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  • ジェンソン・バトン、ハース移籍を除外

    ジェンソン・バトン、ハース移籍を除外

    ジェンソン・バトンは、フェラーリのBチームとなるハースへの移籍を否定し、将来について待つことが終わりに近づいていると述べた。

    先週末のモンツァで、ジェンソン・バトンはシンガポールまでに次の動きがわかるかもしれないと述べていた。

    現在、ジェンソン・バトンは新しい最終期限を9月末に定めた。

    ジェンソン・バトンは、議論して、塾考することが“たくさんある”と述べた。

    だが、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、それに同意しない。

    「ジェンソンが我々のために走りたいのならば、2016年に彼は我々のために走るだろう」とエリック・ブーリエは Auto Motor und Sport に述べた。

    パドックでは、2つの理論が推測されている。ひとつはF1を引退してル・マンに転向、もしくは解説者の役割につくこというもの。もうひとつは、マクラーレンとバトンがお金について議論しているというものだ。

    ジェンソン・バトンは、2016年はマクラーレンでF1レースをするか、もしくは何もしないかだとシンガポールで明らかにした。

    「小さくて若いスタートアッププログラムを検討しても意味はないと思う」

    「公平のために言うと、マクラーレンはホンダとの関係、パワートレーン自体に関してまだ非常に若いけど、そこは年月を経てたいぶ改善していくだろう」

  • ジェンソン・バトン 「2016年もF1にいるならマクラーレンで戦いたい」

    ジェンソン・バトン 「2016年もF1にいるならマクラーレンで戦いたい」

    ジェンソン・バトンは、F1での将来の決定は目前だと述べ、2016年もレースをするのであれば、それはマクラーレンとだけだと語った。

    F1グリッドで2番目に年長のジェンソン・バトン(35歳)は、来年もF1を戦うか、もしくは16年のF1キャリアを終えるかの決断が迫っている。

    「僕たちはまだそこにはいない」とジェンソン・バトンは Reuters はコメント。

    「F1でこのような長いキャリアを過ごしているだけでなく、特定のチーム、マクラーレンと長いキャリアを過ごしているときは、いつだって難しい状況だ」

    「どこに進むのであれ、簡単な決断ではないけど、今後数週間でみなさんにお知らせできることを願っているよ」

    ジェンソン・バトンの将来は、競争力のホンダエンジンを搭載するマシンでの期待はずれのシーズンの後、推測の的となった。今シーズンのジェンソン・バトンの最高位は8位であり、12戦中7戦しか完走できていない。

    しかし、ブラウンGPでワールドチャンピオンを獲得した後、2010年にマクラーレンに加入したジェンソン・バトンは、決断できないのは今シーズンのチームのパフォーマンスとは関係ないと述べた。

    「あまり多くの詳細を伝えることはできないけど、誰が決断するかに関係なく、自分の人生に目をむけていかなければならないのは明かだ」

    「僕は長い間F1でレースをしてきたけど、まだモーターレースとF1に大きな愛情を持っている」

    「もし、来年や将来もF1でレースをするなら、マクラーレにいたい。何年も過ごしてきたチームだし、素晴らしい時間だけじゃなく、良くない時間も通り抜けてきた」

    「ここにいたいのは確かだけど、もう一度話をして、全員が同じページにいることを確認する必要があることがある」

    今シーズン序盤、いくつかのメディアは、ジェンソン・バトンが2010年にF1デビューを果たしたウィリアムズへ復帰すると推測していた。しかし、ウィリアムズは2016年もドライバーラインナップを継続することを発表したことで、その噂は終結した。

    他のチームも連続性を選んでおり、ジェンソン・バトンの将来は、マクラーレンがF1シートを与えたがっている育成ドライバーのケビン・マグヌッセンとストフェル・バンドーンとの話に焦点は移動した。

