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  • トヨタ、スープラで2019年のNASCARエクスフィニティ・シリーズに参戦

    トヨタ、スープラで2019年のNASCARエクスフィニティ・シリーズに参戦

    トヨタは2019年より、現在参戦しているカムリに代わり、スポーツカー「スープラ」でNASCARエクスフィニティ・シリーズへの参戦を開始する。また、市販車としては2019年前半より順次、世界各国での販売を予定している。

    トヨタの歴史において長らくフラッグシップスポーツカーとして親しまれてきたスープラは2002年に生産を中止していたが、今年3月、「GR Supra Racing Concept」としてジュネーブ国際自動車ショーにて復活。市販モデルに関しても、近い将来の復活を示唆していた。

    世界のモータースポーツシーンで活躍していたスープラは、生まれ変わってもその伝統を引き継いでゆく。NASCARは米国で人気の高いレースとして知られており、7月5日にはNASCARカップ・シリーズ第18戦と、エクスフィニティ・シリーズ第16戦が開催されているフロリダ州デイトナビーチのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイにおいて、参戦予定のスープラを公開した。エクスフィニティ・シリーズへの参戦は、2019年シーズンの開幕戦となる2月のデイトナビーチを計画している。

    NASCAR仕様のスープラは、米国のモータースポーツ活動拠点である米国トヨタ・レーシング・デベロップメント(TRD)と、南カリフォルニアに拠点を置くCalty Design Research, Inc.が開発とデザインを担当した。

    トヨタは2004年より「タンドラ」で、2007年よりカムリでNASCARに参戦しており、2019年はスープラを投入することで、3つのシリーズに異なる車種(カムリでモンスターエナジーシリーズ、スープラでエクスフィニティ・シリーズ、タンドラでキャンピングワールドシリーズ)で参戦することになる。

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  • 【SUPER GT】 LEXUS:第4戦 タイ 決勝レポート

    【SUPER GT】 LEXUS:第4戦 タイ 決勝レポート

    タイ・ブリーラムのチャン・サーキットでSUPER GT第4戦が行われ、予選3番手スタートのヘイキ・コバライネン/小林可夢偉組 DENSO KOBELCO SARD LC500 39号車が今季初勝利を飾った。2位に大嶋和也/フェリックス・ローゼンクヴィスト組 WAKO’S 4CR LC500 6号車、3位に国本雄資/山下健太組 WedsSport ADVAN LC500 19号車と続き、LEXUS LC500が表彰台を独占する速さを見せた。GT300クラスでも嵯峨 宏紀/平手 晃平組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が2位、吉本 大樹/宮田 莉朋組 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が3位で表彰台を獲得した。

    SUPER GT第4戦「Chang SUPER GT RACE」が6月30日(土)、7月1日(日)の両日、タイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットで開催された。

    SUPER GTシリーズ唯一の海外遠征戦となるタイラウンド。2014年にサーキットの新設と共に初の大イベントとして行われ、今年で5回目。2016、17年は10月の第7戦として行われてきたが、今年は2015年以来となる6、7月開催となった。LEXUS GAZOO Racingはこのタイラウンドとの相性が良く、過去4戦中3勝を挙げている。今季はライバルの巻き返しや不運もあり、ここまで未勝利のLEXUS LC500勢のシーズン初勝利に期待がかかった。

    予選
    6月30日(土)は朝から強い日差しが照りつけ、南国特有の暑さの中で午前中の公式練習が行われたが、午後3時に予定されていた予選を前に、空は一気に雲に覆われ、激しいスコールと共に路面はあっという間にヘビーウェットに。しかし、このスコールも10分ほどで去り、予選は予定よりも15分遅れで、ウェットコンディションの下で開始されることとなった。

    ノックアウト方式の予選、GT500クラスは午後3時35分にQ1(15分間)が開始。直前に走ったGT300車両によりライン上の一部は乾きかけてきているものの、まだまだウェット、という難しいコンディション。ほとんどの車両が一旦ウェットタイヤでコースに出たものの、すぐにピットへ戻り、スリックタイヤで再アタックに入る、という状況となった。

    この難コンディションの中で好走を見せたのが、2週間前のル・マン24時間レースで2位表彰台を獲得したばかりの小林の39号車。セッション後半、想像以上に早く乾いていく路面を上手く読み、目まぐるしく塗り替えられていくタイムシートの中で、セッション終了直前にQ2進出条件のトップ8圏内へ浮上。GT500ルーキーの山下がQ1を担当した19号車も小林のタイムを上回り、39号車と19号車の2台がQ2進出を果たした。一方で、ほかの4台のLEXUS LC500勢はタイヤをコンディションに合わせきれず、36号車が10番手、6号車が11番手、1号車が12番手、38号車が13番手と後方グリッドから決勝レースでの巻き返しを図ることとなった。

    Q2は午後4時18分開始。この頃にはほぼ路面は乾いていましたが、今度は逆に空模様が怪しい状況に。セッション開始から5分ほど経つと、コースの一部では雨が降り始めた。そんな中で気を吐いたのが39号車のコバライネン。まず最初のアタックでコースレコードを更新するタイムを叩き出し暫定トップへ。その後、ライバルにタイムを更新されるも、最後まで逆転を狙ってアタックを続けた。コースの前半ではタイム更新が期待できるアタックだったが、コース後半で降り始めた雨により惜しくも叶わず。

    Q2に進んだ8台中7台がこれまでのコースレコードを更新する速さを見せた中で、コバライネンの39号車は2列目3番手と好位置を確保。2016年のタイラウンドウィナーである19号車の国本雄資も3列目6番手とまずまずのポジションから決勝レースをスタートすることとなった。

    GT300クラスは、直前のスコールにより完全なウェットコンディションで午後3時15分よりQ1(15分)がスタート。完全ドライだった午前中の公式練習とは全く異なるコンディションでの予選セッションとなった。水煙を上げながらのアタックで各チーム苦戦を強いられる中、96号車は新田守男がベテランの意地を見せ13番手タイム。上位14台が進めるQ2への進出を果たした。31号車は惜しくも16番手、60号車が18番手、地元凱旋レースとなった35号車は19番手、30号車が22番手でQ1敗退となった。

    路面がほぼドライとなったQ2では、96号車を駆る、昨年のタイラウンドウィナーである中山雄一が好走を見せ、7番手グリッドを獲得した。予選後、上位グリッドの2台が車検で失格となったため、96号車は5番手グリッドに。ほかの4台も、2つずつグリッドが繰り上がって決勝レースのスタートを切ることとなった。

    決勝
    7月1日(日)も暑い一日に。午後3時のスタート時点での気温は33度、路面温度は47度という猛暑の中、66周、300kmで争われる決勝レースのスタートが切られた。

    LEXUS勢最上位の3番手からスタートを切った39号車のコバライネンは、1周目に2位に上がると、首位追走に入った。その後方でも、予選で後方グリッドに沈んだLEXUS勢が速さを見せ、次々にポジションアップ。6番手スタートの19号車は、GT500クラスルーキーの山下が徐々にポジションを上げ、11周目に一気に2台パス、39号車に次ぐ3位に浮上した。また、速さを見せたLEXUS勢の中でも際だったのが6号車のローゼンクヴィスト。SUPER GTでは今季デビューのルーキーながら、11番手グリッドスタートから12周目には5位、14周目には4位へとポジションを挙げ、LEXUS LC500は序盤にして早くも2-3-4位体制となった。

