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  • ブレンドン・ハートレー 「Q2へ進むことが叶わずとても残念」

    ブレンドン・ハートレー 「Q2へ進むことが叶わずとても残念」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1ドイツGPの予選を18番手で終えた。

    ブレンドン・ハートレーは1分14秒670で1回目のアタックを終了。前日のベストタイムを更新するものの、ポジションは下位にとどまる。セッション終盤、Q1突破をかけて2回目のアタックを行い、1分14秒045とタイムを伸ばすものの、ポジションは18番手に終わり、Q2進出を果たすことはできなかった。

    「Q2へ進むことが叶わず、とても残念だ」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「セッション自体はスムーズに進めることができたが、最初の周回の感触がよかったのでアタックラップに1周で進めることにした。あとから考えてみれば、コースの状況がよくなることを期待して2周後にアタックをすればよかったのかもしれない。さらに、ウルトラソフトでペースをつかむのが今日はとても難しかったように思えた」

    「でも、プラスに考えると、レースシミュレーション中では中団チームの中で最も速いチームだったので、決勝のロングランではもっといい結果を出せると信じている」

    関連:F1ドイツGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

  • ホンダF1 「非常に残念な予選結果。早急な分析と改善が必要」

    ホンダF1 「非常に残念な予選結果。早急な分析と改善が必要」

    ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1ドイツGPのトロロッソ・ホンダの予選を振り返った。

    F1ドイツGPの予選でトロロッソ・ホンダは2台揃ってQ1で敗退。ピエール・ガスリーは1分13秒749で17番手、ブレンドン・ハートレーは1分14秒045で18番手だった。

    「今日の午前のプラクティスセッションはウェットコンディションとなり、予選に向けての準備としてはあまりいい形ではありませんでした」

    「ただ、それはどのチームにとっても同じですし、言い訳にはならなりません」

    「予選結果は非常に残念なものですし、この状況を立て直すためにチームとともに早急に分析を行い、パッケージの改善に向けて全員で懸命に努力する必要があると感じています」

    関連:F1ドイツGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

  • トロロッソ・ホンダ:F1ドイツGP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1ドイツGP 金曜フリー走行レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1ドイツGP 初日のフリー走行でピエール・ガスリーが15番手タイム、ブレンドン・ハートレーが16番手タイムを記録。2台ともに予定のプログラムを消化し、順調に周回を重ねた。

    第11戦ドイツGPが、2年ぶりにカレンダーに帰ってきたホッケンハイム・リンクで開催された。高速セクションも設置されており、パワー、燃費ともにPUにとっては比較的負担が大きいのが特徴のホッケンハイム・リンク。レースウイーク初日の金曜日は朝から晴天となり、高い気温の下でP1、P2が行われた。

    午前11時、気温27℃で迎えたP1で、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーはともにソフトタイヤで走行をスタート。2セット目もソフトタイヤでマシンのセッティングを進めた。両ドライバーはともにプログラムを順調に消化し、ハートレーは36周、ガスリーは32周を周回。ハートレーは1分15秒864で15番手、ガスリーは1分16秒071のタイムで18番手につけた。

    気温31℃、路面温度は49℃にまで上昇した厳しいコンディションの中、P2は午後3時にスタート。ガスリーとハートレーは、まずミディアムタイヤでコースインし、セッティングを進めていく。ミディアムを履いての走行で、2台はP1のベストタイムを更新。ガスリーが1分15秒792、ハートレーが1分15秒854をマーク。セッションが30分を経過した時点で、2台はウルトラソフトタイヤに履き替え、アタックシミュレーションを開始。まずハートレーが1分14秒830をマークし、続いてガスリーが1分14秒793と、ともにおよそ1秒のタイムアップを果たした。2台はそのあともウルトラソフトタイヤで走行を続けた後、セッション終盤にはミディアムタイヤに交換してのロングランを行い、プログラムを無事に消化した。P2ではガスリーが15番手、ハートレーが16番手でセッションを終了している。

