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  • トト・ヴォルフ 「セバスチャン・ベッテルへの批判はフェアではない」

    トト・ヴォルフ 「セバスチャン・ベッテルへの批判はフェアではない」

    メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは、2018年のドライビングに批判が集まっているセバスチャン・ベッテルを擁護した。

    今年、フェラーリはグリッドで最速のパワーユニットとマシンを持っていると評価されているが、チャンピオンシップではルイス・ハミルトンが30ポイントのリードを築き、コンストラクターズ選手権でもメルセデスが25ポイント差で首位に立っている。

    セバスチャン・ベッテルは、F1ドイツGPで首位を走行中に自らのミスでクラッシュを喫し、前戦F1イタリアGPではオープニングラップでルイス・ハミルトンと接触して優勝のチャンスを手放している。

    だが、トト・ヴォルフは、セバスチャン・ベッテルを批判するのはフェアではないと考えている。

    「私は完全に中立な立場ではないが、私にとってルイスは近年のおけるベストドライバーだ」とトト・ヴォルフは Die Welt にコメント。

    「それでも、私はセバスチャンへの批判はまったくフェアではないと思っている」

    トト・ヴォルフは、セバスチャン・ベッテルはハードにプッシュしているだけだと語る。

    「勝てる可能性があるなら、彼には必要な攻撃性でそれを成し遂げるという野心がある」とトト・ヴォルフはコメント。

    「それには多くの勇気が必要であり、彼のドライビングは時に接触に繋がることもある。だが、彼が4度のワールドチャンピオンであることを忘れてはならない。ルイスと同じように、みなさんもその攻撃性を受け入れなければならない」

    「(モンツァでは)セバスチャンではなく、ルイスがスピンしていた可能性も大いにあった。そうなったら、グランプリ全体は違っていただろう」

    「F1はハイテクではあるが、すべてがリニアで合理的に決まるわけではない。運や不運、偶然もある」

  • セバスチャン・ベッテル 「キミ・ライコネンからのサポートは必要ない」

    セバスチャン・ベッテル 「キミ・ライコネンからのサポートは必要ない」

    セバスチャン・ベッテルは、自身のタイトル争いをサポートするためにフェラーリがキミ・ライコネンにチームオーダーを発令する必要はないと語る。

    F1イタリアGPで、フェラーリのライバルであるメルセデスは、タイヤ交換を終えたルイス・ハミルトンがキミ・ライコネンをギャップを縮められるように、まだ未交換でトップを走行していたバルテリ・ボッタスに対して先頭でライコネンを抑えるよう指示を出した。

    ルイス・ハミルトンは、残り8周でキミ・ライコネンをオーバーテイクすることに成功したが、実際それはライコネンのタイヤに問題が発生していた事実の方が大きかった。

    スタートでは、ポールポジションのキミ・ライコネンと2番グリッドのセバスチャン・ベッテルがトップの座を争い、ライコネンがリードをドアを閉めてリードを死守。一方、ベッテルはターン4でルイス・ハミルトンにオーバーテイクを仕掛けられた際に接触してスピンを喫し、後方からの挽回を強いられることになった。

    フェラーリはスタートの対応について議論していたかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「いいや。僕たちは十分に年齢を重ねているし、スタートについて話し合う必要はない」とコメント。

    「僕は自分の仕事をしているし、全員とレースをする準備をしている。1コーナーと2コーナーで少しチャンスを掴もうとしたけど、うまくいかなかった。その後の展開は少し残念だった」

    「全員が自由に自分の望んだアプロートを採ることができる。僕たちにとってそれはかなり明白でわかりやすいことだ」

    タイトルを争うルイス・ハミルトンだけはなく、チームメイトと戦わなければならなかったことを不利に感じているかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「わからない。もちろん、ポイントという問題があるのはわかる」とコメント。

    「でも、僕にとってかなり明らかなことだ。3台と戦えることを嬉しく思っている。実際には19台でも嬉しい」

    「その立場は今までも同じだったと思う。問題ないし、それ以外のことは期待していない」

    ドライバーズ選手権では、ルイス・ハミルトンが2位のセバスチャン・ベッテルに30ポイント差をつけて首位に立っている。一方、キミ・ライコネンは92ポイント差で3位、バルテリ・ボッタスは97ポイント差をつけられている。

