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  • オスカー・ピアストリ F1アブダビGP初日「ポール争いができると思う」

    オスカー・ピアストリ F1アブダビGP初日「ポール争いができると思う」

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは、金曜のフリー走行2回目(FP2)で11番手となったものの、土曜予選では「ポールポジションを争える“かなりいい”チャンスがある」と自信を示した。

    多くのチームがFP1でルーキードライバーを起用したため、ピアストリはパトリシオ・オワードが自分のマシンを走らせる様子をピットウォールから見守る形に。

    FP2でコースに戻った際は29周を走行し、ロングランの一方、ソフトタイヤの最初のタイムラップでは十分なグリップを得られず、チームメイトのランド・ノリスに大きく遅れをとる結果となった。

    「まだ足りないところはあるけど、悪くはない」
    ピアストリはマシンを降りたあと、こう振り返った。

    「ミディアムではかなり良かったと思うけど、ソフトでは最初のタイムラップでグリップを最大限に引き出せなかった。感触をつかんでいる段階だけど、明日に向けて改善すべき点はいくつかある。でも、1回のセッションだけにしては悪くない」

    大きなセットアップ変更が必要かどうかを問われると、次のように答えた。

    「たぶん細かい部分だけだと思う。マシンはかなりいい状態にあるし、ソフトの最初のラップでグリップを引き出せなかっただけだ。もちろん小さな調整は必要だけど、何か大きな問題があるわけではない」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン) アブダビグランプリ

    「予選ではポール争いができると思う」
    カタールGPで今季6回目のポールを獲得したばかりのピアストリは、アブダビでもその勢いを保てると見ている。

    「かなりいいと思う。マシンは速そうだし、あとはもっと周回を重ねて感覚をつかむだけ。明日はもう少し周回できるし、タイヤセットも増える。うまくいけば前に行けるはずだ」

    ピアストリは現在、日曜決勝でタイトル争いに残る3名のうちの一人で、首位のノリスから16ポイント差、2番手フェルスタッペンから4ポイント差の3番手につけている。

  • オスカー・ピアストリ F1アブダビGP会見「3番手という立場が心を軽くする」

    オスカー・ピアストリ F1アブダビGP会見「3番手という立場が心を軽くする」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、前戦カタールでの力強い走りを経て「大きな自信」を得てアブダビGPに臨むと語った。ポイントでは16点差と不利な立場だが、過去の“三つ巴タイトル決戦”のジンクスが「わずかな comfort(心の余裕)」を与えているという。

    一時は第5戦以降ずっとランキング首位を走っていたピアストリだが、後半戦の失速によりメキシコでランド・ノリスに首位を奪われ、前戦カタールではマックス・フェルスタッペンにも逆転され3位に後退。

    それでもスプリント勝利とスプリントポールを手にしたカタール週末は、ここ数戦で最も充実した内容となった。

    「リラックスしている」とピアストリは木曜メディアデーで語った。

    「ジュニア時代にはタイトル争いの“追われる立場”だったけど、あれは本当にハードだった。今回は3人の中で“失うものが一番少ない立場”で入れていて、すごく違う感覚だよ」

    「カタールでの週末を経て、自分がしっかり戦えるという大きな自信がある。もちろんタイトルを取るには多くのことが必要だけど、正しい場所にいて、正しいタイミングを逃さず、あとはどう転ぶかを見てみるだけだね」

    ランキングトップのノリスとは16点差。可能性は最も低いが、もし王座を獲得すれば「とてもクールだ」と笑う。

    「そういう大きな成果って、後からじわじわ実感が湧くものだと思う。でもシーズンオフまでもすぐだし、レースというのは結局、次の週末に向けて切り替わっていく。もし達成できたら、それはもちろんすごく嬉しいことだよ」

    ピアストリがわずかに勇気づけられているのが、“三つ巴の最終戦”におけるある統計だ。

    2007年(キミ・ライコネン)、2010年(セバスチャン・ベッテル)と、最終戦に3番手で入ったドライバーが2度とも逆転王者になっている。

    セバスチャン・ベッテル アブダビグランプリ

    「僕にとっては嬉しい統計だけど、過去にそうだったからといって今回もそうなるとは限らない。だから寄りかかるつもりは全くない。ただ、“可能だ”というほんのわずかな comfort は与えてくれるね」

