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  • トロロッソ・ホンダ:F1イタリアGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:F1イタリアGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第14戦 イタリアGPへの意気込みと舞台となるモンツァ・サーキットについて語った。

    今週末、モンツァ・サーキットで開催されるF1イタリアは、トロロッソ・ホンダにとってホームグランプリであり、トロロッソがチーム初優勝を飾ったグランプリでもある。

    華やかで歴史があるこの特別なレースウイークは、パワーユニットの限界に挑む高速での戦いになるだろう。1コーナー手前の短い下り坂はライン取りが重要で、ターン1はオーバーテイクの絶好のチャンスとなる。

    ピエール・ガスリー
    「週のはじめにイタリアに到着し、トロロッソのファクトリーを訪ねました。僕らにとっては難しいレースウイークになるかもしれませんが、今はモンツァ入りが待ちきれない気持ちです。スパも難しいレースになることが予想されていましたが、すべてのチャンスを最大限に活かし、ポイント獲得を果たすことができました。モンツァでは過去2レースでどちらもポールポジションを獲得しており、いい思い出があります。ただ、F1マシンに乗って走るのは今年が初めてなので、まったく新しいチャレンジになるでしょう。カレンダー最速のサーキットであるモンツァでは、F1マシンで最速のサーキットを走るという意味ではじめての体験になります。エンジニアによれば、DRSを使いながらスリップストリームに入ることで、時速360km以上が見込めるとのことです。ストレートでの全開走行と、それに続くハードなブレーキングセクションを今から楽しみにしています。圧倒的なスピードを楽しめることが、モンツァを特別なトラックにしている理由の一つだと思います。今週末は、通常に比べてダウンフォースが低めのエアロパッケージを用意しています。少し横滑りしやすくなるかもしれませんが、モンツァではストレートでどれだけ速くなれるかが重要なので、問題ありません。ここではラップの約80%がフルスロットル走行になるため、シケインでできるだけ速度を落とさずに曲がることも重要です。縁石をうまく活用しながら、コーナー出口でいいトラクションを発揮することがキーになります。イタリアGPはヨーロッパ圏での最後のレースとなるだけでなく、トロロッソにとってのホームレースです。今週末は、ファクトリーから多くのメンバーが応援しに駆けつけてくれる予定になっているので、なんとかいい結果を残したいですね」

    ブレンドン・ハートレー
    「モンツァでは過去に何度か好成績を残しています。フォーミュラ・ルノー2.0では優勝を挙げ、ルノー3.5では表彰台を獲得しました。また、レースには参戦していませんが、LMP1マシンでは何度かテストにも参加しています。モンツァには長い歴史があり、会場に足を踏み入れただけで特別な雰囲気に包まれます。F1マシンでここを走るのは初めてなので、楽しみです。ここはカレンダー中でも最速のトップスピードで有名です。僕たちF1ドライバーは、日ごろからレースを続けているうちに、ハイスピードに慣れてきます。現行のF1マシンはダンピングやサスペンションに優れ、非常に安定しているので、なおさらハイスピードで走行していると実感しにくくなっているんです。しかしモンツァでは、ほぼ全チームがダウンフォースを低めにしたモンツァ仕様のエアロパッケージを導入します。それにアスカリ・シケインやパラボリカなど、時速350km以上からハードブレーキングするセクションがあるため、スピードを実感できるすばらしい機会になるでしょう。今週末のレースは、全てのドライバーにとっていつもとは違うマシンで挑む戦いになりますが、ライバルを追いかけるときやスリップストリームに入る際に失うダウンフォースが少ない分、よりエキサイティングなレースになることを期待しています。観客の目からは分かりづらいかもしれませんが、F1マシンは通常、多くのダウンフォースやグリップを使って進む方向を修正しながらブレーキングしています。モンツァのようにダウンフォースが少ないトラックでは、この問題がより顕著になります。ダウンフォースが少なければその分ブレーキングの距離が長くなるので、オーバーテイクの機会は増えますが、ブレーキング時にフロントタイヤがロックしやすくなります。この点に関しては通常のレースより若干、注意が必要ではありますが、同時に楽しいポイントになると思います。モンツァではレースクラフトが常に重要で、天候がレースを左右する要因になることもあります。非常に楽しみなサーキットですね。トロロッソにとってはホームレースになるので、トリコロールカラーがサーキットではためくのを見るのが楽しみです」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今年のヨーロッパラウンド最後となるイタリアGPが行われるモンツァ・サーキットは、長い歴史と伝統を持ち、ここを訪れるのはいつでもどこか嬉しいものがあります。さらに今年のパートナーはイタリアに拠点を置くトロロッソですので、我々にとってもホームレースとなり、いつにも増して特別な気持ちで週末に臨みます。先週、ベルギーGPが行われたスパに続き、モンツァも高速サーキットとなります。長いストレートを組み合わせたレイアウトが特徴のモンツァでのスロットル全開率は高く、PUにはパワーと信頼性が求められます。我々のパッケージとしては厳しい戦いが予想されますが、最大限のパフォーマンスを発揮し、ホームの観衆の前で4戦連続のポイント獲得を目指して戦います」

