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  • ピエール・ガスリー 「僕がグロージャンの立場なら謝罪するけどね」

    ピエール・ガスリー 「僕がグロージャンの立場なら謝罪するけどね」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、自分がロマン・グロージャン(ハース)の立場だったら、F1スペインGPのオープニングラップでの接触事故について謝罪すると語った。

    F1スペインGPの1周目、ターン3でコントロールを失ってスピンしたロマン・グロージャンは、コースを横切るかたちとなり、ピエール・ガスリーとニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)と接触。3台ともリタイアとなった。

    ロマン・グロージャンは、スピンした際に他のマシンを回避するためにスロットルを開け続けたと説明したが、最終的にその行為が原因でスチュワードからF1モナコGPでの3グリッド降格ペナルティを科せられることになった。

    ピエール・ガスリーは、事故についてロマン・グロージャンと話しはしていないが、グロージャンは謝罪するべきだと考えていることを示唆した。

    「実際、僕はそれについて話さなかったし、彼もそれについて僕に話はしなかった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「僕があのような状況だったら少なくとも謝罪していたと思うけどね。気にしていないし、大した問題ではないけどね」

    事故の際、ロマン・グロージャンは何をしようとしていたかと思うかと質問されたピエール・ガスリーは「わからない。50回くらいビデオを見たけど・・・あとから判断するのは簡単なことだ。ドライバーとして、何かが起こった際にはコンマ1~2秒でいろいろな決断をしなければならないからね」とコメント。

    「ビデオを50回見て、自分だったらどうしたかを10分かけて考えるのは簡単なことだ。彼はまずクルマのコントロールを失って、戻ってきたのはちょっと楽観的すぎたと思う。彼は『OK、実際にまたレースができる』と考えたと思う。クルマが立て直して、大丈夫だと思ったんだと思う」

    「スロットルを戻して、2度目のコントロールを失ったので、スロットルを開け続けたんだと思う。彼がリカバーしたときにもっと忍耐力があって、ちょっと脹らんでいれば、ブレーキを賭けられたと思う。4本のタイヤにフラットタイヤができたかもしれないけどね」

    「彼のレースにとっては理想的ではなかったかもしれないけど、少なくとも僕とニコのレースに影響を与えたり、台無しにすることはなかっただろう」
    「後から考えるのは簡単なことだけど、彼にとってだけでなく、僕たちとニコにとってももっと良い選択肢があっただろうね」

    F1スペインGPでのオープニングラップでの事故は、6番手を走行中のセーフティカー時にクラッシュを喫したF1アゼルバイジャンGPに続くものだった。ロマン・グロージャンは、昨年のF1日本GP以来、9戦連続でポイントを獲得できていない。

    だが、ロマン・グロージャンは、現状を心配してはいないと語る。

    「些細なことを大袈裟に言っているだけだと思う。正確になんて言えばいいかは思い出せないけどね・・・」とロマン・グロージャンは『Make a mountain out of a molehill (針小棒大)』ということわざに例に挙げて語った。

    「過去2戦では計画はあまりうまく進まなかった。時には厳しい時間を経験することもある」

    「バルセロナはとにかく不幸だった。チームメイトとの接触を避けようとして、リアのコントロールを失った。それでおしまいだ」

    「パフォーマンスはあるし、チームは素晴らしい仕事をしている。僕たちはポイントを獲得できていないけど、あまり心配はしていない」

  • トロロッソ・ホンダ:2018年 F1モナコGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:2018年 F1モナコGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPへの意気込みを語った。

    今年、トロロッソ・ホンダはF1バーレーンGPでのピエール・ガスリーの4位、F1アゼルバイジャンGPでのブレンドン・ハートレーの10位と2回のポイントフィニッシュしか果たせておらず、13ポイントの獲得でコンストラクターズ選手権8位に沈んでいる。

    今週末は伝統の一戦、F1モナコGPを迎える。低速コーナーが多く、レースでのオーバーテイクが難しいモナコの市街地コースでは予選の結果が重要となる。また、マシンの間際に迫るガードレールとタイトなコーナーという厳しい環境で直近6年のセーフティカー出動率は100%を誇り、一切のミスは許されない。そこは両ドライバーも重々承知している。