    チームオーダーについて問われると、ピアストリはまだ何も決まっていないと強調した。

    「その話はしていない。何が期待されているのか、まだ分からないんだ」

    最後に母国オーストラリアのファンに向けて「ベストを尽くす」と語り、静かに決戦へ気持ちを整えていた。

    マクラーレン内の力関係と“3番手からの逆転”の現実味
    マクラーレンは今季、ノリスとピアストリを“完全に自由に戦わせる”と公言してきたが、タイトル最終決戦で両者が絡むシナリオは避けたい。一方で、前戦カタールでチーム戦略が裏目に出たことは、ピアストリの士気と判断の柔軟さをむしろ高めた印象だ。

    統計的には“3番手逆転”は過去に2回起きているものの、今年のポイント差は16点。タイトル奪取には、ノリスとフェルスタッペン双方の不運を含め、複数の条件が重なる必要がある。ただし、カタールで示した単体パフォーマンスを武器に「最低限、チャンスが生まれたときにそこに居合わせる」ことは十分可能だ。

    ピアストリの冷静さと勝負勘が、最終戦アブダビでどこまで“奇跡の構図”に関与できるのか。三つ巴決戦の結末を左右する存在になることは間違いない。

  • オスカー・ピアストリ F1カタールGP決勝「今年ベストの週末…悔しすぎる」

    オスカー・ピアストリ F1カタールGP決勝「今年ベストの週末…悔しすぎる」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、F1カタールGP決勝で採用されたマクラーレンの戦略判断により優勝のチャンスを逃し、タイトルライバルであるマックス・フェルスタッペンの背後となる2位でフィニッシュした。

    スプリントでポール・トゥ・ウィンを達成し、決勝でもポールポジションを獲得したピアストリは、序盤から完璧な週末を築いていた。

    しかし、レース中盤に出されたセーフティカーで大半のライバルがピットインする中、マクラーレンはピアストリとランド・ノリスをステイアウトさせたことで、強制的に通常のレースペース下で2度のピットストップを行う不利な展開となった。

    セーフティカー下で唯一ステイアウトした代償
    レースはランド・ノリスを抑えながら完璧なスタートを決め、背後のフェルスタッペンとの差を広げようとしていたタイミングで大きく動いた。7周目、ニコ・ヒュルケンベルグがピエール・ガスリーと接触し、ストップしたマシンを回収するためにセーフティカーが導入された。

    週末の各タイヤセットに“最大25周”の走行制限が課されていたこともあり、ほぼ全車がこのタイミングで1回目の義務的なピットストップを消化したが、マクラーレンは2台ともステイアウトを選択した。この判断により、ピアストリは通常のレース速度の中で2回のピットストップを行わなければならず、フェルスタッペンが築いたリードを取り戻すことはできなかった。

    ピアストリは最終的にフェルスタッペンから約8秒差の2位でチェッカーを受け、全セッション1位を並べた“完璧な週末”は勝利のない苦い結果へと変わった。

    「今年ベストの週末だった。悔しすぎる」
    ピアストリはレース後、こう振り返った。

    「正直、かなりキツい。おそらく今年どころかF1に来てから一番良い週末を過ごしていたのに、結果に結びつかなかったのは本当に痛い」

    「明らかに今夜は上手くいかなかった。できる限り速く走ったし、やれることは全部やった。だから余計に悔しい」

    「振り返れば何をすべきだったかはハッキリしている。チーム全体で話し合うつもりだ」

    レース直後の無線では「言葉が出ない」「何も言えない」と落胆を隠さず、ノリスも4位にとどまったことでマクラーレンにとって苦い一戦となった。

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン) カタールグランプリ

    タイトル争いは最終決戦へ
    この結果、ピアストリはランキング首位のノリスとの差を16ポイントに広げられ、さらにフェルスタッペンが逆転して2番手に浮上。ノリスとの差は12ポイントとなり、タイトル争いは三つ巴のまま最終戦アブダビへともつれ込むこととなった。

