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  • トロロッソ・ホンダ 「コミュニケーションは非常にスムーズ」

    トロロッソ・ホンダ 「コミュニケーションは非常にスムーズ」

    トロロッソとホンダは、新たなパートナーシップにおける作業において非常にスムーズにコミュニケーションをとれていると語る。

    トロロッソとホンダは2018年のF1世界選手権から新たにパートナーシップを開始。今週行われたプレシーズンテストでは、4日間で大きな問題に見舞われることなく、合計で324周を走破。これは全チーム内で最多の走行距離となる。

    昨年までホンダのパートナーだったマクラーレンは、イギリスの拠点と日本のさくらとのコミュニケーションに問題を抱えていたが、トロロッソはそれが問題になることはないと強調する。

    トロロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは「私は1年間日本に住んで仕事をしていたことがあるので、彼らの文化について多少はわかっている。彼らとの仕事ではヨーロッパの企業と働くときに使用されていた方法とは完全に異なるメソッドを伴う」とコメント。

    「我々はエンジニアが日本の考え方をより理解できるようにファクトリーでセミナーを開催してこの新しい文化を彼らに紹介した。それが大きく役立っていると思う。ここまで目にしてきたもの協力関係は効果的ですでに高いレベルにある」

    本田技研工業,のモータースポーツ部長を務める山本雅史は「開発側とマネジメント側のコミュニケーションはよりスムーズです」とコメント。「私自身とフランツ、そして、開発側は良いコミュニケーションを築いています」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治も「今季に向けたトロ・ロッソとの準備期間は決して長くはありませんでしたが、限られた時間の中で密にコミュニケーションを取り、順調に作業を進めることができました。互いにいいパートナーシップを築けていますし、イタリア、日本、イギリスのそれぞれのファクトリーにいるチームメンバーの努力にとても感謝しています」と語る。

    また、マクラーレンとのパートナーシップの違いとして、トロロッソのイタリア人スタッフとホンダの日本人スタッフはお互いに第2外国語で会話をするという点がある。

    「我々の日本語力よりもホンダのスタッフの英語力に依存している部分が大きい。彼らは優れた英語を話すために素晴らしい努力をしている」とトロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーはコメント。

    「我々は、日本の会社がどのように構成され、彼らがどのようなコミュニケーションを採っているのか、特定の物事で実際には何を意味しているかなどをもう少し理解するために日本文化の文化研修を行った。それも大きく役に立っている」

    「もちろん、会議や物事の進め方に違いはあるが、これまでのところ、全てが問題なく進んでいる。我々にとってのチャレンジは2か国に広がっていることだ(トロロッソは英国バイチェスターに空力拠点を置いている)。すでに我々は運営において妥協している」

    「ほぼ全員がイタリアにいるし、イタリアのスタッフは第2言語を話すことになり、日本のスタッフも第2言語で話す。大きな時差と二つの異なる文化があり、そこにある潜在的な危険は大きい。だが、全員がそれが確実に機能するように努力している」

    イタリアにあるトロロッソのファエンツァの拠点と、日本のホンダのHRDさくらは6000マイル以上離れており、8時間の時差がある。だが、それは逆に有効だとフランツ・トストは語る。

    「私は朝6時半くらいにデスクにいることを好む。集中する必要のある仕事の多くをこなせるし、すべてを反省する時間も得られる。まず最初に夜中に到着したEメールを見ている。特に我々のホンダの友人は我々よりも8時間早いので、朝にすぐに彼らに返信することができる」

    マクラーレンは英国を拠点とする名門チームであり、ホンダに多くの要求を課してきたが、トロロッソはイタリアを拠点としている小規模なチームであり、ホンダのF1エンジン開発に自由を与えている。

    「作業関係という観点で我々は非常に早い段階から合意していた。それぞれで努力し、全体的に最速のパッケージを作る必要があるということで完全に合意している」

    「それぞれで妥協点が必要な場合は、非常に科学的な方法でそこに目を向け、最良なソリュションと最小限の妥協を見つけていく」

    「我々が対処したい特定の空力問題があり、そこに少しエンジンが関わりシャシー側により多くのポテンシャルある場合、もしくは彼らが熱望している特定のエンジンがあってシャシー側にはわずかな妥協点がある場合、我々はそれを見ていく」

    「ケース・バイ・ケースであり、共同で多くの調整が必要だが、正当な理由であればそれは問題ではない」

    その証拠として、ホンダはパフォーマンスと信頼性を改善するためにV6エンジンを2cm延長しており、トロロッソは喜んで対応したと伝えられている。

    本田技研工業 ホンダF1トロロッソ・ホンダ

  • トロロッソ 「ホンダと順調なスタートを切れたことは驚きではない」

    トロロッソ 「ホンダと順調なスタートを切れたことは驚きではない」

    トロロッソ・ホンダのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、新しいパワーユニットパートナーであるホンダととに順調なスタートを切れたことは驚くことではないと語り、この傾向は今後も継続していくだろうと自信をみせる。

