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  • フェラーリF1 2027年にジョージ・ラッセル獲得を狙う? “最有力候補”と伊報道

    フェラーリF1 2027年にジョージ・ラッセル獲得を狙う? “最有力候補”と伊報道

    フェラーリの首脳陣が、2027年シーズンに向けてジョージ・ラッセルの獲得を視野に入れていると、伊紙『コリエーレ・デッラ・セーラ』が報じた。現体制のもとでルクレールまたはハミルトンのいずれかがチームを離れる場合、次の主軸候補としてラッセルを招聘する構想があるという。

    メルセデスでF1デビューを果たして以来、ラッセルは着実に評価を高めてきた。2025年にはフェラーリへ移籍したルイス・ハミルトンの後任としてチームのリーダー的立場を担い、堅実な走りを見せ続けている。

    ただし、現時点でメルセデスとの契約は2026年までで、特定の目標達成を条件に延長オプションが設定されているとされる。

    一方で、メルセデス代表のトト・ヴォルフが、依然としてマックス・フェルスタッペンの獲得に関心を持っているとの噂も根強い。こうした動きが現実化すれば、ラッセルがフェラーリへ移籍する可能性も高まると見られている。

    ルクレール「フェラーリ愛は変わらない。勝つことだけが執念」
    今季、フェラーリでタイトル争いを目指したシャルル・ルクレールは、マクラーレンの圧倒的な速さに屈し、再びタイトルから遠ざかるシーズンを送っている。ドライバーズランキングで苦戦が続くなかでも、彼はフェラーリへの忠誠心を改めて強調した。

    「僕が言えるのは、これまでずっと言ってきたことと同じだ」とルクレールは英『Motorsport Week』などに語った。

    「僕はずっとフェラーリを心から愛している。今も、そして将来も“赤いチーム”で勝つことだけが僕の執念なんだ。フェラーリを再び頂点に戻すこと、それだけを目指している」

    「パフォーマンスは望むレベルにないけれど、僕たちはそれを立て直すために集中して取り組んでいる。チームとしてもドライバーとしても、やるべきことに集中しているよ。これまでも6〜7年間ずっと同じ気持ちで取り組んできたんだ」

    スクーデリア・フェラーリ シャルル・ルクレール

    フェラーリ首脳の次期構想とラッセルの立ち位置
    フェラーリ内部では、ハミルトンがいまだ表彰台を逃している状況や、ルクレールがチームの競争力不足に不満を抱いているとの報道もあり、2027年に向けた将来構想を早期に検討している模様だ。

    その中で27歳のラッセルは「冷静さとリーダーシップを併せ持つ理想的な候補」と評価されており、ルクレールまたはハミルトンのいずれかが離脱した場合、フェラーリが本格的にアプローチをかける可能性が高い。

    ラッセル移籍のカギは2026年メルセデスの再建次第
    メルセデスにおけるラッセルの将来を左右するのは、2026年の新レギュレーション初年度に同チームがどれだけ競争力を取り戻せるかだ。もし再び優勝争いが可能なマシンを手に入れれば、彼が残留を選ぶ可能性は高い。

    しかし、再建が遅れれば、フェラーリの「次の時代を担うリーダー」としての誘いは現実味を帯びる。フェラーリにとっても、ルクレールやハミルトンの後釜として“安定感と速さを両立するドライバー”を確保することは、タイトル奪還への布石となる。

  • ラッセル メルセデスF1契約に“自動更新条項” 2027年残留は「自分次第」

    ラッセル メルセデスF1契約に“自動更新条項” 2027年残留は「自分次第」

    メルセデスF1のジョージ・ラッセルは、自身の新契約に「パフォーマンス条項」が盛り込まれていることを明かし、2027年のシートが「自分の手の中にある」と語った。

    ラッセルは10月のF1アメリカGP直前に新契約を発表。公式には2026年までとされているが、実際には1+1形式(チーム側のオプション)ではなく、一定の成績基準を満たした場合に自動更新される条項が設定されているという。

    2027年の去就は「自分のパフォーマンス次第」
    ラッセルはメキシコGP直前、『The Telegraph』紙の取材で次のように語った。

    「これまで公には言っていなかったけど、契約には特定の条項がある。もし来年、自分があるパフォーマンス基準を達成すれば、2027年まで自動的に更新される。だから、僕のシートは自分の手の中にある。チームに引き延ばされているわけじゃない。もし僕が結果を出せば、100%メルセデスに残る」

