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  • 【動画】 セルジオ・ペレス、セルゲイ・シロトキンに体当たり

    【動画】 セルジオ・ペレス、セルゲイ・シロトキンに体当たり

    フォース・インディアのセルジオ・ペレスは、F1シンガポールGPの決勝でセルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)に体当たりしてドライブスルーペナルティを科せられた。

    7番グリッドからスタートしたセルジオ・ペレスは、16周目にピットイン。しかし、ウルトラソフトでスタートしたセルゲイ・シロトキンの後ろの16番手でコースに復帰することになる。その前にはソフトでスタートしたランス・ストロール(ウィリアムズ)がいた。

    その後、無線でトラフィックのなかに出されたことに不満を述べていたセルジオ・ペレスは、抜き抜くいマリーナ・ベイ・サーキットで10周以上をセルゲイ・シロトキンの後ろで過ごすことになる。

    そして、34周目にオーバーテイクを仕掛けてセルゲイ・シロトキンの前に出かけたところで、セルジオ・ペレスは接触。ステアリングを左に動かしているのは明らかであり、フラストレーションによる意図的な体当たりのように見える。

    この接触で左リアタイヤをパンクさせ、さらにマシンにも大きなダメージを負ったセルジオ・ペレス。審議の結果、ドライブスルーペナルティを科せられ、最終的に17位でフィニッシュ。

    フォースインディアは、エステバン・オコンがオープニングラップでセルジオ・ペレスとの接触でウォールにクラッシュしており、0ポイントでシンガポールを離れることになった。

    関連:F1シンガポールGP 結果 | ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • ピエール・ガスリー 「ポイントを争えるほどのペースがつかめなかった」

    ピエール・ガスリー 「ポイントを争えるほどのペースがつかめなかった」

    トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1シンガポールGPの決勝レースを13位で終えた。

    ピエール・ガスリーは8列目15番手からハイパーソフトタイヤでスタート。スタート直後、第3コーナーでアクシデントが発生。このアクシデントをかわし、ピエール・ガスリーは12番手にポジションを上げる。このアクシデントで3周にわたりセーフティカーが導入される。

    セーフティカー先導が解除された後、ピエール・ガスリーはポジションをキープして、レースは序盤を終えた。レース中盤に差し掛かる頃からピットインするマシンが出るが、タイヤを持たせて走り続けるガスリーはポジションを9番手に上げた。ガスリーは27周目にピットインし、ウルトラソフトタイヤに交換。18番手でコースに戻り、追い上げ態勢に入る。しかし、追い越しの難しいコースで、なかなかペースは上がらず、レースは後半に入った。

    残り20周となった終盤、ピエール・ガスリーを走行し、ポジションアップを狙う。しかし、前車との差を詰めるものの、パスすることはできず、ガスリーは14番手でフィニッシュ。12番手でフィニッシュしたハースのロマン・グロージャンにブルーフラッグ無視による5秒ペナルティーが科され、最終的にガスリーは13位となった。

    「今日はいつもとは少し違ったレース展開となった」とピエール・ガスリーはコメント。

    「スタートは上手くいき、ポジションを3つ上げて最初の周で12番手まで浮上した。タイヤをハイパーソフトでスタートするという賭けに出たが、思ったよりもスティントの最後までタイヤを持たせるのが難しく、結果的に苦戦してしまった」

    「最初のピットストップ後、シロトキン(ウイリアムズ)とグロージャン(ハース)とポジションを争っていた際にブルーフラッグを提示されてしまい、タイムロスしてしまった」

    「最大限のプッシュをしたつもりだったが、このレースウィークはポイントを争えるほどのペースがつかめなかった」

    関連:F1シンガポールGP 結果 | ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • ブレンドン・ハートレー 「色々試したが、どれも上手くいかなかった」

    ブレンドン・ハートレー 「色々試したが、どれも上手くいかなかった」

    トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1シンガポールGPの決勝レースを17位で終えた。

    ブレンドン・ハートレーは9列目17番手からハイパーソフトタイヤでスタート。スタート直後、第3コーナーでアクシデントが発生。このアクシデントをかわし、16番手にポジションを上げる。このアクシデントで3周にわたりセーフティカーが導入される。セーフティカー先導が解除された後、ハートレーはポジションをキープして、レースは序盤を終えた。

    15周目、ブレンドン・ハートレーはタイヤ交換のためピットインし、ウルトラソフトタイヤに替え、18番手でコースに戻る。しかし、追い越しの難しいコースで、なかなかペースは上がらず、レースは後半に入る。37周目、ハートレーは2回目のタイヤ交換のためピットイン、ハイパーソフトタイヤに替え、レースは終盤を迎える。

    残り20周となった終盤、ブレンドン・ハートレーは18番手を走行し、ポジションアップを狙う。ピットインするマシンなどを抜く形で16番手となるが、最終ラップに後続にパスされ17番手でフィニッシュした。

    「最初にハイパーソフトを装着していたことにより前方のマシンよりも速かったので、ピットインを早めに行うという一か八かの勝負に出ることにした」とブレンドン・ハートレーはコメント。

    「その後ウルトラソフトに変更したけど、多くのマシンにフタをされてしまう状態の中、トラフィック後方で身動きができなくなり、作戦は上手くいかなかった。そこでもう一度ピットストップを行うことにしたけど、ここでもウイリアムズのマシンに引っかかってしまい、最後はマグヌッセン(ハース)にオーバーテイクを許してしまった」

