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  • アレクサンダー・アルボン 「トロロッソの支えによって自信がついている」

    アレクサンダー・アルボン 「トロロッソの支えによって自信がついている」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、チームからのサポートのおかげでF1ルーキーシーズンで自信は高まり続けていると語る。

    イギリス生まれのタイ国籍ドライバーであるアレクサンダー・アルボンは、当初は日産からフォーミュラEに参戦する予定だったが、ブレンドン・ハートレーの後任として土壇場でトロロッソ・ホンダから2019年のF1デビューが決定した。

    今年に入ってからの新車のシェイクダウンテストまでF1マシンを走らせたことがなかったアレクサンダー・アルボンだが、開幕5戦で2度の入賞を果たすなど、今シーズンで輝きを放っているドライバーのひとりとなっている。

    「順調に進んでいると思う。まだ改善しようとしているし、多くの伸びしろがある」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「でも、序盤からチームに本当に良いフィーリングを持っている。フランツ(トスト/チーム代表)、チーム内の全員、特に僕のエンジニアととても良い関係を築いていると感じている」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「彼らはすべてにおいて本当に支えてくれている。もちろん、F1では多くの厳しい日々はあるけど、彼らはいつも安心させてくれているし、自信を与えてくれている。ハッピーだ」

    「本当に快適に感じている。クルマをより快適に感じている。高速コーナーでのドライビング面においては特にね。低速コーナーはすべてがとても同じような感じだ」

    「今は自分がクルマに何を望んでるかをわかっている。冬季テストではスタッフが変更して“それは良い”“それは良くない”と言っている方が多かった」

    「今は自分が望んでいるものに近くなっている。クルマをどのように操作したいかをわかっているし、そこにたどり着くために少し時間がかかるかをわかってFP1とFP2に取り組んでいる」

    アゼルバイジャンGPとスペインGPで2戦連続で11位とポイントにあと一歩届かなかったアレクサンダー・アルボンは、予選でもっと良いスターティングポジションを獲得することが目標だと語る。

    「僕たちはとても一貫性がある。結果にはあまり表れていないけど、14位、9位、10位、11位といった感じだ。とても一貫性のあるレースができている。僕たちが望んでいるものではないけど、リズムを掴んできているし、とにかく予選にもう少し取り組む必要があると思っている」

    「レースペースは常に強いと思っている。僕たちのクルマはレースペースはいいと思うし、それは間違いなく僕たちの強い面だ。でも、僕たちはそのアドバンテージを活かせていない」

    「僕の見るところでは、自分には少なくともショートランでもペースがあると思っている。でも、とにかく予選をもう少しうまくやる必要がある」

  • ダニール・クビアト 「トロロッソ・ホンダは予選のコツを掴み始めている」

    ダニール・クビアト 「トロロッソ・ホンダは予選のコツを掴み始めている」

    ダニール・クビアトは、自分とトロロッソ・ホンダが予選でSTR14からポテンシャルを引き出すためのコツを掴み始めていると考えている。

    開幕3戦では予選Q3に進出することができていなかったダニール・クビアトだが、第4戦アゼルバイジャンGPでは6番グリッドを獲得。第5戦スペインGPでもQ3進出を果たして9番手タイムを記録している。

    「今はクリック感が良くなってきていると思う」とダニール・クビアトはコメント。

    「スピードとクルマからすべてを引き出すための理解が深まっている。開幕2戦の予選では頭の中が少しはっきりしていなかったけど、バーレーンの後、クルマを速く走らせるために必要なことを正確に理解したと思う」

    「中国はすでにいとても良いステップを果たしていたし、バクーでもスペインでもそうだった。僕たちが十分な理解を得ていることを期待している」

    「予選は少し僕たちの弱点だったし、今は本当に良くなっていると言える。前にいるのはハースだけだし、僕たちはかなり満足できると思う」

    ダニール・クビアトはF1スペインGPで9位入賞を果たして2ポイントを追加したが、トロロッソ・ホンダはコンストラクターズ選手権で9位に沈んでおり、8位のルノーとは6ポイント差という状況になっている。