    この契約形態により、ラッセルはトト・ヴォルフの判断に左右されず、自身の成績で将来を決めることができる立場を得た。

    フェルスタッペンとの交渉が影響した背景
    この「パフォーマンス条項」は、2025年のドライバー市場にも大きな意味を持つ。トト・ヴォルフ代表は今年初め、レッドブルのマックス・フェルスタッペンと交渉を行ったとされ、これがチーム内の緊張を高めた要因となった。

    ヴォルフはかねてからフェルスタッペンを高く評価しており、メルセデスへの移籍を望む姿勢を隠していなかった。結果としてラッセルの契約交渉は遅れたが、最終的にはこの“駆け引き”が彼にとって有利に働いた。

    好調な成績で交渉力アップ 年俸は約30億円に
    ラッセルは2025年シーズンここまで2勝を挙げ、6回の表彰台を獲得してドライバーズランキング4位につけている。これにより、彼は当初よりも好条件で契約を締結できたと明かす。

    「すべてうまくいったよ。実は2024年10月に契約したかったけど、今の方がずっといい条件を手にできた。時には自分の能力を信じることが大事だと思う。僕はさらに強くなっていると感じている」

    新契約の年俸は推定3,000万ポンド(約30億円)とされ、フェルスタッペン、ルイス・ハミルトンに次ぐ高額水準。広報活動など義務的な業務日数も減らされ、より競技に集中できる環境を得たという。

    ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1

    ヴォルフの「二枚舌」交渉の勝者はラッセル
    今回の契約更新は、トト・ヴォルフの“フェルスタッペン構想”を前提にした中で、ラッセルが実力で自らの地位を確立したことを示している。

    アンドレア・キミ・アントネッリが将来のエースと見なされているメルセデスにおいて、ラッセルはチームの安定軸として評価を取り戻した格好だ。

    2027年に向けてフェルスタッペンの移籍が再燃する可能性はあるものの、今回の契約条項により、ラッセルは「実績で残留を勝ち取る」道を手に入れた。

    彼が今後も結果を出し続ける限り、メルセデスのシートは揺るがないだろう。

  • ジョージ・ラッセル、メルセデスF1のチームオーダー対応に不満「即断すべき」

    ジョージ・ラッセル、メルセデスF1のチームオーダー対応に不満「即断すべき」

    メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1メキシコGP決勝で発生したチームオーダー騒動について、「やるならすぐにやるべきだった。もしくはやらないべきだった」と語り、チームの対応が後手に回ったことへの不満を明かした。

    決勝では、残り約30周の時点でラッセルが5番手を走行。前方にはチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリが、さらにその前にはハースのオリバー・ベアマンが3番手で走行していた。

    背後からはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が迫っており、ラッセルは自分の方が速いと感じてアントネッリの前に出るよう要請。もしベアマンを抜けなければポジションを戻すと申し出たという。

    しかし、チーム側はすぐに判断を下さず、無線ではエンジニアのマーカス・ダドリーが「リアタイヤの温度を下げて」と指示。これに対し、ラッセルは放送でピー音処理されるほどの怒りの反応を見せた。

    最終的にアントネッリがラッセルを前に行かせたものの、その直後に第2スティントのピットストップが重なり、ラッセルはベアマンを抜けず。アントネッリが約束通り前に戻り6位、ラッセルは7位でレースを終えた。なお、アントネッリがシーズンで初めてラッセルを上回る結果となった。

    ラッセルはレース後、次のように語った。

    「普段、僕たちはチームとして動いているし、コンストラクターズ選手権ではフェラーリやレッドブルとの2位争いをしている。キミがベアマンを抜けずに苦しんでいたのは見えていたから、僕がDRSの列の中でタイヤがいい状態の時に攻める準備はできていた。結局、判断が遅れすぎて、その時点ではもうポジションを入れ替える意味がなかった。やるならすぐに、でなければやらないべきだった」とラッセルはRacingNews365などに語った。