    昨年、マクラーレンはホンダのF1パワーユニットの信頼性問題に苦しみ、最終的にパートナーシップを解消することを選んだ。しかし、今年ホンダのF1パワーユニットを搭載するトロロッソ STR13は優れた信頼性を示しており、すでに1500km以上を走行している。

    これほどまでに多くの走行距離を走りこめていることに驚いているかと質問されたジェームス・キーは「去年の状況を見れば驚くかもしれないが、しばらく彼らと仕事をしてきた我々としては驚きではない」とコメント。

    「彼らが有している施設、彼らの仕事への必死さを見れば、もう私を驚かせることはない」

    「もちろん、コースに出てみるまで決してどうなるかはわからなかった。だが、大きな問題はまったくなかったと言わなければならない。我々の側には小さなストップがあった。彼らとの作業は非常にスムーズだった。彼らは非常に開放的であり、全ての会議に出席しているので、我々全員が何が進行しているかを把握しているし、我々はすべてを最適化するために協力している。これまでのところは非常にスムーズだし、それが続いていくと確信している」

    ジェームス・キーは、テスト最終日にソフトウエアのエラーによるブレーキ・バイ・ワイヤの問題が発生して作業は一時的に遅れたと説明した。

    また、ルノーに代えてホンダのF1エンジンを搭載するためにSTR13を短期間で再開発しなければならなかったが、トロロッソにはマクラーレン製のプロダクトはまったく使用されていないと語る。

    「なぜ我々がSTRにマクラーレンの部品を望む? STRのギアボックスだ」とジェームス・キーはコメント。

    「内部はレッドブル・テクノロジーと共通だが、それらは共同で設計されている。例えば、オイルシステムは我々のものであり、メインケースは完全に我々のものだ。電子システムやコントロールシステムもそうだ。完全にSTRだ。互角性に完全な違いがあるので、異なるエンジンを搭載するにはその方法を採らなければならない」

    また、ワークスパートナーとしてホンダと働くことはトロロッソに“ポジティブなプレッシャー”をもたらしているとジェームス・キーは語る。

    「ワークス契約であり、本格的な協力体制だ。全てのダイナモテスト、R&Dリグテスト、いくつかのエリアの共同開発、共同設計作業などがある。来年の設計作業もすでに進行している。その全てが我々のパートナーシップでは非常にユニークだ」

    「実際、そのすべては責任が重い。我々はそれを楽しみにしていたし、ポジティブなプレッシャーだ。しかし、ホンダが一緒に仕事をするチームと進歩するために必要なレベルに引き上げるのは大きな責任だ」

    ジェームス・キーは、ホンダとマクラーレンの提携の詳細については知らないとしながらも、トロ・ロッソについてはホンダとの関係を確立するため、できるだけ要求を減らそうとしたと語る。

    「マクラーレンとの関係がどうだったのか知らないし、正直なところ話し合ってもいない。それは我々の仕事ではない。自分たちの仕事を楽しみにしているし、注目している」

    「我々は、ホンダが改善するために必要な自由をすべて与えるというアプローチを採っている。非常に短い期間で2018年のエンジンで協力しなければならなかったし、対応しようとした妥協点もいくつかあったが、基本的に彼らを全面的に支援して、彼らが仕事をするために必要な自由を与えたかった」

    「来年については、さらに緊密な共同作業になる。というのもゼロから始めているからだ。したがって、2019年のエンジン、シャシーへの搭載、統合システムについては、今とても自由に議論することができている。ホンダには『やりたいことを教えてほしい、そうすればこちらで得失評価をして、ベストパッケージがどういうものかを考える』と言ってある」

    「なぜなら、最高のパワーユニットや最高のシャシーではなく、最高のパッケージのために組み合わせようとしているからだ。コンビネーションが重要だ」

    ジェームス・キー トロロッソ テクニカルディレクター

  • 2018年 F1プレシーズンテスト1回目:総合タイム&周回数・走行距離

    2018年 F1プレシーズンテスト1回目:総合タイム&周回数・走行距離

    2018年の1回目のF1プレシーズンテストとなる第1回目のバルセロナ合同テストが終了した。

    2月26日(月)~3月1日(木)の4日間にわたってカタロニア・サーキットで行われた第1回目の合同テストは、気温の低いコンディション、特に3日目は降雪と豪雨によって事実上テスト日が1日削られてしまったため、例年よりも周回数は少ないテストとなった。

