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  • WRC | トヨタ、2017年のWRC復帰以来初の1-2-3フィニッシュを達成

    WRC | トヨタ、2017年のWRC復帰以来初の1-2-3フィニッシュを達成

    タナックがラリー・ドイチェランド三連覇を達成
    ミークは総合2位、ラトバラは総合3位で表彰台を独占

    2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイチェランドの競技最終日デイ4が8月25日(日)にドイツ西南部のボスタルジーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が優勝。クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合2位で、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合3位でフィニッシュし、ヤリスWRCは初めて1-2-3フィニッシュを飾った。

    最終日のデイ4は、サービスパークの北側、モーゼル河畔に広がるブドウ畑で2本のステージを各2回走行。4本のSSの合計距離は79.50kmだった。デイ3で首位タナックを筆頭に1-2-3体制を築いた3人のドライバーは、道幅が狭くツイスティなコーナーが連続するブドウ畑のステージを堅実に走行。4本のステージを問題なく走り切り、2017年のWRC復帰以来初となる1-2-3フィニッシュを達成した。タナックはラリー・ドイチェランド三連覇を飾り、今シーズン5勝目。ドライバー選手権首位の座を守り、2位の選手に対するリードを33ポイントに拡大した。また、ミークがチーム加入後初めて表彰台に立ち2位となった結果、チームは最大のマニュファクチャラーポイントを獲得。マニュファクチャラー選手権2位の座を維持し、トップのチームとの差を8ポイントに縮めた。なお、単一のマニュファクチャラーが表彰台を独占したのは、2015年のラリー・ドイチェランド以来4年ぶりだった。優勝した前戦フィンランドはチームにとってホームイベントだが、ドイツもまたヤリスWRCのエンジン開発を手がけるTMG(トヨタモータースポーツGmbH)の所在地であり、2戦連続でホームイベントに錦を飾った。

    TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムにより、今回初めてヤリスWRCでWRCに出場した勝田貴元/ダニエル・バリット組(17号車)は、最終日も安定した走りでヤリスWRCをフィニッシュに導き、初出場のラリー・ドイチェランドを総合10位で走破した。

    豊田 章男(チーム総代表)
    TOYOTA GAZOO Racing WRTの6人が揃ってドイツの表彰台に立ちました。最高の光景です! 本当はその真横に立って、ベトベトになりながらその光景の一部になりたかった…。でも、今日は最高の気分です! そして、勝田貴元がヤリスでWRCを走りきりました。これも私が見たいと願ってきた光景でした。ただ、本当に見たい光景は、TOYOTA GAZOO Racing WRTのウェアを着た彼が表彰台に立つ姿です。でも、今日は最高の気分です! 私をこんな気分にさせてくれたドライバー、コ・ドライバー達、トミ マキネン、チームメンバー、そして一緒に喜んでいただいたファンの皆さま。本当にありがとうございました。オィットとマルティン、2連勝、そしてヤリスWRCのエンジンの故郷ドイツでも勝ってくれて本当にありがとう! クリスとヤリ-マティはラリー中のインタビューで「チームのために走る! 走り切ってマニュファクチャラーポイントを獲る!」と言い続けてくれていました。「誰よりも速く走りたい」という、ドライバーなら当たり前の気持ちをコントロールし、チームのために走ってくれていたこと、心から感謝しています。本当に良いチームです。残り4戦、このチームで、このまま走りきりましょう! そして、もっと“最高の光景”をファンの皆さまに見てもらえるように引き続き頑張りましょう! ファンの皆さまも、応援よろしくお願いいたします。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    3台のヤリスWRCが1-2-3フィニッシュを飾り、信じられないような気分です。過去にも似たような状況になりかけたことはありましたが、ついに実現しました。今日は、本当に心が躍りました。この週末、我々のクルマが速かったことは確かですが、ドライバーも本当に速く、ここドイツの困難な舗装路で最高の仕事をしてくれました。舗装路でのテスト走行は非常に限られていましたが、それでもこのような素晴らしい結果を手にすることができました。それは、チームワークと共同作業の成果だといえます。今日は、チーム全員を本当に誇らしく思います。

    オィット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    チームにとって最高の結果が得られたので、今晩は盛大に祝勝会が開かれるでしょうし、ドイツのTMGを訪れる明日もきっとそうなるでしょう。今シーズンはまだ4戦残っているので、集中力を保ち続けベストを尽くして戦わなければなりません。選手権争いは依然緊迫しており、決して簡単ではないことを今週末改めて実感しました。我々は常に最速だったわけではありませんが、ライバルよりも安定していたことが勝利に繋がりました。昨日が戦いの山場であり、今日は確実に1-2-3フィニッシュするために走りました。
    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    1-2-3フィニッシュを達成し、これ以上望むべくもない完璧なリザルトになりました。クルマはパーフェクトで、問題も何も起こらず本当に良い週末でした。いくつかのステージはあまり上手く走れませんでしたが、その次のステージで挽回することができました。今朝最初のステージは少し慎重に走り過ぎましたが、もっと攻めて走った方が良いと気づき、その後は順調でした。フィンランドに続き表彰台に立つことができて、本当に嬉しく思います。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    今シーズンは少なくとも4〜5回、恐らく6回は表彰台に立てていたはずでしたが、トラブルや自分のミスで実現せず、ようやく表彰台フィニッシュを飾ることができました。表彰台に立ち、多くのポイントをトヨタにもたらし、1-2-3フィニッシュを飾るなど特別な週末になりました。チームが最大ポイントを獲得できたのは、マニュファクチャラー選手権にとって非常に重要です。週末を通してヤリスWRCのフィーリングは素晴らしく、自信を持って走ることができましたし、とてもリラックスした状態で高いスピードを維持できました。

    ラリー・ドイチェランド デイ4の結果
    1 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 3h15m29.8s
    2 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +20.8s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +36.0s
    4 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +58.5s
    5 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m16.6s
    6 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m46.2s
    7 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +1m56.3s
    8 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +2m02.2s
    9 ガス・グリーンスミス/エリオット・エドモンドソン (フォード フィエスタWRC) +6m22.2s
    10 勝田 貴元/ダニエル・バリット (トヨタ ヤリスWRC) +8m19.2s

    次回のイベント情報
    WRC次戦は、9月12日(木)から15日(日)にかけて開催されるラリー・トルコ。トルコは昨年久しぶりにWRCのカレンダーに復帰し、地中海のリゾート、マルマリスに開催地を移した。ステージは路面に大きな石が転がる非常に荒れたグラベルで、日中は気温もかなり上昇する。そのため、昨年はWRC全戦の中でもっともクルマに厳しいサバイバルラリーとなったが、タナックが優勝し、ラトバラが2位でフィニッシュした。

  • 【速報】 トヨタ、WRCラリー・ドイチェランドで1-2-3表彰台を独占!