    首位をテール・トゥ・ノーズで追うまでに至った39号車は、19周目、メインストレートで並びかけ、その後も再三にわたる追撃の末に、4コーナーでパス。ついに首位を奪った。その後方でも、勢いに乗る6号車のローゼンクヴィストが山下に続き前を行くライバル車両もパス、更に首位の39号車コバライネンとの差を詰めて行った。

    中盤、各車ピットへ向かい、ドライバー交代と給油、タイヤ交換。ここで追い上げを見せていた1号車は左リアタイヤの交換に手間取り、タイムロス。7位まで追い上げていた1号車だったが、大きく順位を落とすこととなってしまった。

    36周目に首位を行く39号車がピットイン。コバライネンから小林へとドライバーチェンジ。首位のままコースへ復帰した。今年からSUPER GTにフル参戦し、ここタイのチャン・サーキットを走るのは初めての小林に対し、2位で追う6号車の大嶋は、これまで4戦全戦に出場し、表彰台3回と得意にするコース。小林を再三にわたって攻め、息詰まるようなバトルが終盤まで繰り広げられた。

    中嶋 一貴から5位で36号車のバトンを受け取った関口も、2016年に優勝を果たすなどこのコースを得意としており、ファステストラップを更新しながらの猛追。優勝時のチームメイトであった国本がドライブする19号車に追いつくと、表彰台争いのバトルを繰り広げた。このバトルを49周目に関口が制し、36号車が3位へ浮上。関口は首位を争う2台にも追いつき、LEXUS LC500同士三つ巴の優勝争いに。

    51周目にもファステストタイムをマークするなど速さの衰えない関口は、56周目、6号車の大嶋がGT300車両に引っかかった隙を逃さずパス。2位へと上がると、更に小林の39号車に襲いかかった。何度も並びかける2台だったが、小林も巧みなライン取りで抜かせず、その後でチャンスを窺う6号車と共に、3台での首位争いはレース最終盤まで続いた。

    39号車小林か、36号車関口か、という息を呑むようなバトルは、ファイナルラップ、突然の36号車のスローダウンで閉幕。36号車は残り1周というところで痛恨の燃料切れに見舞われ、コース脇に車両を停めることとなってしまいました(1周遅れ完走扱いの10位)。

    小林可夢偉はトップを守ってチェッカーを受け、SUPER GTでの自身初勝利を飾った。LEXUS勢にとっても今季初勝利。2位には11番手スタートから見事な追い上げを見せた6号車、3位に19号車が続き、LEXUS勢は表彰台を独占。4位にも38号車が入り、今季ここまでの3戦で勝利のなかったLEXUS勢が得意なタイで、速さを見せ、後半戦へ向けて逆襲の狼煙を上げることとなった。

    GT300クラスでは、14番手からスタートした嵯峨がドライブする31号車と、16番手スタートの吉本がドライブする60号車が序盤から猛烈な追い上げ。吉本の60号車は4位までポジションを上げて、レース半分よりもやや早めに宮田へとドライバー交代を行った。ほぼ同時に31号車も嵯峨から平手へと交代。一方で、予選で5番手につけた96号車は、ベテラン新田がぎりぎりまでピットを引っ張る作戦に。

    全車がピットを終え、レースも終盤に入ると、3位を走行していた60号車宮田を、31号車の平手がパス。更に、2台は揃って、タイヤの厳しくなった前車をパスし、31号車が2位、60号車が3位でチェッカー。31号車は第2戦富士に続き今季2度目の2位表彰台。60号車は参戦4年目にして初、そしてルーキーの宮田にとってもGT初の表彰台獲得となった。96号車は10位でポイント獲得を果たした。

    ヘイキ・コバライネン (DENSO KOBELCO SARD LC500 39号車)
    もちろん勝ててとても嬉しいです。特に、可夢偉選手との初勝利というのはとても重要なことです。我々のチームは今季、開幕戦の岡山で下位に沈み、第2戦富士では2位表彰台、第3戦鈴鹿は私のミスでリタイアと、ジェットコースターのような浮き沈みの激しいシーズンを過ごして来ており、何とか好成績を獲得すべく、懸命な努力を続けてきました。ようやくこの週末、その結果が得られて本当に嬉しく思っています。

    小林可夢偉 (DENSO KOBELCO SARD LC500 39号車)
    自分にとっては初めてのサーキットなので、正直なところ、来る前は勝てるとは思っていませんでした。前戦の鈴鹿では、僕は予選も決勝も走っておらず、その前の富士もWECで欠場したため、事実上、開幕戦の岡山以来、久しぶりにLC500に乗ってのレースでした。そんな中で勝てたというのはすごく嬉しいし、チームがすごく頑張ってくれました。ここまで仕上げてくれたチームのみんな、そしてもちろん前半すごく頑張ってトップで僕に車を渡してくれたヘイキにも感謝します。状況としてはそんな簡単なレースではなかったのですが、ヘイキがとってくれたマージンを使いながら、何とか1位をキープできればと頑張りました。また、(大嶋)和也と(関口)雄飛もすごくフェアに戦ってくれました。

    大嶋和也 (WAKO’S 4CR LC500 6号車)
    11番手からのスタートでしたが、ペースは非常に良くて、フェリックスが2位まで追い上げてくれるという、本当に予想以上の走りで僕にバトンを渡してくれました。僕もあと1台を目指し、抜きたかったのですが、39号車もペースが速く、チャンスをものにできず悔しさの残るレースになってしまいました。これでタイでは4連続表彰台と、本当に調子の良いコースなんですが、今年も勝てませんでした。悔しいですが、次のレースで頑張ります。

    フェリックス・ローゼンクヴィスト (WAKO’S 4CR LC500 6号車)
    LEXUSにとって、表彰台独占というとても良い一日になりました。11番手グリッドからのスタートで2位フィニッシュできたということで、タフでしたが、良いレースが出来たと思います。LC500はとても好調でしたし、タイヤの選択も上手くいきました。残念ながら勝つことは出来ませんでしたが、とにかく楽しいレースでしたし、みんなも喜んでいます。もう一つ上の順位は、次の富士で狙います。

    国本雄資 (WedsSport ADVAN LC500 19号車)
    ファーストスティントで山下選手が結構追い上げてくれて、自分に交代したあと3位でコースに復帰できたのですが、ライバル勢のペースも速く、特に36号車のペースが結構速くて追いつかれてしまい、トラフィックに引っかかったところで抜かれてしまいました、ただ、去年から今年と、なかなかいい流れに乗れず、結果も全然出ていなかったので、ここで3位を取れたのはポジティブなことだと思います。後半戦には自分たちが得意なサーキットがあるので、またそこで表彰台獲得、優勝できるように、開発を頑張ります。

    山下健太 (WedsSport ADVAN LC500 19号車)
    スタート担当だったので、スタートダッシュで前の車を抜くつもりだったのですが、逆に抜かれてしまいました。しかしそこからのペースは悪くなく、予選で前に行った人たちよりも自分の方が速かったのと、展開的にも恵まれて、3台くらい抜くことが出来ました。ただ、単独走行時のペースは、今回前でフィニッシュしたLEXUS勢と比べると結構違うので、そこは今後の課題だと思います。それでも取り合えず3位表彰台が獲得出来たのは良かったです。