    「スペインではベスト・オブ・ザ・レストでのフィニッシュを争うチャンスがあったと思う。今後、それができることを本当に期待している」とダニール・クビアトはコメント。

    「チームは懸命に働いているし、今年、僕たちのペースは何度もそのレベルにあった。僕たちはベスト・オブ・ザ・レストを戦っていく」

  • トロロッソ代表 「アルボンの2020年のレッドブル昇格は時期尚早」

    トロロッソ代表 「アルボンの2020年のレッドブル昇格は時期尚早」

    トロロッソ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、2020年にアレクサンダー・・アルボンがレッドブル・レーシングに移籍する見通しを却下。昇格するにはもっと経験を積む必要があると主張した。

    昨シーズン末にトロロッソ・ホンダが、2019年のドライバーとして日産でフォーミュラEに参戦する予定だった23歳のアレクサンダー・アルボンを起用したことはF1パドックを驚かせた。

    しかし、プレシーズンテストからアレクサンダー・アルボンは高いレベルのパフォーマンスを発揮しており、これまで経験豊富なチームメイトのダニール・クビアトと同じレベルで競い合い、バーレーンGPと中国GPでトップ10入りしている。

    この活躍にアレクサンダー・アルボンが、2020年にも上位チームのレッドブル・レーシングにステップアップを果たすのではないかとの憶測を生んだが、フランツ・トストはその提案を否定する。

    「レッドブルは別のリーグだ」とフランツ・トーストは語る。

    「レッドブルは、レースでの勝利と世界選手権を競うチームだ。彼には少なくとも2~3年は必要だと思っている。私は常にドライバーがF1がなんらるかを知るまでにはそれくらい必要だと言っている」

    「例を挙げてそれを説明することができる。彼は初年度の予選セッションごとに新しい状況に直面している」

    「バクーを例に挙げてみよう。午後2時の摩天楼を抜ける日差しは午前中の最後の練習セッションとは異なっていた。グリップは異なっている。そして、彼は予選で初めてこれらのコンディションに直面する。そういった違いがある」

    「今、皆さんは『2020年に彼は天気がどちらに似ているかについてわからないだろう』と言うかもしれない。それは事実だ」

    「だが、少なくとも彼はどのようにして縁石を乗り越えることができるか、どの角度でコーナーに近づく必要があるか、ブレーキにどのように反応するか、ベストな状態でコーナーを抜けて加速するためにはどのくらいのスピードでコーナー入っていけるかを経験している」

    フランツ・トストは、若手ドライバーを昇格させることには大賛成だが、次のレベルに進むタイミングを図ることの重要性を強調する。

    「ドライバーは、コースに出る頻度が高ければ高いほど新しい条件によりうまく適応することができる。若いドライバーは初めてそれを学ぶ」とフランツ・トストは語る。

    「もし彼がトップチームに参入いれば、期待は異なる。プレッシャーは高まり、そして彼は動員にでも頑張らなければならないと考えるかもしれない。そして、その反動でマシンをぶつけてしまうかもしれない」

    「さて、皆さん「ルクレールもフェラーリで非常に良い仕事をしているではないか」と言うかもしれない。彼も同じように本当にうまく準備を整え、すべてのジュニアクラスでセンショーショナルな優れたパフォーマンスを示してきた」

    「これはドライバーをしっかりと準備するのに3年かかるという説とは矛盾する。だが、通常では2~3年かかというのが私の意見だ」

  • トロロッソ・ホンダ 「パッケージを改善させられるようベストを尽くす」

    トロロッソ・ホンダ 「パッケージを改善させられるようベストを尽くす」

    トロロッソ・ホンダの車両パフォーマンス責任者を務めるギヨーム・デゾテウスが、F1バルセロナ インシーズテスト2日目の作業を振り返った。

    2日目はアレクサンダー・アルボンがテストを引き継ぎ、109周を走行。2番手タイムとなる1分17秒079をマークした。2日目はアレクサンダー・アルボンがテストを引き継ぎ、空力データの収集やタイヤの最適化を中心としたプログラムを実施。アルボンは109周を走行し、2番手タイムとなる1分17秒079をマークしてテストを終えた。