    ピエール・ガスリー
    「モナコではジュニア・フォーミュラ時代に走ったことがありますが、正直に言ってしまえばあまり運には恵まれてきませんでした。何度もひどい目にあったことがありますが、それでもモナコは大好きなトラックなので、今年はそうならないことを祈っています!ここでの予選は、セッションを通してウォールにギリギリまで近づきながら時速300㎞以上で周回するため、シーズンを通して最もエキサイティングなものになります。毎周、パフォーマンスを限界まで追求しながら走行する感覚は、ほかでは味わえません。しかし、少しのミスも許されないという厳しい一面もあります。少しでも遅くブレーキングするか、ちょっとでも壁に近づきすぎれば、そのままウォールに突っ込んでしまいますから。だからこそ、ここで走るのは刺激的なんです。予選は大好きですが、レースはドライバーにとって試練の連続です。ここではオーバーテイクするのが非常に難しいため、戦略が全てです。また、最初から最後まで高い集中力をキープし続ける必要もあります。例え後方からのスタートになっても、レースの終盤でだれかがミスをすれば、ポジションを上げるチャンスがあるわけですからね。常にあらゆる機会を逃さないよう、備えておく必要があります。ここでのレースは長く、フラストレーションもたまりやすいと言えるでしょう。前方のマシンが自分より遅くても、前を走るドライバーがうまくポジションを守ってさえいれば、トラック幅が狭いため、オーバーテイクするのは困難です。こうしたさまざまな要因により、モナコでのレースは非常に難しいものとなっています。モナコではドライバーの腕がモノを言うと言われますが、トラックの特性や路面のバンプを考慮すれば、速いマシンを持っていることもやはり重要です。もっとも、上手いドライバーはレースの勝敗を分けるコンマ数秒をきっちり上げてくる腕を持っていますけどね。路面は週末を通して刻一刻と変化するので、ドライバーは注意深く走行する必要がありますが、同時に着実にペースを上げ、土曜日に行われる予選では最も速いセッティングを確立していなくてはいけません。モナコはある意味、クレイジーなサーキットだと思います。現地の人でも50km以上は出さないところを、レース中のドライバーたちは時速300km以上で駆け抜けていくんですから。でもそこが同時に大好きで、ここで走っているとアドレナリンが全開になるんです。レース以外にもいろいろな仕事がありますが、週末はうまく切り替えて、レースに集中できるはずです。僕は、パーティーのような雰囲気や、沖に何艘も浮かんでいるヨットなど、モナコGPのすべてが大好きなんです。だれにとっても楽しいイベントだと思います。ドライバーとしては、日曜日に好リザルトを獲得できればよりいいですね。これまでは、フランス人ドライバーにとって、ここモナコがホームグランプリに最も近いと言われてきました。今シーズンは、フランスのポール・リカール・サーキットがカレンダーに加わっているので、モナコは第二のホームという感じです」