    関連:2018年 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ダニール・クビアト、2019年にトロロッソ・ホンダでF1復帰?

    ダニール・クビアト、2019年にトロロッソ・ホンダでF1復帰?

    ダニール・クビアトは、2017年のシーズン途中に解雇されたトロロッソでF1に電撃復帰を果たす可能性が報じられている。

    昨シーズン後半にトロロッソのシートを失い、レッドブルのプログラムからも外されたダニール・クビアトは、現在、フェラーリの開発ドライバーとして主にシュミレーターでの作業を担当している。

    しかし、前戦ベルギーGPが開催されたスパ・フランコルシャンでは、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナー、モータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコが、フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネと議論しているのが目撃されており、その場で2019年のダニール・クビアトのトロロッソへの復帰が話し合われたと考えられている。

    トロロッソ復帰が実現した場合、ダニール・クビアトにとっては同チームでの3期目となる。

    2014年にトロロッソでF1デビューを果たしたクビアトは、翌年レッドブル・レーシングに昇格した後、2016年にトロロッソに出戻り、2017年に15戦を戦って解雇されている。

    ダニール・クビアトのサプライズ復帰の可能性が浮上したのには、レッドブル・ドライバーが枯渇しており、2019年の選択肢がないという問題があるためだ。

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、ルノーに移籍したダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・レーシングに昇格することが決定しており、ダニール・クビアトの後任として2017年にトロロッソからサプライズデビューを果たしたチームメイトのブレンドン・ハートレーは、まだ2年目のフルシーズンを継続する価値があるかどうかをレッドブルに納得させることができていない。また、ジュニアドライバーに関しては、F1にステップアップする準備ができているドライバー、スーパーライセンス資格を満たすドライバーがいない。

    これにより、2019年はマクラーレンの育成ドライバーであるランド・ノリス、また、マクラーレンのシートを喪失する可能性のあるストフェル・バンドーンといったドライバーがトロロッソ・ホンダのドライバー候補として報じられている。

    先週、2019年のドライバーラインナップについて質問されたトロロッソのチーム代表フランツ・トストは「我々は成り行きを見守っていく。レッドブルは様々な名前を議論しているし、近い将来、名前を発表することになると確信している」とコメント。

    「様々な名前が議論されている。だが、今のところは何も決定はしていない。我々は待っているだけであり、レッドブルがそれを発表することになるだろう」

    トロロッソ・ホンダのドライバーのもうひとつの可能性として新たに浮上したのが、フェラーリの育成ドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィという選択肢だ。今年、アントニオ・ジョビナッツィは、フェラーリのカスタマーであるザウバーの最有力候補に挙げられている。

    しかし、アントニオ・ジョビナッツィのトロロッソへの加入が具体的に議論されたかどうかは不明であり、現実的にはダニール・クビアトの方が可能性は高いと考えられている。

    2014年に19歳でトロロッソからF1デビューを果たしたダニール・クビアトのレッドブルとの関係は波乱に富んだものだった。

    2015年にセバスチャン・ベッテルの代役としてレッドブル・レーシングに昇格したダニール・クビアトだが、2016年にセバスチャン・ベッテルと2度のクラッシュで注目を浴び、マックス・フェルスタッペン陣営からのプレッシャーもあり、わずか4戦でトロロッソに出戻った。しかし、その後はパフォーマンスを取り戻すことができず、32戦で6回しかポイントを獲得できなかった。

    そして、2017年のマレーシアGPと日本GPでトロロッソのシートを失う、アメリカGPでは復帰してポイントを獲得したものの、その後契約を切られている。

    今年1月にフェラーリの開発ドライバーの役割を手にしたクビアトは、フィオラノでのシミュレーター作業と1日のコース上での走行を実施している。

    レッドブルとフェラーリの首脳陣がベルギーで会談

  • ピエール・ガスリー 「モンツァでのポイント獲得はかなり厳しい」

    ピエール・ガスリー 「モンツァでのポイント獲得はかなり厳しい」

    F1ベルギーGPで素晴らしいパフォーマンスを発揮して9位入賞を果たしたトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーだが、連戦となる今週末のF1イタリアGPでポイントを獲得するのは“かなり厳しい”だろうと警告する。