    F1ドイツGPの2日目は21日(土)の正午(日本時間午後7時)よりP3、午後3時(日本時間午後10時)より予選が行われる。

    ピエール・ガスリー (15番手)
    「今日は僕たちにとっていいペースで走ることが難しい一日でした。いまできることはグリップを向上するための改善策を懸命に見つけることぐらいだと思いますが、それがいままさに我々が苦しんでいる部分でもあります。明日の予選に向けてマシンのパフォーマンスを上げて結果を出すために、効率的に作業を進めていくしかないと思っています」

    ブレンドン・ハートレー (16番手)
    「F1マシンでホッケンハイム・リンクを走行するのは初めてだったのですが、とても楽しかったです。両セッションともいい力強い走りができましたし、特に2回目のフリー走行終盤で燃料をフルに積んでのロングランテストの感触はよかったです。中団グループの中でも速いマシンだったと思うので、その部分はポジティブに捉えています。相変わらず中団のチーム間のタイムは僅差で、トップ10まで0.2か3秒の差でしかありません。今日のベストラップは完ぺきな走行で出せたタイムではなかったのですが、見つけた課題を今夜中に解決できれば、明日の予選ではいくつかポジションか上げることができると思います」

    ジョナサン・エドルズ (トロロッソ チーフエンジニア)
    「今年はホッケンハイムで2年ぶりのドイツGPの開幕を迎えることができ、とても喜ばしく感じています。通常、タイヤに厳しく暑さに悩まされるサーキットですが、今年もその難しさは変わらず健在でした。今回はピエールのマシンにいくつか新しいパーツを導入しています。シャシーとパワーユニット両方のパフォーマンス向上をサポートする目的で、午前と午後の両セッションを通じて確認を続けましたが、狙い通りの効果を見ることができました。P1がスタートした時点ですでに気温が高く、路面も汚れていたので、最初はドライバー2人ともマシンのバランスに満足がいかないようでした。そのため、最初のセッションではほとんどの時間をドライバーが快適に走行できるよう、マシンのバランス調整に費やしました。終盤ではブレンドンが空力に関するテストを、そしてピエールが当初、金曜の走行では使う予定がなかったソフトタイヤのセットでロングランテストを行いました。1回目のフリー走行で2セットのソフトタイヤを使ったチームは少なく、このセッションでの順位は本来のマシンのペースを表すものではありません。2回目のフリー走行では、マシンのグリップとバランス改善のためにメカニカル・空力面での変更を両マシンに適用しました。時間が経つにつれて気温が上がり、低温で発揮するウルトラソフトのタイヤを使用していたこともあり、2回目のフリー走行はさらに熱対策が難しい問題となりました。しかし、セットアップの変更が功を奏し、両ドライバーともラップタイムを上げることができました。見て分かる通り、中団グループのタイム差は僅差で、コンマ数秒でトップ10入りするのも可能なタイムで争われています。マシンから最大限の力を引き出せるよう、今夜はチーム一丸となり取り組みたいと思います」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「久々にレースのない週末を挟んで少しリフレッシュしたあと、再度ここドイツでレース週末に挑んでいます。初日は非常に高い気温の下での走行になりました。パワーユニットとしては通常の金曜と同様に、タイムアタックとロングランのプログラムをトラブルなく消化しました。明日は雨の予報が出ていますが、状況に合わせて臨機応変にセットアップを変更しながら予選に臨みます」

    関連:F1ドイツGP フリー走行2回目:マックス・フェルスタッペンが最速タイム

  • ブレンドン・ハートレー 「ホンダの開発のためならペナルティも歓迎」

    ブレンドン・ハートレー 「ホンダの開発のためならペナルティも歓迎」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、ホンダのF1パワーユニットが改善するのであれば、ペナルティを科せられることも厭わないと語る。

    先週、レッドブル・レーシングは、ホンダが2019年にF1パワーユニットを準備するために、今シーズン中にトロロッソ・ホンダがペナルティを受けることになっても、コンストラクターズ選手権に影響を及ぼさない範囲であれば、開発テストをしても構わないと語って話題となっている。