    「このレースではいい部分もあったけど、ポイント獲得に至るまでのペースはなかったかもしない。シンガポールGPに期待をしていた分、残念な結果になってしまった。タフな一戦を最後まで走りきることができたけど、喜べる結果にはならなかった」

    「ハイパーソフトでスタートすることに決めたのは、他車よりもタイヤの持ちがよかったためだが、最初の周で順位を上げることも僕たちの作戦の一つだった。オコン(フォースインディア)がウォールに追突したことで状況は変わってしまったけど、ハイパーソフトでの最初のスティントは悪くなかったと思う」

    「他にもなんとか順位を上げようと色々試しましたけど、残念ながらこのレースウィークではどれも上手くいかなかった」

    関連:F1シンガポールGP 結果 | ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • トロロッソ・ホンダ:ハイパーソフトスタートのギャンブルに失敗

    トロロッソ・ホンダ:ハイパーソフトスタートのギャンブルに失敗

    トロロッソ・ホンダは、F1シンガポールGPの決勝レースをハイパーソフトでスタートするという賭けに出たが失敗に終わった。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーは8列目15番手から、ブレンドン・ハートレーは9列目17番手からのスタート。2台は自由にタイヤを選べるトップ10以外では唯一ハイパーソフトをスタートタイヤに選択した。

    トロロッソ・ホンダは比較的にタイヤに優しいマシンであり、ピエール・ガスリーはこれまで第1スティントを延ばす作戦で入賞を飾ることが多かった。

    今回ピエール・ガスリーは、オープニングラップの混乱を切り抜けて4つポジションを上げることに成功。一時は9番手まで順位を上げていた。しかし、ピレリの最も柔らかいタイヤであり、パフォーマンスは最大であるものの、耐久性は最も低いハイパーソフトで次第に苦しむようになる。

    そして、徐々に後続に迫られ、ウルトラソフトでスタートしたシャルル・ルクレール(ザウバー)に抜かれた後、27周目にピットインを余儀なくされる。これで後方まで順位を下げたガスリーは、抜き抜くいマリーナ・ベイ・サーキットでコース上で順位を上げることに苦労し、13位でレースを終えた。

    一方のブレンドン・ハートレーは、オープニングラップで順位を上げることができず、15周目にハイパーソフトを捨ててウルトラソフトに交換。38周目に再びハイパーソフトで反撃を試みるも順位を上げることができず、17位でフィニッシュした。

    対照的だったのはマクラーレンのフェルナンド・アロンソ。ウルトラソフトで11番手からスタートして38周目まで第1スティントを延ばしたことで7番手まで順位を上げて、ソフトでの第2スティントでも後続からの脅威はなく、“ベスト・オブ・ザ・レスト”の7位でフィニッシュした。

    また、フェラーリも早めのタイヤ交換で失敗している。オープニングラップで2番手に順位を上げたセバスチャン・ベッテルは、15周目にピットインして先制攻撃を仕掛けるも、セルジオ・ペレスの後ろで1周を過ごすことになって、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)にオーバーカットされて3位でフィニッシュすることになった。

    全体的に“先に動く”もしくは“先に動かざるを得なかった”チームがチャンスを逃すレースとなった。

    関連:F1シンガポールGP 結果 | ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

  • F1シンガポールGP 結果 | ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

    F1シンガポールGP 結果 | ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン

    2018年のF1世界選手権 第15戦 シンガポールGPの決勝が9月16日(日)にマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポール・トゥ・ウィンで今季7勝目を挙げた。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが13位、ブレンドン・ハートレーが17位でレースを終えた。

    F1はヨーロッパでの連戦を終え、シンガポールに舞台を移して第15戦を迎えた。

    シンガポール市街中心部に公道を使って設置されたコースは、グリップが低くタイトなコースで、ナイトレースとして行われる独特のグランプリ。現地時間20時10分から気温29.7℃、路面温度34℃のドライコンディションでレースはスタートした。

    ピレリは、シンガポールGPに最も柔らかいハイパーソフト(ピンク)、ウルトラソフト(パープル)、そして、スーパーソフトを飛ばしてソフト(イエロー)という3種類のタイヤを選択しており、レースではウルトラソフトもしくはソフトのいずれかの使用が義務付けられている。

    セーフティカー出動率100%のシンガポールGPだが、レースはオープニングラップでのエステバン・オコン(フォースインディア)のクラッシュにより早くもセーフティカーが導入される。だが、最終的にセーフティカーはこの1回だけとなった。

    優勝はポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン。事実上、トップを譲らないレース展開で今季7勝目、通算69周目を挙げた。

    2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3位にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続いた。今回のレースでルイス・ハミルトンとセバスチャン・ベッテルのポイント差は40ポイントに広がった。

    4位はバルテリ・ボッタス(メルセデス)、5位はキミ・ライコネン(フェラーリ)、6位はダニエル・リカルド(レッドブル)とトップ6は予選順位がそのままレースリザルトとなった。

    “ベスト・オブ・ザ・レスト”の7位にはマクラーレンのフェルナンド・アロンソが入った。以下、カルロス・サインツ(ルノー)、シャルル・ルクレール(ザウバー)、カルロス・サインツ(ルノー)までがポイントを獲得した。

    トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが14位でチェッカーを受けたが、13位のロマン・グロージャン(ハース)に5秒加算ペナルティが科せられたことで最終順位は13位に昇格。ブレンドン・ハートレーが17位でレースを終えた。

