タグ: トヨタ自動車

  • WEC | トヨタ 2018-19 第5戦 上海6時間レース プレビュー

    WEC | トヨタ 2018-19 第5戦 上海6時間レース プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racingは今週末、中国・上海国際サーキットで行われる6時間レースでの1-2フィニッシュを目指し、タイトル争いのリードを更に拡大して2018年を締めくくるべく、上海へと向かうう。

    今年5月から始まった、全8戦で争われるFIA世界耐久選手権(WEC)2018-2019年スーパーシーズンは後半戦に入った。1周5.451kmの上海国際サーキットで行われるWEC第5戦は、シーズン後半戦の幕開けというだけでなく、2018年に行われる最後のレースとなる。

    TOYOTA GAZOO Racingは、先月チームの母国日本で行われた富士6時間レースを1-2フィニッシュという最高の形で終えた。これにより、チーム選手権において、タイトルを争う直接のライバルであるレベリオン・レーシングとの差を14ポイントに拡げて上海へと臨む。

    ドライバーズ選手権では、TS050 HYBRID 7号車を駆る小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名が富士で今季初勝利を挙げたことで、TOYOTA GAZOO Racingの2台のドライバーがランキングの1、2位で争う状況となった。

    ここまでの4戦中、ル・マン24時間レースを含む2戦で勝利を挙げた8号車の中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソの3名が現在ドライバーズ選手権の首位を走っているが、7号車も13ポイント差に迫り、2台のTS050 HYBRIDによる争いが更に激しくなることは間違いない。

    上海中心部から40kmほどの場所に位置する上海国際サーキットにおいて、TOYOTA GAZOO Racingは過去6戦中3勝という強さを見せてきた。

    再びの上海での勝利、そして直近のWECレース8戦中7勝目へ向けて、チームは1000馬力を誇る4輪駆動のTS050 HYBRIDをコースへ最適化し、予選、決勝レースへ向けての準備を始める。レースウィークは、16日(金)の2回に渡る90分間の練習走行と、17日(土)の60分間の練習走行に続いて予選が行われ、6時間の決勝レースは18日(日)現地時間午前11時(日本時間正午)にスタートが切らる。

    村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表:
    上海6時間レースに向けて、ここ数週間、全力で準備をしてきました。TS050 HYBRIDは過去の4戦で速さを示してきましたが、ちょっとしたミスや技術的な問題が世界チャンピオン獲得のために大きな障害となってしまうからです。一方、上海は2018-2019スーパーシーズン後半戦の始まりのレースでもあります。2019年のル・マンを見据え、我々の弱い部分を継続して改善し、より強くなってル・マンに戻るべく、この地から再出発します。

    小林可夢偉(7号車):
    富士での今季初勝利の後だけに、上海でのレースがとても楽しみです。過去の上海のレース経験から、我々のクルマはコースに向いていると思っていますし、また力強いレースが見せられることを期待しています。ただ、富士でノン・ハイブリッド勢がかなり良いラップタイムをマークしてきているので、我々もミスは許されません。富士で今季初勝利を挙げられたのは最高でしたし、中国でも更なる勝利を目指して戦えればと思っています。

    マイク・コンウェイ(7号車):
    今からシーズンの後半戦というのが少し信じ難いですが、つまりはこれからも多くのトロフィーと、ポイントを獲得するためチャンスがある、ことを意味しています。可夢偉とホセ、そして私の3人が富士で得た勝利という最高の美酒を、もう一度味わいたいというのはもちろんですが、常に努力を続けて最高のTS050 HYBRIDを用意してくれているチームのためにも、また1-2フィニッシュを果たすことが最大の目標です。

    ホセ・マリア・ロペス(7号車):
    私にとって2度目となるWECの上海戦を楽しみにしています。上海のコースレイアウトは面白いのですが、他クラスとの混走は簡単ではなく、タイムをロスしやすいので、余計なリスクを負わないようにすることも重要です。また8号車との素晴らしいバトルが出来ると思いますし、加えてノン・ハイブリッド勢がどのくらい速くなっているか分からないので、エキサイティングなレースになるでしょう。

    中嶋一貴(8号車):
    上海はトリッキーなコースレイアウトで、特に混雑時の追い越しが難しいです。遅い車の後に付いてしまうとタイムをロスしやすいですし、ラインを外すと多くのタイヤかすが待ち受けています。これらの要素もあり、様々なことが起こる、エキサイティングなレースになることは間違いありません。レースの間も冷静さを保ち、プッシュしながらも着実にレースを戦い、富士同様の1-2フィニッシュを目指します。

    セバスチャン・ブエミ(8号車):
    上海が楽しみです。我々は富士で1-2フィニッシュを果たしましたが、上海でも勝利を争い、シリーズタイトル争いでのリードを拡げたいと思っています。私にとって上海はWECでも、F1でも良いレースを戦ってきた、験の良いサーキットです。1周のやや長いコースで、多くの流れるような中高速コーナーがあり、我々のTS050 HYBRIDにあっていると思います。

