タグ: カタールGP

  • 角田裕毅は5位 … F1カタールGP スプリント 結果・タイムシート

    角田裕毅は5位 … F1カタールGP スプリント 結果・タイムシート

    2025年F1カタールGP スプリントの結果・タイムシート。11月29日(土)にカタール・インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第23戦 カタールグランプリのスプリントレースが行われた。

    優勝はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)。2位にジョージ・ラッセル(メルセデス)、3位にランド・ノリス(マクラーレン)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は5位で入賞を果たした。

    ■ ピアストリが3連勝達成、タイトル戦線で巻き返し
    マクラーレンのオスカー・ピアストリが首位スタートから一度も譲らず、カタールで自身3年連続となるスプリント優勝を飾った。序盤から後続を突き放し、終盤のタイヤ振動にも冷静に対処。これでランキング2位の座をフェルスタッペンから奪い返し、22ポイント差の首位ノリスを追撃する態勢が整った。

    ■ 角田裕毅に5秒加算の波乱、順位がアントネッリと再逆転
    角田裕毅はレース中に複数回のトラックリミット違反が記録され、黒白旗の後に5秒加算ペナルティが決定。フィニッシュは5番手だったが、ペナルティにより実質7~8番手相当まで後退する見込みだった。しかし終盤のアントネッリのタイム削除・復活が再び覆り、審議の結果角田とアントネッリの順位が逆転。角田が5番手、アントネッリが6番手で確定した。

    ■ フェルスタッペンは4位、タイトル維持へ苦しい展開
    レッドブルのマックス・フェルスタッペンは6番手スタートから序盤に角田裕毅をパスし4位へ浮上。中盤はノリスに迫ったものの、タイヤのデグラデーションが進みペースが伸びず3位争いから脱落した。ノリスとの差は広がり、総合3位のまま決勝へ厳しい展開となっている。

    ■ メルセデス勢が健闘、ラッセル2位&アントネッリ6位
    ジョージ・ラッセルはピアストリに迫るシーンもあったが、最終的に2位でフィニッシュ。アンドレア・キミ・アントネッリはスタート直後の混乱をうまくまとめて6位を獲得し、ペナルティ審議で順位が行き来する波乱の中でもポイントを確保した。メルセデスは両者とも上位フィニッシュで手応えを得た。

    ■ 中団勢はタイヤ摩耗に苦戦、サインツが8位で踏ん張る
    19周スプリントは予想以上にタイヤの摩耗が進み、中団勢は次々とワイドランを喫した。ウィリアムズのカルロス・サインツJr.は序盤にバージボードの破損が発生しながらもペースを維持し8位でポイント。レーシングブルズのアイザック・ハジャーは9位で惜しくもポイント圏外となった。

    ■ フェラーリは依然厳しい週末、ハミルトン17位・ルクレール13位
    フェラーリはスプリントでも苦戦が続き、ルイス・ハミルトンはピットレーンスタートから17位、シャルル・ルクレールも13位に留まった。グリップ不足と高速コーナーでの不安定さが改善されず、2025年終盤戦の失速傾向に歯止めをかけられないまま本戦を迎える。

    2025年F1カタールGP スプリント 結果・タイムシート

    順位 No ドライバー チーム GAP INT POS PIT
    1 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン     - 0  
    2 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 4.951 4.951 - 0  
    3 4 ランド・ノリス マクラーレン 6.279 1.328 - 0  
    4 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 9.054 2.775 ↑ 2  
    5 22 角田裕毅 レッドブル 19.327 10.273 ↓ 1  
    6 12 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス 16.391 2.,064 ↑ 2  
    7 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 21.391 3.165 ↓ 3  
    8 30 カルロス・サインツJr. ウィリアムズ 27.333 2.777 - 0  
    9 6 アイザック・ハジャー レーシングブルズ 28.206 0.873 ↑ 2  
    10 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 28.925 0,719 - 0  
    11 98 ガブリエル・ボルトレト ザウバー 32.966 4.041 ↓ 2  
    12 87 オリバー・ベアマン ハース 34.529 1.563 - 0  
    13 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 35.182 0.653 ↓ 4  
    14 55 リアム・ローソン レーシングブルズ 36.916 1,734 ↑ 2  
    15 31 エステバン・オコン ハース 38.838 1.922 - 0  
    16 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー 39.638 0.800 ↓ 2  
    17 44 ルイス・ハミルトン フェラーリ 46.171 6.533 ↑ 1  
    18 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 69.534 23.363 ↑ 1 1
    19 43 フランコ・コラピント アルピーヌ 77.960 8.426 ↓ 2 1
    20 18 ランス・ストロール アストンマーティン 80.804 2.844 - 0 1
  • F1カタールGP スプリント展開:オスカー・ピアストリ快勝、角田裕毅が5位入賞

    F1カタールGP スプリント展開:オスカー・ピアストリ快勝、角田裕毅が5位入賞

    2025年F1カタールGP スプリントが行われ、オスカー・ピアストリがルサイルで3年連続のスプリント勝利。ジョージ・ラッセルが2番手、ランド・ノリスは3番手でフィニッシュし、タイトル争いは最終盤へ突入した。マックス・フェルスタッペンは6番手スタートから4位で終え、選手権生き残りへ望みをつないだ。一方、角田裕毅は走行中に複数のトラックリミット違反が判定され、5秒加算ペナルティで順位が変動する場面もあった。

    スタート直後:ピアストリ完璧発進、ノリスは進路を塞がれる
    シグナル消灯と同時にピアストリが理想的なスタート。ラッセルは即座にノリスの進路をカットし、マクラーレン同士の接触リスクを回避。後方ではアルピーヌ勢がピットレーンスタートを選択し、16台のみがグリッドに並ぶ形となった。角田裕毅は好反応でポジションを上げ、フェルスタッペンも素早く前方へ進出した。

