タグ: ウィリアムズF1

  • ランス・ストロール 「ヴィルヌーヴはネガティブな部分しか見ない」

    ランス・ストロール 「ヴィルヌーヴはネガティブな部分しか見ない」

    ランス・ストロールは、元ウィリアムズのジャック・ヴィルヌーヴは“常にネガティブ”であると反論した。

    ウィリアムズ時代の1997年にF1ワールドチャンピオンを獲得したジャック・ヴィルヌーヴは、同じカナダ出身のランス・ストロールへの批判を繰り返している。

    現在、ジャック・ヴィルヌーヴは、2018年のランス・ストロールのチームメイトにロバート・クビサではなく多額のロシアマネーを持ち込むセルゲイ・シロトキンを選ぶとされるウィリアムズを激しく批判している。

    ジャック・ヴィルヌーヴは「彼らはすでに息子だけしか気にしない億万長者のローレンス・ストロールに魂を売った」とウィリアムズを批判。

    この発言を受け、ランス・ストロール(19歳
    は「彼が言っていることにあまり注意は払っていない」と Auto Hebdo にコメント。

    「とにかく常にネガティブだ。彼はあらゆる言葉の意味において僕を決して支持していない。彼はネガティブな部分しか見ない。バクーの表彰台でさえ、彼の目にはポジティブには映らなかったみたいだしね」

    しかし、来週にも発表されるとみられるウィリアムズの2018年のドライバーラインナップにはモータースポーツ界全体が眉をひそめている。

    だが、2度のF1ワールドチャンピオンであるミカ・ハッキネンは、スポンサーシップはF1を目指すドライバーにとってパズルの一部に過ぎないと語る。

    「F1にたどり着くにはあらゆる要素が必要だ。コネや多くのお金を含めてね」とミカ・ハッキネンは Sonntagszeitung にコメント。

    「世界な数字は述べることは難しいが、F1に到達するときにはすでに数百万を燃やしている」

  • 「ウィリアムズは金に魂を売ったチーム」とジャック・ヴィルヌーヴが批判

    「ウィリアムズは金に魂を売ったチーム」とジャック・ヴィルヌーヴが批判

    元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーブは、古巣ウィリアムズを“金に魂を売った”と痛烈批判した。

    1996年にウィリアムズからF1デビューを果たし、1997年にウィリアムズともにF1ワールドチャンピオンを獲得したジャック・ヴィルヌーヴは、2017年にランス・ストロールがウィリアムズのF1ドライバーに起用されたときから激しく批判を繰り返している。

    Sky Italiaの解説者と全レースに出席するジャック・ヴィルヌーヴは、2017年シーズンを通してランス・ストロールに対して歯に衣着せぬ発言を繰り返しており、“F1史上最悪のルーキー”だと酷評したことで、ウィリアムズのホスピタリティを出入り禁止になっている。

    ヨーロッパF3選手権でチャンピオンを獲得して、2017年にウィリアムズでF1デビューを果たしたランス・ストロールだが、彼のキャリアは彼の父親でカナダの大富豪であるローレンス・ストロールによる惜しげない資金によって切り開かれたことは秘密ではなく、“お金持ちのパパに買ってもらったシート”だと揶揄された。

    序盤戦は苦戦を強いられたランス・ストロールだが、F1カナダGPでF1初ポイントを獲得し、続くF1アゼルバイジャンGPでは3位表彰台を獲得。合計40ポイントを獲得し、フェリペ・マッサから3ポイント差のドライバーズ選手権12位でシーズンを終えた。

    しかし、ジャック・ヴィルヌーヴは「マッサでさえランスよりも速かった」とコメント。

    「バクーで表彰台を獲得したとしても私は納得はしていない。運が良かっただけだ」

    ウィリアムズは、2018年のランス・ストロールのチームメイトをまだ発表していない。一時はロバート・クビサが電撃F1復帰を果たすと報じられてきたが、実際にはロシアから2000万ユーロ(約27億円)という巨額のスポンサーマネーを持ち込むセルゲイ・シロトキンがシートを獲得することになるとされている。

    ジャック・ヴィルヌーヴは、ウィリアムズが事実上ストロールの家族にチームを売ったことを考えれば、資金を持ち込むセルゲイ・シロトキンがシートを獲得しても何も驚かないと語る。