    フェルナンド・アロンソ(8号車):
    上海も面白いレースになるだろうと思っており、楽しみにしています。チームのハードワークのおかげで、我々はチャンピオン争いで良い位置につけることが出来ています。しかし、我々の目標は上海でそのリードを更に拡げることです。いつも通り、簡単なことではありませんが、シーズン後半戦へ向けて、また1-2フィニッシュという完璧なスタートを切れるようプッシュを続けて行きます。

  • トヨタとホンダがタッグ!「モースポフェス2019」を鈴鹿で開催

    トヨタとホンダがタッグ!「モースポフェス2019」を鈴鹿で開催

    TOYOTA GAZOO Racingは、2019年3月2日(土)・3日(日)に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で、本田技研工業株式会社と株式会社モビリティランドとの3社共催イベント「モースポフェス 2019 SUZUKA~モータースポーツファン感謝デー~(以下、モースポフェス2019)」を開催する。

    モースポフェスは、昨年、トヨタ自動車と本田技研工業が、“モータースポーツの力で地域に活力を”をテーマに、クルマメーカーの垣根を越えて企画し、多くの自動車・タイヤメーカーや関連企業の協力を得て、2017年11月19日(日)にHSR九州(熊本県)で初開催された。

    当日は1万人を超えるお客様が来場し、たくさんの笑顔があふれる一日となった。

    この度、株式会社モビリティランドの協力の下、再びトヨタ自動車と本田技研工業がタッグを組んで、更にスケールアップして「モースポフェス 2019」を鈴鹿サーキットで開催する運びとなった。

    さまざまなモータースポーツの魅力を伝え、クルマを運転する楽しさやクルマへの憧れ・夢を育んでいただけるイベントとして、当日は国内外の2輪・4輪レースを開催する鈴鹿サーキットを舞台に、TOYOTA GAZOO Racingとホンダのそれぞれ世界トップカテゴリーで活躍するマシンやドライバー、ライダーが出演し、さまざまコンテンツを用意される。

    モータースポーツファンの方はもちろん、これまでレースやラリーを観戦したことのない若者やファミリーの方まで、モータースポーツの魅力を体感し、楽しんでいただける2日間となる。

    また、本イベントはモビリティランドの公式サイトに掲載されている「特別ご招待券」を提示すると無料でご入場できる。なおイベントの詳細は、順次モビリティランドより案内される。

  • トヨタ、新型「スープラ」を北米国際自動車ショーで世界初披露

    トヨタ、新型「スープラ」を北米国際自動車ショーで世界初披露

    トヨタは、新型「スープラ」を米国・デトロイトで開催される2019年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において初披露することを発表した。

    トヨタの歴史において長らくフラッグシップスポーツカーとして親しまれてきた「スープラ」は2002年に生産を中止していたが、今年3月、ジュネーブ国際自動車ショーでレーシング仕様のコンセプトモデル「GR Supra Racing Concept」として復活した。

    その後、試作車が7月に英国「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」を走行。さらに、10月には開発の一環として、ドイツのニュルブルクリンク耐久シリーズ(VLN)第9戦に参戦し、完走するなど、様々な場でファンの皆様の前に登場していた。

    伝統を受け継ぎ直列6気筒エンジンとFRレイアウトを採用した新型「スープラ」は、来年前半より順次、世界各国で販売を開始する予定となっている。

    2019年北米国際自動車ショーは、2019年1月14日(月)から27日(日)まで開催される。

    関連:トヨタ、「スープラ」試作車の走行を英国で初披露

  • WRC | トヨタ 第12戦 ラリー・スペイン 最終日レポート

    WRC | トヨタ 第12戦 ラリー・スペイン 最終日レポート

    2018年 FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・スペインの競技最終日となるデイ4が10月28日(日)にスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC #8号車)が総合6位で、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)が総合7位でフィニッシュ。ポイントを加算し、チームはマニュファクチャラー選手権首位の座を守った。また、首位を走行していたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(#7号車)は、パンクで遅れをとり総合8位でラリーを終えた。

    ラリー・スペインの最終日デイ4は、サロウの西側で4本、計61.70kmのSSが行なわれた。デイ3と同様、ステージはすべてターマック(舗装路)で早朝こそ路面は一部湿っていたが、全体的にはドライコンディションだった。デイ3でトップに立ち、2位に4.7秒のリードを持ってデイ4をスタートしたラトバラは、最初のSS15で総合2位にダウン。続くSS16では順位を守ることができたが、SS15の再走ステージであるSS17でクルマがガードレールに接触し、ホイールにダメージを受けた事でタイヤがパンク。50秒近いタイムロスで総合6位までポジションを落とし、最終のSS18は完走最優先の走りに徹した結果、総合8位でラリーを終えた。