    2018年 第15戦 F1シンガポールGP 決勝 順位・結果

    順位 No ドライバー チーム
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス
    2 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
    4 77 バルテリ・ボッタス メルセデス
    5 6 キミ・ライコネン フェラーリ
    6 3 ダニエル・リカルド レッドブル
    7 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン
    8 55 カルロス・サインツ ルノー
    9 16 シャルル・ルクレール ザウバー
    10 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー
    11 9 マーカス・エリクソン ザウバー
    12 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン
    13 8 ロマン・グロージャン ハース
    14 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ
    15 18 ランス・ストロール ウィリアムズ
    16 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ
    17 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア
    18 20 ケビン・マグヌッセン ハース
    19 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ
      31 エステバン・オコン フォース・インディア

    ■ F1シンガポールGP レース展開
    上位10台は中古のハイパーソフト、それ以降ではトロロッソの2台が新品ハイハーソフト、最後尾のランス・ストロール(ウィリアムズ)がソフト、それ以外はウルトラソフトをスタートタイヤに選択した。

    ホールショットを奪ったのはポールポジションスタートのルイス・ハミルトン(メルセデス)。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を抜いて2番手に浮上する。

    エステバン・オコン(フォースインディア))がチームメイトのセルジオ・ペレスと接触してターン4でウォールにクラッシュ。レースは1周目からセーフティカーが導入。セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)がピットインしてソフトタイヤに交換する。

    レースは5周目に再開。順位の変動はなく、上位勢はタイヤを労わるために先行車から一定の間隔を空けて、比較的遅いペースで静かにレースは進行する。

    13周目あたりからルイス・ハミルトンがペースを上げ、ファステストを連発して後続を引き離しにかかる。

    15周目にフェラーリが動く。セバスチャン・ベッテルがピットイン。ウルトラソフトに交換するが、セルジオ・ペレスの後ろの7番手でコースに復帰することになる。ブレンドン・ハートレーもピットインしてウルトラソフトを装着して最後尾でコースに戻る。

    翌周。ルイス・ハミルトンがピットイン。ソフトタイヤに交換して5番手コースに復帰。セルジオ・ペレスを挟んでセバスチャン・ベッテルという順になった。

    17周目にはバルテリ・ボッタスがピットインしてソフトに交換。その間にセバスチャン・ベッテルに抜かれたセルジオ・ペレスの後ろの7番手でコースに復帰する。

    18周目にはマックス・フェルスタッペンがピットインしてソフトに交換。1周ペレスに引っかかることになったセバスチャン・ベッテルの前の4番手でコースに復帰する。

    23周目。暫定でトップを走行していたキミ・ライコネンがピットインしてソフトに交換。バルテリ・ボッタスの後ろでコースに復帰する。上位勢でピットインしていないのは暫定トップのダニエル・リカルド(レッドブル)だけとなる。

    3強以降ではフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が7番手、カルロス・サインツ(ルノー)が8番手。そして、ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が9番手まで順位を上げていたが、ハイパーソフトの劣化によってシャルル・ルクレール(ザウバー)から1秒以内で攻撃を受け続け、26周目にポジションを奪われる。その周でガスリーはピットイン。ウルトラソフトに交換して後ろから2番目でコースに復帰する。

    28周目。暫定トップだったダニエル・リカルドがピットインしてウルトラソフトに交換して6番手でコースに復帰。ルイス・ハミルトンがラップリーダーとなる。2位のマックス・フェエルスタッペンとの差は4.5秒。

    34周目。ピットストップ後にセルゲイ・シロトキンに引っかかってフラストレーションを募らせていたセルジオ・ペレスがオーバーテイクを試みて接触。左リアタイヤをパンクさせてピットインを余儀なくされる。ペレスはシロトキンがいるのを確認して左にステアリングを切っており、故意の危険行為とみなされる可能性もある。

    36周目。トップのルイス・ハミルトンが下位マシンを周回遅れにし始めていく。ロマン・グロージャンが道を譲らずにセルゲイ・シロトキンとバトルを展開する。

    38周目。ブレンドン・ハートレーとケビン・マグヌッセンが2度目のピットイン。それぞれハイパーソフトに交換。二人は審議対象となっており、何らかのインシデントがあったようだ。

    また、8番手を走行していたカルロス・サインツがソフトに交換してストフェル・バンドーンの前でコースに。翌周、シャルル・ルクレールがハイパーソフトに交換してまだピットインしていないストフェル・バンドーンの後ろでコースに復帰する。7番手を走行していたフェルナンド・アロンソがピットインして7番手をキープ。

    セルジオ・ペレスにドライブスルーペナルティが科せられる。フォースインディアはペナルティをすぐに消化し、ペレスは最後尾に順位を落とす。また、ロマン・グロージャンには青旗無視で5秒ペナルティ、セルゲイ・シロトキンにはブレンドン・ハートレーを押し出したことで同じく5秒ペナルティが科せられた。

    その後、レースは膠着状態。キミ・ライコネンがバルテリ・ボッタスを1秒以内で追いかけるが抜くことはできない。

    最終的にルイス・ハミルトンが終始レースをコントールするかたちでトップでチェッカー。今シーズン7勝目を挙げた。

  • ホンダF1 特集:シンガポールGPにむけたパワーユニット対策

    ホンダF1 特集:シンガポールGPにむけたパワーユニット対策

    ホンダのパワーユニットエンジニアを務めるクリス・ライトが、F1シンガポールGPが開催されるマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで最大限のパフォーマンスを発揮するために何に注力すべきかを語った。

    新シーズンに向けてドライバーがトレーニングをする際、シンガポールGPのことを真っ先に考える。シンガポールのナイトレースで戦うために要求されるフィジカル的な要素はシーズンの中で最も高く、シンガポールGPの決勝で2時間戦える体力があるということは、他のどのグランプリでも戦えるということになる。