    序盤(LAP2〜5):ピアストリがDRS圏外へ、後方は接近戦
    ピアストリはDRS解除圏の1秒以上の差を一気に確保し、ラッセルとの静かな間合いの取り合いに持ち込む。ノリスはラッセルとの差を測りながらも順位維持で安定走行。フェルスタッペンはDRSを使ってノリスに迫るが決定打を欠き、角田はフェルスタッペンの背後でチームとしての役割を遂行しながら走行した。

    中盤(LAP6〜10):タイヤ摩耗が想定より早く進行
    予想以上のデグラデーションが全体を襲い、多くの車両がワイドラン。フェルスタッペンはノリス追撃から一転、タイヤ温存を優先する展開へ。角田は黒白旗(最後の警告)を受け緊迫状態に。中団ではサインツがマシン破損を抱えながらもペースを維持し、ハジャーも2つ順位を上げる走りを見せた。ピアストリは終始1.3〜2秒差を維持し続けレースをコントロールした。

    後半(LAP11〜15):フェルスタッペンが脱落、角田警告の連鎖
    ノリスはラッセルとのギャップを一定に保ち、3位を確実にする走りを選択。一方フェルスタッペンはタイヤ限界により徐々に後退し4位が確定的に。角田裕毅は複数のトラックリミット違反でラップ削除が相次ぐ厳しい展開となった。中団ではハジャーがボルトレトやアルボンと競り合う展開が続いた。

    LAP16〜18:アントネッリの審議混乱、サインツが耐え抜く
    アントネッリはアロンソを抜いて6番手に浮上。しかしその直後、ラップタイム削除と復活が繰り返され、判定が二転三転する混乱へ。サインツはバージボードの破損がありながらも後続との差を一定に保ち、8位を維持した。

    最終局面(LAP19):ピアストリが完勝、角田は最終的に5番手確定
    最終ラップでもピアストリは危なげない走りでそのままトップチェッカー。ラッセルが2位、ノリスが3位で選手権リードを固めた。角田裕毅は5秒ペナルティにより順位変動が想定されたものの、アントネッリの審議が再度変更され、角田が5位、アントネッリが6位で確定した。フェラーリ勢はハミルトン17位、ルクレール13位と厳しい結果になった。

    ピアストリは無線で「ナイスだ、みんな。クルマは良かった。このまま続けよう!」と伝えた。トップ3は、ピアストリが「すべて順調で、楽しめている」と語り、ラッセルは「タイヤに厳しいトラックだ」と振り返る。ノリスは「抜くのが難しいので、予選がすべて」とコメントした。

    選手権状況:ノリスが優勝すれば戴冠
    ノリス396点、ピアストリ374点、フェルスタッペン371点。ノリスは決勝で勝てば自力でタイトル獲得。フェルスタッペンはノリスより前でフィニッシュしなければ希望が消える。

  • F1カタールGP スプリント スターティンググリッド:4台がピットレーンスタート

    F1カタールGP スプリント スターティンググリッド:4台がピットレーンスタート

    ランス・ストロール、ルイス・ハミルトン、ピエール・ガスリー、フランコ・コラピントの4台は、パルクフェルメ規定を破ってセットアップ変更を選択したため、カタールGPのスプリントをピットレーンスタートとなる。

    オスカー・ピアストリは、2025年F1シーズン最後のスプリントレースとなるカタールで、ポールポジションからスタートする。

    見事なラップをまとめ、ここ最近の不調を断ち切る“起死回生のポール”を獲得したオーストラリア人ドライバーは、スプリント予選で再び速さを証明した。

    ジョージ・ラッセルはメルセデスでフロントロウに並び、選手権リーダーのランド・ノリスはマクラーレンのもう1台で3番手につけた。

    フェルナンド・アロンソはアストンマーティンで4番手を確保し、レッドブルの2台の前からスタートする。驚くべきことに、そのレッドブル勢の前に立ったのは角田裕毅で、マックス・フェルスタッペンの前の5番手を得た。

    タイトル争いのもう1人の候補であるフェルスタッペンは、SQ3で苦しい走りとなり6番手に留まった。

    アンドレア・キミ・アントネッリは7番手から、カルロス・サインツ、シャルル・ルクレール、アレクサンダー・アルボンがトップ10を締める。

    ルイス・ハミルトンはフェラーリの厳しい状況が続き、SQ1敗退で18番手に終わった。

    ハミルトン、アルピーヌの2台、そしてランス・ストロールのアストンマーティンは、セットアップ変更のためパルクフェルメを離れたことで、ピットレーンスタートとなる。

    2025年F1カタールGP スプリントは土曜日最初のセッションとして行われ、日本時間23時から開催される。

    2025年F1カタールGP スプリント スターティンググリッド
    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    4.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    5.角田裕毅(レッドブル)
    6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    8.カルロス・サインツ(ウィリアムズ)
    9.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    10.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    11.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    12.オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)
    13.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    15.エステバン・オコン(ハースF1チーム)
    16.リアム・ローソン(レーシングブルズ)

    PIT LANE ランス・ストロール(アストンマーティン)
    PIT LANE ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    PIT LANE ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    PIT LANE フランコ・コラピント(アルピーヌ)

  • F1カタールGP 分析:金曜日のデータが示す残りの週末の行方

    F1カタールGP 分析:金曜日のデータが示す残りの週末の行方

    オスカー・ピアストリがF1カタールGPのスプリント予選で力強い走りを見せ、タイトル争いを続ける上で重要なポールポジションを獲得した。ランド・ノリスは3番手にとどまり、マックス・フェルスタッペンはバウンシングに苦しみながら6番手に終わり、角田裕毅がその前に立つ展開となった。