    デイ3で首位を走りながらもパンクで大きく遅れ、デイ4を8位でスタートしたタナックは、SS16で2番手タイムを記録するなど好調な滑り出しとなった。そして、トップ5のタイムを記録した選手に対してボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」のSS18では、ベストタイムで5ポイントを獲得。総合6位でフィニッシュした結果、ドライバー選手権1位の選手との差は23ポイントに留まった。最終戦では最大30ポイントの獲得が可能なため、タナックのタイトル争いは次戦ラリー・オーストラリアでも続く。

    ラッピは目標である完走を果たし、総合7位でフィニッシュ。タナックと共に貴重なマニュファクチャラーズポイントをチームにもたらした。その結果、2位のチームに12ポイント差でマニュファクチャラー選手権1位のポジションを堅持。WRC復帰2年目でのタイトル獲得に向けてラリー・オーストラリアに臨む。

    WRC次戦は、11月15日(木)から18日(日)にかけて、オーストラリア東海岸のコフスハーバーを中心に開催される第13戦「ラリー・オーストラリア」。ラリー・オーストラリアはシーズンの最終戦となり、様々なグラベルステージを走行する。ドライコンディションになると路面は滑りやすいルーズグラベルに覆われ、早い出走順のドライバーが不利となる。しかし森の中のステージではクルマが巻き上げるダストがなかなか収まらないこともあり、その場合は先頭スタートのドライバーが有利となる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    多くの浮き沈みがあり、そして最初から最後まで素晴らしい戦いが続いた、信じられないような週末でした。良い結果が得られそうでしたが、残念ながらそうはなりませんでした。とはいえ、3人のドライバーは最後までラリーを戦い抜き、マニュファクチャラー選手権にとって重要なポイントを獲得しました。そして、オットはパワーステージで最高の結果を残し、ドライバーズタイトルの望みを繋ぎました。我々には速いドライバー達と、速く、そして信頼性の高いクルマがあります。自信を持ってラリー・オーストラリアに臨みたいと思います。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #7号車)
    今朝の最初のステージではタイヤもセットアップも軟らか過ぎましたが、2本目のステージでは状況が良くなり、勝利を目指して走りました。クルマのフィーリングはとても良く、すべてが順調でした。しかし、残念ながら3本目のステージのコーナーでガードレールの支柱に当たり、タイヤがパンク。そのままステージの半分を走らなければなりませんでした。自分のミスを心から悔やんでいますが、コンマ1秒の差を争う状況ではあり得る事です。決して望んでいた結果ではありませんが、今週末のパフォーマンスには満足しています。そして、次のラリー・オーストラリアがとても楽しみです。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    今日は運転がとても楽しく感じられました。昨日はトリッキーなコンディションでしたが、今日は心待ちにしていた典型的なカタルニアのターマックロードを走る事ができました。パワーステージでは私に失うものはなく、もちろん最後まで走り切る必要はありましたが、ドライバーズ選手権争いに生き残るためには計算上唯一のチャンスでしたので、本当にハードに攻めました。全力を尽くしましたし、最後まで絶対に諦めません。そして、マニュファクチャラー選手権争いにおいて、我々は依然有利な立場にあります。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #9号車)
    とても大変な週末でしたが、初めてこのラリーを最後まで走り切れたのは良かったです。私にとって重要な意味を持ちますし、週末を通して多くのことを学びました。今日は総合順位を争うようなポジションになく、クルマをフィニッシュに導きマニュファクチャラー選手権に向けポイントを確実に獲得する必要がありました。その役割は果たせたと思います。

    ラリー・スペイン デイ4の結果
    1 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ(シトロエン C3 WRC)3h12m08.0s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(フォード フィエスタ WRC)+2.9s
    3 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット(フォード フィエスタ WRC)+16.5s
    4 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー(ヒュンダイ i20 クーペ WRC)+17.0s
    5 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ(ヒュンダイ i20 クーペ WRC)+18.6s
    6 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ(トヨタ ヤリス WRC)+1m03.9s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(トヨタ ヤリス WRC)+1m16.6s
    8 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ(トヨタ ヤリス WRC)+1m26.4s
    9 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン(シトロエン C3 WRC)+2m07.0s
    10 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー(ヒュンダイ i20 クーペ WRC)+2m48.2s

  • WRC ラリー・スペイン 3日目 | トヨタのラトバラが総合首位に浮上

    WRC ラリー・スペイン 3日目 | トヨタのラトバラが総合首位に浮上

    2018年 FIA 世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・スペインの競技3日目デイ3が10月27日(土)にスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC 7号車)が総合1位に立った。また、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)も総合7位に浮上したが、首位を走行していたオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (8号車)は、パンクにより総合8位に順位を下げた。

    ラリー・スペインのデイ3は、サロウの北東部を中心に7本、計121.80kmのSSが行なわれた。ステージはすべてターマック(舗装路)となり、クルマはデイ2の最終サービスでグラベル(未舗装路)仕様からターマック仕様に変更された。強い雨により路面は全体的にウェットコンディションだったが、少し湿っているだけの路面も混在し、タイヤ選択が重要な鍵を握る1日となった。