    「今日も再び生産的な一日を過ごすことができた。アレックス(アルボン)がダニー(クビアト)から引き継ぎ、午前中のセッションの大半は忙しく非常に重要な空力データの収集を完了させた」とギヨーム・デゾテウスはコメント。

    「ランチタイム前に2度の赤旗があったにも関わらず、さらにタイヤの最適化を進めるためにC3タイヤコンパウンドで数回のショートランをなんとか実施することができた」

    「午後になると風が強くなり、クルマの一貫性がなくなったことで、アレックスにとって運転が困難な状況となった。レース中に彼にとってうまく機能していたC2ラバーで異なるアプローチを調査するためにサスペンションセットアップに焦点を合わせた。このシークエンスのなかでC3コンパウンドでのいくつかのテスト項目を行い、最後はパフォーマンスランで締めくくるためにC4に移行した」

    「インシーズンテストの内容はとても満足できるものとなった。2台のマシン、そして、パワーユニットは信頼性のある走りをみせ、ドライバーもミスをせず、チームは分析のための大量のデータを持ち帰ることができた」

    「まだ残り16戦あるなかで、シーズンの早い段階でテストをストップするのはもちろんチャレンジングなことだが、楽しみにしているし、ここで収集したデータからパッケージを改善させられるようベストを尽くしていく」

    関連:F1バルセロナテスト 2日目 結果 | ニキータ・マゼピンがトップタイム

  • アレクサンダー・アルボン 「アップデートの理解を深めることができた」

    アレクサンダー・アルボン 「アップデートの理解を深めることができた」

    トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1バルセロナ インシーズンテスト2日目に2番手タイム(1分17秒079)を記録した。

    アレクサンダー・アルボンはスムーズな一日を過ごし、110周を走行。セッション終了間際にターン10付近でストップして赤旗が提示されセッションはそのまま終了したが、最終的に合計109周を走り込んだ。

    「予定していた走行メニューをすべて行うことができ、とても有意義なテストになったと思う」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

    「バルセロナでのレースウイークのために持ち込んだアップデートがどう機能するかについて、理解を深めることができた。この2日間のテストで得た多くのことを、今後のレースに多いに活かせるはずだ」

    「僕自身は自分がどうマシンを作りたいのか、そして予選のマシンのセットアップをどう持っていきたいのかということをより学ぶことができた。総合的に今日はたくさんのことを行えたいいテスト最終日となった」

    関連:F1バルセロナテスト 2日目 結果 | ニキータ・マゼピンがトップタイム

  • トロロッソ・ホンダ 「新しいパッケージの空力データ収集に集中した」

    トロロッソ・ホンダ 「新しいパッケージの空力データ収集に集中した」

    トロロッソ・ホンダの車両パフォーマンス責任者を務めるギヨーム・デゾテウスが、バルセロナで開催されたインシーズテスト初日の作業を振り返った。

    トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトが初日の走行を担当。121周を走行し、C3タイヤで3番手タイムとなる1分17秒679をマークした。

    「バルセロナで非常に良いテスト初日を過ごすことができた。天候も良く、クルマとダニールが完璧に走ってくれたことでプログラムを完了させることができた」とギヨーム・デゾテウスはコメント。

    「午前中は終わったばかりのレース週末に導入した新しいパッケージの空力データの収集に集中した。その後、マシンとダニールの要求をさらに理解して最適化するためにC3コンパウンドで様々なセットアップの方向性に取り組んだ」

    「午後はC3でのセットアップ作業を継続し、タイヤの最適化のためにより硬いC2タイヤコンパウンドを使用してロングランを実施した。最後にここでの予選で使用されたものよりも1ステップ軟らかいC4タイヤで数回ショートランを実施して一日締めくくった」