    「彼らはすでに息子だけしか気にしない億万長者のローレンス・ストロールに魂を売っている」とジャック・ヴィルヌーヴは付け加えた。

    また、ジャック・ヴィルヌーヴはメルセデスのバルテリ・ボッタスにも言及。F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンにとって“格好のナンバー2”だと辛辣なコメントを残した。

    ジャック・ヴィルヌーヴは「メルセデスは今でも最高のエンジンを持っているので勝てたが、それを利用することができたのはハミルトンだけだ」とコメント。

    「ボッタスのパフォーマンスは見苦しいものだったと言ってもいいだろう。彼は格好のナンバー2であり、それ以上ではない。私ならウェーレインを選んだだろう」

    ジャック・ヴィルヌーヴは、キミ・ライコネンもフェラーリによって良いナンバー2だが、ライコネンの方が「ボッタスよりはるかに良い」と語った。

  • 「ウィリアムズの2018年F1マシンは“かなりアグレッシブ”」とマッサ

    「ウィリアムズの2018年F1マシンは“かなりアグレッシブ”」とマッサ

    フェリペ・マッサは、ウィリアムズの2018年F1マシンは昨年モデルよりも“かなりアグレッシブ”になっていると語る。

    過去4年間ウィリアムズでF1を戦ったフェリペ・マッサは、2014年と2015年に表彰台を獲得。チームもコンストラクターズ選手権で3位という成績を収めた。

    しかし、2016年以降は2年連続でコンストラクターズ選手権5位と低迷。フェリペ・マッサは2017年シーズンをもってF1から引退している。

    2018年のウィリアムズのF1マシンは、技術責任者のパディ・ロウの手腕が初めて発揮されることになる。

    フェリペ・マッサは、ウィリアムズの2018年F1マシンが視覚的にかなりアグレッシブなマシンに仕上がっていると語る。

    「風洞で新車を見たけど、非常に興味深いかなり多くの変更が施されていたよ」とフェリペ・マッサは Autosport にコメント。

    「全員が頑張っている。開幕戦では全員がかなり多くの様々な変更を目にするかもしれないし、クルマのなかにも変更があるだろう」

    「クルマはかなりアグレッシブに見える。ルックスは多くのことが違っているし、彼らは改善できるかもしれない」

    昨年、ウィリアムズはコンストラクターズ選手権4位のバトルでフォース・インディアに歯が立たなかった。さらに2018年はルノーとマクラーレンが飛躍を果たすことが予想されている。

    「ルノーは改善するだろう。マクラーレンも絡んでくるだろうし、どれくらいの改善があるかを確認する必要がある」

    「ドライバーの実力も考慮する必要があるけど、ウィリアムズはこれまでと比較して優れたマシンを持てると信じている」

    パディ・ロウは、2018年F1マシンは進化型になると語るが、2月26日にプレシーズンテストがスタートするまで非常に忙しい時期になると語る。

    「人々は非常に忙しくクルマに取り組んでいる」とパディ・ロウはコメント。

    「やるべきことはたくさんあるし、残念ながら少し遅れているものもある」

    「実際、今後2ヵ月で人々は本当にハードに仕事をしていくことになるだろう。だが、良い作業が進行しているし、2017年マシンから大きな改善を期待している」

  • ロバート・クビサ、ウィリアムズのシート獲得の夢は“ゲームオーバー”

    ロバート・クビサ、ウィリアムズのシート獲得の夢は“ゲームオーバー”

    ロバート・クビサは2018年のウィリアムズのシート争いに敗れてしまったようだ。元F1チーム代表のフラビオ・プリアトーレは、ロバート・クビサの電撃F1復帰を見られないのは残念だと語る。

    2011年にラリーでの事故で重傷を負ってF1キャリアが断たれたロバート・クビサだが、昨年6年ぶりにF1マシンでの走行を実施し、2018年のウィリアムズのF1ドライバーの最有力候補に挙げられている。

    またウィリアムズは2018年のドライバーについて発表を行っていないが、ロバート・クビサに近い情報源は、クビサのF1復帰への試みは“ゲームオーバー”だと認めているという。また、すでに海外メディアは、ウラジミール・プーチン大統領と関連があるSMP銀行から巨額の支援を受けるロシア出身のセルゲイ・シロトキンが2年契約を結ぶことでシートを勝ち取ったと報じている。

