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  • トロロッソ・ホンダ 「PU自体の性能ではなく、どう使うかの問題だった」

    トロロッソ・ホンダ 「PU自体の性能ではなく、どう使うかの問題だった」

    トロロッソ・ホンダは、2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPで手応えを感じつつも、アンラッキーが重なり、思うような結果に結びつけることができなかった。

    第5戦スペインGP決勝、6列目12番手からスタートするピエール・ガスリーに、トロロッソ・ホンダのチーム全員の期待が集まっていた。入賞しポイント獲得が現実的なポジションであることはもちろんだが、ここ2戦での苦戦に対して解決の方向性を見い出し、その答えをレースで表してくれることをだれもが待ち望んでいた。

    しかし、スタートしてわずか3つのコーナーを回っただけで、他車のスピンに巻き込まれピエール・ガスリーはストップ。スタート直後のリタイアという結末で幕を閉じた。

    ヨーロッパラウンドの始まりを告げる第5戦スペインGPは、シリーズ第2の開幕戦とも呼ばれ、マシンに大規模なアップデートを施し臨むチームも多い。しかし、トロロッソ・ホンダは、現状のマシンの理解を深める方針を進め、アップデートは持ち越した。これまでの4戦、好調だったバーレーンのあと、上海、バクーと低迷が続き、その原因解明と対策を最優先させた。

    パワーユニットについても「バクーのあとの分析によって、(スピード不足は)エネルギーマネジメントの運用に問題があったことが分かりました。その経験を活かして、スペインGPに臨みます」とホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は語った。

    エネルギーマネジメントの運用――つまり、モーターを作動させる電気エネルギーの消費と充電のバランスを適正化させることを意味し、ストレートの長いバクーでは消費に見合った回生による充電が十分ではなかったということである。これは、制御プログラムの問題と、ドライビングによる回生の不足とが考えられるが、問題解決はそう難しい話ではなかった。

    ピエール・ガスリーも「パワーユニットそのもののパフォーマンスの問題ではなく、どう使うかの問題だった。チームと僕たちドライバーとのコミュニケーション不足が原因で、それがクリアになって解決できたのはよかった」とコメントしている。

    スペインGP初日。プラクティス1ではピエール・ガスリーが順調な滑り出しを見せ10番手につけた。しかし、プラクティス2で少し歯車が狂い始めた。セッション中に、ガスリーがコースアウトしたためにフロアにダメージを負い、フロアの交換作業を余儀なくされる。ブレンドン・ハートレーもフロア修復を行い、2台ともピットでの作業に時間を要してしまった。これにより、アタックのシミュレーションのタイミングが遅れ、ほかの多くのクルマがロングランを行っているタイミングと重なり、クリアラップでのアタックができなくなってしまった。ピエール・ガスリーの14番手、ブレンドン・ハートレーの18番手というポジションは実力とは違う結果だった。

    2日目のフリープラクティス3では、前日の遅れを取り戻すべく、積極的にアタックシミュレーションを行った。ピエール・ガスリーは10番手を取り戻し、レースに向けたセッティングも大きく改善が見られた。しかし、ブレンドン・ハートレーがコースアウト後に大きなクラッシュを喫し、マシンは大破。ハートレーの予選出走は不可能となった。

    予選では速さを取り戻したピエール・ガスリーにQ3進出の期待がかかる。しかし、最後のアタックでわずかなタイムロスがあり、12番手に終わった。歯車はまだ噛み合っていなかったようだった。

    「昨夜見つけたバランスを向上させる方向性にピエールは好感触で、自信を持ってアタックできましたが、セクター2で少しアンダーステア傾向となり、コンマ数秒を失ってしまいました。それがなければQ3進出は可能だったと思います」とトロロッソののテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは語っている。

    予選終了後、チームが用意したサプライズが披露された。チームのスイーツ専門シェフの手作りのバースデーケーキが、代表のフランツ・トストからこの日、誕生日を迎えた田辺豊治に贈られたのである。トロロッソとホンダの結びつきの進化を表す象徴的な出来事だった。

    田辺豊治

    「中国、バクーでの2戦に比べ、パフォーマンスが戻ってきていることを感じています。速さを取り戻しているので、10位以内に入りポイントを獲得することは現実的な目標です」とピエール・ガスリーはレースに向けて好感触だった。しかし、ガスリーもチームも、マシンの復調を確認できないまま、スペインGPは終わってしまった。

    「2人のドライバーが、とても大きなアクシデントにもかかわらず無事だったことがなによりよかったです。レースですから、こういうこともある。マシンの復調は実感しているので、今後もさらにやるべきことを進めるだけです」と田辺豊治は語る。

    苦しい展開からマシンの復調に手応えを得られたものの、いくつかのアンラッキーで歯車が狂い、結果を残すことができなかったスペインGP。しかし、マシンのパフォーマンス、そしてホンダの連携を含めたチーム全体のパフォーマンスに着実な進化が感じられたグランプリでもあった。シリーズは序盤から中盤へ進み、トロロッソ・ホンダの進化への絶え間ないチャレンジは続く。