    さらに、レース中の無線での不満について質問されると、ラッセルは冷静に説明した。

    「マーカス(ダドリー)は単にチームのメッセージを伝えているだけで、彼自身が決定権を持っているわけじゃない。だからチーム全体で話し合う必要がある。僕はキミと戦っているわけじゃなくて、フェラーリやレッドブルと戦っている。結果的にP6とP7で終わったけど、もう少し違う結果にできたかもしれない」と締めくくった。

    ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) F1 メキシコシティGP

    メルセデス内部での優先順位と判断の遅れ
    メキシコGPでは、メルセデスがチームオーダーを出すタイミングを逃したことが結果に影響した。アントネッリを早めに前後入れ替えていれば、ラッセルがベアマンを抜く可能性もあったが、決断が遅れたことでチャンスを逸した。

    また、アントネッリがラッセルを上回ってフィニッシュしたのは今季初めてであり、ルーキーの着実な成長を示す象徴的な一戦にもなった。一方で、メルセデスとしてはチーム内順位よりもコンストラクターズ2位争いを優先すべき局面での迷いが課題として浮き彫りになった。

    残り3戦、メルセデスがどのように内部の指揮系統を整理し、フェラーリやレッドブルに挑むかが注目される。

  • ジョージ・ラッセル F1メキシコGP「芝刈りレースみたいだ」FIAを痛烈批判

    ジョージ・ラッセル F1メキシコGP「芝刈りレースみたいだ」FIAを痛烈批判

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、F1メキシコGP決勝で複数のドライバーがコーナーをショートカットしながら順位を維持したことに対し、「理解できない」とFIAの対応を強く批判した。

    スタート直後、ターン1〜3で5台がコースを外れたにもかかわらず、裁定はなし。ラッセルは「明らかに間違ったブレーキングをしたのに罰がない」と怒りをあらわにした。

    「3人のドライバーがコーナーをカットしてポジションを保っているのが理解できない。ブレーキを遅らせてミスしたのに、そのままショートカットして何の罰もない。正直、かなり腹が立った」とラッセルはレース後に語った。

    さらに、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とのバトル中にも同様のシーンがあり、不公平だと指摘した。

    「マックスはターン4でコースを外れて戻ってきた。僕にはどうしようもなかったけど、あれもペナルティになるべきだった」とラッセルは続けた。

    「ここは芝生だからこそ“逃げ道”がある。グラベルだったら誰も行かない。ほぼ毎年こういうことが起きている。カルロスが去年、シャルルがその前、ルイスは10年前も同じだ。もう“芝刈りレース”みたいだよ」と皮肉を込めて語った。

    ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) F1 メキシコGP

    「正しく走った者が損をする」
    最終的にラッセルは7位でフィニッシュ。メルセデス勢は苦しい週末となったが、本人は「根本的なルール運用の見直しが必要だ」と主張した。

    「外側から仕掛けても、うまくいけば抜けるし、ダメでも芝を突っ切って同じ位置に戻れる。これじゃレースにならない。ルクレールは全く曲がる気がなかったし、フェルスタッペンもリスク全開だった。正しく走った僕たちが一番損をしている」とラッセルは締めくくった。

    安全性よりも公平性の議論へ
    メキシコの第1コーナーは、ランオフが芝生と舗装エリアで構成されており、ドライバーが“逃げられる”設計になっている。
    これにより事故リスクは低減するが、ラッセルの指摘通り「誤っても罰を受けない環境」が競技の公平性を損ねているとの声も多い。
    FIAはレース後の声明で特別な調査を示唆しておらず、再発防止策が求められている。

  • ジョージ・ラッセル F1メキシコGPのFP1中に覆面マスク姿で観客席に潜入

    ジョージ・ラッセル F1メキシコGPのFP1中に覆面マスク姿で観客席に潜入

    メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1メキシコGPのフリー走行1回目(FP1)を欠場し、ルーキーのフレデリック・ベスティにマシンを譲った。その間、ルチャリブレ風の覆面マスクを被って観客席に紛れ込み、スタンドからセッションを観戦するというユーモラスな姿を披露した。