    メルセデスは、バルテリ・ボッタスをルイス・ハミルトンのサポート役に回らせるかどうかはF1イタリアGP後に決めるとレース前に述べていた。

    しかし、メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは、F1イタリアGPではバルテリ・ボッタスが自分のレースを犠牲にすることなくチームメイトを助けることができたので、チームオーダーを発令する必要はなかったと語る。

    「私はチームオーダーはあまり好きではない。クールではないし、スポーツにとっても良くないことだ。ドライバー同士にとっても良くない」とトト・ヴォルフはコメント。

    「ルイスは何かギフトを与えられることは望んでいないし、バルテリもそれは望んでいない。我々はレース毎にそれを検討している」

    「我々は決勝の朝に様々なシナリオを議論していたが、必ずしも必要ではなかった。シンポールでどうなるか見てみるつもりだ」

    バルテリ・ボッタスは、すでにルイス・ハミルトンをサポートする役割を受け入れるつもりだと話しているが、モンツァでは第1スティントを延ばすことでマックス・フェルスタッペンから表彰台を奪う助けになったので自分は犠牲にはならなかったと語る。

    「僕の結果が損なわれたとはあまり思っていない。もう僕とルイスのポイント差は大きいし、そこに意味があるときは協力したいと思っている」

  • ニコ・ロズベルグ 「ベッテルはタイトル獲得にはミスが多すぎる」

    ニコ・ロズベルグ 「ベッテルはタイトル獲得にはミスが多すぎる」

    2016年のF1ワールドチャンピオンであるニコ・ロズベルグは、セバスチャン・ベッテルがルイス・ハミルトンからタイトルを奪うには改善が必要だと語る。

    F1イタリアGPでセバスチャン・ベッテルはオープニングラップでルイス・ハミルトンと接触してスピン。後方までポジションを下げるとともに、マシンにもダメージを負った。

    最終的には4位まで挽回を果たしたセバスチャン・ベッテルだが、優勝したルイス・ハミルトンに対して残り7戦で30ポイントまでリードを広げられた。

    2016年にチームメイトのルイス・ハミルトンを倒してF1ワールドチャンピオンを獲得して電撃引退したニコ・ロズベルグは、ハミルトンに勝ちたければ、不用意なミスを減らさなければならないと語る。

    「あんなに多くのミスを犯していればチャンピオンシップでルイス・ハミルトンに勝つことはできない。それは事実だ」とニコ・ロズベルグは Sky Sports F1 にコメント。

    「いろいろと改善しなければならないい。そうでなければ、実現することはできないだろう」

    「ルイスはかなりのスペースを残していたし、何の責任もない。彼を非難することはできない。セバスチャンが膨らみすぎて、ルイスに突っ込んでスピンを喫しただけだ。悪いのは110%セバスチャンだ」

    「ルイスに対してチャンスがあるのに彼はそれを生かしていない。チャンスを得ても、彼が自分でそれを無駄にしている。しかも、今後はより難しいレースが控えている。あまりうまくいきそうにないね」

    その一方で、ニコ・ロズベルグは、ルイス・ハミルトンがモンツァで見せたパフォーマンスは、彼が“史上最高のドライバー”の一人として考えられている理由を証明したと称えた。

    「ルイスは素晴らしい走りをしていた。それがベストドライバーの一人とされている所以だし、史上最高の一人とも言われていると思う。今日もそれを見せた。しかも、劣勢に立たされているマシンでね」

    「スタートをうまく切り抜けてセバスチャンを追い抜き、彼に大きなミスを犯させた。それによって彼は最後尾にまで下がった。その後もキミ(ライコネン)をうまく追い抜いた。あれ以上の優れた走りはない」

  • セバスチャン・ベッテル 「ハミルトンはスペースを残していなかった」

    セバスチャン・ベッテル 「ハミルトンはスペースを残していなかった」

    フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1イタリアGP決勝のオープニングラップで接触時にルイス・ハミルトン(メルセデス)が十分なスペースを残していなかったと主張する。

    3番手グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンは、ターン4でセバスチャン・ベッテルに仕掛けて前に出かけた。その際、ベッテルはハミルトンに接触。スピンして最後尾近くまで後退するとともに、フロントウイングを破損してピットインを強いられた。