    それでもピアストリは前を向く。

    「もちろん全部が悪いわけではない。週末のペースは本当に強かった。でも今は少し飲み込むのが難しい」

    「今週末みたいに走るだけだ。僕の力ではどうにもならないことがあるし、必要なことが全部僕に向く必要がある。でも、全力で速く走ってベストの位置につけたい」

  • オスカー・ピアストリ F1カタールGP予選「かなりタフなレースになる」

    オスカー・ピアストリ F1カタールGP予選「かなりタフなレースになる」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)2025年F1カタールGP予選でがタイトル争いの渦中で極めて重要なポールポジションを手にした。ランキング2位のピアストリは、ライバルで首位のランド・ノリスの直前となる最前列スタートを確保し、逆転タイトルへの望みをつないだ。

    予選前日のスプリントではピアストリが優勝し、ノリスが3位に終わったことで、両者のポイント差は22点へと縮小した。

    それでも、日曜決勝でノリスが優勝すれば、その場で自身初のワールドチャンピオンが決まる状況は変わらず、ピアストリにとってこのポールは“絶対に落とせない戦い”の重要な一手となった。

    予選で披露した強さ「いじる必要がなかった」
    ピアストリはスプリント勝利後も大きなセットアップ変更を行わず、マシンのフィーリングをそのまま維持してアタックに集中したと説明する。

    「スプリントのあとも、ほとんど同じままにした。少し細かい調整をしただけだ」

    「週末を通してすごく良い感触だった。壊れていないなら直す必要はない! 本当に良かったし、チームは素晴らしい仕事をしてくれた」

    Q2で中古タイヤで速いラップを刻んだことが作戦を少し悩ませたとしつつも、最終的にはQ3の新品タイヤでさらなる伸びを見せ、シーズン7回目のポールをつかみ取った。

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン) カタールグランプリ

    “超ハード”な決勝を予想「Gフォースがとにかく凄い」
    57周のカタールGP決勝は、暑さと高速コーナー群によるGフォースで、F1カレンダーでも屈指の“肉体破壊系レース”として知られる。

    さらに今年はピレリが 1スティントにつき最大25周 という走行制限を設けたことで、ほぼ確実に2ストップのフルプッシュ展開が予想される。

    「かなりタフになると思う。2ストップになるし、全力でプッシュする時間が長いはずだ」

    「数年前ほど熱くはないと思うけど、それでもここは何度も強烈なGフォースを受ける。本当にハードワークだ。でも信じられないほど楽しい」

    タイトルへの影響「ほぼ勝つしかない」
    「日曜は勝たなきゃ終わりか?」と問われたピアストリは、迷わずこう答えた。

    「ほぼその通りだね。ベストの位置からスタートできるし、スプリントで見せた走りをもう一度やれるようベストを尽くすよ」

    ランキング首位ノリスの運命が“勝てば即タイトル決定”という明確な状況の中、ピアストリは逆転の望みをつなぐために 勝利が必須 の覚悟を示した。

  • オスカー・ピアストリ F1カタールGPスプリント予選「戻ってこれて嬉しい」

    オスカー・ピアストリ F1カタールGPスプリント予選「戻ってこれて嬉しい」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が2025年F1カタールGPのスプリント予選でポールポジションを獲得した。シーズン後半は苦戦が続いていたが、この日は序盤から流れをつかみ、タイトル争いの主導権を取り戻す一手となった。

    ドライバーズ選手権ではランド・ノリスに24ポイント差をつけられているピアストリ。スプリントは8ポイントが上限となるが、ノリスが3番手スタートであることを考えれば、差を縮める好機となる。

    序盤から流れをつかんだピアストリ「いい一日だった」
    ピアストリは無線で「戻ってこれて嬉しい」と語り、マシンを降りた後も満足感を隠さなかった。

    「今日はいい一日だったと言えるし、そう感じられるのも久しぶりだ。走り始めからすべてが噛み合っていたし、スプリント予選も本当によくいった」

    「ラップの中で大きな瞬間があったけど、それでも十分だった。チームに感謝している。マシンはこの週末ずっと良さそうだったし、結果にはとても満足している」

    「1分19秒台はある」一方で課題も認識
    ピアストリはさらなるポテンシャルの手応えも語った。

    「うまくまとめられれば、1分19秒台もあると思う。いくつか改善すべき点はあるけど、ポールからそう言えるのは悪くない」

    「明日が楽しみだ。スプリントのポールにすぎないし、数ポイントに過ぎないけど、取れるものは何でも取っていくよ」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン) カタールグランプリ