    1回目のプレシーズンテストは信頼性を築き上げることが鍵となってくる。特に2018年はF1カレンダーが21戦に拡大されるにも関わらず、ドライバーが年間に使用できるF1エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hは3基までとなり、MGU-K、コントロールエレクトロニクス、エネルギーストアは年間2基に削減される。

    最も多くの周回を走ったのはトロロッソ・ホンダ STR13。ピエール・ガスリーが全ドライバーで最多の229周を走破。ブレンドン・ハートレーも95周を走行し、合計で324周を走行。昨年後半にF1デビューを飾った経験の少ない二人にとって有益だっただけでなく、新たなパートナーシップを開始させたトロロッソとホンダ、特に昨年はトラブルが続発したホンダにとっては周囲からの懸念の声を吹き飛ばすためにも重要なテストとなった。

    天候によって路面コンディションが良くなかったなかでもメルセデスの速さは際立った。まだセットアップを煮詰めていない段階だが、ルイス・ハミルトンはミディアムタイヤで1分19秒333を記録。すでに昨年のF1スペインGPで自身が記録したポールタイムの1分19秒149に0.184秒まで迫っている。

    フェラーリとレッドブルはタイム的に拮抗。レッドブルは信頼性トラブルに見舞われて209周に留まったものの、ミディアムタイヤで1分20秒前半のタイムを出している。

    中団チームではルノーが一歩抜け出ている印象。今年からルノーのF1パワーユニットを搭載するマクラーレンは、ストフェル・バンドーンが3番手タイムだが、これは極端に柔らかいハイパーソフトで記録したもの。10番手タイヤのフェルナンド・アロンソもスーパーソフトでのタイムであり、ルノーがやや先行しているようだ。

    テスト後半は、3月6日(火)から9日(金)までの4日間、今回と同じスペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで行われる。来週はより温暖な気候になることが予報されており、開幕戦にむけて本格的にパフォーマンスを煮詰めるテストとなるため、より勢力図がはっきりしていくるだろう。

    2018年 F1プレシーズンテスト1回目 総合タイム

    順位 ドライバー チーム Day ベストタイム タイヤ
    1 ルイス・ハミルトン メルセデス 4 1分19秒333 MEDIUM
    2 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 2 1分19秒673 SOFT
    3 ストフェル・バンドーン マクラーレン 4 1分19秒854 HYPERSOFT
    4 バルテリ・ボッタス メルセデス 2 1分19秒976 MEDIUM
    5 ダニエル・リカルド レッドブル 1 1分20秒179 MEDIUM
    6 ケビン・マグヌッセン ハース 4 1分20秒317 SUPERSOFT
    7 マックス・フェルスタッペン レッドブル 2 1分20秒326 MEDIUM
    8 キミ・ライコネン フェラーリ 1 1分20秒506 SOFT
    9 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1 1分20秒547 MEDIUM
    10 フェルナンド・アロソ マクラーレン 4 1分20秒929 SUPERSOFT
    11 カルロス・サインツ ルノー 4 1分20秒940 MEDIUM
    12 ランス・ストロール ウィリアムズ 4 1分21秒142 SOFT
    13 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ 2 1分21秒318 SOFT
    14 ロバート・クビサ ウィリアムズ 2 1分21秒495 SOFT
    15 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 2 1分21秒822 SOFT
    16 エステバン・オコン フォース・インディア 2 1分21秒841 SOFT
    17 セルジオ・ペレス フォース・インディア 4 1分21秒973 SOFT
    18 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 1 1分22秒371 SOFT
    19 ロマン・グロージャン ハース 1 1分22秒578 SOFT
    20 シャルル・ルクレール ザウバー 4 1分22秒721 SOFT
    21 マーカス・エリクソン ザウバー 1 1分23秒408 SOFT
    22 ニキータ・マゼピン レッドブル 1 1分26秒628 MEDIUM

    ドライバー別 周回数&走行距離

    順位 ドライバー チーム 周回数 距離
    1 ピエール・ガスリー トロ・ロッソ 229 1065.955km
    2 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 218 1019.445km
    3 バルテリ・ボッタス メルセデス 212 986.860km
    4 カルロス・サインツ ルノー 151 702.905km
    5 ストフェル・バンドーン マクラーレン 147 684.285km
    6 マーカス・エリクソン ザウバー 143 665.665km
    7 シャルル・ルクレール ザウバー 140 651.700km
    8 ケビン・マグヌッセン ハース 132 614.460km
    9 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 127 591.185km
    10 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 122 567.910km
    11 フェルナンド・アロソ マクラーレン 113 526.015km
    12 ダニエル・リカルド レッドブル 107 48.0885km
    13 マックス・フェルスタッペン レッドブル 102 474.810km
    14 ランス・ストロール ウィリアムズ 100 465.500km
    15 ブレンドン・ハートレー トロ・ロッソ 95 442.225km
    16 ルイス・ハミルトン メルセデス 94 437.570km
    17 キミ・ライコネン フェラーリ 80 372.400km
    18 エステバン・オコン フォース・インディア 79 367.745km
    19 セルジオ・ペレス フォース・インディア 65 302.575km
    20 ロマン・グロージャン ハース 55 256.025km
    21 ロバート・クビサ ウィリアムズ 49 228.095km
    22 ニキータ・マゼピン レッドブル 22 102.410km