    このインシデントは審議対象となったが、スチュワードがペナルティを科すことはなかった。

    セバスチャン・ベッテルは、ルイス・ハミルトンが十分なスペースを残していなかったため、接触は避けられなかったと感じていると語る。

    「僕はキミを抜こうとしていた。彼はブレーキをかけていた。あまりギャップはなかったし、馬鹿げたことはしたくなかった」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「だからギャップを残しいていた。ルイスがアウトサイドにいるのが少し見えたけど、彼はまったくスペースを残していなかった。彼に接触する以外に可能性はなかった」

    「避けようとしたけど、できなかった。残念ながら、スピンしてしまった。これはちょっとした皮肉だけど、そんな感じだった」

    ルイス・ハミルトンは、素晴らしい走りを見て、残り8周でポールシッターのキミ・ライコネンを抜いてフェラーリのホームグランプリで勝利を収めた。

    セバスチャン・ベッテルは5番手まで挽回し、3位でフィニッシュしたマックス・フェルスタッペンに5秒ペナルティが適用されたことで4位を獲得している。

    残り7戦でルイス・ハミルトンに30ポイントまでリードを広げられたセバスチャン・ベッテルだが、タイトル争いについてはポジティブなままだと語る。

    「ポイントを失ったときは助けにならないけど、世界の終わりではない」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「明日の朝に全員が目を覚ますと思うけど、今落ち込んでいるのは確かだ」

    「でも、スピンしてしまったときにできることはやったし、そこからやれることはあまりなかった。良いレースだったあもしれないけど、そうではなかった」

    「それでもまた面白い状況だし、おそらくもっとそうなるだろう。でも、自分たちのペースは心配していない。ポイント差はかなり多く聞こえるけど、それを縮めるのに長くはかからないはずだ」

    2018年 F1イタリアGP 決勝 動画

    関連:F1イタリアGP 結果 | ルイス・ハミルトンが逆転優勝!

  • セバスチャン・ベッテル、僅差の2番手 「ミスをしてしまった」

    セバスチャン・ベッテル、僅差の2番手 「ミスをしてしまった」

    フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1イタリアGPの予選で0.161秒という僅差でポールポジションを逃して2番手。無線でのそっけない会話も話題となった。

    FP1、FP2で最速タイムをマークしていたセバスチャン・ベッテルは、予選のQ1とQ2もトップで通過。Q3でも最後のアタックでタイムを更新して一時はトップに立つも、すぐさまチームメイトのキミ・ライコネンに上回られて2番手で終えた。

    「今日ポールポジションを獲れなかったのはちょっと残念だ」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「いくつかミスをしてしまったし、僕のラップはまとまっていなかった。でも、2台でフロントローを独占できたのはチーム全体にとって素晴らしい結果だ」

    「明日に関しては、僕たちにはレースのための良いスピードがあると思うし、良いスタートを切れることを願っている。特にここではそれが常に重要だ」

    「レースは長いし、何が起こるかわからない。でも、僕たちは懸命に仕事をしてベストを尽くしていく。クルマは強いので問題ないはずだ」

    「ティフォシと同じくらい結果を嬉しく思っているし、明日も同じ結果を残せることを期待している」

    フェラーリは、無線でキミ・ライコネンのポールポジション獲得を祝った後、無線でセバスチャン・ベッテルに2番手であることを伝えた。

    セバスチャン・ベッテルは「後で話そう」とそっけなく返している。

    セバスチャン・ベテルはQ3で先にコースに出ていたため、キミ・ライコネンにスリップストリームを使われており、その件に不満を持っているのではとの憶測を生んだ。

    しかし、セバスチャン・ベッテルは「いいや、それに関しては何も考えていない」と否定。

    「満足していないのは明らかだけど、理由は言わない」

    スリップストリームの件に関しては、フェラーリはレース毎に出走順をローテーションしていると説明した。

    「僕たちは毎週順番を変更している。単純に今週末はキミが2番目に走る番だった」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「正直、ラップをまとめられなかった。実際、他のラップの方がよかった。最初のシケインで少し失ってしまったし、2つ目のシケイン、レズモなど、いろんなところでかなりのタイムを失った」

    「最終セクターは問題なかったけど、素晴らしくはなかった。とにかく良いラップではなかったし、十分ではなかった」

    「3番手ではなく、2番手につけられたのは幸運だったけど、とにかく十分ではなかった」

    関連:F1イタリアGP 予選 | キミ・ライコネンがポールポジション!