    ピアストリはプラクティスから好調を維持し、ノリスやラッセルとの接戦を制してポールポジションを確保。フェルスタッペンは終始フィーリングを欠き、角田裕毅がチームメイトを上回るパフォーマンスを発揮した。

    各陣営の週末のセットアップやタイヤ選択も含め、スプリント本番を前に状況は大きく揺れている。

    ピアストリがスプリントでポール獲得、タイトル争いを継続
    オスカー・ピアストリは、スプリントのポールポジションをカタールで獲得し、タイトル獲得の望みをつなぎとめた。マクラーレンのチームメイトでチャンピオンシップリーダーのランド・ノリスは3番手となり、両者の共通のタイトル争い相手であるマックス・フェルスタッペンはレッドブルの中で非常に不快そうに見えた1日だった。

    「なんてこった」というほどのピアストリのラップ
    ピアストリは、8月のオランダで勝利して以来、散々な時間を過ごしてきた。オーストラリア人はその後6戦連続で表彰台を逃し、ノリスに対して34ポイントのリードを持っていたはずが、24ポイントの deficit(負債)に変わってしまっていた。

    しかしルサイル・インターナショナル・サーキットは、24歳の彼にとってある種の“安全地帯”であり、これまでこの会場でノリスの後ろでフィニッシュしたことがない。そして彼は週末を好スタートで切り、プラクティスでチームメイトを抑えてトップに立った。

    ピアストリはその自信とリズムをスプリント予選にも持ち込み、まず良いバンカーラップを記録し、2回目のランでも(少し wiggle=挙動の乱れがあったにもかかわらず)タイムを伸ばして素晴らしいポールを獲得。メルセデスのジョージ・ラッセルを抑えた。

    ノリスには何が起きたのか
    ノリスはプラクティスの最初の45分間では落ち着かない様子だったが、いくつかの調整によってマシンは改善し、ソフトタイヤでは悪くない状態になり、スプリント予選に向けてチームメイトにわずかに及ばない程度まで仕上げてきた。SQ3の最初のフライングラップでは、ピアストリからわずか0.44秒差まで迫り、壮絶な決戦を準備した。

    しかし、重要な最終ランの際に最終コーナーでミスを犯してワイドに走行し、ピアストリに敗れ、さらにラッセルにも先行されて3番手となった。彼はセッション後、最終ラップでアレックス・アルボンとの“to-ing and fro-ing(行ったり来たり)”に少し妨げられたと語ったが、「でもそういうものだ」と言った。

    彼は続けて「ペースはあった。ただ、まとめきれなかっただけだ」と述べた。

    チャンピオンシップへの影響
    スプリントで勝利しても最大8ポイントで、2位が7ポイント、3位が6ポイント。だから、ノリスの予想(「追い抜きは不可能。だから僕はP3で終わると思う」)が本当に当たったとしても、最悪の場合はピアストリに2ポイント失うだけ(ピアストリが勝つと仮定して)ということだ。

    つまり、まだ“パニックモード”には程遠い。日曜のグランプリに22ポイントのリードを持って臨めるし、初タイトル獲得のためにはピアストリより4ポイント多く取る必要があるだけだ。

    フェルスタッペンはなぜ苦戦したのか
    彼はプラクティスでのフィーリングに満足しておらず、スプリント予選の前にレッドブルは調整を行ったものの、4度のワールドチャンピオン(そしてピアストリと同じくノリスに24ポイント差で遅れている)は、マシンのバウンシングについて絶え間なく不満を漏らしていた。

    彼は最初のアタックでターン4でワイドに走行し、すべてが最終ランにかかることになったが、そのタイムは6番手に留まり、レッドブルのチームメイトである角田裕毅の後ろとなった。これは昨年のアゼルバイジャンGP以来、あらゆるフォーマットで初めてチームメイトに予選で負けたことになる。

    角田裕毅が重要な場面で見せたパフォーマンス
    日本人ドライバーである角田裕毅は、自身のF1での未来を懸けて戦っており、アイザック・ハジャーが来季レッドブル入りすることが予想されている。

    角田裕毅はレーシングブルズに残る可能性をまだ持っており、リアム・ローソンとシートを争っている。そしてF2のアービッド・リンドブラッドがもう一つのシートを得る見込みだ。

    今日の結果は角田裕毅に自信を与えるはずであり、またフェルスタッペンを助ける位置にもつけた。

    カタールグランプリ

    フェルスタッペンはスプリントで挽回できるのか
    可能だ —— だが、レッドブルは金曜日がなぜこれほど厳しかったのかを理解する必要がある。

    予選ペースでは約0.3秒遅れていた。フェルスタッペンが特に失っていたのはターン2、6、10、16 —— いずれも低〜中速コーナー —— で、フロントエンドの“bite(食いつき)”に苦しんだ。

    最初のランでコースオフした際にマシンにダメージを負った可能性もあり、その場合は6番手に終わった理由になるかもしれない(ただし、明確に言えばマクラーレンが最も良いパッケージだった)。

    同様に、メルセデスはスプリント予選の終盤にピットインしてフラップ調整をするチャンスがあったが、それが改善につながったようで、一方レッドブルは行わなかった。スプリントに向けてその設定は調整可能なので、フェルスタッペンがより快適に走れるよう助けになる可能性がある。

    ラッセルのフロントローは見事
    イギリス人ドライバーであるジョージ・ラッセルはプラクティス14番手だった —— そして彼自身、最近1周のパフォーマンスを引き出すのに苦しんでいたことを踏まえれば、スプリント予選がこれほど良かったのは驚きだと語っている。

