常に強いことを考えれば、今後、もっと多くの人々がそれを求めていくべきだと思う。もっと多くのチームがその質問をしてくれることを願っている」

  • ハースF1チーム、人為的ミスでのリタイアも「誰ひとり解雇はしない」

    ハースF1チーム、人為的ミスでのリタイアも「誰ひとり解雇はしない」

    ハースF1チームのギュンター・シュタイナーは、開幕戦オーストラリアGPでは人為的ミスによるダブルリタイアはあったものの、次戦バーレーンGPでも同じメカニックたちを並べると述べた。

    F1オーストラリアGPで序盤を4・5番手を走行していたハースの2台位だが、ピットストップでケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンに立て続けに左リアタイヤがしっかり装着されないというトラブルが発生。ほんの数分でダブルリタイアとなった。

    原因はホイールガンの故障にように見えたが、ギュンター・シュタイナーはシンプルな操作ミスであったことを確認した。

    「不満を言い続けてもしかたないだろう?」とギュンター・シュタイナーは Blick にコメント。

    「当事者たちは自分に非があるということをわかっている。ホイールガン、ナット、ハブは2017年と同じだ」

    「誰ひとりとして解雇されることはない。おそらく2016年の参戦以来、最も重要な2つのピットストップのプレッシャーがあまりに大きかったのかもしれない。今後も我々は同じクルーともっと頑張っていかなければならない」

    「クルマは非常に優れている。我々がバーレーンや他の場所に楽観的に向かうことができるのはそのためだ」

    ハースのドライバーを務めるロマン・グロージャンは「唯一の慰めは、F1でこんなに優れたクルマと巡り合ったことはないということだ」と述べた。

  • ハースF1チーム、悲劇のダブルリタイアに100万円の罰金

    ハースF1チーム、悲劇のダブルリタイアに100万円の罰金

    ハースF1チームは、F1オーストラリアGPのダブルリタイアに追い打ちをかけるかのように1万ドル(約104万円)の罰金を科せられた。

    チーム史上最高グリッドとなる3列目からスタートしたハースF1チームは、レース序盤にケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンが4番手と5番手を走行。大量ポイントが期待されたが、ピットストップで悲劇が訪れた。

    23周目にケビン・マグヌッセンがピットインしたが、左リアタイヤがうまく装着されなかったことでサスペンションを壊してリタイア。左リア用のホイールガンに故障があったようだ。

    しかし、25周目にピットインしたロマン・グロージャンにも同じホイールガンを使用。同様に左リアタイヤはしっかりと装着されず、グロージャンはピットを出てすぐにクルマをコース上に停めた。

    ハースF1チームは2台のマシンのリタイアの原因を正式には発表していないが、FIAはハースの2台のマシンが“安全ではない状態でリリースされた”として各マシンに5000ドルずつの罰金を科した。

    FIAは「チームはクルマをすぐに停止させ、ドライバーは安全にできる限り早くに停止させた」と声明で述べた。

    オープニングラップでマックス・フェルスタッペンを抜いて4番手に浮上していたケビン・マグヌッセンは、今週末のハースの好調ぶりを考えれば、早期リタイアは“胸が張り裂けそうだ”と語った。

    「2台があのような良いポジションにいて、今回のレースに多くの期待をしていたのにフィニッシュできないなんて、チーム全体にとって飲み込むのがとても難しいことだ」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「あんな形で終えることになるなんて胸が張り裂けそうだ。また頑張って、全力で戦うよ」

    リタイアするまで2台のレッドブルを抑えていたロマン・グロージャンは「今日は素晴らしいペースがあった。レースの早い段階でケビンの前に出られていたら、きっともう少し上位勢についていけたと確信している」とコメント。

    「すべてを分析して、何が起きたのか理解して、いつものように力強く戻ってくる」

    「今は全員が落ち込んでる。ガンに問題があったのか、メカニックの問題だったのか分析する必要がある。冬季テストではまったく問題はなかったので奇妙だ」

    「今日は多くのポイントを失ったけど、このパフォーマンスを繰り返すことができれば、今回のことはすぐに忘れられるだろう」

    関連:F1オーストラリアGP 結果:セバスチャン・ベッテルが優勝!