    マシン別 周回数&走行距離

    順位   マシン 周回数 走行距離
    1 トロロッソ・ホンダ STR13 324 1508.220km
    2 メルセデス W09 306 1424.430km
    3 フェラーリ SF71H 298 1387.190km
    4 ザウバー C37 283 1317.365km
    5 ウィリアムズ FW41 276 1284.780km
    6 ルノー R.S.18 273 1270.815km
    7 マクラーレン MCL33 260 1210.300km
    8 レッドブル RB14 209 972.895km
    9 ハース VF-18 187 870.485km
    10 フォース・インディア VJM11 166 772.730km

    エンジン別 周回数&走行距離

    順位   マシン 周回数 走行距離
    1 フェラーリ 062 EVO 768 3575.040km
    2 メルセデス M09 748 3481.940km
    3 ルノー R.E.18 742 3453.101km
    4 ホンダ RA618H 324 1508.220km
  • トロロッソ・ホンダ:第1回 F1バルセロナ合同テスト 4日目レポート

    トロロッソ・ホンダ:第1回 F1バルセロナ合同テスト 4日目レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1バルセロナ合同テストの最終日にピエール・ガスリーが147周を走行。多くのテストプログラムをこなし、テスト前半をいいかたちで終えた。

    スペイン・バルセロナでのテストは4日目を迎え、プレシーズンテスト前半の最終日となった。この日のトロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが走行を担当。

    早朝に雨は上がったが、テストが開始した午前9時ごろの路面はまだウエットで、霧も発生しているコンディション。午前中はインターミディエイトタイヤが中心での走行だったが、昼頃から気温は上がり、コンディションはドライへ。ガスリーは、精力的にテスト走行を行った。

    この日は、ロングランも含めトータル147周を周回。大きなアクシデントやトラブルもなく、テスト前半の最終日を締めくくった。

    テスト後半は、3月6日(火)から9日(金)までの4日間、今回と同じスペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで行われる。

    ピエール・ガスリー
    「今日はこんなに多くの周回を走行できて、心から満足している。僕にとっては実走テスト2日目なので、走行から多くのことを学んでいるし、メルボルンに向けてパフォーマンスを最大限高めていくために、セッティングの方向性を見出していかなくてはと思っている。チーム、そして僕自身にとって、これだけ多くのことを学習できているのはとてもいいことだ。来週のテスト後半に向けて、この後今日の走行データの分析を進める必要があるとは思うが、ともかく今日は本当にポジティブな一日だった。エンジンの信頼性は素晴らしい。レース距離の2倍以上にあたる147周という走行の間、全く問題は起きなkった。これを継続できればと願っている。また、クルマのフィーリングもよく、マシンとエンジンともに満足している。来週はまた新たなテストプログラムを行っていく。これが日々マシンを進化させていくためのプロセスだし、開幕戦に向けた準備を可能な限り入念にやっていきたいと思う」

    ジェームズ・キー (トロロッソ テクニカルディレクター)
    「午前中はウエットコンディションで、ドライになるまで時間がかかったが、ランチタイムを終えるころに急速に路面が乾き、午後は通常の走行ができてよかった。午前中はピエールがウエット下でのテストができ、インターミディエイトタイヤを試せたので、タイヤの挙動やセットアップへの影響を理解することができた。その中でいくつかマシンを進歩させるアイデアも浮かび、ピエールもウエットでの挙動に満足しているようだった。午後のプランは、来週に向けた準備として、基本となるセットアップの指標を設定することだった。基本的なテストプログラムを通じて、来週以降に向けた有効な方向性を確認することができた。やや回復したトラックコンディションの下で、終盤には何本かロングランを行い、長距離でのマシンやタイヤの感触を確かめることができたし、そういった意味で今日はいい一日だったと思う。来週には新たなアイテムも届くので、次回のテストではマシンのパフォーマンスの細かい部分にまで焦点を当てていく。我々の、走行距離を伸ばしていこうという計画はうまくいった。また、ホンダにとっても素晴らしいテストになったと思う。彼らは、自分たちの開発と、我々との共同作業の両方で多くの準備を行い、新型のエンジンをここに持ち込んでくれた。このテストでパワーユニット側の問題が全く起きなかったというのは素晴らしい結果だし、これまで我々が行ってきたウインターテストでは初めての経験だ。おそらくホンダにとって今日の147周という走行距離は、2014年のF1復帰以降の最長の記録ではないかと思う。そのおかげで実質3日間のテストを効果的に行うことができましたし、これは素晴らしい成果だ」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「朝方までの雨により、ウエットコンディションで始まったテスト4日目ですが、徐々に状況が改善し、昼ごろからドライ走行が可能になりました。これまでよりも気温が上昇し、4日目にしてようやくテストに適したコンディションで走行することができたという印象です。ガスリー選手の堅実な走りもあり、4日間で最多の合計147周を走行し、チームにとってはとても生産的な一日になりました。ドライコンディションでのPU機能確認とセッティングの熟成に加え、ロングランを行い、レースに向けて有用なデータを得ることもできました。今日でテスト1が終了となりますが、4日間、予定していたスケジュールをトラブルフリーでほぼ消化できたことに満足しています。また、レッドブル・トロロッソ・ホンダにとって大切な最初のテストを、いいかたちで終えることができました。この後は休む間もなく来週のテスト2に向けた準備を始めますが、万全の体制で臨みたいと考えています」