    【速報】 トヨタ、WRCラリー・ドイチェランドで1-2-3表彰台を独占!

    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第10戦 ラリー・ドイチェランドの競技最終日が8月25日(日)に行われ、トヨタのオット・タナックが今シーズン5勝目を挙げた。2位にはクリス・ミーク、3位はヤリ-マティ・ラトバラが入り、トヨタが表彰台を独占した。

    トヨタがWRCの表彰台を独占したのは復帰後初。86年のコートジボワール、93年のサファリに続く3回目となる。

    競技最終日となる8月25日(日)のデイ4は、サービスパークの北側、モーゼル河畔に広がるブドウ畑内のステージを各2回走行。そのうちSS17の再走ステージとなるSS19「ダオンタール2」は、トップ5タイムを記録したドライバーおよびコ・ドライバーに対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定された。4本のSSの合計距離は79.50km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は286.52km。

    最終パワーステージでオット・タナックは危なげないドライビングで8番手タイムでフィニッシュし、自身にとって通算11回目となる勝利を手にいた。クリス・ミークにとっては今季初、ヤル-マティ・ラトバラにとっては前戦フィンランドに続く今季2度目の表彰台となった。

    TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムにより、今回初めてヤリスWRCでWRCに出場した勝田貴元/ダニエル・バリット組(17号車)は10位完走。WRCのトップカテゴリーでは2006年の新井敏弘以来のドライバーズポイント獲得となった。

    WRCラリー・ドイチェランド 暫定結果
    1. オット・タナック(トヨタ・ヤリスWRC) 3:15:29.8
    2. クリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC) +20.8
    3. ヤリ-マティ・トバラ(トヨタ・ヤリスWRC) +36.0
    4. ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC) +46.6
    5. ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +58.5
    6. エサペッカ・ラッピ(シトロエンC3 WRC) +1:42.2
    7. アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC) +1:46.2
    8. セバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC) +1:56.3
    9. ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC) +6:22.2
    10. 勝田貴元(トヨタ・ヤリスWRC) +8:19.2

  • WRC | トヨタ 第10戦 ラリー・ドイチェランド デイ3レポート

    WRC | トヨタ 第10戦 ラリー・ドイチェランド デイ3レポート

    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第10戦 ラリー・ドイチェランドの競技3日目デイ3が8月24日(土)にドイツ西南部のボスタルジーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が首位を守った。また、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)はタナックと32.4秒差の総合2位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は総合3位に順位を上げ、トップ3をヤリスWRCが占めた。

    今大会最長のデイ3は、前半ザールラント州の2本のカントリーステージを各2回走り、その後バウムホールダー軍事演習場内で2本のステージを各2回走行。8本のSSの合計距離は157.92kmだった。デイ2で首位を守り総合2位のライバルに2.8秒差をつけたタナックは、オープニングのSS8でその差を1.5秒に縮められたが、SS9でベストタイムを記録し差を6.7秒に拡大。その後、SS12まで激しい首位争いが続いた。しかし、今大会最長となる全長41.17kmのSS13「パンツァープラッテ1」でベストタイムを記したタナックのリードは一気に拡大。首位の座を確かなものとした。また、SS13では、総合4位につけライバルと表彰台争いを続けていたミークが総合2位に、総合5位につけていたラトバラが総合3位に順位を上げた。その後ラトバラはSS14で、ミークはSS15でベストタイムを記録。チームの全選手がヤリスWRCから速さを引き出し、非常に良い形でデイ3を締めくくりった。

    TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムにより、今回初めてヤリスWRCでWRCに出場した勝田貴元/ダニエル・バリット組(17号車)は、デイ3も全てのステージを堅実に走破。SS14ではタイヤのエアー抜けに見舞われたが、落ち着いて対処し総合10位に順位を上げてデイ3を終えた。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    チーム全体にとって素晴らしい1日となりました。軍事施設内のステージは非常に重要でしたが、我々の全ドライバーは称賛に値する仕事をしました。特に、パンツァープラッテでは何も問題がなく、クルマも非常に速かったと思います。3台とも非常に良い順位につけていますし、選手権争いにとっても有利な展開です。とはいえ、明日も難しいブドウ畑のステージが続くので、最後まで気を引き締めて臨まなければなりません。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    今朝は本当に限界近くまで攻めましたが、ミスをせずクリーンな走りをすることも忘れはしませんでした。午後のバウムホールダーのステージは今年非常にトリッキーだったので、特に2走目は順位を守ることだけを考えて走りました。ステージはとても荒れていて、石が多く転がっていたので、それを全て避けるのに苦労しました。大変なプレッシャーを感じましたが、ベストを尽くし何とかクリアしました。チームとしては、戦況を上手くコントロールできていると思います。明日は全員が力を合わせて戦えば、最後までこの順位を保ち続けることができると信じています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    全体的にとても良い1日でした。今朝はブレーキングのことを気にし過ぎて少しフラストレーションが溜まりましたが、2本目のステージを走り終えた後トミから電話がかかってきて「落ち着いてリラックスして走りなさい。慌てる必要はないし、ただ運転に集中すれば良い方向に向かうから」とアドバイスされました。その後状況は少しずつ良くなり、担当エンジニアのタービのお陰もあってクルマのグリップレベルが上がり、午後はとても良いフィーリングで走れました。今、何よりも重要なのは、チームに最大ポイントをもたらせるように集中することです。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    今朝のステージはあまり良く知らなかったので、少し不安でした。それだけに、最初のステージを走り終えて総合3位のライバルと3秒差だったので安心しました。午後のパンツァープラッテは、状況が一気に変わる可能性がありましたが、良いペースで走ることができました。今晩のクルマの仕上がりは特に素晴らしく、パンツァープラッテの2回目の走行に向けてもセットアップをまったく変えませんでした。路面は少しクリーンになっていたので、1走目よりもさらにタイヤのグリップに自信を持って走れました。チームにとっては完璧な展開ですが、明日のステージは日曜日としては比較的長いので、この順位を守るため最後まで戦い続けなければなりません。

    ラリー・ドイチェランド デイ3の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 2h27m21.9s
    2 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +32.4s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +41.8s
    4 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m10.8s
    5 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1m35.2s
    6 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m37.3s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +1m43.1s
    8 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +2m09.7s
    9 ガス・グリーンスミス/エリオット・エドモンドソン (フォード フィエスタWRC) +6m02.6s
    10 勝田 貴元/ダニエル・バリット (トヨタ ヤリスWRC) +6m57.4s