    来年走るかどうかに関係なく、ジェンソン・バトンはその時が来たら、テレビなどでF1に関与したいと語った。

    「僕はスポーツが大好きだし、まだみんなに見てもらえてなかったり、何が起きているのか理解してもらえてないエリアがたくさんあると思う。僕たちはスポーツをかなり複雑なものにしたからね」

    「自分はその状況に役立てると感じているし、それはかなり楽しいだろうと思う。ジャナリストの話を聞くと、誤った認識をしていることが多いので、ドライバーの観点からF1を伝えることは実際に素晴らしいことだろうと思う」

    「でも、今後やりたいことはたくさんあるし、F1について解説することでそれを狭めることはできない」

  • ジェンソン・バトン 「一夜にして奇跡が起きるなんて期待してない」

    ジェンソン・バトン 「一夜にして奇跡が起きるなんて期待してない」

    ジェンソン・バトンが、マリーナ・ベイで開催されるF1シンガポールGPについて語った。

    ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ)
    「シンガポールはいつも特別なレースだ。カレンダーに入ってすぐに最も有名なレースのひとつになったし、その理由は明白だ。すべてのセットアップが本当にい特別だし、照明の下でのレースは素晴らしい雰囲気だ。他のどのグランプリとも違う。あそこは飛行機から一歩降り立った瞬間から本当に賑やかさを感じる」

    「レースを組み立てていく上で、ここではいつもいろいろ予想されるけど、僕たちにとってはそんなに変わらない。いくつか本当にチャレンジングなレースを戦ってきたけど、僕たちのパッケージの強みに合うサーキットが多いシーズン終盤にかけて少し状況がよくなるはずだと常に話してきた」。

    「ハードワークになること否定できないし、一夜にして奇跡が起きるなんて期待してない。それでも、シンガポールは素晴らしいサーキットだし、時間的にはシーズンでも最長のレースになる。セーフティカーに出くわすことも少なくない。だから、どんなことが起こるかわからないので。この構成のマシンがどう機能するのかについて色々学びたいし、今週末から可能な限りたくさんポジティブなものを得たい」

    関連:2015年 F1シンガポールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • フェルナンド・アロンソ、2016年のジェンソン・バトン続投を推す

    フェルナンド・アロンソ、2016年のジェンソン・バトン続投を推す

    フェルナンド・アロンソは、マクラーレンが2016年シーズンもジェンソン・バトンを続投させることを推している。

    マクラーレンは、ジェンソン・バトンの2016年のオプションを有しており、レーシングディレクターのエリック・ブーリエは、2016年も続投させる意向をみせている。一方で、育成ドライバーのケビン・マグヌッセンとストフェル・バンドーンの名前が、バトンの後任候補としてたびたび挙がっている。

    フェルナンド・アロンソは、ジェンソン・バトンとの作業関係を楽しんでおり、来年も継続できればそれはポジティブなことだと感じている。

    「ジェンソンはシーズンと通してかなり優れている。僕たちは一緒にチームを助けるために非常に密接に仕事をしている」

    「ジェンソンの経験は、パワーユニットと空力面でクルマにもたらすアップグレードのために非常に重要だ」

    「なので、ジェンソンが留まれば、チーッムにとってそれは良いことだと思う」

    「彼らが何かを変える必要があると決定した場合、そこにはチームにとって有利な点と不利な点があるんだと思う」

    「僕が言えるのは、ジェンソンと仕事をすることは、チームの僕自身にとって非常に生産的であり、多くのことを学べるということだけだ」

    「他の人と働くことについて、あまり話すことはできない」

    「でも、彼らはチームにとってベストだと思う決断をするだろうし、クリスマスまでにそうしてくれることを願っている」

    ジェンソン・バトンは、昨年12末まで今季のマクラーレンからのシート確定を待たされており、先週末のF1イタリアGPでは“どちらに転ぶにせよ”“今後数週間”で決定することを願うと述べていた。