    ラッセルは自身のInstagramに「フレッドが僕のマシンを走らせている間、こっそりスタンドに入ってみた」とコメントを添えて写真を投稿。

    投稿は瞬く間に拡散し、わずか1時間で21万件を超える「いいね!」を記録するなど、大きな話題を呼んでいる。

    「こっそりスタンドに入ってみた」――SNS反響と週末の見通し
    ラッセルはメキシコ名物のフォロ・ソル・スタンドで観客に混ざり、久々に“観る側”としてF1を体感。「何年もF1カーを観たことがなかったから、観客として楽しみたかった」と投稿を通じて心境を明かした。ファンからは「伝説的」「隣に座っていたら気絶する」などのコメントが寄せられ、SNS上では瞬く間に話題となった。

    メルセデスは今季、規定により2回のルーキーテスト枠を設けており、今回はベスティがラッセルのマシン(W16)を担当。このため、ラッセルはFP1を欠場し、午後のフリー走行2回目(FP2)から走行を再開した。

    「トップ4チームの差は本当に小さい。Q3で完璧なラップをまとめられれば、フロントローやトップ3も狙える。特別な期待はしていないけど、オープンマインドで臨む」と語るラッセル。

    観客として過ごしたユーモラスな金曜午前を経て、午後からは再び戦闘モードに戻り、高地メキシコでの週末に全力を注ぐ。

    高地メキシコでの再始動へ
    高地に位置するメキシコシティでは空気が薄く、エンジンや冷却に負担がかかる難条件となる。FP1をベスティに譲ったことで、ラッセルは走行時間を失ったが、午後のFP2からは本格的に週末の準備を進める構えだ。ラッセルにとっては、スタンドから見た“別角度のF1”も貴重な刺激となったに違いない。

  • ジョージ・ラッセル F1メキシコGP「フェルスタッペンよりマクラーレンが有利」

    ジョージ・ラッセル F1メキシコGP「フェルスタッペンよりマクラーレンが有利」

    メルセデスF1のジョージ・ラッセルは、今シーズンのこれまでのパフォーマンスについて「ドライバーズ選手権で4位にいることを誇りとは言わないが、ほとんどの週末でベストな結果を出せている」と語った。

    先週末のF1アメリカGP直前に2026年までメルセデスと契約を延長したラッセルは、今季の中で最も安定したドライバーの1人だ。

    現在ランキングではレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリに次ぐ4位につけており、彼らと並んで今季の勝者の一人でもある。

    ラッセルはこれまでカナダとシンガポールでポール・トゥ・ウィンを達成し、19戦中6回の表彰台を獲得している。

    「シーズンとしては堅実だと思う。P4にいることを誇りとは言わないけど、ほとんどの週末でベストな結果を出せていることには誇りを感じている」とラッセルはメキシコGP開幕前の木曜日に語った。

    「ただ、先週末はそうではなかった。オースティンを離れるときは少しがっかりしたよ。予選やレーススタートのような細かい差の中で、どれだけ正しい側に立てるかという自信はあるかと聞かれれば、確信はない」

    ラッセルはアメリカGPで6位に終わっており、そのわずかな差が結果を左右したと説明した。

    「先週末はP2とP4の差がたった20ミリ秒だった。それが表彰台に立てるかどうかの違いなんだ。だからQ3でもレーススタートでも、表彰台を狙うなら本当に最高のパフォーマンスを発揮する必要がある」

    ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ) メキシコグランプリ

    タイトル争いでは依然として数学的にはチャンスが残っているものの、実際にはフェルスタッペン、ピアストリ、ノリスの3人による接戦となっている。マクラーレン勢の差は14ポイント、トップ3の差はわずか40ポイントに収まっている。

    フェルスタッペンはここ4戦で3勝を挙げ、かつて104ポイントあった差を縮めてきているが、ラッセルは依然としてマクラーレンが最有力だと見ている。

    「それでも僕は、タイトルを獲るのはマクラーレンのどちらかだと思っている。なぜなら、彼らは今でも最速のマシンを持っているからだ」とラッセルは語った。

    「もちろん、今のマックスは素晴らしい走りをしているし、今季これまで見せていなかった調子を取り戻してきている。どんなサーキットでも速さを見せているよ」

    「ただ、去年のメキシコではレッドブルはかなり苦戦していた。フェラーリが勝ち、マクラーレンも速かったし、僕たちもマックスの前でフィニッシュした」

    「この週末、もしマクラーレンが1-2でマックスが7位に終われば、状況は再び大きく変わる。だから僕は、タイトルはマクラーレンのどちらかが取ると思う」

    ラッセルが見せる“堅実さ”の証明
    今季のラッセルは、フェルスタッペンやマクラーレン勢の後塵を拝しているものの、メルセデスのマシンパフォーマンスを最大限に引き出しており、チーム内外からも安定感を高く評価されている。
    オースティンでのわずかなミスが結果を左右したように、上位争いの
    中では「コンマ0.02秒」が勝敗を分ける世界。ラッセルが語るように、その極限の中で毎週末「ベストを尽くす」姿勢こそが、彼を再び勝利へと導く最大の武器となるだろう。