    ブレンドン・ハートレー
    「実は、これまで3年半の間、モナコに住んでいます。レースで使われる市街地に住んでいるので、僕の家からもトラックが見えるぐらいです。ここモナコは、F1カレンダーのハイライトの一つで、ここでレースに参戦することをずっと夢見てきました。ニュージーランドが僕のホームですが、妻のサラやすばらしい友人たちとここで長い時間を過ごしてきたので、モナコは僕にとっての第二の故郷のような存在です。なので、今週末はホームレースのような気分ですね。自分の家のベッドで起きて、いつもの朝のルーティーンを行えることはいいものです。このサーキットは好きで、ワールドシリーズではルノーから何度か参戦し、3位表彰台を獲得したこともあります。僕が3位に入ったときは、ダニエル・リカルドが優勝していました。またある年は、8番手から何度かオーバーテイクを繰り返して、4位入賞することができました。このような市街地サーキットでのレースは、いつも楽しみにしてます。これまでに何度か走ったことがあり、自分の故郷でもあった場所なので、トラックのことはよく理解しているつもりです。モナコの市街地サーキットは非常にユニークです。伝統的なサーキットですが、いまの時代にこのようなトラックをデザインするのは、難しいのではないでしょうか。多くの歴史が詰まっており、それら全てがファンに愛されています。ここはカレンダー中で最も遅いサーキットですが、F1マシンに乗っていると、実際のスピードよりはるかに刺激的なスピード感覚を味わえます。ウォールから数cmのところを切り込んでいくこのサーキットでいいラップタイムを記録することは、ドライバーにとってこの上ない喜びです。またモナコは、ラップごとに路面が変化するレースの一つでもあります。マシンのグリップ力が上がる予選は非常にスリリングですが、ドライバーは土曜日に向けて、着実にペースを上げていかなければいけません。ウォールからわずか数cmのところを周回し続けるためには確かな自信が必要になりますが、それは同時に多くのF1ドライバーが楽しみにし、また切望していることでもあります。モナコGPは、週末を通して特別な雰囲気に包まれます。過去数年では、レッドブルのエナジーステーションからレースを観戦し、すばらしい時間を過ごすことができました。今年は自分がF1ドライバーとして参戦できるので、例年よりさらに特別な時間となるでしょう。今年はモナコの華やかな魅力を心から楽しむ時間はありませんが、それでも十分にそれは伝わってくるものなのです」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「伝統のモナコグランプリは、狭い公道を走るレースはもちろん、サーキット外の華やかな雰囲気やさまざまなイベントも含め、年間のカレンダーの中ではスペシャルかつユニークなレースの一つです。モナコ市街地に設定されたコースには多くの低速コーナーがあり、車体性能とともに、そこでのPUのドライバビリティーがラップタイムに大きな影響を与えます。したがって、普段はあまり使用しないような低回転域でのPUセッティングがキーになります。また、レースでのオーバーテイクが難しいため、エネルギーマネジメントについては予選で結果を残すことにフォーカスしてセッティングを進めます。先週のバルセロナテストでは、PUの各コンポーネント間でのエネルギーバランスの最適化にトライしてきましたが、そこで得たいくつかのアイデアを、ここモナコでも使用できるのではとも考えています。言うまでもなく、今週末に行われるF1モナコグランプリとインディ500という2つのイベントは、それぞれ世界で最も有名なレースの一つです。そして当然、今年の私はF1に集中しなければなりません。とは言え、日曜の夜には琢磨選手が昨年の歴史的な勝利を再現できるかが気になって、やはりインディ500を見てしまう気がしています」

    関連:2018年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • アルテム・マルケロフ 「トロロッソ・ホンダに空席ができても興味ない」

    アルテム・マルケロフ 「トロロッソ・ホンダに空席ができても興味ない」

    ルノーF1の開発ドライバーを務めるアルテム・マルケロフは、ブレンドン・ハートレーの後任としてトロロッソ・ホンダでF1を戦うチャンスがあったとしても、自分の意志でそれに飛びつくことはないと語る。

    ブレンドン・ハートレーは、今年トロロッソ・ホンダでパフォーマンスを発揮できておらず、レッドブルはメルセデスからDTMに参戦する元F1ドライバーのパスカル・ウェーレインと交代させるのではないかと噂されている。

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「現時点でそのような意向はない」とその噂を否定している。

    トロロッソは今年からホンダからF1パワーユニットの供給を受けており、トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、F2に参戦する日本人ドライバーの福住仁嶺の起用に関心があることを認めている。しかし、福住仁嶺はF1の必須条件となるスーパーライセンスポイントを満たしておらず、近い将来にそれが実現する可能性は低い。

    今年、ロシアン・タイムからF2参戦するアルテム・マルケロフは、昨年をランキング2位で終えており、スーパーライセンスポイントの条件をクリアしているが、レッドブルにもトロロッソにも興味はないと語る。

    「ハートレーの後任を務めることに合意するか? ルノーが行けと言うなら、その可能性はあるけど、僕の意志でトロロッソに座ることはないだろう」と Sport FM にコメント。

    「ヘルムートのことはわかっているし、彼が若手ドライバーのキャリアをいかに潰してきたかもわかっている。僕にはその必要はない」

    「それにクリスチャン・ホーナーがレッドブルを離れるという噂もある。レッドブルがF1から離れたがっているとの噂もある。それらは噂に過ぎないけど、トロロッソやレッドブルにいることでどのような将来性があるのか僕にはわからない」