    明日のステージ情報
    競技最終日となる8月25日(日)のデイ4は、サービスパークの北側、モーゼル河畔に広がるブドウ畑内のステージを各2回走行する。そのうちSS17の再走ステージとなるSS19「ダオンタール2」は、トップ5タイムを記録したドライバーおよびコ・ドライバーに対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。4本のSSの合計距離は79.50km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は286.52kmとなる。

    注目のステージ
    SS17/19 ダオンタール 全長11.69km

    マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)
    パワーステージに指定された「ダオンタール」は、全長11.69kmと短いステージですが、挑戦し甲斐があります。ブドウ畑内の狭路はヘアピンコーナーが続き非常にツイスティですが、それだけでなく、幅が広いメインロードも途中で走るためリズム変化への対応が求められます。

  • WRC | トヨタ 第10戦 ラリー・ドイチェランド デイ2レポート

    WRC | トヨタ 第10戦 ラリー・ドイチェランド デイ2レポート

    タナックが4本のSSベストタイムで首位を堅持
    ミークは総合4位、ラトバラは総合5位につける

    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC)第10戦ラリー・ドイチェランドの競技2日目デイ2が8月23日(金)にドイツ西南部のボスタルジーを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が首位を堅持。クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は総合4位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は総合5位につけた。

    ラリー・ドイチェランドのデイ2は、日中のサービスを挟んで3本のステージを各2回走行。その合計距離は101.42kmだった。前日夜のSS1でベストタイムを記録し首位に立ったタナックは、デイ2オープニングのSS2で総合2位に順位を落としたが、続くSS3でベストタイムを刻み首位に復帰。その後もSS4、SS6、SS7と計4本のベストタイムを記録し、激しい総合1位争いの末に、2位のライバルと2.8秒差で首位を堅持した。

    ミークとラトバラは、非常に安定した走りを続け、上位争いを展開した。午後のSS5ではミークが2番手タイムを刻むなどペースを上げ、総合3位の選手と3.5秒差の総合4位で1日を終えた。また、ラトバラもミークと2.2秒差の総合5位につけ、両選手ともに表彰台を狙える位置につけている。

    TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムにより、今回初めてヤリスWRCでWRCに出場した勝田貴元/ダニエル・バリット組(17号車)は、未知なるステージ、慣れないクルマでの難しい挑戦ながら、安定した走りを続け総合11位でデイ2を走破した。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    ラリーはまだ序盤ですが、ここまでのところ非常に順調です。オットの走りはとても素晴らしかったと思いますが、総合2位の選手も非常に速く、僅差の首位争いが終日続きました。このような状況においてミスは絶対に許されませんが、オットはとても上手くコントロールしています。クリスとヤリ-マティが表彰台を狙える位置につけているのもまた、喜ぶべきことです。彼らは自信を持ち、リラックスしているように見えます。明日はとても長い1日で、難易度が高いバウムホールダーのステージも走行します。レッキの時点で、道の表面には滑りやすい砂や砂利がこれまで以上に多く広がっていたようなので、非常にトリッキーな路面コンディションでの厳しい戦いになるでしょう。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    今日は、予想通り皆がとてもハードに攻めたので、タイム差がつきにくく大接戦でしたが、とても良い1日でした。私は、こういった緊張感のある戦いがとても好きです。午前中は、最初のコーナーからあまりリズムが良くなかったのですが、走りながら改善を続けたところ、よりスムーズで精度の高いドライビングになっていきました。そして午後は、クリーンな走りでステージを重ねることができました。無茶な走りはしませんでしたが、それでも非常にハードに限界近くまで攻め続けました。明日はきっとタフな1日になると思いますが、引き続き全力で走り続ける必要があります。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    概ね満足できる1日でした。朝から走りのフィーリングは良かったのですが、時々減速のタイミングが遅くなり、コーナーの出口でスピードが伸びないことがあるので改善の必要性を感じました。午後はクルマに調整を施したところ、かなり良い走りができました。ただミッテルモーゼルの2回目の走行は、満足できるパフォーマンスでかなり自信が高まったのですが、最後のステージでは少し攻め過ぎてしまいました。明日はいくつか良いステージがあり、特にパンツァープラッテのステージは過去10年と逆向きに走行するので、とても楽しみです。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    3秒差で表彰台を狙える位置で1日を終えることができて、とても嬉しく思います。朝は何度かステージから少しはみ出しましたが、まずまずでした。午後は、ブドウ畑のステージでは好調でしたが、最後の環状ステージでは上手く噛み合わず、午前中と同じように大きくタイムを失ってしまいました。まだ先は長く、今日は序盤に過ぎません。明日こそが重要な1日ですし、特に午後のパンツァープラッテのステージはレッキの段階で既に非常に荒れていました。良いリズムを失わず、状況を見ながら走る必要があります。

    ラリー・ドイチェランド デイ2の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 59m12.4s
    2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +2.8s
    3 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +22.1s
    4 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +25.6s
    5 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +27.8s
    6アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +40.0s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +52.9s
    8 ガス・グリーンスミス/エリオット・エドモンドソン (フォード フィエスタWRC) +1m05.5s
    9 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m15.1s
    10 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +2m58.5s

    明日のステージ情報
    競技3日目となる8月24日(土)のデイ2は、サービスパークの東側から南側にかけてのエリアで4本のステージを各2回走行する。デイの前半はザールラント州の2本のステージを各2回走り、その後日中のサービスを経て、後半はバウムホールダー軍事演習場内で「アリーナ・パンツァープラッテ」および「パンツァープラッテ」のステージを各2回走行する。8本のSSの合計距離は157.92kmと4日間で最長。リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は505.19kmとなる。

    注目のステージ
    SS13/15 パンツァープラッテ 全長41.17km

    マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)
    「パンツァープラッテ」は、今大会最長かつもっとも難しいステージです。今年は、過去数年と逆向きに走行するステージ設定になっています。舗装路面のコンディションは一定ではなく、スムーズな路面もあれば、非常に荒れた路面もあり、リズムも頻繁に変化します。

  • WRC | トヨタ 第10戦 ラリー・ドイチェランド デイ1レポート

    WRC | トヨタ 第10戦 ラリー・ドイチェランド デイ1レポート

    ラリー・ドイチェランドがスタート 昨年優勝のタナックが総合1位に立つ
    2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第10戦ラリー・ドイチェランドが8月22日(木)に開幕。ドイツ西南部のザンクト・ヴェンデル・ランドでSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合1位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合5位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合6位につけた。

    ラリーのスタートに先立ち、選手達はサービスパークが置かれるボスタルジーから東に約15km離れたザンクト・ヴェンデルで、シェイクダウンを行なった。全長5.2kmのシェイクダウンは、SS1「ザンクト・ヴェンデル・ランド」と完全に同じ道を走るため、選手達にとっては本番に向けて非常に有意義な練習走行になった。