    チームは午前中のステージで路面にマッチしたフルウェットタイヤを選択。SS9ではそれが奏功し、ベストタイムを記録した首位タナックは、総合2位の選手に対するリードを32.9秒に拡げ、セカンドベストタイムのラトバラは総合4位に浮上した。しかし、続くSS10でタナックはパンクを喫し、タイヤ交換により多くのタイムを失い総合9位に後退。その後、滑りやすい路面に苦労しながらも攻めの走りで8位に順位を上げたが、優勝はかなり厳しい状況となってしまった。

    一方、ラトバラはSS10でベストタイムを記録して総合2位にポジションアップし、続くSS11でついにトップに立った。午後のステージでもラトバラは首位の座を堅持。今シーズン初優勝に向けて好位置で1日を終えた。また、ラッピはSS10で2番手タイムを、SS11と12では3番手タイムを記録し、デイ2よりも3つ順位を上げた。

    競技4日目、最終日となる10月28日(日)のデイ4は、サービスパークの西側で4本のSSが行われる。デイ4の路面はすべてターマックとなり、2本のステージを各2回走行。SS16の再走ステージとなるSS18「サンタ・マリーナ2」は、トップ5タイムを記録した選手に対しボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。4本のSSの合計距離は61.70km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は245.15kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今日は色々な事が起こり、とても複雑な気分です。オットは今日も非常に速く万事順調だったのですが、午前中にパンクをしてしまい本当に残念です。彼のドライバーズタイトル争いにとって、大きなマイナスとなってしまったのは明らかです。一方、昨日のパンクによる遅れを挽回してトップに立った、ヤリ-マティにとっては素晴らしい1日となりました。すぐ後ろには非常に強力なライバル達が迫っていますが、ヤリ-マティはクルマに大きな自信を持っていますし、いかなる気象条件でも素晴らしい走りをしているので、最後までリードを守ってくれると信じています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    昨日の遅れにも関わらず、ラリーをリードする立場となり素晴らしい気分です。決して諦めるべきではないと改めて思いました。降雨と路面に流れ込んだ大量の泥により、今日はとても難しいコンディションでした。しかしクルマの調子はとても良く、タイヤ選択に関しても正解だったと思います。最後の2本のSSは少し慎重になり過ぎてタイムを失いましたが、それでも我々は依然ラリーをリードしています。明日はきっと激しい戦いになると思います。私のすぐ後ろには5年連続王者と、9年連続王者が迫っていますが、リラックスして自分の走りを続ける事が勝負の鍵を握る事になるでしょう。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    本当にタフな1日でした。走り始めは良かったのですが、パンクでかなり多くのタイムを失ってしまいました。そして午後は路面が泥で覆われており出走順は最悪でした。また、私自身もロングステージのSS13でスピンをするなどミスをしてしまいましたが、それでもベストを尽くしたつもりです。もし明日も今日と同じような天気ならば、きっとチャレンジングな1日になるでしょう。ドライバーズタイトル争いにおいては自分達ができる事は少なくなってしまいましたが、マニュファクチャラーズタイトル争いに関しては良い方向に進んでいますので、ベストを尽くして貢献したいと思います。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    とても満足できる1日でした。午前中はタイヤ戦略が上手く行き、午後も悪いチョイスではなかったと思います。午後のロングステージ、SS13ではコーナーが多くの泥で覆われていたため、少しミスをして多くのタイムを失ってしまいました。しかし、速さは十分にあったと思います。全体的には、間違いなく昨日よりもポジティブな1日でした。タイム差が大きいため私よりも前の選手を捕える事は難しいかもしれませんが、明日は最後まで楽しんで走りフィニッシュを目指します。

    ラリー・スペイン デイ3の結果
    1 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) 2h35m01.8s
    2 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +4.7s
    3 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (シトロエン C3 WRC) +8.0s
    4 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +9.8s
    5 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +12.7s
    6 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +16.5s
    7 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +46.5s
    8 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) +1m00.7s
    9 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +1m37.9s
    10 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +2m07.3s

  • WRC ラリー・スペイン 2日目 | トヨタのタナックが総合首位に浮上

    WRC ラリー・スペイン 2日目 | トヨタのタナックが総合首位に浮上

    2018年FIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・スペインの競技2日目デイ2が10月26日(金)にスペインのサロウを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組 (ヤリスWRC 8号車)が首位に立った。また、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(7号車)は総合5位に、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(9号車)は総合10位につけ、ヤリスWRCは全車がデイ2を走破した。

    ラリー・スペインのデイ2は、サロウの西側で6本計144.88kmのSSが行なわれた。ステージは基本的にグラベルで、クルマもグラベル仕様だったが、ロングステージの途中にはターマック路面も含まれるなど、複雑な路面構成の1日だった。前日に行なわれたバルセロナ市街地でのSS1で総合3位につけたタナックは、デイ2オープニングのSS2でベストタイムを記録し総合2位に浮上。SS3では、ラトバラに続くセカンドベストタイムをマークし、首位に立った。以降、タナックは安定して上位のタイムを刻み続け、2位に26.8秒差をつけてトップでデイ2を終えた。