  • マクラーレン 「ジェンソン・バトンの将来はまもなく決定する」

    マクラーレン 「ジェンソン・バトンの将来はまもなく決定する」

    マクラーレンは、ジェンソン・バトンの将来をまもなく決定すると認めた。

    昨年、ジェンソン・バトンは2015年の去就についての決定を長く待つことになった。そのため、先週末のモンツァで、ジェンソン・バトンは来シーズンの決定はもっと早くに下されるべきだとロン・デニスに伝えた。

    マクラーレのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「ジェンソンのオプションに関して期日があるのは確かだ。今年は年末まで待たせることがないだろう」とコメント。

    2016年の“オプション”は9月末に失効するものとみられている。

    モンツァ以前、エリック・ブーリエは、ホンダんいフェルナンド・アロンソの2016年のチームメイトに関しての発言権があるかどうかを質問された。

    昨年、マクラーレン・ホンダの上層部は、ジェンソン・バトンを継続するか、ケビン・・マグヌッセンがストフェル・バンドーンに一台のシートを与えるかで意見が半分に割れたとされている。

    「もちろん、ホンダとそれを協議する」とエリック・ブーリエは述べた。「だが、最終的にはマクラーレンが決める」

    F1を引退して現在WECに参戦するマーク・ウェバーは、ジェンソン・バトンは転向を考慮するべきだと考えている。

    「レースを行って、チャンスがないとわかることは、精神的に非常に難しい」とマーク・ウェバーは BBC に述べた。

    「彼が違ったことにトライするところ、スポーツカーにトライするところを見たい。彼の状況を見ていると落胆する。彼が競争力のあるクルマに乗っているところを見たい。だが、来年はそうなるのか? ありそもない」

    「勇敢でダークホースのJBは、もう少し緊張の少ない環境が好きな男だ」

  • ジェンソン・バトン 「マクラーレン・ホンダがいつ勝てるかはわからない」

    ジェンソン・バトン 「マクラーレン・ホンダがいつ勝てるかはわからない」

    ジェンソン・バトンは、マクラーレンとホンダがいつF1グリッドのトップに返り咲けるかの時間枠を設定するのは不可能だと感じている。

    新しいエンジンサプライヤーであるホンダとの12戦を終え、マクアーレンはグリッド後方で苦戦を続けている。特にスパとモンツァというパワーサーキットで開始あされたの最近のレースでは、その戦闘力不足は顕著だった。

    マクラーレンは、2012年のF1ブラジルGP以来、優勝から遠ざかっており、現在50戦で勝利がない。このままでは、1977年のF1日本GPから1981年のF1ブラジルGPまでの57年未勝利というチーム最悪の記録を更新することは不可避となる。

    いつ流れが変わる可能性があるかと質問されたジェンソン・バトンは「光は見えるか? そうだね、改善しているのはわかる。でも、どれくらいの早さでかは今は誰もわからない」とコメント。

    「僕たちは素早くそうなってくれることを願っているし、それを実現するためにホンダとウォーキングの全員が全力で頑張っている」

    「空力パーツとメカニカルパーツでいえば、このクルマには、僕のこれまでのF1キャリアよりも多くのパーツをもたらしているかもしれない。レギュレーションで食うr木が制限されていてもね」

    「言ったように、全員が全力をあげて働いている。でも、いつコーナーを曲がって、勝てるようになるかはまだわからない。今は僕たちの誰もその質問に答えることはできない」

    現在、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める新井康久にはメディアからの集中砲火が浴びせられているが、ジェンソン・バトンはまだホンダを信頼していると主張する。
    「信頼を失っていれば、僕たちはここでそれを議論していないだろう」とジェンソン・バトンはコメント。

    「好ましくないことがあれば、僕たちは新井さん、ホンダのエンジニアと話をしているし、クルマに何かよくない部分があれば、エリック(ブーリエ)、チーム内のエンジニア、空力担当者と話をしている」