    シェイクダウンで2番手タイムを記録したタナックは、夜7時過ぎからスタートしたSS1ではベストタイムを記録。ミークは1.4秒差の5番手タイム、ラトバラは1.6秒差の6番手タイムと、順調に最初のステージを走破。上位ドライバーのタイム差は少なく、接戦のオープニングステージとなった。また、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムに参加中の勝田貴元/ダニエル・バリット組(17号車)は、今回初めてヤリスWRCでWRCに参戦。勝田にとってラリー・ドイチェランドは初めて出場するラリーだったが、首位タナックと5秒差の総合11位で初日を終えた。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今夜最初のステージを、本番前にシェイクダウンで何度も走行するなど、今日はラリードライバーにとって普通ではない1日でした。SS1でベストタイムを記録したオットにとっては、とても良いスタートとなりました。しかし、ここドイツでは普通のことですが、1日を通して全ドライバーのタイムに大きな差はありませんでした。通常このラリーでは天気の予想が非常に難しいのですが、今のところ安定しておりドライコンディションのままだと思われるので、きっと例年以上に僅差のタフな戦いになるでしょう。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    同じ道を何度も繰り返し走り、まるでサーキットでレースをしているようでした。それでも、明日以降に走るSSと共通点が多いステージだったので、フィーリングを掴む良い機会になりました。シェイクダウンは最初の走行から順調だったので、さらにより良いフィーリングを掴むため、ほんの少し調整を加えただけで済みましたし、今晩のSS1では良い走りができました。明日の朝は、先頭走者としてクリーンな路面を走れるので少し有利だと思いますし、そのアドバンテージを活かすつもりです。通常、ドイツではタイム差がつきにくいので、スタート直後からハードに攻める必要があります。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    グラベルのラリーがしばらく続いた後、ターマックステージを走る時は、常にいろいろな調整が必要です。しかし、今朝のシェイクダウンで最初の2回の走行は、非常に良いフィーリングでした。その後、リヤデフのセッティングを少し変更したのですが、あまり良いフィーリングではなく、今晩最初のステージに向けてセッティングを元に戻しました。SS1はかなり気をつけて走り、タイムも悪くありませんでした。前戦フィンランドに続く良い結果を期待していますし、もし今回もトップ3でフィニッシュできれば完璧です。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    シェイクダウンと最初のステージで同じ道を走るのは、ユニークな試みだと思いました。以前に走ったことがない道だったので、シェイクダウンの最後まで走行を続け、本番である夜のステージに向けてリズムを体に覚え込ませようとしました。クルマのフィーリングは非常に良く、タイム差も僅かでした。自分はドイツでいつも速かったと思いますし、ここまでのところ舗装路でのヤリスWRCのドライビングをエンジョイしているので、明日以降が楽しみです。ミスなくラリーを戦うことができれば、きっと充分なポイントを獲得できるでしょう。

    ラリー・ドイチェランド デイ1の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 2m39.4s
    2 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +0.8s
    3 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +0.9s
    4 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1.0s
    5 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +1.4s
    6 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +1.6s
    7 テーム・スニネン/ヤルモ・レーティネン (フォード フィエスタ WRC) +1.9s
    8 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +1.9s
    9 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2.5s
    10 ガス・グリーンスミス/エリオット・エドモンドソン (フォード フィエスタWRC) +3.0s

    明日のステージ情報
    競技2日目となる8月23日(金)のデイ2は、サービスパークの西側で3本のステージを各2回走行する。SS2/5「シュタイン・ウント・ヴァイン」と、SS3/6「ミッテルモーゼル」は、モーゼル河畔に広がるブドウ畑の狭くツイスティな道が中心のステージ。また、SS4/7「ヴァーデン・ヴァイスキルヘン」は、開けた農場内の道を走行する環状ステージ。6本のSSの合計距離は101.42km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は403.8kmとなる。

    注目のステージ
    SS3/6 ミッテルモーゼル 全長22.00km

    マルティン・ヤルヴェオヤ(ヤリスWRC 8号車 コ・ドライバー)
    「ミッテルモーゼル」は、ブドウ畑の中を走る、ラリー・ドイチェランドの定番ステージです。ブドウ畑内の道はヘアピンコーナーが続きますが、それだけでなく非常にハイスピードなセクションもあります。また、ステージの最後には森の中の道も走るなど、頻繁にリズムが変化するのが特徴です。

  • スーパーフォーミュラ | トヨタ 第5戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート

    スーパーフォーミュラ | トヨタ 第5戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート

    平川 亮がスーパーフォーミュラ初優勝!
    酷暑のツインリンクもてぎでスーパーフォーミュラの第5戦が行われ、金曜日から好調ぶりを見せた平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が最前列2番手スタートから自身スーパーフォーミュラでの初優勝を飾った。小林 可夢偉(carrozzeria Team KCMG)が2位、12番手から追い上げたニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が3位表彰台を獲得し、トヨタ/TRDエンジンが表彰台を独占。キャシディはドライバーズランキング首位に浮上した。

    スーパーフォーミュラの第5戦が8月17日(土)、18日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

    年間全7戦で戦われている今季のスーパーフォーミュラも、今大会を含め残り3戦となった。新たな「SF19」のデビューシーズンとなった今季、ここまでの4戦は全て異なる勝者となっており、毎戦全く展開、勝者共に読めないレースが続いている。

    混戦が続く中、今大会もてぎは、タイトルの行方を占う上でも重要な1戦となる。雨中のレースとなった前戦富士から約1か月、真夏の酷暑の中で、ドライバーやメカニックだけでなく、車両やタイヤにも負担の大きい、厳しいコンディションで文字通りの熱戦が繰り広げられた。

    予選
    17日(土)は台風一過の猛烈な暑さとなった。午後2時半、ノックアウト方式の予選が開始される時点では、気温38度、路面温度49度という厳しいコンディション。

    ミディアムタイヤの使用が義務づけられるQ1(20分)は、まずセッション開始と同時に全車コースイン。一旦タイムをマークした後ピットへ戻り、残り7分程から再度のアタックに入った。

    前日行われた専有走行でトップタイムをマークするなど好調な平川がまずトップタイムをマーク。ほかの車両もタイムを縮めていくが、平川のタイムには届かず。キャシディ、小林、石浦 宏明(JMS P.MU / CERUMO・INGING)らが着実に上位タイムをマークしていく中、セッション終盤に関口 雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が5番手に飛びこんだことで、山下 健太(KONDO RACING)が13位へと押し出される形となり、当落ラインの12番手から0.055秒という僅差ながらQ2進出ならず。

    国本 雄資(KONDO RACING)が15番手、中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)16番手、大嶋 和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)17番手、アーテム・マルケロフ(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が19番手でQ1敗退となった。