    関連:【SUPER GT】 第4戦 タイ 結果:DENSO KOBELCO SARD LC500が優勝

  • トヨタ、センチュリーを21年ぶりにフルモデルチェンジ

    トヨタ、センチュリーを21年ぶりにフルモデルチェンジ

    トヨタは、センチュリーをフルモデルチェンジし、全国のトヨタ店(東京地区は東京トヨペットならびに東京トヨタ)を通じて6月22日に発売した。

    センチュリーは1967年、トヨタグループの創始者である豊田佐吉の生誕100年を記念して発売。以来50年にわたり「日本を代表するショーファーカー」として、各界のエグゼクティブに愛用されている。

    21年ぶりのフルモデルチェンジとなる三代目センチュリーは「継承と進化」を開発テーマとした。「匠の技」と「高品質のモノづくり」を継承しつつ、ハイブリッド化による高い環境性能と、新しい魅力を付与した内外装デザイン、ショーファーカーとしてふさわしい先進・快適装備を付与。乗り心地、静粛性、走行安定性を一段と向上させている。

    販売概要
    販売店:全国のトヨタ店(東京地区は東京トヨペットならびに東京トヨタ)
    月販目標台数:50台
    生産工場:トヨタ自動車東日本(株) 東富士工場

    メーカー希望小売価格
    19,600,000円(消費税込み。北海道、沖縄のみ価格が異なる。リサイクル料金は含まれない)

    新型センチュリー 車両概要
    1.伝統と品格を守りながら「華」を感じさせる外形デザイン
    トヨタ 新型センチュリー フロントトヨタ 新型センチュリー リア
    ・日本の美意識に通じる静的な均整感を保ちながら、後席を上座とする独自の思想を造形に表した。サイドビューは、あえて傾斜を立てた重厚なクォーターピラーにより後席の存在感を強調し、ショーファーカーにふさわしく、一目でセンチュリーと分かるデザインにした。
    ・サイドボディはドア断面の美しいカーブを追求するとともに、ショルダー部のキャラクターラインには「几帳面」と呼ばれる、平安時代の屏障具(へいしょうぐ)の柱にあしらわれた面処理の技法を採用。端正に並んで走る2本の線を角として研ぎ出し、わずかな隙に淀みなく通した面を1本の線として際立たせることで、高い格調を与えている。
    トヨタ 新型センチュリー 鳳凰トヨタ 新型センチュリー フロントグリル
    ・センチュリーの象徴であるフロントセンターの「鳳凰」エンブレムは、工匠が金型を約1カ月半かけて丁寧に手で彫り込み、躍動する翼のうねりや繊細な羽毛の表情を鮮やかに描き出している。さらにエンブレムを彩る縦格子のフロントグリル奥に、「七宝(しっぽう)文様」を配置し、前後二重構造にすることで、「品位ある華」を表現している。
    ・新規開発色のエターナルブラック「神威(かむい)」は、漆黒感を高める黒染料入りのカラークリアなど7層もの塗装に、研ぎと磨きを加えて奥深い艶と輝きを追求した。日本の伝統工芸の漆塗りを参考に、流水の中で微細な凹凸を修正する「水研ぎ」を3回実施し、さらにその後、一点のくもりも残さないよう「鏡面仕上げ」を施している。

    2.後席のVIPをもてなす至高の室内空間
    トヨタ 新型センチュリー リアスペース
    ・65mm延長したホイールベースを後席スペースの拡大に充てることで、乗員の膝まわりや足元に十分なゆとりを提供。加えて、後席のスカッフプレートとフロアの段差を従来型より15mm縮小することにより、フロアマット装着時にはフラットとなり、さらに乗り降りしやすくなった。
    ・本杢(ほんもく)オーナメントで前後席の空間を区切りながら「折り上げ天井様式」を取り入れ、天井には「紗綾形(さやがた)崩し柄」の織物をあしらい、後席の格の高さを表現した。
    ・無段階に調整可能な電動オットマンや座り心地を追求したリフレッシュ機能付(左後席のみ)電動リヤシートを採用。
    ・11.6インチリヤシートエンターテインメントシステムを搭載するとともに、12chオーディオアンプと20個のスピーカーを最適配置し、臨場感あふれる空間を創出している。また、後席アームレストの7インチ大型タッチパネルから、オーディオに加え、エアコン、シート、リフレッシュ機能、カーテンなどを操作できる。
    トヨタ 新型センチュリー インテリアトヨタ 新型センチュリー リアシート

    3.V8 5.0Lハイブリッドシステムが実現する余裕に満ちた走りと、匠の技が実現する静粛性
    ・V型8気筒5.0Lハイブリッドシステムを新搭載し、ショーファーカーに求められるスムーズで余裕に満ちた走りと、高い環境性能を両立しています。JC08モード走行燃費は13.6km/L。
    ・熟練の匠が時間と手間をかけ、防音材を隙間なく組み付けるなど、徹底的な防音対策を施した。加えて、エンジン起動時の音や振動にはアクティブノイズコントロールで対応し、圧倒的な静かさを実現した。
    ・AVS機能付電子制御エアサスペンションを採用したほか、構造用接着剤によるボディ剛性の向上、乗心地に特化した新開発のタイヤ、サスペンションアームやブッシュ、マウントなどのゴム部品にいたる細部までチューニングを施し、ソフトで目線の動きが少ないフラットな乗り心地を実現した。

    エンジン 型式   2UR-FSE
    排気量 (cc) 4,968
    最高出力 (kW[PS]/rpm) 280[381]/6,200
    最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) 510[52.0]/4,000
    モーター 最高出力 (kW[PS]) 165[224]
    最大トルク (N・m[kgf・m]) 300[30.6]
    システム全体 (kW[PS]) 317[431]
    駆動用バッテリー ニッケル水素

    4.VIPを守りぬく先進の安全性能
    ・「Toyota Safety Sense」を新搭載するとともに、隣車線の死角を走る車両を検知する「ブラインドスポットモニター」、周辺状況を検知して駐車支援する「パーキングサポートアラート*9」を採用している。

    <Toyota Safety Senseの機能>
    ・前方の車両や歩行者(昼間)を検知し、衝突回避支援または被害低減を図る「プリクラッシュセーフティ(PCS)」
    ・車線を逸脱する可能性があると判断した場合に、警報を発するとともにステアリングを制御する「レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)」
    ・先行車と適切な車間距離を保って追従する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」
    ・片側24個のLEDの点灯・消灯を制御し、先行車や対向車に対しては遮光しながらハイビームを照射する「アダプティブハイビームシステム(AHS)」

    ・ヘルプネット(エアバッグ連動付)を新たに採用し、事故や急病時には専門のオペレーターが警察や消防に取り次ぐほか、エアバッグ作動時には自動でオペレーターに接続。また、車両データを基に重症度を推定して、ドクターヘリ等の早期出動判断を行うD-Call Netにも対応している。

  • 【WRC】 トヨタ:ラッピが総合3位で今季初の表彰台 / ラリー・イタリア

    【WRC】 トヨタ:ラッピが総合3位で今季初の表彰台 / ラリー・イタリア

    2018年 FIA世界ラリー選手権 (WRC) 第7戦ラリー・イタリア サルディニアの競技最終日となるデイ4が6月10日(日)、サルディニア島のアルゲーロを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)が総合3位で、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)が総合7位で、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)が総合9位でフィニッシュ。ヤリスWRCは全3台が完走を果たした。