    「クビサがウィリアムズを説得できなかったことを非常に残念に思う」とフラビオ・ブリアトーレは Speed Week にコメント。

    「何度もニコ・ロズベルグ(クビサの共同マネージャー)と話をしたし、あらゆる試みがなされたことを知っている。だが、ロシア人には莫大が予算がある。我々が話をしているのは2000万ユーロという額だ。クビサがかき集められるのはせいぜい700~1000万ユーロだろう」

    フラビオ・ブリアトーレは、ロバート・クビサのF1復帰という大胆な試みが最終的に実現しないことにF1ファンと内部関係者は失望するだろうと語る。

    「それについては非常に残念に思う」とフラビオ・ブリアトーレはコメント。

    「ロバートがF1に復帰すれば、F1にとって大成功だっただろう。F1の上層部が彼に救いの手を差し伸べなかったことを非常に奇妙に思う」

  • ウィリアムズ、セルゲイ・シロトキンと2年契約との報道

    ウィリアムズ、セルゲイ・シロトキンと2年契約との報道

    ウィリアムズは、セルゲイ・シロトキンと2年解約を結ぶと Auto Bild が報じている。

    ウィリアムズには、フェリペ・マッサが2017年シーズン限りでF1を引退したことで空席ができている。これまでロバート・クビサのF1復帰が噂され、一時は構想から外れたものの、新たに“開幕7戦で8億円”のオファーを提示して候補に復帰したと報じられていた。

    だが、 Auto Bild は、ウラジミール・プーチン大統領と関連があるSMP銀行から巨額の支援を受けるロシア出身のセルゲイ・シロトキンが2年契約を結ぶことでシートを勝ち取ったと報じている。

    しかし、元F1ドライバーのマルク・スレールは、まだどちらの方向に進むかはわからないと語る。

    「実際はコイントスのようなものかもしれない」とマルク・スレールは Bild am Sonntag にコメント。

    「一方には素晴らしいストーリーがあり、もう一方には多額の資金がある。だが、どちらも絶対に起用しなければならないというカテゴリーにはいない」

    ウィリアムズを離れたフェリペ・マッサは、チームが慎重に検討していることを驚いてはいないとし、“お金が全てだ”と述べている。

    1997年にウィリアムズに最後のタイトルをもたらしたジャック・ヴィルヌーヴも驚いてはいないと語る。

    「彼らはすでに億万長者のローレンス・ストロールに魂を売っている。彼の息子だけをケアすることでね」とジャック・ヴィルヌーヴはコメント。

    「マッサがランスよりも速かったとしてもだ。バクーで表彰台を獲得したとしても私は納得はしていない。運が良かっただけだ」

  • ランス・ストロール 「批判家に結果で応えることができたと思う」

    ランス・ストロール 「批判家に結果で応えることができたと思う」

    ランス・ストロールは、F1ルーキーシーズンで表彰台を含めて40ポイントを獲得。自分のデビューに批判的だった人々に結果で応えることができたと考えている。

    ランス・ストロールは、ヨーロッパF3選手権でチャンピオンを獲得して、今年ウィリアムズでF1デビュー。しかし、彼のキャリアは彼の父親でカナダの大富豪であるローレンス・ストロールによる惜しげない資金によって切り開かれたことは秘密ではなく、“お金持ちのパパに買ってもらったシート”だと揶揄された。

    だが、ランス・ストロールのF1デビューは順風満帆とはいかず、開幕3戦で連続リタイア。特に同じカナダ出身のジャック・ヴィルヌーヴは、フェリペ・マッサと比較してランス・ストロールの仕事は“哀れ”だと批判した。

    だが、母国グランプリとなったF1カナダGPでF1初ポイントを獲得したランス・ストロールは、続くF1アゼルバイジャンGPで3位表彰台を獲得した。

    1年を通したパフォーマンスで批判家に応えることができたかと質問されたランス・ストロールは「そう思っている。実際、僕は自分の実力をわかっている」と Autosport にコメント。