  • トロロッソ、ハートレーに代えてパスカル・ウェーレイン起用の噂を否定

    トロロッソ、ハートレーに代えてパスカル・ウェーレイン起用の噂を否定

    レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、トロロッソ・ホンダがブレンドン・ハートレーを解雇し、パスカル・ウェーレインを起用するとの噂を否定した。

    一度はレッドブルのジュニアプログラムを外されたブレンドン・ハートレーだったが、WECで実績を積み、昨年末にダニール・クビアトに代わってトロロッソでF1デビュー。今年はトロロッソ・ホンダからフル参戦している。

    F1アゼルバイジャンGPでは待望のF1初ポイントを獲得したブレンドン・ハートレーだが、チームメイトのピエール・ガスリーとパフォーマンス的にも劣っている感は否めない部分もある。

    また、パフォーマンスだけでなく、F1中国GPではチームからの指示を把握できずにピエール・ガスリーと同士討ちのきっかけとなり、続くF1アゼルバイジャンGPでは、予選Q1でパンクを喫した際にライン上に留まり、後ろからタイムアタックのために高速で走行していたピエール・ガスリーとあわや大クラッシュというニアミスを引き起こした。

    決定的なのは、先週末のF1スペインGP。フリー走行3回目に大クラッシュを喫してマシンを大破させたブレンドン・ハートレーは、予選までにチームにクルマをほぼ作り変えさせるほどの作業を強いた。

    それにより、早くからパドックではブレンドン・ハートレーの実力を疑う声があり、トロロッソ・ホンダはハートレーの解雇を検討しているとの噂が広がっていた。

    だが、レッドブルのジュニアドライバーにはF1の出場資格があるドライバーは育っておらず、代役として昨年までザウバーでF1を戦っていたパスカル・ウェーレインが後任候補といて囁かれ始めた。

    メルセデスの育成ドライバーであるパスカル・ウェーレインは、2016年にマノーでF1デビューを果たし、非力なマシンでオーストラリアGPで10位入賞。翌年にザウバーに移籍し、1年落ちのフェラーリ製パワーユニットを搭載した戦闘力の劣るマシンでF1スペインGPで8位、F1アゼルバイジャンGPで10位に入り、チームに5ポイントをもたらす活躍をみせた。

    しかし、ザウバーがアルファロメオを介してフェラーリとの提携を強化したことでシャルル・ルクレールを起用したことでF1シートを喪失。今年は2015年にチャンピオンを獲得したDTM(ドイツツーリングカー選手権)にメルセデスから参戦している。

    Blid は、先週末のF1スペインGPでブレンドン・ハートレーの解雇とパスカル・ウェーレインの起用について話し合いが行われたと報道。バルセロナには珍しくレッドブルの総帥ディトリッヒ・マテシッツが訪問していたことから、この噂が加速した。

    しかし、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、その噂を否定している。

    「どこからどんな噂が出てきたのかわからない」とヘルムート・マルコは語った。

    しかし、火の無い所に煙は立たないのがF1。前任者のダニール・クビアトがシーズン中に首を切られたよう、レッドブルは特にジュニアドライバーへの扱いが厳しいことで知られており、ブレンドン・ハートレーが正念場を迎えているのは間違いないだろう。

  • F1バルセロナテスト 1日目:マックス・フェルスタッペンがトップタイム

    F1バルセロナテスト 1日目:マックス・フェルスタッペンがトップタイム

    2018年のF1世界選手権の1回目のインシーズンテストとなるバルセロナテストが15日(火)にカタロニア・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が1日目のトップタイムを記録した。

    F1スペインGPの興奮も冷めやらぬ中、カタロニア・サーキットではインシーズンテストがスタート。快晴のコンディションのなか、午前と午後で8時間にわたってセッションが行われた。

    初日のトップタイムを記録したのはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。148周を走行したフェルスタッペンはスーパーソフトで1分17秒528をマークした。

    2番手には0.034秒差ルノーのカルロス・サインツ、3番手にはフェラーリのセバスチャン・ベッテル、4番手にはハースのロマン・グロージャンとレギュラードライバー陣がタイムシートの上位を占めた。

    5番手タイムはフォース・インディアのテストを担当したニコラス・ラティフィ。今季のリザーブドライバーを務めるラティフィは107周を走行して1分18秒530をマークし、メルセデスのルイス・ハミルトンを上回った。ハミルトンはこの日最多となる150周を走り込んだ。

    今回のテストではピレリのタイヤテストも並行して行われ、マクラーレンとフォース・インディアがタイヤテストを実施。フォース・インディアはメルセデスの育成ドライバーであるジョージ・ラッセルがタイヤテストを担当して11番手タイムを記録した。

    7番手タイムはマクラーレンのストフェル・バンドーン。ピレリのタイヤテストは午前中にランド・ノリス、午後からオリバー・ターベイが担当し、それぞれ10番手タイムと13番手タイムを記録している。

    ザウバーは、サードドライバーを務めるフェラーリの契約ドライバーのアントニオ・ジョヴィナッツィがテストを担当し、8番手タイムを記録。

    ウィリアムズは、育成ドライバーのオリバー・ローランドがテストを担当して9番手タイムを記録した。

    トロロッソ・ホンダは、ショーン・ゲラエルがテストを担当。だが、休憩後に“シャシーに関連した問題”によってパワーユニットを交換。数時間の作業を経て残り20分でコースイン。全ドライバーで最少となる50周の走行に留まり、12番手タイムだった。