    「今年、非常に難しい状況のなかで、僕たち全員がとても一生懸命に仕事をしている。でも、僕たちはモータースポーツの最高峰にいて、スポットライトを浴びている」

    「今年は、僕たちは、自分たちがやっていることを理解し、何が改善し、どこが機能していないか、全ての方向性について、いくつか良いミーティングをしていると感じているし」

    「明日それが起こってくれることを願っているけど、このよな競技では決してそんなことにはならない」

    現状、そして進歩について、ジェンソン・バトンは「テストでのシーズン序盤を振り返れば、僕たちは2周走ること、ガレージから出て行くことにさえ苦労していた」とコメント。

    「僕たちはとんでもなく長い道のりを進んできた。でも、レーシングドライバーの見解では、いつだってもっと多くを望むものだし、もっと早く起こってほしいと思うものだ」

    「F1はそのような競技だし、パワーユニットも空力も非常に複雑だ。シーズン中に僕たちにやれること、違いを生むために変更できることは非常に限られているので、本当に難しい」

  • ジェンソン・バトン、マクラーレン・ホンダに数週間以内での決断を迫る

    ジェンソン・バトン、マクラーレン・ホンダに数週間以内での決断を迫る

    ジェンソン・バトンは、自身の今後が“どう転ぶにせよ”マクラーレン・ホンダに早急に決断してほしいと明かしながらも、チームの劣勢が自らの決断に影響することはないと延べた。

    マクラーレンとジェンソン・バトンは、2016年のオプション契約を結んでいるが、育成ドライバーのケビン・マグヌッセンやGP2のランキングリーダーであるストフェル・バンドーンがチャンスを待っている。

    4日(金)にはレーシングディレクターのエリック・ブーリエが、ジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソのラインナップ継続の“意向”があるとコメントした。

    昨年は、今季のレースシートが決まるまで12月まで待たなければならなかったジェンソン・バトンは、それを繰り返したくないようだ。

    「サーキットを離れた場所で話し合う必要があるとは思っている。今後数週間くらいでね。どう転ぶにせよ、数週間以内に決められることを願っている」

    また、精彩を欠くマクラーレンの現状が自身の決断に影響するかと聞かれると、バトンは「もう結構しゃべりすぎたね」と返した。

    モンツァで好スタートを決めたバトンはオープニングラップで一時9番手まで浮上するも、最終的には14位で終えている。

    「ターン1に向けては良いスタートだったから楽しかったよ」と語るバトンは「その後は基本的にやってくる人たちを待つ感じ。問題は皆が、ここじゃムリだろうと思うところで追い抜きを仕掛けてきたことさ。コーナーに入る度にミラーを見なきゃいけない。いつもはそんなことないのにね。ERSのデプロイメントが低くてこういうことがあるとレースはかなり難しくなる」と続けた。

  • ジェンソン・バトン 「クルマが泣いていた」

    ジェンソン・バトン 「クルマが泣いていた」

    F1イタリアGP初日に15周しか走れなかったジェンソン・バトンは、マクラーレンのモーターホームでデザートを食べ比べしたことがこの日一番の楽しみだったとジョークを交えて笑った。

    ジェンソン・バトンとマクラーレンは、パワー依存のサーキットでタフな週末が待っていることを覚悟してモンツァにやってきた。戦略的なエンジン交換を実行することでペナルティーを受けることは決まっていた。

    午前中に12周したジェンソン・バトンは、午後のFP2ではたった3周しか走れなかった。トラックに出てすぐに“異常”が発生したとしてガレージへ戻ることを命じられたジェンソン・バトンのマシンは、その後セッションが終わるまで姿を見せることはなかった。

    F1ベルギーGPのタイヤトラブルを受けて、ピレリが指定した新しいタイヤ内圧を試すチャンスはあったかとの質問を受けたジェンソン・バトンは「いいや。でも、モーターホームのデザートなら食べ比べたよ。優勝は間違いなくチョコレートブラウニーだ」とはずらかした。