    「過去のデータによる検証試験は、クルマについて学び、明確な答えを得るため機会が増えるので素晴らしいことだ。レース週末は限られた走行、可変性のあるタイヤ配分、トラックの進化、そして、ドライバーが新しいトラックレイアウトを学ぶこともあり、しばしばより困難となる。勇敢に大きく異なる仕様を試すの常により困難だ」

    「これからファエンツアとビセスターで同僚とともに全てのデータを三井直志、明日の2019年のインシーズンテストの最終日に向けたアレックスの走行プランにためのクルマを準備していく」

    関連:F1バルセロナテスト 1日目 結果 | バルテリ・ボッタスがトップタイム

  • ダニール・クビアト 「レースで活かせる新しいアイデアを得られた」

    ダニール・クビアト 「レースで活かせる新しいアイデアを得られた」

    トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、バルセロナで開催されたインシーズンテスト初日に121周を走行し、3番手タイムとなる1分17秒679をマークした。

    「今日は予定していたすべてのプログラムとテスト項目を行うことができ、有益なテスト初日になった。チームは完ぺきに仕事をこなしたし、セッションを通して十分な信頼性とともに安定したドライビングを行うことができた」とダニール・クビアトはコメント。

    「今日は十分な成果を得られた充実したテストとなったので、この結果から多くを学び、今後の開催レースに新しいアイディアとして活かしていけるはずだ」

    関連:F1バルセロナテスト 1日目 結果 | バルテリ・ボッタスがトップタイム

  • トロロッソ・ホンダ | 2019年 F1スペインGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ | 2019年 F1スペインGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1スペインGPの決勝レースで、ダニール・クビアトが9位、アレクサンダー・アルボンが11位でレースを終えた。

    フランツ・トスト (チーム代表)
    「レースのスタートポジションはかなり有望だったし、ダニーはユーズドのオプションで9番手からスタートし、アレックスは新品のオプションタイヤで11番手からスタートした。これがうまくいき、両方のドライバー良いスタートを切った」

    「アレックスはポジションを上げ、ダニーは維持した。セーフティカーが入るまでクルマは強力なパフォーマンスを発揮していたし、ドライバーは本当に良い仕事をしていたが、ピットウォールとメカニックとの無線コミュニケーションがうまくいかなかったことで全てを失った。ダニールが最初に入ってきたが、メカニックはそれがアレックスだと理解していた。したがって、正しいタイヤが用意されておらず、多くのタイムを失った。結果として我々はいくつかポジションを落とすことになった。レースに最後に1台しかポイント圏内でフィニッシュできたかったのは非常に残念だ。今日の我々はもっと多くのことを達成できたことはわかっている」

    ギヨーム・デゾテウス (車両パフォーマンス責任者)
    「結果は我々のパッケージのポテンシャルをフルに示してはいない。2台とも第1スティントは強力だったし、ハースの2台についていき、カルロスとの小さなギャップを広げていくことができていた。第2スティントではダニールがすぐにキミをパスすることができたし、プライムタイヤで強力なパフォーマンスを発揮し、マグヌッセンをオーバーテイクした。アレックスはタイヤのバイブレーションが非常に多かったことで少し苦労していたが、前のクルマとのギャップを維持することができていた。セーフティカーが入ったとき、実は2セット目のプライムタイヤに交換することを止め、前のクルマをアタックしようとしていた。非常に良さそうに見えていたが、クルーとの無線コミュニケーションの問題によってピットストップの間にかなりのタイムを失うことになった。セーフティカーのリスタートでダニールはカルロスにポジションを奪われたが、グロージャンを攻撃して9位でフィニッシュし、2ポイントをもたらすことができた。ポジティブな点は、今日の我々が強力なレースペース、優れたタイヤマネジメントを示し、我々がここに持ち込んだ空力アップデートによってパッケージが改善していることを確認できたことだ。懸命にプッシュし続けていくし、次のレースは我々にかなり適しているはずだ」

