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  • ルノー、F1スペインGPで新型燃料を投入・・・パワーアップに期待

    ルノー、F1スペインGPで新型燃料を投入・・・パワーアップに期待

    ルノーF1のチーム代表シリル・アビテブールは、来週末のF1スペインGPでパワーユニットに新たな配合された燃料を導入することを明らかにした。

    現在、ルノーF1はコンストラクターズ選手権5位につけており、先週末のF1アゼルバイジャンGPではカルロス・サインツがワークス参戦以来のベストリザルトとなる5位でフィニッシュ。継続した前進を目指している。

    「我々の進歩は様々な形でデータに明確に示されている。例えば、我々のポールとのギャップは昨年より半減している」とシリル・アビテブールは、ルノーのF1スペインGPプレビューで述べた。

    「ヨーロッパシーズンのスタートではそのパフォーマンスを統合する必要がある」

    「我々はスペインで新しい燃料によるエンジン面のステップとコース特性に合わせた空力調整によって助けられるだろう。それによる前進を期待しているが、他の多くのチームもアップグレードを持ち込むことは認識しているし、バルセロナは全員が熟知している」

    「我々はポイント、そして、コンストラクターズ選手権4位を追い求める必要がある。現在、それは我々の手の範囲にあるが、今後はもっと厳しいものになっていくだろう」

    ルノーは、F1スペインGPで空力アップデートを導入するが、ルノーの最高技術責任者を務めるボブ・ベルは、すでにバクーでアップデートパッケージを実装しており、論理的にはかなり少ないものになると語る。

    「伝統的にバルセロナは、すべてのチームがアップグレードをもたらしてきた場所であり、通常、大幅なアップグレードが投入される」とボブ・ベルはコメント。

    「今年、我々は最初の大きな空力アップグレードパッケージをバクーで導入した。バルセロナでは完全に新しいエレメントは少ないだろう」

    「小さいものもあれば、大きいものもあるが、我々は今後もレース毎にアップグレードを投入していく」

    「クルマのパフォーマンスは、冬季テストで考えていたよりもはるかに向上している。我々には非常に安定したプラットフォームがある。それは開発のための素晴らしい土台であり、シーズンが進むにつれて、クルマをどんどん改善していく」

    「自信はあるし、我々は望んでいる位置を争えると信じている。決して簡単なことではないし、激しい戦いになるだろう。我々は開発を進め、残りのミッドフィールドの前にいるためにシーズンを通して懸命にプッシュしていかなければならない。我々は堅実な基盤のある良い位置にいる」

    ルノーはBP/カストロールと緊密な技術提携を結んでおり、燃料の開発をプッシュしている。マクラーレンは今年BP/カストロールを使用しているため、今回の新しい燃料が適用されるはずだが、レッドブル・レーシングはエクソンモービル製のため、その恩恵は受けられない。

  • 【MotoGP】 ヤマハ:第4戦 スペインGP 初日レポート

    【MotoGP】 ヤマハ:第4戦 スペインGP 初日レポート

    Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスは、ヘレス・アンヘル・ニエト・サーキットで開催されるスペインGPをスタート。初日のフリープラクティス1・2は、決勝用のセッティングに取り組みそれぞれ9番手と12番手で終えた。

    午前中に行われたFP1、バレンティーノ・ロッシは開始早々にトップ3につけると、その後はマシンバランスの向上を目指してセッティングを行うなかで、さらにラップタイムを更新し一時トップに浮上した。

    しかし終盤は順位を下げて6番手。トップに0.220秒差の1分39秒488でセッションを終了した。午後からのFP2でも引き続きセッティングに集中し、最後の10分でいつものようにタイムアタックを行うと1分39秒248とし順位は9番手。総合順位でもトップから0.634秒差の9番手となった。

    一方、FP1に臨んだマーベリック・ビニャーレスは、なかなかペースが上がらない状態が続いた。そのなかでも地元ファンを喜ばせようと16ラップを走り切り、少しずつフィーリングをつかむと、終盤でアタックを試みトップから0.291秒差の9番手とした。マーベリック・ビニャーレスはFP2もセッティングに集中し、ラップタイムでは1分39秒514で10番手につけたが、総合順位は12番手。トップとの差は0.900秒だった。

    ヨーロッパへ戻って第4戦スペインGPのフリープラクティスに臨んだMonster Yamaha Tech3、FP1から好調だったヨハン・ザルコがFP2でもさらに1秒近く更新し、ヤマハ勢トップの3番手で初日を終えた。トップとの差はわずか0.091秒だった。