    F1バルセロナテストは明日16日(水)も行われる。

    F1バルセロナテスト(インシーズンテスト) 1日目 結果

    順位 ドライバー チーム ベストタイム 周回
    1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分17秒528 148
    2 カルロス・サインツ ルノー 1分17秒562 119
    3 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分17秒659 135
    4 ロマン・グロージャン ハース 1分18秒449 129
    5 ニコラス・ラティフィ フォース・インディア 1分18秒530 107
    6 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分18秒543 151
    7 ストフェル・バンドーン マクラーレン 1分18秒981 85
    8 アントニオ・ジョヴィナッツィ ザウバー 1分19秒693 135
    9 オリバー・ローランド ウィリアムズ 1分20秒009 121
    10 ランド・ノリス マクラーレン 1分20秒997 76
    11 ジョージ・ラッセル フォース・インディア 1分21秒478 123
    12 ショーン・ゲラエル トロロッソ・ホンダ 1分21秒935 50
    13 オリバー・ターベイ マクラーレン 1分23秒270 58
  • トロロッソ・ホンダ:F1スペインGP 決勝レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1スペインGP 決勝レポート

    トロロソ・ホンダは、F1スペインGPの決勝レースでブレンドン・ハートレーが12位完走。ピエール・ガスリーは、1周目に事故に巻き込まれてリタイアでレースを終えた。

    第5戦スペインGPは、気温が15℃と低く、雨も予想されるコンディションの中、午後3時10分から決勝レースが行われた。予選12番手のピエール・ガスリーは、6列目からスタート。

    前日のフリープラクティスでクラッシュを喫したブレンドン・ハートレーは、パワーユニット関連すべてとギアボックスを交換し、完全に修復されたマシンで最後尾からのスタートとなった。

    トロロッソ・ホンダの2台は、ともに新品のソフトタイヤでレースに臨んだ。スタートで若干出遅れたピエール・ガスリーは、ターン3でコース上でスピンしたロマン・グロージャン(ハース)に接触し、フロントにダメージを負ってその場でリタイアとなった。

    このクラッシュによってバーチャルセーフティーカーが導入され、その間にブレンドン・ハートレーはピットインし、ミディアムタイヤに交換。16番手でレースに戻る。そのあと、上位車のリタイアなどもあり、レース中盤の30周目には12番手までポジションを上げた。33周目にハートレーは再びピットインし、新品のミディアムタイヤに交換した。それによりポジションを14番手に落とすが、終盤に追い上げを見せ、12位でチェッカーフラッグを受けた。

    第6戦 モナコGPは、モナコ市街地コースで5月24(木)~27日(日)に行われる。

    ブレンドン・ハートレー (12位)
    「スタートは問題なく、最初の周回でいくつかポジションアップすることができました。マシンについてはすでに昨晩には修復を完了させ、今朝、セットアップを完了させたのですが、無事に今日のレースに間に合うようマシンを準備してくれたメカニックたちに感謝しています。最初のセーフティカー時にピットに入り、ミディアムタイヤで残りを走行するワンピットストップ作戦を実行することにしました。作戦は成功しましたが、序盤、いくつかポジションダウンしてしまうことは避けられませんでした。トップスピードを比べると周りのいくつかのチームのほうが速く、今日はオーバーテイクすることが難しかったように思います。エリクソン選手をオーバーテイクし、その結果、12番手にポジションアップすることができました。終盤、マシンのペースがとてもよかったので、もう少し早い段階でオーバーテイクできていたら11番手までポジションアップの可能性もあったかと思います」

    ピエール・ガスリー (リタイア)
    「12番手からのスタートだった為、ポイント獲得圏内である10番手が目標でした。まだシーズン5戦目ですが、せっかくのポイント獲得のチャンスを逃してしまい、とても残念です。グロージャン選手とのクラッシュは大きな痛手となりました。ヒュルケンベルグ選手をコーナーのイン側からカットしようとしていたとき、グロージャン選手が突然こちらに向かって後退してきてしまい、ヒュルケンベルグ選手と僕に接触してしまいました。なんだか、毎週末ハラハラする出来事に見舞われている気がします。他車と何事もなくレースでいい結果を出すことが叶わず、とても残念です。ダメージは大きかったですが、僕自身は大事には至らず、無事でした。このレースでポイントを獲得する為にチームと最善の準備をしてきたので、1周目という早すぎる段階でレースが終わってしまったことがとても悔やまれます。気持ちを切り替えて、次週のテストに向けて集中したいと思います」