    スパ・フランコルシャンでの苦戦が予想されたトロロッソ・ホンダだったが、ピエール・ガスリーは9位入賞を果たすとともに、トップと同一周回でフィニッシュした。

    ピエール・ガスリーの後ろの10位でフィニッシュしたザウバーのマーカス・エリクソンは、トロロッソ・ホンダのスピードに驚いたと認め、ホンダのF1パワーユニットの進歩を目の当たりにしたと語っている。

    「第1スティントの序盤に僕はガスリーのDRSレンジに入っていたけど、彼をオーバーテイクすることができなかった。DRSがあっても彼に近づくことすらできなかったし、ホンダが大きな進歩を果たしたことがかなり示されていると思う」

    しかし、ピエール・ガスリーは、トロロッソのホームレースとなる今週末のF1イタリアGPでは、モンツァの高速なサーキット特性によって同じようにはいかないだろうと警告する。

    「モンツァは違ったストーリーになるだろう。ここでポイントを獲得できたのは本当に良いことだと思うけど、僕たちはモンツァがモンツァであることはわかっている」とピエール・ガスリーはコメント。

    「ただストレートで速い必要があるだけではない。でも、ストレートで速ければ、ラップの90%は決まる」

    「僕たちが改善を果たしているとしても、まだメルセデス、フェラーリ、ルノーよりも遅いことはわかっている。少しは近づけているけどね。だから、難しいレースになるだろう」

    「正直、モンツァでポイントを獲得するのはかなり難しいだろう。あそこでは素晴らしいパフォーマンスを期待してはいない。僕たちはまだ直線でもっと多くのパフォーマンスが必要だ。それでも何が起こるかはわからないけどね」

    「ここではターン1で多くのクルマがクラッシュしたし、チャンスが巡ってきたら、いつものようにそれを掴み取るつもりだ」

    「悲観的になりたくはないけど、理論的には僕たちに有利なトラックのようには見えない。でも、全力を尽くすし、僕たちがどの位置にいるか見てみよう」

    トロロッソ・ホンダは、新生フォースインディアが0ポイントから再出発を切ったことでコンストラクターズ選手権7位に浮上した。

    しかし、新生フォースインディアは、その初戦となったF1ベルギーGPで5位・6位とダブル入賞を果たして18ポイントを獲得。わずか1戦で9位に浮上するとともに7位のトロロッソ・ホンダに12ポイント差まで迫った。

    「彼らが獲得したポイント数を見れば、厳しいものになるだろうね」とピエール・ガスリーはコメント。

    「彼らがモンツァでも同じことをすれば、すでに2戦で僕たちを追い抜くことになる」

    「もちろん、彼らを後ろに留めておくことはチームにとって重要なことだ。モンツァを過ぎれば、その後のトラックはもう少し僕たちのクルマに適しているだろうし、もう少し彼らと戦うことができると思う」

    「彼らを後ろに留めるのは重要なことではあるけど、モンツァですべてがうまくいけば、僕たちもポイントを獲得できるかもしれない。そうなれば、今後のトラックで彼らを後ろに留めておくことが重要になる」

    関連:2018年 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ブレンドン・ハートレー 「モンツァ仕様の空力パッケージは楽しみ」

    ブレンドン・ハートレー 「モンツァ仕様の空力パッケージは楽しみ」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーが、2018年のF1世界選手権 第14戦 イタリアGPへの意気込みと舞台となるモンツァ・サーキットについて語った。

    「モンツァでは過去に成功を収めているよ! ヨーロッパの選手権に行く途中でフォーミュラ・ルノー2.0でそこでレースに勝ってるし、F3でも表彰台を獲得している。LMP1ではテストをしたことは覚えているけど、レースをすることはなかったね」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「モンツァには巨大な歴史があるし、あの場所に着くとすぐに特別な雰囲気を感じることができる。初めてF1カーで走るのを楽しみにしている」