    ダニール・クビアト (9位)
    「今日の決勝はいいポジションでレースができていたときもあったが、タイヤ交換のためのピットインをした際にタイヤが用意されておらず、時間をロスしてしまった。急きょ決まったピットインだったし、このようなことは今回のように急な対応を迫られた際には起こり得る。チームとしてこの失敗から学ばなくてはいけないと思う。ピットレーンでの失敗がなければ、7位でレースを終えられたと思う。しかし喜ばしことにポイントを獲得することができた。マシンのパフォーマンスも向上しつつあり僕もいい手応えを感じている。この先のレースではいい結果を得られると信じている」

    アレクサンダー・アルボン (11位)
    「ポイント獲得圏内まであとわずかという位置だったが、ノーポイントでレースを終えたことが、非常に悔しい一戦となった。しかし、レース中のグロージャンとのバトルはとても楽しかった。僕たちがちょうど同じタイミングで攻めようとした時、接触を避けるために僕が引いたために彼の後方へ回ることになった。ブレーキを踏まなくてはならずターン1への進入のタイミングを逃してしまったけど、もしここで引いていなければオーバーテイクできていたかもしれない。僕のレースはピットストップの失敗により失われてしまったので、なにが起こったか詳しく検証する必要がある。2台ともトップ10入りも可能だった大事な機会を逃してしまった原因となったからだ。とても残念な結果だったけど、僕自身のパフォーマンスには満足しているし、モナコではまたポイント獲得となるよう精一杯戦う」

  • トロロッソ・ホンダ、ダブル入賞を逃したピットストップの失敗を悔やむ

    トロロッソ・ホンダ、ダブル入賞を逃したピットストップの失敗を悔やむ

    トロロッソ・ホンダは、F1スペインGPの決勝でのピットストップの失敗によってダブル入賞の機会を逃したことを悔やんでいる。

    44週目にランド・ノリス(マクラーレン)とランス・ストロール(レーシングポイント)が接触してセーフティカーが導入された。そのタイミングでダニール・クビアトが8番手、アレクサンダー・アルボンが10番手を走行していたトロロッソ・ホンダはダブルピットストップを敢行。

    しかし、無線コミニュケーションがうまく取れておらず、ピットクルーはアレクサンダー・アルボンのタイヤを用意していた。だが、当然ながら、前を走行していたダニール・クビアトが先に入ってきたことでピットは大混乱。タイヤを入れ替えたことでクビアトがタイムと順位を失っただけでなく、後ろで待たされることになったアレクサンダー・アルボンは1分以上をロスすることになった。

    ダニール・クビアトは9番手、アレクサンダー・アルボンは1周遅れの11番手でコースに復帰。幸いにもセーフティカーが長引いたことでアルボンは同一周回に戻ることができた。

    その後、ダニール・クビアトはカルロス・サインツに抜かれて10番手に後退するが、残り5周でロマン・グロージャンを抜いて9番手にポジションアップ。アレクサンダー・アルボンもグロージャンを追い詰めたが、抜くことができず11位でレースをフィニッシュした。

    トロロッソの車両パフォーマンス責任者を務める「結果は我々のパッケージのポテンシャルをフルに示してはいない」とコメント。

    「2台とも第1スティントは強力だったし、ハースの2台についていき、カルロスとの小さなギャップを広げていくことができていた」

    「第2スティントではダニールがすぐにキミをパスすることができたし、プライムタイヤで強力なパフォーマンスを発揮し、マグヌッセンをオーバーテイクした。アレックスはタイヤのバイブレーションが非常に多かったことで少し苦労していたが、前のクルマとのギャップを維持することができていた」

    「セーフティカーが入ったとき、実は2セット目のプライムタイヤに交換することを止め、前のクルマをアタックしようとしていた。非常に良さそうに見えていたが、クルーとの無線コミュニケーションの問題によってピットストップの間にかなりのタイムを失うことになった。セーフティカーのリスタートでダニールはカルロスにポジションを奪われたが、グロージャンを攻撃して9位でフィニッシュし、2ポイントをもたらすことができた」