  • メルセデスF1 ジョージ・ラッセルとは複数年契約も「離脱条項あり」

    メルセデスF1 ジョージ・ラッセルとは複数年契約も「離脱条項あり」

    メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフは、ジョージ・ラッセルが新たな複数年契約を締結したにもかかわらず、2026年末でチームを離れる可能性があることを認めた。

    今回の契約発表は数カ月にわたる交渉の末に行われたもので、メルセデスが2027年以降にマックス・フェルスタッペン獲得の可能性を残していると見られていた“慎重姿勢”に終止符を打つものとなった。

    2026年までの柔軟な契約構造
    ラッセルは現在、チーム内でリーダーシップを発揮しており、好調なパフォーマンスを維持している。報道によれば、年俸は約3,500万ユーロ(約58億円)に達するというが、契約には複数の離脱条項が盛り込まれているとされる。

    「みんなが思っているほどの金額じゃないと思うよ」とラッセルは笑いながら語った。「誰だって自分の価値を高く見積もるけど、トトはとても寛大だった」

    ヴォルフは、年単位の短期契約ではチームにもドライバーにも不安定さをもたらすとしながらも、ラッセルとの契約には柔軟性を確保したと明かした。

    「安定性は必要だ。1年契約を繰り返すのは誰にとっても良くない」とヴォルフは語った。

    「ただ、詳細は話せないが、いくつかの条項が含まれている。大事なのはチームもドライバーも“これで前進できる”と感じることだ。今のラインアップにはとても満足しているし、いいバランスが取れている」

    フェルスタッペンとのペアは否定
    一部のF1関係者は、メルセデスが2027年にマックス・フェルスタッペンとジョージ・ラッセルのコンビを狙うべきだと主張しているが、ヴォルフはその可能性を否定した。

    「それはファンにとっては面白いだろうね」とヴォルフは笑った。

    「でも、噂を広げたいわけじゃない。将来に向けて我々が共に進みたいのはキミ(アントネッリ)とジョージだ。いいラインアップだと思っている」

    それでも、フェルスタッペンのメルセデス移籍説は根強く残っており、契約発表直後にもヴォルフは再びその質問を受けた。

    「ほら、もう10月だ!」と冗談交じりに答えたヴォルフは続けた。

    「私は常にオープンで誠実であることが最善の道だと思っている。ときにはそれで痛い思いをすることもあるけれどね。振り返ってみれば、もっと上手くやれた場面もあったかもしれない。けれど、僕はいつも最も率直で公正なやり方を取ってきた。ジョージとキミの選択を支持しているし、それが我々の焦点だ。夏の厳しい時期を乗り越えても、その方針は変わらなかった」

    ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
    メルセデスの「フェルスタッペン待ち戦略」とラッセルの位置づけ
    今回の契約は、メルセデスがラッセルの実力とリーダーシップを評価しつつも、2027年以降のラインアップを柔軟に動かせるよう備えていることを示している。

    トト・ヴォルフが強調した「安定性」と「柔軟性」の両立は、フェルスタッペンの動向を注視しながらアントネッリの成長を見守る現実的な選択といえる。

    ラッセルはチームの“今”を支える柱として確固たる地位を築いたが、2026年末以降はその役割が変わる可能性もある。

    メルセデスが目指すのは、若手と経験のバランスを保ちながら、2026年の新レギュレーション下で最強の布陣を構築すること。その中でラッセルは、ヴォルフの言う「最も誠実な選択」によって将来を左右される立場にある。

    Source: GMM

  • ジョージ・ラッセル F1アメリカGP決勝「ターン1次第のレースになっている」

    ジョージ・ラッセル F1アメリカGP決勝「ターン1次第のレースになっている」

    ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、F1アメリカGPの決勝で6位フィニッシュに終わり、「ターン1で全てが決まった」と悔しさをにじませた。予選ではわずか0.02秒差でフロントローを逃し、決勝ではスタート直後に順位を落とす展開となった。