    カタールは好相性のサーキット「判断は難しいが今日は良かった」
    ピアストリにとってルサイルは“得意コース”とも言える場所。2023年にはスプリント初勝利を挙げ、昨年2024年のスプリントではノリスが譲る形で再び勝利を手にしている。

    今回は1時間のみのフリー走行でスプリント予選に臨む厳しい週末だが、マクラーレンの競争力については慎重な姿勢を崩していない。

    「スプリントの週末だと、走り始めの段階で本当に全体を把握できているのか判断しづらい。でも今日は一日を通してマシンがとても良かった」

    「スプリント予選に向けていい調整ができたし、ペースも終始あった。これを維持できればいいね」

  • ピアストリ、F1ラスベガスGPのローソン接触をFIAに提起「明らかに強引」

    ピアストリ、F1ラスベガスGPのローソン接触をFIAに提起「明らかに強引」

    マクラーレンのオスカー・ピアストリは、F1ラスベガスGPのターン1で発生したリアム・ローソン(レーシングブルズ)との接触について、次戦カタールGPで予定されているFIAとのドライバー会合で正式に議題として扱うべきだと主張している。

    ピアストリは決勝を5番手でフィニッシュしたものの、チームメイトのランド・ノリスとともに車体下部の過度な摩耗により失格処分を受け、順位を失っている。

    2週間前のラスベガスで、ローソンはスタート直後の1コーナーでピアストリ側へ寄せ、ホイール同士が接触。FIAはジョージ・ラッセルのロックアップを避ける動きの中で起きた「レーシングインシデント」と判断したが、ピアストリはこの裁定に疑問を呈している。

    「かなり強引だった」──問題のターン1接触
    ピアストリはローソンの動きを「アンビシャス(強引)だった」と表現しつつ、ノーペナルティ判定には皮肉を交えてコメントした。

    「アンビシャスだったのは確かだ。でも“問題なし”らしい」

    接触については深刻な損傷はなかったようで、「ホイール同士だったと思うけど、正直まだ4つとも付いていたのが驚きだった」と振り返っている。

    ただし、スタート直後の混乱でリズムを崩し、序盤の数周で思うようにペースを上げられなかったと説明した。

    「来週のFIA会議で取り上げる」 ガイドライン問題が再燃
    ピアストリは、この接触は 来週カタールで行われるFIAとのドライバー会議 で議題になるべきだと主張する。

    「来週のミーティングで、あの件について話すことになるだろうね」

    この会議は、今季たびたび議論を呼んだ“ドライバーガイドライン(オーバーテイクやコーナリングの裁定基準)”を再検討する場として設けられている。ピアストリは明らかに、ローソンとの接触がこの基準に照らして妥当だったのかを問いただしたい意向だ。

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン) ラスベガスグランプリ

    レース内容には一定の手応え 「戦略は素晴らしかった」
    序盤でフェラーリのシャルル・ルクレールに先行される場面はあったものの、ピアストリはクリーンエアに入ってからのペースには満足を示した。

    「レース序盤でシャルルに抜かれたのは理想的ではなかったけど、クリーンエアでのペースは本当に良かった。戦略も素晴らしかった。ただ、いくつか難しい瞬間が多すぎた」

    最終的にはキミ・アントネッリ(メルセデス)を追う展開となり、コース上では5位フィニッシュ。アントネッリの5秒加算ペナルティで4位に繰り上がったものの、その後の失格により順位は抹消された。

    タイトル争いは混戦へ
    失格によりノリスとピアストリのポイント獲得はゼロとなり、ピアストリは マックス・フェルスタッペンと同点 のまま、チームメイトのノリスを24点差で追う展開となった。
    残り2戦+スプリントを前に、選手権争いは三つ巴の様相を呈している。

  • オスカー・ピアストリ F1ラスベガスGP失格「リセットして残り2戦へ挑む」

    オスカー・ピアストリ F1ラスベガスGP失格「リセットして残り2戦へ挑む」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、2025年F1ラスベガスGP決勝で失格処分を受け、「不運で残念だ」と心境を語った。

    マクラーレンの2台は決勝後の車検でスキッドプレートの摩耗量が規定値を下回っていたことが判明し、ランド・ノリスとピアストリのリザルトは抹消された。

    レース展開の影響もあり、今回のダブル失格はタイトル争いに予想外の影響を与える結果となった。土曜の決勝でノリスが2位、ピアストリが4位でフィニッシュしていれば両者のギャップは30ポイントに広がるはずだったが、失格により24ポイント差のまま。さらに、ラスベガスで優勝したマックス・フェルスタッペンがピアストリと並ぶポイントに到達し、残り2戦のタイトル戦線に大きく影響を及ぼすことになった。