    「モンツァは到達スピードで有名だけど、F1ドライバーとして何度も速いスピードで走っているので、時間の経過とともにそのようなスピードに麻痺してしまっているのは確かだ。今はダンパーとサスペンションがかなり良くなっていてクルマはかなり安定しているし、高速性もあまりわからなくなってきている。でも、全チームがモンツァ仕様の空力パッケージを走らせるし、モンツァではそれを拭い去ることができるほどのローダウンフォースで走行するので、アスカリ・シケイン、パラボリカ、350km/h以上でブレーキを踏むのは素晴らしい経験になると思う」

    「他のクルマに続いたり、彼らのスリップストリームに入ったときに失うダウンフォースは少ないので、実際にさらに良いレースが生まれるかもしれない。通常、僕たちはずっと多くのダウンフォースとグリップがあるし、いろいろ修正しているので、クルマに乗っているときは多くのように感じていたとしても、スライド量などが常に観客に見えるわけではない。だから、ローダウンフォースで走るモンツァのようなトラックでは、それらの問題がもっと明かになると思う。ダウンフォースが少ないことで制動距離は長くなるし、特にフロントブレーキーがロックしやすいので、より多くのオーバーテイクの機会を生み出すだろう」

    「ある意味でそれは僕たちにとって少しチャレンジングになると思うし、楽しくなるのは確かだね。あの場所ではレースクラフトが常に役割を果たすし、天候が要因になることもある。楽しみにしているトラックだ。僕たちトロロッソにとってはホームレースだ。それ以外の観客の中にも多くのトリコロールの国旗が見られると思う」

    関連:2018年 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー 「モンツァは360km/h以上に達すると聞いている」

    ピエール・ガスリー 「モンツァは360km/h以上に達すると聞いている」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、2018年のF1世界選手権 第14戦 イタリアGPへの意気込みと舞台となるモンツァ・サーキットについて語った。

    「週初めにイタリアに着いて、トロロッソのファクトリーを訪問した。僕たちにとって難しい週末になる可能性はあるけど、モンツァに到着するのが待ち切れない」とピエール・ガスリーはコメント。

    「スパも難しい週末になると思っていたけど、激しく戦い、すべてのチャンスを最大限に生かして再びポイントを獲得することができた」

    「モンツァでは過去2回のレースでポールポジションを獲得しているのであの場所には良い思い出がある。今年はF1マシンでまったく新しい挑戦になるとは思うけどね。一年で最速のトラックでF1マシンのトップスピードを経験することは新しい経験になるだろう」

    「エンジニアからDRSとスリップストリームを使えば360km/h以上で走るはずだと言われている。物凄いスピードでストレートを走って、ヘビーブレーキングゾーンに突っ込んでいくのは信じられないような感覚だろうね。本当にスピード感があるし、それはこのサーキットを特別にしていることのひとつだ」

    「僕たちは通常と比較してローダウンフォースの空力パッケージを持ち込むし、それによってスライドが多くなるだろう。モンツァではストレートで速く走ることが鍵を握るのでそこは問題ではない。ほぼ80%は全開だし、シケインでスピードを失わないことが重要だ。つまり、縁石に乗るときに良い仕事をして、コーナーの立ち上がりで優れたトラクションを得なればならない」

    「ヨーロッパでのシーズン最後のレースを楽しみにしているし、僕たちのチームにとってのホームレースなので、週末にわたってファクトリーから多くの人たちが応援に来てくれるし、いいレースができることを願っている」

    関連:2018年 F1イタリアGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ブレンドン・ハートレー、F1シート喪失の場合はインディカーに転向?

    ブレンドン・ハートレー、F1シート喪失の場合はインディカーに転向?

    ブレンドン・ハートレーは、今シーズン限りでトロロッソ・ホンダのF1シートを失った場合、インディカーへの転向も選択肢のひとつになるかもしれない。

    ブレンドン・ハートレーは、来季レッドブル・レーシングへの昇格が決定したピエール・ガスリーが28ポイントを獲得しているので対し、2ポイントしか獲得できておらず、来季のトロロッソ・ホンダ残留が危ぶまれている。

    すでに後任ドライバーとして、マクラーレンのランド・ノリス、そして、ストフェル・バンドーンといった名前が繰り返し報じられている。

    ニュージーランドのレース界のレジェンドであるケニー・スミスは、ブレンドン・ハートレーがF1でシ-トを失った場合、インディカーへの転向が堅実な選択肢になるだろうと語る。

    実際、ブレンドン・ハートレーは、2017年にポルシェのWEC撤退が明らかになった後、2018年にチップ・ガナッシからインディカーに参戦する契約にサインしていたが、急遽トロロッソでのF1デビューが決定したことで契約を破棄していた。