  • ホンダF1 「モナコGPでは低回転域でのPUセッティングがキーになる」

    ホンダF1 「モナコGPでは低回転域でのPUセッティングがキーになる」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1モナコGPでのトロロッソ・ホンダの戦い方、F1パワーユニットのセッティングなどについて語った。

    伝統の一戦、F1モナコGPが今週末開催される。多くのF1ドライバーが居を構える街にできる世界一有名な市街地コースは、ファンにとっても、チームにとっても特別な瞬間を作り出す。マシンの間際に迫るガードレールとタイトなコーナーという厳しい環境で、直近6年のセーフティカー出動率は100%。一切のミスは許されない。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、低速コーナーが多く、レースでのオーバーテイクが難しいモナコの市街地コースでは、F1パワーユニットのエネルギーマネジメントについて予選で結果を残すことにフォーカスしてセッティングを進めるとし、また、普段はあまり使用しないような低回転域でのPUセッティングがキーになると語る。

    「伝統のモナコグランプリは、狭い公道を走るレースはもちろん、サーキット外の華やかな雰囲気やさまざまなイベントも含め、年間のカレンダーの中ではスペシャルかつユニークなレースの一つです」と田辺豊治はコメント。

    「モナコ市街地に設定されたコースには多くの低速コーナーがあり、車体性能とともに、そこでのPUのドライバビリティーがラップタイムに大きな影響を与えます。したがって、普段はあまり使用しないような低回転域でのPUセッティングがキーになります。また、レースでのオーバーテイクが難しいため、エネルギーマネジメントについては予選で結果を残すことにフォーカスしてセッティングを進めます」

    「先週のバルセロナテストでは、PUの各コンポーネント間でのエネルギーバランスの最適化にトライしてきましたが、そこで得たいくつかのアイデアを、ここモナコでも使用できるのではとも考えています」

    田辺豊治は、昨年までHPD シニア・マネージャー 兼 レースチーム チーフエンジニアを務めており、昨年のインディ500では佐藤琢磨による日本人初制覇を支えた。

    今年もF1モナコGPとインディ500は日程が重なっているが、F1に集中しつつも、佐藤琢磨のインディ500の戦いぶりはやはり気になると田辺豊治は語った。

    「言うまでもなく、今週末に行われるF1モナコグランプリとインディ500という2つのイベントは、それぞれ世界で最も有名なレースの一つです。そして当然、今年の私はF1に集中しなければなりません」

    「とは言え、日曜の夜には琢磨選手が昨年の歴史的な勝利を再現できるかが気になって、やはりインディ500を見てしまう気がしています」

    関連:2018年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロロッソ 「ホンダのためにも日本人ドライバーをF1に乗せたい」

    トロロッソ 「ホンダのためにも日本人ドライバーをF1に乗せたい」

    トロロッソは、ホンダとの提携の一環として“遅かれ早かれ”F1で日本人ドライバーを走らせたいと考えている。

    レッドブルの姉妹チームであるトロロッソは、現在、レッドブルの契約ドライバーであるピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーを走らせている。

    ホンダF1は、F1の下位カテゴリーであるフォーミュラ2で育成ドライバーである福住仁嶺と牧野任祐を走らせている。

    福住仁嶺は、昨年のGP3シリーズを3位で終えており、正式なレッドブルのジュニアチームではないものの、レッドブルとアスリート契約を結んでおり、スーパーライセンスが確保できれば、レッドブルにとっては論理的な選択肢となる。

    来年、福住仁嶺をドライバー候補として考えているかと質問されたトロロッソのチーム代表フランツ・トストは「もちろん、そこにはホンダと関係がある。それに我々は遅かれ早かれ日本人ドライバーを走らせたいと思っているとコメント。

    「それは彼の手にかかっている。彼は優れたパフォーマンスを示さなければならない。成り行きを見守っていく」

    福住仁嶺はGP3を3位で終えたことで15点のスーパーライセンスポイントを稼いでおり、レースシートの要件を満たすためには今季のフォーミュア2をトップ4以内でフィニッシュする必要がる。