    一方、今週月曜日にサイクリングのトレーニング中に転倒し、打撲を負っての走行となったハフィス・シャーリンは、第2セッションで1.586秒更新するなど健闘し24番手につけ初日を終えた。

    Movistar Yamaha MotoGP
    バレンティーノ・ロッシ (フリー走行総合9番手/1分39秒248)
    「午前中はまだ少し涼しかったのでそれほど悪くありませんでしたが、午後になって気温が上がってくると苦しくなりました。マシンのバランスに問題があり満足できる状態を目指して作業に取り組みましたが、同時に何周か走るとグリップが失われペースを落とさなければならなくなる状況だったのです。厳しい状況ではありますが、まだ初日。今後も作業を続けて改善を目指します」

    マーベリック・ビニャーレス (フリー走行総合12番手/1分39秒514)
    「今日のフィーリングはベストなものではありませんでした。前回のオースティンではかなり良くなったと感じていたのですが、こちらへ来てからまた問題が再発し、マシンの挙動が非常に激しくなっています。これを解決するためには作業に集中して懸命にプッシュしていくだけ。それしか前へ進む方法はありません。バレンティーノも同様の問題を抱えているようで、ふたりのラップタイムはとても似ています。ともに問題解決に取り組みます」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「私たちは今年初旬のテストに参加していなかったので、初めは苦労するだろうと想像していました。路面が新たに舗装されており、ふたりのライダーがその状態についてしっかり報告してくれていますが、路面は良くなっているもののグリップはそれほどでもありません。以前と同様、気温によってラップタイムが大きく変化してしまうのです。今日はFP1・2ともに、できるだけ多くのデータを収集するために時間を割き、様々なセッティングとタイヤスペックを試しました。最後にタイムアタックのためソフトコンパウンドを使用しましたが、残念ながらうまくいきませんでした。スピードもペースも上げていかなければなりませんが、レースのなかではペースがより重要です。あと2セッションが残っていますが、エンジニアが必ず良い解決方法を見つけ出してくれると信じています」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ (フリー走行総合3番手/1分38秒705)
    「順調なスタートを切ることができてとてもハッピーです。FP1から好調で、FP2ではタイヤテストを行いましたがフィーリングは上々で、いろいろとトライするごとに調子が上がっていきました。明日もこのまま作業を続け、さらに上を目指していきたいと思っています。天気は良さそうなのできっとうまくいくでしょう。決勝に向けてしっかり準備を整えていきます」

    ハフィス・シャーリン (フリー走行総合24番手/1分40秒488)
    「マシンのフィーリングはとても良かったのですが、私自身は太腿の左側に痛みが残っていて100%のコンディションではありませんでした。このような状況のときには、まず自信を取り戻すことが重要。それと同時にマシンパワーをうまくコントロールするためのポジションを探さなければなりませんでした。いずれにしても今日のところは私に問題がありました。身体をよく休めて明日に向けて準備をし、最大限の力を尽くせるようがんばります」

  • 【MotoGP】 ホンダ:第4戦 スペインGP 初日レポート

    【MotoGP】 ホンダ:第4戦 スペインGP 初日レポート

    ヨーロッパラウンドの初戦となったMotoGP 第4戦スペインGPのフリー走行は、ホンダ勢が好調なスタートを切った。前戦アメリカズGPで転倒し、再スタートを切るもノーポイントに終わったカル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)が、1回目のセッションで8番手につけると、2回目のセッションでトップに浮上。今シーズンはウインターテストから好調で第2戦アルゼンチンGPでは2年ぶりの優勝を達成し総合首位に浮上したクラッチロー。前戦アメリカズGPがノーポイントに終わったため総合4位にダウンするも、再び、勢いを取り戻した。昨年の大会では予選3番手。今年はポールポジションを狙う。

    第2戦アルゼンチンGPで右手を負傷したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が好調なスタートを切った。午前中は右手の回復とマシンの状態などを確認しながら走行して14番手だったが、午後のセッションでは一気にタイムを上げて2番手に浮上。地元ファンを沸かせた。昨年の大会ではポール・トゥ・ウインを達成しているペドロサ。土曜日の予選では2年連続ポールポジションを目指す。

    前戦アメリカズGPで今季初優勝を達成したマルク・マルケス(Repsol Honda Team)も順調なスタートを切った。1回目、2回目ともに順調にラップを刻み、セッションのほとんどでトップにつけま。しかし、セッション開始からタイヤを換えずに連続周回を行ったため、1回目はドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)にトップタイムを譲り、2回目は連続周回を行っている最中に転倒を喫し5番手へとポジションを落とした。ただ、1分39秒台前半の連続ラップは、ペドロサとともに優勝候補の筆頭。土曜日の予選に注目される。