    「ポジティブな点は、今日の我々が強力なレースペース、優れたタイヤマネジメントを示し、我々がここに持ち込んだ空力アップデートによってパッケージが改善していることを確認できたことだ。懸命にプッシュし続けていくし、次のレースは我々にかなり適しているはずだ」

    トロロッソのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは「レースのスタートポジションはかなり有望だったし、ダニーはユーズドのオプションで9番手からスタートし、アレックスは新品のオプションタイヤで11番手からスタートした。これがうまくいき、両方のドライバー良いスタートを切った。アレックスはポジションを上げ、ダニーは維持した」と振り返る。

    「セーフティカーが入るまでクルマは強力なパフォーマンスを発揮していたし、ドライバーは本当に良い仕事をしていたが、ピットウォールとメカニックとの無線コミュニケーションがうまくいかなかったことで全てを失った」

    「ダニールが最初に入ってきたが、メカニックはそれがアレックスだと理解していた。したがって、正しいタイヤが用意されておらず、多くのタイムを失った。結果として我々はいくつかポジションを落とすことになった」

    「レースに最後に1台しかポイント圏内でフィニッシュできたかったのは非常に残念だ。今日の我々はもっと多くのことを達成できたことはわかっている」

    関連:【動画】 トロロッソ・ホンダ、ダブルピットストップで大混乱

  • ホンダ | 2019年 F1スペインGP 決勝レポート

    ホンダ | 2019年 F1スペインGP 決勝レポート

    ホンダのパワーユニットを搭載するレッドブル・ホンダがF1スペインGPで開幕戦以来となる今シーズン2回目の表彰台を獲得。また、ホンダパワーの4台のうち3台がポイント獲得という結果でレースを終えることができた。

    レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは4番グリッドからスタートするとしすばらしい動きで3番グリッドスタートのセバスチャン・ベッテルをかわし3番手に浮上。

    果敢な2ストップ作戦を敢行し、最初のピットインの後には2番手を行くバルテリ・ボッタスとの差を詰める走りを見せた。ただ、2回目のタイヤ交換直後、2番手奪取に向けてさらにアタック開始をしようとした46周目に、他車のクラッシュによってセーフティカーの導入となり、ライバルたちが軒並みニュータイヤに履き替えることになった。セーフティカーが明けた後も3番手でリスタートすると、そのままそのポジションをキープし、今シーズン2度目の表彰台を獲得した。

    チームメートのピエール・ガスリーも力強い走りを見せ、フェラーリの2台に次ぐ6位でフィニッシュ。フェルスタッペンとは異なる1ストップの戦略を取るが、ライバルと同様にセーフティカー導入時に2度目のタイヤ交換を実施。セーフティカー明けで前を行くフェラーリのシャルル・ルクレールを抜きかけるが惜しくも順位を上げるには至らず。その後は後ろから迫るライバルの追い上げをかわし、6位入賞となった。

    トロロッソ・ホンダではダニール・クビアトが9位に入賞し、チームとして今シーズン4度目のポイント獲得となった。結果的にグリッド順と同じ位置でのフィニッシュとなったクビアトは、レース中はハースの2台やルノーとのバトルを続け、いくつかのオーバーテイクも見せた。セーフティカー導入時に10番手にポジションを下げたものの、ポジションを奪い返す形で9位入賞となった。クビアト同様に終始トップ10でレースを続けたアレクサンダー・アルボンだが、こちらもピットのタイミングで順位を落とした。懸命の走りで最後は入賞圏内まで0.1秒差に迫るも一歩届かず、11位でレースを終えた。

