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  • ホンダF1、トラブルで「エンジンの底に大きな穴が開いた」

    ホンダF1、トラブルで「エンジンの底に大きな穴が開いた」

    ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、F1スペインGPのフリー走行1回目のフェルナンド・アロンソのエンジントラブルについて説明した。

    フェルナンド・アロンソは、フリー走行1回目にエンジンの不具合が発生し、ガレージを出たあとの1周目のラップで、マシンを2コーナーで止めざるを得えなかった。

    ホンダは原因をまだ調査中だが、長谷川祐介はテレメトリーに警告が出た後、クルマをストップさせるのが遅すぎたと説明した。

    「油圧が完全に落ちていました。エンジニアはアロンソにエンジンを停止させるよう伝えましたが、遅すぎました」と長谷川祐介は説明。

    「エンジンの底に大きな穴が開き、オイルが抜けていました」

    「オイルが漏れた(油圧が低下した)理由はわかりませんが、ブローはそれが原因です」

    トラブルがあったエンジンは、オーストラリア、中国、そしてバーレーンの予選で使用していたものだった。バーレーンの予選ではQ2でトラブルが発生している。

    ホンダは、フェルナンド・アロンソのマシンのパワーユニットを交換し、フリー走行2回目にアロンソをコースに送り出したが、新品エンジンの調整に手間取り、パフォーマンスに焦点を置いた走行はできなかった。

    関連:
    ・【動画】 フェルナンド・アロンソ、エンジントラブルでわずか1周でストップ
    ・ホンダF1 「アロンソのトラブルの根本的な原因はまだ調査中」

  • ルノー、万全を期すべくF1エンジンの大幅アップグレード導入を延期

    ルノー、万全を期すべくF1エンジンの大幅アップグレード導入を延期

    ルノーは、F1エンジンの変更による信頼性のリスクを避けるためにアップグレードの導入計画を慎重に進めている。

    当初、ルノーは新たなコンセプトを採用した2017年型F1パワーユニットを向上させるべく、カナダGP頃には次の開発ステップに入る予定だと話していた。

    しかし、ダイナモでエンジンの耐久性に若干の懸念が見られたことで、ルノーは7月末にターゲットを変更して作業に取り組んでいると明かした。

    「夏休みまでには導入したいと思っている」とルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールはコメント。

    「我々はパワーユニットとの同期を維持したいと考えている。可能であれば、パワーユニット ナンバー3と一緒にそれを行いたい」

    ルノーは、スペインGPもしくはモナコGPで2基目のパワーユニットに変更すると見られており、3基目のパワーユニットはイギリスGPもしくはベルギーGPで導入されることになりそうだ。

    「まだ進行中の作業がある」とシリル・アビテブールはコメント。

    「いくらか制限されている部分はあるが、今年導入したコンセプトは正しいコンセプトだと信じている」

    「進行中のイノベーションがあるし、進行中のパフォーマンスがある」

    「我々がコントロールする必要があるのはエンジンの信頼性だ。私は何度もそう言ってきた」

    「システムに対処する必要がある脆弱な部分があることを把握している。それはコース上でもダイナモでも真実となっている」

    「それはホンダにとっても同じことだ。信頼性問題は拠点での開発プログラムにも影響を及ぼす。そこは我々が話している影響部分だ。我々はそれを管理する必要がある」

    アップグレードの早期導入は見送られたが、シリル・アビテブールは、シーズン中にメルセデスとフェラリとのギャップを縮められると確信を持っている。

    「まだメルセデスとフェラーリとのギャップを大幅に縮めてられるという野心は失っていない」とシリル・アビテブールはコメント。

    「今は彼らと同等だとは言わないが、我々にはそれを実現するためのプランがある」

  • 【F1】 ホンダへの救済措置はなし 「3社の性能差0.3秒以内は実現」

    【F1】 ホンダへの救済措置はなし 「3社の性能差0.3秒以内は実現」

    FIA、昨年エンジンメーカーとの間で合意したF1パワーユニットのパフォーマンス収束に成功したと発表。ホンダへの特別な救済措置をとることはないと明言した。

    昨年、F1にエンジンを供給するメルセデス、フェラーリ、ルノー、そしてホンダの4社は、エンジンパフォーマンスを同等化するための施策に合意。2014年から2016年まで採用されていたトークンの廃棄も含まれたエンジン規約の調整が行われた。