    好調なスタートを切ったホンダ勢。土曜日の予選では、クラッチロー、ペドロサといったホンダ勢同士のポールポジション争いになることが予想され、2年連続でのフロントロー独占が期待される。

    アルゼンチンGP、アメリカズGPと2戦連続でポイントを獲得している中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、ルーキー勢トップの17番手で初日のフリー走行を終えた。今大会は、トップタイムをマークしたクラッチローから1秒差に15台がひしめく大接戦。ソフトタイヤでタイムを伸ばせないのが課題となった中上ですが、連続周回では手応えある走りとなった。

    フランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、ポジション的には満足のいくものではなかったが、着実にセットアップを進め、タイムも短縮して21番手。チームメートのトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)も23番手だったが、土曜日に向けて着実にセットアップ進め、予選でのタイム短縮とポジションアップが期待される。

    カル・クラッチロー(MotoGP 1番手)
    「マシンの感触はいいです。路面は11月にテストをしたときと違います。11月は寒くて非常にグリップがよかったのですが、今日はかなり滑りやすい状態でした。とは言っても、かなりいいラップタイムが出せそうでした。リアタイヤはソフトでもミディアムでも持ちはよさそうです。明日も使う予定です。でもレースタイヤになるのではないかと思うハードも試してみる必要があります。マシンには十分に自信があります。今日は違うセッティングにもトライしました。今年初めてウイングを付けてみましたがあまりいいフィーリングではありませんでした。風が強くて、コンディションが合わなかったようです。ウイングに取り組む時間がなかったので、セットアップもあまり進みませんでした。でもマシンの感触はいいです。再びトップになることができてうれしいです。明日もいい一日にするため、今夜チームと一緒に今日の内容を分析します。明日はフロントローを獲得できることを願っています」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)
    「午前中は手の状態を確かめるためにゆっくりスタートしました。そこから少しずつペースを上げていきました。午後のセッションでは、かなりプッシュできるようになりました。まだ100%ではありませんが、前回のレースよりよくなっています。前戦アメリカより激しく動かせるようになりました。マシンの上でもっと動くために、ポジションを選ぶことができるようになりました。まだ力が完全ではないので、思ったように走れていません。とにかくFP2はうまくいきました。そしてどこを改善すればいいのかということもわかりました。明日それが達成できることを願っています」

    マルク・マルケス(MotoGP 5番手)
    「初日としては全体的に満足しています。いい仕事ができたと思います。ユーズドタイヤでかなり周回できました。これはレースのことを考えたら重要なことです。すでに27周走ったフロントタイヤで最後に転倒してしまいましたが、この転倒は僕のミスです。コーナーでのブレーキングが遅すぎたためです。Honda勢が強い走りをしています。特にダニは強いので、もっと近付けるようにがんばります。明日の予報では、さらに気温が上がりそうですが、タイヤがどう反応するのか興味深いです。いいペースを維持して、正しいと思っているこの方向性を維持したいです。このサーキットは僕にとっては少し難しいのですが、今年のマシンの感触はよいです。表彰台、そして優勝争いに向けて準備はできています」

    中上貴晶(MotoGP 17番手)
    「今日は1分39秒台後半から40秒台で連続周回ができました。レースに向けては悪くないと思うのですが、ソフトを入れたときに、グリップを活かす走りができていないのが明日に向けての課題となりました。昨年11月のテストに比べてアスファルトが変わり、路面温度も気温も高かったので、僕だけじゃなく全体的にタイムは出ませんでした。今回は、11月のテストに比べてエンジンのパワーを2ステップ、3ステップ上げてのマッピングになっています。アクセルの開け始めや加速で違いを感じます。レースとテストで経験値が上がっている分、パワーを使える仕様になってきていると感じています」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 21番手)
    「今日の仕事には満足しています。特にラップタイムが向上しました。これはレースに向けてポジティブです。明日さらに力強くなれるポテンシャルがあると思います。午後のセッションでは風が少し強くなりました。しかし、レースに向けて改善できるよう、落ち着いて取り組みました」

    トーマス・ルティ(MotoGP 23番手)
    「このサーキットはMotoGPのマシンでは、かなり小さく感じます。コーナーは高速になり、休む暇もありません。でもいいサーキットです。路面も新しくなり、今回初めて走りますが、スムーズでグリップがあります。また、ハードに加速しなければならないコーナーが多く、ウィリー対策が必要になります。午後は気温が上がり、かなり感触が変わったので、レースのセットアップでは役立つデータを得ることができました」