    F1ドイツGPの木曜記者会見に参加したブレンドン・ハートレーにはこの件についての質問がなされた。

    「常にアップグレードは予定されていたと思うし、そのうちのひとつはすでに投入されている。他のものも進行中であることは知っている。少なくとも僕が見た部分ではあるけどね」とコメント。

    「(トロロッソ・ホンダに)追加のプレッシャーがかかっているとは思わない。もちろん、僕たちはできることならどんなパフォーマンス向上も歓迎するだろう。でも、正直なところ、チームが協力して、トロロッソとホンダがチームとして一体となって体系的に実施していくことだと僕は思っている」

    レッドブル・レーシングのドライバーと情報交換は行っているかと質問されたブレンドン・ハートレーは「2つのとても独立したチームだ」とコメント。

    「もちろん、僕たちは同じケーターリングを共有しているし、垣根を超えて交流することもある。それにマックスとダニエルは良い友人だ。パドックの他のドライバーと同じようにね。情報のクロスオーバーは比較的小さいけど、それは僕が議論する領域ではないかもしれない。でも、2つの異なるチームだということを言及しておくべきだと思うし、トロロッソのすべてはファエンツァと風洞があるバイチェスターでトロロッソによって製造させている」

    また、シーズン開幕以来のトロロッソとホンダの関係について質問されたブレンドン・ハートレーは「バルセロナテストの1周目から本当にポジティブだった」とコメント。

    「シーズン前から多くの人たちが僕たちのことを記事にしていたと思う。シーズンがスタートしてもね。最初のラップで素晴らしいラップを重ねることができたのは本当にポジティブなスタートだったと思うし、トロロッソの全員がホンダが加わることを良いチャンスだと考えていたと思う」

    「カナダですでにアップデートが導入されているし、毎週末進歩し続けている。トロロッソとホンダの関係にはポジティブなことしかないと思っている」

    F1イギリスGPのフリー走行3回目には、左フロントサスペンションの突然の故障によって大クラッシュを喫したブレンドン・ハートレーだったが、実際には事故の影響はそれほどなかったと語る。

    「実際、日曜日に起きたときには走る準備はできていた。連鎖反応はほぼなかったし、リプレイでいかに大きな事故だったかを見ていたので、そこは自分でも驚きだった。実際、カナダとバルセロナでの事故よりも影響は少なかった」

    「たぶん、僕はシーズンのクラッシュトップ3を独占していると思うね! このようなことが再び起こらないことを願っているよ。でも、日曜日の段階ですでに身体的には準備が整っていたし、完全に大丈夫だと感じていたよ」

    ホッケンハイムで走るのはブレンドン・ハートレーにとって2009年のF3でのレース以来となる。

    「楽しみにしているよ。本格的なトラックだし、歴史もある。もちろん、何年も前に森のなかを走っていた頃とは同じではない。気に入っていたけどね。でも、僕は楽観的だ」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「過去数レースの後も驚くほど楽観的だった。この数カ月のそれらの悪い結果のほとんどが僕のコントロール外のものだったし、自分はまだ強いと感じている。良いスピリットがあるし、今週末に取り組む準備はできている。僕たち全員がトップ3チームに次ぐ7位を目指している。かなりタイトなバトルだ。もし、開発のどのエリアでもいいから僕たちがクルマからあとコンマ2秒を見つけることができれば、かなりのポイントを獲得できるかもしれない。逆に失うこともあり得る。かなりタイトだし、とにかく今後2日間ですべてをまとめて最高の仕事をしていくだけだ」

  • トロロッソ 「パフォーマンス向上のための新しいパーツを導入」

    トロロッソ 「パフォーマンス向上のための新しいパーツを導入」

    トロロッソのチーフエンジニアを務めるジョナサン・エドルズが、F1ドイツGP 初日のトロロッソ・ホンダの作業を振り返った。

    トロロッソは、今回のF1ドイツGPにシャシーとパワーユニット両方のパフォーマンス向上をサポートする目的でいくつか新しいパーツを導入。今回はピエール・ガスリーのマシンに導入されている。