    「人々がそれを見たくないのなら、それは彼らの問題だ」

    「満足はしていないけど、自分が何か間違ったことを証明したとは思っていない。僕にとってそれは常にモチベーションとなっていた」

    「誰かが間違っていることを証明するのではなく、自分にできるベスト、自分が良い仕事をしていることを自分自身に証明することだ」

    「僕にとって何も変わってはいない。僕はこの苦しい時を過ごしてきた8か月前と同じ人間だ」

    ランス・ストロールは、11位のチームメイトのフェリペ・マッサとわずか3ポイント差の12位でシーズンを終えた。

    F1イタリアGPでは、ウェットコンディションで印象的なパフォーマンスを見せ、2名のドライバーにグリッド降格ペナルティがあったことでフロントローからレースをスタート。バクー後も5戦でポイントを獲得していr。
    「素晴らしい一年だった」とランス・ストロールはコメント。

    「素晴らしい結果もいくつか出せたし、記録(最年少フロントロースタート)も破ることができた」

    「ルーキーシーズンに向けて、シーズン序盤に40ポイントを獲得して今の順位にいると言われたら、間違いなくサインしていただろう」

    「もちろん、来年もっと強くなって向上するために冬の間に取り組まなければならないことはある」

    「経験を積んだことが役に立つだろう。でも、ルーキーシーズンとしての内容には本当に満足している」

  • トト・ヴォルフ 「私がウィリアムズにいたら将来有望な若手を起用する」

    トト・ヴォルフ 「私がウィリアムズにいたら将来有望な若手を起用する」

    メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ウィリアムズは2018年のランス・ストロールのチームメイトに“大胆”に将来有望な若手を起用するるべきだとの持論を展開している。

    ウィリアムズの2018年のシートはセルゲイ・シロトキンが最有力候補に挙げられており、ロバート・クビサ、ダニール・クビアト、ポール・ディ・レスタ、パスカル・ウェーレインといったドライバーが候補者に名を連ねている。

    だが、トト・ヴォルフは、ウィリアムズは将来に投資し、GP3チャンピオンのジョージ・ラッセルやヨーロッパF3選手権チャンピオンのランド・ノリスとなったドライバーをストロールと組ませるべきだとの持論を展開。とは言え、ウィリアムズは財政面でのサポートを必要であることも認識していると述べた。

    現状、ウィリアムズはSMPグループから1500万ドル(約17億円)を持ち込むとされるセルゲイ・シロトキンを起用もしくは開幕7戦で合計700万ドル(約7億8000円)というオファーを提示したロバート・クビサとの間で揺れているとされている。

    元ウィリアムズの株主だったトト・ヴォルフは「私が今日ウィリアムズにいたら、大胆にジョージ・ラッセルかランド・ノリス、もしくは(シャルル)ルクレールをクルマに乗せていただろう」と BBC にコメント。

    「次のスーパースターを育てるために過去にチャンピオンシップを獲得した本当に将来有望な才能のある子供たちだ」

    「とは言え、彼らが存続していくには財政的な現実があるし、彼らは正しい妥協を見つけなければならない」

    だが、メルセデスには関しては「すでに経験を積んでいる速いドライバーを雇うことが我々の戦略だ。メルセデスは学ぶための場所ではない」とトト・ヴォルフはコメント。

    「2017年のような困難なシーズンにおいて、我々はバルテリとルイスの間のポジティブなダイナミクスが資産だったと認識している」

    「これまでのところ、私はペアを継続したいと思っており、2018年は彼ら二人にコミットしている。だが、201年は非常にエキサイティングな新しい一年になる」

    「若手ドライバーがより多くの経験を積んでいくし、ダニエル・リカルドのような非常に優れたドライバーがフリーになる」

    「シーズンの最初の3分の1がどのように展開し、我々のクルマが十分に優れており、十分に強いかどうかを見ていきたい」

    「これが実際に我々が集中している部分であり、そのあと分析し、正しい決断ができることを願っている」

    メルセデスは、2018年に契約が切れるルイス・ハミルトンと新たに契約金は1億2000万ポンド(約182億円)の3年契約を結ぶとされている。一方、バルテリ・ボッタスは2017年、2018年ともに1年契約であり、バルテリ・ボッタスのパフォーマンスとともに2019年のメルセデスのシートは注目を集めることになりそうだ。

  • ウィリアムズ 「フェリペ・マッサも2018年の強力な候補者だった」

    ウィリアムズ 「フェリペ・マッサも2018年の強力な候補者だった」

    ウィリアムズの最高技術責任者を務めるパディ・ロウは、フェリペ・マッサがあまりに早い時期に2018年のF1シートについて決断を求めため、チームは彼にコミットすることができなかったと明かした。