    前戦シンガポールGPで優勝を飾ったラッセルは、今週末のスプリントで2位に入り好調なスタートを切ったが、決勝ではフェルスタッペンに30秒以上の差をつけられ、チームとしても苦しいレースに。

    メルセデスはコンストラクターズランキング2位争いでフェラーリとの差が7ポイントに縮まり、背後にはレッドブルも迫る状況となった。

    「今のF1ではターン1の勝負なんだ」とラッセルは語った。「予選がすごく重要で、今はタイヤデグラデーションも少ないからオーバーテイクが本当に難しい」

    「スタート自体は悪くなかったけど、マックスがランドをカバーして……ランドは外側に行くと思っていた。だけど彼は動かず、僕はブロックされてしまって、オスカーとルイスに抜かれた。もしターン1を4番手で抜けていたら4位で終わっていたし、3番手で出ていたら3位だったと思う。今はそういうレースだ」

    ラッセルはまた、予選での“わずか20ミリ秒”の差が結果を大きく左右したと振り返った。

    「土曜にあと20ミリ秒速ければフロントローに並べていた。そのまま2番手を守れていれば、今日は2位か3位で終われたと思う。だけど、僕ら全員が前のドライバーのペース次第なんだ。みんな、ランドがソフトタイヤのシャルルをすぐ抜くと思っていたけど、彼がかなり苦戦していた。タイヤの劣化がない状況では難しいね」

    ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    アントネッリ、サインツとの接触で13位に終わる

    チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリは、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.との接触でスピンを喫し、13位でレースを終えた。サインツには次戦メキシコGPでの5グリッド降格ペナルティが科された。

    「残念だ。彼はあのままではコーナーに入れなかったと思う」とアントネッリは振り返った。「僕は少しでもスペースを与えようとイン側を外したけど、結果的に弾き飛ばされてしまった。悔しいけど、前を向くしかない」

    メルセデス、コンストラクターズ2位争いが激化

    この結果、メルセデスはコンストラクターズ選手権でフェラーリにわずか7ポイント差まで迫られ、さらに好調のレッドブルが3ポイント差で追う展開となった。シーズン終盤に向け、2位争いは三つ巴の様相を呈している。

  • ジョージ・ラッセル F1アメリカGP予選「もっとポテンシャルを引き出せたはず」

    ジョージ・ラッセル F1アメリカGP予選「もっとポテンシャルを引き出せたはず」

    メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1アメリカGPの予選で4番手に終わり、「もう少しポテンシャルを発揮できたはず」と悔しさをにじませた。

    前戦シンガポールGPで優勝を飾った勢いを持ち込み、スプリントでは混乱を回避して2位と好調な走りを見せたが、土曜の予選ではフロントロウ入りを逃した。日曜の決勝はマックス・フェルスタッペンとランド・ノリスの後方、2列目からスタートする。

    ラッセルはフィニッシュ後の心境を問われ、「フラストレーションがあるね。実を言えば、ラインを越えたときはラップに満足していた」と語った。

    「もちろんもっとポテンシャルを引き出せたはずだけど、それは誰にでも言えることだし、特にこういうサーキットではね。まあ、これでいい。明日は新しい一日だ。1コーナーをうまく抜ける必要があるし──今日見た通り、何が起きてもおかしくない」

    スプリントで5番手スタートから2位まで順位を上げたことが、決勝での自信につながるかと問われると、ラッセルは慎重な姿勢を見せた。

    「スプリントは10周ほどしかなかったけど、明日は50周以上だ。それにマクラーレンのペースはまだ見えていない。だから明日に向けて“過信している”なんてことは言えないけど、悪いポジションでもないと思う」

    メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    アントネッリもQ3進出、DRSトラブルで7番手

    メルセデスのもう一方のガレージでは、アンドレア・キミ・アントネッリがスプリント予選ではQ3進出を逃したものの、今回はしっかりと最終セッションに進出し7番手を獲得した。

    アントネッリは「1回目のラップで、メインストレートでDRSが開かなかった。原因を確認する必要があるけど、DRSなしで走ったからコンマ数秒は失ったと思う」と説明した。