    フランツ・トスト (トロロッソ チーム代表)
    「残念ながら、私たちにとっては厳しい週末となりました。昨日は予選でブレンドンの大きなクラッシュがあり、バルセロナはオーバーテイクが難しいサーキットなので、今日のレースでのポジションアップは難しいと感じていました。ピエールはレース序盤、避けるのが困難だったグロージャン選手とのクラッシュに見舞われてしまい、彼にとって厳しいレースとなってしまいました。今日のレースをポイント獲得圏内でフィニッシュすることは可能だと彼自身もチームも信じていたので、この結果はとても残念です。今週末はペースをつかむことができなかったので、今からはモナコ戦に向けて、ポイント獲得を目指し集中したいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「今日はポイントを獲得を狙ってレースに臨んだだけに、他車のスピンに巻き込まれるかたちでガスリー選手が1周目にリタイアせざるを得なかったことは非常に残念でした。ハートレー選手については、昨日の大きなクラッシュのあと、メカニックたちの懸命な作業によりマシンを修復し、今日のレースに出場、完走することができました。チェッカー後にデータの異常を感知したので念のためマシンを止めましたが、大きな問題ではありませんでした。来週はバルセロナに残り、2日間のテストに臨みます。同時にモナコGPに向けた準備も進めますが、チームは中盤戦に向けて忙しい時間を迎えることになります」

    関連:
    ・【動画】 ロマン・グロージャン、2台を巻き込む単独スピン
    ・F1スペインGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • F1 スペインGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    F1 スペインGP 決勝:トップ10ドライバーコメント

    2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPの決勝が13日(日)にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われた。

    優勝はメルセデスのルイス・ハミルトン。ポールポジションからスタートしたハミルトンは、序盤から後続を引き離してレースをコントロール。前戦に続いて今季2勝目を挙げ、ドライバーズ選手権のリードを17ポイントに広げた。2位にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが今季初の1-2フィニッシュを達成した。

    位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今シーズン初ポイントを獲得。8位のフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は開幕戦から5戦連続でのポイント獲得。シャルル・ルクレール(ザウバー)は、アロンソと好バトルを演じて前戦に続いて2戦連続でポイントを獲得した。

    優勝:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
    「本当に嬉しい。レースがどのようにい展開するかわからなかった。昨日の予選はうまくいったけど、今日は気温が上下していたし、雲も出てきていた。雨が降るかどうかわからなかった。でも、良いスタートが切れたし、他のドライバーには僕についてくるペースがなかった。1周につき1秒くらい引き離していたし、『イエス! このまま行こう!』と考えていた。そして、残りのレースでもそれは変わらなかった。今季初の1-2フィニッシュを達成できたのはチームにとって本当に素晴らしい結果だ。全員がとても頑張ったし、ピットストップも戦略も素晴らしかった。自分の勝ち方で勝ちたいと言っていたけど、ラインを通過したときは計画どおりにできたのでとにかく嬉しかった。チームはタイヤとクルマを理解するために懸命に仕事をしてきたし、今週はすべてがまとまったと思う。最高の雰囲気でモナコに臨めるのは確かだ。でも、僕たちにはまだやらなければならない仕事がたくさんあることはわかっている。シーズン前半にやってきたように全員が懸命にプッシュして、仕事を続けていくことが本当に重要だ」

    2位:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「チームとしてパーフェクトな結果だ。僕は第1スティントの後に難しい状況に陥ってしまった。セバスチャンの後ろで身動きが取れなかった。僕たちには多くのペースがある強力なクルマがあることはわかっていたし、僕たちの方が速かったと思うけど、このトラックはオーバーテイクが本当に難しい。でも、バーチャルセーフティカーでセバスチャンがピットインしたときに、僕たちはステイアウトするという正しい選択をした。レース前は1ストップはほぼ不可能だと思っていたけど、タイヤが予想よりも耐えてくれていたので戦略を変更した。もちろん、レースに勝ちたかったけど、今日はチームが本当に良い仕事をしていたし、彼らの決定が1-2を確保した。今日はチームのために多くのポイントを獲得できて素晴らしかった。モナコでの次戦は僕たちにとって難しいレースになるかもしれない。レッドブルは本当に強いだろうし、去年はフェラーリがポールを獲得している。だから、僕たちは懸命に作業を続ける必要があるし、僕たちには状況を改善させる力があると信じている」

    3位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
    「このトラックではいつもかなり良いと感じているし、最初の数戦は予定どおりにいかなかったけど、今日はいいターニングポイントになった。表彰台に戻れて本当に嬉しい。クルマの挙動はレースを通してソフトでもミディアムタイヤでも本当に良かった。バランスが取れていたし、ペースも良かったので、自信を持ってプッシュできたし、良い結果を残すことができた序盤はキミの後ろで少し時間を失いすぎたし、彼を追い抜くのは難しかった。彼がトラブルに見舞われて順位を上げて、スピードを増すことができたのはちょっとラッキーだった。その後は落ち着いて自分のレースに集中することができた。セバスチャンが迫ってくるのが見えたけど、自分が比較的フレッシュなタイヤを履いていたし、彼にとってオーバーテイクは難しいことはわかっていたので、状況はかなりうまく管理できた。フロントウイングにダメージを負っていたけど、幸いにもパフォーマンスにそれほど影響はなかった。部品が落ちたことでちょっとオーバーステアが出ていたけど、堅実なペースを維持することができたし、3位で完走することができた。僕たちはすべてが低速コーナーから成る最終セクターで速かったし、モナコでも良い結果を期待できると思う。セットアップとバランスに集中していくし、リアルなチャンスを掴めることを期待している」