    規約変更の効果を検証するため、2017年の開幕3戦のパフォーマンスを指数化し、それをバルセロナのカタロニア・サーキットのラップタイムに換算。4社のうち3社のギャップが0.3秒以内にならなければ、F1ストラテジーグループの介入を検討することになっていた。

    今週パリで開催されたF1ストラテジーグループの会議で、FIAは出席したチームに対して、メルセデス、フェラーリ、ルノーの3社のエンジンが0.3秒差以内に達していることを公表。また、F1ロシアGPでは、F1レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングが今回のテストの実施内容について説明した。

    「非常に複雑だ。我々のみが有する全データを基にシミュレートした非常に詳細な方法論だ。序盤3戦の全パワーユニットから得た全てのデータだ。ジュネーブにいる数名のシミュレーションエンジニアがファブリス・ロム(FIAパワートレイン責任者)と詳細に全データを分析し、全パワーユニットメーカーが合意したメソッドを使用してシミュレーションを行い、バルセロナのラップタイムに換算した」

    「その結果をストラテジーグループに報告し、収束したと思っている。バルセロナで上位3社が0.3秒以内になったことで収束したと定義された。もちろん、これはパワーユニットにしか当てはめられない。トップ3のパワーユニットは0.3秒以内になった」

    その方法論に不満を示したチームはいなかったのかと質問されたチャーリー・ホワイティングは「彼らは全員が同意している。パワーユニットのメーカーがこの方法論に合意したので、我々がそれについて交渉することはできない。1年くらいかけて話し合われたことだ。どのメーカーもどのように実施されるかは正確に理解しており、その通りに実行され、この結果が出た」とコメント。

    ただ、ホンダは、3社のライバルメーカーに大きく後れを取っている。しかし、チャーリー・ホワイティングは、今回のテストは人工的にエンジンのパフォーマンス差を埋めたわけではなく、トークの撤廃によって完全に自由化されたエンジン開発の具合を測定するためのものだと強調した。

    「誰かを助けるためのものではない」とチャーリー・ホワイティングはコメント。

    「導入された測定がどのように確立し、どのように機能するのか、トークンの廃止やそれに関連するものが収束に役立つのかどうかを知るためのものだった。供給義務に関連性はないが、全協定の一部になってはいる」

    「これらの変更を施した理由のなかで重要なのはトークンの廃止だが、アシストするような措置が他にもいくつかあり、それがうまく機能したようだ」

    チャーリー・ホワイティングは、今後もFIAがパワーユニットのパフォーマンス差をモニターしていくことを認めたが、今回と同じ方法で再度測定されるのか、また来年の同時期に測定されるのかどうかについては今は分からないと語った。

  • 「元フェラーリのF1エンジン責任者がホンダのインディカーを変えた」

    「元フェラーリのF1エンジン責任者がホンダのインディカーを変えた」

    ホンダが元フェラーリのF1エンジン開発責任者を雇い、以前の“保守的”なメンタリティを捨てたことで、2017年のインディカー・シーズンで大きな前進を果たした。そう語るのはグラハム・レイホールだ。

    2016年、ホンダはインディカーで2勝しか挙げられず(両方ともオーバル)、シボレーが圧倒的な強さをみせた。だが、2017年の開幕2戦ではホンダが連勝している。

    予選でもセントピーターズバーグとロングビーチの両方でホンダ勢はトップ12のうち9台を占めた。

    グラハム・レイホールと彼のレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、過去2シーズンでホンダ勢のなかでのトップスコアラーだった。

    グラハム・レイホールは、2015年シーズン後にHPD(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)がフェラーリのF1エンジン開発責任者だったデイビッド・ソルターズと契約して以降、アプローチが変化し、それが良い影響を及ぼしていると語る。