    FP2のトラブルは冷却水漏れだったといい、チームメイトのフェルナンド・アロンソが集めたデータが頼りだとジェンソン・バトンは認めた。

    「液漏れだ。クーラントが漏れた。クルマが泣いてたよ」とジェンソン・バトンはコメント。

    「努力はしたけど時間内に交換が終わらなかった。もう一台の方から学んで、できることをやろうと思う」

    「それが今日のトラブルだ。時間内に直せなかったので出られなかった。あまり良い1日ではなかった。午後は1周しかタイムを出せなかったし、午前中も数周しかできなかった。準備はあまりできていないけど、まあ、元気を出そう。厳しい週末になるのはわかっていた。自分たちでさらに状況を難しくしてしまったけどね」

    シーズンのこの段階に至ってもトラブルが続くことに苛立ちは感じないかと1人のジャーナリストに質問されたジェンソン・バトンは「そんなことない。僕は本当に満足してる・・・もちろん、当然、誰だってがっかりはするけどね」

  • マクラーレンの意向は「2016年もジェンソン・バトン残留」

    マクラーレンの意向は「2016年もジェンソン・バトン残留」

    マクラーレンは、2016年もフェルナンド・アロンソのチームメイトとしてジェンソン・バトンを継続する“意向”だが、ストフェル・バンドーンとケビン・マグヌッセンのレースシートを見つける手助けもしたいと考えている。

    マクラーレンは、2016年のジェンソン・バトンのオプションを有しているが、GP2を独走中のストフェル・バンドーンと前年にレースドライバーを務めたケビン・マグヌッセンも保有している。

    フェルナンド・アロンソは複数年契約を結んでおり、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブリーエは、育成ドライバーを昇格させるよりも、ジェンソン・バトンを保持することがマクラーレンのプランだとモンツァで述べた。

    「マクラーレンには2台のクルマしかないし、2つのレースシートしかない。我々には2人のワールドチャンピオンがいるし、ここまでのところは彼らをキープするのが我々の意向だ」

    しかし、エリック・ブーリエは、マクラーレンは、ストフェル・バンドーンとケビン・マグヌッセンを他チームに所属させるための努力もしていくと述べた。

    「我々は2016年に彼らの4人がレースをすると考えてる。4人も良いドライバーを抱えているのは贅沢な問題だ」

    「ケビンとストフェルは非常に優れたドライバーだ。二人ともF1でレースをすると思っているし、我々が彼らに用立ててあげることができないのであれば、来年彼らがレースをできるようにベストを尽くしていく」

    ケビン・マグヌッセンは、もう一年レースをしないことは考えていないと断言しており、エリック・ブーリエは、ホンダが“注意散漫”にならないのであれば、若いドライバーのためにホンダの“Bチーム”設立の可能性もあると述べている。

  • ジェンソン・バトン 「F1はキャノピーの導入を検討するべき」

    ジェンソン・バトン 「F1はキャノピーの導入を検討するべき」

    ジェンソン・バトンは、インディカードライバーのジャスティン・ウィルソンの死亡事故を受け、F1はコックピットキャノピーを導入する道を見い出すべきだとの見解を語った。

    2週間前にポコノ・レースウェイで開催されたインディカーのレース中、他車のデブリが衝突したジャスティン・ウィルソンは頭部に重傷を負い、翌24日(月)に帰らぬ人となった。

    これを受けて、オープンコックピットのレース界の安全性に関する議論が白熱している。

    2009年にはF2でヘンリー・サーティースが他車から外れたタイヤホイールとぶつかって命を落とし、さらに同年のF1ハンガリーGPではフェリペ・マッサの頭部に飛んできたスプリングが直撃して大怪我を負っており、以来、FIAはコックピット保護を強化する方法を調査している。