    そして、シンガポールGPで挑戦するのはドライバーだけではない。マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットは、パワーユニットにとっても多くの試練がある。

    「気温の問題が一番重要です。ここのストレートは特に長い訳ではありません。ハイブリッドの電気エネルギーのやりくりの部分ではとても与しやすいサーキットで、エネルギーマネジメントも非常にやりやすいです」とクリス・ライトは語る。

    「しかし、ECUが高度に発達しており多くの戦略的なオプションが取れる状況なので、ドライバーは短いストレート上で多くのスイッチ操作を行わなければいけなくなります。なので我々は、ドライバーが運転中に極力少ない操作ですむようにセットアップを進めます」

    「したがって、私の仕事のひとつは、いかに少ないスイッチ操作で必要な変更が出来るかを考えることになります。もしドライバーに多くのスイッチ操作を指示したら、ラップタイムが遅くなったり、トラフィックの中でいいポジションにつけなくなったりする可能性があります。ドライバーはステアリング操作に集中する必要があり、このサーキットではそれが重要なのです」

    「ドライバーにとってできるだけシンプルにパワーユニットを操作できるようにするのが、このサーキットでの私の重要な仕事です」

    フリー走行P2や予選、決勝は日没後に行われるが、気温が20℃を下回ることは滅多になく、湿度も高いままです。そして、それらがパワーユニットにさまざまな影響を及ぼす。

    「湿度、気温、気圧などの気象条件は、すべてターボのコンプレッサーの働きに影響します。外気温が高いということは、吸気の温度が高い、すなわち空気密度が低い状態です。そのような中ではエンジンに十分な量の空気を送るために、ターボのブースト圧を高めに設定しなければならないのですが、それはコンプレッサーにとっては大きな負担になります」

    「コンプレッサーの他にも、イレギュラーなタイミングでの燃焼によるノッキングも発生するので、イグニションの頻度を決めるためのモニタリングは欠かせません。それはどのサーキットでも同じですが、ここでは特に吸気温度が非常に高いので、コンプレッサーをより早く回さなければいけないのです」

    「パワーユニットはこのような状況にも対応できるように作られていますが、極限の状態で対応しています。もしシンガポールで余裕がある状態だとしたら、それは設計が間違っていると言えます」

    高温に対処する一番単純な方法は、冷却のためにボディーワークを開けること。ダウンフォースを得るために空気抵抗を増してサーキットを走っている状態では、それが簡単な解決法だと想像できるだろう。しかし、すでに高いレベルで冷却を行っている場合、さらなる努力が必要だとライトは指摘する。

    「サーキットのレイアウトにもよりますし、ここは気温が高いので冷却も簡単ではありません。ボディーワークを開けてマシンを冷却するのは簡単ですが、このサーキットでは空気抵抗を増すことはとても不利になります。なので、チームからはラップタイムを縮めるために、できるだけ抵抗を少なくして走りたいという要望を多く受けます。抵抗を増やしてもラップタイムに影響しにくいサーキットもありますが、ここは違います」

    「冷却に関してどう設定するかでタイムは変わってきます。大きく車体に穴を開けるほどラップタイムは遅くなります。逆に少ししか開けなければ、ラップタイムへの影響は少なくなります。しかし、より気温が高い状況では大きく冷却口を開ける必要があり、そうするとラップタイムはより遅くなります」

    「ここやマレーシアのように気温が高いサーキットでは、ボディーワークの変更による不利益を抑えるために、パワーユニットの温度の限界値を正しく把握する必要があります」

    さらには、路面の状態についても考慮する必要がある。レース専用サーキットよりも市街地サーキットのほうがよりバンピーで、それによってリアタイヤがアスファルトに接触しない状態につながりるが、そういったことはテレメトリーで確認することができる。

    「ここでは他よりもリミッターを使います。信頼性の問題につながる可能性はありますが、リミッターが正しく働けば問題にはなりません。リミッターを使っていると推進力が制限されるので理想的とは言えません。しかしここのバンプに対処すると、そのようなことも起こりえます」

    「サーキットにバンプがないように見えても、データに異常があるようなら確認したほうがいいです。データを見て何でトルクカットが起こっているのかと疑問に思った場合、バンプによるリミッター作動が原因のことがあります」

    「データから1~2個のバンプがあるのがわかっているので、他のサーキットと比べて、間違いなくここはバンピーと言えます」

    マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットはシーズンの中で最もコーナーが多いサーキット。低速コーナーの出口も多く、ドライバビリティーに影響する。ドライバビリティーがよくなければリアタイヤの寿命にもよくなく、ラップタイムの悪化にもつながる。しかし、パワーユニットエンジニアにとって、シンガポールは全てにおいて悪い訳でもない。

    「ドライバーが現在サーキットのどの場所を走っているのか、パワーユニットがきちんと把握できている必要があるのですが、それはドライバーがコーナー進入時にアクセルを緩める動作によって認知可能です。ここのコーナーでは大きくスロットルを緩めなければならないので、場所を感知することが容易です。しかし、フリー走行の時にスロットルを緩めていながら、予選ではアクセルを緩めないようなサーキットでは、時に場所を認知することが難しいケースがあります。でも、ここのようなストップアンドゴー型のサーキットでは、そのようなリスクはありません」

    「そういった部分ではこのサーキットはそれほど悪くありません。しかし、コーナーが多くエネルギーを使える箇所が多いために、エネルギーマネジメントは複雑です。そしてこのサーキットは短いストレートが多く配されているという特徴があります」