    明日は絶好の位置につけているが、オーバーテイクが難しいとされる中で、1コーナーが勝負の鍵となるだろう。

    カタールGP

    ルイス・ハミルトンに何が起きたのか
    7回の世界王者ルイス・ハミルトン自身もフェラーリも、SQ1敗退について理由が掴めていない可能性が高い。

    イギリス人はセッション後の義務インタビューでわずか10語しか話さず、非常に落胆している様子だった。

    フェラーリのマシンはこの砂漠のサーキットと相性が良くないことが明らかで、我々のスプリント予選分析では10チーム中6番目。ただしシャルル・ルクレールは少なくともSQ3まで進出し、9番手につけた。

    フェルナンド・アロンソが“ブラインダー”を炸裂
    2度の世界王者フェルナンド・アロンソは、今季のほとんどを8番目の速さしかないマシンで苦しんできたが、スプリントでは経験が武器になる。

    44歳のアロンソは、2021年にアルピーヌで3位表彰台を獲得したこのコースで再び輝き、アストンマーティンの高速コーナーでのわずかにトップのペースを最大化して4番手を獲得。

    これは今季のアストンマーティンにとってあらゆるフォーマットでのベストスタートとなった。

    2025年のF1世界選手権 カタールグランプリ

    ウィリアムズも好調
    カルロス・サインツが8番手で、スプリントでの最後のポイント圏内。そしてアレックス・アルボンが10番手。

    ウィリアムズとアストンマーティンは、週末前の予選シミュレーションを上回った唯一のチームだった。

    誰が最も“取りこぼした”のか
    理想ラップデータでは、ニコ・ヒュルケンベルグが最も失っていた。ターン16でのオーバーステアにより、最大5ポジションを損した可能性がある(最終的に14番手)。

    19周のスプリントの最適タイヤ
    広く信じられているのは、ミディアムが最適ということ。ソフトは8〜12周で落ち込み、ハードは遅い。

    プラクティスで誰もミディアムを使っていないため、スプリントで全員がミディアムを使用できる。

    2025年のF1世界選手権 カタールGP

    すべてが絶妙に拮抗した状況
    ピアストリはタイトル争いを維持するために必要なことをやり切り、3度目のカタール・スプリント勝利を狙う。

    ノリスは3番手でも非常に良い位置にいる。フェルスタッペンはタイトル争いから滑り落ちないために最もやるべきことが多い。

    そこに何も失うもののないラッセルとアロンソが加わり、スプリントのスタートは非常にスパイシーになるだろう。

  • F1カタールGP スプリント予選 ハイライト動画:角田裕毅は5番手

    F1カタールGP スプリント予選 ハイライト動画:角田裕毅は5番手

    2025年F1 カタールGP スプリント予選のハイライト動画。11月28日(金)にカタール・インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第23戦 カタールグランプリのスプリントのグリッドを決める予選が行われた。

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がルサイル・インターナショナル・サーキットのスプリント予選で最速タイムを記録し、ポールポジションを獲得した。最終アタックで完璧なラップをまとめあげ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)とランド・ノリス(マクラーレン)を抑えてトップに立った。

    セッションは路面が進化する難しい状況で、多くのドライバーがグラベルに飛び出す波乱の展開に。ノリスは最終ラップでグラベルに落ち、フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)は激しいバウンシングを訴え続け、思うようにタイムを削れなかった。

    その中で、角田裕毅(レッドブル・レーシング)は安定感ある走りで5番手を確保。前方にはピアストリ、ラッセル、ノリス、アロンソ(アストンマーティン)が並び、フェルスタッペンは角田の後方6番手となった。

    一方、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は厳しい予選が続き、18番手で敗退。チームメイトのシャルル・ルクレール(フェラーリ)は苦戦しつつも9番手に滑り込んだ。

    動画の公開は終了しました
  • F1カタールGP スプリント予選:トップ10 ドライバーコメント

    F1カタールGP スプリント予選:トップ10 ドライバーコメント

    2025年F1カタールGPのスプリント予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。11月28日(金)にルサイル・インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第23戦 カタールグランプリのスプリントのグリッドを決める予選が行われた。

    マクラーレン勢が強さを示したスプリント予選は、オスカー・ピアストリがポールポジションを獲得し、ジョージ・ラッセルがその間に割って入る形で2番手を確保。ランド・ノリスも3番手につけ、上位はマクラーレンとメルセデスが占める結果となった。

    4番手にはフェルナンド・アロンソが入り、ここまででアストンマーティン勢も存在感を示した。注目のレッドブル勢は角田裕毅が5番手に入り、マックス・フェルスタッペンを上回る形でトップ5に滑り込んだ。サインツが8番手、ルクレールが9番手、アルボンが10番手に入り、ウィリアムズも2台とも上位10台に進出してスプリントでのポイント獲得を狙う状況となった。

    1番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    「週末の良いスタートになった。スプリント予選を通してクルマの感触はとても良かったので、チームに感謝している。今日は一日を通してペースがあったので、うまくまとめられて良かった。明日のスプリントで前でフィニッシュし、しっかり予選に向けて準備ができるように、今夜見直しを行うつもりだ。」

    2番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    「今日はとても満足している。ここ数戦の予選セッションは本当に楽しくて、クルマを限界までプッシュすると、それにしっかり応えてくれる。おかげでパッケージを最大限に活かし、強い結果を得られている。今日も同じだった。P2は素晴らしい結果だし、マクラーレン勢の間に割って入れるとはセッション前は思ってもいなかった。明日のスプリントはオーバーテイクが難しいだろうから、レースは1コーナーの立ち上がりで決まる可能性もある。フロントロウからのスタートは有利だし、たとえ勝てなくても良いポイントを狙っていく。このサーキットはグリップが高くて本当に楽しいので、週末の残りも楽しみにしている。」