    2016年に一度F1引退を表明したフェリペ・マッサだが、バルテリ・ボッタスがメルセデスに移籍したことで引退を撤回してF1復帰。ランス・ストロールを上回る結果を残して残留を希望していたものの、母国グランプリであるF1ブラジルGP前に二度目のF1引退を発表した。

    ウィリアムズは、まだフェリペ・マッサの後任ドライバーを発表しておらず、セルゲイ・シロトキン、ダニール・クビアト、そして、ロバート・クビサが候補として挙げられたまま新年を迎えることになる。

    パディ・ロウは、フェリペ・マッサも2018年のドライバー候補ではあったが、マッサがブラジルGPまでに答えを求めたため、候補から外さざるを得なかったと述べた。

    「フェリペはブラジル前に決定を必要としていたが、我々にはできなかった」とパディ・ロウは Autosport にコメント。

    「彼はまだ参戦中であり、強力な候補者だった。だが、我々はその時点でコミットメントすることができなかった」

    「そのため、我々は彼がチームから脱退し、引退することに合意した」

    それでも、パディ・ロウはフェリペ・マッサの貢献を称賛。たとえ何が起ころうとも信頼できるドライバーだったと語った。

    「彼はFW40のパフォーマンスの素晴らしいリファレンスだった」とパディ・ロウは語る。

    「常にガレージのどこかに優れたリファレンスが必要になる。実際、フェリペはあらゆるレースでリファレンスを提供してくれたし、それは本当に価値のあるものだった」

    「彼が方向性に迷うようなことはなかった。彼は常にランスのためにリファレンスを与えることができた。それはかなり優れたものだったと思っている」

  • ルノーF1 「セルゲイ・シロトキンはウィリアムズのF1シートに相応しい」

    ルノーF1 「セルゲイ・シロトキンはウィリアムズのF1シートに相応しい」

    ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2018年のウィリアムズのドライバー候補に挙げられているセルゲイ・シロトキンは、F1シートに値する実力の持ち主だと太鼓判を押す。

    過去2年間ルノーでリザーブドライバーを務めてきたロシア出身のセルゲイ・シロトキンは、アブダビで開催されたポストシーズンテストにウィリアムズから参加。2018年のランス・ストロールのチームメイト候補のなかで最有力候補だと考えられている。

    セルゲイ・シロトキンは、ロシアからの多くのスポンサーマネーを語られることが多いが、シリル・アビテブールは、それに匹敵する才能を持っていると考えている。

    「率直に言って、我々はずっとセルゲイに感銘を受けていた」とセルゲイ・シロトキンは Autosport にコメント。

    「彼の運には感銘できなかったがね。彼がチームのために走ったFP1での走行の2~3回で彼とはまったく関係のないクルマのメカニカルなトラブルが発生していたからね」

    「だが、ドライブできるときは、彼は本当にペースを示すことができていたし、クルマの理解力も非常に高い」
    また、シリル・アビテブールは、セルゲイ・シロトキンは素晴らしいフィードバックをチームにもたらしていると語り、F1での走行時間が少ないことを考えれば、それは驚くべき特性だと語る。

    「F1マシンでの経験がわずかしかないことを考えれば、それはかなり驚くべきことだと思う。彼の技術的なフィードバックの正確さは常にかなり有用だった」

    「実際、我々が今シーズンに行った開発のいくつかはセルゲイから受けたフィードバックが功を奏している。実際のクルマだけでなく、シミュレーターによるものもある」

    「ペース、ロイヤリティ、フォーカス、ワークという点で、彼はF1でチャンスを与えられるにふさわしいと本気で思っている」

    「彼がF1カーでチームメイトに対してどれくらい強いかを言うのは難しいことだが、彼はチャンスを与えられる必要があるのは確かだ。本当にそう思う」

    またシリル・アビテブールは、ルノーとしてもセルゲイ・シロトキンの能力を発展させていくことに貢献したと考えている。

    「彼には天性のスキルとスピードがあるが、現代のF1ではそれらのことは自動的に提供されるわけではない」

    「それらはチームがドライバーのためにい注いだ努力によって提供されるものでもある。我々は現行マシンや以前のクルマの走行距離という点でかなり多くを与えたと思っている。彼は12ヶ月前とは異なるドライバーになっている」