    ラトバラはSS3が終了した時点で総合2位につけていたが、SS4で左後輪のパンクにより約50秒をロス。総合10位まで順位を落としたが、その後SSベストタイムを2回マークするなどして総合5位まで順位を回復した。総合2位との差は11秒弱であり、表彰台を目指す戦いは明日も続く。

    ラッピにとっては困難な1日となり順位は総合10位に留まったが、デイ2最後のSS7では4番手タイムを記録。9位の選手とのタイム差は僅差であり、明日から始まるターマックステージに向けてラッピは気持を新たにした。

    競技3日目となる10月27日(土)のデイ3は、サービスパークの北東部を中心に7本のSSが行われる。デイ3の路面はすべてターマックとなるため、クルマはデイ2の最終サービスで普段よりも長い75分間の作業時間を使いグラベル仕様からターマック仕様へと変更される。SS8/11「サバイアー」、SS10/13「アル・ムンメイ」、SS14「サロウ」は2017年と基本的に同じステージを走行する。また、SS9/12「ケロール」は、2017年の「アル・ポン・ダルマンテーラ」を逆走するステージ。7本のSSの合計距離は121.80km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は465.80kmとなる。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    今日もオットは強さを証明し、彼にとっては本当に素晴らしい1日になりました。ドライバーズタイトル争いは依然続いていますし、3人のドライバーによる戦いはとてもエキサイティングです。また、ヤリ-マティもとても良い走りをしていました。パンクはアンラッキーでしたが、それさえなければきっとラリーをリードしていたでしょう。彼は十分に自信を持っていますし、依然として良い位置につけています。エサペッカにとっては困難な1日となりましたが、彼は明日のターマックステージを楽しみにしています。明日は降雨の可能性がかなり高いようですが、事前のテストではウェットコンディションでも良いテストが出来ていますので、自信を持っています。

    ヤリ-マティ・ラトバラ (ヤリスWRC 7号車)
    今日は初めからクルマとドライビングに良いフィーリングを感じていました。最初の2本のステージは上手く行き、3本目のステージも過去に苦労したターマック区間が途中にありながら、上手く走れました。それなのにパンクをしてしまいとてもフラストレーションが溜まりました。しかし、すぐに気持ちを切り替え、午後も同じスピードを維持することができました。あまり考え過ぎずに、思い通りに運転できるのことは良い事だと思います。

    オット・タナック (ヤリスWRC 8号車)
    全体的には良い1日だったと言えるでしょう。特に、多くのドライバーが自分より後方の出走順で、良い路面コンディションで走っていた事を考えればなおさらです。朝のステージは良いリズムで走れ、特に最初の2本は流れるようにスムーズな走りをできました。そして午後も最初のステージは本当に良いフィーリングで、続くステージではその良い感覚が少し失われましたが、それでも攻め続ける事ができたので、十分なギャップを築けました。とはいえ、ラリーはまだ終わっていません。明日から新たなるラリーが始まるようなものです。しかも、どうやらウェットコンディションになりそうなので、気を引き締めて臨まなくてはなりません。

    エサペッカ・ラッピ (ヤリスWRC 9号車)
    正直に言うと、とても大変な1日でした。いくつか小さな問題が起こりましたが、それでも戦い続ける事ができているのが重要です。今日の最後のステージでは、すべてが正しい状態にあれば良いタイムが出せる事を証明できたと思いますが、まだまだ改善すべき点もあります。明日からはターマックのステージが始まりとても楽しみです。雨により条件がかなり難しくなると予想され、私はそのような路面コンディションでここスペインのステージを走った事がありません。しかし、とにかく頑張りたいと思います。

    ラリー・スペイン デイ2の結果
    1 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリスWRC) 1h34m27.4s
    2 ダニ・ソルド/カルロス・デル・バリオ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +26.8s
    3 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +29.7s
    4 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (シトロエン C3 WRC) +30.2s
    5 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +37.6s
    6 アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +39.1s
    7 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア (フォード フィエスタ WRC) +39.4s
    8 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +44.7s
    9 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +59.7s
    10 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) +1m07.4s

  • 小林可夢偉と中嶋一貴がトヨタのWRCマシンを体験

    小林可夢偉と中嶋一貴がトヨタのWRCマシンを体験

    トヨタは、小林可夢偉と中嶋一貴がWRC(世界ラリー選手権)に参戦するTOYOTA GAZOO Racing World Rally TeamのWRCマシン『ヤリス・WRC』をドライブする動画をTOYOTA GAZOO RacingのYouTubeチャンネルに公開した。