    スキッド摩耗は「予期せぬポーポイズ現象」が原因とチーム説明
    マクラーレンのアンドレア・ステラ代表は「プラクティスでは見られなかった高レベルのポーポイズがレース中に発生し、過度の接地につながった」と説明している。

    ステラ代表は次のように述べた。

    「レース中、両マシンはプラクティスでは確認されなかった予期せぬ高いポーポイズのレベルに見舞われ、それが過度な接地を引き起こした。我々はランドとオスカーに謝罪したい。彼らは週末を通して素晴らしいパフォーマンスを発揮していたが、タイトル争いの重要局面でポイントを失う結果となってしまった」

    オスカー・ピアストリ マクラーレン F1 ラスベガスグランプリ

    「リセットして残り2戦に集中する」ピアストリ
    ピアストリは失格という結果を受け、次のようにコメントした。

    「スキッド摩耗による不運な失格で、ポイントを持ち帰れなかったのは残念だ。グリッドがこれだけ拮抗するなかで僕たちは常にどこでパフォーマンスを伸ばせるかを探していて、今回はうまくいかなかった」

    「今はリセットして、残り2戦で最大限のポイントを取ることに集中する必要がある。どちらのサーキットでも、僕たちは過去に強さを見せてきた」

    タイトル争いは三つ巴へ、舞台はカタールへ移動
    ラスベガスはシーズン最終トリプルヘッダーの初戦。
    失格によってポイント構図が変わり、ノリス、ピアストリ、フェルスタッペンが極めて接近した状態で次戦カタールGP(ルサイル)へ向かう。

    ピアストリは勢いを取り戻せるか。残り2戦のタイトル争いは、混沌の様相を強めている。

  • オスカー・ピアストリ SNS誤投稿騒動を火消し「意図的ではない」

    オスカー・ピアストリ SNS誤投稿騒動を火消し「意図的ではない」

    オスカー・ピアストリがラスベガスで発生したSNS騒動について、意図的なものではないと強調した。発端となったのは、マクラーレンがタイトル争いでランド・ノリスを優遇していると示唆する投稿が、24日の早朝にピアストリ本人のInstagramストーリーに“再投稿”され、すぐに削除された一件だった。

    この投稿は、バーニー・エクレストンが「マクラーレンはスター性とカメラ映えのするノリスを好む」とコメントしたとされるグラフィック。再投稿の真偽と意図をめぐってファンの議論が一気に再燃し、センシティブなタイトル争いの最中に波紋を広げた。

    意図を否定「起きたらもう投稿されていた。理由は分からない」
    ピアストリは状況について RacingNews365 に次のように語った。

    「分からないんだ。朝起きたらそれが投稿されていて、どうしてそうなったのか自分でも分からない。多分、寝ている間に誤ってやってしまったのかもしれない」

    「もちろん意図したものではない。でも、何が起きたのか自分では分からないんだ。だから本当に何とも言えない」

    エクレストンの発言自体は11月上旬から拡散されており、今回の“誤投稿”は、ここ数戦ノリスに得点で後れを取っているピアストリに対する外部からの注目が高まる中で重なった。

    オスカー・ピアストリ

    ノリスは「関係悪化の噂」を一蹴「動画が減ったのは単に依頼を減らしただけ」
    一方で、チーム内の関係性に疑問が投げかけられている状況について、ノリスはラスベガス前にこう強調していた。

    「最近チームのSNS動画が減っている理由は、僕らが“少なくしてほしい”とお願いしたからだよ。僕たちはレーシングドライバーであって、動画を撮るためにここにいるわけじゃない」

    「お互いに尊敬しているし、自分たちが置かれている状況も理解している。クルマを降りれば、冗談も言えるし、デブリーフでも笑い合っている。関係は今まで通りだ」

    そして、タイトル争いが関係性を損なっているかという問いには明確に否定した。

    「僕たちはしっかり協力し合えているし、関係はこれまで以上に良いと思うよ」

    ラスベガス決勝はノリスがポール、ピアストリは5番手から
    マクラーレンは土曜のレースを、ノリスがポールポジション、ピアストリが5番手という体制で迎える。両者とも「チームとしてベストの結果を目指す」と繰り返し強調しており、SNS騒動に揺れる中でも、タイトル争いとチームの成績に集中する姿勢を崩していない。