  • 動画 | セバスチャン・ベッテル、パラボリカでスピン / F1イタリアGP

    動画 | セバスチャン・ベッテル、パラボリカでスピン / F1イタリアGP

    フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、F1イタリアGPのフリー走行2回目のパラボリカでスピン。後ろ向きでバリアに衝突したが、幸いにもマシンに軽いダメージを負っただけで済んだ。

    ウェットコンディションで行われた午前中のフリー走行1回目ではギアボックストラブルによってわずか6周しか走行できていなかった。

    ドライとなったフリー走行2回目は、序盤のマーカス・エリクソン(ザウバー)のクラッシュによる赤旗中断もあり、各マシンが精力的に走行を重ねるなか、セバスチャン・ベッテルは残り30分にパラボリカでコントロールを失ったスピン。後ろ向きにバリアに衝突したが、自力でグラベルを抜け出してピットまで自走。リアウイングのエンドプレートに軽いダメージを負ったが、走行を続行することができた。

    セバスチャン・ベッテルは1分21秒105をマークし、初日のトップに立った。

  • セバスチャン・ベッテル、クラッシュの原因は“ライコネンのステアリング”

    セバスチャン・ベッテル、クラッシュの原因は“ライコネンのステアリング”

    セバスチャン・ベッテルは、F1イタリアGPに先立って行われたF1デモ走行でクラッシュを喫した原因は、キミ・ライコネンのステアリングを使用していたことが影響したと説明した。

    水曜日の午後に『F1 Live』としてミラノのストリートで行われたF1デモ走行で、セバスチャン・ベッテルは低速で走行中に狭いコーナーを曲がり切れずにバリアに衝突し、フロントウイングを壊した。

    マシンにはベッテルのカーナンバーである“5”が貼られていたが、セバスチャン・ベッテルは実際に走らせたマシンはチームメイトのものであり、ステアリングもライコネンもので、クラッチコントロールの位置が違っていたと説明した。

    「謝罪した。キミのクルマとステアリングホイールで走ったけど、彼は僕とは反対側にクラッチをつけている」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「それについて考えていなかったし、その時点で僕は速すぎた」

    「ファンのためにウイングを交換してあと2周走れるかどうか尋ねたよ」

    「もちろん、僕のミスだった。でも、問題なかったよ」

    セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンのステアリングホイールの違いは、各ドライバーの好みと快適性に沿ってカスタマイズされているが、その違いはクラッチコントロールが反対側についているだけではない。

    セバスチャン・ベッテルのステアリングの背面には、まだ機能が確認されていない追加のパドクがついている。

    昨年、セバスチャン・ベッテルは、二本の指をいれる穴が設けられたクラッチペダルを採用していたが、その後、キミ・ライコネンが使い続けていたシングルクラッチシステムに戻してる。今シーズンは二人ともシングルパドルのセットアップを継続している。

    デモ走行では恥ずかしい思いをしてしまったセバスチャン・ベッテルだが、先週末のF1ベルギーGPに続き、フェラーリのホームグランプリであるF1イタリアGPでも優勝候補としてかんがえられている。

    「僕たちとチームにとって特別な週末だし、僕もそれを感じている」とセバスチャン・ベッテルはコメント。

    「モンツァに素晴らしい感情を与えたいと思っているし、このフェラーリで僕たちが素晴らしいレースをできることはわかっている」

    「僕たtにとって、このレースはひとつのチャンピオンシップだ。ファンに熱狂を生み出していることを知っているし、彼らと一緒に夢を見られることを願っている」

    セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンのステアリングの違い

    関連:動画 | セバスチャン・ベッテル、ミラノでのF1デモ走行でクラッシュ

  • 動画 | セバスチャン・ベッテル、ミラノでのF1デモ走行でクラッシュ

    動画 | セバスチャン・ベッテル、ミラノでのF1デモ走行でクラッシュ

    セバスチャン・ベッテルは、フェラーリのホームレースであるF1イタリアGPに先駆けて8月27日(水)にミラノで開催されたF1 LiveのイベントでフェラーリのF1マシンをクラッシュさせた。

    フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンは、ミラノのダルセナのストリートでF1マシンでのデモ走行を実施した。

    セバスチャン・ベッテルは、低速で走行中に狭いコーナーでアンダーステアが出てフェラーリ SH71Hをバリアをクラッシュさせ、フロントウィングを壊した。

    イベントには、タイトルスポンサーのアルファロメオが地元となるザウバーのシャルル・ルクレールとマーカス・エリクソン、ファクトリーがイタリア・ファエンツァにあるトロロッソのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーも参加。数千人のF1ファンが集まった。