    ラリー・イタリア サルディニアの最終日デイ4は、アルゲーロの北側で4本のSSが行なわれた。前日から続いた好天により路面は全体的にドライコンディションとなったが、それでも一部濡れた路面も残り、突然タイヤがグリップを失うような難しいコーナーも数多くあった。デイ3で総合3位に順位を上げたラッピは、2位とも4位ともタイム差が大きく開いていたため、無理に攻めることはせず安定した走りを続け総合3位を堅守。今シーズン初めて表彰台に上がり、ドライバーズ選手権ランキング4位に順位を上げた。オルタネーターのトラブルによりデイ3の最終SSを走り終えた後リタイアしたラトバラは、サービスでクルマを修復しラリー2規定に基づき再出走。デイ3よりもひとつ順位を上げ、総合7位でフィニッシュしポイントを獲得した。また、デイ3で再出走したタナックはトップ3タイムを何度も記録し、ボーナスの選手権ポイントがかかる「パワーステージ」に指定された最終SSでも3番手タイムをマーク。総合順位を上げることはできなかったが、貴重な選手権ポイントを獲得しドライバーズ選手権ランキング3位の座を守った。

    WRC次戦は、7月26日(木)から29日(日)にかけて、フィンランドのユバスキュラを中心に開催される第8戦「ラリー・フィンランド」。ユバスキュラ近郊にファクトリーを構えるTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamにとってはホームイベントであり、昨年はラッピがWRC初優勝を果たし、ユホ・ハンニネンが3位に入るなどチームにとって2017年のベストラリーとなった。ラリー・フィンランドはWRCでもっとも平均速度が高いグラベルラリーであり、サスペンション、エアロダイナミクス、エンジンパフォーマンスなど、クルマの総合的なパフォーマンスが求められる1戦だ。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    表彰台フィニッシュというエサペッカの結果は、素晴らしいものです。金曜日には少しタイムを失いましたが、その後は本当に良い走りでした。集中力を切らさず、ミスもしなかった彼の今回の戦いは、ポディウムに相応しいものでした。もっとも、ヤリ-マティもオットも表彰台争いをできるだけの速さがあったので、完全には満足していません。彼らふたりのクルマに問題が起こってしまい、本当に運が悪かったと思いますが、これがラリーというものですし、あのような事は特に今回のように荒れたラリーでは十分に起こり得るものです。今年のサルディニアは我々が予想していた以上にタフで、多くのクルマに問題が起こりリタイアをしました。荒れた路面にも関わらず皆全開でアタックしているので、クルマが強いだけでは十分ではなく、運も少し必要なのです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    昨日は残念な結果となってしまいましたが、再出走することができて本当に良かったと思います。クルマのフィーリングは良く、タイヤをセーブしていたにも関わらずタイムも上々でした。運悪く最後のパワーステージではコーナーでエンジンをストールさせてしまいました。左コーナーに少し高い速度で入ったところ、轍が非常に深く失速したのです。今回は本当に表彰台に立ちたかったのですが、ポジティブな気持ちで休暇をとり、次戦フィンランドで再挑戦します。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    とてもタフな週末でしたが、多くを学びました。何が、どのような理由で起こったのかをきちんと理解し、今後同じ問題が起こらないようにする必要があります。全体的にクルマのフィーリングは良く、速さも十分にありました。我々に少し足りていなかったのは一貫性ですが、必ずや克服できると思います。チームは依然成長過程にありますが、急速に学習しています。私はチームを信頼していますし、困難を乗り越えることで我々はより強くなれると信じています。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    今日は問題なくクルマをフィニッシュに導くことが、自分たちの仕事でした。私自身とチームの自信を高めるために、今回の結果はとても重要な意味があります。ポディウムフィニッシュに値する戦いをしたと、自分でも思います。今回より前にもチャンスはありましたが、自分のミスでその機会を失ってしまいました。前戦ポルトガルと今回のサルディニアではミスなくラリーを戦うことができ、一貫性とパフォーマンスを両立できたので、この良い流れを次戦フィンランドに繋げたいと思います。

    ラリー・イタリア サルディニア デイ4の結果
    1 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) 3h29m18.7s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +0.7s
    3 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m56.3s
    4 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m55.2s
    5 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +3m10.9s
    6 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +4m31.7s
    7 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +11m22.1s
    8 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +13m14.6s
    9 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +13m18.2s
    10 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +15m30.4s

  • 【WRC】 トヨタ:第7戦 ラリー・イタリア サルディニア 3日目レポート

    【WRC】 トヨタ:第7戦 ラリー・イタリア サルディニア 3日目レポート

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・イタリア サルディニアの競技3日目デイ3が6月9日(土)にサルディニア島のアルゲーロを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)が総合3位にポジションを上げた。また、デイ2でのリタイア後ラリー2規定に基づき再出走したオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)は、前日の総合19位から9位に浮上した。

    なお、総合3位につけていたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は、最終SSを走り終えた後リエゾン(移動区間)でクルマに問題が発生したため、走行を断念した。

    ラリー・イタリア サルディニアのデイ3は、アルゲーロの東側で7本のSSが行なわれた。デイ2は天気が安定せず、路面は一部ウェットで泥に覆われたステージも多くあったが、デイ3は概ね好天に恵まれ濡れていた路面も時間と共に乾いていった。デイ2で総合3位に順位を上げたラトバラは、4.4秒差の4位ラッピと激しいポジション争いを演じ、両者のタイム差はSS10終了時点で0.9秒に縮まった。その後僅差の攻防が続き、ラッピはSS13でベストタイムを記録するなど健闘したが、最終的にはラトバラが差を5.3秒に拡げ3位の座を堅守した。しかし、ラトバラのクルマはオルタネーターのトラブルによりサービスパークへと向かうリエゾンでストップ。自力での修理を試みるもサービスパークに戻ることはできず、デイからリタイアすることになった。チームはサービスパークでクルマを修理し、ラリー2規定に基づきデイ4で再出走しポイント獲得を目指す。一方、前日ジャンプの着地でクルマのフロントまわりにダメージを負いリタイアとなったタナックは、メカニックの渾身の作業により万全な状態となったクルマで再出走。10分のペナルティタイムを加算されながらもSS10でベストタイムを、SS14ではセカンドベストタイムを記録し、総合9位で1日を終えた。