    4位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
    「僕たちのタイヤは他チームほど長くは持たなかったし、同じ戦略をとることができなかった。僕たちはもう一度ピットストップしなければならなかった。そこで2つポジションを失ったし、ピットストップ自体でも少しタイムを失ってしまった。でも、今日はステイアウトするという選択肢はなかった。僕たちはクルマの正しいバランスを見つけることに問題を抱えていたし、フロントタイヤに苦しんでいた。今週末の変更が僕たちに悪影響を及ぼしていた。他よりも少し苦労していたように思うので、モナコで“ノーマル”なタイヤに戻るのは嬉しいね。今日の僕たちは適切なペースがなかったし、メルセデスは僕たちよりも速かった。僕たちには多くのチャンスはなかった。ベストを尽くしたけど、何かが欠けていたし、そこを改善する必要がある。週末全体で新しいタイヤで正しいバランスを見つけるのは難しかった。でも、次のレースにむけて楽観的になれない理由はない」

    5位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
    「変なレースだったのは確かだ。序盤は良いペースがあったし、キミはマックスと僕よりも少し遅いように思っていた。自分の方が彼らよりも速いと思っていたけど、彼らがペースを掴むと、ついていくことができなかった。ミディアムに交換した後、トラフィックの中で復帰して少しリズムを失ってしまった。バーチャルセーフティカーのリスタートではタイヤの熱を維持することに苦しんでいたし、スピンも喫してしまった。幸いにも、そこにはウォールはなかったけど、無人島に入ってしまった。クルマが本当に速い瞬間もあったけど、全てのラップでそれを得るのはとにかく難しかった。ファステストラップを記録したと思ったら、次のラップではスピンしそうになっていた。ポテンシャルはあるけど、現時点では一貫してそれを引き出すのがとにかく難しいし、僕たちはこの新しいパッケージについてもっと学ばなければならない。最終的にはかなり退屈なレースだったけど、僕たちのポテンシャルをポジティブに捉えようと思う。モナコはこれまで生のペースで僕たちの最強のサーキットだったし、数週間後にあの場所に行くのを楽しみにしている」

    6位:ケビン・マグヌッセン (ハース)
    「本当に良いスタートが切れた。レッドブル勢と並んだけど、彼らの方がずっと速いことはわかっていたのであまり戦いたくはなかった。僕の仕事は7位に留まって、そこから落ち着いてレースをすることだった。1周目にうまく守れたと思うし、トラブルを避けることができたので満足している。強力なパフォーマンスを発揮できたし、僕たちはバーレーンとここで獲得したようなポイントに値すると思う。毎戦でポイントを獲得していけるはずだし、僕たちにはそれができるクルマがある。いくつかのミスや事故によって定期的にポイントを獲得できていなかった。多くのポイントを稼げたのは良いことだ。コンストラクターズ選手権でより相応しいポジションに戻れたことにも満足している。このレベルを維持して、定期的にポイントを獲り続けていく必要がある」

    7位:カルロス・サインツ (ルノー)「僕とチームにとって非常にポジティブな結果だ。僕たちは、今週末に僕たちにとって理想的ではないこのトラックで成し遂げたことを誇りに思っていいと思う。金曜日から状況を好転させて、とても良いスタートを切り、7位でフィニッシュできた。僕たちが望める最高の結果だったと思う。地元でまた良い結果を残せて本当に嬉しいし、ファンもレースを楽しんでくれたことを願っている。彼らのみんなのサポートに本当に感謝している! ミッドフィールドの戦いのための良い進歩だし、チームにとって重要なポイントだ。僕たちには取り組まなければならないエリアはあるけど、良い進歩だ。プッシュし続けよう」

    8位:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン)
    「昨日の予選によって僕たちは今日スーパーソフトでスタートとなったし、最初の数周でいくつかポジションを稼いで、早めにピットインしてタイヤを交換する予定だった。でも、ターン2でのインシデントによって1周目にいくつかポジションを失ってしまったし、その時点では今日はポイント獲得は無理だと思っていた。でも、幸運なことに良いレースができたし、ミディアムタイヤで1ストップだけという良い判断をして、4ポイントを獲得することができた。レース中は応援席よりも空に集中していた。いくつかのコーナーは非常に暗い雲に覆われていたからね。雨が降れば僕たちの助けになるかもしれないと思っていたけど、残念ながら、最後まで雨は降らなかった。今日はオーバーテイクが難しかった。しばらくルクレールの後ろを走った。僕たちはまだ追い抜くための直線スピードが不足している。そこは僕たちが取り組んでいる部分だ。僕たちは自分たちのクルマの弱点がどこかを把握しているし、まもなく解決策を見つけられることを願っている。僕たちはここで良い進歩を果たしたけど、シーズンの最後まで厳しいバトルが続いていくことはわかっている。毎戦でポイントを獲得することが重要だし、ここまで5戦連続でポイントを獲得できている。今のところは満足している」