    F1デモ走行では過去にレッドブルのマックス・フェルスタッペン、元F1ドライバーの小林可夢偉やパストール・マルドナドもクラッシュを喫している。

  • フェラーリ:セバスチャン・ベッテルが圧勝 / F1ベルギーGP

    フェラーリ:セバスチャン・ベッテルが圧勝 / F1ベルギーGP

    フェラーリは、F1ベルギーGPの決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが優勝、キミ・ライコネンがリタイアでレースを終えた。

    セバスチャン・ベッテル (優勝)
    「素晴らしいレースができたのでとても満足している。クルマはすべてのトラックで強健であることが証明されたし、今週末は新しいエンジンからさらに多くのパワーを得たし、それはストレートで役立った。スタートでルイスの近くにいて、ターン1をうまく立ち上がって、スリップストリームを生かして追い抜こうと思っていた」

    「セーフティカーが退いたあとはその真逆の状況だったし、前に留まるためにターン1の立ち上がりに気を配っていた。第1スティントはとても拮抗していたし、僕たちの差はコンマ数秒しかなかった。でも、そのあとスタッフが素晴らしいピットストップをしてくれた。あんなに速くライトがグリーンに変わったのは信じられなかったし、それはライバルにチャンスを与えなかった。第2スティントはクルマとタイヤの両方を管理することが重要だった。これはチーム全体にとって大きな勝利だし、モンツァも同じ結果を得られることを願っている。でも、僕たちは常に戦い続けなければならない」

    キミ・ライコネン (リタイア)
    「スタートで何が起こったのかはわからない。唯一わかっていることは、誰かが後ろから僕にヒットして、その直後にパンクしたということだけだ。リアウイングのエンドプレートとフロアに多くのダメージを負った。その時点で速く走ることができなかったし、DRSが開きっぱなしになっていて、コース上に留まるのが難しかった。ダメージがあまりに大きく、続けても意味はなかったので、ガレージに戻ることにした」

    関連:F1ベルギーGP 結果 | セバスチャン・ベッテルが今季5勝目!

  • F1ベルギーGP 結果 | セバスチャン・ベッテルが今季5勝目!

    F1ベルギーGP 結果 | セバスチャン・ベッテルが今季5勝目!

    2018年のF1世界選手権 第13戦 ベルギーGPの決勝レースが8月26日(日)にスパ・フランコルシャンで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が優勝。2位にルイス・ハミルトン(メルセデス)、3位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が入った。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが9位入賞、ブレンドン・ハートレーは14位でレースを終えた。

    サマーブレイクを終え、シーズン後半の初戦となる第13戦ベルギーGPがスパ・フランコルシャンで行われた。スパ・フランコルシャンは年間カレンダーで最長となる1周7.004kmというコースレイアウトと「オー・ルージュ」と呼ばれる急激な登りコーナーに代表される高速セクションが特徴のサーキット。予選を襲った予測できない“スパウェザー”も有名だ。

    日曜日のスパ・フランコルシャンは曇り空。降水確率は20%。気温17.3℃、路面温度29.4℃のドライコンディションで44周のレースはスタートする。

    レースはオープニングラップから波乱。ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(ザウバー)が1コーナーで多重クラッシュを引き起こしてリタイア。セーフティカーが導入される。また、この事故に巻き込まれてマシンにダメージを負ったダニエル・リカルド(レッドブル)とキミ・ライコネン(フェラーリ)も後にリタイアすることになる。

    優勝はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。オープニングラップでトップに立ったベッテルは、その後一度もトップを譲ることなくレースをコントロール。今季5勝目を挙げた。通算52勝目となり、アラン・プロストの記録を抜いて単独歴代3位に浮上した。

    2位にはルイス・ハミルトン(メルセデス)、3位にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が入って表彰台を獲得。

    4位には17番グリッドスタートのバルテリ・ボッタス。5位にはセルジオ・ペレス、6位にはエステバン・オコンが入り、新生フォースインディアが18ポイントを獲得。9位に浮上するとともに8位のザウバーまで1ポイントに迫った。

    7位はロマン・グロージャン、8位はケビン・マグヌッセンとハース勢がダブル入賞。9位にはピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)、10位にはマーカス・エリクソン(ザウバー)が入った。