    競技4日目、ラリー最終日となる6月10日(日)のデイ4は、アルゲーロのサービスパークの北側エリアで2本のステージを各2回走行する。そのうち、SS18の再走ステージであるSS20「サッサリ~アルジェンティエラ」は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。 4本のSSの合計距離は42.04km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は172.27kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今日、ヤリ-マーティとエサペッカはとても素晴らしい戦いを続けていたので、最終ステージの後ヤリ-マーティのクルマにトラブルが起きてしまい、本当に残念に思います。何が起こったのかを正確に調べている段階ですが、ステージを走り終えたあたりでバッテリーの電圧が落ちたようです。エサペッカは素晴らしい走りをしていたので、もし明日表彰台に上がったら、それは素晴らしい結果といえます。ヤリ-マティには明日の再出走を期待していますし、オットと共にポイント獲得のチャンスは十分にあると思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    このような結果になってしまいましたが、それでも全体としては良い1日でした。SSだけを見れば、とても上手く走れていたと思います。路面が荒れている所では注意深く走り、スムーズな所ではハードに攻めました。エサペッカのタイムはとても良く、差がどんどんと縮まっていったので、最後のステージは全力で攻めましたが、フィニッシュ近くでオルタネーターの警告が表示され、その後ロードセクションでバッテリーの電圧が下がってしまいました。今回は絶対に表彰台に上がりたいと思っていたので本当に悔しいですが、明日も諦めずに戦い続け、できるだけ多くのポイントを獲得したいと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    昨日はとても悔しい1日となってしまったので、再出走は自分にとって非常に意味があることでした。今日は日中のサービスでクルマにいくつか変更を施し、午後はとても気分良く走ることができました。クルマはほぼ完璧で、良いリズムで走れたと思います。本当はあともうひとつ順位を上げたかったのですが、残念ながら最後のステージでなぜかパンクを喫し、差が少し開いてしまったため明日の挽回はやや難しい状況になりました。それでも最後まで諦めるつもりはありません。ひとつ上の順位を目指し、明日も全力でアタックします。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    とても楽しい1日でした。ヤリ-マティとの戦いは素晴らしく、あるステージでは私の方が速く、次のステージでは彼のほうが速く走るなど、午前も午後も良いバトルが続いていました。それだけに、ヤリ-マティのクルマに問題が起きる形で戦いが終わってしまったのは残念です。午後はクルマのフィーリングがとても良かったので、大きな自信を感じて走ることができました。ただし、自分たちよりも順位が上の選手とも、下の選手とも大きな差がついているので、明日はもうハードに攻める必要はありません。

    ラリー・イタリア サルディニア デイ3の結果
    1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 3h02m16.9s
    2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +3.9s
    3 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +54.2s
    4 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m01.8s
    5 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +2m03.9s
    6 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +3m13.6s
    7 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +10m41.4s
    8 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +10m48.3s
    9 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +12m27.4s
    10 マルティン・プロコップ/ヤン・トマネク(フォード フィエスタ RS WRC) +13m02.1s

  • 【WRC】 トヨタ:第7戦 ラリー・イタリア・サルディニア 2日目レポート

    【WRC】 トヨタ:第7戦 ラリー・イタリア・サルディニア 2日目レポート

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・イタリア サルディニアのデイ2が6月8日(金)にサルディニア島アルゲーロを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)が総合3位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)が総合4位につけた。なお、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)は、SS9で冷却系にダメージを負い走行を中止した。

    ラリー・イタリア サルディニアのデイ2は、アルゲーロの北東エリアで8本のSSが行なわれた。断続的に朝まで降った雨により、午前中はウェットとドライが入り混じった複雑な路面コンディションとなった。また、午後は一時的な降雨で一部路面が泥濘化。タイヤのグリップ力を得にくい、非常に滑りやすいコンディションでの走行となった。1日を通してミスのない走行を続けたラトバラは、デイ2最後のSS9でベストタイムを記録し、総合3位に順位を上げた。また、SS2でスローパンクチャーを喫したラッピは、午後のステージで2本のセカンドベストタイムを刻み、ラトバラと4.4秒差の総合4位でデイ2を終えた。なお、タナックは午前中のSS4でベストタイムを記録し、今シーズンの開幕戦から続く全ラリーでのSSベストタイム獲得記録を更新した。SS8を走り終えた時点でタナックは総合3位につけていたが、SS9でジャンプの着地の際冷却系にダメージを負い走行を中止。チームはクルマを精査し、ラリー2規定に基づきデイ3での再出走が可能か否かを判断する。

    競技3日目となる6月9日(土)のデイ3は、アルゲーロのサービスパークを中心に7本のSSが行われる。アルゲーロの東側エリアで午前中に3本のSSを走行し、午後はイッティリでのショートSSを挟み、午前中に走った3本のSSを再走する。SS12およびその再走ステージであるSS16「モンテ・レルノ」はビッグジャンプで知られる、ラリー・イタリア サルディニアの名物ステージ。7本のSSの合計距離は146.14km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は629.53kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    オットのクルマに何が起こったのか、まだ正確には分かりません。明日再出走できるかどうかを判断するため、チームは現在クルマを調べています。選手権争いのためオットは今回のラリーで良い結果を残そうとしていたので、本当に残念です。とにかく、今日は非常に難しい1日でした。我々はラリー・アルゼンチンの前にサルディニアでテストを行ないましたが、その時は完全なドライコンディションでした。しかし今日の路面は正反対で、多くの泥によってグリップ力があまり得られない状況でした。そのような路面でクルマがどう動くのか情報が不足していたこともあり、今朝のセットアップはベストとはいえないものでした。しかし、午後のステージに入り路面が乾いていくと、ヤリ-マティとエサペッカは共にスピードアップを果たしました。彼らはどちらも上位につけていますので、明日はきっと良い戦いをしてくれるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    とてもポジティブな1日でした。今朝の2本目のSSは少し慎重に走り過ぎたと思いますが、その後リズムをつかみスピードを上げることができました。トゥーラのステージを2回目に走った時は、大量の雨と泥でまるでウェールズのような滑りやすい路面コンディションでした。ステージの終盤に大きく遅れてしまいましたが、その後コンディションは良くなり、自信を持って攻められるようになった結果、SS9ではベストタイムを出すことができました。エサペッカとのタイム差は少ないので、明日はきっと接戦になるでしょう。明日は私のお気に入りのステージを走りますが、何よりも大切なのはミスをしないことです。その上でスピードを高めていくことができれば、きっと良いポジションを得られるはずです。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    本日最後のSS9でジャンプの着地の際、クルマにダメージを負い止まらざるを得ませんでした。SS9のコースは昨日のシェイクダウンと午前中のSSでも走行していたので今回が4回目の走行でした。常に同じアプローチで走っていたので、一体何が起こったのか説明することが難しく、自分でも本当に驚いています。 非常に厳しい状況ですし、大きな後退だと感じています。正直なところクルマのフィーリングは完璧ではありませんでしたが、それでも特に大きな問題なく走っていましたし、トップ争いもしていたので、このような問題によってデイ2からリタイアすることになり本当に残念です。タイトル争いはかなり厳しくなりましたが、残りのラリーをすべて勝つつもりでこれからも戦い続けます。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    今朝はとても難しい状況でした。クルマのフィーリングは良かったのですが、最初のSSでスローパンクチャーを喫してしまいました。搭載していたスペアタイヤはハードコンパウンドだったため、雨によって滑りやすくなった路面には合いませんでした。午後の最初のステージは雨と泥で信じられないようなコンディションでしたが、良い走りができタイムを挽回することができました。その後路面が乾いていったのでクルマのセットアップを少し変えて最後のSSに臨み、トップに迫るタイムを記録することができました。明日に向けてさらにグリップが得られるようにクルマを調整し、表彰台を目指して戦います。