    「通常は3か所ほどのストレートからデプロイする場所を選ぶのですが、ここでは、多くのストレートの中からドライバーの好みによってデプロイする場所を選べるのです。ただ、実際にはどちらかというと、どこでエネルギーを使用することが最も効率的にラップタイムを短縮できるかについてシミュレーションを行い、それに基づいて設定することが多いです。そしてその結果にはドライバーも満足しています」

    関連:2018年 F1シンガポールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • トロロッソ・ホンダ:F1シンガポールGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダ:F1シンガポールGP 予選レポート

    トロロッソ・ホンダは、F1シンガポールGPの予選で、ピエール・ガスリーが15番手、ブレンドン・ハートレーが17番手だった。

    F1 第15戦 シンガポールGPは2日目を迎え、プラクティス3と予選が行われた。シンガポールの天候は曇り、降水確率は10%。午後6時からのプラクティス3は気温29度、路面温度36度のコンディションの下、走行が行われた。

    プラクティス3の開始早々にトロロッソ・ホンダの2台は、まずソフトタイヤで1周を走行しピットイン。その15分後に新品のハイパーソフトタイヤでコースインし、アタックシミュレーションを行った。徐々にタイムを伸ばした2台はピエール・ガスリーが1分41秒668、ブレンドン・ハートレーが1分42秒357をマーク。2台は10周を走行しピットへ戻る。セッション後半、新品のハイパーソフトイヤで再びコースインしアタックシミュレーションを行った2台は、ガスリーが1分40秒686と大きくタイムアップを果たし、ハートレーも1分41秒562とベストタイムを更新した。このタイムによりプラクティス3で、ガスリーは14番手、ハートレーは17番手となった。

    午後8時、夜になっても気温は29度と変わらないまま、予選が開始された。18分間のQ1、1セット目のタイヤでピエール・ガスリーが1分40秒025、ブレンドン・ハートレーも1分40秒365とベストタイムを更新する。Q1終盤、2セット目のアタックに出た2人は、ガスリーが1分39秒614、ハートレーが1分39秒809と、ともに1分39秒台のタイムを出した。僅差の争いのなか、ガスリーは15番手でQ2進出を果たしたが、ハートレーは17番手でQ2に進むことはできなかった。直後に行われたQ2で、ガスリーは1回目のアタックで1分39秒876、2回目のアタックで1分39秒691をマークするが、Q1でのベストラップを上回ることはできず、15番手で予選を終えた。

    決勝レース、ピエール・ガスリーは8列目15番手から、ブレンドン・ハートレーは9列目17番手からのスタートし、ポイント獲得となる10位以内を目指す。

    F1シンガポールGP 決勝レースは9月16日(日)午後8時10分(日本時間午後9時10分)にスタートする。

    ピエール・ガスリー (15番手)
    「昨日からなかなか期待していたような結果にはならず、初日から思いどおりにいかない難しいレースウイークを過ごしています。今日は幾分改善されましたが、Q3では他チームと戦えるほど何かできたわけではありませんでした。マシンのバランスとグリップに苦戦し改善するためにいくつかのことを試しましたが思ったようにはいかず、マシンのポテンシャルを最大限に引き出すことができませんでした。明日は簡単なレースにならないと予想していますが、ハイパーソフトタイヤを磨耗させずうまくマネージできることは強みなので、明日もそこに重点をおいて、少しでもポジションをあげたいと思います」

    ブレンドン・ハートレー (17番手)
    「今朝のP3はなかなかうまくいきませんでしたが、予選までにマシンを多少ですが改善することができましたし、予選もあと少しでQ2進出と言うところでした。最初のアタックではトラフィックにひっかかってしまい、2周目はクリアラップを取れたのですが中盤のセクターで少しミスしてしまいタイムを落としてしまいました。ピエールより0.15秒ほど遅れをとってしまい、その差がQ2進出への明暗をわけることになりました。このコースはドライバーにとって一度しかアタックのチャンスがない、難しいコースだと感じています。タイヤに関しては昨日から感触はいいので、明日はポイントを獲得するために何か作戦を立てられるだろうと思っています。もっといい週末にできると思っていたのですが、ともかく明日のレースに期待したいと思います」

    ギヨム・ドゥゾートゥ (トロロッソ 車体パフォーマンスマネージャー)
    「金曜の走行セッションではショートランであまり納得のいく結果とならなかったため、タイヤとマシンのセットアップ調整を行いました。今日に向けたアイデアはあって、それがピエールにはうまく機能しました。彼が上手にまとめてくれたおかげで、いい結果が出せました。 しかし最終セクターで、このコースのレイアウト上あまり好ましくない、過度のオーバーステアに苦戦していたと思います。ブレンドンはピエールよりも更にP3でマシンのハンドリングに苦労していました。ただ、P3での調子を踏まえると、予選ではもう少し結果を出せると期待していました。Q1はトラフィック回避と路面コンディションの向上に対応することに重点を置いて走行しました。ピエールはアタック2周目にいいタイムを出すことができましたが、ブレンドンがミスをしてしまい残念ながらQ2進出とはなりませんでした。Q2でピエールはマシンのバランスとリアが安定しないことによって苦戦してしまい、Q3への進出は叶いませんでした。ここからはこれまでのセッションを振り返り分析をし、この難しいサーキットでどう改善していくかを考えなくてはいけません。金曜のロングランでの感触は悪くなかったことも踏まえ、ピットストップは1回なのか2回なのかなど、明日の決勝の作戦は幅を持たせて準備していきます。このサーキットでのレースは何が起こるかわからない部分があるので、中団の中でいいレースが出来るよう、ベストを尽くします」

    田辺豊治 (ホンダF1 テクニカルディレクター)
    「通常の土曜と同様に、昨日のセッションの後、走行から得たデータを分析し、シャシー、PUともに今日の予選に向けてセッティングの最適化を図りました。昨日に対してマシンは改善したものの、ハートレー選手がQ1敗退、ガスリー選手も15位と十分な向上は果たせませんでした。我々のロングランのペースは悪くはありませんので、レースに向けてはタイヤマネージメント、ピットストラテジーなどを上手くまとめ、できる限りポジションを上げられればと思っています」

    関連:F1シンガポールGP 予選 | ルイス・ハミルトンがポールポジション!