    ピエール・ガスリーはFP1で18番手、FP2で15番手タイムを記録するも、グリップ不足を訴えている。一方、ブレンドン・ハートレーはFP1を15番手タイム、FP2を16番手タイムで記録し、ロングランテストに好感触を掴んでいる。

    「今年はホッケンハイムで2年ぶりのドイツGPの開幕を迎えることができ、とても喜ばしく感じている」とジョナサン・エドルズはコメント。

    「通常、タイヤに厳しく暑さに悩まされるサーキットだが、今年もその難しさは変わらず健在だった。今回はピエールのマシンにいくつか新しいパーツを導入している。シャシーとパワーユニット両方のパフォーマンス向上をサポートする目的で、午前と午後の両セッションを通じて確認を続けたが、狙い通りの効果を見ることができた」

    「P1がスタートした時点ですでに気温が高く、路面も汚れていたので、最初はドライバー2人ともマシンのバランスに満足がいかないようだった。そのため、最初のセッションではほとんどの時間をドライバーが快適に走行できるよう、マシンのバランス調整に費やした。終盤ではブレンドンが空力に関するテストを、そしてピエールが当初、金曜の走行では使う予定がなかったソフトタイヤのセットでロングランテストを行った。1回目のフリー走行で2セットのソフトタイヤを使ったチームは少なく、このセッションでの順位は本来のマシンのペースを表すものではない」

    「2回目のフリー走行では、マシンのグリップとバランス改善のためにメカニカル・空力面での変更を両マシンに適用した。時間が経つにつれて気温が上がり、低温で発揮するウルトラソフトのタイヤを使用していたこともあり、2回目のフリー走行はさらに熱対策が難しい問題となった。しかし、セットアップの変更が功を奏し、両ドライバーともラップタイムを上げることができた」

    「見て分かる通り、中団グループのタイム差は僅差で、コンマ数秒でトップ10入りするのも可能なタイムで争われている。マシンから最大限の力を引き出せるよう、今夜はチーム一丸となり取り組みたいと思う」

    関連:F1ドイツGP フリー走行2回目:マックス・フェルスタッペンが最速タイム

  • ピエール・ガスリー 「グリップの改善策を見つけることに苦しんでいる」

    ピエール・ガスリー 「グリップの改善策を見つけることに苦しんでいる」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1ドイツGP 初日のフリー走行を15番手タイムで終えた。

    フリー走行1回目。ピエール・ガスリーはソフトタイヤで走行をスタート。2セット目もソフトタイヤでマシンのセッティングを進めた。プログラムを順調に消化し、ガスリーは32周して1分16秒071のタイムで18番手につけた。

    フリー走行2回目では、まずミディアムタイヤでコースインし、セッティングを進めていく。ミディアムを履いての走行でP1のベストタイムを更新して1分15秒792を。セッションが30分を経過した時点で、ウルトラソフトタイヤに履き替え、アタックシミュレーションを開始。ガスリーは1分14秒793とおよそ1秒のタイムアップを果たした。そのあともウルトラソフトタイヤで走行を続けた後、セッション終盤にはミディアムタイヤに交換してのロングランを行い、プログラムを無事に消化。ガスリーは15番手でセッションを終了した。

    「今日は僕たちにとっていいペースで走ることが難しい一日だった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「いまできることはグリップを向上するための改善策を懸命に見つけることぐらいだと思うが、それがいままさに我々が苦しんでいる部分でもある」

    「明日の予選に向けてマシンのパフォーマンスを上げて結果を出すために、効率的に作業を進めていくしかないと思っている」

    関連:F1ドイツGP フリー走行2回目:マックス・フェルスタッペンが最速タイム

  • ブレンドン・ハートレー 「両セッションともいい力強い走りができた」

    ブレンドン・ハートレー 「両セッションともいい力強い走りができた」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1ドイツGP 初日のフリー走行を16番手タイムで終えた。

    フリー走行1回目では、ブレンドン・ハートレーはソフトタイヤで走行をスタート。2セット目もソフトタイヤでマシンのセッティングを進めた。プログラムを順調に消化し、ハートレーは36周を走行して15番手つけた。