    ラリー・イタリア サルディニア デイ2の結果
    1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 1h35m56.9s
    2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +18.9s
    3 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +37.2s
    4 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +41.6s
    5 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +58.3s
    6 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m01.5s
    7 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +1m26.0s
    8 ステファン・ルフェーブル/ギャバン・モロー (シトロエン C3 R5) +4m02.9s
    9 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +4m16.9s
    10 ニコラス・シアミン/ティボー・デ・ラ・ヘイ(ヒュンダイ i20 R5) +5m20.7s
    19 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +10m15.1s

  • 【WEC】 トヨタ:2018年 第2戦 ル・マン24時間レース プレビュー

    【WEC】 トヨタ:2018年 第2戦 ル・マン24時間レース プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは、6月16日(土)から17日(日)に迫った、FIA世界耐久選手権(WEC)の2018-2019スーパーシーズンのハイライト、第2戦ル・マン24時間レースの優勝を目指して臨む。

    エンジンとハイブリッド・システムで合計最大1,000馬力の出力を誇る2台のTS050 HYBRIDが、86回目を迎え、世界三大レースとも言われる伝統と格式のモータースポーツイベントに挑む。

    TS050 HYBRID 7号車は小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名がドライブ。8号車は中嶋一貴とセバスチャン・ブエミにル・マン24時間は初レースとなるフェルナンド・アロンソを加えた3名の布陣で総合優勝を目指す。

    シーズン開幕戦のスパ6時間レースで1-2フィニッシュを飾り、チームはトヨタにとって20回目となるル・マンへの挑戦で、勝利を争える手応えを得た。スパを戦い、ル・マンに臨むTS050 HYBRIDでは、総計25,000km以上にも及んだ冬季オフシーズンテストにおいて、信頼性の向上と突発アクシデントに対応出来るチーム力を作り上げるテストが続けられてきた。

    こと速さという面において、TOYOTA GAZOO Racingがトップクラスの実力を有することは、ここ数年のル・マン24時間レースで証明出来た。それでも2016年は、首位を独走しながら、残り2周というところで発生したトラブルにより、ほぼ手中にしかけていた勝利を逃した。昨年2017年は、コースレコードを大きく更新する圧倒的な速さでポールポジションを獲得したが、優勝を掴むことが出来なかった。そして今年、これまで何度も勝利を阻まれてきた最大目標のル・マンに再び挑む。

    トヨタのル・マンへ挑戦によって、レース用に開発されたハイブリッド・システムの改良が続けられ、2018年仕様のTS050 HYBRIDは、参戦を再開した2012年当時に比べ、35%もの燃費改善が図られている。この結果、2018年仕様のTS050 HYBRIDは35.1kgの燃料タンクで、1周13.626kmのル・マン・サルト・サーキットを11周することが出来るまでに至ってる。

    ライバルのノン・ハイブリッドLMP1車両は、TS050 HYBRIDに対し、45kg軽い車重とより大きな燃料タンク容量(現時点で具体的な数値が公表されていません)が許されており、より高いパワーを発生することが出来るが、一方でピットストップ回数は多くなり、10周毎のピットインになるものと予想される。

    性能調整が導入された新たなLMP1規則下で行われた第1戦スパでトヨタがライバルに2周差をつけて勝利を飾ったのは、ピット時間の短さも貢献した。一方、先日のル・マン・テストデーでのレベリオン・レーシングのラップタイムは、昨年までのLMP1車両よりも4秒以上も速くなっており、ノン・ハイブリッド勢のタイムは、大きく向上している。このようなライバル勢の向上により、今年のル・マン24時間レースは接戦になることが予想される。

    サルト・サーキットも安全性の観点から、若干の変更が加えられた。1周の長さは、公式に3メートル短くなった。昨年、小林がポールポジション獲得でコースレコードを更新した3分14秒791というタイムは、13.629kmのレイアウトでマークされ、永久に破られることのない記録となった。そして、1999年にトヨタTS020でマーティン・ブランドルが13.605kmのコースでマークし、その後レイアウト変更まで誰にも破られなかったレコードタイムと共に、ル・マンの歴史に刻まれることとなった。

    2018年仕様のTS050 HYBRIDは、6月3日(日)にサルト・サーキットのフルコースで実施された公式テストデーにおいて、合計2,752kmを走破。この日のファステストラップも記録した。テストデーで示した信頼性とパフォーマンスを本番でも発揮できるように全力を尽くす。

    ル・マンウィークを通しての総走行時間は合計約35時間にも達し、耐久レースに挑戦する真の精神力が試されることになる。走行セッションは6月13日(水)、4時間の公式練習走行で幕を開け、その後、日の入りが遅い夏の欧州で、夜のとばりが降りる午後10時から、2時間の予選が始まる。

    予選は翌14日(木)、更に2回の2時間にわたるセッション(現地時間の午後7時と午後10時開始)でも続けられる。決勝レースのスターティンググリッドはこの3回の予選セッション中最速ラップタイムで決定される。TOYOTA GAZOO Racingはまず、ル・マンで4度目のポールポジションを目指しての戦いに挑む。

    15日(金)はサーキットでの走行が行われず、ル・マンの旧市街でドライバーズパレードが行われる。ファンにとっては決勝レース前にドライバー達と間近に触れ合える楽しみな時間。そして、16日(土)現地時間午前9時からの45分間のウォームアップ走行を経て、同午後3時に24時間に及ぶ長いレースのスタートが切られる。

    村田久武 (TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表)
    いよいよル・マン24時間レースを迎え、身が引き締まる思いです。ここ数年間のレースを思い返し、『これまでの借りを返す』と言う強い思いで臨みます。一昨年、昨年と最後まで志を果たせずレースを終えることになってしまいましたが、今年こそ24時間をしっかり走りきるために、あらゆる緊急事態に備えて徹底的に訓練を重ねて参りました。過去に何度も経験したように、このレースは様々な突発のアクシデントに襲われます。不測の事態が発生した時こそチームの総合力で克服しなければなりません。準備は整ったと信じています。何があっても決して諦めず、表彰台の真ん中に立つために全力を尽くします。ファンの皆様の記憶に残るレースをご覧いただけるよう頑張ります。

    小林可夢偉(7号車)
    素晴らしいル・マンのコースでレースが出来るのは、最高の気分です。長い歴史を持つこの偉大なイベントの雰囲気は、他のどのレースとも比べることが出来ない格別なものがあります。昨年、私はル・マンの予選でそれまでの最速ラップの記録を塗り替えましたが、それは何の意味も持ちません。もちろん、最速ラップという結果は誇りですが、決勝レースでこそ結果を出したいと思っています。未勝利のル・マンで、今回こそその大目標を達成したいと思っています。全力を尽くして24時間後のゴールを目指します。

    マイク・コンウェイ(7号車)
    待ちに待ったル・マンがもうすぐ始まります。不本意に終わった昨年のル・マンからこのレースウィークを迎えるために準備し、待ち続けてきました。ル・マンではあらゆる事態に備えて的確な対応をする必要があり、我々は出来得る限りの努力をしてきたと信じています。我々は、昨年よりも強くなって戻って来たと確信しているので、レースウィークを迎えるのが待ちきれません。ル・マンが持つ独特な雰囲気の中でドライブするのは本当に最高ですし、年に一度しか体験出来ないことです。ファンの皆さんもいつも熱狂的で、間違いなく忘れられない一週間になるでしょう。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車)
    ここまでの12か月にわたる頑張りは、全てル・マンレースウィークのためと言えます。冬季のテストで重ねた努力、払ってきた犠牲は、このレースで目標通りの最高のパフォーマンスを発揮するためです。今年最大のレースを迎えるにあたって、全精力を集中します。初参戦の昨年のル・マンは感動的でした。あの雰囲気を再び味わえるのを待ちきれません。多くのプロトタイプカーと実力あるトップドライバーが参戦してくることもあり、素晴らしいレースになることを期待しています。私にとって忘れられないレースのひとつになるでしょう。