    9位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
    「厳しい午後だったけど、このようなコンディションで2ポイント獲得できたのは悪い結果ではないし、難しいレースの後、それなりに報われた。スタートは良かったけど、グロージャンの事故を避けるためにコースを外れなければならなかったし、多くのポジションを失った。他の多くのクルマの後ろに下がってしまい、全てが本当に複雑になった。その後、僕たちは正しい戦略判断をした。バーチャルセーフティカー時のピットインは特にね。でも、フェルスタッペンのクルマのデブリにヒットしてしまい、少しダメージを負ってしまった。多くのバイブレーションに苦しんでいたし、最後まで走り切れたのはラッキーだった。後方からスタートしてポイントを獲得できたのは良いことだけど、エステバンのリタイアは悔やまれる。今日は2台揃ってポイントを獲得できたと思うからね。改善しなければならないことはたくさんあるけど、モナコではもっと競争力があることを願っている」

    10位:シャルル・ルクレール (ザウバー)
    「再びポイント圏内でフィニッシュできて素晴らしい気分だ。トリッキーな気象条件によって特にタイヤマネジメント的にチャレンジングだったし、かなり面白いレースだった。僕たちはシーズン序盤からかなりの進歩を果たしているし、チーム全体がこの方向で頑張っていきたいと思っている。集中したままでいることが重要だ。次戦はモナコでの僕のホームレースだ。あの場所でのF1初レースをとても楽しみにしている」

    関連:【動画】 F1スペインGP 決勝 ハイライト

  • ロマン・グロージャン、次戦F1モナコGPで3グリッド降格ペナルティ

    ロマン・グロージャン、次戦F1モナコGPで3グリッド降格ペナルティ

    ロマン・グロージャンは、F1スペインGPのオープニングラップでニコ・ヒュルケンベルグとピエール・ガスリーを巻き込む事故を誘発した責任を問われ、次戦F1モナコGPで3グリッド降格ペナルティを科せられた。

    ロマン・グロージャンは、オープニングラップのターン3でコントロールを失ってスピン。後続のニコ・ヒュルケンベルグとピエール・ガスリーを巻き込んで3台がリタイア。マシンと破片を回収するためにしばらくセーフティカーが導入された。

    ロマン・グロージャンは、前を走っていたチームメイトのケビン・マグヌッセンが挙動を乱したことに対応してコントロールを失ったが、スピンを喫した後もスロットルを開けていたことで批判を受けている。

    ロマン・グロージャンは「やれることはあまりなかった」と Sky Sport にコメント。

    「ブレーキを踏んでいても、同じようにクルマはスライドしていだろう。スピンに対してスロットルを開けたままにして、誰にもぶつからないようにしようとした。それは人間のかなり普通の反応だ。クルマがその方向に進んだあとはとても難しかった」

    だが、ロマン・グロージャンがスピンした後もアクセルを踏み続けていたことについて質問されたニコ・ヒュルケンベルグは「あのシナリオでの彼の行動はあまりいただけないね。一般的に彼は週末の間に何度もスピンしているけど、全員がいる1周目はそれをするのに好ましいタイミングではない」とコメント。

    「ターン1とターン2はマシンが至るところにいてかなり混乱していた。ターン3では他のマシンに視界を遮られていてほとんど何も見えなかったし、最後の瞬間はスモークと僕の方に向かって突進してくるマシンが見えた。右に動いて避けようとしたけど、向こうのスピードが速すぎて、左リアのコーナーが全部持っていかれてしまった。それでおしまいだ」

    「リプレイ映像を確認したけど、あの状況では僕にできることは何もなかった。ロマンは単独スピンだったし、バレエダンサーのように回転しながら、他に2人を巻き込んだ。本当にフラストレーションを感じている」

    ピエール・ガスリーも、ロマン・グロージャンが“ブレーキを踏んでいたら、違った結末になっていたかもしれない”と同意し、恐ろしい事故だったと述べた。

    「完全に横になっていたし、スモークであまり見えなかった。衝撃の直前に彼が完全にストップしているのが見えたけど、どこにも行き場はなかった。ステアリングを話したけど、衝撃はかなり大きかった」

    事故後、スチュワードに聴取されたロマン・グロージャンは、他のマシンを回避するためにスロットルを開け続けたと説明したが、最終的にその行為が原因で次戦F1モナコGPでの3グリッド降格ペナルティを科せられることになった。

    スチュワードは「当該ドライバーは、他車を回避するためにコースを横切ることが最良の選択肢だと考えて決断したとスチュワードに説明した。当該ドライバーが他の選択肢を選んだ場合にマシンがどこで止まることになったかを考えるのは推測でしかないが、スチュワードは後続の集団が迫る前でコースを横切ることを彼が選んだことで接触が発生したと判断した」

    「加えて、映像を見直したところ、スチュワードは彼が横断を決断した際にマシンがコース左側のラインに沿っており、ほぼ完全にコース外に出ていたことも確認した。したがって、スチュワードは当該ドライバーを処分することを決定した」

    ロマン・グロージャンの裁定は、ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーがメディアの質疑応答に参加している際に伝えられた。

    ギュンター・シュイナーは「疲労している人の顔を蹴るようなものだ」と裁定についてコメント。ロマン・グロージャンは、オーバーテイクを失敗して他の2台に接触したわけでなく、彼のマシンが難しいポジションにあったことが原因だと指摘した。

    「彼には行き場がなかったし、『そこに留まっているか、通過するかを決断しなければならなかった』と言っていた。彼は通過することを選び、2人をノックアウトした。もし、その場に留まり続けていら、5台を巻き込んだかもしれない。わからないがね。あの位置は決して良い位置ではなかった。集団の真ん中だった」