    元F1ドライバーの小林可夢偉と中嶋一貴は、現在、TOYOTA GAZOO RacingからWEC(FIA 世界耐久選手権)に参戦中。中嶋一貴のドライブするトヨタ TS050ハイブリッドは今年のル・マン24時間レースで優勝。今月の富士6時間レースでは小林可夢偉がドライブする7号車が優勝を飾っている。

    小林可夢偉と中嶋一貴は、今年7月に開催されたWRC 第8戦 ラリー・フィンランドを訪問。レース後にヤリスWRCをテストドライブする機会を得た。

    「WRC×WEC カテゴリーを超えるTGRスピリット 第二弾」と題された動画では、WECとWRCという異なるカテゴリーに参戦するトヨタのワークスドライバーが交流。グリップ走行のサーキットレースとドリフト走行のラリーというまったく異なる走りに戸惑う二人が印象的だ。

    小林可夢偉は「レースで正しいとされる運転がラリーではダメ。レースではダメな運転がラリーでは正しい。全てが正反対なんだ」とショックを受けた様子。

    中嶋可夢偉も「ヤリスWRCの運転を本当に楽しんだよ。信じられないような体験だった」とコメント。「次は彼らが僕らのレースカーを運転してもらわないと!」と同じトヨタファミリーとの交流を楽しんでいた。

  • WRC | トヨタ 第12戦 ラリー・スペイン プレビュー

    WRC | トヨタ 第12戦 ラリー・スペイン プレビュー

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、10月25日(木)から28日(日)にかけてスペインのサロウで開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)第12戦ラリー・スペインに、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)、オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)の、3台のヤリスWRCで参戦。現在トップに立っているマニュファクチャラー選手権と、タナックが3位につけるドライバー選手権にとって重要な意味を持つ1戦で、最大ポイントの獲得を目指す。

    ラリー・スペインの中心となるサービスパークは、スペイン北東部カタルニア地方のサロウに置かれる。バルセロナの西南約100kmに位置するサロウは、コスタ・ドラダ(黄金海岸)と呼ばれるエリアの有名なシーサイドリゾートであり、大規模なテーマパークもあるため、1年を通して多くの観光客で賑わう。

    ラリー・スペイン最大の特徴は、グラベル(未舗装路)と、ターマック(舗装路)の両方のサーフェス(路面)を走行する「ミックスサーフェス・ラリー」であること。他にも両路面を走行するラリーはあるが、ラリー・スペインはデイ2までをグラベル仕様のクルマで、デイ3以降をターマック仕様のクルマで走るなど、線引きがされている。そのため、デイ2走行終了後にサービスパークで、クルマをグラベル仕様からターマック仕様へと変更する必要がある。通常よりも長い75分間の作業時間が与えられるが、大掛かりな変更作業となるため時間は十分とはいえず、メカニックやエンジニアの力が試される。また、選手はドライビングの感覚をグラベルからターマックへと、素早く切り替えなくてはならない。

    競技は10月25日(木)の夜、バルセロナのモンジュイック地区でスタート。デイ1として、市街地の特設ターマックコースで全長3.2kmのSS1が行われる。翌日のデイ2はサロウの西側で3本のステージを各2回走行。ステージはその大部分が中速のグラベルだが、SS4およびその再走ステージであるSS7は途中でターマック区間も走行する。そして、27日(土)からの2日間はターマック路面での戦いとなる。スペインのターマック・ステージは全体的に路面がフラットで、中~高速のリズミカルなコーナーが続く。デイ3はサロウの北東部を中心に7本のSSが、最終日のデイ4はサロウの西側で4本のSSが行なわれる。なお、デイ4最終のSS18は、トップ5タイムを記録した各選手にボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。4日間で18本のSSを走行し、その合計距離は331.58km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1495.73kmに達する。

    トミ・マキネン(チーム代表)
    スペインは我々にとって、必ずやよいイベントになると信じています。ヤリスWRCは既にターマックで高い戦闘力を発揮していますし、滑りやすいグラベル路面でも競争力が得られるように改善作業を続けてきました。もちろん、改善に終わりはありませんので、事前のテストでは両路面でのさらなる性能向上に努めました。このラリーでは、土曜日以降のターマック・ステージでよい出走順を得るために、金曜日の結果がとても重要になります。これからの2戦はマニュファクチャラーと、ドライバーの両選手権において、非常にエキサイティングな展開となるでしょう。もちろんオットは全力で戦いに臨むと思いますが、それはライバルも同様です。

    ヤリ-マティ・ラトバラ(ヤリスWRC #7号車)
    ラリー・スペインを前にとてもワクワクしていますし、マニュファクチャラーズタイトル獲得のためにベストな結果を残したいという気持ちが高まっています。スペインは本当に面白いラリーですし、特にターマックのステージは運転がとても楽しく感じられます。先週の事前テストでは、幸運にもドライと濡れた路面の両方を経験することができ、どちらのコンディションでもクルマはよいフィーリングでした。今のところ私は満足できる走りができていますので、シーズンの最後までそれを保ち続けたいと思います。