    「最後のラップではフロントタイヤがうまく機能せず、アンダーステアに苦しんだ。もっと上を狙っていたから残念だけど、明日に向けて前を向いていく。スプリントと予選の間でマシンを大きく変えたわけじゃないけど、風向きが大きく変わるからバランスに影響すると思う。予選に合わせつつ、明日を見据えたセットアップにした」

    メルセデス、決勝でのペース再現が鍵に

    ラッセルはここ数戦で着実にマシンへの信頼を取り戻しており、予選の手応え自体は悪くない。決勝ではCOTA名物の1コーナーでの混戦をどう抜けるか、そしてロングランでのタイヤマネジメントが勝負を分けるだろう。アントネッリもDRSトラブルを抱えながらもトップ7入りしており、メルセデス勢が再び表彰台を狙えるポテンシャルは十分にある。

  • ジョージ・ラッセル メルセデスF1とは複数年契約「2026年は王座獲得の好機」

    ジョージ・ラッセル メルセデスF1とは複数年契約「2026年は王座獲得の好機」

    ジョージ・ラッセルは、F1アメリカGPを前に新たなメルセデスとの複数年契約を締結し、「とても幸せだ」と語った。彼は2026年の新レギュレーション導入を見据え、「メルセデスこそが自分にとってタイトルを獲る最高のチャンスだ」と強調した。

    チーム代表トト・ヴォルフが一時、マックス・フェルスタッペンへの関心を公にしていたことでラッセルの去就が注目されていたが、今週ついに正式発表が行われ、ラッセルとキミ・アントネッリの両名がメルセデス残留となった。

    4シーズンで5勝を挙げたものの、グラウンドエフェクト時代ではタイトル争いに届かなかったラッセルは、2026年のレギュレーション刷新に向けて強い自信を示した。

    「僕たちは本来の実力に見合う結果を出せていないけど、来年は僕にとってもチームにとっても大きなチャンスになる。完全なリセットで、ワクワクしているし、とても幸せだ」とラッセルは語った。

    契約内容については「複数年契約」であり、「2026年まで確実」と明かした上で、「トト(・ヴォルフ)はとても寛大だった」と説明した。

    「どんなチームとドライバーの関係でも、ドライバーがチームのサポートを感じ、ハッピーでいられることが大事だと思う。それはどんな業界にも共通することだ」

    ラッセルはさらに、「僕たちは共通の目標として、メルセデスを再び頂点に戻すことを掲げている。トトは僕のこれまでの働きを認めてくれて、最善の環境で戦えるようにしてくれた。それが僕が笑顔でいられる理由であり、未来が楽しみな理由だ」と続けた。

    2026年の展望については、「僕はメルセデスに忠誠を誓っているし、チームも同じ気持ちを示してくれた。2026年に世界チャンピオンを獲る最高のチャンスは間違いなくメルセデスにあると思っている。もちろん何が起こるかは誰にもわからないけど、すべてのシートが空いていたとしても、僕はメルセデスを選ぶ」と断言した。

    ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    アントネッリも契約延長「チームの信頼を感じる」
    同時に契約延長が発表されたキミ・アントネッリも、オースティンでのメディア対応で喜びを語った。デビューシーズンは波乱続きだったが、チームの信頼に応えたいと意気込みを示している。

    「正式に決まって本当に嬉しい。チームが自分を信頼し、サポートしてくれているのを感じる。来年はまったく違う年になるし、チャンスも多いと思う。自分のベストを尽くして期待に応えたい。これで残りのシーズンもより自由な気持ちで走れる」とアントネッリはコメントした。

    現在、メルセデスはコンストラクターズ選手権2位を維持しており(325ポイント)、3位フェラーリ(298ポイント)と4位レッドブル(290ポイント)との激しい争いを繰り広げている。

    アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ

    メルセデスの長期体制と2026年への布石
    今回の契約更新により、メルセデスは2026年の新時代に向けて明確な体制を固めた。経験豊富なラッセルと若き才能アントネッリのコンビは、チームの再建と王座奪還を担う核となる。

    2026年はパワーユニットの電動化強化やシャシー軽量化など、大規模な技術変革が予定されており、開発力と組織力が問われるシーズンになる。メルセデスはその中で、ドライバーの安定と信頼関係を最大の武器として新時代を迎えようとしている。