    「私の見解では、スタート時のインシデントであり、その後に何をしようとも間違っているということになる。コースに戻りかけて、しかも、集団の真ん中になってしまえば、何とかして抜け出そうとするものだ。彼が真ん中に留まり続けて5台を道連れにしていたかどうかはわからない。彼らはそうなっていた方がよかったというのだろうか?」

    「よくあることのひとつだと思う。スタートで何かをやったわけではなく、ブレーキを遅らせたわけでも、誰かに突っ込んだわけでもない。彼のマシンがスピンを喫しただけだ。確かに、コースの中央にいるタイミングで加速するのは良くないことのように見えるだろうが、ほんの一瞬で判断を下さなければならず、彼は走り抜ける決断を下した」

    「巻き添えを食らった人たちには申し訳なく思っているが、彼らを道連れにしようとオーバーテイクを仕掛けたわけではないし、何かに向かってハンドルを切ったわけでもない。現時点で、彼の評判は最高というわけではないし、やるべきことでないことをすれば、容易にターゲットにされてしまうのかもしれない」

    ロマン・グロージャンは3グリッド降格グリッドペナルティに加え、2点のペナルティポイントを科せられた。これでロマン・グロージャンのペナルティポイントはこれで5点に達しており、12点に達した場合には1戦の出場停止処分が科せられる。

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    ・【動画】 ロマン・グロージャン、2台を巻き込む単独スピン
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  • 【動画】 F1スペインGP 決勝 ハイライト

    【動画】 F1スペインGP 決勝 ハイライト

    2018年のF1世界選手権 第5戦 スペインGPの決勝が13日(日)にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝。2位にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが今シーズン初の1-2フィニッシュを達成した。

    レースはオープニングラップから波乱。ロマン・グロージャン(ハース)がターン3で単独スピン。コースを横切る形となり、そこにニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)とピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が突っ込んで3台がリタイア。セーフティカーが導入された。

    その後もキミ・ライコネン(フェラーリ)、エステバン・オコン(フォース・インディア)、ストフェル・バンドーン(マクラーレン)がマシントラブルでストップ。合計6台がレースをリタイアした。

    優勝はポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン。スタートで首位をキープしたルイス・ハミルトンは、ファステストラップを連発して後続を引き離してレースをコントロール。ピットストップのタイミングを除けば、リードを失うことのない完璧なレース展開で前戦F1アゼルバイジャンGPに続いて今季2勝目。チャンピオンシップのリードを17ポイントに拡大した。

    2位にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが今季初の1-2フィニッシュを達成。コンストラクターズ選手権の首位に返り咲き、2位のフェラーリに27ポイント差をつけた。

    3位にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、エンドプレートが壊れたフロントウイングで走り切って今季初表彰台を獲得した。

    以下、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、ダニエル・リカルド(レッドブル)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、カルロス・サインツ(ルノー)、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、シャルル・ルクレール(ザウバー)がトップ10入り。アロンソは開幕から5戦連続でポイント獲得。ルクレールは前戦に続いてのポイント獲得となった。

    トロロッソ・ホンダは、ブレンドン・ハートレーが12位、ピエール・ガスリーはリタイアでレースを終えた。

    2018年 F1スペインGP 決勝 動画

    関連:F1スペインGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • ザウバー:シャルル・ルクレールが2戦連続ポイント獲得 / F1スペインGP

    ザウバー:シャルル・ルクレールが2戦連続ポイント獲得 / F1スペインGP

    ザウバーは、F1スペインGPの決勝レースでシャルル・ルクレールが2戦連続でのポイント獲得となる10位入賞。マーカス・エリクソンは13位でレースを終えた。

    シャルル・ルクレール (10位)
    「再びポイント圏内でフィニッシュできて素晴らしい気分だ。トリッキーな気象条件によって特にタイヤマネジメント的にチャレンジングだったし、かなり面白いレースだった」

    「僕たちはシーズン序盤からかなりの進歩を果たしているし、チーム全体がこの方向で頑張っていきたいと思っている。集中したままでいることが重要だ。次戦はモナコでの僕のホームレースだ。あの場所でのF1初レースをとても楽しみにしている」

    マーカス・エリクソン (13位)
    「ミディアムタイヤでのレース前半は強かったけど、ピットストップ直後にバーチャルセーフティカーが入ったのはちょっと不運だったし、本当にフラストレーションを感じた。第2スティントではソフトタイヤに苦しんだ。僕たちは戦いのなかにいたし、ポイントまでそこまで遠くなかったのでちょっと期待外れな結果だ。全体的にペースは良かったし、とても良い戦いや防御ができた。シャルルがポイントを獲得したのはチームにとって非常にポジティブなことだし、僕もモナコでは挽回する必要がある」

    関連:F1スペインGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • ハースF1チーム:ケビン・マグヌッセンが6位入賞 / F1スペインGP