    オット・タナック(ヤリスWRC #8号車)
    今年もスペインで走るのがとても楽しみです。ドライバーズタイトル獲得の可能性はまだ残っていますので、最後まで絶対に諦めません。ある意味状況はとてもシンプルです。これからの残る2戦で両方優勝しなければならず、その上でどうなるのかを待つだけです。最近はグラベルでもターマックでも我々には強さがありますので、パフォーマンスには自信があります。それでも常に改善を試みていますし、事前テストではいくつかの点について改善作業が進み、スペインに向けて可能な限りの準備ができたと思います。

    エサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC #9号車)
    残り2戦、チームがマニュファクチャラー選手権争いを勝ち抜くために、全力でサポートする覚悟です。ここしばらくチームは良い結果を残していますので、スペインでも好調が続く事を願っています。ふたつの異なる路面を走るこのラリーをとても気に入っています。ドライバーとしては高い適応力が求められますが、我々全員、素早く適応できると思います。スペインの舗装路は特別で、走るのがとても楽しいステージです。残念ながら去年はミスをしてしまいましたが、今回はその経験を良い結果に繋げたいと思います。

  • WRC | トヨタ、2019年のドライバーを発表 … クリス・ミークが加入

    WRC | トヨタ、2019年のドライバーを発表 … クリス・ミークが加入

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)に参戦するドライバー・ラインナップを決定。今シーズンに続き、2019年シーズンも3台のヤリスWRCで全イベントに参戦する。

    オット・タナックは、コ・ドライバーのマルティン・ヤルヴェオヤと共に、来シーズンもヤリスWRCのドライバーを務める。今シーズン、既に4勝を収めておりますが、ドライバー選手権でのタイトル獲得に向け、残り2戦も全力を尽くす。

    ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組も、来シーズンも引き続き、チームで共に戦う。経験豊富なラトバラ/アンティラ組は、トヨタが参戦復帰した初戦の、2017年ラリー・モンテカルロで表彰台を獲得し、数週間後に行われたラリー・スウェーデンでは、チームを初優勝に導くなど、チームにとって要となる存在。今シーズンは、これまで4度表彰台に上がり、直近4戦のうち表彰台に3回上がる活躍を見せている。

    2019年のドライバー・ラインナップには、タナックとラトバラに加え、クリス・ミークが新たに加わる。ミークは、北アイルランド出身で、WRCで最もスピードに定評があるドライバーの1人として、2015年以降5回WRC優勝を果たしている。

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、このスピードと経験豊富なドライバーの布陣で、挑戦を続けます。なお、ミークのコ・ドライバーは、シーズン終了後に発表を予定している。

    なお、エサペッカ・ラッピとコ・ドライバーのヤンネ・フェルムは、2018年シーズン終了後、チームを離れる。ラッピ/フェルム組は、昨年のラリー・ポルトガルでトヨタからWRCのトップカテゴリーでデビューし、その後のラリー・フィンランドでは、WRC初優勝を果たした。今シーズンは、これまで3度表彰台に上がり、現在のマニュファクチャラー選手権で上位争いを展開しているチームに貢献している。

    TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、彼らのこれまでの功績に深い感謝の意を表した。

    豊田章男(チーム総代表)
    「ラッピ選手、フェルム選手、我々のチームで2年間一緒に戦ってくれて、本当にありがとう。昨年のラリー・フィンランドで優勝という素晴らしい結果をもたらしてくれ、我々に感動を与えてくれました。若さに溢れるラッピ選手の活躍は、チームの大きな原動力であったと思います。また、今年のラリー・フィンランドでは、ラッピ選手がファンを大切にし、ファンに愛されている姿を私も現地で目の当たりにしました。TOYOTA GAZOO Racingのファンとの絆を更に強くしてくれたこと、感謝しています。コ・ドライバーのフェルム選手は、常に冗談を言って、チームを明るく盛上げてくれました。来年、私がWRCの現場に行った時、ライバルチームのテントから大きな笑い声が聞こえてきたら、仲間だったラッピ選手とフェルム選手が、元気に活躍しているのだと思うでしょう。来年は手強いライバルとして、我々を強くしてくれると思いますし、競争を通じて一緒にラリーを盛り上げていけることに、ワクワクしています。しかし、その前に、先ずは、今年の選手権を一緒に戦い抜きましょう!最高の走りを2人にしてもらえるよう最終戦、最後のステージまでもっといいクルマづくりを続けます。そして、来年から新しく仲間に加わってくれるミーク選手。様々な経験を持ったドライバーであるミーク選手が、ヤリスを一段と強くしてくれることを期待しています。ヤリスに乗ったら、その感想をぜひ教えてください。思いっきり走らせられるヤリスをトミ・マキネンと共につくっていくので、来シーズンの開幕を楽しみに待っていてください。」