    中嶋一貴(8号車)
    多忙な一週間になりますし、レースは毎年過酷です。予測が難しい中で、ひとつだけ明らかなのは、テストデーでの結果を見る限り、僅差での激戦になるだろうということです。我々がすべきことは分かっています。万全の準備を整え、決勝レースではいかなるミスも、故障やトラブルも無いように戦うということです。目標はいつものレースと同じです。常に冷静を保ち、ゴールを目指し戦い続けるだけです。目標達成のチャンスは絶対あると信じており、何としても実現する覚悟です。

    セバスチャン・ブエミ(8号車)
    ル・マンは本当に壮大で、大観衆と熱狂に包まれるこの一大イベントに参戦できることに心から幸せを感じています。偉大な伝統的をもつこのレースの全ての瞬間を楽しむつもりです。開幕戦スパとテストデーの内容と結果は、決勝レースへ向けて大いに勇気づけられるものでしたが、戦前の期待と裏腹に、これまで目標を達成することが出来ませんでした。それだけに、気負い過ぎることなく決勝レースに臨むつもりです。様々な突発事態が発生し、決して思い通りのレースにならないことはよく分かっていますが、その過酷さを乗り越えるための出来る限りの努力をし続けて来ました。後はレースを待つだけです。

    フェルナンド・アロンソ(8号車)
    待ち望んできたレースを迎える万全の準備が出来ました。このレースのためにチームと共に全力を尽くしてきました。私にとって初のル・マン24時間レースへ向けての、ここまでのスタッフの頑張りに感銘を受けました。この強い団結力を持つチームに加われたことを嬉しく思います。長く憧れていたサーキットで行われるこの大イベントでレースを戦えることが実現し感無量です。24時間の決勝レースへ向けた一週間は、自分の胸に深く刻まれるものになるでしょう。私にとって初めてのル・マンは単にレースを戦うことだけではなく、レース前のイベントや、現地での盛り上がり、ファンの皆様とのふれあいなども含めて素晴らしい経験になるものと思っています。それこそがル・マンの魅力だと思います。

  • 【WRC】 トヨタ:第7戦 ラリー・イタリア サルディニア 初日レポート

    【WRC】 トヨタ:第7戦 ラリー・イタリア サルディニア 初日レポート

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第7戦ラリー・イタリア サルディニアが6月7日(木)に開幕。デイ1としてサルディニア島アルゲーロ近郊でスーパーSSが行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC 9号車)が総合6位に、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)が総合8位に、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(8号車)が総合10位につけ、ヤリスWRCは全3台が堅実なスタートをきった。

    地中海に浮かぶサルディニア島を戦いの舞台とするラリー・イタリア サルディニアは、7日(木)の午前中にアルゲーロ近郊の全長3.51kmのグラベル(未舗装路)コースでシェイクダウンが行なわれ、ラトバラがトップタイムを記録。タナックとラッピ、そしてヒュンダイのティエリー・ヌービルの3選手が3番手タイムを分け合った。その後、イッティリで夜6時から始まったスーパーSSで競技がスタート。3名のドライバー全員が大きなミスなく全長2kmのショートステージを走りきり、順調に初日を終えた。

    競技2日目となる5月8日(金)のデイ2は、アルゲーロのサービスパークを中心に、北東方面で4本のステージを各2回走行。SS2と、その再走ステージとなるSS6「トゥ-ラ」はデイ2最長となる全長22.12kmのステージで、路面はかなり荒れている。8本のSSの合計距離は124.18km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は522.74kmとなる。

    トム・フォウラー(チーフ・エンジニア)
    朝のシェイクダウンはポジティブな内容でした。我々の3人のドライバーは皆良いタイムを記録し、クルマのセットアップに満足していました。シェイクダウンで自信を得られたのは彼らにとって非常に意味があることで、明日の朝から始まる本格的なSSをきっと楽しみにしているはずです。今週末はサルディニア島らしい良い天気になると思われますが、シェイクダウンでは雨が降り、明日の朝はどうやら湿った路面を走ることになりそうです。シェイクダウンでは湿った路面に適した、やや軟らかめの足まわりセッティングを試すことができましたが、同時にドライ路面用のセットアップでも走り、すべてがうまく機能していることを確認しました。明日の朝は最新の気象情報を基に、クルマのセットアップを決めることになるでしょう。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    今晩のスーパーSSは、予想よりもやや難しいコーナーが少しありましたが、特に問題なく走り終えることができました。私はここサルディニアをこれまで何度も訪れ、いつもラリーを楽しんでいます。シェイクダウンは雨に見舞われましたが、私の記憶では過去10年間雨は降っていなかったと思います。通常このラリーは出走順が大きく影響し、早い出走順の選手は不利になります。しかし、もし大雨により明日の朝路面が濡れていたとしたら、私が得られるはずのアドバンテージはなくなるでしょう。クルマはとても速く、良いフィーリングを感じているので準備は万全です。目標はミスのない走りをすることで、もしそれを実現できればきっと良い結果を得ることができるでしょう。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    スーパーSSでは少しアンダーステアを感じましたが、明日からの本格的なSSとはかなり違うコースなので、クルマは良いパッケージに仕上がっていると思います。シェイクダウンでのフィーリングはとても良く、すべてが正常に機能しているかをチェックし、少しだけファインチューニングを施すに留まりました。通常サルディニアはWRCでもっとも暑いラリーのひとつですが、今年は珍しく雨が降るなど現時点で例年と状況がやや違います。ただし、それは私にとってはポジティブな材料です。明日も路面が湿っていることを期待していますし、そうなればきっと大きな助けになるでしょう。選手権争いを考えると、このラリーで良い結果を残すことが私たちにとってとても重要です。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    最初のSSはかなりアグレッシブに攻めました。通常、私はあまりスーパーSSが得意ではないのですが、少しドライビングスタイルを変えて臨みました。それがうまく行ったかどうかは分かりませんが、ラリーは明日から本当の戦いが始まります。私自身としては、シェイクダウンは本当に満足できる内容でした。とても気持ちよく自信を持ってドライブすることができ、前戦ポルトガルからの良い流れが続いていると感じてます。私はこのラリーをとても気に入っていますので、昨年よりも最低でもひとつ上の順位でフィニッシュし、表彰台に上がることを今回の目標に置いています。

    ラリー・イタリア サルディニア デイ1の結果
    1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) 2m02.7s
    2 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +0.1s
    3 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +0.7s
    4 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +0.9s
    5 ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1.6s
    6 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1.7s
    7 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +1.8s
    8 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +1.9s
    9 マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン (シトロエン C3 WRC) +1.9s
    10 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +2.5s