  • F1 シンガポールGP 予選 | トップ10ドライバーコメント

    F1 シンガポールGP 予選 | トップ10ドライバーコメント

    2018年のF1世界選手権 第15戦 シンガポールGPの予選が9月15日(土)にマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われた。

    ポールポジションを獲得したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)。下馬評ではフェラーリ優勢と見られているなか、予選Q3の1回目のアタックで1分36秒015という驚異的なラップタイムを記録して今季7回目となるポールポジションを獲得した。

    2番手グリッドには0.319秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続き、優勢と思われたフェラーリがハミルトンから0.613秒差の3番手。キミ・ライコネンもバルテリ・ボッタスの後塵を拝する5番手と流れに乗れない予選となった。

    1番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)

    「あのラップはスタートからとにかくパーフェクトだったし、それを続けることができた。魔法のように感じたよ。これまでのベストラップではないかもしれないけど、ベストのひとつのように感じた。仲間や僕が“セクシーラップ”と呼んでいるものだ。今日は1周しかそのラップができなかったし、その後は速くは走れなかった。このトラックは自信、ブレーキへの信頼、クルマの安定性が重要だし、そこに近づくためには数周しかない。そこを失うと、取り戻すのはとても難しい。だから、Q2でハイパーソフトで追加で2周できたことに感謝している。タイヤをもう少し理解することができたからね。Q3では各コーナーで限界を攻めているように感じたけど、ホイールスピンなどもなかった。今年は全般的にレースでかなり強かったと思うし、明日もそれを続けられることを願っている。良いスタートを切れるように今夜は懸命に作業するつもりだ。その後はタイヤを労われるかが重要になるだろう。ハイパーソフトを長く持たせるのは簡単ではないけど、僕たち全員が同じ状況だし、面白くなるはずだ。フェラーリとレッドブルは特にロングランのペースが良かったし、明日戦えるかは僕たちにかかっている。でも、今日良い仕事ができたことに感謝しているし、チームのみんなからのサポートに本当に感謝している。メルセデス、そして、チーム全体とのこの旅路はとにかく素晴らしい経験だ」

    2番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
    「今日は僕のF1でのベストな予選セッションだった。プラクティスと予選で直面したエンジンのドライバビリティの問題を考えれば、2番手を獲得できたことにとても驚いた。Q3のラップは本当に良かったし、全てのセッションでセットアップを進歩させることができたので、最後はクルマの感触は素晴らしかった。一番のステップはフロントのグリップをかなり見つけられたことだ。それがQ2とQ3でかなり役立った。ここではミスの少ない良いラップだったと感じれば、通常はそれをフロントローに転換することができる。ニュートラルに入らないという奇妙なことがあってもフロントローを獲得できたのは本当に満足している。スタートの1メートルでルイスに仕掛けてリードを奪うことができれば、抜くのが難しいトラックなので良いチャンスはある。それでもまだセーフティカーによる幸運は必要だけど、いつものようにベストを尽くす。良いポジションに入るために頑張るつもりだ」

    3番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
    「今日の僕たちのラップは理想的ではなかった。全体的に予選セッションはそれほど良くなかった。僕たちはクルマからベストを引き出せなかった。スムーズなセッションができなかった。それだけのことだ。ギャップは大きいけど、部分的にここが非常に長いトラックだというせいもあるし、心配はしていない。ルイスはとても良いラップだったと思うけど、打ち負かすのは不可能ではなかった。もちろん、フロントローからスタートできた方が常にいいけど、明日は問題ないと思う。クルマはいいし、前のグループについていけると思うし、僕たちには取り組んでいくための2時間のレースがある。何が起こるかは決してわからない。もちろん、僕たちにはあらゆる材料が揃っていたのでもっとうまくやれたかもしれないけど、今日はすべてをまとめることができなかった。3番手は災害ではないし、まったく動揺はしていない。でも、ポールポジションを獲りたかったのは確かだし、今日は手の届くところにあった。でも、もうページをめくって、明日のどのように戦うかに目を向けている」

    4番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
    「4番手はもちろん理想的ではないし、今日の結果には満足できない。FP3からQ3までは全てがかなり順調に進んでいたけど、Q3では他が多くを見つけていたのに対し、僕はできなかった。あまりトラックの改善を感じられなかった。ルイスは素晴らしいラップを決めたけど、コンマ7秒の差は明らかに大きいし、何が問題だったのかを詳しく調べて分析していく必要がある。フェラーリ、レッドブル、僕たちの間でロングランのタイムはかなり拮抗していたので、もっと高い位置で予選を終えてフロントローから攻撃できないのは残念だ。僕たちはここで去年よりも競争力があるのは間違いない。クルマは改善しているし、正しいセットアップの方向性も選べている。だから、明日に関しては楽観的だ。新しい一日だし、少なくともフェラーリの1台は僕の後ろからスタートする。僕たちには長いレースが待ち受けているし、セバスチャンの前に出るために懸命にプッシュするつもりだ。3チームが混在しているし、あらゆることが可能だ。このトラックはオーバーテイクが難しいので、スタートと戦略の両方がこのレースの勝利を決めることになるだろう」