    今回の結果、ドライバーズランキング首位のルイス・ハミルトンと2位のセバスチャン・ベッテルとの差は17ポイントに縮まった。

    2018年 第13戦 F1ベルギーGP 決勝 順位・結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    2 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    3 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    4 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    5 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    6 31 エステバン・オコン フォース・インディア
    7 8 ロマン・グロージャン ハース
    8 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    9 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ
    10 9 マーカス・エリクソン ザウバー
    11 55 カルロス・サインツ ルノー
    12 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ
    13 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
    14 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ
    15 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
      3 ダニエル・リカルド レッドブル
      6 キミ・ライコネン フェラーリ
      16 シャルル・ルクレール ザウバー
      14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
      27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー

    ■レース展開
    ピレリは、スパ・フランコルシャンにミディアム(白)、ソフト(黄)、スーパーソフト(赤)の3つのコンパウンドを持ち込んでいる。Q3に進出したドライバーは、ソフトでQ2タイムを出したバルテリ・ボッタスを除いてスーパーソフト。以降では10番グリッドが新品のスーパーソフト、19番グリッドに降格したカルロス・サインツが新品のミディアムを選択。それ以外のドライバーは新品のソフトをスタートタイヤに選択した。

    オープニングラップでいきなり波乱。ニコ・ヒュルケンベルグがフェルナンド・アロンソに追突。シャルル・ルクレールを巻き込んでクラッシュして3台がリタイア。ダニエル・リカルドもリアウイングにダメージを負う。このインシデントでセーフティカーが導入された。

    また、キミ・ライコネンが右リアタイヤがパンクしてミディアムタイヤに交換。リアウイングにもダメージを負っている。リカルドはガレージにてリアウイングの修復を行っている。

    ホールショットを奪ったのはポールポジションのルイス・ハミルトン。しかし、ケメルストレートでセバスチャン・ベッテルがトップに浮上。セルジオ・ペレスがエステバン・オコンを抜いて3番手に浮上。ピエール・ガスリーは8番手に順位を上げる。

    セーフティカー中にストフェル・バンドーンがミディアム、バルテリ・ボッタスがスーパーソフトにタイアを交換している。

    レースは5周目にベッテル、ハミルトン、ペレス、オコン、フェルスタッペンの順で再開。マックス・フェルスタッペンは、7周目にエステバン・オコンを抜いて4番手、10周目にはセルジオ・ペレスを攻略して3番手に順位を上げる。また、17番グリッドスタートのバルテリ・ボッタスは12周目に10番手まで順位を上げている。

    22周目、2番手を走行していてリアタイアのブリスターに苦しんでいたルイス・ハミルトンがピットインしてソフトタイヤに交換。フェルスタッペンの後ろの3番手でコースに復帰する。

    翌周、トップを走行していたセバスチャン・ベッテルがピットインしてソフトに交換。トップでコースに戻る。ハミルトンはフェルスタッペンを抜いて2番手でベッテルを追う。

    25周目、5番手を走行していたエステバン・オコンがピットンして、ピエール・ガスリーの後ろの8番手でコースに復帰する。翌周にはセルジオ・ペレスもピットインしてオコンでコースに復帰。また、ピエール・ガスリーもピットイン。チームメイトのブレンドン・ハートレーの後ろの11番手でコースに復帰。ガスリーを前に出す。

    27周目、3番手を走行していたマックス・フェルスタッペンがピットインして3番手をキープ。また、9番手を走行していたマーカス・エリクソン(ザウバー)がピットインしてブレンドン・ハートレーの前に出る。ハートレーはストレートですぐさま抜き返す。その後もこの2台は抜きつ抜かれつのバトルを展開。その間にガスリーは逃げを打つ。

    30周目、6番手まで順位を上げていたバルテリ・ボッタスが2度目のピットイン。11番手を走行していたブレンドン・ハートレーもピットインして14番手でコースに復帰する。ダニエル・リカルドがピットに戻ってリタイアする。

    バルテリ・ボッタスが32周目にエステバン・オコンを抜いて5番手に浮上。40周目にはセルジオ・ペレスを抜いて4番手に浮上する。

    優勝はセバスチャン・ベッテル、2位にルイス・ハミルトン、3位にマックス・フェルスタッペンという順位でチェッカーを受けた。