  • 【MotoGP】 第4戦スペインGP:カル・クラッチローが初日トップ

    【MotoGP】 第4戦スペインGP:カル・クラッチローが初日トップ

    MotoGP 第4戦スペインGPのフリー走行2回目が4日(金)、ヘレス・サーキットで行われ、カル・クラッチロー(LCR・ホンダ)トップタイムをマーク。10戦ぶりに初日総合1番手に進出した。

    気温21度、路面温度34度のドライコンディションの中、カル・クラッチローは1分38秒614を記録。2番手には0.028秒差でダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、3番手には0.091秒差でヨハン・ザルコ(ヤマハ・テック3)、4番手には0.095秒差でアンドレア・イアンノーネ(スズキ)が続いた。

    マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、6コーナーで今季3度目の転倒を喫して、0.249秒差の5番手。

    フリー走行1回目にトップタイムを記録したアンドレア・ドビツィオーゾ(ドゥカティ)は0.454秒差の6番手。以下、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、ジャック・ミラー(アルマ・プラマック)、バレンティーノ・ロッシとマーベリック・ビニャーレスのモビスター・ヤマハ勢がトップ10入り。

    中上貴晶(LCR/ホンダ)は1.080秒差の15番手。トップ13が1秒以内、21人が1.5秒以内と接戦となっている。

    2018年 MotoGP 第4戦 スペインGP フリー走行2回目 結果

    順位 No. Rider Team Time
    1 35 カル・クラッチロー LCR・ホンダ・カストロール 1分38秒614
    2 26 ダニ・ペドロサ レプソル・ホンダ・チーム 1分38秒642
    3 5 ヨハン・ザルコ モンスター・ヤマハ・テック3 1分38秒705
    4 29 アンドレア・イアンノーネ チーム・スズキ・エクスター 1分38秒709
    5 93 マルク・マルケス レプソル・ホンダ・チーム 1分38秒863
    6 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ドゥカティ・チーム 1分39秒068
    7 99 ホルヘ・ロレンソ ドゥカティ・チーム 1分39秒076
    8 43 ジャック・ミラー アルマ・プラマック・レーシング 1分39秒102
    9 46 バレンティーノ・ロッシ モビスター・ヤマハ MotoGP 1分39秒248
    10 25 マーベリック・ビニャーレス モビスター・ヤマハ MotoGP 1分39秒514
    11 44 ポル・エスパルガロ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分39秒541
    12 17 カレル・アブラハム アンヘル・ニエト・チーム 1分39秒541
    13 42 アレックス・リンス チーム・スズキ・エクスター 1分39秒575
    14 36 ミカ・カリオ レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分39秒661
    15 30 中上貴晶 LCR・ホンダ・イデミツ 1分39秒694
    16 9 ダニロ・ペトルッチ アルマ・プラマック・レーシング 1分39秒723
    17 53 ティト・ラバット レアーレ・アビンティア・レーシング 1分39秒888
    18 38 ブラッドリー・スミス レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング 1分39秒948
    19 21 フランコ・モルビデリ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分39秒951
    20 19 アルバロ・バウティスタ アンヘル・ニエト・チーム 1分39秒969
    21 41 アレイシ・エスパルガロ アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分40秒003
    22 12 トーマス・ルティ エストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS 1分40秒241
    23 55 ハフィス・シャリン モンスター・ヤマハ・テック3 1分40秒488
    24 45 スコット・レディング アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ 1分40秒536
    25 10 ザビエル・シメオン レアーレ・アビンティア・レーシング 1分40秒663
  • 【MotoGP】 ヤマハ:第4戦 スペインGP プレビュー

    【MotoGP】 ヤマハ:第4戦 スペインGP プレビュー

    Movistar Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシはヨーロッパへ戻り、スペインのヘレスサーキットで開催される2018シーズン第4戦に出場する。

    シーズン初のホームレースに臨むマーベリック・ビニャーレスは、地元ファンとの再会を楽しみにしている。2週間前のアメリカズGPでは2位を獲得してランキング3位へ浮上。トップにわずか5ポイント差と迫っており、熱い声援を受けて一気にその差を詰めたいところ。