    5番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)
    「予想よりも少しトリッキーな予選だった。全体的にここまでの週末のようにタイヤにすぐに“スイッチ”を入れて機能させることに苦しんでいた。だから、ちょっと驚いた。プラクティスから予選までに状況は素早く変化することはあり得ることだし、プラクティスのラップタイムにこだわっても意味がないのはそれが理由だ。特にこのような場所ではね。もちろん、最終リザルトは素晴らしいものではない。ここは全てを正しくまとめられればとても良いラップになるけど、何か問題があれば、タイムはすぐに大きくなってしまうようなサーキットだ。明日は長い一日だし、全員がお互いにかなり拮抗しているように思う。長く、タフで、忙しいレースになるだろう。通常、ここではいろんなことがお香。正しい決断、正しい判断ができるように努力していく」

    6番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)
    「奇妙なセッションだったし、Q3であまりに多くのペースを失ったことに驚いている。FP3から予選の間にいくつか変更を加えたい、当初、クルマの感触はかなりいい感じだった。変更したすべてがポジティブだと思っていたし、トラックが進化していくほど速くなると思っていたけど、セッションが進みにつれてペースを失っていった。まだ何が起こったのかについて何の答えもないし、かなりフラストレーションを感じている。正直、フロントローを獲得できる良いチャンスだと思っていたけど、1時間の間にライバルに対して1秒を失った。Q3の2回目のアタックでも改善することはできなかった。すべてを正しくできたと感じていたけど、ラップタイムにはそれが表れていない。僕たちに良いレースペースがあるのはわかっているけど、ストリートサーキットでは予選が重要だ。奇妙だし、フラストレーションを感じているけど、いくつか答えを見つけられることを願っている」

    7番手:セルジオ・ペレス (フォースインディア)
    「信じられない結果だ。今日の自分たちのパフォーマンスには本当に満足している。パーフェクトなラップを達成するのが難しいラップでほぼパーフェクトなラップを生み出せたと思う。僕たちは直接のライバル勢を凌駕し、上位勢の真後ろにいる。ハースにはコンマ4秒、ルノーにはコンマ4秒のアドバンテージを築いた。それは僕たちのアップグレードパッケージがすでに違いを生み出していることを示していると思う。通常、ここは僕たちが得意とするトラックではないので、僕たちが示したペースに満足している。明日は長いレースになるだろう。2時間近いレースだし、シンガポールではインシデントやセーフティカーが最終リイザルトに影響することで決して退屈なレースにはならない。ミスを避けて、チェッカーフラッグを受ける必要があるし、シンガポールでの8戦中8戦をポイント圏内で終えられることを願っている。ハイパーソフトでのスタートは後続に対して少し脆弱かもしれないけど、ここはトラックポジションがとても重要だ。モナコほど重要ではないにしろ、追いかけるよりは前にいたいね」

    8番手:ロマン・グロージャン (ハース)
    「素晴らしいパフォーマンスを発揮できたと思う。最後のラップはターアン21で大きなオーバーステアが出てしまった。コンマ3秒くらい失ったと思うし、実際には(セルジオ)ペレスと拮抗していたかもしれない。ご存じの通り、フォースインディアはモナコで本当に速かった。ここは同じ種類のトラックなので、少し驚いている。ケビンがそれをやり遂げられなかったのは残念だ。彼はこのようなトラックでコンマ1秒くらい逃していたと思うし、Q1で限界を見つけるのは常に難しいことだ。クルマをクラッシュさせるほどプッシュしたくはないものだけど、それに近いくらいプッシュしなければならない。レースはとても長いものになるだろう。ハイハーソフトは3周くらいで、その後はソフトの方がいい。明日は面白くなるだろう。暑いだろうし、セーフティカーも入るかもしれない。良いレースペースがあって、戦いを続けられることを願っている」

    9番手:エステバン・オコン (フォースインディア)
    「今夜の結果にはかなり満足している。僕たちには素晴らしいクルマがあるし、アップデートは本当にうまく機能している。今日の結果には満足している。Q3ラップは理想的ではなかった。ウォールに擦って少しタイムを失ってしまった。それがなければもっと上位で終えられていたかもしれない。明日にむけて感触はいい。レースでは何が起こるかわからないしい、トラブルや日和見主義になることを避ける必要がある。ここはオーバーテイクが簡単ではないし、1周目が本当に重要になる。僕たちにはポイントを獲得するためのレースペースがあると思っている」

    10番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
    「僕たちにはもっと上位グリッドを獲得できるポテンシャルはあったので少しフラストレーションを感じている。最後のアタックがうまくいかなったし、クルマの予選ペースはタイムシートで見るほど悪くはなかった。今日は7~8番手が可能だったかもしれないけど、思い通りにはいかなかった。昨日のレースペースは良かったと思うので、ポジティブなままでいなければならない。ハイパーソフトでスタートするのは簡単ではないけど、出来る限りベストな方法でマネージしなければならない。良いレースをして、全てを最適化して、ポイントを獲得した」

    関連:2018年 F1シンガポールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • F1シンガポールGP | 決勝スターティンググリッド