    トロロッソ・ホンダ F1

  • トロロッソ・ホンダ、全チームで最多の合計324周を走破

    トロロッソ・ホンダ、全チームで最多の合計324周を走破

    トロロッソ・ホンダは、4日間のF1バルセロナ合同テストで全チームで最多となる合計324周を走破。新シーズンにむけて好調なスタートを切った。

    2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰したホンダだが、その後の3年間では信頼性とパフォーマンス不足が露呈。マクラーレン側はホンダに辛辣な言葉を浴びせ続け、2017年限りでパートナーシップを解消した。

    2018年のF1世界選手権にむけてホンダはトロロッソとの新たなパートナーシップを開始。マクラーレンとの3年間で多くの報道がなされ、特に昨年のプレシーズンテストでは信頼性トラブルが続発したことから、特にホンダの2018年F1パワーユニット『RA618H』には懐疑的な目も含めて多くの注目が集まった

    今週スタートしたプレシーズンテストでは、ホンダのF1パワーユニットは保守的なモードではあるものの、全日程をトラブルフリーで走行を重ね、最終日にはピエール・ガスリーがこの日のドライバーのなかで最多となる147周を走破。これはホンダがF1に復帰して以来、1日での最多の周回数となる。

    トロロッソ・ホンダの2018年F1マシン『STR13』はメルセデスの新車『W09』よりも合計で18周多い324周を走破。同じく注目の対象となったマクラーレンより64周を多く走り込んでいる。ピエール・ガスリーも全ドライバーで最多となる229周を走り込んだ。

    ピエール・ガスリーは「今日は本当にポジティブな一日だった」とコメント。「エンジンの信頼性は素晴らしい。レース距離の2倍以上にあたる147周という走行の間、全く問題は起きなかった。これを継続できればと願っている。また、クルマのフィーリングもよく、マシンとエンジンともに満足している」と新車STR13とホンダのF1パワーユニットをポジティブに語る。

    スムーズなスタートはトロロッソ、特にホンダ陣営に良い雰囲気を作り出している。また、昨シーズン後半から途中参戦したピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーという経験の浅いドライバーラインナップに貴重な走行経験をもたらすことになった。

    トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは「彼らは仕事をするには本当に良い二人だし、彼らはすぐに行動を開始することを望んでいる。彼らはレース週末のことを心配せず、自分自身、そして、我々と一緒にクルマを改善することに時間を費やしがっている」とコメント。

    「我々の走行距離を伸ばしていこうという計画はうまくいった。また、ホンダにとっても素晴らしいテストになったと思う。彼らは、自分たちの開発と、我々との共同作業の両方で多くの準備を行い、新型のエンジンをここに持ち込んでくれた」

    「このテストでパワーユニット側の問題が全く起きなかったというのは素晴らしい結果だし、これまで我々が行ってきたウインターテストでは初めての経験だ。おそらくホンダにとって今日の147周という走行距離は、2014年のF1復帰以降の最長の記録ではないかと思う。そのおかげで実質3日間のテストを効果的に行うことができたし、これは素晴らしい成果だ」とホンダを称えた。

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「ガスリー選手の堅実な走りもあり、4日間で最多の合計147周を走行し、チームにとってはとても生産的な一日になりました」とコメント。

    「ドライコンディションでのパワーユニット機能確認とセッティングの熟成に加え、ロングランを行い、レースに向けて有用なデータを得ることもできました。今日でテスト1が終了となりますが、4日間、予定していたスケジュールをトラブルフリーでほぼ消化できたことに満足しています」

    「また、レッドブル・トロロッソ・ホンダにとって大切な最初のテストを、いいかたちで終えることができました。この後は休む間もなく来週のテスト2に向けた準備を始めますが、万全の体制で臨みたいと考えています」