    「私はブレンドン・ハートレーが子供の頃から彼と仕事をしていた。彼が16歳のときに最初のレッドブルとの契約を結んだ」とケニー・スミスは Racer にコメント。

    「彼はスコット(ディクソン)のようだ。決して動揺しない。ポルシェでル・マンに勝つために、彼は速くタフであるだけでなく、非常に地に足がついていた。トロロッソで彼に何が起こるか誰が知っている?」

    「(2018年にチップ・ガナッシで)彼とスコットは一緒になりそうだったが、F1に呼ばれ、彼は正しい選択をした」

    「だが、それがうまくいかなければ、彼はアメリカに戻ることができる。ガナッシは彼が離れたことに腹を立てていたことを知ってるが、彼はそれを元に戻したいと思っている」

    チップ・ガナッシのドライバーとしては、今年SUPER GTに参戦するフェリックス・ローゼンクヴィストもリンクされている。ローゼンクヴィストとスコット・ディクソンは、同じステファン・ヨハンソンがマネジメントを担当している。

  • マーカス・エリクソン 「スパでホンダのF1エンジンの進歩が証明された」

    マーカス・エリクソン 「スパでホンダのF1エンジンの進歩が証明された」

    ザウバーのマーカス・エリクソンは、F1ベルギーGPの決勝でトロロッソのパフォーマンスは、パワーユニットパートナーであるホンダの進歩を証明したと語る。

    2015年にF1復帰したホンダは、今季のパフォーマンスでそれはマクラーレン側にも責任があったことが露呈しているものの、信頼性とパフォーマンス不足が露呈。3年間でマクラーレンとのパートナーシップを終了することになった。

    しかし、今シーズンはトロロッソとの新たなパートナーシップでパワーユニットの信頼性とスピードを改善させている。

    F1ベルギーGPの決勝後、今年のF1で最強のパワーユニットと称されるフェラーリを搭載するザウバーのマーカス・エリクソンは、パワーセンシティブなスパ・フランコルシャンのセクター1と最終セクターでホンダのF1パワーユニットのパワーを目の当たりにしたと語る。

    「第1スティントの序盤に僕はガスリーのDRSレンジに入っていたけど、彼をオーバーテイクすることができなかった。DRSがあっても彼に近づくことすらできなかったし、ホンダが大きな進歩を果たしたことがかなり示されていると思う」とマーカス・エリクソンはコメント。

    「まだメルセデスとフェラーリのパワーユニットが2強だと思うけど、ホンダは彼らが考えているよりもはるかに強いと思う。彼らとレースをしてそれが実証された。さっきも行ったけど、DRSを使っても彼らをオーバーテイクすることができなかったし、ハートレーは僕をオーバーテイクすることができた。それは事実だと思う」

    マーカス・エリクソンは、F1ベルギーGPの終盤にトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーと抜きつ抜かれつのバトルを楽しんだ。

    「彼に抜かれるとは思っていなかった。でも、ホンダは多くの人が考えているよりも優れていると思う! 彼らはそれほど悪くない」

    「でも、彼をクリアした後は、ガスリーを捕えようとしていてけど、僕たちの第2スティントでのペースはとても似ていた」

    「第1スティントでは僕たちの方が少し強かったと思うけど、オーバーテイクするには十分に強くなかったし、第2スティントではとても似ていた。第2スティント全体で8秒のギャップを保っていた。だから、やれることはあまりなかった」

    F1ベルギーGPでは、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが9位入賞を果たし、前戦ハンガリーに続いてポイントを獲得。高速コースのスパ・フランコルシャンで入賞を果たすとともに、トップと同一周回でフィニッシュした。マーカス・エリクソンは10位入賞を果たしたものの、周回遅れだった。

    動画 マーカス・エリクソン vs ブレンドン・ハートレー (2018年 F1ベルギーGP 決勝)

    関連:F1ベルギーGP 結果 | セバスチャン・ベッテルが今季5勝目!