    午後3時ちょうどに開始されたQ2(7分間)は、残り5分半で先陣を切ってコースインした小林が2番手。平川が6番手、石浦が8番手でQ3へ進出。関口は0.072秒及ばず9番手、初めてドライコンディションでQ2進出を果たしたルーキーの坪井 翔(JMS P.MU / CERUMO・INGING)が10番手、キャシディが12番手でグリッド確定となった。

    Q3(7分間)では、平川が最前列2番手グリッドを獲得。石浦が5番手、小林は7番手から決勝レースに臨むこととなった。

    決勝
    18日(日)も暑い一日となった。強い日差しで気温37度、路面温度49度という厳しいコンディションの下、午後2時15分にフォーメーションラップが開始されたが、スターティンググリッドに車両が並んだところでエンジンストール車両が発生し、スタートはやり直し。予定よりも5分遅れ、1周減算の51周で決勝レースのスタートが切られた。

    最前列2番手の平川は2位をキープ。その後方では7番手スタートの小林が見事なダッシュを決め、5位へ2つポジションアップすると、第3コーナーでも1台かわし、4位へと浮上した。

    上位勢はソフトタイヤでのスタートを選択し、スタート直後はそれぞれの間隔が一旦空いたものの、その後は2位の平川、4位の小林がそれぞれ前を行くライバルをテール・トゥ・ノーズで追撃する展開。一方、後方グループは早めのピットインや2回ピット作戦など、様々な戦略でレース後半でのポジションアップを目指した。中でも、12番手スタートのキャシディはミディアムタイヤでスタートすると、4周終了時点でピットインしソフトタイヤへ交換。猛烈な追い上げを開始した。

    1秒以内の差をキープしたまま首位を追い続けた平川は、23周目に首位を奪取。これを見た小林も猛プッシュ。数周にわたって息を飲むようなバトルを繰り広げた末に、33周目に小林も前を行く車両をパスし、3位へとポジションを上げた。

    平川、小林らがピットインを遅らせて後続との差を広げる一方で、早めにピットインしたキャシディが、ピット義務を終えた集団の首位に立ち、後半戦は、上位勢がピットインを終えた後にキャシディとの位置関係がどうなるかに注目が集まった。

    首位に立った平川もプッシュを続けて後続との差を広げ、37周終了時にピットイン。キャシディの前でピットアウトすることに成功した。小林は最後までピットインを遅らせ、首位に立った後はこちらも素晴らしく速いラップタイムを刻みながら、見えないライバルとのバトルを展開。42周を終えてピットインした小林は、好ピット作業にも助けられ、平川の後、2位でコースへ復帰した。

    上位勢がピット義務を終えた時点で、4位に付けていたキャシディは更に追い上げを続け、45周目に3位へ浮上。小林も平川との差をじりじりと詰めていったが、平川は約3秒の差を付けて逃げ切り、自身国内トップフォーミュラでの初優勝を飾った。

    小林は第3戦に続き今季2度目の2位。ドライバーズランキングでも4位に浮上。そして、キャシディが3位でフィニッシュし、トヨタ/TRDエンジン勢が表彰台を独占した。キャシディはこれで今季5戦全戦でポイントを獲得すると共に、1勝、3度目の表彰台獲得で、ドライバーズランキングでもトップに躍り出た。

    また、予選5番手からスタートでやや出遅れたもののその後着実に追い上げた石浦が6位でポイント獲得を果たした。

    ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 20号車 ドライバー 平川 亮
    初優勝出来ましたが、自分が嬉しいというよりは、感謝の気持ちの方が大きいです。ここまでなかなか結果が出せない中、チームの皆さんがすごく頑張ってくれましたし、周りで支えてくれている家族だったり、ファンの皆さんとか、スポンサーの皆さんが僕を信じて応援してくれました。今回は金曜日からとても調子が良く、自信を持って臨めましたし、決勝レースでも、皆さんの応援がすごく力になったと思います。ようやく初優勝を果たせましたが、ここから更に2勝、3勝していきたいと思います。

    carrozzeria Team KCMG 18号車 ドライバー 小林 可夢偉
    7番手グリッドから2位というのは喜ぶべき結果だと思います。予選は思ったよりも良くなかったんですが、レース前から、決勝では良いパフォーマンスが出せることは分かっていたので、落ち着いて臨みました。ただ、なかなか前の車を抜けずに厳しい展開になりましたが、結果的に2位でフィニッシュ出来、正直今日出来るレースとしてはベストのリザルトだったと思います。こういうレースを続けることでいつかチャンスが来ると思っているので、気を引き締めて残り2戦も戦いたいと思います。

    VANTELIN TEAM TOM’S 37号車 ドライバー ニック・キャシディ
    今日出来る最高の結果だと思います。12番手と後方からのスタートだったのでとてもタフなレースでした。参戦初年度の一昨年から、もてぎでは5位、3位と良い結果で来ていたので、今年も自信を持って臨んだのですが、予選は望み通りにはいきませんでした。ただ、今日のフリー走行とウォームアップではフルタンクでも2番手、1番手と好調だったので、出来る限りエアがクリーンな状況で走れるような戦略で追い上げました。ただ、フルタンクの重い車両で、最後までタイヤを持たせながらライバルをパスするのはとても大変でした。それでもクルマが素晴らしく速かったし、ベストを尽くした結果で満足しています。

  • フェルナンド・アロンソ、トヨタとダカール・ラリー参戦に向けて始動

    フェルナンド・アロンソ、トヨタとダカール・ラリー参戦に向けて始動

    フェルナンド・アロンソは、ダカールラリー2020参戦にむけてトヨタと準備を開始。今後数か月に渡り協力を続け、ダカールラリー2020参戦予定のハイラックスで一連の走行テストを行っていく。

    自身の比類なきモータースポーツキャリアをさらに広げるための新たなチャレンジとして、フェルナンド・アロンソは今後5か月間、TOYOTA GAZOO Racingのダカールラリーチームと連携し、過酷なラリーレイドに慣れるため、ヨーロッパ、アフリカ、中東でハイラックスでの走行トレーニングプログラムを実施していく。

    ル・マン24時間レースで2度優勝し、FIA世界耐久選手権(WEC)の現チャンピオンであり、F1の世界チャンピオンを2度獲得、またデイトナ24時間レースでも優勝したフェルナド・アロンソは、モータースポーツの中でも最も過酷なカテゴリーの一つであるダカールラリーに挑むためのオフロードドライビングスキルの向上を図る。

    8月20日から23日にかけてアフリカ南部の砂漠でテストを続け、9月13日から14日に開催される南アフリカのクロスカントリーシリーズ第5戦、2019ハリスミス400ラリーにて初の実戦に臨む。尚、極端に勝負には拘らず、実戦を通じてのテストを行うことが目的となる。