    2018年 F1バルセロナ合同テスト 4日間の合計周回数

    チーム 周回数
    トロロッソ・ホンダ 324
    メルセデス 306
    フェラーリ 298
    ザウアー 283
    ウィリアムズ 276
    ルノー 273
    マクラーレン 260
    レッドブル 209
    ハース 187
    フォース・インディア 166

    関連:F1バルセロナ合同テスト最終日 結果:ルイス・ハミルトンが最速タイム

  • ホンダF1 「トラブルフリーで4日間のスケジュールをほぼ消化できた」

    ホンダF1 「トラブルフリーで4日間のスケジュールをほぼ消化できた」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1バルセロナ合同テスト最終日とこれまでの4日間を振り返った。

    テスト最終日はウエットでスタート。午前中はインターミディエイトタイヤが中心での走行だったが、昼頃から気温は上がり、コンディションはドライへと変わった。

    テストを担当したピエール・ガスリーはロングランも含めトータル147周を周回。大きなアクシデントやトラブルもなく、テスト前半の最終日を締めくった。

    トロロッソ・ホンダは4日間合計で全チーム最多となる324周を走行。ピエール・ガスリーがこの日走行した147周はホンダがF1に復帰して以降、1日での最多の周回数となる。

    ホンダF1の田辺豊治は「朝方までの雨により、ウエットコンディションで始まったテスト4日目ですが、徐々に状況が改善し、昼ごろからドライ走行が可能になりました。これまでよりも気温が上昇し、4日目にしてようやくテストに適したコンディションで走行することができたという印象です」とコメント。

    「ガスリー選手の堅実な走りもあり、4日間で最多の合計147周を走行し、チームにとってはとても生産的な一日になりました。ドライコンディションでのパワーユニット機能確認とセッティングの熟成に加え、ロングランを行い、レースに向けて有用なデータを得ることもできました」

    「今日でテスト1が終了となりますが、4日間、予定していたスケジュールをトラブルフリーでほぼ消化できたことに満足しています。また、レッドブル・トロロッソ・ホンダにとって大切な最初のテストを、いいかたちで終えることができました」

    「この後は休む間もなく来週のテスト2に向けた準備を始めますが、万全の体制で臨みたいと考えています」

    テスト後半は、3月6日(火)から9日(金)までの4日間、今回と同じスペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで行われる。

    本田技研工業 ホンダF1関連:F1バルセロナ合同テスト最終日 結果:ルイス・ハミルトンが最速タイム

  • トロロッソ 「ホンダのF1パワーユニットはルノーに肉薄している」

    トロロッソ 「ホンダのF1パワーユニットはルノーに肉薄している」

    トロロッソは、ホンダのF1パワーユニットのパフォーマンスは昨年のサプライヤーであるルノーに肉薄していると考えており、2018年中盤の早い段階でそのギャップもなくなると考えている。

    今年、マクラーレンとトロロッソはF1パワーユニットを交換。現状ではルノーのF1パワーユニットはメルセデスとフェラーリに次ぐ3番手のパフォーマンスだと考えており、マクラーレンはコンストラクターズ9位から飛躍を遂げると考えられている。

    しかし、トロロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、今回のプレシーズンテストでのホンダのF1 パワーユニットのパフォーマンスは嬉しい驚きだし、ホンダとルノーの馬力の差は、これまで報じられていたよりも近づいていると語る。

    「今年、ルノーが何をしてきたかはわからないが、ルノーの昨年の位置、少なくとも目にしている数値では良い感触を得ている。異なるダイナモの数値なので慎重に扱わなければならないが、そこまで離れていはない」とジェームス・キーは Sky Sports News にコメント。

    「実際、去年示唆されていたほどではない。おそらくシーズン終了時点でルノーにかなり近づいていた。それに彼らは今年進歩を果たしているし、それは励みになっている」

    ホンダは、マクラーレンとの3年間のパートナーシップで信頼性とパフォーマンス不足が露呈し、最終的にマクラーレンはホンダとのパートナーシップ解消を決断している。

    だが、ジェームス・キーは、ホンダが昨年のシーズン終了までに果たした進展を楽観的に捉えており、ルノーの差は埋められると考えている。

    「昨年のホンダから目にしたものは良好だった。シーズン前半はあらゆる困難に見舞われたが、それでも彼らにはパワーユニットの開発を進める能力があったし、シーズン終了までに向上していたのは間違いのないことだ」