    だが、福住仁嶺はここまでの開幕6レースで1ポイントしか獲得できておらず、ランキング18位と厳しい状況に陥っている。一方、牧野任祐も4ポイント獲得でランキング17位。二人は前戦スペインでのレースで日本人同士でクラッシュを喫してリタイアに終わっている。

    トロロッソでホンダの育成ドライバーを走らせるというオプションは、2019年にレッドブル・レーシングにエンジンを供給する契約のなかでも議論の一部として話し合われている。

    本田技研工業のモータースポーツ部長を務める山本雅史は「ホンダにとって非常に重要なことは、F1、モータースポーツの日本での人気を再び高めることです」と Autosport にコメント。

    「その意味で、F1ドライバーがいることは本当に重要です。F2で二人はチャンピオンシップをかけて戦っていますが、彼らはスーパーライセンスを獲得しなければなりません」

    「チームを追加することで、他チームにドライバーを加える機会が増えるのは確かです」

    ホンダのドライバーを選ぶことができれば、頭痛の種を抱えているレッドブルにとって大きな助けとなる。

    ダニエル・リカルドとレッドブル・レーシングとの将来は不明のままとなっており、カルロス・サインツがルノーに完全移籍した場合は、トロロッソからピエール・ガスリーを昇格させることになるかもしれない。

    これにより、トロロッソには空席がひとつできることになるが、ブレンドン・ハートレーは初シーズンに結果を出せておらず、F1モナコGPの結果次第ではシートを喪失する可能性が噂されている。

  • ブレンドン・ハートレー、F1モナコGPにスペシャルヘルメットを用意

    ブレンドン・ハートレー、F1モナコGPにスペシャルヘルメットを用意

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、今週末のF1モナコGPを特別なデザインを施したヘルメットで戦う。

    昨シーズン後半にトロロッソでF1デビューを果たしたブレンドン・ハートレーにとって、F1モナコGPでレースをするのは初めてとなる。

    ブレンドン・ハートレーは、F1モナコGPにむけて特別なデザインを施したヘルメットを用意。

    トロロッソ・ホンダのマシンカラーであるブルーをベースにマット塗装が施されたヘルメットには、ニュージランドのレースでのナショナルカラーであるグリーンとオレンジのラインなどが、すべてカジノ、ミラボー、ラスカスといったモンテカルロ市街地コースのコーナー名でモザイクアート風にデザインされている。頭頂部には母国ニュージーラーンドの地形図が入れらている。

    モンテカルロ市街地コースを見下ろせるアパートに住んでいるというブレンドン・ハートレーは「ここモナコは、F1カレンダーのハイライトの一つで、ここでレースに参戦することをずっと夢見てきた」とコメント。

    「ニュージーランドが僕のホームだけど、妻のサラやすばらしい友人たちとここで長い時間を過ごしてきたので、モナコは僕にとっての第二の故郷のような存在だ。なので、今週末はホームレースのような気分だ。自分の家のベッドで起きて、いつもの朝のルーティーンを行えることはいいものだ」

    「このような市街地サーキットでのレースは、いつも楽しみにしている。これまでに何度か走ったことがあり、自分の故郷でもあった場所なので、トラックのことはよく理解しているつもりだ」

    今年、新生トロロッソ・ホンダでフル参戦を果たしたブレンドン・ハートレーだが、前半戦の低調なパフォーマンスには疑問の声も挙がっており、一説ではF1モナコGPがトロロッソ・ホンダでの最後のレースになるのではないかとも報じられている。

    ブレンドン・ハートレー F1モナコGP ヘルメット① ブレンドン・ハートレー F1モナコGP ヘルメット②ブレンドン・ハートレー F1モナコGP ヘルメット③ ブレンドン・ハートレー F1モナコGP ヘルメット関連:2018年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ブレンドン・ハートレー 「モナコGPに参戦することをずっと夢見てきた」

    ブレンドン・ハートレー 「モナコGPに参戦することをずっと夢見てきた」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、F1モナコGPへの意気込みを語った。