    「昨年のこの時期と比較してホンダのメンタリティが変化しているのがわかる」とグラハム・レイホールは Autosport にコメント。

    「チューニング、エンジンマッピング面で非常に保守的なアプローチだったが、今の彼らは限界を押し上げている」

    「いくつか故障があったのはそれが理由かもしれないが、どこかの時点であらゆる小さなことにトライし、不足分を補っていかなければならない」

    「その前の冬にフェラーリF1チームからHPDに加入したデイビッド・ソルターズは、その鍵を握る操縦者のひとりだ」

    「HPDの全員に改善に対しての責任があるが、彼は大きな影響を与えたと思う」

    「初日から彼は限界までプッシュするメンタリティがあったし、彼がそうすることで、エンジンは良くなっているし、とても強くなった」

    2017年の空力キットが凍結されたことで、ホンダはまだその面ではシボレーに対して不利ではあるが、グラハム・レイホールはエンジンのゲインがそれを補っていると考えている。

    「ロード/ストリートコースの空力キットは不十分だ。僕たちの新しいホンダパートナーであるガナッシがそれを立証した。もちろん、凍結されているので僕たちはそれを変更できない」

    「でも、その点でいえば、エンジンは低・中レンジである程度それを勝っている。そのあとドラッグが始まるのがわかる」

    この冬にガナッシがホンダにスイッチしたことで両方のパッケージを経験しているマックス・チルトンもレイホールの評価に同意する。

    「力強いエンジンなのは間違いない。燃費面も優れている」とマックス・チルトンと語った。

  • 次世代F1エンジンの会議、ホンダ以外の日本メーカーも参加との報道

    次世代F1エンジンの会議、ホンダ以外の日本メーカーも参加との報道

    FIAは、31日(金)にパリで2021年以降のF1エンジン形式を議論するための会議を開催するが、その場にホンダ以外の日本の自動車メーカーも参加すると報じられている。

    Auto Bild は、アウディがFIAの本部で開かれるF1マニュファクチャーの会議に参加すると報じたが、フォルクスワーゲン・グループはランボルギーニのCEOを務めるステファノ・ドメニカリも参加させるという。

    アウディの広報担当は「たとえ我々が会議に出席したとしても、現時点でF1にエントリーする計画はありまえん」と述べた。

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは「金曜日の会議の目的は、将来のパワーユニットをどう進めていくべきかについてマニュファクチャラーの意見を聞くことだ」とコメント。

    「そこに参加するのは現在F1に関与しているマニュファクチャラーだけではない」

    現在、F1には、フェラーリ、ルノー、ホンダ、メルセデスの4社が参戦しているが、Auto Bild は、“少なくとも8社”が金曜日の会議に参加すると報道。アウディ、ランボルギーニに加えて参加するのは、コスワース、そして、日本の自動車メーカーだとしている。

    もう一人の参加者として挙げられているのが、最近までルノーとレッドブルの手助けをしていたイルモアのマリオ・イリエンだ。

    マリオ・イリエンは現在マクラーレンと働いていると報じられている。

  • ケビン・マグヌッセン 「4メーカーのF1エンジンにそれほど違いはない」

    ケビン・マグヌッセン 「4メーカーのF1エンジンにそれほど違いはない」

    V6ハイブリッド時代に全てのF1エンジンメーカーを経験したケビン・マグヌッセンは、各メーカーのF1エンジンにそれほど劇的な違いはないと語る。

    ケビン・マグヌッセンは、2014年にマクラーレンでF1デビューした際にはメルセデスのカスタマーエンジン、2015年はリザーブドライバーとして初年度のホンダ、2016年にはルノー、そして、ハースに移籍した今年はフェラーリと全メーカーのV6ハイブリッドエンジンを経験した唯一のドライバーとなっている。

    そのような経験に関わらず、ケビン・マグヌッセンは各F1パワーユニットに顕著は違いはないとし、生産的なプレシーズンテストを味わったハースでのスムーズな移行に自信をみせちている。

    「どのエンジンもそれほど違いはない。全てかなり類似しているように思う」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「サウンドはちょっと異なるし、操作上でもエンジンごとにわずかに違いはあるけど、フェラーリはとても動かしやすいね」