  • ホンダF1 「パワーユニットのパフォーマンスは進歩している」

    ホンダF1 「パワーユニットのパフォーマンスは進歩している」

    ホンダF1の副テクニカルディレクターを務める本橋正充が、F1ベルギーGPへむけてのパワーユニット面の準備、そして、レース週末での作業を振り勝った。

    トロロッソ・ホンダにとってF1後半戦のスタートは、チーム、ドライバー、そしてホンダがしっかり噛み合い、ポイント獲得という成果を得た戦いとなった。

    3週間のサマーブレイクを終え、F1グランプリは後半戦に入った。その幕開けの舞台は、伝統的で、高速セクションが特徴的なスパ・フランコルシャン。このコースは、ドライバーにとってチャレンジングであるとともに、マシンの総合力が試されるコースとしても名高く、車体、パワーユニットの高いレベルでのバランスが、ラップタイムやレース結果を左右する。

    チームやドライバーもコメントしている通り、トロロッソ・ホンダにとって、このコースはどちらかというと苦手の部類に入る。グランプリ初日のプラクティスではタイムは伸び悩み、予想通りの苦しい週末になるかと思われた。

    しかし2日目の予選で、2台は大きくタイムを伸ばし予選11番手、12番手を獲得。プラクティスでのアタックシミュレーションから2秒以上タイムアップを果たしての結果だった。

    この躍進について、ホンダF1の副テクニカルディレクターを務める本橋正充「ハンガリーGP後のテストで、車体側もだいぶ勘どころをつかんできたというのが反映され、我々もエンジンの使い方として、ここはパワーサーキットなので、性能の出し切りといった部分にトライしました。その成果だと思います」と語る。

    「勘どころをつかんだことで、路面変化にも対応できるようになりましたし、パワーユニットのメリハリをつけた使い方という部分もうまくいきました。それらが合わさり、予選での好結果につながったのだと思います」

    ホンダは、シーズン中1周あたりの距離が最長な上に、高速セクションが多く、全開率の高いこのスパ・フランコルシャンに向けて、準備を進めてきた。

    「今回、特に新しいアイテムの投入というのはありません。パワーユニットの限界値を探って、信頼性とのバランスの上に、もっと使える部分を探ったり試したりしているところです。カナダで新バージョンのパワーユニットを投入して、それ以降トラックサイドでの煮詰めというのを進めてきました。エンジンの美味しいところをどこまで使えるかというような詰めですね。それが今回、このパワーサーキットに間に合ってきた形です。今回は(新たなアイテムは入れていないものの)パフォーマンスは進歩していると思います」と本橋正充は語る。

    そして、難しいと言われる回生エネルギーの使用戦略(エネルギーマネージメント)については「このコースのエネルギーマネジメントは、配分自体はそんなに難しいわけではないのですが、やはり1周が長いということで、パワーの使い所、抜き所は考えなければいけません。また、どうしてもオー・ルージュや裏のストレートなどの高速セクションに目がいきがちですが、それ以外の、例えば下りの複合コーナーなども路面コンディションの変化などによって、乗り方がだいぶ変わってきます。そういうことに対応していくというのが、ここでのパワーユニットの使い方の難しさです。それら複合コーナーなどにエネルギーを使おうとすると、ストレート分も調整しなければならなくなります。そのバランスというか、いいとこ取りができるポイントを探していく作業を行なっています」と本橋正充は説明した。

    「決勝レースについては、コースコンディションや、コースレイアウト、あと他車との位置関係で、エネルギーマネジメントやICE自体のパフォーマンスをどうコントロールしていくかがポイントになると思います。このコースは、抜けそうで抜けなかったり、『ここで抜けるの?』というところで抜けたりするんです。それらの情報をチームと共有しているので、レース中でもメリハリをつけたパワーユニットの使い方を随時指示できるかどうかが、我々にとってのキーポイントです」

    「予選までの流れもそうですが、ハンガリーGPとその後のテストあたりから、車体側もパワーユニット側もだいぶお互いの勘どころがわかってきました。加えて、シーズン前半、苦しんだときもありましたが、互いのコミュニケーションがだいぶ進み、とてもいい状況になっていて、その流れのまま後半戦のスタートを迎えられていますので、レースに向かってもとてもポジティブです」
    結果的に、本橋正充の言葉通り、引き続きいい流れのレースが展開された。決勝レース、スタート直後の多重クラッシュを乗り越えたトロロッソ・ホンダの2台はそろって完走を果たし、ピエール・ガスリーは自身とマシンの持てる力を存分に発揮し9位入賞。今シーズン初めて、2戦連続でポイントを獲得した。

    レース後、ピエール・ガスリーは「苦戦が予想されたこのコースで、ポイントが獲得できてとてもうれしい。ホンダがすばらしい仕事をしてくれたし、週末を通してマシンの感触はよかった」とコメント。

    後半戦のスタートは、チーム、ドライバー、そしてホンダがしっかり噛み合い、ポイント獲得という成果を得た戦いとなった。

  • トロロッソ・ホンダ:F1ベルギーGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1ベルギーGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1ベルギーGPの決勝レースで、ピエール・ガスリーが9位入賞を果たして2戦連続でポイント獲得。ブレンドン・ハートレーは14位で完走した。