    昨年シーズン後半にトロロッソのドライバーとしてF1復帰したハートレーにとって、モナコで走るのはフォーミュラ・ルノー3.5でレースをしていた2010年以来となる。

    「実は、これまで3年半の間、モナコに住んでいる。レースで使われる市街地に住んでいるので、僕の家からもトラックが見えるぐらいだ」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「ここモナコは、F1カレンダーのハイライトの一つで、ここでレースに参戦することをずっと夢見てきた。ニュージーランドが僕のホームだけど、妻のサラやすばらしい友人たちとここで長い時間を過ごしてきたので、モナコは僕にとっての第二の故郷のような存在だ。なので、今週末はホームレースのような気分だ。自分の家のベッドで起きて、いつもの朝のルーティーンを行えることはいいものだ」

    「このサーキットは好きで、ワールドシリーズではルノーから何度か参戦し、3位表彰台を獲得したこともある。僕が3位に入ったときは、ダニエル・リカルドが優勝していた。またある年は、8番手から何度かオーバーテイクを繰り返して、4位入賞することができた。このような市街地サーキットでのレースは、いつも楽しみにしている。これまでに何度か走ったことがあり、自分の故郷でもあった場所なので、トラックのことはよく理解しているつもりだ」

    「モナコの市街地サーキットは非常にユニークだ。伝統的なサーキットだけど、いまの時代にこのようなトラックをデザインするのは、難しいのではないだろうか。多くの歴史が詰まっており、それら全てがファンに愛されている。ここはカレンダー中で最も遅いサーキットだけど、F1マシンに乗っていると、実際のスピードよりはるかに刺激的なスピード感覚を味わえる。ウォールから数cmのところを切り込んでいくこのサーキットでいいラップタイムを記録することは、ドライバーにとってこの上ない喜びだ」

    「またモナコは、ラップごとに路面が変化するレースの一つでもある。マシンのグリップ力が上がる予選は非常にスリリングだけど、ドライバーは土曜日に向けて、着実にペースを上げていかなければならない。ウォールからわずか数cmのところを周回し続けるためには確かな自信が必要になるけど、それは同時に多くのF1ドライバーが楽しみにし、また切望していることでもある」

    「モナコGPは、週末を通して特別な雰囲気に包まれる。過去数年では、レッドブルのエナジーステーションからレースを観戦し、すばらしい時間を過ごすことができた。今年は自分がF1ドライバーとして参戦できるので、例年よりさらに特別な時間となるだろう。今年はモナコの華やかな魅力を心から楽しむ時間はないけど、それでも十分にそれは伝わってくるものだ」

    関連:2018年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「モナコではジュニア時代に運に恵まれなかった」

    ピエール・ガスリー 「モナコではジュニア時代に運に恵まれなかった」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、2018年のF1世界選手権 第6戦 F1モナコGPへの意気込みを語った。

    「モナコではジュニア・フォーミュラ時代に走ったことがあるけど、正直に言ってしまえばあまり運には恵まれてこなかった。何度もひどい目にあったことがあるけど、それでもモナコは大好きなトラックなので、今年はそうならないことを祈っているよ!」ピエール・ガスリーはコメント。

    「ここでの予選は、セッションを通してウォールにギリギリまで近づきながら時速300㎞以上で周回するため、シーズンを通して最もエキサイティングなものになる。毎周、パフォーマンスを限界まで追求しながら走行する感覚は、ほかでは味わえない。しかし、少しのミスも許されないという厳しい一面もある。少しでも遅くブレーキングするか、ちょっとでも壁に近づきすぎれば、そのままウォールに突っ込んでしまうからね。だからこそ、ここで走るのは刺激的だ」

    「予選は大好きだけど、レースはドライバーにとって試練の連続だ。ここではオーバーテイクするのが非常に難しいため、戦略が全てだ。また、最初から最後まで高い集中力をキープし続ける必要もる。例え後方からのスタートになっても、レースの終盤でだれかがミスをすれば、ポジションを上げるチャンスがあるわけだからね。常にあらゆる機会を逃さないよう、備えておく必要がある」