    フリー走行2回目ではまずミディアムタイヤでコースインし、セッティングを進めていく。ミディアムを履いての走行で、ハートレーはP1のベストタイムを更新。1分15秒854をマークする。セッションが30分を経過した時点で、ウルトラソフトタイヤに履き替え、アタックシミュレーションを開始。ハートレーは1分14秒830をマークし、およそ1秒のタイムアップを果たした。そのあともウルトラソフトタイヤで走行を続けた後、セッション終盤にはミディアムタイヤに交換してのロングランを行い、プログラムを無事に消化。16番手でセッションを終了した。

    「F1マシンでホッケンハイム・リンクを走行するのは初めてだったけど、とても楽しかった」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「両セッションともいい力強い走りができたし、特に2回目のフリー走行終盤で燃料をフルに積んでのロングランテストの感触はよかった。中団グループの中でも速いマシンだったと思うので、その部分はポジティブに捉えている」

    「相変わらず中団のチーム間のタイムは僅差で、トップ10まで0.2か3秒の差でしかない。今日のベストラップは完ぺきな走行で出せたタイムではなかったけど、見つけた課題を今夜中に解決できれば、明日の予選ではいくつかポジションか上げることができると思う」

    関連:F1ドイツGP フリー走行2回目:マックス・フェルスタッペンが最速タイム

  • トロロッソ・ホンダ:F1ドイツGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダ:F1ドイツGP プレビュー

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第11戦 ドイツGPへの意気込みと舞台となるホッケンハイム・リンクについて語った。

    2018年、伝統あるホッケンハイムにF1が帰ってくる。この歴史的なサーキットはライン渓谷の中ほどにあり、グランドスタンドの歓声が独特の雰囲気を作り出す。

    天候が不安定なので、チームは万全の態勢で臨む必要があり、ドライバーには臨機応変さが求められる。ドイツで再び戦いがはじまる。

    ピエール・ガスリー
    「久々に休みを取ることができてよかったです。休暇中は、地元に戻って友達とBBQをしながらサッカーワールドカップの決勝戦を観戦しました。とても集中して観ていましたし、かなり緊張しました。自分が実際にプレーをしているような気分で、F1のスタート直前ぐらいの緊張感でしたね(笑)。フランスが優勝して、2回目のワールドカップタイトルを取れたことは本当に嬉しいです! 決勝戦が終わったあとは友達とお祝いで街に出かけたのですが、みんなが歌を歌ったりしながら喜びを共有していて、すばらしい雰囲気でした。あんなに多くの人が街にいるのを見たのは初めてでしたね。まるで人口が倍に増えたみたいでした!3連戦を終えて、久しぶりに家族や友人と時間を過ごせたのはよかったです。次の2連戦に向かうためのエネルギーを再充電できました。これからドイツGPに向かいます。フォーミュラ・ルノーでの初レースがホッケンハイムだったのですが、このときは予選で2番手につけて、ストフェル・バンドーン選手の隣でフロントローからスタートしました。最後に走ったのは2016年のGP2シリーズですね。いいペースで走っていたのですが、ストレートを走行中に消火器が故障した影響でコックピット内が煙で満たされてしまい、安全上の理由で失格になってしまいました。でも、そこまではいいレースができていました。長い歴史を誇るホッケンハイムには、さまざまな特色を持つセクションがいくつもあります。一番のお気に入りはスタジアムセクションで、テクニカルな面を併せ持つストレートは、走っていてとても楽しいセクションです。かつてのレイアウトは2本のロングストレートと、ピットに戻る前にシケインが有名でしたが、それもぜひ見てみたいですね」