    トヨタ車はダカールラリーでワークスチームだけでなくプライベーターからも長年愛用されており、今年初めに行われたダカールラリー2019では4輪部門の合計エントリー数の4分の1以上を占めた。また、カタール出身の前オリンピック選手であり、ラリーレイドの伝説的存在でもあるナッサー・アルーアティヤが駆ったハイラックスがTOYOTA GAZOO Racingに初のダカールラリー総合優勝をもたらした。

    1978年に始まったダカールラリーは、南米に開催地が移り10年の素晴らしい時を過ごした。そして、2020年はサウジアラビアに開催地が移り、新たな開幕を迎える。

    フェルナンド・アロンソ
    TOYOTA GAZOO Racingと一緒に、また新たな冒険を続けられることを本当に楽しみにしています。2017年11月にトヨタのクルマを初めて運転して以来、2018-2019 WECスーパーシーズンでル・マン24時間レース2連覇、チームチャンピオンの獲得、更にチームメイトのセバスチャンと一貴と共にドライバーズタイトルを獲得することができました。今年初めにオフロードラリーの体験をして、ラリーカーに長く乗っていたい気持ちが残りました。サーキットレースとは全く異なることは分かっていましたが、前回のハイラックスでの走行テストは非常に有意義な経験でした。走行を重ねるごとに自信を持てるようになり、改善することができました。今後数か月間の走行トレーニングで、ハイラックスのことをさらに知り、チームと協力していけることを本当に楽しみにしています。私は様々なモータースポーツのカテゴリーで、常に新しい挑戦に挑んでいきたいと思っていて、今はそれを叶えてくれる素晴らしいチームにいると思っています。

    グリン・ホール(チーム代表)
    今年3月、ダカールラリーで優勝したハイラックスでフェルナンドと南アフリカでの2日間の走行テストを行いました。チームとフェルナンドにとって貴重な経験となりました。フェルナンドは、テストの間、十分に楽しんだだけでなく、ハンドルを握るたび、車に順応し、自らの走行を改善していきました。これはフェルナンドが前回のテストに対して、準備万端で臨み、またラリーに必要なことを吸収していった結果の現れです。ラリーレイドはフェルナンドにとって新しく、彼がこの挑戦に臨めるスキルと精神力を持っていると確信しており、また、ダカールラリー2019で総合優勝した我々は、フェルナンドと協力し、今後数か月に渡るラリーという競争の中での自信も築いていくことができると強く思っています。

  • WRC | ラリー・フィンランド:トヨタのタナックが2年連続優勝

    WRC | ラリー・フィンランド:トヨタのタナックが2年連続優勝

    2019年 FI A世界ラリー選手権(WRC) 第9戦ラリー・フィンランドの競技最終日デイ4が8月4日(日)にユバスキュラの東側エリアで行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が優勝。2年連続でラリー・フィンランドを制した。また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は総合3位でフィニッシュ。3年連続で2台のヤリスWRCが表彰台フィニッシュを果たした。なお、前日のデイリタイア後、ラリー2規定に基づき再出走したクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は、リタイアでラリーを終えた。

    ラリー・フィンランドの最終日デイ4は、サービスパークの東側で2本のステージを各2回走行。4本、計45.74kmのSSが行なわれた。デイ3で首位に立ったタナックは、デイ4最初のSS21でベストタイムを記録。総合2位のライバルとの差を22秒に拡げた。タナックにとってはWRC通算200回目のステージ優勝となり、ヤリスWRCでは今季50回目、通算120回目だった。その後もタナックは速いペースを保ち、最終的には2位に25.6秒差をつけ、第7戦ラリー・ポルトガル以来となるシーズン4勝目を記録した。また、ボーナスの選手権ポイントがかかる最終SSのパワーステージでもベストタイムを刻み5ポイントを追加獲得。今回の1戦で最大となる合計30ポイントを加算し、ドライバー選手権およびコ・ドライバー選手権におけるリードを、前戦終了時点での4ポイントから、22ポイントに拡大した。

    総合2位のライバルと12.4秒差でデイ4をスタートしたラトバラは、2本目のSS21で今大会8本目のベストタイムを記録。ライバルとのタイム差を7.3秒に縮めた。その後逆転には至らず総合3位でラリーを終えたが、今シーズン初となるポディウムフィニッシュを果たした。その結果、チームはマニュファクチャラーズ選手権ポイントを伸ばし、首位との差は縮小した。なお、デイ4で再出走を果たしたミークは、SS22でコーナー内側の石に当たり、クルマの左前にダメージを負い完走を逃した。

    豊田 章男(チーム総代表)
    TOYOTA GAZOO Racing WRTは、もう1つの母国”フィンランド”で大勢の温かい地元応援団の声援を受け、3シーズン連続となる勝利をあげることができました。開催地ユバスキュラの街は、今年も「Welcome to My Home Roads」の言葉で我々を迎え、「Hometown Hero」と我々のことを呼んでくれていたそうです。 地元の方々をはじめ、声援をいただいた皆さま、ありがとうございました。前戦のイタリアでは本当に悔しい思いをしました。そこから6週間、WRCは夏休みの日々でしたが、チームは「次のホームラリーで雪辱を果たそう」、「応援してくれる地元に恩返しをしよう」と、ヤリスを”もっといいクルマ”にする努力を続けてくれていました。表彰台の頂点に立ったオットとマルティン、3位で続いたヤリ-マティとミーカ、そしてチームのみんなへも祝福と感謝の言葉を贈りたいと思います。おめでとう!ありがとう! 今年も君たちと一緒にポディウムに立ち、シャンパンでベトベトになりながら直接言葉を伝えたかったと心の底から思います。今回のラリーは表彰台に立った2台に加え、途中で戦線を離脱してしまったクリス、セブ組も含めた3台すべてが序盤からトップ争いを繰り広げる展開でした。一時は3台が1秒以内で総合首位を争うなど、それぞれのドライバーがヤリスWRCに乗ることを本当に楽しんでいるように思えました。3組6人の選手達が楽しみながら、そして、思いっきりクルマを走らせられることがヤリスを、さらに強くしていってくれると信じています。シーズンは後半戦に入りました。2年連続でのチームタイトルの獲得、そしてTOYOTA GAZOO Racing WRTからのチャンピオンドライバー輩出に向け、チームは戦いを続けます。皆さま、引き続き、応援よろしくお願いいたします。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    チームにとってのホームラリーで、今年も素晴らしい結果を残すことができました。このラリーでの3連勝は格別です。オットは本当に強く、我々のクルマと彼の組み合わせは抜群だったと思います。パワーステージの走りを見ても分かるように、物事はすべて彼の思い通りに進み、全開で走らずともフルポイントを獲得できるほど余裕がありました。また、ヤリ-マティが表彰台に上がったことも良かったと思います。それによってマニュファクチャラー選手権1位のチームとの差を縮めることができましたし、オットのドライバー選手権争いにとっても助けになりました。この良い流れを、この後のラリーでも維持できることを期待しています。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    優勝を飾り最高の気分です。フィンランドで好結果を残すことは、両選手権にとって非常に重要でした。シーズン後半戦の初戦であるこのラリーの結果は、完璧だといえます。チーム全体が勢いに乗ったので、この後も攻め続けなければなりません。今日の最初の3本のステージではクリーンな走りを心がけましたが、最後のパワーステージではプッシュしました。ミスをすることなくクリーンな走りで良いタイムを狙い、最大ポイントを獲得できました。次のドイツも、今回と同じアプローチで戦うつもりです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    ラリー・フィンランドで表彰台に復帰することができて、とても嬉しく思います。最後に表彰台に立ったのは約9ヶ月前だったので、本当に長く感じました。2位フィニッシュの可能性もあったと思いますが、今回はリスクを冒さないほうが賢明だと判断しました。この後のことを考えると、自分にとってだけでなく、チームにとってもポイント獲得が非常に重要でした。今日は、昨日の午後よりもリラックスして走れましたし、速さもありました。今日の結果により、この後のラリーでも表彰台争いができるという自信を持つことができました。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    再出走を果たし、今日は出走順が良くなかったので、無理な走りをするつもりはありませんでした。しかし、最終ステージのひとつ前でミスを冒し、自分に腹が立ちました。長い左コーナーでクルマがドリフトした際、少しためらいがありアクセルペダルを少し戻したところ、クルマが予想以上にイン側に巻き込んでしまいました。そして、草の中にあった大きな石に当たってしまったのです。このような厳しい週末は望んでいませんでしたし、次のドイツまでに立ち直らなければなりません。