    「ここでのレースは長く、フラストレーションもたまりやすいと言える。前方のマシンが自分より遅くても、前を走るドライバーがうまくポジションを守ってさえいれば、トラック幅が狭いため、オーバーテイクするのは困難だ。こうしたさまざまな要因により、モナコでのレースは非常に難しいものとなっている。モナコではドライバーの腕がモノを言うと言わるけど、トラックの特性や路面のバンプを考慮すれば、速いマシンを持っていることもやはり重要だ。もっとも、上手いドライバーはレースの勝敗を分けるコンマ数秒をきっちり上げてくる腕を持っているけどね」

    「路面は週末を通して刻一刻と変化するので、ドライバーは注意深く走行する必要があるけど、同時に着実にペースを上げ、土曜日に行われる予選では最も速いセッティングを確立していなくてはならない」

    「モナコはある意味、クレイジーなサーキットだと思う。現地の人でも50km以上は出さないところを、レース中のドライバーたちは時速300km以上で駆け抜けていくわけだからね。でもそこが同時に大好きで、ここで走っているとアドレナリンが全開になる」

    「レース以外にもいろいろな仕事があるけど、週末はうまく切り替えて、レースに集中できるはずだ。僕は、パーティーのような雰囲気や、沖に何艘も浮かんでいるヨットなど、モナコGPのすべてが大好きだ。だれにとっても楽しいイベントだと思う。ドライバーとしては、日曜日に好リザルトを獲得できればよりいい。これまでは、フランス人ドライバーにとって、ここモナコがホームグランプリに最も近いと言われてきた。今シーズンは、フランスのポール・リカール・サーキットがカレンダーに加わっているので、モナコは第二のホームという感じだ」

    関連:2018年 F1モナコGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ホンダF1 「ライバルメーカーに追いつくには多くのエリアで改善が必要」

    ホンダF1 「ライバルメーカーに追いつくには多くのエリアで改善が必要」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、ライバルのエンジンメーカーのパフォーマンスに追いつくためには改善しなければならないエリアがたくさんあると認める。

    ホンダは今年、トロロッソと新たなパートナーシップを開始。第2戦バーレーンGPではピエール・ガスリーが4位入賞。ホンダにとって2015年にF1復帰して以降のベストリザルトとなった。

    だが、それ以降のレースでは低迷。その後、エネルギーマネジメントの運用を見直したことで、先週末のスペインGPでピエール・ガスリーがQ2進出。改善の兆しをみせた。

    マクラーレンとの3年間のパートナーシップで多数の信頼性トラブルに見舞われたホンダは、昨年の同じコンセプトを維持して、進化させることを決断。より細かなディテールに集中し、相関ツールのクオリティを進歩させることに焦点を当てた。

    プレシーズンテストではほぼノートラブルの信頼性を発揮したホンダのF1パワーユニットだが、開幕戦ではピエール・ガスリーのユニットのMGU-Hにトラブルが発生。ダメージはエンジンにまで及んでいた。

    しかし、その後に対策を施したMGU-Hにはトラブルは発生しておらず、4戦連続でレースを続けている。たった4戦ではあるが、昨年までの故障が多発していた状況を考えれば、大きな改善だと言える。

    「ハードウェアの問題でした」とホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治はF1公式サイトにコメント。

    「もう問題は解決していると思っています。ですが、まだ我々は十分なレースを走行していません」

    田辺豊治は、ライバルのメルセデス、フェラーリ、そしてルノーに追いつくという挑戦に幻想を抱いてはいない。

    「他のエンジンメーカーに追いつくためには取り組まなければならないエリアがたくさんあります。我々は懸命に仕事をしています。そして、懸命に仕事を続けていきます」と田辺豊治は語る。

    「我々は新しいチームです。前回のレースからも技術的なこと、トラックでの準備、チームとして効率的に働く方法など、まだ多くのことを学んでいます。我々はまだ学習しているところです」

    ホンダはF1復帰以来、多数の信頼性トラブルに見舞われてきた。だが、F1を戦うには信頼性を確保しながら、パフォーマンスを追求しなければならない。

    「パフォーマンスと信頼性に関しては常に妥協する必要があります」と田辺豊治は語る。

    「パフォーマンスをあまり重視しすぎると、信頼性に問題が発生してしまうこともあります。我々はどれくらいパフォーマンスを引き上げられるかを評価し、信頼性での結果を確認します。そして、妥協点を見つけようとしています」