    スペインGPでは2013年にMoto3で優勝を飾っているが、2016年、2017年のMotoGPでは2年連続で6位と、今年は5年ぶりの表彰台獲得を目指す。

    ヨーロッパラウンドのスタートを楽しみにしているバレンティーノ・ロッシは、第3戦終了時点でランキング7位となっているが、YZR-M1のフィーリングは着実に向上。今回はここまでの成果を再確認するとともに、マーベリック・ビニャーレス同様、表彰台を目標に戦いに挑む。へレスサーキットでは最高峰クラスで7勝(2001年、2002年、2003年、2005年、2007年、2009年、2016年)。そのほか2位2回(2008年、2014年)、3位2回(2010年、2015年)など数多くの好成績を残している。

    1986年に建設され、その翌年に初めてグランプリを開催。好天と景色の美しさで知られるヘレスはライダーにもファンにも愛されており、毎回、観客席を埋め尽くす熱狂的ファンがすばらしい雰囲気を作り出す。自然の円形劇場のようになっているため全景を見渡すことができ、多くの高速コーナーやブレーキングポイントでのオーバーテイクを見逃すこともない。

    カタール、アルゼンチン、アメリカと開幕以来、好調を維持しているMonster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコとハフィス・シャーリン。ヨハン・ザルコはMotoGPデビュー戦の2017年カタールGPこそポイント圏外に終わっているが、それ以降は毎回ポイントを獲得し続けて、今回で21戦目を迎える。一方、チームメイトのハフィス・シャーリンは前回アメリカGPでリタイアしたものの、依然としてルーキー・トップの座を守りシーズン4戦目に挑む。

    Movistar Yamaha MotoGP
    マーベリック・ビニャーレス
    「オースティンで表彰台に上ることができてとてもうれしく、一気に気分を換えることができました。今は次のレースに集中し、非常にポジティブな気持ちでいるので、昨年のシーズン序盤と同じようなフィーリングを取り戻すことができそうです。昨年のヘレスではフロントタイヤの問題に悩まされて苦戦しました。でも今年は徐々に良い状況になってきていますし、これからさらにハードワークを続けて表彰台を目指します。路面が新たに舗装されてグリップが上がっていることもよい材料です。ホームグランプリのひとつめ、そして大好きなコースのひとつ、ヘレスでのレースを心待ちにしています。優勝を目標にプッシュします。ファンのサポートも大きな助けになるでしょう」

    バレンティーノ・ロッシ
    「ヨーロッパへ戻るのはうれしいです。ここまでの3戦はあまり順調ではありませんが、常に前向きな気持ちでがんばってきました。おかげでM1も少しずつ改善されてきたので、そのことをしっかり把握するためにもここはとても重要なコースだと考えています。昨年はかなり苦戦しましたが、今年は良くなってきています。何度もいいレースをしてきたこのコースで、今年もまた表彰台目指します。チームのみんなと協力し合い、ベストなセッティングを見つけ出し、新しい路面の感触を確認するためにハードワークに励みます。決勝翌日の月曜日には重要なテストもあるので、チャンピオンシップの状況を好転させるためにベストをつくします」

    マッシモ・メレガリ (チームディレクター)
    「3戦を終えついにヨーロッパへ戻ります。これでようやくチームの全員が顔を揃えることになるので、とてもうれしい気持ちです。このことがここヘレスの雰囲気をより一層、すばらしいものにしているのでしょう。また、多くのファンが詰めかけて大声援をおくってくれるおかげで、レースがとても特別なものとなるのです。ふたりのライダーも体調をしっかり整えて準備は万端です。昨年は苦労しましたが、この数週間でYZR-M1が進化しているので、それを確認しながら上位を狙っていきたいと考えています。決勝翌日にはIRTA公式テストもあり忙しい週末になりそうです。できるだけ多くの仕事をこなせるよう努力を続けます」

    Monster Yamaha Tech3
    ヨハン・ザルコ
    「ヘレスサーキットはおそらく誰もが大好きで、私自身もいつもエンジョイできるコースです。昨年のことはよい思い出になっていますが、今年はそれ以上の成果をあげることが目標です。マシンの状態は上々。私自身はアメリカGPのあとしばらく時差に悩まされ、とくに今回は症状がひどかったので回復までに2日間もかかってしまったのですが、今は十分に回復しています。またマシンに乗れるのがうれしく、レースが楽しみでなりません。勝利を信じ、表彰台獲得を心に誓ってレースウイークに臨みます」

    ハフィス・シャーリン
    「ヘレスでのレースを楽しみにしています。体調は日に日によくなっていますし、それと同時に、ビッグバイクの乗り方もだんだんわかってきました。前回のテキサスは残念な結果になりましたが、あのあともう一度、自転車やダートバイクでトレーニングに励みました。だから今は十分に準備を整えてスタートを待つばかりです。アメリカGPでのミスを2度と繰り返さないように、そしてまたポイントを獲得できるようがんばります」