    ハースF1チーム:ケビン・マグヌッセンが6位入賞 / F1スペインGP

    ハースF1チームは、F1スペインGPの決勝レースでケビン・マグヌッセンが6位入賞。ロマン・グロージャンはリタイアでレースを終えた。

    ケビン・マグヌッセン (6位)
    「本当に良いスタートが切れた。レッドブル勢と並んだけど、彼らの方がずっと速いことはわかっていたのであまり戦いたくはなかった。僕の仕事は7位に留まって、そこから落ち着いてレースをすることだった。1周目にうまく守れたと思うし、トラブルを避けることができたので満足している」

    「強力なパフォーマンスを発揮できたし、僕たちはバーレーンとここで獲得したようなポイントに値すると思う。毎戦でポイントを獲得していけるはずだし、僕たちにはそれができるクルマがある。いくつかのミスや事故によって定期的にポイントを獲得できていなかった。多くのポイントを稼げたのは良いことだ。コンストラクターズ選手権でより相応しいポジションに戻れたことにも満足している。このレベルを維持して、定期的にポイントを獲り続けていく必要がある」

    ロマン・グロージャン (リタイア)
    「あまり言うことはない。ターン3でリアエンドを失ってスピンを喫してしまった。映像を見れば、僕がチームメイトとの接触を避けようとしていたのがわかると思う。ケビンはちょっとふらついていて、スロットルを戻したら、クルマのコントロールが失われた。巻き込んでしまったドライバーに申し訳なく思う。クルマのコントロールを失ってやれることはあまりなかった。ケビンは良いレースをしたし、それはチームにとって良いことだ。僕は堅実なレースをしたい。でも、今日はそうではなかった」

    関連:F1スペインGP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • マクラーレン:アロンソが5戦連続でポイント獲得 / F1スペインGP

    マクラーレン:アロンソが5戦連続でポイント獲得 / F1スペインGP

    マクラーレンは、F1スペインGPの決勝レースでフェルナンド・アロンソが開幕戦から5戦連続でのポイント獲得となる8位入賞。ストフェル・バンドーンはリタイアでレースを終えた。

    フェルナンド・アロンソ (8位)
    「昨日の予選によって僕たちは今日スーパーソフトでスタートとなったし、最初の数周でいくつかポジションを稼いで、早めにピットインしてタイヤを交換する予定だった」

    「でも、ターン2でのインシデントによって1周目にいくつかポジションを失ってしまったし、その時点では今日はポイント獲得は無理だと思っていた。でも、幸運なことに良いレースができたし、ミディアムタイヤで1ストップだけという良い判断をして、4ポイントを獲得することができた。レース中は応援席よりも空に集中していた。いくつかのコーナーは非常に暗い雲に覆われていたからね。雨が降れば僕たちの助けになるかもしれないと思っていたけど、残念ながら、最後まで雨は降らなかった。今日はオーバーテイクが難しかった。しばらくルクレールの後ろを走った。僕たちはまだ追い抜くための直線スピードが不足している。そこは僕たちが取り組んでいる部分だ。僕たちは自分たちのクルマの弱点がどこかを把握しているし、まもなく解決策を見つけられることを願っている。僕たちはここで良い進歩を果たしたけど、シーズンの最後まで厳しいバトルが続いていくことはわかっている。毎戦でポイントを獲得することが重要だし、ここまで5戦連続でポイントを獲得できている。今のところは満足している」

    ストフェル・バンドーン (リタイア)
    「残念なレースの結末だった。終盤の戦いになると感じていたし、1ストップ戦略を採用して、ソフトタイヤでの第1スティントをかなり長く延ばしていた。僕たちはタイヤをうまく管理していたし、他に対して大きなタイヤデルタを築きたかった。自分たちがどの位置で終えられるかを正確に予想するのは常に難しいことだけど、最後にオーバーテイクするチャンスはたくさんあったと感じている。今シーズンで初めて良いスタートが切れた! 滑りやすいコンディションで多くのクルマがスピンしていたので、1コーナーでクルマを避けることが重要だった。レースを早めに終えることになった問題はまだ正確にはわかっていないけど、駆動を完全に失っていたのでギアボックスだと思う。それなりのレースがあったので悔やまれる。僕たちがここに持ち込んだアップグレードは間違いなく第一歩だ。特に予選で進歩を果たすことができた。でも、まだ道のりは長いし、改善を続けて、全てのレースで新しいパーツをもたらし続けていく必要がある」

    エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
    「今日のレースは期待していた結果ではなかったが、スタートでのレース展開やオーバーテイクの機会が著しく限られているトラックであることを考えれば、結果には満足すべきかもしれない。両方のドライバーが1周目の混乱をかなりうまく潜り抜けたが、それぞれ3つずつポジションを失ってしまったのは残念だった。ストフェルは献身的な走りをしてくれたが、彼のリタイアで我々の100%の信頼性記録は傷がついてしまった。原因については調査を続けている。フェルナドは母国のファンの前で力強いレースをしたし、スタートで失った3つのポジションを取り戻すために懸命に戦い、再びトップ10内にクルマを戻した。今日の競争は厳しいものだったし、運が味方しなかったチャレンジングなレースではあったが、それでも我々は貴重な4ポイントを獲得することができた。今週末に成し遂げたパフォーマンス向上を糧にモナコでは新たなスタートを切る。シーズンが進むなかでこれを維持していくことが目標だ」

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