    2018年はF1カレンダーが21戦に拡大されたにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減されている。

    トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hを2基目を使用。スペインGPのフリー走行3回目にクラッシュを喫したピエール・ガスリーは、ターボチャージャとMGU-Hが3基目、それ以外はすべて2基目が投入されており、残り166戦の段階でペナルティに王手がかかっている。

    だが、エンジン故障という点ではホンダは大幅な改善を果たしている。昨年のこの時点ホンダはフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンに40のコンポーネントを投入。バンドーンは、ターボチャージャ、MGU-H、エネルギーストア、コントロールエレクトロニクスが5基目に達していた。だが、今年は約半分の22のコンポーネントに収まっている。

    現在、ホンダはパフォーマンスに焦点を移行しており、近い将来、20馬力アップを達成するアップデート投入されると報じられている。

    「大きな改善を果たすのは簡単なことではありません」と田辺豊治はコメント。

    「もちろん、我々はシーズン中にアップデート版アイテムを適用していく予定です。現時点ではそれらがいつ投入されるかはお話できません」

    今年は21戦でエンジンの使用は3基に限られているため、必然的に第7戦カナダGPと第14戦シンガポールGPがアップデートを投入する最適なタイミングとなる。

    ホンダは開幕戦でのMGU-Hの故障とスペインGPでのブレンドン・ハートレーの事故により、その計画に狂いが生じている。しかし、それでもペナルティを最小限に収めるために計画を練っている。

    昨年、ホンダはマクラーレンのパフォーマンスを改善させるためにペナルティを無視して積極的にアップグレードを投入。エンジン関係の降格ペナルティは合計に320グリッドに及んだ。

    しかし、今年はパフォーマンス改善を確信できたときのみアップグレードを投入するとしており、HRD Sakuraでダイナモ上でテストエンジンでの相関関係の改善が引き続き行われている。

    「相関関係を改善する多くのエリアがあります。十分に完璧ではありません。いくつかのエリアでは優れた相関関係が出ています。ですが、改善する必要がある部分があります」

  • トロロッソ 「ホンダと一緒に勝てるマシンを造りたい」

    トロロッソ 「ホンダと一緒に勝てるマシンを造りたい」

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、ルノーからホンダにF1パワーユニットを変更したことに満足しており、長期的にホンダと優勝を狙える位置まで行きたいと語る。

    トロロッソは、今年からホンダとワークス契約を締結。第2戦バーレーンGPではピエール・ガスリーが4位入賞を成し遂げている。

    ジェームス・キーはホンダとの共同作業を楽しんでいると SpeedWeek に語った。

    「とっくにハネムーンは終わっている。関係はさらに深まっているし、とてもうまく協力できている」とジェームス・キーはコメント。

    トロロッソにとって、エンジンメーカーのワークスチームとして活動するのは今回が初めての経験となる。

    「そこは我々が喜んで受け入れた挑戦だ」とジェームス・キーはコメント。

    「我々はこれまでエンジンメーカーと密接に仕事をする機会は一度もなかった。我々はファクトリー・レーシングチームとしてより大きな責任を抱えている」

    「単なるカスタマーチームとして状況とは完全に異なっている。ホンダは我々の希望のひとつひとつに応えてくれているし、サーキットでもやりやすくなった」

    最近、トロロッソの姉妹チームであるレッドブル・レーシングが2019年からホンダとワークス契約を結び「レッドブル・ホンダ」が誕生する可能性が高いと報じられている。それが実現すれば、ホンダにとってトロロッソよりもレッドブルの方が重要度の高い契約になると考えられている。

    それでも、ジェームス・キーは、トロロッソもホンダのF1パワーユニットで勝利することは可能だと考えている。

    「他のチームは勝つことはできないとルールのどこかに書いてあるかい?」とジェームス・キーは語る。

    「我々がトップチームたちに追いつくことも可能だと考えている。ちょっとした幸運があれば、表彰台も間違いなく可能だ」

    「長期的には、ホンダと一緒にレースで勝利できる位置まで行けることを願っている」