    エルベ・・ポンシャラル (チームマネジャー)
    「アメリカから帰る途中、数日間オフィスで過ごし、身体と心を休ませて準備を整えました。ヨーロッパラウンドはこれまでの3戦とはまったく異なるものです。ヘレスはすばらしいサーキットで、熱烈なファンが大歓声で迎えてくれますし、レース自体もエキサイティングで特別な場所なのです。われわれMonster Yamaha Tech3はここまで非常に順調で、第3戦を終えてヨハンがC・クラッチローとトップタイ、ハフィスがルーキートップに立っています。昨年はここでヨハンとYZR-M1がすばらしい走りを見せてくれました。序盤でレースをリードし、M・マルケスとバトルし、J・ロレンソと表彰台を争って僅差で逃しています。今年もこのような活躍を期待しています。ハフィスも同様です。前回のテキサスでノーポイントに終わりとても残念がっていましたが、予選は好調でしたし、決勝もあの瞬間まではハイペースでいい走りを見せてくれていました。今回も同様に速さをアピールし、ルーキーたちとバトルを展開してほしいと思います。ヨーロッパにおいては、スペインが彼にとっての拠点です。大勢のファンがいますし、’El Pescao’のニックネームも持っています。だからスペインGPは第2のホームGPのようなものなのです。最初の3戦には参加できなかったスタッフも含め、ようやくMonster Yamaha Tech3が全員揃ってのシーズンがスタートします」

  • 【MotoGP】 ホンダ:第4戦 スペインGP プレビュー

    【MotoGP】 ホンダ:第4戦 スペインGP プレビュー

    MotoGP 第4戦スペインGPが、5月4日(金)から6日(日)までの3日間、イベリア半島の南西部に位置するヘレス・サーキットで開催される。同サーキットは一周4.423km。バラエティーに富んだ大小13のコーナーのすべてがパッシングポイントと言っても過言ではなく、毎年、厳しい戦いが繰り広げられる。

    ヘレスは、1987年に初めてグランプリが開催された。以来、スペインGPの舞台として定着した。同地で開催されるのは今年で31回目となる(88年はハラマで開催)。

    ヘレスのあるアンダルシア地方は、一年を通じて温暖な気候で、今年もMoto2クラスとMoto3クラスのウインターテストが行われた。MotoGPクラスの公式テストは行われなかったが、Repsol Honda Teamは開幕戦カタールGP後にプライベートテストを実施、スペインGPに向けて準備を進めている。とは言え、各チームともにデータは豊富で、初日からレベルの高い走りが繰り広げられることは間違いない。

    Hondaは、これまでヘレスで通算21勝を達成している。2012年はケーシー・ストーナー、13年はダニ・ペドロサ、14年はマルク・マルケスとRepsol Honda Teamが3年連続で優勝した。さらに、15年、16年は、マルケスが3位、2位と表彰台に登壇。昨年はペドロサがポール・トゥ・ウインを達成し、マルケスが2位。06年から12年連続でRepsol Honda Teamの選手は表彰台に立ち、連続表彰台記録を更新した。今年は2年連続スペインGP制覇と同大会で通算22度目の優勝を目指す。

    3戦を終えて総合2位のマルク・マルケスは、スペインGPでは、MotoGPクラスにデビューした13年から表彰台に立ち続けてきた。13年は2位、14年に優勝、15年2位、16年3位、昨年の大会では2位なり、12年のMoto2クラス時代の2位を含めて6年連続で表彰台に立ち、地元スペインのファンの期待に応えてきた。今年は14年以来となるスペインGP制覇と前戦アメリカズGPからの今季2勝目に挑む。

    チームメートのダニ・ペドロサは、前戦アメリカズGPでは、アルゼンチンGPで転倒負傷した右手のケガが完治していない状況で予選9番手、決勝7位と熱走を見せました。1週間のインターバルを経て、右手の状態はさらに回復しており、今大会は右手の状態を確認しながら、2年連続ポール・トゥ・ウインを目指す。ペドロサは、06年に最高峰クラスにデビューしてから13年まで9年連続で表彰台に立って来た、しかし、15年は腕の手術のために同大会を欠場。16年は4位と表彰台から遠ざかった。しかし、昨年はすばらしい走りを見せて、08年、13年に続きスペインGPで3度目の優勝を果たした。今年もマルケスとの優勝争い、そして1-2フィニッシュが期待される。

    カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、3戦を終えて総合4位。今年は開幕戦カタールGPで4位、第2戦アルゼンチンGPで今季初優勝と順調なシーズンスタートとなった。しかし、第3戦アメリカズGPは転倒再スタートで19位と悔しいレースに終わったた。昨年のスペインGPも予選3番手とフロントローから決勝に挑むも転倒リタイア。今大会は、前戦アメリカズGPと昨年のスペインGPの雪辱に挑む。

    昨年のMoto2チャンピオンでルーキーのフランコ・モルビデリ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)が、2戦ぶり3回目のポイント獲得に挑む。前戦アメリカズGPではコンディションの悪い路面にセットアップを合わせられず苦戦した。今大会は走りなれたサーキットだけに、開幕戦カタールGPの12位をしのぐベストリザルトに挑む。

    第2戦アルゼンチンGPで13位、前戦アメリカズGPで14位と2戦連続でポイントを獲得し総合18位の中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)は、3戦連続ポイント獲得とベストリザルトを目指す。

    モルビデリ、中上と同じく今季MotoGPクラスにデビューのトーマス・ルティ(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、3戦連続でポイント獲得にあと一歩に迫っている。今大会は初ポイント獲得に向けて全力を尽くす。

    昨年の大会でHonda勢は、フロントローを独占、決勝では1-2フィニッシュした。スペインGPは、メーンスポンサーのRepsol、そしてRepsol Honda Teamにとってホームグランプリとなる。地元スペインのファンの期待と声援の中で、2年連続フロントロー独占、そして今年は、表彰台独占にチャレンジする。

    マルク・マルケス(MotoGP 総合2位)
    「テキサスでのすばらしい週末とすばらしい結果に続いて、今週はスペインに向かいます。これからヨーロッパで新しい戦いが始まります。すべてのチーム、そしてライダーのレベルを見ることになります。ヨーロッパのサーキットは、それぞれ個性があり、序盤の3戦に比べて、より『伝統的』です。ヘレスはオースティンのようなサーキットと違い、タイトで低速で難しいサーキットです。オースティンではいいセットアップがありました。ヘレスのようなサーキットでもいいベースを見つけることが重要になっていきます。3月末にヘレスでテストを行っているのでポジティブなメンタルで向かうことができます。地元の観客と僕のファンクラブの前でレースをすることは、もちろん雰囲気はよくモチベーションも上がります。引き続き一生懸命取り組み、安定性を高めることに取り組みたいです。これがタイトル争いでは非常に重要になってきます。(アンドレア)ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)は昨年同様、手強いライバルになると思います。とにかく、今年はマシンの感触はとてもいいです。カタールやアルゼンチン、そしてオースティンでも常に自信がありました。これは最も重要なことです。チャンピオンシップではわずか1ポイント差なので、この調子でがんばらなければなりません」

    カル・クラッチロー(MotoGP 総合4位)
    「オースティンではDNFとなりましたが、総合順位はまだ4位なので悪くはありません。昨年のヘレスでは予選3番手と好調だったのですが、レースは完走できませんでした。このサーキットではホンダに大きなポテンシャルがあるので、今週末も引き続き一生懸命チームと取り組みたいです。チャンピオンシップはとても長く、強いライダーがたくさんいるので、ポイント圏内でフィニッシュすることがとても大事になってきます」

    ダニ・ペドロサ(MotoGP 総合11位)
    「ヘレスのレースが楽しみです。ようやくヨーロッパに戻ってきました。手首を治すのに1週間のインターバルがあったので、これが自分のライディングの助けになることを願っています。この前のレースでポイントを獲得できたことはとても重要なことでした。へレスでもまた、ベストを尽くします。金曜日には手の痛みが減少していることを期待しています。ファンに囲まれた大好きなサーキットで、十分な力が戻り、できる限りいい走りができることを願っています」

    フランコ・モルビデリ(MotoGP 総合17位)
    「ヨーロッパへ戻ります。そして、再びヘレスでレースをするのが楽しみです。このサーキットで行われた11月のテストに参加できなかったのは残念ですが、クルーがそこで仕事をしていたのはポジティブなことです。また、チーフクルーがヘレスでRC213Vに乗った経験があることもポジティブなことです。これで少し高いレベルから週末をスタートできることを願っています。オースティンでは土曜日も日曜日も前進できなかったので、ヘレスではそうならないようにしなければなりません。毎日一歩前進して、日曜日にポイントを獲得することを目標としたいです」