    「その傾向は今年も続いているし、その傾向が続いている限り、彼らがシーズン中盤もしくは後半までにルノーにチャレンジできない理由はない。我々もそれを望んでいる」

    ジェームス・キーは、トロロッソがホンダと採っているアプローチはすでに成果を挙げていると考えている。

    「我々は彼らと心から協力したいと思っていた。我々のチーム代表(フランツ・トスト)は彼らのことを良く知っており、私も彼らと過去に仕事をしたことがあるので、我々は彼らと非常に友好的な関係を築き、うまく理解できると感じていた。これまではまさにそうなっている」

    「我々はホンダが必要としている自由を与えようとしている。基本的に我々は彼らがどんどん仕事を進めていける機会を与えたいと考えている。彼らはそれに感謝していると思う」

  • ブレンドン・ハートレー 「ホンダとトロロッソのパートナーシップは完璧」

    ブレンドン・ハートレー 「ホンダとトロロッソのパートナーシップは完璧」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、今のところホンダのF1パワーユニットにはマクラーレンが過去3年間で耐えてきたような多難の兆候はないと語る。

    2015年にマクラーレンのワークスパートナーとしてF1に復帰したホンダだが、その後の3年間では信頼性とパフォーマンス不足が露呈。マクラーレン側はホンダに辛辣な言葉を浴びせ続け、2017年限りでパートナーシップを解消した。

    2018年のF1世界選手権にむけて、ホンダはトロロッソとの新たなパートナーシップを開始。エンジンの初始動、シェイクダウンを順調に終え、今週スタートしたプレシーズンテストでは、ホンダのF1パワーユニットはトラブルフリーで走行を重ねており、3日目を終了した時点でトロロッソ・ホンダの2018年F1マシン『STR13』はメルセデスの新車『W09』と同じ177周を走行している。

    トロロッソのチーム代表フランツ・トストは「まず第一に、ホンダは去年皆が言っていたほど悪くはなかった」と Speed Week にコメント。「その上、彼らは冬の間に非常に懸命に仕事をしてきた」

    トロロッソ・ホンダのドライバーを務めるブレンドン・ハートレーも「すべてはパーフェクトに進んでいる」と El Mundo Deportivo にコメント。

    「僕たちはホンダのサポートを受けることができてとても満足している。これまでのところ、パフォーマンスは非常に良好だ。僕たちはエンジンと楽観性について非常に楽観的だ」

    「まだアップデートの途中ではあるけど、僕たちは何よりも信頼性に焦点を当てているし、今のところはすべてが順調だ」

    トロロッソ・ホンダが好調な滑り出しを見せる一方で、ルノーにF1パワーユニットを切り替えたマクラーレンはバルセロナで信頼性トラブルに見舞われている。

    ブレンドン・ハートレーは「ホンダのエンジンは、去年ルノーから得ていたものよりも優れている」とコメント。

    「自動車メーカーから直接エンジンの供給を受ける唯一のチームであることはトロロッソにとって素晴らしい機会だ」

    最後にフェルナンド・アロンソのトヨタとのル・マン24時間レースへの挑戦について質問されたブレンドン・ハートレーは「勝つチャンスはあると思うよ」とコメント。

    2度のWECチャンピオンであるブレンドン・ハートレーは「でも、真実を伝えれば、現在ではLMP1チームが数多く存在しているし、そのすべてが非常に急速に成長している。すべてが非常に拮抗する可能性がある」と付け加えた。

    トロロッソ・ホンダ ブレンドン・ハートレー

  • ホンダのF1パワーユニット、ライバル勢と同等の信頼性を確保

    ホンダのF1パワーユニット、ライバル勢と同等の信頼性を確保

    ホンダの2018年型F1パワーユニット「RA618H」は、これまでのプレシーズンテストでライバル勢と同様の信頼性を確保している。

    F1バルセロナ合同テスト3日目は、降雪と豪雨によってご破算になったが、トロロッソ・ホンダは3日間で177周、823.935kmを走破。周回数と走行距離はメルセデスのワークスチームとまったく同じ数値となっている。

    昨年、ホンダの新型パワーユニットは1回目のプレシーズンテストでトラブルが続発。マクラーレン・ホンダは最初の2日間で69周しか走行できなかった。

    そのプレシーズンテストが引き金となり、マクラーレンはホンダとのパートナーシップを解消してルノーと契約。ホンダF1はトロロッソにF1パワーユニットを供給することになった。

    今年のカタロニア・サーキットは、低い気温に見舞われており、例年よりも周回数は少ない。それでもトロロッソ・ホンダは初日に93周、2日目に82周、3日目に2種と合計で177周を走行。昨年末からスタートした新たなパートナーシップとしては好調なスタートといえる。

    逆にマクラーレンは、初日にホイールナットのトラブルで51周、2日目にはエキゾーストの問題によって37周の走行に留まっており、5チームが走らなかった3日目に11周を走行してなんとかハースの走行距離を抜いている。