    ブレンドン・ハートレー
    「3連戦のあとだったので、数日間のオフでやっと一息つくことができました。チームのメンバーもそれぞれ、いい休暇を過ごせているといいですね。僕は、イギリスの過ごしやすい気候の下、何日間か山でマウンテンバイクを楽しんでいましたが、すぐにドイツGPに向けたシミュレーターでの作業の時間がやってきてしまいました。ホッケンハイム・リンクではフォーミュラ3やユーロシリーズで何度か走ったことがありますが、クールなトラックだと思います。以前のレイアウトで特徴的だった、深い森の中を抜けていく2本のロングストレートを走る機会はもうありませんが、それでもこの歴史あるサーキットは魅力的です。できることならかつてのレイアウトでも走ってみたいですけどね! 観客席に囲まれたスタジアムセクションは、大勢のファンの姿とあいまって、すばらしい雰囲気があります。このトラックは、高速でコーナーに入っていくターン1や、現代のF1サーキットではあまり見られないバンク角がついているテクニカルな最終セクションなど、すべてを兼ね備えています。ハイスピードなセクションとテクニカルな面、さらに中央が盛り上がった形状の路面の組み合わせによって、走っていて本当に面白いレイアウトになっているんです」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「3連戦を終えて一つ週末を挟み、今週はドイツグランプリに向かいます。かつてホッケンハイムは、エンジンサプライヤーにとって最も難しいレースの一つでした。その理由は高いスロットル全開率にあり、ドライバーは森の中を走る2本のロングストレートをフルスロットルで駆け抜けていました。2001年の改修によりロングストレート自体はなくなりましたが、未だにカレンダーの中では6番目にパワー感度が高いトラックであり、燃費についても厳しいサーキットの一つです。最後に走行したのは一昨年ですが、そのときよりも車体レギュレーションの変更により大きくマシンのグリップが上がっていますので、それに合わせたPUセッティングの煮詰めを進めていきます。我々はここで80~90年代に大きな成功を得ていますし、2001年のジャック・ヴィルヌーブ選手、それに2004年、2005年にもジェンソン・バトン選手が表彰台に登っており、いい思い出のあるサーキットです」

    関連:2018年 F1ドイツGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • ピエール・ガスリー、F1イギリスGPのペナルティに不満収まらず

    ピエール・ガスリー、F1イギリスGPのペナルティに不満収まらず

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1イギリスGP後に5秒ペナルティを科せられたことに今でも納得がいっていないと語り、レース後にスチュワードに呼び出された際にはセルジオ・ペレスとのホイール・トゥ・ホイールのバトルは“楽しかった”と伝えていたことを明かした。

    レース終盤にセルジオ・ペレスを抜いて10位でフィニッシュしたピエール・ガスリーだが、レース後、オーバーテイク時に接触があったとして5秒ペナルティを科せられ、13位に降格した。

    ホッケンハイムでペナルティについて質問されたピエール・ガスリーは、今も“がっかりしている”と報道陣に語った。

    「最終的に自分がやり遂げた動きには満足している」とピエール・ガスリーはコメント。

    「セルジオとスチュワードには楽しかったと伝えたよ。彼らは『そんなことを考えていたのか?』と言っていたけど、僕は本当にバトルを楽しんでいたと話したんだ」

    ピエール・ガスリーは、他のドライバーが同じようなインシデントでペナルティを科せられていないと不満を述べる。

    「僕にとってそれは明らかだ。受け入れてはいるけど、まだ僕はペナルティは有用なものではないと思っている。特に他のクラッシュでね。僕に5秒ペナルティが科せるなら、シーズン序盤から僕たちが見舞われた他のすぺてのインシデントにペナルティを科すべきだ」

    「オーストリアでは1周目にヒットされて、フロアの半分とクルアのリアが壊れたけど、何も起こらなかった。僕としてはペナルティが科せられなかったのは十分にフェアだったと思う。でも、シルバーストンのような小さなことにペナルティを与えるべきではない」

    「それについてはもう考えたくない。2週連続でレースがあるし、良いレースをする2回のチャンスだと思っている」

  • トロロッソ・ホンダ:第10戦 F1イギリスGP 現場レポート

    トロロッソ・ホンダ:第10戦 F1イギリスGP 現場レポート

    トロロッソ・ホンダにとって、F1史上初の3連戦は、スケジュールとしても、結果としても、タフな戦いとなった。フランスはピエール・ガスリーの母国GP、オーストリアはレッドブルの本拠地であり、チーム代表であるフランツ・トストのホームレース、そしてイギリスもまた特別な意味を持ったグランプリだった。