    ラリー・フィンランド デイ4の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 2h30m40.3s
    2 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +25.6s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +33.2s
    4 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +53.4s
    5 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +56.1s
    6 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +1m32.4s
    7 クレイグ・ブリーン/ポール・ネーグル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m38.2s
    8 テーム・スニネン/ヤルモ・レーティネン (フォード フィエスタ WRC) +2m33.8s
    9 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +7m54.1s
    10 ニコライ・グリアジン/ヤロスラフ・フェデロフ (シュコダ ファビア R5) +10m28.7s
    R クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC)

    次回のイベント情報
    WRC次戦は、8月22日(木)から25日(日)にかけてドイツ西部のボスタルジーを中心に開催される、第10戦「ラリー・ドイチェランド」。第4戦ラリー・フランス ツール・ド・コルス以来のターマック(舗装路)ラリーとなるドイチェランドは、ステージごとにコースの特徴が大きく異なる。軍事演習場「バウムホールダー」内のスリッパリーなコンクリート路面、モーゼル河畔に広がるブドウ畑の狭くツイスティな農道、流れるようなコーナーが続くザールラント州の田舎道など、様々なターマックステージを走行する。また、天気が変わることも多いため、クルマのセットアップとタイヤ選択が重要な鍵を握る。チームは昨年のこのラリーでタナックが優勝しており、大会2連覇を目標に戦う。なお、今年のラリー・ドイチェランドには、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムに参加中の勝田貴元が、4台目のヤリスWRCで出場。WRCイベントに初めてWRカーで挑む。

  • WRC | ラリー・フィンランド 2日目:トヨタのラトバラが首位に浮上

    WRC | ラリー・フィンランド 2日目:トヨタのラトバラが首位に浮上

    2019年FIA世界ラリー選手権(WRC) 第9戦 ラリー・フィンランドの競技2日目デイ2が8月2日(金)にユバスキュラを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 10号車)が総合1位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合2位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合4位につけた。

    ラリー・フィンランドのデイ2は、SS2「オイッティラ」でスタートした。その後、4本のステージを日中のサービスを挟んで各2回走行し、ユバスキュラ市街地の「ハルユ2」でフィニッシュ。10本、計126.55kmのSSが行なわれた。前夜のSS1で総合2位につけたタナックは、SS2で総合1位に浮上。SS5では不利な1番手スタートながらベストタイムを記録し、SS6まで首位の座を守り続け、2位のラトバラに5.4秒差を築いた。しかし、午後の再走ステージでは多くのラリーカーが走ったことにより路面に深い轍(わだち)が刻まれ、その影響もあって思うようにタイムが伸びず。SS7で首位の座をラトバラに明け渡し、2.6秒差の総合4位で1日を終えた。

    デイ1を総合8位で終えたラトバラは、デイ2の10本のSSのうち6本でベストタイムを刻むなど、1日を通して好調を維持。再走ステージ1本目のSS7で総合1位に立つと、最後まで首位の座を守りきった。また、ミークもSS2でベストタイムを記録するなど安定して上位のタイムを刻み、SS5まで総合2位の座を守り続けた。その後総合3位に順位を落としたが、SS10で総合2位に復帰。首位ラトバラと1.2秒差でデイ2を締めくくった。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    本当に素晴らしい戦いでした。ラリー・フィンランドではしばしば僅差のバトルが繰り広げられますが、今日ほど接近した戦いは記憶にありません。我々の3人のドライバーのタイム差は僅かで、彼らの戦いをわくわくしながら見ていました。皆、とても良い仕事をしたと思います。とはいえ我々のチーム内だけで戦っているわけではなく、エサペッカ・ラッピも非常に速いので、明日も攻め続けなくてはなりません。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    非常に良いフィーリングで1日を終えることができました。今日は出走順が1番だったのでかなり難しい路面コンディションでしたが、午前中は走り始めから良い流れを掴み、クルマの調子も良かったので運転に集中できました。午後はコンディションがかなり悪くなり、全力で攻めたにも関わらず順位が少し落ちたので、フラストレーションが溜まりました。それでも差はまだ小さく、明日は今日よりも良い出走順となるので、チャンスは十分にあると思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    本当に良い1日でした。いくつかのステージでは少し遅れましたが、全体的には力強く走ることができました。タイム差は本当に小さく、大きなプレッシャーを感じましたが、そのような状況でも高いスピードを維持し、大きなミスをすることなく、差を築けたことに満足しています。明日はいくつか新しいセクションを走行します。道幅が広く、ジャンプやクレストも増えるなどステージの構成が全体的に少し変わっているので、午前中のステージが特に重要になるでしょう。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    良い1日となり満足しています。フィンランドではスタートダッシュを決め、上位グループに入ることがとても重要ですが、午前中はそれを実践できました。1回目のループはステージもペースノートも自分にとって新たに経験するものでしたが、再走ステージではその経験を活かし、より冷静に走ることができました。再走ステージは1回目よりも滑りやすい路面コンディションになっていましたが、自分の出走順を最大限に活用することができました。トップ4のタイム差は非常に小さいので、明日どのような展開になるのか楽しみです。