  • 【WEC】 トヨタ 「フェルナンド・アロンソの起用はリスクだった」

    【WEC】 トヨタ 「フェルナンド・アロンソの起用はリスクだった」

    トヨタは、今季のFIA 世界耐久選手権(WEC)で耐久レースでの経験がないフェルナンド・アロンソと契約することを“リスク”だったと語る。

    世界3大レースでの“3冠”を目標に掲げるフェルナンド・アロンソは、2度のル・マン24時間レースを含む、2018/2019年にまたがるWECの“スーパーシーズン”にトヨタからフル参戦する。

    セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴とともにトヨタ TS050・HYBRIDの8号車を走らせるフェルナンド・アロンソは、WECデビュー戦となったスパ・フランコルシャン6時間レースで優勝。先週末のル・マン24時間レースの公式テストではトップタイムを記録している。

    しかし、トヨタ WECチームのチームディレクターを務めるロブ・ルーペンは、豊富なモータースポーツ経験があるとはいえ、耐久レースに関しては1月のデイトナ24時間レースを戦っただけのフェルナンド・アロンソをドライバーに起用することはリスクだったと語る。

    「我々は少しリスクを冒した」とロブ・ルーペンは Autosport にコメント。

    「そうだね、彼は2度のワールドチャンピオンだ。だが、彼は耐久レースではルーキーだ。トラフィックに対処しなければならない。ここではほぼ同じレベルの20台がのクルマがいるわけではない。巨大が違いがある。彼はそれを判断しなければならない」

    「スパで我々は本当に良い瞬間を目にした。ある時点で彼はブランシモンの進入でGTEの後ろについていたが、彼はそれを完璧にこなした。本当に優れたものだったし、彼ならそれができるとチームに自信を与えるものだった」

    フェルナンド・アロンソは、トヨタとの仕事を開始して以降、チームへの融合と耐久レースのメンタリティへの対応に関してチームに感銘を与えている。

    「彼はチームに溶け込み、それによって状況はかなり楽なものになった」とトヨタのテクニカルディレクターを務めるパスカル・バセロンはコメント。

    「スタッフはすでにお互いを知っている。かなりスムーズだ。彼が状況をスムーズなものにした。彼はピュアなモチベーションを持ってやってきたし、それが物事を円滑にしている」

    また、ロブ・ルーペンは、逆にフェルナンド・アロンソの加入は、ル・マン24時間レース初勝利を目標に掲げるトヨタのスタッフに良い影響を与えていると語る。

    「後から考えれば、非常に良い動きだった」とロブ・ルーペンはコメント。

    「フェルナンドはチームに多くのものを与えたと思う。彼の経験もその一部だが、特に彼の人格がそうだ。彼は100%プロフェッショナルであり、おおらかで、オープンだ」

    「それはエンジニアやメカニックに追加のモチベーションと後押しを与えている。我々は彼と一緒にレースをすることを選んだことにとても満足している」

    「彼も同じような気持ちであることを願っている。私が観察し、聞いた限りでは、彼はチーム内で良いフィーリングを持っているようだ。それは重要なことだ」

    「最初の瞬間からフェルナンドと仕事ができることは本当に喜びだった」

  • 【WRC】 トヨタ:第7戦 ラリー・イタリア・サルディニア プレビュー

    【WRC】 トヨタ:第7戦 ラリー・イタリア・サルディニア プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、6月7日(木)から10日(日)にかけて開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・イタリア・サルディニアに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(#9号車)の、3台のヤリスWRCで参戦する。

    ラリー・イタリア・サルディニアは、地中海に浮かぶイタリアのサルディニア島を舞台とするグラベル(未舗装路)ラリー。サービスパークは島北西部の都市アルゲーロに置かれ、島の北側の広い範囲でSS(スペシャルステージ)が行なわれる。サルディニアのSSは、全体的に硬い地盤を軟らかい砂状のグラベルが覆う路面が多く、出走順によって路面コンディションは大きく変わる。早い出走順の選手は滑りやすい砂状のグラベルによってタイヤのグリップを十分に得られないが、ラリーカーが何台か走行すると砂状のグラベルが掃け、下方から硬い地盤が現れるためグリップは高まる。また、木々や岩がコースサイドに迫るSSも多く、道幅が全体的に狭いことから、他のグラベルラリー以上にミスのない正確なドライビングが求められる。クルマに関しては、気温がかなり上昇するためエンジンや足まわりの温度管理が重要な要素となる。

    ラリーは6月7日(木)の夕方に、アルゲーロ近郊イッティリで全長2kmのスーパーSSが行なわれ競技がスタート。そして翌日8日(金)からサービスパークの北東方面でデイ2として本格的なグラベルSSが始まり、4本のステージを各2回走行する8本のSSが行なわれる。9日(土)のデイ3は、サービスパークの東側エリアでイッティリの短距離SSを含む7本のSSが、最終日となる10日(日)のデイ4はサービスパークの北側エリアで4本のSSが行なわれる。なお、最終ステージのSS20は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。4日間で20本のSSが行なわれ、その合計距離は313.46km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1386.38kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    サルディニアでの好成績に自信をもっています。ラリー・アルゼンチンの前にサルディニアで行なったテストも上手くいきました。アルゼンチンやサルディニアの道は、我々のクルマとも非常に相性が良いと思います。実際、ここ数戦でのパフォーマンスはとてもポジティブでしたし、全チームスタッフがなおも全力で改善作業を続けています。昨年のサルディニアは、なかなか良いリザルトでしたし、また、オットは優勝していますので、ドライバー皆、気持ちよく自信をもってこのラリーを走ってくれるはずです。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #7号車)
    サルディニアのラリーをいつも楽しんでいます。初めてサルディニア島のラリーに出場したのは2003年で、WRCが行われる前のラリー・コスタ・スメラルダ時代でした。路面はとても硬質な地盤の上に軟らかい砂の層があり、先頭走者としてSSを走る際は非常に滑りやすい路面に苦労します。また、道幅は狭いのですが、正しいラインを通ればかなり速く走ることができます。前戦ラリー・ポルトガルでは2日間ミスをすることなく走り、自信を深めることができました。ヤリスWRCの運転をとても楽しむことができているので、ポジティブな気持ちでサルディニアに臨むことができます。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    昨年WRC初優勝を果たしたサルディニアは、私にとって特別なラリーです。今回も最上位のリザルトを期待していますし、きっと選手権の鍵を握る1戦となるでしょう。前戦ポルトガルは望んでいた結果にならなかったので、今回はできるだけ多くのポイントを得ることが重要です。ラリーに向けて可能な限りしっかり準備をするつもりですし、チームも本当に一生懸命仕事を進めています。クルマはアルゼンチンで非常に速く、ポルトガルでも良いフィーリングでした。パフォーマンスには心底満足していますので、その速さを結果に結びつけ、良い形でシーズンの前半戦を締めくくりたいと思います。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #9号車)
    昨年は6本のSSでベストタイムを記録するなど、私たちには速さがありました。それだけでなく、良い結果を残すこともできたので、今回のサルディニアをとても楽しみにしています。去年のサルディニア以降私は多くを学びましたし、クルマも大幅に進化しました。ここ数戦はとてもリラックスして走ることができており、ハードに攻める自信もつきました。現在私は選手権ランキング5位につけているので、金曜日のデイ2は早い出走順でSSを走ることになります。サルディニアは出走順の影響がとても大きいラリーですが、前戦ポルトガルでは最後の2日間で早い出走順を経験したので、それほど心配をしていません。