    中上貴晶(MotoGP 総合18位)
    「オースティンはポジティブな週末でした。総合順位でさらにポイントを獲得できたのは僕にとってもチームにとってもとてもいいことでした。しかし、14位以上を獲得できることを願っていたので、ちょっと残念でした。今回はトップ10を目指します。ここまで、僕の学習過程はかなりうまく進んでいます。常にチームとホンダのサポートを頼りにしています。でもMotoGPマシンではすべてのサーキットが初めてなので、毎周経験を積むために走っています。ヘレスでは、これまでいい結果も悪い結果もあるので、どうなるか自分でもわかりません。金曜日にどうなるか様子を見たいです」

    トーマス・ルティ(MotoGP 総合22位)
    「オースティンの難しいレースを終え、今週末のヘレスでは自信を取り戻すことが重要になってくると思います。このサーキットは以前テストを行ったところで、アルゼンチンやオースティンと比べるとデータも経験もあります。へレスはパワーをコントロールすること。そして、コーナーの出口でウィリーしないようにマシンをコントロールすることが重要になります。それに集中して取り組みたいです。今週末の一番の目標はマシンに関してまた一歩前進することです」

  • マクラーレン、F1スペインGPで導入の“Bスペック”の改善に弱気

    マクラーレン、F1スペインGPで導入の“Bスペック”の改善に弱気

    マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、F1スペインGPで導入する“Bスペック”レベルの大幅アップデートについていつもとは対照的に弱気なコメントをしている。

    今年、ホンダからルノーにパワーユニットを変更したマクラーレンだが、開幕4戦連続でポイントを獲得してはいるものの、予選ではまだQ3進出を果たせておらず、シーズン前に掲げていたトップ3チームへの挑戦という点ではほど遠いパフォーマンスとなっている。

    冬季テストで開発が遅延したマクラーレンは、次戦F1スペインGPで“Bスペック”レベルの大幅なアップデートを投入するとされており、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエはそれこそが“2018年F1マシン『MCL33』の真の姿”だと以前に述べていた。

    しかし、スペインGPが近き、エリック・ブーリエの言葉はややトーンダウンしている。

    「バルセロナでは新しい方向性が導入される」とエリック・ブーリエは El Confidencial にコメント。

    「だが、他の全員の前に飛躍することは期待できない。バルセロナにはパドックの95%が新しい空力パッケーッジを持ち込むと思うので、その差は同じ、もしくはいくつか順位を下げるか、または少しゲインを得られるくらいだろう」

    「我々の進化が機能し、我々自身の期待に応えられるかは我々の責任だ。他が同じことをできていないことを願おう」

  • 【F1】 Twitterでレース終了後にライブ番組の配信を開始

    【F1】 Twitterでレース終了後にライブ番組の配信を開始

    F1は、第5戦スペインGPからレース終了後にTwitterでポストレース番組『Twitterライブショー』をライブ配信することを発表した。

    Twitterライブショーは表彰台のセレモニーが終了した後にF1公式アカウント(@F1)で配信され、ウィル・バクストンが司会、元F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグがレース分析やドライバー、チーム代表へのインタビューを行う。

    ニコ・ロズベルグは「F1のファン、そして将来のファンとを繋ぐ重要なチャンネルとしてデジタルに新しいF1の方向性を見れるのは嬉しいことだ」とコメント。

    「F1から参加を依頼されたときは、このプラグラムに参加できることを嬉しく思った。僕はF1を愛しているし、デジタルエンゲージメントを通じてF1を成長させることができると信じている。Twitterライブショーは素晴らしい一歩だ」

    F1のデジタルおよびニュービジネスのディレクターを務めるフランク・アルゾファーは「Twitterにおけるファンのエンゲージメントと収益化戦略を拡大する新たなイニシアチブを発表できることに興奮している」とコメント。

    「Twitterからはレース週末の会話を延長するためのオリジナルコンテンツを共同制作することを念頭において早い段階から提案があった」

    「彼らのプラットフォームが世界的なライブイベントの会話を促進することにおいていかに優れているかを考えれば、戦略的なフィット感は完璧なものだった。我々は2018年にこの番組で彼らとパートナーシップを実施していることに興奮している」

    F1のオーナーであるリバティメディアは、今後Twitterとのパートナーシップが今後ソーシャルネットワークにおけるF1のライブ配信の独占的なライセンスにまでを拡大していくことになるだろうと述べた。

    「全グランプリでTwitterのビデオクリップを介してハイライトが配信され、ファンには広範囲なハイライト、広告主にはF1ファンサイトの規模を拡大する機会を提供することになるだろう」