    F1シンガポールGP | 決勝スターティンググリッド

    FIA(国際自動車連盟)は、2018年のF1世界選手権 第15戦 シンガポールGPの決勝スターティンググリッドを発表した。

    F1シンガポールGPでは、ペナルティを科せられているドライバーはおらず、予選順位の通りに各マシンはグリッドに並び、決勝レースを迎えることになる。

    ポールポジションはメルセデスのルイス・ハミルトン。フロントロー2番ッグリッドにはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が並ぶ。

    2列目3番グリッドにはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、4番グリッドにはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。3列目には5番グリッドにキミ・ライコネン(フェラーリ)とダニエル・リカルド(レッドブル)が並ぶ。ベスト・オブ・ザ・レストの7番グリッドFからはフォースインディアのセルジオ・ペレスがスタートする。

    上位10名のドライバーは全員がQ2でハイパーソフトでタイムを計測しており、劣化の激しいコンパウンドでスタートすることになる。タイヤを自由に選べるドライバーのなかではフェルナンド・アロンソが11番グリッドと最も有利なポジション。トップ10以外がウルトラソフトとソフトのどちらをスタートタイヤに選ぶかかも注目のポイントだ。

    ピエール・ガスリーは8列目15番手から、ブレンドン・ハートレーは9列目17番手からのスタートする。

    2018年 第15戦 F1シンガポールGP 決勝スターティンググリッド

    P No ドライバー チーム 予選
    1 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1(→)
    2 33 マックス・フェルスタッペン レッドブル 2(→)
    3 5 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 3(→)
    4 77 バルテリ・ボッタス メルセデス 4(→)
    5 7 キミ・ライコネン フェラーリ 5(→)
    6 3 ダニエル・リカルド レッドブル 6(→)
    7 11 セルジオ・ペレス フォース・インディア 7(→)
    8 8 ロマン・グロージャン ハース 8(→)
    9 31 エステバン・オコン フォース・インディア 9(→)
    10 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 10(→)
    11 14 フェルナンド・アロンソ マクラーレン 11(→)
    12 55 カルロス・サインツ ルノー 12(→)
    13 16 シャルル・ルクレール ザウバー 13(→)
    14 9 マーカス・エリクソン ザウバー 14(→)
    15 10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 15(→)
    16 20 ケビン・マグヌッセン ハース 16(→)
    17 28 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ 17(→)
    18 2 ストフェル・バンドーン マクラーレン 18(→)
    19 35 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 19(→)
    20 18 ランス・ストロール ウィリアムズ 20(→)

    F1シンガポールGP:各ドライバーの持ちタイヤ数

    F1シンガポールGP:各ドライバーの持ちタイヤ数関連:2018年 F1シンガポールGP テレビ放送時間&タイムスケジュール

  • マックス・フェルスタッペン 「ルノーのエンジン問題がなければ・・・」

    マックス・フェルスタッペン 「ルノーのエンジン問題がなければ・・・」

    レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、F1シンガポールGPでの予選2番手はこれまででベストのセッションだったと自負しているが、ルノーのエンジンに問題がなければ、ルイス・ハミルトンからポールポジションを奪えたかもしれないと語る。

    マックス・フェルスタッペンは、プラクティスと予選を通じてルノーのF1エンジンの問題に悩まされ、予選ではパワーを抑えて走ることを余儀なくされた。それでも、ポールポジションのルイス・ハミルトンから0.3秒差でフロントローを獲得した。

    マックス・フェルスタッペンは、2回目の走行の序盤ではハミルトンを上回っており、セクター2の時点ではポールポジションも狙えるところにいたが、エンジンが急に停止したことでラップを断念せざるを得なかった。

    マックス・フェルスタッペンは、直面した問題を考えれば、フロントロー獲得は“まったく期待していなかった”結果だと語る。

    「FP3以降は怒りに震えていたけど、今は幸福に震えているよ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「FP3ではとにかく多くの問題に見舞われた。ニュートラルに入らずにクルマはコース上で止まってしまった。速いラップを走っているときだったのでもううんざりだったし、予選もまさに同じストーリーだった」

    「ドライバビリティを向上させるためにエンジンの性能を落としてタイムを少し犠牲にしなければならなかったけど、それでも本来の動作はしてなかった」

    「Q3に進出して、クルマは本当にうまく機能していると感じたし、そこについては不満はまったくない。僕たちが抱えていた問題を考えれば、ボード上で自分が2番手なのをみたときは、実際、かなり驚いた」

    「最後の走行ではもう少しプッシュしようとしていたし、コンマ2秒縮めていた。ターン16/17に到着したとき、再びショートシフトしなければならず、エンジンが切れて、断念しなければならなかった」

    マックス・フェルスタッペンは、それがなければポールポジションを奪えたかどうかはわからないが、1回目の走行より間違いなく良いタイムを出していただろうと語る。

    「ポールに十分だったかどうかはわからないけど、少なくともコンマ3秒以上は縮めていたはずだ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

    「僕たちが抱えていたあらゆる問題を考えれば、2番手になったことで冴え驚いているけどね」

    「僕には素晴らしい予選だったとしか言えない。これまででベストの予選だったと思うし、クルマも本当にうまく機能していた。2番手だったのは間違いない」

    エンジンにトラブルは続いているものの、異なるエンジンセッティングで走るレースでは問題が持ち越されることはないとマックス・フェルスタッペンは考えている。

    「通常、レースではパワーを落とさなければならない。エンジンの限界で走ると、今週末はドライバビリティやトルクマッピングなど今週末はなにかと苦しんでいるように思う」

    「例えば、昨日のロングランは問題はなかったし、壊れたら壊れたでそれを変えることはできない。明日になればわかるだろう」

    関連:F1シンガポールGP 予選 | ルイス・ハミルトンがポールポジション!