    「彼がウィリアムズに検討されているのであれば、それは我々が一緒に行ってきた作業のおかげもあると思う」

  • ロバート・クビサのバックにCVCキャピタル・パートナーズ

    ロバート・クビサのバックにCVCキャピタル・パートナーズ

    ロバート・クビサのウィリアムズでのF1復帰のために資金を提供するのはF1の元オーナー企業であるCVCキャピタル・パートナーズとF1ジャーナリストのジョー・サワードが自身のブログで解説している。

    現在、2018年についての最大の疑問のひとつはウィリアムズに残された空席。セルゲイ・シロトキンで確定かと思われたが、一転してロバート・クビサがシート候補に再浮上。ウィリアムズは来年1月までドライバー決定を延期している。

    フィンランドの MTV は、ロバート・クビサ側が開幕7戦で合計700万ドル(約7億8000円)というオファーを提示し、ウィリアムズがそれを真剣に検討していることがドライバー決定の遅れに繋がっていると報じてる。

    ウィリアムズは、2018年のランス・ストロールのチームメイトは金ではなく実力で選ぶと主張。F1アブダビテストでは、ロバート・クビサよりもセルゲイ・シロトキンの方が優れたパフォーマンスを発揮していたとされている。しかし、上位への返り咲きを目指すウィリアムズの財政状況は実際には厳しいとジョー・サワードは説明する。

    2014年と2015年はコンストラクターズ選手権3位という好成績を残したウィリアムズだが、2016年と2017年は5位に転落している。ウィリアムズはその伝統に対して1000万ドルの賞金が加えられるが、総額では倒すべきチームであるメルセデス、フェラーリ、レッドブル、マクラーレンには及ばない。

    2014年にはパストール・マルドナドのロータス移籍による契約解除金によって助けられ、ウィリアムズにはフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスを起用する財力があった。2017年はバルテリ・ボッタスのメルセデス移籍で同様の状況となり、さらにランス・ストロールがシート獲得のために資金をもたらしたことでフェリペ・マッサを雇う余裕があったが、2018年はその額は減額されるとみられている。そのため、ウィリアムズはFW41を開発していくためにさらなる資金が必要になっているという。

    そこでドライバー候補として残っているのが、1500万ドル(約17億円)を持ち込むとされるセルゲイ・シロトキン、700万ドル(約7億8000万円)を持ち込むとされるロバート・クビサという“ペイドライバー”の二人だ。

    セルゲイ・シロトキンにはロシアのSMPグループという資金源があることは理解されているが、過去にポーランドで資金を見つけることに苦労していたロバート・クビサがどこから資金を持ち込むのかには疑問の声も挙がっていた。

    ロバート・クビサのスポンサーを務めるのはポーランドのコンビニエンスストアのZabkaとエネルギー企業のPKP Energetykaの2つだという。そして、この2つの企業は2015年にCVCキャピタル・パートナーズに買収されている。Zabkaは、ポーランドで鉄道システムとネットワークのメンテナンス、ディーゼル機関車の燃料ステーション、電力やガスの再販も行っている。

    CVCキャピタル・パートナーズは、総額85億ドル(約8650億円)でリバティメディアにF1を買収したが、依然としてF1のマーケティング価値を評価しているとジョー・サワードは語る。

    では、なぜロバート・クビサよりも多くの資金を持ち込み、テストでも良い結果を残したセルゲイ・シロトキンがシートを獲得できないのだろう。

    セルゲイ・シロトキンは、2014年にロシアのザウバーの救済契約の一環としてF1デビューを果たす予定だったが、結局は実現しなかった過去がある。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と近しいSMP銀行を所有するローテンベルグ兄弟は、ウクライナ危機におけるロシアに対抗するアメリカとヨーロッパの制裁措置の対象に含まれており、ヨーロッパとアメリカの口座が凍結されている。

    だが、今回ロシアから資金が振り込まれることは間違いないとされている。ジョー・サワードによると、ウィリアムズと他のスポンサーがSMPとの提携を望んでいない可能性があるという。

    また、セルゲイ・シロトキンとの交渉を中断したのは、ウィリアムズがロバート・クビサがより多くの資金を提供できないかを確認しているためだとしている。ZabkaとPKP Energetykaは、年間売上が数億ドルの企業であり、より多くの資金を提供できる可能性がある。