    「理解しやすいし、ドライバビリティもとてもいい。それに今年はパワーがありそうだし、とても満足している」

    来週末のハースでのF1デビューに集中しているケビン・マグヌッセンは、ハースでのキャリアをポジティブにスタートできるようにトラブルフリーのグランプリにしたいと語る。

    「すべてに弾みをつけるためにもとにかく良い一年のスタートを切ることが常に重要だ」とケビン・マグヌッセンはコメント。

    「良いスタートは後押しになる。終わりも重要だけど、良いレースで1年をスタートできるのは常に素晴らしいことだ。ベストを尽くして、どのような結果を出せるか見てみるつもりだ」

  • F1エンジン ワースト10

    F1エンジン ワースト10

    F1バルセロナテストにおけるホンダの新型F1エンジンの信頼性とパフォーマンス不足が話題をさらっているが、過去には失敗作と言える多くのF1エンジンが存在した。

    ホンダの2017年F1エンジン『Honda RA617H』が今シーズン終了までにどのような結果をもたらすかは未知数だが、少なくとも2015年型『RA615H』は27ポイント、2016年型『RA616H』は76ポイントを獲得している。

    そこで、これまでのF1史上での失敗作と言えるワースト10エンジンをF1i.com がまとめた。

    10位:BRM P75 … 3リッター H16 (4戦、9ポイント、1勝)

    BRM P75

    1966年から導入された新レギュレーションに合わせ、ブリティッシュ・レーシング・モータースは水平8気筒を2段重ねしたF1史上でも類をみないレイアウトのエンジンを開発。馬力はあったが、壊れやすく、明らかな失敗作だった。同エンジンを搭載したロータスのジム・クラークがワトキンズグレンで開催されたF1アメリカGPで奇跡の一勝を挙げている。


    9位:ハート 415T … 1.5リッター 4気筒 ターボ (63戦、28ポイント、3表彰台)

    ハート 415T

    1980年代初頭は、ターボチャージャー技術は、ルノー、フェラーリ、BMWといった自動車メーカーが主導権を持って開発しており、プライベーターで開発を行ったのはブライアン・ハートのみだった。1981年、ハート415はF2エンジン用の2リッターエンジンを1.5リッターにスケールダウンしてターボチャージャを搭載。しかし、アルミブロックを採用した415Tはターボラグが多発。パワー不足と脆弱なエンジンだった。だが、その後改善し、1984年のF1モナコGPではアイルトン・セナが歴史的な勝利を挙げている。


    8位:アルファロメオ 415T … 1.5リッター 4気筒 ターボ (0戦、0ポイント、0表彰台)

    アルファロメオ 415T

    アルファロメオは1987年にリジェのエンジンサプライヤーとしてF1復帰を望んでいた。しかし、プレシーズンテストでルネ・アルヌーが「最低のエンジン」だと酷評。フィアットは契約を解除し、リジェはメガトロン直4ターボエンジンを確保した。


    7位:ジャッド GV … 3.5リッター V10 (20戦、5ポイント、1表彰台)

    ジャッド GV

    1991年、ジャッド初のV10エンジン「ジャッドGV」を開発し、スクーデリア・イタリアにカスタマー供給した。J.J.レートがイモラで3位表彰台を獲得。エマニュエル・ピロがモナコで6位入賞を果たした。


    6位:イルモア LH10 … 3.5リッター V10 (32戦、12ポイント、0表彰台)

    イルモア LH10

    最近までルノーのアドバイザーだったマリオ・イリエン率いるイルモア。メルセデスとの提携では成功を収めたが、それ以前は独自路線を進んでいた。1991年と1992年にレイトンハウス(マーチ)とティレルがポイントを獲得するまで長い道のりだった。エンジンの完成度は低く、レイトンハウスの撤退もあり、開発が進まなかった。


    5位:ザクスピード 1500/4 … 1.5リッター ターボ (51戦、2ポイント、0表彰台)

    ザクスピード 1500/4

    1985年、ザクスピードはF1に参戦。シャシーとエンジンを内製した。自社製エンジンの1500/4は直列4気筒のターボエンジンは他のメーカーに比べてパワー不足だった。1989年にレギュレーションでターボエンジンが禁止されたため、ザクスピードはヤマハ製エンジンを搭載したが、翌年にF1から撤退した。