    3番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
    「フラストレーションの残るスプリント予選だった。ペースはあったのに、それを発揮する機会がしっかり得られなかった。1回目のラップでは自分がミスをし、2回目のラップはアレックスが前に出てきて妨げられてしまい、台無しになった。P3から何ができるか様子を見るつもりだけど、いつも通り勝利を狙っていく。ここは追い抜きが難しいが、まさにそれをやろうとする。」

    4番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    「今年の中では良い予選結果のひとつだ。FP1からクルマは正しいウインドウに入っていたし、スプリント予選でも交通に悩まされながらもラップをしっかりまとめることができた。まずは一歩ずつ進み、明日のスプリントを戦って、予選に向けてさらに改善していきたい。」

    5番手:角田裕毅(レッドブル)
    「ここまで週末はクリーンでスムーズに進んでいて、FP1でも大きな問題がなかったので、スプリント予選に向けて自信を持つことができました。これまで何も起きていないのは良いことです。あとは全てをまとめるだけで、まだ3つのセッションが残っていますし、特にチームとマックスにとってとても重要なので、ガレージの両側がすごく集中していますし、みんな最大限を尽くしています。クルマには満足していますが、明日に向けてまだコンマ数秒を見つける必要があるので、その作業をしていきたいですし、楽しみです。」

    角田裕毅 カタールグランプリ

    6番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    「今日は良くなかった。最初のスティントからひどいバウンシングと攻撃的なアンダーステアがあった。高速域ではそれがオーバーステアに切り替わってしまい、速く走るために必要な状態ではなかったし、セットアップをロックされている状態でもある。もちろんステアリング上でいくつか調整を試したが、うまくいかず、かなり厄介だった。FP1後にもいくつか変更したが、スプリント予選ではほとんど改善せず、その理由を理解する必要がある。このバランスのままだと明日のスプリントはあまり楽しくならないし、予選に向けて変更が必要だ。」

    7番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    「明日のスプリントでP7からスタートするのは望んでいた位置ではない。ここは難しいサーキットで、特にSQ2でいくつかミスをしてしまった。ハジャーのラップ削除に助けられてSQ3に進めたが、その瞬間に少し自信を失い、SQ3に向けても影響が出た。それがなければもっとペースを見いだせて、もっと前のポジションからスタートできていたはずだ。このサーキットはグリップが高く、練習とスプリント予選を通してクルマのバランスは良かった。クルマのポテンシャルを最大限に活かせなかったのは残念だ。とはいえ明日は新しい一日だし、今夜データをすべて分析して、自分のドライビングも見直して改善点を理解し、クルマを最大限活かしたい。スプリントで十分に良いポイントを取れるチャンスはまだあるし、その後の本予選がとても重要になる。」

    8番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    「理論上は苦戦するはずのサーキットで、今日はとてもポジティブな一日になった。今季まだ試したことのなかった実験的なセットアップを選んだが、それが成功したようで嬉しい。2台そろってSQ3に進めたのは心強いし、いつも通り硬めのコンパウンドではクルマのフィーリングが良かった。P4からP8までは1/10秒以内の差しかなかったので、明日のスプリントとその後の予選で何ができるか見てみたい。」

    9番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    「今日の予選はもっと良くできたはずだし、トップ5に入るポテンシャルもあったと思う。最後のラップで前のクルマがターン15の手前でスローになり、十分なギャップを作れず、彼に近すぎる状態でラップを開始することになってしまった。こういうことはレースの一部だけれど、今日は自分たちにとって不運だった。明日のスプリントではプッシュして、良いバトルができることを願っている。」

    10番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    「思っていたより良い週末のスタートになった。僕たちは最速のクルマではないが、スプリント予選の前に今日のプラクティスが1回しかない状況の中では悪くないポジションにつけている。SQ3ではガレージを出るのが遅すぎて、チェッカーまでに間に合わせるため少し急ぐ必要があった。スプリントと予選に向けて悪くないクルマがあるので、明日はすべてのチャンスを最大化したい。」

  • F1カタールGP スプリント予選:11番手以下 ドライバーコメント

    F1カタールGP スプリント予選:11番手以下 ドライバーコメント

    2025年F1カタールGPのスプリント予選で11番手以下だったドライバーのコメント。11月28日(金)にルサイル・インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第23戦 カタールグランプリのスプリントのグリッドを決める予選が行われた。

    中団勢はレーシングブルズのアイザック・ハジャーを先頭に、ハース、ザウバー、アストンマーティン、レーシングブルズのドライバーが僅差で並ぶ接戦となった。

    ハジャーはトラックリミット違反によりSQ3進出を逃し、オリバー・ベアマンやガブリエル・ボルトレト、ニコ・ヒュルケンベルグらが続く形で11〜15番手に位置した。その後方ではランス・ストロール、リアム・ローソン、ルイス・ハミルトン、そしてアルピーヌの2台が並び、ハミルトンは再びSQ1敗退という厳しい結果となった。ガスリーとコラピントは最下位2台に沈み、スプリントは決勝へ向けたデータ収集に集中せざるを得ない状況となっている。

    11番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    「フラストレーションの残るスプリント予選だった。良いラップだったのに、ターン8でトラックリミットを取られてしまった。FP1以降、今日はずっとクルマがかなり速かっただけに残念だ。明日のスプリントはDRSトレインのような展開になると思うので、順位を上げてポイントを取るのは簡単ではないだろう。今日の良かった点を生かして、明日の本予選に臨みたい。」