    イギリスGPの舞台であるシルバーストンは、ホンダF1の欧州での拠点であるミルトンキーンズからクルマで30分程に位置する。

    ホンダにとっては、もちろん日本GPがホームレースであるが、ここイギリスGPもホームレースに近い感覚を持っている。この3連戦はすべてが特別なグランプリではあったが、レースにおいて、トロロッソ・ホンダは、苦しい展開のまま戦いを終えることとなった。

    3連戦の舞台はどれもがパワーサーキットであったが、ラストのシルバーストンは飛び抜けてマシンの速さが要求されるコースだ。

    「スロットル全開率が高く、パワーユニットのパワーが重要となる高速サーキットで、ストレートでの戦闘力を得るためのエネルギーマネジメントなどもあわせて重要となります」とホンダF1 テクニカルディレクターの田辺豊治は語る。

    ストレートスピードは、パワーユニットとともにマシンの空力性能も非常に重要で、トロロッソはアップデートした空力パーツを多く持ち込み、高速コースに対応すべく準備を進めて戦いに臨んだ。

    初日の金曜日は、その空力テストに多くの時間を費やした。しかしP2でピエール・ガスリーのパワーユニットに異常が出る。ガスリーはマイレージの対策のため、金曜日は以前のバージョンのパワーユニットで走行していたため大きな問題とはならなかったが、想定外のトラブルが2日目にチームを襲った。

    P3開始早々に、走行中のブレンドン・ハートレー車の左フロント部分が突然壊れ、ハートレーはクラッシュ。原因がすぐに特定できないために、チームはガスリーの走行も見合わせた。幸いハートレーの身体に異常はなかったものの、予選は出走できず。ガスリーはサスペンションをすべて交換して予選に臨み、気迫のこもった走りでQ1突破を果たした。

    迎えた決勝レース。ブレンドン・ハートレーはモノコックまで交換したため、ピットスタートとなるが、スタート前に異常を感知し、短い時間の中で懸命に修復を試み、ハートレーはスタートこそ切ったものの完全な改善には至らず、レースは早々にリタイアとなった。ピエール・ガスリーはレース終盤に激しいバトルを展開し、ポジションを上げる。10番手でフィニッシュし、モナコGP以来のポイント獲得にチームは沸いたが、レース後の審議・裁定で、ガスリーにペナルティーが科され、ポイント獲得はならなかった。しかし、予選、決勝でのガスリーの走りは、チームにとって奮起と希望をもたらす、すばらしいものだった。

    結果としては、3連戦は0ポイントで終わり、毎戦アクシデントとトラブルが多発した。チームはマシンの修復に追われ、ホンダも連日のパワーユニット交換作業に対応。それでも、この過酷なスケジュールをなんとか乗りきった。

    「週末を通して、非常にタフなホームレースになりました。特に土曜に起きたハートレー選手のクラッシュのあとは、ガスリー選手のマシンのサスペンション交換、ハートレー選手のマシンのモノコック/パワーユニット交換など、限られた時間の中でチーム、ホンダ双方のメカニックとエンジニアが懸命に作業を行いました。その努力が、レース終盤のガスリー選手の粘り強く、すばらしい走りにつながったのだと思います」と田辺豊治は締め括った。

    3連戦が終わったとはいえ、1週間のインターバルをおいてすぐにドイツGP、ハンガリーGPの連戦が待ち構えている。チームは、トラブルの対策とアップデートの評価と調整、そしてさらなるアップデートと絶え間ない作業を続け、ゴンダも同様にパワーユニットのパフォーマンス向上に突き進む。今は、トロロッソ・ホンダへ吹く風向きを変えるべく、全員が一丸となって全力を尽くすしかない。

    関連:2018年 F1ドイツGP テレビ放送時間&タイムスケジュール