    4位:ヤマハ OX88 … 3.7リッター V8 (2戦、0ポイント)
    / OX99 … 3.5リッター V12 (32戦、4ポイント)

    ヤマハ OX88

    1989年にヤマハはV8エンジンのOX88をザクスピードへ供給し、鈴木亜久里とともにF1に参入。当初の予定では。コスワースDFRのシリンダーブロックを使用した5バルブエンジンを開発・供給する予定だったが、コスワースとの折り合いがつかず急遽エンジンを製造することになった。エンジンは信頼性に欠け予備予選通過もままならず、一時撤退を余儀なくされた。1991年にOX99をブラバムへ供給して復活を果たし、後半戦に2度の入賞を記録。1992年にはジョーダンにOX99を供給するも最終戦でようやく1ポイントを獲得できただけだった。


    3位:ポルジェ 3512 … 3.5リッター V12 (4戦、0ポイント、0表彰台)

    ポルシェ 3512

    V6エンジンを2基繋いだようなエンジンは、重量も2倍だったと言われ、戦闘力もなかった。1991年にフットワークに搭載されたが、4戦で1度も完走することなくポルシェはF1から撤退した。


    2位:スバル 1235 … 3.5リッター 水平対向12気筒 (0戦、0ポイント、0表彰台)

    スバル 1235

    モトーリ・モデルニの依頼でスバルは水平対向12気筒エンジンを開発。1989年にミナルディのマシンでテストされたが、ミナルディは難色を示したため、供給先をコローニへと変更。1990年にベルトラン・ガショーの1台体制で参戦したが、開幕から8戦続けて予備予選落ち。スバルはF1から撤退した。


    1位:ライフ F35 … 3.5リッター W12(0戦、0ポイント、0表彰台)

    ライフ F35

    フランコ・ロッキが設計したW12エンジン。1990年にライフ L190(ファースト L189)に搭載されたが、幅広のW12エンジンを搭載するために後部は大きく膨らんでいた。ゲイリー・ブラバムの1台体制でシーズンに臨んだライフは、開幕戦から予備予選落ち。2戦後にはブラバムがチームに見切りを付けて離脱。第3戦からは6年ぶりにF1復帰したブルーノ・ジャコメリがドライバーとなるが、予備予選落ちは続いた。第13戦からはジェットのエンジンが搭載されるが、予備予選通過はならず、第14戦終了後にライフはF1から撤退した。

  • リバティ・メディア、F1エンジン規約の変更の可能性を示唆

    リバティ・メディア、F1エンジン規約の変更の可能性を示唆

    リバティ・メディアのグレッグ・マッフェイCEOは、F1が現在のエンジン規約を変更する可能性があると示唆した。

    先週、FIA会長のジャン・トッドは、F1がV8、V10、V12エンジンへ回帰する可能性を否定。「世界的な社会には受け入れられない」と断言している。

    しかし、現在の“ハイブリッド”パワーユニットのエンジンサウンドは、導入されてから常に論争の的となっており、F1の新オーナーもその点に注目している。

    「そうだね。エンジン回りでやらなければならないことはあるし、DRSシステムもそうだ。チームが獲得する賞金についてもバランスをとらなければならない部分はある」とグレッグ・マッフェイは AS に語った。