  • オスカー・ピアストリ F1ラスベガスGP予選5番手「受け入れるのが難しい」

    オスカー・ピアストリ F1ラスベガスGP予選5番手「受け入れるのが難しい」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、F1ラスベガスGP予選を5番手で終え、「受け入れるのが難しい」と正直な胸の内を明かした。セッションを通して手応えは十分にあったものの、Q3最終アタックでのイエローフラッグにより、本来狙えたはずの好結果を逃した。

    雨が残る難コンディションの中、マシンのペースには自信があったピアストリ。しかしタイトル争いのライバルであるランド・ノリスがポールポジションを獲得する一方、自身は第3列5番手と大きく差がつくかたちとなった。

    予選Q3でのアクシデントが全てを左右
    ピアストリは最終アタック直前をこう振り返った。

    「イエローフラッグが出て、そこでほぼ終わりだった。僕たちは速かったのは間違いない。だけど最近は何かと物事が思うように進まない」

    「少なくともペースは良かったと言える。Q3でもいい感触があったけれど、僕たちの手ではどうにもできないことが起きてしまった」

    近年続く不運の流れを指摘されると、ピアストリは首を振った。

    「そのセッションでは確かに僕の思い通りにはいかなかった。でも、これまでのレースで僕に味方してくれてもよかったことはいくつもあった。だから“最近ずっとこうだ”という感じではない」

    「いい結果を出せるはずだっただけに本当に悔しい。でも、不運については何もできない」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン) ラスベガスグランプリ

    ノリスとの差24ポイント。巻き返しを誓うピアストリ
    ここ数戦、ピアストリは5レース連続で表彰台を逃しており、チャンピオンシップでも首位ノリスに24ポイント差をつけられている。とはいえ、本人はパフォーマンス面での自信を失っていない。

    日曜決勝ではスタート直後の混乱を生かし、上位勢に食い込む展開が求められる。ペースがあるだけに、あとは運を味方にできるかが鍵となりそうだ。

  • オスカー・ピアストリ F1ラスベガスGP初日「ポジティブはたくさんある」

    オスカー・ピアストリ F1ラスベガスGP初日「ポジティブはたくさんある」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、2025年F1ラスベガスGP初日の走行が赤旗や路面状況の影響で大幅に制限されたにもかかわらず、「多くのポジティブがあった」と振り返った。

    FP1を8番手で終えたピアストリは、2度の赤旗が出たFP2でほとんど走れず14番手にとどまったが、それでも初日の収穫は十分だと話している。

    FP1は「かなり良かった」 FP2はわずか2周のみ
    「FP1はかなり良かったと思う。いくつか取り組む点はあるけど、全体として良いセッションだった」

    「FP2はセッション全体で2周しか走れなかった。正確にどこにいるのか判断するのは難しい」

    「明らかにマシンにはそこそこ良いペースがあると思うけど、ソフトでしっかり走れたドライバーはあまり多くなかった。全体の位置関係を把握するのは少し難しかったけど、それでもポジティブはたくさんある。今夜見直すべきことも多い」

    オスカー・ピアストリ(マクラーレン) ラスベガスグランプリ

    昨年比で改善?「FP2で変えたことが良さそうだった」
    昨年ラスベガスで苦戦したマクラーレンだが、その比較について聞かれたピアストリはこう答えた。

    「良くなっていると思う。だけど、序盤は少し濡れていて、路面がすごく進化していたから、みんながどこにいるのか判断するのは本当に難しかった」

    「FP2でいくつか変更した点があって、それが良さそうに感じた。今夜さらに微調整して、どんな状態か確かめていく」

    走行不足でも不安なし「もっと走りたかったが大丈夫」
    「悪くない気分だよ。もっと走れたら良かったけど、週末にかけて路面はかなり変化していくと思う。明日の天気がどうなるか、ここでどうなるかを見て、それから判断する」

    初日は予想外の赤旗と路面変化により不確実性の多いセッションとなったが、ピアストリは落ち着いており、金曜日以降の巻き返しに自信を示した。