    第13戦ベルギーGPの決勝レースが午後3時10分より行われた。レースの開催地、スパ・フランコルシャンは朝から気温が低い天候だったが、レース開始時には好天に恵まれ、気温17℃、路面温度29℃のコンディションとなった。

    トロロッソ・ホンダの2台は、ピエール・ガスリーが5列目10番手、ブレンドン・ハートレーは6列目11番手からのスタート。ガスリーはスーパーソフトタイヤ、ハートレーはソフトタイヤでそれぞれコースインした。

    15時10分にフォーメーションラップがスタートし、44周のレースが幕を開けた。レースはスタート直後の第1コーナーで多重クラッシュが発生し、序盤早々からセーフティカーが導入される波乱の幕開けに。このアクシデントを無事にかわした2台はそれぞれポジションを上げ、ピエール・ガスリーが8番手、ブレンドン・ハートレーが12番手となる。

    4周目にレースが再開され、ピエール・ガスリーはポジションを守りつつ先行車を追いかける。ブレンドン・ハートレーは6周目に後続に先行を許し13番手に、7周目には後方から追い上げるメルセデスのバルテリ・ボッタスにポジションを明け渡し、14番手となる。18周目には、ガスリーもボッタスにパスされ9番手となった。

    レースは中盤に入り、各車ピットストップのタイミングを迎える。25周終了時点でピエール・ガスリーがピットイン、ソフトタイヤに履き替え10番手でレースに戻る。上位車のピットインで27周目には9番手へポジションを上げたガスリーは、その後もペースを落とさずに周回を重ね、9番手をキープしたまま44周を走りきりチェッカーフラッグ。タイヤ交換を引き延ばしたブレンドン・ハートレーは、10番手を走行していた32周目にピットイン。スーパーソフトタイヤに交換し、14位完走を果たした。

    ピエール・ガスリーは前戦ハンガリーに続いてポイントを獲得。高速コースのスパ・フランコルシャンで入賞を果たすとともに、トップと同一周回でフィニッシュした。

    連戦となる第14戦 F1イタリアGPは、モンツァで8月31日(金)~9月2日(日)にかけて行われる。

    ピエール・ガスリー (9位)
    「ポイントを獲得できて本当にうれしいです! スパのようなサーキットでは僕たちにとって難しい週末になると覚悟していただけに、2ポイント獲得という結果で終われるのは非常にポジティブです。今日は、僕にとっては比較的淡々としたレース展開となりました。10番手からのスタートだったのですが、ターン1でダニエル・リカルド選手(Red Bull Racing)とキミ・ライコネン選手(Ferrari)をオーバーテイクして8番手に上がりました。その数ラップ後にバルテリ・ボッタス選手(Mercedes)に抜かれてしまいましたが、これに関してはできることも多くなかったので、その後はとにかく全力でプッシュし続けました。最終的に9位でフィニッシュできたことに満足しています。Hondaがすばらしい仕事をしてくれましたし、マシンには週末を通していい感触がありました。マシンのパッケージを最大限に活かすことができたと思います。来週に控えるモンツァも、データ上は僕たちのマシンが苦戦を強いられそうなトラックですが、なんと言ってもチームのホームレースですし、少しでも上のリザルトを獲得できるよう、全力を尽くします」