    また、グレッグ・マッフェイは、F1カレンダーから外れたヨーロッパのいくつかのサーキットを戻すことにも取り組んでいると述べた。

    「入ってくるレースや出ていくレスは常にある。だが、それがファンの心のなかにある伝統的なヨーロッパのレースであるときはネガティブな部分が多い」

    「我々はそれらのサーキットのいくつかを戻すためのプロセスをすでに開始している」

    グレッグ・マッフェイは、いくつかのレース週末は全体的にもっとエキサイティングなものにしなければならないと語る。

    「ベストなグランプリとしては、メキシコ、シンガポール、アブダビなどが挙げられる。伝統的なトラックにそこで起こっていることをもたらしたい」

    ジャン・トッド、F1エンジンのV10やV12への回帰には否定的
    F1 エンジン

  • ジャン・トッド、F1エンジンのV10やV12への回帰には否定的

    ジャン・トッド、F1エンジンのV10やV12への回帰には否定的

    FIA会長のジャン・トッドは、F1のエンジンは、国際社会に受け入れられるものでなければならないと主張する。

    現行のV6ターボハイブリッドエンジンが導入された背景には、パワーユニットの燃料効率を高めるとともに、F1に新たなメーカーを参入させる狙いがあった。

    燃料効率の面では成功を収めている。V8時代は熱効率は30%だっが、今では約50%に達している。

    だが、新しいエンジ規約が導入された後にF1に復帰したのはホンダだけであり、ホンダはメルセデス、フェラーリやルノーに追いつくことに苦戦している。

    またV6ターボのエンジンサウンドは、甲高い轟音のようなV8のエンジツと比べて魅力的ではないとファンからは不評だ。

    現行のエンジン規約は2020年で失効することになっており、エンターテインメント的にもっとシンプルな高回転エンジンを復活させるべきとの意見も出ている。

    だが、ジャン・トッドは、V10エンジンやV12エンジン復活の可能性を一蹴した。

    「それは社会に受け入れられない」とジャン・トッドはFIAが発行する Auto で語った。

    「我々には国際社会によってモニターされている組織を運営する義務がある。そして、国際社会はそのようなことを受け入れないだろう」

    「実際に“10年前のエンジンに戻そう”と提案したところで、多くのマニュファクチャラーがそのような動きを支持するはずがない。少なくとも4社のうち3社は去っていくだろう」

    「また、我々は安定性がいかに重要かということも知っている。第一優先は可能な限り多くの競争を設けること、次に投資を保護することだ」

    「毎年のように新しい技術に投資することはできない。それは財政的に持続可能なことではないし、今でもF1でレースをするコストには不満が出ている。私に言わせれば不条理なコストだ」

    「それは我々が戦っていかなければならない問題だ。これまでは理想的な解決策を見つけることはできなかった。私は統括団体の代表として、その責任の一端を引き受ける覚悟がある。だが、そうはいっても妥協点を見いだすのは簡単なことではない。何かを決めるに場合、私は常にある種の団結を求めたがる」

    ジャン・トッドは、F1は正しいイメージを示す場でなければならないと考えている。

    「スポーツの心臓部は不変だが、社会の進化を考慮に入れなければならない。気候変動、汚染問題がこれほどまで重視される世の中になっており、我々も参加する義務があると感じている」

    「F1レースによって生じる汚染が、パリ発ニューヨーク行きの飛行機よりも少ないのは事実だ。だが、我々は手本でなければならない。そして、手本であるためには自らが不必要な汚染を生み出すようなことを認めるわけにはいかない。それは間違ったイメージだ」

  • ルノー 「大幅なエンジンアップグレードは2017年までない」

    ルノー 「大幅なエンジンアップグレードは2017年までない」

    ルノーは、2017年になるまでパワーユニットのパフォーマンスを改善する大幅なアップデートは行わない予定だとエンジン担当テクニカルディレクターのレミ・タフィンが明かした。

    昨年からの開発とF1モナコGPでのアップデートによって、ルノーはライバルのメルセデスとフェラーリに対してパワー面での差を縮めており、その結果としてレッドブルはグリッド上で大きな進歩を遂げている。

    だが、今シーズンの次の大幅アップデートについて質問されたレミ・タフィンは、次にモナコレベルのステップを果たすのは冬だと彼は述べた。

    「それは来年になると思う」とレミ・タフィンは述べた。

    「次のビッグステップは来年のエンジンだ。1戦目で使用するものだ。今シーズン末までは今のスペックから最善を引き出すことに努めるが、1戦目と6戦目のようないわゆるビッグステップはこの先はない」

    レミ・タフィンは、最近のアップデートによる効果はルノーにとって満足できるものだったが、先はまだ長いと語る。

    「昨年、我々がスタートした位置は厳しいものだった。だが、今ではコース上での改善も見られ、ファクトリーからコースに持ってきたものはすべてうまく機能している。初戦のものも、モナコとモントリオールで投入したスペックも良い前進だった。全て順調にいっている」

    「良い波に乗っているとは思うが、道のりはまだまだ長い」