    他のエンジンメーカーのパワーユニットにも信頼性のトラブルは発生していないが、ホンダはほぼライバルの供給チームと同じ周回数を重ねることができている。ただし、メルセデス、フェラーリ、ルノーともにワークスチームを含めて3チームに供給しており、データ収集という点ではホンダの不利は変わらない。

    トロロッソ・ホンダ STR13をドライブしたブレンドン・ハートレーは「エンジンのドライバビリティーは、僕が今まで乗ったF1マシンの中でも最高レベル」とホンダのF1パワーユニットを絶賛。ピエール・ガスリーも「マシンは低速、中速、高速それぞれのコーナーで安定感がある」と述べている。

    トロロッソ・ホンダはまだ全開走行を行っていない。ホンダの2018年型F1パワーユニット「RA618H」は、コンセプトを一新した昨年とは異なり、前年モデルの進化版。昨年末にはパフォーマンスも向上しており、全開走行時の信頼性とパフォーマンス、そして、今後の開発に期待がかかる。

    F1バルセロナ合同テスト (3日間終了時点)

    チーム 周回数 距離
    フェラーリ 178周 828.59km
    メルセデス 177周 823.935km
    トロロッソ・ホンダ 177周 823.935km
    ウィリアムズ 175周 814.625km
    レッドブル 174周 809.970km
    ルノー 164周 763.420km
    ザウバー 145周 674.975km
    フォース・インディア 101周 470.155km
    マクラーレン 99周 460.845km
    ハース 91周 423.605km
  • トロロッソ・ホンダ:第1回 F1バルセロナ合同テスト 3日目レポート

    トロロッソ・ホンダ:第1回 F1バルセロナ合同テスト 3日目レポート

    トロロッソ・ホンダは、悪天候に見舞われたF1バルセロナ合同テスト3日目にブレンドン・ハートレーが午後に2周のみの走行で終了した。

    スペイン・バルセロナでのテスト3日目、前日に降り始めた雪は、未明から朝にかけてその強さを増し、同地ではとても稀な積雪状態となった。除雪やコースコンディションの整備のため、予定の午前9時には開始されず、シグナルブルーとなったのは正午。その後も、雪は雨に変わったものの気温は上がらず、テストを実施するには厳しいコンディションが続いた。

    トロロッソ・ホンダは、走行の準備をして、コンディション回復を待った。コンディションは好転しなかったが、午後4時前に3日目のテストを担当するブレンドン・ハートレーがピットアウト。1周してピットに戻る。そして午後5時40分に再度コースインし1周を走行。結局、テスト3日目はこの2周のみの走行となった。

    テストは3月1日(木)までの4日間と、3月6日(火)から9日(金)までの4日間、計8日間が行われる予定。最終日はピエール・ガスリーが走行を担当する。

    ブレンドン・ハートレー
    「再舗装されて滑りやすい路面の影響と、このような低温のコンディションでは、十分にグリップを得られる温度までタイヤを温めることはほとんどできませんでした。今日はメルボルンへ向けた準備として2~3の項目を試しましたが、いくつか新しいパーツを投入できたことはよかったと思います。また、レース時にグリッドにつくまでの作業フローの確認や、ステアリングホイール交換の練習などを行い、有用なデータを得ることもできました。ドライコンディションでの走行ができなかったのは残念ですが、きっと次回のテストで実現すると思っています。ここまで、ドライバビリティーは素晴らしく、信頼性にも問題なくきていますので、いいスタートが切れていると感じます」

    ジェームズ・キー (トロロッソ テクニカルディレクター)
    「午前は雪が積もり気温は0℃以下、午後は大雨で路面に水が溜まるというコンディションでした。数周のみ走行して少し確認を行いましたが、通常のテストが行えるようなコンディションではありませんでした。その分、ガレージで走行以外のテストに時間を割くなど、この状況でできることに取り組みました。ブレンドンとチームにとっては走行距離を失ってしまうかたちとなりましたが、天候はだれにもコントロールできませんし、みんなが同じ状況です。1日目、2日目の午後、そして今日と、コンディションによって走行が制限されてしまったので、残りのテスト期間ですべきことが多く残っています。目標をまっすぐに見据え、できるだけばん回できるように取り組んでいきます」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「正直に言って、バルセロナでの降雪は驚きでした。開幕前にサーキット走行ができる非常に限られたチャンスですので、丸一日走行できなかったことは大変残念です。ただ、どのチームにとっても状況は同じです。それでも、走行できない間も、データ解析やレースでグリッドに着く際のプロシージャー確認等をToro Rossoと一緒に行い、レースに向けて有意義に時間を使うことができました。明日も雨の予報が出ていますが、気温は上昇するようです。少しでも走行を行い、いいかたちで今年の第1回目のテストを締めくくれればと考えています」

    本田技研工業 ホンダF1
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