    トミ・マキネン(チーム代表)
    「クリスがTOYOTA GAZOO Racingに加入してくれることを、我々全員がとても嬉しく思っています。彼は非常に速いだけでなく、豊富な経験を持っていますし、彼の高い技術的な理解力は、もっといいヤリスWRCをつくるための新しい知識やアイデアをもたらしてくれると思います。ヤリ-マティが来年もチームの一員としてシーズンを共に戦うことも、大変嬉しく思います。彼のこれまでの働きは素晴らしく、ここ最近は表彰台に連続して上がるなど、非常に重要な貢献をしてくれています。現時点で最速のドライバーの1人ともいえるオットと共に、スピード、経験、ラリーに勝つ力を備えた3人のドライバーのラインナップで来シーズンを迎えることができます。この強いチームでドライバー、マニュファクチャラーの両選手権獲得を狙いたいと思います。最後に、新しいチャレンジを求めてチームを去ることになったエサペッカには、これまでの活躍に感謝するとともに、これからの幸運を祈っています。」

    クリス・ミーク
    「トヨタのドライバーになることは、私にとって大変嬉しく、光栄なことです。豊田章男総代表、トミ・マキネンチーム代表、そしてチームの皆さんに心から感謝します。3年前、チーム加入の可能性について話し合ったことがあるのですが、今回、ついにチームの一員になることができ、とても嬉しく思っています。ヤリスWRCの実力は、クルマ自体が物語っていますが、敬意と礼儀を重んじる日本文化が受け継がれるトヨタのチームスピリットは信じられない程素晴らしいと感じています。来年のスタートが待ちきれません。私の最大の目標は、再び自分のドライビングを楽しみ、トヨタのチャンピオンシップ優勝に貢献することです。16歳の時に、地元のラリー選手権で、初めて兄のコ・ドライバーとして優勝した時のクルマが、トヨタのカローラでした。そんなエピソードや、これまでの色々な縁が重なり、ここにいることが信じられない程嬉しい気持ちです。自分にとってこれ以上のチームはありません。」

    クリス・ミークの経歴
    生年月日 1979年7月2日
    年齢 39歳
    国籍 英国
    主な戦歴
    2005年 FIA ジュニアWRC シリーズ3位
    2009年 インターナショナルラリーチャレンジ シリーズチャンピオン(4勝)
    2014年 WRC初表彰台 ラリー・モンテカルロ
    2015年 WRC初優勝 ラリー・アルゼンチン
    2016年 WRC優勝 ラリー・ポルトガル、ラリー・フィンランド
    2017年 WRC優勝 ラリー・メキシコ、ラリー・スペイン

    WRCでの実績
    WRC出場91回、WRCでの勝利5回、表彰台12回、獲得ポイント413、ステージ優勝77回

  • トヨタ自動車、新エンジンオイル 「トヨタ純正 GRモーターオイル」を発売

    トヨタ自動車、新エンジンオイル 「トヨタ純正 GRモーターオイル」を発売

    トヨタ自動車は、スポーツ走行での高い性能を発揮する新エンジンオイル 「トヨタ純正 GRモーターオイル」を開発し、9月7日より全国のトヨタ販売店や自動車用品店などを通じて発売した。

    メーカー希望小売価格(消費税抜き)は、「Circuit(0W-20)」は12,000円(4ℓ缶)、「Touring(0W-30)」は8,000円(4ℓ缶)としている。

    今回発売されたエンジンオイルは、TOYOTA GAZOO Racingがドイツ・ニュルブルクリンク24時間耐久レースへの参画を通じて培ったレース用オイルの材料技術をベースに、市販車用の高レスポンススポーツオイルとして開発された。

    ラインアップとして、サーキットでのタイムアップや街乗り・ワインディングでの違いを体感でき、走りの気持ち良さを実現した「Circuit (0W-20)」 と、ストリート走行を重視し、ハイレスポンスとしっとり感のある回転フィーリングを両立した「Touring (0W-30)」 の2種類が販売さえる。

    最新の高性能ベースオイルに、高性能ポリマー*1、モリブデン化合物を含む摩擦低減剤の添加などにより、レスポンス向上と耐久性の高さを両立。一般用途として現在販売しているトヨタ純正モーターオイル(SN 0W-20) との比較では、「Circuit(0W-20)」の加速タイムで0.24sec向上*2、「Touring(0W-30)」ではエンジン回転がより滑らかになることによる室内ノイズ低減(約3dB低減)*3が確認されているという。

    トヨタは、今回の開発にあたり「耐久性の確認として約200時間にわたる高回転での連続高負荷運転によるエンジン耐久試験を実施しており、お客様に安心してご利用いただけるよう、車両に最適な性能検証と信頼性確保に努めています」と語った。

    *1 従来のオイルと比較すると撹拌抵抗が少ない高分子添加剤
    *2 86 GR SPORT(6AT)による0~100km/h全開加速データ(GPS速度計による測定)。2018年9月現在。社内測定値
    *3 Vitz GR(CVT)2000回転無負荷運転時の騒音データ。2018年9月現在。社内測定値