    12番手:オリバー・ベアマン(ハース)
    「タイヤのデグラデーションは過去の年より少し軽くなっていると思う。サーキットは年を追うごとに路面が荒れていくが、今年のタイヤではウォームアップがよりシンプルだ。不運だったのは、最終ラップで前のドライバーがコースオフを繰り返していて、路面に多くの砂利があったことだ。これはサーキットの問題でもある。多くのドライバーが、あのコーナーの外側に砂利があるのは最適ではないと言っている。砂利が everywhere に広がり、タイヤを傷め、ラップを台無しにするからだ。さらにセクター3ではトラフィックにも遭ったので、まさに“完璧な逆風の組み合わせ”だった。ここはDRSゾーンが1つしかなく、それも短いので、オーバーテイクは非常に難しくなるだろう。明日の予選に向けてできる限り学ぶのが目標だ。今日の結果よりも速いクルマがあると感じているので、その点は嬉しいが、予選結果そのものについては少し残念だ。」

    13番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    「今日はまずまず良かったと思うが、クルマからもう少し引き出せた気もしている。SQ2の最初のプッシュではグリップがあまりなく、ピットに戻って微調整をしてからの2回目は良い感触だった。SQ3をわずか0.15秒差で逃したのは少し悔しいが、それだけ全体が接近しているということだ。明日のスプリントではオーバーテイクが簡単ではないのは分かっているけれど、全力でプッシュして、クリーンなスプリントにしたい。そしてその勢いで予選も良い形で迎えたい。」

    14番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    「今日はクルマにかなり満足していたし、路面にもグリップがあって、SQ1は問題なく突破できた。SQ2の最終ラップは良い出来だったが、最終コーナーでオーバーステアが出てワイドに膨らんでしまった。データを見る限りでは、それがなければSQ3に行けたかもしれない。スプリントでも最善を尽くすが、より重要なのは明日の予選だ。クルマは変更されるし、順位も動く可能性がある。」

    15番手:エステバン・オコン(ハース)
    「本当に難しいセッションだった。どうしてもクルマがうまく曲がってくれず、高速区間では不安定で、低速コーナーではアンダーステアが出てしまう。今はフロントウイングを追加できない状態なので、高速でも低速でも苦しむことになるし、そこがラップタイムに直結してしまう。今日はセッション間で多くの変更を加えて改善はしたけれど、まだやれることはある。」

    カタールグランプリ

    16番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
    「今日はうまくラップをまとめることができなかった。SQ1の終盤、ターン1でトラフィックに引っかかって少し混乱してしまい、SQ2に進むチャンスを逃した。明日のスプリントはP16からのスタートで厳しくなるが、できることを探っていく。」

    17番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    「今日はバランス面でとても苦戦した。FP1後に大きなセットアップ変更をする必要があり、その結果ラップをひとつ犠牲にすることになった。今は非常に僅差の戦いなので、もう1周走れれば良かったのだけど、残念ながらそうはならなかった。明日のスプリントと予選に向けて学ぶべきことは多く、可能な限り前に進んでいきたい。」

    18番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    「今日は厳しい一日だった。いくつかセットアップを試したが、うまくいかなかった。今夜データをしっかり確認して、明日はもっと良い一日にできるようにしたい。」

    19番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    「今日はスプリント予選がとても難しく、残念な結果になってしまった。SQ1の最終ラップ、ターン1でタイヤが冷えていて、ラップの入りでグリップがまったくなかった。その時点で大きくタイムを失った。タイヤが温まってきてからのセクター2とセクター3は良かったが、最初のロスが大きすぎた。SQ2に進めるかどうかは微妙だったと思うが、学べることはあるし、明日の予選で改善したい。」

    20番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
    「スプリント予選の結果を見ると、明らかに望んでいた位置ではなく、良い結果とは言えない。FP1では比較的競争力があったし、ハードタイヤでの感触も悪くなかった。ソフトでは代表的なラップを出せなかった。大きなスナップがあって大きくタイムを失ってしまった。ここのサーキットはコーナー出口のすぐ外側にグラベルがあるので、少しのミスでも罰せられるし、フロアを傷めるリスクもある。実際にプラクティスでフロアを壊してしまい、準備に影響が出た。残りの週末に向けて分析すべきことがたくさんあるし、いくつかテストしたいこともある。特に夜のセッションではクルマがより難しく感じたので、それを明日どう変えていけるか検討したい。」

  • F1カタールGP スプリント予選 ピレリ総括 「一部タイヤのトレッドに切れ込み」

    F1カタールGP スプリント予選 ピレリ総括 「一部タイヤのトレッドに切れ込み」

    マクラーレンのドライバーであるオスカー・ピアストリは、スパ以来となるスプリントレースでの自身初のポール、そしてザントフォールト以来となるあらゆるレースでの自身初のポールを獲得したことで、「戻れてよかった」と語った。

    ピアストリはルサイルで新たなトラックレコードも記録し、さらにFP1でもトップに立ち──重要な週末を完璧な形でスタートさせた。

    ピアストリの1分20秒055というタイム(P Zeroレッド・ソフトタイヤ)は、昨年レッドブルのドライバーであるマックス・フェルスタッペンがポール獲得時に記録した従来のルサイル最速ラップ(1分20秒520)を上回るものだった。

    スプリント予選は現地時間20時30分に開始され、気温は比較的涼しい22度、路面温度は25度という状況だった。滑らかなアスファルト上では路面の進化が大きく、グリッドの順位はSQ3の最終秒まで決まらなかった。ラッセルが一時ポールを保持したものの、その後ピアストリに抜かれ、他のマクラーレンであるランド・ノリスは3番手につけた。