    ブレンドン・ハートレー (14位)
    「今日のレースにはあまり満足できませんでした。何度かオーバーテイクしたりいいバトルを展開できましたが、やはり難しかったです。ターン1の出口でダニエル・リカルド選手(Red Bull Racing)の背後につけていて、そのままパスできるかと思っていたところでキミ・ライコネン選手(Ferrari)とリカルド選手のマシンが接触し、リカルド選手のウイングが破損してしまいました。その2台の後ろで足止めを食らってしまった影響で、オー・ルージュの手前でWilliamsとSauberのマシンに抜かれてしまいました。レース序盤に起きたアクシデントで僕のレース運びが狂ってしまったという感じですね。今日のレースではポイント獲得が難しいと分かっていたので、ピエールがポイントを獲得できるよう協力体制で挑み、僕のピットインを引き延ばして走行しました。使用するタイヤについてはピエールのマシンとそれぞれ異なる戦略でレースに挑み、僕がより硬いタイヤでコースインしました。ターン1での不運は少し残念でしたが、結果的には戦略を分けてよかったと思います。来週はすぐにモンツァが控えているので楽しみです」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「スパ・フランコルシャンは我々のマシンと相性がよくないサーキットなので、難しい週末になることを覚悟していました。それだけに、ピエールが9位でフィニッシュし、ポイントを獲得できたことをとてもうれしく思います。昨日の予選でも11番手、12番手とまずまずの結果を残せました。レース序盤、ターン1で起きたアクシデントは、幸運にも2台ともが無傷で切り抜けることができました。クラッシュに巻き込まれたマシンのドライバーもケガがなくて本当によかったです。ピエールは、スタートからチェッカーフラッグを受けるまで一貫していい走りを見せてくれました。いいペースを保ちつつタイヤもうまくマネージメントしており、9位入賞にふさわしいレースだったと思います。ブレンドンに関しては、レース序盤のアクシデントの影響によりいくつかポジションを失ってしまい、アンラッキーな部分がありました。今日のレースはブレンドンがソフト、ピエールはスーパーソフトと、それぞれ異なるタイヤ戦略で挑みました。スーパーソフトは期待していたよりもよく機能していたので、ガスリー選手のマシンのピットインのタイミングを引き延ばすことができました。それも一つの要因となり、レースを無事に走り終えることができました。今日は、コンストラクターズチャンピオンシップでも非常に重要な2ポイントを獲得できたのでよかったです。次戦はチームにとってのホームとなるイタリアでのレースに挑みます!」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「我々のマシン特性を考慮すると厳しい戦いになることを想定して臨んだレースだっただけに、高速サーキットであるスパ・フランコルシャンで2ポイントを獲得できたことは喜ぶべき結果だと思います。ガスリー選手は終始、非常にすばらしい走りを見せて入賞圏内をキープしましたし、ハートレー選手もポイントには届かなかったものの、いくつかのオーバーテイクも含め、ライバルといいバトルを見せてくれました。 今回のポイントはチーム全員で獲得したものですし、PUとしても週末を通して問題なく、安定したパフォーマンスを継続できました。次もPUには厳しいモンツァサーキットでの戦いとなりますが、Toro Rossoのホームレースですし、いいレースができればと思います」

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  • トロロッソ代表 「コンストラクターズ選手権で非常に重要な2ポイント」

    トロロッソ代表 「コンストラクターズ選手権で非常に重要な2ポイント」

    トロロッソ・ホンダのチーム代表フランツ・トストが、ピエール・ガスリーが9位入賞、ブレンドン・ハートレーが14位完走を果たしたF1ベルギーGPの決勝レースを振り返った。

    高速サーキットであるスパ・フランコルシャンは、トロロッソ・ホンダのマシンとは相性がよくないサーキットであり、苦戦が予想されていた。

    しかし、ピエール・ガスリーはトップと同一周回で9位でフィニッシュして2ポイントを獲得。ブレンドン・ハートレーもタイヤ交換を32周まで引き延ばしてガスリーをアシストし、14位で完走を果たした。

    フランツ・トストは、コンストラクターズチャンピオンシップにとって非常に重要な2ポイントを獲得できたと語る。

    「スパ・フランコルシャンは我々のマシンと相性がよくないサーキットなので、難しい週末になることを覚悟していた。それだけに、ピエールが9位でフィニッシュし、ポイントを獲得できたことをとてもうれしく思う」とフランツ・トストはコメント。

    「昨日の予選でも11番手、12番手とまずまずの結果を残せた。レース序盤、ターン1で起きたアクシデントは、幸運にも2台ともが無傷で切り抜けることができた。クラッシュに巻き込まれたマシンのドライバーもケガがなくて本当によかった」

    「ピエールは、スタートからチェッカーフラッグを受けるまで一貫していい走りを見せてくれた。いいペースを保ちつつタイヤもうまくマネージメントしており、9位入賞にふさわしいレースだったと思う。ブレンドンに関しては、レース序盤のアクシデントの影響によりいくつかポジションを失ってしまい、アンラッキーな部分があった」

    「今日のレースはブレンドンがソフト、ピエールはスーパーソフトと、それぞれ異なるタイヤ戦略で挑んだ。スーパーソフトは期待していたよりもよく機能していたので、ガスリーのマシンのピットインのタイミングを引き延ばすことができた。それも一つの要因となり、レースを無事に走り終えることができた」

    「今日は、コンストラクターズチャンピオンシップでも非常に重要な2ポイントを獲得できたのでよかった。次戦はチームにとってのホームとなるイタリアでのレースに挑む!」

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