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「チームがアップデートを投入したこのレースで、開幕戦以来の表彰台を獲得できたことはうれしく思っています。フェルスタッペン選手は今日も安定した速さを見せ、万全にレースを進めてくれました。また、2台のフェラーリに続きガスリー選手が6位入賞と、Aston Martin Red Bull Racingがフェラーリといい勝負ができたことも前向きに捉えています。ただ、4台同時入賞をあと一歩のところで逃した点は、非常に悔しく感じています。予選、レースとメルセデスの2台との戦闘力の差はまだ歴然としています。ここで得た勢いを維持しながら、今後さらにいい結果を得るべく、懸命に開発を続けます」

    マックス・フェルスタッペン (レッドブル・ホンダ)
    「マシンのパフォーマンスを最大限に引き出すことができ、今日のレースの結果にはとても満足しています。ふたたび3位表彰台を獲得できましたし、この順位は今の僕たちの実力をあらわしているものだと思います。ポイントを積み重ねることができた点もチームとしては喜ばしい結果になりました。決勝ではフェラーリとバトルできるチャンスがあると確信していましたし、その通りになりました。スタートでは上位3台が1コーナーで同時に突っ込むという荒れた展開となり、接触を避けるためにその争いから一歩引くことにしましたが、結果ターン2からターン3へのベストなライン取りができました。そのコーナーで3番手へオーバーテイクが成功したことは、そこから自分のペースと戦略で残りのレースを戦うためにとても重要でした。トップ2台のメルセデスには届きませんでしたが、安定したラップタイムで走ることができたし、表彰台獲得はとても喜ばしい結果です。みんながタイム差を縮めるためにてもモチベーション高く開発に取り組んでいます。僕たちも正しい方向性をつかむために、来週のテストでいくつか新しいことをテストする予定です」

    ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)
    「最初のスティントは調子がよかったのですが、後半に向かうにつれてタイヤのグリップと摩耗に苦戦してしまいました。フロントウイングにたくさんのデブリが付着してしまいマシンがスライドし、セカンドスティント以降のペースが落ちてしまいました。できる限りプッシュしたのですが、前を走るフェラーリのマシンに十分についていくことができませんでした。セーフティカーが解除になった瞬間、ルクレール選手をオーバーテイクしようと試みましたが成功には至りませんでした。いいバトルはできたのですが、ターン3では少し接触があったと思います。結果ポイントが獲得できたいい一戦になりました。来週の火曜日にはテストがあるので、さらにいくつか新しいことを試しながら引き続き上を目指してプッシュしていきます。今後の開催サーキットの中には僕たちのマシンにより合ったコースがあるので、これからのレースがさらに楽しみです」

    ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)
    「今日の決勝はいいポジションでレースができていたときもありましたが、タイヤ交換のためのピットインをした際にタイヤが用意されておらず、時間をロスしてしまいました。急きょ決まったピットインでしたし、このようなことは今回のように急な対応を迫られた際には起こり得ます。チームとしてこの失敗から学ばなくてはいけないと思います。ピットレーンでの失敗がなければ、7位でレースを終えられたと思います。しかし喜ばしことにポイントを獲得することができました。マシンのパフォーマンスも向上しつつあり僕もいい手応えを感じています。この先のレースではいい結果を得られると信じています」

    アレクサンダー・アルボン (トロロッソ・ホンダ)
    「ポイント獲得圏内まであとわずかという位置でしたが、ノーポイントでレースを終えたことが、非常に悔しい一戦となりました。しかし、レース中のグロージャン選手とのバトルはとても楽しかったです。僕たちがちょうど同じタイミングで攻めようとした時、接触を避けるために僕が引いたために彼の後方へ回ることになりました。ブレーキを踏まなくてはならずターン1への進入のタイミングを逃してしまいましたが、もしここで引いていなければオーバーテイクできていたかもしれません。僕のレースはピットストップの失敗により失われてしまったので、なにが起こったか詳しく検証する必要があります。2台ともトップ10入りも可能だった大事な機会を逃してしまった原因となったからです。とても残念な結果でしたが、僕自身のパフォーマンスには満足していますし、モナコではまたポイント獲得となるよう精一杯戦います」

    関連:【動画】 2019年 F1スペインGP 決勝 ハイライト