    フェルスタッペンは6番手からスタートすることになり、レッドブルのチームメイトである角田裕毅に今季初めて予選で後れを取った(角田は5番手)。

    スプリントの規定に従い、ドライバーたちはSQ1とSQ2をそれぞれ2セットのミディアムタイヤで走行した。今週末、このコンパウンドを使うのは初めてだった。フェルスタッペンはこのタイヤでのSQ1をトップで終え、ノリスはSQ2で最速だった。今週末がどれほど拮抗しているかを示すサインとなった。

    カタールグランプリ

    THE DAY ON TRACK(本日のトラック上の動き)
    唯一のF1プラクティスセッションは現地時間16時30分に開始され、マクラーレンが1−2体制となった。ピアストリは最後のソフトタイヤでの走行で僅差でチームメイトを上回った。チームは最初の45分間の大半でハードタイヤを使用し、ラッセルは白いタイヤ(ハード)で常にタイムシートのトップに立っていた。

    スプリントポール獲得者のオスカー・ピアストリは、ピレリ・モータースポーツディレクターであるマリオ・イゾラからピレリ・スプリントポールアワードを受け取った。

    2025年のF1世界選手権 カタールグランプリ

    シモーネ・ベッラ ― ピレリ チーフエンジニア
    「今日は昨年と比べて明らかに良いトラックコンディションでした。昨年は風が大量の砂を路面に運び、それがグリップに大きく影響していました。今年の現在のグリップレベルは、昨年からのマシンの進化と相まって、昨年の同等セッションだけでなく、シミュレーションよりもラップタイムが速くなることにつながりました。

    単独のフリープラクティスセッションでは、チームはハードコンパウンドを使ってトラックに慣れることを選び(その結果、日曜のレース用に1セットを確保)、セッション終盤にはソフトで走行を締めくくりました。

    スプリント予選ではソフトタイヤとC2ミディアムの違いが明確に見られ、その性能差は約0.6〜0.7秒でした。一方、チームがFP1で実施していた走行プランにより、ハードコンパウンドとの差を定義するのは難しくなっています。しかし、その差は予測されていたシミュレーションよりも小さいようです。

    予選での飛び込みラップでは、特にミディアムタイヤで、ドライバーたちはラップごとにパフォーマンスを取り戻すことができました。これはラップを重ねるごとにより顕著になった路面の進化によるものでもあります。

    セッション終盤には、一部のタイヤのトレッドに切れ込みが見られました。これはコース外に出て新設されたグラベルに入ったマシンが、回帰時にグラベルを路面に持ち込んだことによって生じたものです。損傷は空気圧の低下を引き起こすほどではありませんが、我々は明日の走行中もタイヤの状態を注意深く監視するつもりです。」

  • F1カタールGP フリー走行1回目 ハイライト動画:角田裕毅は13番手

    F1カタールGP フリー走行1回目 ハイライト動画:角田裕毅は13番手

    2025年F1 カタールGP フリー走行1回目のハイライト動画。11月28日(金)にカタール・インターナショナル・サーキットで2025年のF1世界選手権 第23戦 カタールグランプリのフリープラクティスが行われ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がトップタイムを記録した。

    今季最後のスプリントフォーマットとなる週末で、ドライバーたちは1時間の走行に全てを詰め込む形となった。

    ランド・ノリス(マクラーレン)は0.058秒差の2番手につけ、タイトル争いを続ける2人が早くも接近戦を展開。一方、角田裕毅(レッドブル・レーシング)は大きなトラブルこそなかったものの、タイムの伸び悩みで13番手にとどまった。

    ピアストリが首位発進、ノリスは細かなミスで2番手
    ピアストリは1分20秒924を記録し、序盤から安定した速さを披露。ノリスは複数回のコースオフが影響し、タイムアタックをまとめ切れず2番手となった。

    フェルスタッペンは6番手、角田裕毅は“問題なし”も13番手
    レッドブル勢はセットアップ面で課題を抱えており、フェルスタッペンは6番手でセッションを終えた。

    角田裕毅は走行そのものは順調で、マシンにも大きな問題は見られなかったが、ソフトタイヤでのタイムアップが伸びず13番手。スプリント予選に向けて、ショートランの改善が必要となりそうだ。

    アロンソ、サインツ、ハジャーがトップ5に進出
    3番手にアロンソ(アストンマーティン)、4番手にサインツJr.(ウィリアムズ)、5番手にはアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)が入り、各チームが競争力を示す結果となった。

    動画の公開は終了しました
  • F1カタールGP スプリント予選:角田裕毅が“初のフェルスタッペン超え”5番手

    F1カタールGP スプリント予選:角田裕毅が“初のフェルスタッペン超え”5番手

    2025年F1第23戦カタールGPのスプリント予選が11月28日(金)にルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、オスカー・ピアストリが重要なポールポジションを獲得し、ジョージ・ラッセルとマクラーレンのチームメイトであるランド・ノリスを抑えてトップに立った。金曜のSQ3でオーストラリア人は最も重要な場面でペースを発揮し、2回のフライングラップいずれでもタイムシートのトップに位置し、最終的な基準タイムとなった1分20秒055はメルセデスのラッセルにわずか0.032秒差をつけたものだった。

    ノリスはカタールGPを前にピアストリとマックス・フェルスタッペンに対して24ポイントのリードを持っており、つまり今週末に自身初のF1タイトルを獲得する可能性があるが、最終アタックで最終コーナーでワイドにふくらんだ後、さらに0.2秒遅れてフィニッシュした。

    アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが見事な4番手を獲得し、角田裕毅はレッドブルのチームメイトであるフェルスタッペンを上回った。フェルスタッペンはバウンシングに苦しみ、6番手で終えている。

    トップ10はキミ・アントネッリ(メルセデス)、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、そしてウィリアムズ2台目のアレックス・アルボンが続いた。

    アイザック・ハジャーはターン8でトラックリミットにより最終ラップタイムを失ったためSQ3に進出できず、レーシングブルズのドライバーはオーリー・ベアマン(ハース)、ガブリエル・ボルトレト(キック・ザウバー)に続く11番手に分類された。

    ザウバー2台目のニコ・ヒュルケンベルグもトラックリミットにより最終ラップタイムを失っており、14番手でフィニッシュし、ハース2台目のエステバン・オコンの前となった。

    アストンマーティンのランス・ストロールはSQ1でノックアウトされた最初のドライバーで、レーシングブルズのリアム・ローソンとルイス・ハミルトンに続いた。ハミルトンは再び予選のオープニングフェーズで敗退しており、アルピーヌのピエール・ガスリーとフランコ・コラピントが土曜の19周スプリントに向けた順位表を締めくくった。

    カタールグランプリ

    ■ SQ1:序盤から路面コンディションが急改善、角田裕毅が安定感ある走り/ハミルトンはグリップ不足で苦戦
    スプリント予選の幕開けとなるSQ1は、全員がミディアムタイヤで一斉に飛び出す混雑スタートとなった。フェルスタッペンがまず基準となるタイムを刻んだものの、周回を重ねるごとにサーキットのグリップが一気に高まり、後続のアタックが続々と更新していく展開へ。

    角田裕毅は最初の走り出しからリズムが良く、セクターごとに堅実なタイムを積み上げて上位ポジションをキープ。ターン7〜10の高速区間で特に鋭い動きを見せ、序盤にして好調ぶりを印象づけた。ハジャーやアルボンも路面の進化をしっかり活かし、中団ながら上位に食い込むパフォーマンスを発揮していた。

    一方、ハミルトンはマシンバランスが整わず苦しい立ち上がりに。「これが限界だ」と無線で漏らした通りペースは上がらず、終始脱落圏から浮上できなかった。最後にアルボンがタイムを伸ばして突破を決める一方で、ローソン、ストロール、ガスリー、コラピント、そしてハミルトンがSQ1で姿を消すことになった。

    ■ SQ2:フェルスタッペンは“跳ねるマシン”に苛立ち、角田裕毅は落ち着いた攻めで上位確保/アントネッリが土壇場で大逆転
    SQ2でも新品のミディアムで各車が次々とコースへ送り出される。フェルスタッペンは早いタイミングでタイムを記録するが、その後すぐ「車が動きすぎる」「跳ねて全然狙えない」と無線で訴え、マシンが適正なウィンドウに入っていない様子が明確だった。

    その中で光ったのは角田裕毅の堅実なアプローチだ。余計なリスクを避けながらも、必要な場面ではしっかりとアクセルを開け、フェルスタッペンより上のラップを安定して記録。SQ1同様に中高速区間で強みを見せ、上位通過をあっさりと固めてみせた。

    アントネッリは前半ほとんどタイムを残せず下位に停滞していたが、終盤にかけてじわじわと温度を整え、残り数分で会心の1周をまとめて一気にトップ10へ。若手らしい爆発力を示した。アルボンも最後の一撃で順位を押し上げ、ギリギリでSQ3に滑り込むことに成功。

    反対に、トラックリミット違反も響いたハジャーは11番手で惜しくも敗退。ベアマン、ボルトレト、ヒュルケンベルグ、オコンもここで脱落となった。

    ■ SQ3:メルセデスが先攻、ノリスはクリアラップを逃す/ピアストリが最終決戦を制し、角田裕毅はフェルスタッペンを上回る5番手
    最終ステージのSQ3ではソフトタイヤに履き替わり、ドライバー達は一気に変わるブレーキング感覚と荷重の乗り方に対応しなければならなかった。メルセデス勢は早めにコースへ出てアタックをかけ、ラッセルが丁寧にタイヤを温めつつ序盤の基準となるラップを築く。

    それを追いかける形でマクラーレンが本格的に動き出し、ノリスとピアストリのタイム差はコンマ数十秒の攻防に。ピアストリが先に20秒台へ突入し、ノリスも応じようとするが、隊列の中で空力が乱れた影響もあってクリアラップを掴み損ね、最後の最後でわずか0.044秒届かず。
    最終的に、若きピアストリが勝負の1周を完璧にまとめてポールを奪い取った。

    レッドブル勢の対比も際立った。フェルスタッペンは「跳ねすぎて走れない」と無線で不満を漏らし続け、タイムの伸びは鈍いまま。角田裕毅は一方で落ち着いてソフトを使いこなし、フェルスタッペンを上回る5番手を獲得。マクラーレン・メルセデス・アストンマーティンなど強豪が並ぶ上位へ堂々入りした。

    サインツJr.とアルボンは共にトップ10入りを果たし、ウィリアムズとしては戦前予想から見れば上出来の成果。こうして激しい攻防が続いたスプリント予選は幕を閉じた。

    F1 カタールGP スプリント予選 結果

    1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
    2.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
    3.ランド・ノリス(マクラーレン)
    4.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
    5.角田裕毅(レッドブル)
    6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
    7.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
    8.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
    9.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
    10.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
    11.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
    12.オリバー・ベアマン(ハース)
    13.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
    14.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
    15.エステバン・オコン(ハース)
    16.ランス・ストロール(アストンマーティン)
    17.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
    18.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
    19.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
    20.フランコ・コラピント(アルピーヌ)