    ラリー・フィンランド デイ2の結果
    1 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) 1h04m01.1s
    2 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +1.2s
    3 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +2.4s
    4 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +2.6s
    5 クレイグ・ブリーン/ポール・ネーグル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +14.2s
    6 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +14.6s
    7 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +15.3s
    8 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +30.9s
    9 テーム・スニネン/ヤルモ・レーティネン (フォード フィエスタ WRC) +52.6s
    10 ガス・グリーンスミス/エリオット・エドモンドソン (フォード フィエスタWRC) +1m38.3s

    明日のステージ情報
    競技3日目となる8月3日(土)のデイ3は、サービスパークの南側エリアで4本のグラベルステージを、日中のサービスをはさんで各2回走行。そのうちSS15/19「レウスト」は、今年唯一新たに加わったステージで、2014年大会以来の走行となる。8本のSSの合計距離は132.98kmと4日間で最長。リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は578.52kmとなる。

    注目のステージ:SS14/18カカリスト 全長18.70km
    ミーカ・アンティラ(ヤリスWRC 10号車 コ・ドライバー)
    「カカリスト」は、ラリー・フィンランドを象徴するステージです。今年は序盤のセクションが新しくなり、1997年以降使われていなかった道を走ります。その後、道幅が非常にワイドなオウニンポウヤの有名な道に出ますが、今年はジャンプがまったくなく、例年と大きく異なるステージ構成です。大勢の観客が集まるカカリストのジャンクションを曲がった後は、砂利が多い小道に入りフィニッシュを迎えます。

  • WRC | トヨタ 第9戦 ラリー・フィンランド デイ1 レポート

    WRC | トヨタ 第9戦 ラリー・フィンランド デイ1 レポート

    ラリー・フィンランドが開幕
    タナックが総合2位に、ミークが総合3位につける

    2019年 FIA 世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドが8月1日(木)に開幕。フィンランド中部ユバスキュラの市街地でSS1が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が総合2位に、クリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)が総合3位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)が総合8位につけた。

    第8戦ラリー・イタリア サルディニアから約6週間のインターバルを経て、第9戦ラリー・フィンランドが開幕した。1日は、午前9時からサービスパークが置かれるユバスキュラの西側でシェイクダウンが行なわれ、全長4.26kmのコース「ヴェサラ」でタナックがベストタイムを記録。ミークとラトバラは、他のドライバーと6番手タイムを分け合った。

    その後、午後7時からSS1「ハルユ1」が行なわれ、ユバスキュラ市街地のターマック(舗装路)と、公園内のグラベル(未舗装路)の両路面を走行する全長2.31kmのステージで、タナックがトップと0.7秒差の2番手タイムを、ミークが1.2秒差の3番手タイムを記録した。また、ラトバラはふたりのライバルと6番手タイムを分け合い、首位と2.4秒差の総合8位で競技初日を走り終えた。

    トム・フォウラー(テクニカル・ディレクター)
    朝のシェイクダウンでは、クルマが正常に機能しているかどうかを確認しました。オットは非常に速いタイムを記録し、ヤリ-マティとクリスも良いタイムでした。しかし、フィンランドではごく当たり前のことですが、各トップドライバーのタイムは非常に接近していました。技術的な問題は何もなくポジティブなスタートを切り、ラリー前のテストで決めたセットアップを確認しました。過去2年間、我々はこのラリーで強さを発揮しましたが、ライバルもまた改善に取り組んでいるので前進を続けなくてはならないと理解しています。過去に上手く行っていた場合、自信を持って何かを変えるのは簡単ではありません。我々にはこのラリーで実績があるので、昨年のセットアップに微調整を加えたものを採用することにしました。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    「ハルユ」はラリーの開幕にふさわしい特別なSSであり、実際は非常に難しいステージですが、ミスのない走りをできました。シェイクダウンは全く問題なく、順調に終わりました。ラリー前のプレイベントテストはとても上手く行き、ラリー・エストニアにも出場したので、このラリーに向けて可能な限りの準備を行うことができたと思います。現在までのところ全て順調ですが、きっと激しい戦いになるでしょう。特に、明日は出走順が1番なので難しい1日になると思われるので、集中して臨まなくてはなりません。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 10号車)
    ここユバスキュラで、多くのフィンランドの人々に見守られてラリーをスタートするのは最高の気分です。多くの応援が、私にモチベーションと自信を与えてくれます。シェイクダウンでは、1回目の走行からすぐに良いフィーリングを感じ、2回目は非常に上手く走れたので満足しました。その後クルマのセッティングに変更を加えましたが、良い結果は得られず、路面もどんどん荒れていきました。それでも最初の2回の走行こそが最も重要であり、そう考えれば良い週末を期待できそうです。

    クリス・ミーク (ヤリスWRC 5号車)
    ラリーが始まり、素晴らしい気分です。最初のステージでは良い走りができました。また、朝のシェイクダウンも概ね順調でした。最初の走行では、ジャンプの着地で右側の土手に少し当たりパンクをしてしまいました。シェイクダウンのステージは実際のラリーのステージとは異なりますが、その後は良いフィーリングで走れました。チームにとってのホームイベントに、一員として参戦できるのは特別なことですし、日曜日に完璧な結果でフィニッシュするのが今回の目標です。明日はできるだけすぐに良いリズムを掴み、この週末を楽しみたいと思います。

    ラリー・フィンランド デイ1の結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) 1m47.3s
    2 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +0.7s
    3 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +1.2s
    4 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +1.3s
    5 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2.2s
    6 クレイグ・ブリーン/ポール・ネーグル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2.4s
    7 テーム・スニネン/ヤルモ・レーティネン (フォード フィエスタ WRC) +2.4s
    8 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +2.4s
    9 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (シトロエン C3 WRC) +3.1s
    10 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +4.8s

    明日のステージ情報
    競技2日目となる8月2日(金)のデイ2は、サービスパークを中心に10本のSSを走行する。SS2「オイッティラ」とSS11「ハルユ2」以外の4本のステージ「モクシ」「ウリア」「アサーマキ」「アーネコスキ」は、日中のサービスをはさんで各2回走行。10本のSSの合計距離は126.55km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は592.76kmとなる。

    注目のステージ
    SS3/7 モクシ 全長20.04km

    ミーカ・アンティラ(ヤリスWRC 10号車 コ・ドライバー)
    「モクシ」は素晴らしいステージです。序盤は昨年新たに加わったセクションで、皆にとって新しい道でした。リズムが頻繁に変わるのがこのステージの難しい部分で、幅が狭くテクニカルな道と、広い道の両方を走り、非常に高速な区間もあります。なお、狭い道に関しては、出走順が後方の方が有利だと思います。