    カート時代にジェスティン・ウィルソンとしのぎを削ったジェンソン・バトンは、ポコノの事故が保護強化の必要性に関する自身の意見を変えたと明かす。

    「今回の出来事は本当に悲しいし、僕たちみんなが精神的に打ちのめされていると思う」とジェンソン・バトンはコメント。

    「カート時代にレースをした相手であり、F1でも競争し合った仲だからというだけではない。今のモータースポーツで起きではいけないことだからだ」

    「1970年代ではないし、もっと良くなっているべきだと思っている。僕はずっとオープンコックピットのレースなんだから、オープンコックピットのままにすべきだと言ってきたドライバーの一人だけど、もう十分だ」

    「真剣に何かに取り組むべきタイミングだと思う。マシンのヘッドレストなどを変えるだけではなく、キャノピー的なものを導入するなどの必要がある。ここ数年で発生した回数を考えてみてほしい。ヘンリー・サーティースの一件以来、死亡につながる頭部の怪我が多すぎる。変えるべきだと思う」

    FIAが検討しているアイデアは2つあると言われている。ひとつはドライバーの頭上に1本のステーで支える細いながらも強固な保護的ボディワークのフープを設置する案だ。

    しかし、事故発生時にドライバーがマシンに閉じ込められる欠点があるが、ジェンソン・バトンは戦闘機スタイルのキャノピーの導入を真剣に検討すべきだと主張する。

    「僕はキャノピーがいいと思っている。頭部周辺にブレードが設置されれば、もちろん破損しないことを想定しつつだけど、特殊な衝撃があれば壊せる、とか、そんな感じでね。正直、あまり詳しく考えたことはないけど、たぶんキャノピーが進むべき道だと思う」

    「もちろん、時間はかかるだろう。来年のF1に導入されるとは思っていない。個人的にはすぐにでもそうなるべきだと思っているし、インディカーは僕たち以上に問題が多いようなので、彼らはそうすべきだと思う。彼らが出しているスピードもそうだ。クラッシュすればバンクから逃げられないので、どんなアクシデントもデブリがつきものだ。だから、わりと早めにキャノピーを目にすることになればいいと思っている」

    一方、メルセデスのルイス・ハミルトンは、クローズドコックピットが検討されるべきだとしながらも、ドライバーシートからの景色は奇妙に映るだろうと認めた。

    「難しい問題だねし、悩んでいる。将来的にはクローズドコックピットになるのではいかと思うけど、アイルトンの時代のレースを見て育ってきた者としては、ずっとオープンコックピットだったからね。考えを変えるのは難しいけれど、変化が前進になることもある。自分が好きかどうかはわからない。頭上にキャノピーがあったら変な気分だろうね。でも、あまりに多くの死があった」

    「20年前よりははるかに少ないけど、それでも多すぎるし、これ以上はあってはならない。改善するために変えていかなければならない。F1だけではなく、他のクラスもね。若いサーティースのことや、スパのGP3のレースで起きたクラッシュとか、タイヤがコースを横切るシーンを見ると、“もしあれが他のドライバーにぶつかったら・・・”と考える。これ以上、そうならないことを願っている。ただ、閉鎖する必要はないかもしれない。別のメカニズムがあるかもしれない。それをみんなが調べているんだと思う」

    だが、F1ドライバー全員がその意見に賛同しているわけではない。フォース・インディアのドライバーでル・マン24時間レースを制したニコ・ヒュルケンベルグは、クローズドコックピットになればシングルシーターレースのDNAを変えることになると考えている。

    「確かにメリットもデメリットもある。僕的にはシングルシーターのレースはオープンコックピットだ。今年の契約をするとき、リスクがあることは承知していたはずだし、危険が伴う可能性もわかっていたはずだ。それがレーシング、モータースポーツのDNAだ」

    「全てをなくすべきではないし、殺風景にしすぎたり、何もかもを守ろうとしすぎるのも違うと思う。それはこのスポーツにとって良くないだろうし、魅力がなくなってしまう気がする」

    コックピット保護の強化や導入に関して厳正なタイムフレームは決められていないが、FIAのチャーリー・ホワイティングはこの問題が統括団体の重要課題であることを明言している。